JP2021061558A - 電話制御装置及び電話制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】転送元の電話端末の使用者に過剰な負荷を掛けることなく、転送先に対して、当該転送先が転送を拒否している発信元からの電話が転送されることがないようにする。【解決手段】電話制御装置1において、転送拒否登録部109は、転送拒否要求を送信した転送先電話端末の内線番号と、接続された転送対象の電話回線の発信元電話番号とを対応付けて、転送拒否DB105に登録する。転送元電話端末から電話回線の転送先を指示する内線番号を受け付けると、転送拒否判別部110は、当該内線番号に基づいて転送拒否DB105を参照し、接続した当該電話回線の発信元電話番号は転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じか否かを判別する。転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じ場合には転送拒否通知処理部111は、転送元電話端末に対して転送先が転送を拒否していることを通知する。【選択図】図4

Description

この発明は、いわゆるビジネスホンシステムにおいて用いられる転送機能を実現する装置であって、2以上の電話端末を収容可能な電話制御装置及び当該電話制御装置で用いられる電話制御方法に関する。
電話の機能として、着信拒否機能は一般的に知られている。例えば、特許文献1には、発信元が通話拒否対象であった場合は、通話拒否を告知する音声ガイダンスを通話路に流す構内交換機等に関する発明が開示されている。また、特許文献2には、管理サーバから最新の迷惑電話リストを取得し、発信元の電話番号に基づいて迷惑電話リストを参照し、迷惑電話である可能性があると判定された場合に通話を拒否することが可能な電話機等に関する発明が開示されている。このように、所定の着信に対して拒否するような技術は多数知られている。
特開2008−060674号公報 特開2014−007550号公報
これに対して、オフィス等で使用されるいわゆるビジネスホンシステムの場合、電話が直接本来の着信先(本来の着信者)宛てにかかってくる場合もあるが、多くの場合、所属する部署やグループの共通電話番号宛てに着信が入る。この場合、当該着信に対して新人等の一次応答者が取り次いで、本来の着信者が使用する電話端末に転送する場合が多い。このような場合、上述した特許文献1や特許文献2の技術を適用すると、ある人が着信拒否登録をした場合に、他の人にとっては迷惑電話ではない場合でも着信拒否されてしまうという問題を生じる。このため、単純に特許文献1や特許文献2の技術を適用することはできない。
また、転送を受けた本来の着信者が、一次応答者に今後○○からの着信は転送しないで欲しいと伝えてその後の転送を拒否することはできる。しかし、一次応答者は着信者毎に転送してはいけない発信元を覚えておく必要があり、一次応答者にとって大きな負担となってしまうという問題を生じている。
以上のことに鑑み、この発明は、転送元の電話端末の使用者に過剰な負荷を掛けることなく、転送先に対して当該転送先が転送を拒否している発信元からの電話が転送されることがないようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の電話制御装置は、
外線電話網に接続されると共に、配下に2以上の電話端末を収容することが可能な電話制御装置であって、
配下の電話端末が前記外線電話網からの着信に応答し、電話回線を接続した後に、前記電話回線を通じて通話が可能になる配下の転送先電話端末からの転送拒否要求を受け付ける第1の受付手段と、
前記第1の受付手段を通じて前記転送拒否要求を受け付けた場合に、前記転送拒否要求を送信した前記転送先電話端末の内線番号と、接続された転送対象の前記電話回線の発信元電話番号とを対応付けて、転送拒否情報記憶手段に登録する登録手段と、
電話回線を接続した配下の転送元電話端末からの当該電話回線の転送先を指示する内線番号を受け付ける第2の受付手段と、
前記第2の受付手段を通じて転送先を指示する前記内線番号を受け付けた場合に、前記内線番号に基づいて前記転送拒否情報記憶手段を参照し、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じであると判別した場合に、前記転送元電話端末に対して、転送先が着信を拒否していることを通知する通知手段と
を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明の電話制御装置によれば、当該電話制御装置は、外線電話網に接続されると共に、配下に2以上の電話端末を収容することが可能なものである。第1の受付手段により、配下の電話端末が外線電話網からの着信に応答し、電話回線(通話回線)を接続した後に、この電話回線を通じて通話が可能になる配下の転送先電話端末からの転送拒否要求が受けられる。当該転送要求が受け付けられると、登録手段により、当該転送拒否要求を送信した転送先電話端末の内線番号と、接続された転送対象の電話回線の発信元の電話番号(発信元電話番号)とが対応付けられて、転送拒否情報記憶手段に登録される。
第2の受け付け手段を通じて、電話回線を接続した配下の転送元電話端末からの当該電話回線の転送先を指示する内線番号が受け付けられたとする。この場合、判別手段により、当該内線番号に基づいて転送拒否情報記憶手段が参照され、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じか否かが判別される。判別手段により、接続した当該電話回線の発信元電話番号が、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じであると判別されると、通知手段により転送元電話端末に対して、転送先が着信を拒否していることが通知される。
このように、転送拒否要求に応じて、転送を拒否した転送先電話端末の内線番号と転送が拒否された発信元の発信元電話番号とが転送拒否情報記憶手段に登録される。この後においては、当該発信元電話番号からの着信に応じて接続された電話回線は、転送を拒否した当該転送先電話端末への転送は、電話制御装置によって行われないようにされる。
この発明の電話制御装置によれば、着信に応答し、電話回線を接続して、これを転送するようにした場合に、当該着信の発信元が転送先において転送を拒否されている相手先である場合には、転送先の使用者が介在することなく、転送を拒否するようにできる。
実施の形態の電話システムの構成例を説明するための図である。 実施の形態の電話端末の構成例を説明するためのブロック図である。 実施の形態の電話端末から電話制御装置への要求情報の例を説明するための図である。 実施の形態の電話制御装置の構成例を説明するための図である。 アドレス管理DB(Data Base)の格納データの例を説明するための図である。 転送拒否DB(Data Base)の格納データの例を説明するための図である。 着信通話履歴DB(Data Base)の格納データの例を説明するための図である。 転送拒否登録時の処理の例を説明するためのシーケンス図である。 転送拒否登録時の処理の他の例を説明するためのシーケンス図である。 転送拒否処理の例を説明するためのシーケンス図である。 転送拒否処理の他の例を説明するためのシーケンス図である。
以下、図を参照しながら、この発明の装置、方法の一実施の形態について説明する。以下に説明する実施の形態においては、この発明による装置、方法を、会社のオフィスなどに構築されるビジネスホンシステム(ボタン電話システム)の電話制御装置に適用した場合を例にして説明する。なお、ビジネスホンシステムは、電話制御装置が、複数の電話端末を収容して構成されるものである。この場合、電話制御装置は、内線と外線との間や内線同士の間をつなぐ小型の交換機として機能し、主装置などとも呼ばれるものである。
[電話システムの構成例]
図1は、この実施の形態の電話システムの構成例を説明するための図である。図1に示すように、電話制御装置1が、構内ネットワーク2を介して、複数の電話端末3(1)、3(2)、…3(n)を収容することにより、ビジネスホンシステム10が構成されている。電話制御装置1は、外線電話網4にも接続されている。外線電話網4は、公衆交換電話網、携帯電話網、IP電話網などを含む。なお、この実施の形態において、電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)のそれぞれは、IP電話端末であるものとして説明する。従って、電話制御装置1は、SIP(Session Initiation Protocol)サーバとしての機能を有するものである。もちろん、電話制御装置1に対しては、従来からのボタン電話装置を接続することもできる。
これにより、電話端末3(1)、3(2)、…3(n)のそれぞれは、電話制御装置1を介して、外線電話網4に接続されている他の電話端末5や携帯電話端末7などと外線通話を行うことができる。他の電話端末5は、単独で外線電話網4に接続されている場合もあれば、他のビジネスホンシステムの電話端末として外線電話網4に接続される場合もある。また、電話端末3(1)、3(2)、…3(n)のそれぞれは、電話制御装置1を介して、構内ネットワーク2に接続されている自機以外の他の電話端末と内線通話を行うことができる。
この実施の形態の電話システムのビジネスホンシステム10においては、例えば、代表電話番号や部署やグループの共通番号に着信が発生した場合、着信時点ではだれ宛の電話か分からない。このため、その時点において、電話に出ることができる者(一次応答者)が、まず着信に応答し、発信元が誰に電話を繋いで欲しいのか、つまり転送相手先(本来の着信者)を確認した上で、当該転送相手先が使用する電話端末に電話を転送する。
例えば、一次応答者が使用する電話端末が電話端末3(1)であり、転送相手先が使用する電話端末が電話端末3(n)であったとする。この場合、一時応答者は、自分が使用する電話端末3(1)の「転送ボタン」を操作し、発信元との間に接続した電話回線を保留状態にして、電話端末3(n)の内線番号をダイヤルし、電話端末3(n)を通じて転送相手先を呼び出す。
これに応じて、転送相手先が電話端末3(n)をオフフック操作することにより、呼び出しに応答すれば、一次応答者が、「AAA株式会社の〇〇様からお電話です。」のように、電話がかかってきていることを知らせる。この後、転送相手先が電話端末3(n)の「応答ボタン」を操作するなどの応答操作を行うことにより、保留状態の電話回線が電話端末3(n)に接続される。これにより、発信元の電話端末と転送相手先が使用する電話端末3(n)との間に電話回線が接続され、通話が可能になる。
しかし、転送相手先が自分に掛かってきている電話に出たくない場合もある。例えば、セールスや勧誘などの電話には出たくないといったことはよくある。そこで、この実施の形態のビジネスホンシステム10においては、電話制御装置1に収容される電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)のそれぞれに、転送拒否ボタン306Aを設けている。転送拒否ボタン306Aを除けば、電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)のそれぞれは、後述もするが、ハンドセット302、ディスプレイ304、テンキーなどからなる操作入力部306を備えた、従来からの電話端末と同様の外観を有するものである。
電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)のそれぞれにおいては、自分に電話が転送されてきている状態で、若しくは、転送されてきた電話に応答している状態で、転送拒否ボタン306Aを押下操作したとする。この場合、発信元の電話番号と転送拒否ボタン306Aが操作された電話端末の内線番号とが、対応付けられて転送拒否情報として電話制御装置1に登録される。この登録された転送拒否情報に基づいて、当該発信元より、再度電話がかかってきて、当該転送相手先に電話が転送するようにされた場合には、当該転送相手先が何ら関与することなく、電話制御装置1の機能により、転送を拒否することができるようにしている。
以下においては、まず、この実施の形態のビジネスホンシステムで用いられる電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)の構成例と、電話制御装置1の構成例について説明し、次に、そのそれぞれにおいて行われる処理について説明する。なお、この実施の形態において、電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)のそれぞれは、基本的に同様の構成を有し、同様の機能を実現するものである。このため、以下においては、特に区別して示す必要がある場合を除き、電話端末3(1)、3(2)、…、3(n)のそれぞれを総称して電話端末3と記載する。
[電話端末3の構成例]
図2は、実施の形態の電話端末3の構成例を説明するためのブロック図である。制御部310は、図示しないが、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、不揮発性メモリなどがCPUバスを通じて接続されて形成されたマイクロプロセッサである。制御部310は、電話端末3(1)の各部を制御する。また、制御部310は、パケット化されて送受される制御データや音声データなどの種々のデータの分解処理/生成処理も行う。
接続端301Tは、構内ネットワーク2への接続端を構成する。通信I/F301は、構内ネットワーク2を通じた電話制御装置1との接続を実現する。すなわち、通信I/F301は、自機宛てに送信されてきた信号を、自機において処理可能な形式の信号に変換して自機に取り込む処理を行う。また、通信I/F301は、自機から送信する信号を、送信用の信号に変換し、これを送出する処理を行う。この実施の形態の電話端末3は、接続端301T及び通信I/F301を通じて電話制御装置1に対して有線接続されている。
ハンドセット302は、スピーカ(受話器)とマイクロホン(送話器)とを備えたものである。また、電話端末3は、ハンドセット302が電話端末3の筐体の定位置に置かれているときにはオンフック状態となり、電話端末3の筐体の定位置から取り上げるとオフフック状態となるようにさている。このため、電話端末3においては、これらのフック状態を制御部310が把握できる構成が整えられている。
コーデック303は、制御部310においてパケット分解された音声データの供給を受けて、これを圧縮伸長してアナログ音声信号に変換し、オフフック状態のハンドセット302のスピーカに供給する。これにより、相手先からの音声がハンドセット302のスピーカから放音される。また、コーデック303は、オフフック状態のハンドセット302のマイクロホンにより収音されたアナログ音声信号をデジタル信号に変換し、これをデータ圧縮して制御部310に供給する。制御部310は、コーデック303からの音声データをパケット化して、これを通信I/F301及び接続端301Tを通じて相手先に送信する。
ディスプレイ304は、ディスプレイコントロールを備え、制御部310の制御の下、種々の情報をディスプレイ304の表示画面に表示する処理を行う。表示される情報には、入力した相手先の電話番号、発信元の電話番号、ガイダンスメッセージ、警告メッセージなど、種々の情報がある。放音部(リンガ)305は、制御部310の制御の下、着信時において着信音を放音させるものである。放音部305は、その他にも、例えば、誤操作の場合の警告音を放音したり、制御部310の制御の下、音声メッセージなどを放音したりすることもできるものである。
操作入力部306は、使用者からの操作入力を受け付けて、受け付けた情報を制御部310に提供する。操作入力部306には、テンキーや複数のファンクションキーなどが設けられている他、図1を用いて説明したように、転送拒否ボタン306Aが設けられている。要求情報形成部307は、制御部310の制御の下、操作入力部306を通じて受け付けた使用者からの指示入力に応じて、電話制御装置1に送信する要求情報を形成する。要求情報形成部307は、形成した要求情報を、通信I/F301及び接続端301Tを通じて構内ネットワーク2に送出し、電話制御装置1に提供する。
図3は、電話端末3から電話制御装置1への要求情報の例を説明するための図である。この実施の形態の電話端末3は、簡単には、図3に示すように、要求元内線番号、要求コード、その他の情報からなる要求情報を形成して、電話制御装置1に送信する。なお、要求コードには、例えば、保留や転送といった種々の機能に対応したものが定められているが、この実施の形態において、「転送拒否」に対応する要求コードは「99」となっているものとする。
このため、内線番号が「101」の電話端末3において、転送拒否ボタン306Aが押下操作されたとする。この場合には、要求元内線番号が「101」で、要求コードが「99」で、その他の欄が例えば空白である要求情報が要求情報形成部307で形成され、これが構内ネットワーク2を通じて、電話制御装置1に送信されることになる。
[電話制御装置1の構成例]
図4は、実施の形態の電話制御装置1の構成例を説明するための図である。接続端101Tは、外線電話網4への接続端を構成する。通信I/F(Interface)101は、外線電話網4を通じての通信処理を行う部分である。すなわち、通信I/F101は、外線電話網4を介して送信されて来る自機宛ての信号を、自機において処理可能な形式の信号に変換してこれを取り込む。また、通信I/F101は、自機から目的とする相手先に送信する信号を、送信用の形式の信号に変換してこれを外線電話網4に送出して相手先に送信する。
制御部102は、図示しないがCPU、ROM、RAM、不揮発性メモリなどを備えたマイクロプロセッサであり、電話制御装置1の各部を制御する。記憶装置103は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの、記録媒体とそのドライバとからなる装置部であり、種々のデータの記録媒体への記録、変更、削除を行う。記憶装置103は、必要となるデータやプログラムを記憶保持する他、種々の処理において生じる中間データを一時記憶する作業領域としても用いられる。
アドレス管理DB104は、HDDやSSDなどの記録装置部に作成され、自機に収容された電話端末についてのアドレス情報やその他の管理情報を記憶保持する。図5は、電話制御装置1のアドレス管理DB104の格納データの例を説明するための図である。図5に示すように、アドレス管理DB104には、電話制御装置1に収容するようにされる電話端末ごとに、「内線番号」、「IP(Internet Protocol)アドレス」、「ポート番号」、「その他」の各情報が記憶保持される。
「内線番号」は、電話制御装置1に収容するようにされる全ての電話端末に割り当てられる内線電話用の番号である。IPアドレスは、インターネットに接続可能な機器に対して、例えばDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバなどにより付与され、インターネットに接続可能な機器のそれぞれを一意に特定できる情報である。この実施の形態において、電話制御装置1に収容される話端末は、上述したようにIP電話端末であるので、各電話端末3にIPアドレスが割り当てられている。
ポート番号は、各電話端末3が用いるポートの番号である。「その他」としては、例えば、各電話端末3のMACアドレス(Media Access Control address)、URL(Uniform Resource Locator)など、必要となる種々の情報を付加することが可能である。アドレス管理DB104の格納データにより、電話制御装置1は、自機に収容するようにされた各電話端末を把握することができる。
転送拒否DB105は、HDDやSSDなどの記録装置部に作成され、転送拒否情報を記憶保持する。図6は、電話制御装置1の転送拒否DB105の格納データの例を説明するための図である。転送拒否情報は、転送拒否ボタン306Aを操作した電話端末3の内線番号と、当該電話端末3が転送拒否した発信元の電話端末の電話番号(発信元電話番号)と、登録日と、その他の情報からなるものである。発信元の電話番号は、転送拒否ボタン306Aが操作されたときに、当該電話端末3に転送するために保留にされている電話回線の発信元の電話番号である。あるいは、転送拒否ボタン306Aが操作された電話端末3との間で接続されている電話回線の発信元の電話番号である。登録日は、当該転送拒否データが形成され、転送拒否DB105に記録された時点の年月日である。また、その他の情報としては、必要になる可能性のある種々の情報を記憶するようにできる。転送拒否DB105に登録される転送拒否情報は、後述する転送拒否登録部109により形成されて登録される。
着信通話履歴DB106は、HDDやSSDなどの記録装置部に作成され、自機を通じて着信して電話回線を接続し通話を行った場合の着信通話履歴データを記憶保持する。なお、自機から発信して通話を行うようにした場合に形成される発信通話履歴データを記憶する発信通話履歴DBも存在するが、この発明には基本的に関係することがないため、図4への記載や詳細な説明は省略する。
図7は、着信通話履歴DB106の格納データの例を説明するための図である。図7に示すように、着信通話履歴DB106、電話制御装置1に掛かってきた電話についての履歴を管理するものであり、着信日時、発信元電話番号、応答端末、転送先1、転送先2、…、ステータス、通話時間からなる着信通話履歴データを管理する。着信日時は、当該電話制御装置1に着信が発生した日時(年月日及び時刻)である。発信元電話番号は、電話をかけてきた発信元の電話番号である。
応答端末は、着信に対して最初に応答した電話端末3の内線番号であり、転送先1、転送先2、…は、応答端末の後に転送先となった電話端末3の内線番号である。この実施の形態のビジネスホンシステム10の場合には、転送を複数回繰り返すことが可能であり、転送先1が一番古く、転送先2、転送先3、…と行くに従って、新しい転送先となる。この実施の形態の電話制御装置1は、例えば5回までの転送先の内線番号を管理できるものとする。もちろん、5回以上転送が行われる場合を管理できるようにすることも可能である。例えば、転送先の管理エリアを可変とするように構成することも可能である。
ステータスは、「呼び出し中」、「通話中」、「保留中」、「通話終了」といった、その時点の電話回線の使用状態を示す情報が格納される。例えば、電話端末3の転送ボタンが操作されると、ステータスは「保留中」になり、転送先エリアに、転送ボタンが操作された電話端末3から入力された内線番号(転送先の内線番号)が入力される(更新される)。通話時間は、着信に応答して電話回線を接続してから当該電話回線が解放されるまでの時間が入力される。この着信通話履歴データは、制御部102により形成され、着信通話履歴DB106に記録され、更新される。
接続端107Tは、構内ネットワーク2への接続端を構成する。接続I/F(Interface)107は、電話制御装置1と、構内ネットワーク2を通じて電話制御装置1に収容される電話端末3(1)〜3(n)との間の通信を可能にする。従って、電話制御装置1から電話端末3(1)〜3(n)への信号は、接続I/F107において送信用の形式の信号に変換されて、電話端末3(1)〜3(n)に送信される。また、電話端末3(1)〜3(n)からの信号は、接続I/F107において自機において処理可能な形式の信号に変換されて取り込まれる。
呼制御部108は、制御部102の制御の下、アドレス管理DB104の管理情報を用い、電話端末3(1)〜3(n)の発信、着信、応答、切断の呼制御を行う。呼制御部108は、図4に示すように、発信制御部1081と、着信制御部1082とを備えている。呼制御部108は、配下の電話端末3(1)〜3(n)から発信(発信要求)を受け付けると、発信制御部1081が機能して、指示された相手先を呼び出すようにし、当該相手先が応答してきたら電話回線を接続して通話を可能にする。
また、呼制御部108は、自機宛ての着信(相手先からの発信通知)を受け付けた場合には、着信制御部1082が機能して、配下の電話端末3(1)〜3(n)に着信通知を行う。これにより、電話端末3(1)〜3(n)では、放音部305より呼び出し音が放音され、着信の発生は通知される。電話端末3(1)〜3(n)のいずれかにおいて、着信に応答する操作(オフフック操作)がなされると、着信制御部1082は、これを検知して、着信に応答し、オフフックがされた配下の電話端末3との間に電話回線を接続して通話を可能にする。
この後、接続した電話回線を保留にしたり、転送したり、解放したりする処理は、配下の電話端末3(1)〜3(n)からの要求に応じて、制御部102の制御の下に処理される。なお、制御部102は、配下の電話端末3(1)〜3(n)が備えるLED(Light Emitting Diode)の点灯/消灯制御やディスプレイ304への表示制御なども行う。
図4において転送拒否登録部109、転送拒否判別部110、転送拒否通知処理部111が、この実施の形態のビジネスホンシステム10における転送拒否機能を実現するための主要部となる。電話制御装置1の配下の電話端末3(1)〜3(n)からの転送拒否要求(図3)は、接続端107T及び接続I/F107を通じて受け付けられる。この場合、制御部102の制御の下、転送拒否登録部109が機能して、図6を用いて説明した転送拒否情報を形成し、これを転送拒否DB105に記録する。
この場合、転送拒否情報の内線番号には、転送拒否要求の要求元内線番号が用いられる。また、転送拒否情報の発信元電話番号は、着信通話履歴DB106に記録されている情報であって、ステータスが「保留」で、最新の転送先が要求元内線番号と同じ内線番号である着信通話履歴情報の発信元電話番号が用いられる。また、転送拒否情報の発信元電話番号は、着信通話履歴DB106に記録されている情報であって、ステータスが「通話中」で、最新の転送先が要求元内線番号と同じ内線番号である着信通話履歴情報の発信元電話番号が用いられる場合もある。
このように、転送拒否登録部109は、電話端末3からの転送拒否要求と、着信通話履歴DB106の格納データとに基づいて転送拒否情報を形成し、これを転送拒否DB105に記録する処理を行う。なお、転送拒否情報の登録日は、図示しないが、電話制御装置1が備える時計回路が提供するシステム日付を用いることができる。
転送拒否判別部110は、電話回線を接続した配下の電話端末3から転送要求と転送先を指示する内線番号を受け付けた場合に、接続中の電話回線の発信元は、転送先の電話端末3において、転送が拒否されているか否かを判別する。具体的に転送拒否判別部110は、受け付けた内線番号に基づいて転送拒否DB105を参照し、転送を拒否している発信元の電話番号(発信元電話番号)を特定する。転送を拒否している発信元の電話番号が特定できた場合に、その発信元の電話番号が、現在転送しようとしている接続中の電話回線の発信元の電話番号と同じか否かを、着信通話履歴DB106の対応情報に基づいて判別する。この場合の着信通話履歴DB106の対応情報は、ステータスが保留中で、最新の転送先が転送要求と共に受け付けた内線番号と同じ内線番号のものとなる。
転送拒否判別部110において、接続中の電話回線の発信元は、転送先の電話端末3において転送が拒否されている発信元であると判別されたとする。この場合、制御部102の制御の下、転送拒否通知処理部111が機能し、転送要求を送信してきた電話端末3に対して、転送拒否通知を送信する。当該転送拒否通知は、「転送先では、転送を拒否しています。」、あるいは、「転送先では、転送を拒否しています。電話を繋げないことを通知して通話を終了して下さい。」といったものとなる。これにより、転送元の電話端末の使用者は、発信元に対して電話を繋げないことを知らせ、オンフック操作を行って、当該発信元との間に接続されている電話回線を解放することになる。
このように、この実施の形態のビジネスホンシステム10の電話端末3の使用者は、自分に転送するようにされた電話回線の発信元が、応答したくない相手先であったとする。この場合に、電話端末3の使用者は、転送拒否ボタン306Aを押下操作することにより、電話制御装置1において、転送拒否情報を形成し、これを登録しておくことができる。転送拒否情報を電話制御装置1に登録した後においては、転送先となる電話端末3の使用者は、一切、自分が使用する電話端末3に触ることなく、自分宛に掛かって来た転送を拒否した発信元からの電話の転送を確実に拒否することができる。
[転送拒否登録処理と転送拒否処理]
次に、上述した構成を有する電話端末3と電話制御装置1とで構成されるこの実施の形態のビジネスホンシステム10で行われる転送拒否情報を形成して登録する転送拒否登録処理と、実際に転送を拒否する場合の転送拒否処理について説明する。以下においては、着信には電話端末(1)を用いて応答し、この電話端末3(1)から電話端末3(n)に電話を転送する場合を例にして説明する。
なお、転送拒否登録処理には、転送先において発信元とはコンタクトせずに転送拒否登録を行う処理(転送拒否登録処理1)と、転送先において発信元とコンタクトしてから転送拒否登録を行う処理(転送拒否登録処理2)とがある。また、転送拒否処理には、着信には応答し、転送先の指示も行われるが、転送先が着信を拒否している場合に、転送元に転送拒否を通知する処理(転送拒否処理1)と、転送拒否に関する処理を全て電話制御装置1で行う(転送拒否処理2)とがある。以下においては、そのそれぞれについて具体的に説明する。
[転送拒否登録処理1]
図8は、ビジネスホンシステム10で行われる転送拒否登録処理1を説明するためのシーケンス図である。まず、図8の右上端に示すように、外線電話網4に接続された電話端末(以下、発信端末と記載する。)5から、電話制御装置1に割り当てられている代表電話番号に電話がかけられたとする(ステップS1)。発信端末5からの着信が通知された電話制御装置1は、着信制御部1082が機能し、配下の電話端末3(1)〜3(n)に対して着信通知を行う(ステップS2)。これにより、電話端末3(1)〜3(n)のそれぞれでは、着信鳴動を行い、着信が発生したことを自機の使用者に通知する。
この場合に、電話端末3(1)が、一次応答端末として当該着信に応答すると、これが電話制御装置1に通知される(ステップS3)。電話制御装置1は、応答があったことを発信端末5に通知し(ステップS4)、発信端末5と一次応答端末である電話端末3(1)との間に電話回線を接続し、通話をできる状態にする(ステップS5)。これにより、発信端末5の使用者(発信者)と電話端末3(1)の使用者が通話を行うことにより、発信者が目的とする転送相手先が、電話端末3(n)の使用者であることが判明したとする。
電話端末3(1)の使用者は、接続された電話回線を通じて発信端末5の使用者に対して、目的とする転送相手先に電話を繋ぐので、待つよう伝え、電話端末3(1)の転送ボタンを押下操作する。これにより、電話端末3(1)から電話制御装置1に対して、転送要求が送信される(ステップS6)。この場合、電話端末3(1)が転送元電話端末となる。転送要求を受けた電話制御装置1は、発信端末5との間に接続した電話回線を保留状態にし、当該電話回線を通じて発信端末5に対して保留音(保留状態を知らせるメロディー音など)を提供して、保留通知を行う(ステップS7)。
転送元電話端末3(1)の使用者は、転送元電話端末3(1)を通じて目的とする転送相手先の電話端末である電話端末3(n)の内線番号を入力し、電話制御装置1に提供する(ステップS8)。電話制御装置1は、転送相手先の電話端末である電話端末3(n)の内線番号を受け付けると、電話端末3(n)を鳴動させるようにして呼び出しを行う(ステップS9)。この呼び出しに応じて、電話端末3(n)の使用者が応答操作(オフフック操作)を行うと、これが電話制御装置1に通知される(ステップS10)。これにより、電話制御装置1は、転送元電話端末3(1)と転送先電話端末3(n)との間に、内線回線を接続し、通話を可能にする(ステップS11)。また、この場合に、電話端末3(n)が、転送先電話端末になる。
転送元電話端末3(1)の使用者は、転送先電話端末3(n)の使用者に対して、例えば、「AAA株式会社の○○さんから電話です。」のように、電話がかかってきており、電話を繋ぐことを、接続した内線回線を通じて伝えることになる。この場合に、転送先電話端末3(n)の使用者が、当該発信元からの電話出る必要はないと判断し、以降の転送も拒否したいと判断したとする。この場合、転送先電話端末3(n)の使用者は、転送先電話端末3(n)の転送拒否ボタン306Aを押下操作する(ステップS12)。これにより、転送先電話端末3(n)においては、は転送拒否要求が形成され、これが電話制御装置1に送信される(ステップS13)。
この後、電話制御装置1は、転送元電話端末3(1)に対して、内線回線の切断要求を送信して、ステップS11において、転送先電話端末3(n)との間で接続した内線回線を解放する(ステップS14)。更に、電話制御装置1は、例えば、「転送が拒否されました。」などといったガイダンス音声を、転送元電話端末3(1)に提供する(ステップS15)。電話制御装置1では、転送拒否登録部109が機能し、転送先電話端末3(n)の内線番号と、現在保留状態になっている電話回線の発信元である発信端末5の電話番号と対応付けた転送拒否情報を形成し、これを転送拒否DB105に登録する(ステップS16)。
転送元電話端末3(1)の使用者は、例えば、応答ボタンを押下操作するなどの、ステップS6において保留状態にした発信端末5との間に接続した電話回線の保留状態を解除する操作を行う(ステップS17)。これにより、電話制御装置1は、転送元電話端末3(1)と発信端末5との間に、再度、電話回線を接続して通話が可能な状態にする(ステップS18)。これにより、転送元電話端末3(1)の使用者は、電話を繋げない旨を発信端末5の使用者に通知し、オンフック操作して(ステップS19)、当該電話回線を解放する。
この転送拒否登録処理1の場合には、転送先電話端末3(n)の使用者は、1度も発信端末5の使用者と通話を行うことなく、転送を拒否することができる。更に、電話制御装置1において、電話端末3(n)が発信端末5からの着信の転送を拒否する転送拒否情報を形成して、転送拒否DB105に登録することもできる。
[転送拒否登録処理2]
図9は、転送拒否登録時の処理の他の例である転送拒否登録処理2を説明するためのシーケンス図である。図8の転送拒否登録処理1の場合には、発信元が誰かが分かることにより転送拒否することの判断ができる場合の例である。しかし、実際には、通話をしてみて、この発信元からの電話の転送は受けたくないと判断できる場合もある。この転送拒否登録処理2は、発信元との間で通話をした後に転送拒否登録を行うようにするものである。
図9と図8とを比較すると分かるように、ステップS1〜ステップS11までの処理は転送拒否登録処理1と同様に行われる。すなわち、発信端末5から掛かって来た電話に(ステップS1、S2)、電話端末3(1)が応答し(ステップS3、S4)、発信端末5と電話端末3(1)との間に電話回線が接続される(ステップS5)。この後、電話端末3(1)が転送操作を行うことにより、接続した電話回線を保留状態にし(ステップS6、S7)、内線番号を入力して(ステップS8)、電話端末3(n)を呼び出す(ステップS9)。電話端末3(n)の使用者が応答操作をすることにより(ステップS10)、電話端末3(1)と電話端末3(n)との間に内線回線が接続される(ステップS11)。すなわち、この転送拒否登録処理2の場合にも、電話端末3(1)が転送元電話端末となり、電話端末3(n)が転送先電話端末となる。
この転送拒否登録処理2の場合には、転送先電話端末3(n)の使用者が、発信端末5との間に接続し、保留状態になっている電話回線を引き継ぐことを転送元電話端末3(1)の使用者に内線回線を通じて口頭で伝える。この場合、転送元電話端末3(1)の使用者は、転送元電話端末3(1)においてオンフック操作をすることにより、これを電話制御装置1に通知して、接続した内線回線を切断し(ステップS21)、電話の引継ぎを終了する。
一方、転送先電話端末3(n)の使用者は、例えば、応答ボタンを押下操作するなどの応答操作を行うことにより(ステップS22)、応答要求を電話制御装置1に通知する(ステップS23)。これにより、ステップS6、S7で保留状態にした発信端末5との間に接続した電話回線が、転送先電話端末3(n)に引き継がれ、発信端末5と転送先電話端末3(n)との間で通話が可能になる(ステップS24)。転送先電話端末3(n)の使用者は、発信端末の使用者と通話をした結果、自分には必要のない電話であり、二度と応答したくないと判断したとする。
この場合、転送先電話端末3(n)の使用者は、転送先電話端末3(n)の転送拒否ボタン306Aを押下操作する(ステップS25)。転送先電話端末3(n)からは転送拒否要求が形成されて、電話制御装置1に送信される(ステップS26)。電話制御装置1では、転送拒否要求を受信すると、転送拒否登録部109が機能し、転送先電話端末3(n)の内線番号と、発信端末5の電話番号(発信元電話番号)と対応付けた転送拒否情報を形成し、これを転送拒否DB105に登録する(ステップS27)。
ここでは、電話制御装置1において、図7を用いて説明したように、着信通話履歴DB106において、現在、転送先電話端末3(n)との間で接続されている電話回線の発信元である発信端末5の電話番号(発信元電話番号)を把握している。このため、転送先電話端末3(n)からの転送拒否要求(図3)と着信通話履歴DB106で管理されている情報(図7)に基づき、図6を用いて説明した転送拒否情報を形成して、転送拒否DB105に登録できる。
この後、転送先電話端末3(n)の使用者は、発信端末5の使用者に、例えば、業務に関係がないため、以後の電話はお断りする旨を伝え、オンフック操作をすることにより(ステップS28)、発信端末5との間に接続した電話回線を解放する。このように、この転送拒否登録処理2の場合には、転送先電話端末3(n)の使用者が、発信元である発信端末5の使用者と通話した上で、次回以降、転送を拒否する相手か否かを判断することができる。この場合にも、発信元である発信端末5から掛かって来た電話の転送を拒否すると判断した場合には、転送拒否ボタン306Aの押下操作という簡単な操作で、電話制御装置1に対して、転送拒否情報の登録を行うことができる。
[転送拒否処理1]
次に、上述した転送拒否登録処理1(図8)または転送拒否登録処理2(図9)によって、転送拒否情報が電話制御装置1の転送拒否DB105に登録された後に、転送を拒否した相手先から電話かかってきた場合の処理について説明する。図10は、転送拒否処理1を説明するためのシーケンス図である。この場合においても、発信端末5から掛かって来た電話に、最初に電話端末3(1)を通じて応答し、電話端末3(n)に転送する場合を例にして説明する。従って、電話端末3(1)が転送元電話端末となり、電話端末3(n)が転送先電話端末となる。
図10に示す処理においても、ステップS1〜ステップS8までの処理は、図8、図9に示した処理と同様に行われる。すなわち、発信端末5から掛かって来た電話に(ステップS1、S2)、転送元電話端末3(1)が応答し(ステップS3、S4)、発信端末5と転送元電話端末3(1)との間に電話回線が接続される(ステップS5)。この後、転送元電話端末3(1)が転送操作を行うことにより(ステップS6)、接続した電話回線を保留状態にし(ステップS7)、転送先電話端末3(n)の内線番号を入力して(ステップS8)、転送先電話端末3(n)を呼び出すようにする。
この場合、電話制御装置1の転送拒否判別部110は、転送拒否判別処理を行う(ステップS31)。具体的に、転送拒否判別部110は、転送要求を送信してきた転送元電話端末3(1)からの転送先の内線番号に基づいて、転送拒否DB105を参照し、転送先電話端末3(n)が転送を拒否している発信元があるか否かを判別する。転送を拒否している発信元がある場合には、転送拒否DB105の登録情報に基づいて、その発信元電話番号を特定する。この特定した発信元電話番号と、現在、転送のために保留状態にしている電話回線の発信元の電話番号が、一致するか否かにより、転送を拒否するか否かを判別する。
なお、ステップS31においては、転送を拒否している発信元が複数ある場合には、その複数の発信元の発信元電話番号を特定する。この特定した複数の発信元電話番号と、着信通話履歴DB106の履歴情報であって、ステータスが「保留中」で、転送先が電話端末3(n)の内線番号が入力されている履歴情報の発信元電話番号とを比較する。当該比較した電話番号が、一致するか否かにより、転送を拒否するか否かを判別することができる。ステップS31の判別処理で転送が拒否されていないと判別されたときには、図8、図9を用いて説明したように、転送先電話端末3(n)を呼び出して、転送を行うようにする。
ステップS31の判別処理で転送が拒否されていると判別されたときには、転送拒否通知処理部111が機能し、転送元電話端末3(1)に対して、転送が拒否されていることを通知する音声ガイダンスを提供する(ステップS32)。当該音声ガイダンスは、例えば、「転送先では、転送を拒否しています。」、あるいは、「転送先では、転送を拒否しています。電話を繋げないことを通知して通話を終了して下さい。」といったものとなる。また、音声ガイダンス以外にも表示ガイダンスを提供してもよく、音声ガイダンスと表示ガイダンスとを合わせて提供してもよい。これにより、転送元電話端末3(1)の使用者は、応答ボタンを押下するなどの保留解除処理を行い(ステップS33)、保留状態にしていた発信端末5との間の電話回線を接続する(ステップS34)。
これにより、転送元電話端末3(1)と発信端末5との間で通話が可能になるので、転送元電話端末3(1)の使用者は、電話を繋げない旨を発信端末5の使用者に通話により通知し、オンフック操作を行う(ステップS35)。これにより、発信端末5との間に接続した電話回線は解放される。このように、転送拒否情報を電話制御装置1の転送拒否DB105に登録しておけば、転送先電話端末3(n)の使用者は、その後に発信端末5から何度電話がかかってきても、一切応答することなく、転送を拒否できる。
[転送拒否処理2]
図10を用いて説明した転送拒否処理1の場合には、転送先電話端末3(n)は転送を拒否する処理に関し、一切かかわることが無い。しかし、転送元電話端末3(1)の使用者は、発信端末5の使用者に電話を繋げない旨を伝えるなどの対応を行わなければならない。そこで、転送元電話端末3(1)の使用者の手を煩わせることが無いようにすることを考える。
図11は、転送拒否処理2を説明するためのシーケンス図である。図11に示すように、発信端末5から電話がかかってきたとする(ステップS1)。この場合に、電話制御装置1の転送拒否判別部110は、転送拒否判別処理を行う(ステップS41)。この転送判別処理は、掛かって来た電話(着信)の発信元から通知される電話番号(発信元電話番号)が、転送拒否DB105に登録されているか否かを判別する処理である。
ステップS41の判別処理において、発信元電話番号が、転送拒否DB105に登録されていないことが確認できたとする。この場合には、図10のステップS1〜ステップS8に示したように、電話端末3(1)〜3(n)に着信通知を行うようにして、応答する処理が行われることになる。
ステップS41の判別処理において、発信元電話番号が、転送拒否DB105に登録されていることが確認できた場合には、電話制御装置1は、当該着信に自動応答する(ステップS42)。次に、転送拒否通知処理部111が機能し、例えば、「お電話をお繋ぎすることができません。申し訳ございません。」といった音声ガイダンスを発信端末5に提供し(ステップS43)、接続した電話回線を解放するようにする。
なお、ステップS41の処理においては、正確性を維持するため、着信通話履歴DB106の履歴情報と転送拒否DB105の登録情報とを突き合わせる処理を行ってもよい。この突き合わせ処理は、同じ発信元電話番号からの着信であっても、転送拒否登録をしていない電話端末3の存在を確認する処理である。
同じ発信元電話番号からの着信であっても、転送拒否登録をしていない電話端末3が存在しなかったとする。この場合には、上述したステップS42、ステップS43の処理により、電話端末3(1)〜3(n)には、着信を通知することなく、自動応答して、電話を繋げない旨のガイダンスを提供した上で、電話回線を解放する処理を行う。
これに対し、同じ発信元電話番号からの着信であっても、転送拒否登録をしていない電話端末3の存在が確認できた場合には、転送拒否登録をしている電話端末3が存在していても、当該発信元について転送拒否された相手先とは判別しない。この場合には、図10を用いて説明したように、配下の電話端末(1)〜3(n)に着信を通知し応答を促すようにする。これにより、一部の使用者によっては、転送が拒否されている発信元であっても、他の使用者によっては、転送が拒否されていなければ、電話の転送に応じ、その後の処理は、図10を用いて説明した転送拒否処理1に準拠した処理を行えばよい。
このように、転送拒否処理2の場合には、できるだけ転送元電話端末3の使用者の手もかからないようにすることができる。また、着信通話履歴DB106の履歴情報と転送拒否DB105の登録情報とを突き合わせる処理を採用することにより、転送拒否の正確性も維持でき、真に転送が拒否されている発信元からの着信について、転送を拒否することができる。
[実施の形態の効果]
上述した実施の形態の場合には、電話端末3の使用者は、電話端末3の転送拒否ボタン306Aを押下操作するだけで、転送拒否情報を電話制御装置1に登録できる。これにより、当該伝送拒否情報を用いることによって、転送を拒否したい相手先からの電話の再度の転送を確実に回避できる。しかも、この場合に転送元電話端末3の使用者が、どの電話端末3の使用者が、どの発信元からの転送を拒否しているかといった情報を把握しておく必要は全くなく、転送元電話端末3の使用者の負荷が大きくなることもない。
また、転送拒否情報を登録する際における転送を拒否するか否かの判断は、発信元の電話端末の使用者と実際に通話をすることなく判断し、転送拒否登録を行うこともできる。また、発信元の電話端末の使用者と実際に通話をして判断し、転送拒否登録を行うこともできる。従って、転送拒否の判断を適切に行うことができる。これらのことを通じて、自分にとって必要のない相手先からの電話の転送を、他の人の手をできるだけ煩わせることが無いようにして拒否することが可能になる。
[変形例]
なお、上述した実施の形態では、電話端末3(1)が転送元、電話端末3(n)が転送先となる場合を例にして説明したが、これに限るものではない。電話制御装置1に収容された電話端末3(1)〜3(n)のいずれもが、転送元となることができるし、また、転送先となることができる。
また、上述した実施の形態では、転送は1回だけ行われる場合を例にして説明したが、これに限るものではない。上述したように、着信通話履歴DB106には、複数回行われた転送のそのそれぞれの転送先の記録を取っておくことができる。このため、転送が複数回行われたとしても、転送拒否ボタン306Aを操作した最後の転送先について、転送拒否情報を登録し、次回からの転送を自動的に拒否できる。
また、上述した実施の形態では、図8、図9を用いて説明したように、転送拒否ボタン306Aは、実際に転送元から電話を転送するようにされた転送先電話端末において操作されるものとして説明した。しかし、これに限るものでは。例えば、図8を用いて説明した転送拒否登録処理1のステップS11で、転送元電話端末3(1)の使用者と、転送先電話端末3(n)の使用者が通話を行ったとする。この場合に、ステップS11において、転送先電話端末3(n)の使用者が、転送元電話端末3(1)の使用者に転送を拒否すすることを伝えたとする。
この場合においては、転送元電話端末3(1)の使用者が、転送元電話端末3(1)の転送拒否ボタン306Aを押下操作して、転送拒否情報を電話制御装置1に登録するようにしてもよい。この場合、転送元電話端末3(1)を通じて入力された転送先電話端末3(n)の内線番号を、着信通話履歴DB106の最新の転送先の欄に更新しておく。これにより、着信通話履歴DB106の情報に基づいて、要求元内線番号を転送先電話端末3(n)とし、発信元電話番号を発信端末5の電話番号とする転送拒否要求を形成し、電話制御装置1の送信することができる。
すなわち、転送先電話端末3(n)の使用者からの要請を受けて、転送元電話端末3(1)の使用者が転送元電話端末3(1)を用いて転送拒否登録を行うことができる。つまり、転送先電話端末3(n)の使用者が行うべき転送拒否登録のための操作を、転送元電話端末3(1)の使用者が行うこともできるようにされる。
また、上述した実施の形態では、電話端末3(1)〜3(n)のそれぞれに転送拒否ボタン306Aを設けるものとして説明したが、これに限るものではない。電話端末3(1)〜3(n)のそれぞれに設けられている、種々の機能を割り付けることができる、いわゆるフレキシブルキーのいずれかに、転送拒否ボタンとしての機能を割り付けるようにしてもよい。
[その他]
なお、上述した実施の形態の説明からも分かるように、請求項の第1の受付手段の機能は、実施の形態の電話制御装置1のLAN接続端107T及び接続I/F107と制御部102が協働そして実現する。また、請求項の登録手段の機能は、電話制御装置1の転送拒否登録部109が実現する。また、請求項の第2の受付手段の機能は、実施の形態の電話制御装置1のLAN接続端107T及び接続I/F107と制御部102が協働そして実現する。また、請求項の判別手段の機能は、電話制御装置1の転送拒否判別部110が実現し、請求項の通知手段の機能は、電話制御装置1の転送拒否通知処理部111が実現する。
また、図8〜図11のシーケンス図を用いて説明した方法が、この発明による電話制御方法の一実施の形態が適用されたものである。また、図8〜図11のシーケンス図を用いて説明した電話制御装置1で行われ処理を実行するプログラムを形成し、これを電話制御装置に搭載して実行可能にすることによって、この発明の電話制御装置を実現できる。
また、電話制御装置1の転送拒否登録部109、転送拒否判別部110、転送拒否通知処理部111の各部の機能は、例えば、電話制御装置1の制御部102において実行されるプログラムによって実現できる。すなわち、転送拒否登録部109、転送拒否判別部110、転送拒否通知処理部111の各部の機能は、プログラムにより、制御部102の機能として実現することもできる。
1…電話制御装置、101T…接続端、101…通信I/F、102…制御部、103…記憶装置、104…アドレス管理DB、105…転送拒否DB、106…着信通話履歴DB、107…接続I/F、107T…接続端、108…呼制御部、1081…発信制御部、1082…着信制御部、109…転送拒否登録部、110…転送拒否判別部、111…転送拒否通知処理部、2…構内ネットワーク、3、3(1)〜3(n)…電話端末、301T…接続端、301…通信I/F、302…ハンドセット、303…コーデック、304…ディスプレイ、305…放音部(リンガ)、306…操作入力部、307…要求情報形成部、310…制御部、4…外線電話網、5…電話端末、6…基地局、7…携帯電話端末

Claims (4)

  1. 外線電話網に接続されると共に、配下に2以上の電話端末を収容することが可能な電話制御装置であって、
    配下の電話端末が前記外線電話網からの着信に応答し、電話回線を接続した後に、前記電話回線を通じて通話が可能になる配下の転送先電話端末からの転送拒否要求を受け付ける第1の受付手段と、
    前記第1の受付手段を通じて前記転送拒否要求を受け付けた場合に、前記転送拒否要求を送信した前記転送先電話端末の内線番号と、接続された転送対象の前記電話回線の発信元電話番号とを対応付けて、転送拒否情報記憶手段に登録する登録手段と、
    電話回線を接続した配下の転送元電話端末からの当該電話回線の転送先を指示する内線番号を受け付ける第2の受付手段と、
    前記第2の受付手段を通じて転送先を指示する前記内線番号を受け付けた場合に、前記内線番号に基づいて前記転送拒否情報記憶手段を参照し、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じであると判別した場合に、前記転送元電話端末に対して、転送先が着信を拒否していることを通知する通知手段と
    を備えることを特徴とする電話制御装置。
  2. 請求項1に記載の電話制御装置であって、
    前記転送先電話端末は、前記転送元電話端末により、転送先して内線番号が指示された電話端末であることを特徴とする電話制御装置。
  3. 請求項1に記載の電話制御装置であって、
    前記転送先電話端末は、前記転送元電話端末により、転送先して内線番号が指示され、当該電話回線を引き継いて接続した電話端末であることを特徴とする電話制御装置。
  4. 外線電話網に接続されると共に、配下に2以上の電話端末を収容することが可能な電話制御装置で用いられる電話制御方法であって、
    配下の電話端末が前記外線電話網からの着信に応答し、電話回線を接続した後に、第1の受付手段を通じて、前記電話回線を通じて通話が可能になる配下の転送先電話端末からの転送拒否要求を受け付ける第1の受付工程と、
    前記第1の受付工程を通じて前記転送拒否要求を受け付けた場合に、登録手段が、前記転送拒否要求を送信した前記転送先電話端末の内線番号と、接続された転送対象の前記電話回線の発信元電話番号とを対応付けて、転送拒否情報記憶手段に登録する登録工程と、
    第2の受け付け手段を通じて、電話回線を接続した配下の転送元電話端末からの当該電話回線の転送先を指示する内線番号を受け付ける第2の受付工程と、
    前記第2の受付工程を通じて転送先を指示する前記内線番号を受け付けた場合に、判別手段が、前記内線番号に基づいて前記転送拒否情報記憶手段を参照し、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程において、接続した当該電話回線の発信元電話番号は、転送先が転送を拒否している発信元の電話番号と同じであると判別した場合に、通知手段が、前記転送元電話端末に対して、転送先が着信を拒否していることを通知する通知工程と
    を有することを特徴とする電話制御方法。
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