JP2013251709A - 電話転送管理システム - Google Patents

電話転送管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013251709A
JP2013251709A JP2012124749A JP2012124749A JP2013251709A JP 2013251709 A JP2013251709 A JP 2013251709A JP 2012124749 A JP2012124749 A JP 2012124749A JP 2012124749 A JP2012124749 A JP 2012124749A JP 2013251709 A JP2013251709 A JP 2013251709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone
individual
transfer
processing method
personal use
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012124749A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Umetsubo
治 梅坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Wave Inc
Original Assignee
Denso Wave Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Wave Inc filed Critical Denso Wave Inc
Priority to JP2012124749A priority Critical patent/JP2013251709A/ja
Publication of JP2013251709A publication Critical patent/JP2013251709A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】個人宛に掛かってきた電話をその個人の移動先に容易に転送することができ、且つ、転送の際に優先すべき処理方法を予め設定しておくことが可能な構成を提供する。
【解決手段】電話転送管理システム1は、各管理区域60に設けられた各読取装置30の読取結果に基づいて、各個人と各個人の現在場所とを対応付けた場所データを記憶する場所データ登録手段と、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力され且つ転送時の処理方法が指定された場合に、その個人と対応付けて当該処理方法を特定し得るように登録する処理方法登録手段とを備えている。そして、個人使用電話機19を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が個人使用電話機19で応対不能なときには、当該個人宛の電話を、処理方法登録手段において当該個人に対応付けられた処理方法で処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話転送管理システムに関するものである。
オフィスなどでは、一般的に各個人に対して使用すべき電話番号が割り当てられており、各個人宛にかかってくる電話を専用電話機或いは共用電話機で受けるように業務が行われている。そして、個人が不在のときにその個人宛に電話がかかってきた場合には、別の人が電話に出て応対したり、或いは予め設定された電話番号に転送したりしている。
特開平9−307649号公報 特開平5−133151号公報
しかしながら、別の人が応対する方法では、個人が頻繁に不在になる場合に応対者の負担が大きくなるという問題がある。また、予め設定された電話番号(例えば、個人が所属する部署の別の人の電話番号など)に転送する方式でも、結局は転送先で誰かが応対しなければならず、応対者の負担が大きくなってしまう。特に、いずれの場合も、至急の用事等の場合には、応対者等がその個人を探し出して連絡をとらなければならず、負担が一層増すことになる。
一方、このような問題を解消しようとする技術として、例えば特許文献1、2のようなものが提供されている。これら特許文献1、2のいずれの技術も、個人宛に電話が掛かってきた場合に、その人が不在であれば、その人の移動先として把握している場所へ電話を自動転送するようになっている。また、いずれの技術も、各個人が所持するICカード等を各部屋に設置された読取装置によって読み取ることで、その人の入退室情報、即ち所在情報を生成しており、このような情報に基づいて自動転送を行っている。
しかしながら上記特許文献1、2のような技術では、電話を自動転送した後に転送先で不都合が生じる虞がある。例えば、対象者(電話を受けるべき個人)の移動先の部屋が広く、複数の電話機が設置されているような場合、この対象者宛の電話をその部屋の電話機に自動転送してしまうと、その対象者の現在位置から遠く離れた電話機に転送されてしまうことが起こり得る。このような場合、その対象者が電話を受けるまでに時間を要することになり、電話を掛けてきた相手を一層待たせることになる。また、この方法では、対象者の最寄りの電話機に転送されるとは限らないため、転送先の部屋で別の人が応対するケースが増え、このような応対者の負担を増加させてしまうことになる。また、特許文献1、2のような自動転送によって生じる不都合は上述の例に限られるものではなく、例えば、移動先で重要な会議を行う場合等、移動先への転送自体が望ましくない場合もあり得る。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、個人宛に掛かってきた電話をその個人の移動先に容易に転送することができ、且つ、転送の際に優先すべき処理方法を予め設定しておくことが可能な電話転送管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、
個人が所持する無線通信媒体を利用し、複数の管理区域を備えた施設において電話の転送を管理する電話転送管理システムであって、
1又は複数の個人が対応付けられた個人使用電話機と、
各管理区域に対応して設けられると共に、前記無線通信媒体を読取可能な読取装置と、
各管理区域に設けられた各読取装置の読取結果に基づいて、各個人と各個人の現在場所とを対応付けた場所データを記憶するように構成され、いずれかの前記管理区域の前記読取装置が前記無線通信媒体を読み取った場合に、その読み取った前記無線通信媒体に対応する個人と当該管理区域とを対応付けるように前記場所データを更新する場所データ登録手段と、
情報入力可能な入力部を備え、前記入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力され且つ転送時の処理方法が指定された場合に、その個人と対応付けて当該処理方法を特定し得るように登録する処理方法登録手段と、
前記個人使用電話機に対応付けられた個人が当該個人使用電話機にて応対不能なときに当該個人使用電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合に、前記場所データ登録手段に記憶されている前記場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送可能な転送手段と、
を備え、
前記転送手段は、いずれかの個人が前記処理方法登録手段に登録されている場合において前記個人使用電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が前記個人使用電話機で応対不能なときに当該個人宛の電話を前記処理方法登録手段において当該個人に対応付けられた処理方法で処理を行うことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、個人が管理区域に設けられた読取装置に無線通信媒体を読み取らせたときに場所データ(個人と個人の現在場所とを対応付けたデータ)が生成されることになり、このような読み取りがなされる毎に場所データを更新し、保持しておくことができる。つまり、ある電話機(個人使用電話機)に割り当てられた個人が当該電話機から離れて別の管理区域に移動した場合(例えば、自分のデスクがある部屋とは異なる部屋に移動した場合等)に、場所データを参照すればその個人がどこに移動したのかを把握することができるようになる。そして、この構成では、ある電話機(個人使用電話機)に対応付けられた個人が当該電話機にて応対不能なときに当該電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、保持されている場所データを参照すればその個人の現在位置を容易に把握することができ、当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送することができる。
更に、処理方法登録手段が設けられ、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力され且つ転送時の処理方法が指定された場合に、その個人と対応付けて当該処理方法を特定し得るように登録することができるようになっている。つまり、前もって転送時の処理方法を指定しておくことで、その処理方法に従った対応がなされることになり、個人の要望をきめ細かく反映し得る転送システムを構築可能となる。
請求項2の発明において、処理方法登録手段は、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送を行わない指示がなされた場合に、当該個人を、転送を希望しない者として登録するようになっている。そして、転送手段は、いずれかの個人が転送を希望しない者として登録されている場合においてその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が割り当てられた電話機(個人使用電話機)で応対不能なときには当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送しないようにしている。この構成によれば、転送を控えたいケース(例えば、移動先で重要な会議などが行われ、電話を転送することが望ましくない場合等)において前もって非転送を指定しておくことができ、ユーザは安心して業務等を行うことができる。
請求項3の発明において、処理方法登録手段は、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送先の電話機が指定された場合に、その個人と転送先の電話機とを対応付けて登録するようになっている。そして、転送手段は、いずれかの個人と転送先の電話機とが対応付けられて登録されている場合においてその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が割り当てられた電話機(個人使用電話機)で応対不能なときには、当該個人宛の電話を処理方法登録手段にて当該個人と対応付けられた転送先の電話機に転送するようにしている。
この構成では、登録されている場所データに基づいて各個人の移動先に容易に転送することを前提としつつ、ユーザ(個人)によって電話機の詳細な指定があった場合にはその電話機に優先的に転送することができるようになり、ユーザの要望により一層合致した、きめ細かな転送対応が可能となる。
請求項4の発明では、入力部が読取装置の一部によって構成され、処理方法登録手段は、いずれかの管理区域に複数の電話機が存在する場合に、当該管理区域に対応する入力部によって個人を特定する情報を入力可能に構成されると共にこの個人と対応付けて当該管理区域内のいずれかの電話機を指定可能とされている。
この構成によれば、移動先の管理区域(例えば会議室等の部屋)に複数の電話機が設けられている場合に、その管理区域に対応して設けられた読取装置の入力部によって前もって電話機を指定しておくことができ、転送の際には管理区域内の希望する電話機に選択的に転送することができるようになる。このようにすると、移動先の管理区域が広い場合や、管理区域内において特定の電話機以外の電話機を使いにくい場合など、いずれかの電話機に転送することが望ましい場合に特に有利となる。
請求項5の発明で用いられる転送手段は、個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合、操作部により、表示手段に表示される場所データの中からその個人を指定する操作がなされることを条件として、その場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送するように構成されている。
この構成では、ある個人が割り当てられた電話機(個人使用電話機)で応対不能な場合に、オペレータが表示手段に表示される情報の中からその個人を指定する操作を行えば、その個人の移動先が迅速かつ正確に特定されることになり、オペレータはその特定結果に基づいて迅速かつ容易に転送処理を行うことができる。即ち、オペレータによるきめ細かな対応を可能としつつ、オペレータの負担を大幅に軽減し得る転送システムを構築することができる。
請求項6の発明において、転送手段は、個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合において、当該個人が処理方法登録手段に登録されていない場合には、当該個人使用電話機で応答がなされないまま所定時間が経過したとき又は当該個人使用電話機又は他の外部機器によって所定操作がなされたときに、場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に自動的に転送するようにしている。このようにすると、処理方法登録手段に登録されていない個人宛の電話については、対応者を介さずに、又は対応者の労力を極力少なくしつつ、応答不能状態を判断して移動先に迅速かつ円滑に転送できるようになる。
一方、処理方法登録手段に登録されている個人については、個人使用電話機で応答がなされないまま所定時間が経過したとき又は当該個人使用電話機又は他の外部機器によって所定操作がなされたときに、処理方法登録手段において当該個人に対応付けられている処理方法で自動的に処理を行うようにしている。従って、処理方法登録手段に登録されている個人宛の電話についても、対応者を介さずに、又は対応者の労力を極力少なくしつつ、応答不能状態を判断して所望の処理方法で迅速かつ円滑に処理することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る電話転送管理システムを概略的に説明する説明図である。 図2は、図1の電話転送管理システムの電気的構成を概略的に例示するブロック図である。 図3は、図1の電話転送管理システムに用いられるICカードリーダを概略的に例示する説明図である。 図4(A)は、図1の電話転送管理システムに用いられるICカードリーダの電気的構成を例示するブロック図であり、図4(B)は、図1の電話転送管理システムに用いられるICカードの電気的構成を例示するブロック図である。 図5は、図1の電話転送管理システムに用いられる在室照会画面を概略的に例示する説明図である。 図6は、図1の電話転送管理システムに用いられる個人情報照会画面を概略的に例示する説明図である。 図7は、図1の電話転送管理システムで行われる処理方法登録処理の流れを例示するフローチャートである。 図8は、図1の電話転送管理システムで行われる電話応対処理の流れを例示するフローチャートである。 図9は、各個人の居場所を特定可能な場所データの一例を概念的に説明する説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(全体構成の概要)
まず、全体構成の概要について説明する。電話転送管理システム1は、個人に割り当てられた電話機(個人使用電話機)を介して当該個人宛に電話が掛かってきた場合において、当該個人がその電話機で応対不能なときに、予め設定しておいた処理方法に基づいて当該個人宛の電話の処理を行い得るシステムとして構成されている。
図1に示すように、この電話転送管理システム1は、入退室システムサーバ3と、モデム5とを備えており、これらが施設内の所定位置(管理部屋内等)に設けられている。また、各管理区域60には、電話機10、コントローラ20、ICカードリーダ30、セキュリティ扉40、電気錠50が設けられている。更に、各コントローラ20に接続される構成で、クライアントサーバ7が設けられている。
各管理区域60は、事務所、作業場、会議室等の用途に用いられるものであり、部屋、フロア等として区切られた空間として構成されている。図1に示すように、施設内には複数の管理区域60が備えられている。本実施形態では、管理区域60として、例えばある個人Aが所属する部署等が置かれ、自席が設けられている自席部屋69と、当該個人Aが自席部屋69から移動して使用することが想定されている第1の部屋61、第2の部屋62及び第3の部屋63とが施設内に設けられている。なお、図1の施設には、個人Aとは別の個人の席が設けられている他の自席部屋も存在し、この別の個人に対する電話の転送も個人Aの電話の転送(後述)と同様に行われるようになっている。
各電話機10は、公知の電話機によって構成され、回線を通じて通話を行うものである。本実施形態では、図1に示すように、自席部屋69に一人又は複数の個人に対応付けられた電話機19(個人使用電話機)が設けられている。なお、自席部屋69(個人Aにとっての自席部屋)に設けられる個人使用電話機として電話機19を例示しているが、自席部屋69に個人使用電話機が1つのみ設けられていてもよく、自席部屋69に他の個人Bが割り当てられた個人使用電話機が別途設けられていてもよい。この場合、個人Bに対する電話の転送も個人Aの電話の転送(後述)と同様に行われることになる。また、第1の部屋61に2つの電話機11a、11bが設けられ、第2の部屋62に電話機12が設けられ、第3の部屋63に電話機13が設けられている。これらの電話機10は、後述するコントローラ20と回線によって接続されている。
各セキュリティ扉40は、部屋等として構成される各管理区域60の入退口を開閉する公知の扉によって構成され、例えば、スライド式あるいは回動式として構成されている。本実施形態では、図1に示すように、自席部屋69において当該自席部屋69の出入口を開閉する構成でセキュリティ扉49が設けられている。また、第1の部屋61には、第1の部屋61の出入口を開閉する構成でセキュリティ扉41が設けられており、第2の部屋62には第1の部屋61の出入口を開閉する構成でセキュリティ扉42が設けられており、第3の部屋63には第3の部屋63の出入口を開閉する構成でセキュリティ扉43が設けられている。
各電気錠50は、各管理区域60の出入口に設けられた各セキュリティ扉40を施錠又は解錠するように機能するものである。この電気錠50は、制御によって解錠状態と施錠状態とが切替可能なものであればよく、様々な公知の電気錠を用いることができる。本実施形態では、例えば、通電することにより電気錠内部の電磁石が動作されてセキュリティ扉40の施解錠を行う電磁式電気錠等が用いられている。具体的には、図1に示すように、自席部屋69においてセキュリティ扉49を施錠及び開錠可能な構成で電気錠59が設けられており、第1の部屋61にはセキュリティ扉41を施錠及び開錠可能な構成で電気錠51が設けられており、第2の部屋62にはセキュリティ扉42を施錠及び開錠可能な構成で電気錠52が設けられており、第3の部屋63にはセキュリティ扉43を施錠及び開錠可能な構成で電気錠53が設けられている。また、各電気錠50は、各コントローラ20と電気的に接続されており、コントローラ20からの電気信号によって制御される構成となっている。即ち、コントローラ20から開錠の指示を受けているときには開錠状態に切り替わり、コントローラ20から施錠の指示を受けているときには施錠状態に切り替わるようになっている。
モデム5は、公知のモデムによって構成され、外部の伝送路(電話回線等)によって伝送される音声データ等のアナログデータをデジタルデータに変換するように構成されている。また、システム1を構成する機器からのデジタルデータをアナログデータに変換して外部の伝送路に送信するように機能するものである。本実施形態では、モデム5は、施設外部へと延びる伝送路(電話回線等)及び後述する入退室システムサーバ3と通信可能に接続されている。
各コントローラ20は、各管理区域60に対応して設けられており、それぞれが対応する各電気錠50と電気的に接続されると共に、対応する各ICカードリーダ30と電気的に接続されている。また、各コントローラ20は、入退室システムサーバ3、クライアントサーバ7と通信可能に接続されている。本実施形態では、図1に示すように、コントローラ29が自席部屋69に対応して設けられており、コントローラ21が第1の部屋61に対応して設けられ、コントローラ22が第2の部屋62に対応して設けられ、コントローラ23が第3の部屋63に対応して設けられている。これらコントローラ20(コントローラ21,22,23,29)は、いずれも情報処理装置として構成されており、図2に示すように、コントローラ21は、CPU21a、通信部21b、メモリ21c及び表示部21dを含んで構成されており、コントローラ22,23,29も同様に構成されている。なお、図2では、コントローラ22,23,29の詳細なブロック図を省略して示している。CPU21aは、メモリ21cに記憶された管理区域60の出入口の通過可否に関する通過許可者データとICカードリーダ30によって取得された固有情報(個人を特定する情報)とを照合して、ICカード70が通過許可対象であるか否かを判断し電気錠50の施解錠を行うように構成されている。また、CPU21aは、ICカード70が通過許可対象であるか否かの判断結果に基づいて読み取ったICカード70に対応する個人と、当該管理区域とを対応付けたデータ(当該個人の現在場所を示すデータ)を生成するように構成されている。本実施形態では、CPU21aが通過許可対象者であると判断した場合に、当該管理区域60に当該個人が入室したものとして、当該個人の現在場所として当該管理区域60を対応付けるように上記データ(当該個人の現在場所を示すデータ)を生成することになる。また、通信部21bは、外部装置と通信を行うための通信インターフェースとして構成され、CPU21aにより生成されたデータ(個人の現在場所を示すデータ)を入退室システムサーバ3又はクライアントサーバ7に送信するように構成されている。また、通信部21bは、通過許可者データを入退室システムサーバ3から受信し得るように構成されている。メモリ21cは、ROM、RAM、不揮発性メモリ等の半導体メモリ等により構成され、入退室システムサーバ3から受信した通過許可者データを記憶するように構成されている。表示部21dは、液晶表示器等によって構成され、ICカード70に記憶されている固有情報が通過許可対象であるか否かの判断結果等を表示可能に構成されている。
各ICカードリーダ30は、例えば公知のICカードリーダによって構成されるものであり、利用者がICカード70等の記録媒体(図略)を当該ICカードリーダ30に接触又は近接させることにより、ICカード70に記録された利用者の固有情報を読み取り、読み取った固有情報をコントローラ20に入力するように構成されている。また、各ICカードリーダ30は、例えば、各管理区域60に対応して設けられると共に、各管理区域60の出入口付近の外側に配置され、部屋外からの操作が可能となるように構成されている。本実施形態では、図1に示すように、自席部屋69の外部において当該自席部屋69の出入口付近にICカードリーダ39が設けられており、第1の部屋61の外部において当該第1の部屋61の出入口付近にICカードリーダ31が設けられており、第2の部屋62の外部において当該第2の部屋62の出入口付近にICカードリーダ32が設けられており、第3の部屋63の外部において当該第3の部屋63の出入口付近にICカードリーダ33が設けられている。
各ICカードリーダ3は、具体的には図3のような外観をなしており、アンテナ30c、表示部30a、操作ボタン30b等を備えている。また、ハードウェア構成は、図4(A)のようになっており、制御回路35、無線通信部34等を備えている。無線通信部34は、図4(A)に示すように、送信回路34a、受信回路34b等を備えており、送信回路34aは、例えば、キャリア発振器、符号化部、変調部及び増幅器等によって構成されている。キャリア発振器は、所定周波数のキャリア(搬送波)を出力しており、符号化部は、制御回路35に接続され、制御回路35より出力される送信データを符号化して変調部に出力している。変調部は、キャリア発振器からのキャリア(搬送波)及び符号化部からの送信データが入力されるものであり、キャリア発振器より出力されるキャリア(搬送波)に対し、通信対象へのコマンド送信時に符号化部より出力される符号化された送信符号(変調信号)によってASK(Amplitude Shift Keying)変調された被変調信号を生成し、増幅器に出力している。また、増幅器は、入力信号(変調部によって変調された被変調信号)を設定された増幅率で増幅しており、その増幅信号が送信信号としてアンテナ30cに出力されるようになっている。
また、アンテナ30cには、受信回路34bの入力端子が接続されており、アンテナ30cによって受信された電波信号(受信信号)は、受信回路34bに入力されるようになっている。受信回路34bは、例えば、増幅器、復調部、二値化処理部、複号化部等によって構成されており、アンテナ30cによって受信された受信信号を増幅器によって増幅し、その増幅信号を復調部によって復調している。更に、その復調された信号波形を二値化処理部によって二値化すると共に、復号化部にて復号化し、その復号化された信号を受信データとして制御回路35に出力している。また、アンテナ30cは、例えば図3に示すようにICカードリーダ30の前面部付近に配置され、ICカードリーダ30付近に翳されたICカード70との間で電波を送受信するように構成されている。
また、操作ボタン30bは、例えば図3に示すようにICカードリーダ30の前面部付近に配置され、ユーザが操作ボタン30bを操作したときに、その操作内容に応じた情報が制御回路35に入力されるようになっている。なお、図3では、操作ボタン30bを簡略的に図示しているが、この操作ボタン30bは、複数のボタンや十字キーなどによって構成されていてもよく、タッチパネルなどによって構成されていてもよい。
なお、本実施形態では、ICカードリーダ30が「読取装置」の一例に相当し、個人を特定する情報、即ち固有ID(固有情報)を記録したICカード70と無線通信可能に構成され、ICカードに記録された固有IDを読み取るように機能している。また、本実施形態では、操作ボタン30b及びアンテナ30cが「入力部」の一例に相当し、個人を特定する情報(固有ID)及び転送時の処理方法を入力し得るように構成されている。また、上記説明では、ICカードリーダ30の無線通信部34とコントローラ20とが別々の位置に設けられた構成を例示したが、コントローラ20内に無線通信部34が設けられるように、ICカードリーダ30とコントローラ20が一体となった構成としてもよい。
ICカード70は、「無線通信媒体」の一例に相当し、アンテナ30cを介して上記無線通信部34と無線通信を行いうる公知の非接触ICカードとして構成されており、例えば図4(B)のように構成されている。このICカード70は、例えばRFIDタグとして機能するICチップを内蔵しており、具体的には、図4(B)に示すように、アンテナ71、電源回路72、復調回路73、制御回路74、メモリ75、変調回路76、負荷変調回路77、コンデンサ78等を備えている。そして当該ICカード70を使用する使用者に割り当てられた固有ID(固有情報)がメモリ75に記録された構成をなしている。このICカード70は、無線通信部34及びアンテナ30cより送信された搬送波をアンテナ71を介して受信すると、電源回路72において搬送波を整流して動作用電源を生成し、マイクロコンピュータで構成される制御回路74及びその他の構成要素に供給するように構成されている。
また、ICカード70では、搬送波に重畳されているアンテナ30cからの送信データが復調回路73によって復調され、制御回路74に出力されるようになっている。制御回路74は、動作用電源が供給されて起動すると、リーダ側からの送信データ(アンテナ30cからの送信データ)を受けてメモリ75に記憶されているデータを読み出している。変調回路76は、受信した搬送波を分周した副搬送波を制御回路74が出力する応答データによって変調している。更に、アンテナ71には、負荷変調回路77を構成する抵抗及びスイッチの直列回路が並列に接続されており、変調回路76より出力される副搬送波の被変調信号により負荷変調回路77のスイッチがオンオフされることで搬送波が負荷変調され、応答(レスポンス)が返信されるようになっている。なお、図4(A)(B)では、ICカードリーダ30及びICカード70の一例を挙げたが、電磁波を媒介として通信を行い得る構成であれば公知の他の構成を用いてもよい。
入退室システムサーバ3(以下、単にシステムサーバ3ともいう)は、主に当該システム全体の制御を行うように構成されており、上述したように、モデム5、各コントローラ20、及びクライアントサーバ7と通信可能に接続されている。また、システムサーバ3は、外線電話の取り込みを行うように構成されている。このシステムサーバ3は、コンピュータとして構成され、図2に示すように、CPU3a、通信部3b、メモリ3c、表示部3d及び操作部3e等を備えた構成となしている。CPU3aは、各種情報処理を行うように構成されており、主に当該システムサーバ3全体の制御を行うように機能している。通信部3bは、外部装置と通信を行うための通信インターフェースとして構成され、CPU3aからの指令に応じて、メモリ3cに記憶された通過許可者データ等の情報をコントローラ20へ送信すると共に、コントローラ20から上記居場所特定データ或いは処理方法特定データを受信するように構成されている。メモリ3cは、ROM、RAM、不揮発性メモリ等の半導体メモリやハードディスク等により構成され、予め登録された通過許可者データや逐次更新される場所データ等を記憶するように構成されている。表示部3dは、液晶モニタ等によって構成され、システムサーバ3の動作状態などを表示可能に構成されている。操作部3eは、キーボードやマウス等により構成され、例えば、ユーザ(システムの管理者など)が当該操作部3eを操作することによりコントローラ20に対して情報を入力し得るように構成されている。
クライアントサーバ7は、図2に示すように、CPU7a、通信部7b、メモリ7c、表示部7d、操作部7e等を備えた構成をなしており、様々な情報処理を行うように構成されている。CPU7aは、主に当該クライアントサーバ7全体の制御を行うように構成されている。通信部7bは、外部装置と通信を行うための通信インターフェースとして構成され、CPU3aからの指令に応じて情報の送受信を行うように機能している。表示部7dは、公知の表示装置として構成されており、例えば後述する在室照会画面や個人情報照会画面等を表示し得るように構成されている。
(入室時の登録処理)
次に、入室時の登録処理について説明する。
上記のように構成される電話転送管理システム1において、各個人が各管理区域60に入室する際の情報登録処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。なお、ここでは、ある個人Aが所持しているICカード70をICカードリーダ30に読み取らせて、管理区域60(例えば、第1の部屋61)へ入室する場合を具体例として説明する。
まず、ある個人A(例えば、所有するICカード70に記憶されるIDナンバーが5687656である愛知太郎)が、自席部屋69から移動して第1の部屋61に入室しようとする際に、ICカードリーダ30の操作を開始することによって(ステップS1)、場所データ及び電話転送の処理方法を登録する処理を始める。S1の処理は、例えば、ICカードリーダ30の初期状態(所定の待機状態)のときに外部から操作ボタン30bが操作されたときに開始される。このS1の処理では、例えば、所定のメッセージの表示(登録処理を始める旨の表示等)などを行う。
次に、電話転送を行うか否かの登録を行う(S2)。このS2の処理では、例えばユーザが電話転送を許可しない旨の情報を入力したときには「電話転送不可」の情報が登録され、ユーザが転送先を指定する情報を入力したときにはその転送先の情報が登録される。具体的には、操作ボタン30bに対して所定の押圧操作を行う毎に、転送先の候補番号と転送不可の表示が順番に表示されるようになっており、例えば、転送先の候補番号(電話番号)として「123−001」と「123−002」が存在する場合、「123−001」「123−002」「転送不可」の順に表示が繰り返されるようになっている。そして、「転送不可」が表示されているときにICカード70が翳されてこのICカード70がICカードリーダ30によって読み取られたときには、電話転送の拒否が指定されたものとしてS2にてYesに進み、そのICカード70に記録された個人情報(固有ID)を取得し(S3)、その取得した個人情報(固有ID)と「転送拒否」の情報とを対応付けて登録する(S4)。例えば「転送不可」の表示になっているときに個人A(愛知太郎)の固有ID(5687656)が読み取られたときには、この固有ID(5687656)と「転送拒否」の情報と管理区域の情報(例えば部屋番号)とを対応付けるように当該個人Aの居場所特定データを生成することになる。
一方、転送先の候補番号である「123−001」「123−002」のうちのいずれかの番号が表示されているときにICカード70が翳されてこのICカード70がICカードリーダ30によって読み取られたときには、その表示されている転送先が指定されたものとしてS3にてNoに進み、その表示されている転送先の電話番号を選択し(S5)、そのICカード70に記録された個人情報(固有ID)を取得し(S6)、S6で取得した個人情報(固有ID)とS5で選択された電話番号とを対応付けて登録する(S7)。例えば「123−001」の表示になっているときに個人A(愛知太郎)の固有ID(5687656)が読み取られたときには、この固有ID(5687656)と「123−001」の情報と管理区域の情報(例えば部屋番号)とを対応付けるように当該個人Aの居場所特定データを生成することになる。S4の処理又はS7の処理が終了した後には、S4又はS7で生成された居場所特定データをシステムサーバ3に送信し、当該システムサーバ3にて登録する(S8)。システムサーバ3は、図9のような情報(各個人の居場所を特定し得る場所データ)を記憶、更新し得るように構成されており、いずれかのICカードリーダ30で行われるS8の処理にて居場所特定データが送信され、システムサーバ3がこのような居場所特定データを受信したときには、図9のような管理データ(場所データ)においてその個人の情報を受信した居場所特定データの内容に更新する。
本実施形態では、CPU3a及びメモリ3cが、「場所データ登録手段」の一例に相当し、各管理区域60に設けられた各ICカードリーダ30の読取結果に基づいて、各個人と各個人の現在場所(居場所)とを対応付けた場所データを記憶するように構成され、いずれかの管理区域60のICカードリーダ30がICカード70を読み取った場合に、その読み取ったICカード70に対応する個人と当該管理区域60とを対応付けるように場所データを更新するように機能している。
また、ICカードリーダ30、CPU3a、通信部3b及びメモリ3cは、「処理方法登録手段」の一例に相当し、情報入力可能な入力部(操作ボタン30bやアンテナ30c等)を備え、この入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力され且つ転送時の処理方法が指定された場合に、その個人と対応付けて当該処理方法を特定し得るように登録処理を行っている。具体的には、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送を行わない指示がなされた場合に、当該個人を、転送を希望しない者として登録し、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送先の電話機が指定された場合に、その個人と転送先の電話機とを対応付けて登録するように機能している。特に、第1の部屋61のように、いずれかの管理区域60に複数の電話機10が存在する場合に、当該管理区域60に対応する入力部によって個人を特定する情報を入力可能に構成されると共にこの個人と対応付けて当該管理区域60内のいずれかの電話機10を指定可能とされている。
(電話の転送処理)
次に、電話転送管理システム1で行われる電話応対処理について説明する。
図8の処理は、例えばシステムサーバ3或いは自席部屋69に設けられたクライアントサーバ7などによって実行されるものであり、電話機19(個人使用電話機)に対応付けられた個人A宛に電話が掛かってきた場合、まず電話の着信(即ち、外部の電話回線からの電話信号の受信)を行い、電話機19に対してその電話信号を送信する。電話機19は、この電話信号を受けて報知(例えばベルや音楽を鳴らすことによる報知)を行う。
そして、自席部屋69のその電話の対象となる個人Aが存在する場合にはS12にてYesに進む。この場合、個人Aが電話に出て話をすることになり、公知の通話処理(電話機19と外部の電話機とで行われる音声の送受信)が行われることになる(S13)。
一方、通話対象となる個人Aが応対不能である場合、S12にてNoに進む。本実施形態では、電話機19に着信があってから所定時間経過した場合(例えば電話機19が所定コール数鳴った場合など)、又は個人Aとは異なる対応者(オペレータ等)によって所定指示がなされた場合のいずれかを「通話対象が電話機19で応対不能な場合」としている。例えば、電話機19に着信があってから所定時間経過しても電話機19で応対する人がいなかった場合には、個人Aが応対不能であるとしてS12にてNoに進む。また、電話機19に着信があってから所定時間経過する前であっても、いずれかの対応者によって電話機19又はクライアントサーバ7にて所定操作が行われた場合には個人Aが応対不能であるとしてS12にてNoに進む。
なお、個人Aが応対不能であるか否かを判断する場合、例えば、図5のような在室紹介画面に基づいてオペレータが判断するようにしてもよい。この在室照会画面は、上記場所データに基づいて作成される構成となっており、図5に示すように、各管理区域60(自席部屋69を除く)における、在室者総数、IDナンバー、氏名、滞在時間、電話機に割り当てられている電話番号等が表示されるようになっている。
本実施形態では、S12にてNoに進む場合、クライアントサーバ7、或いはシステムサーバ1に設けられた表示部にて図6のような情報が表示されるようになっている。この情報は、上述の場所データ(図9)に基づいて各個人と居場所を対応付けて表示するものであり、S14では、オペレータなどにより、このような表示データの中から通話対象の個人が指定されることになる。
S14で通話対象の個人が指定された後には、その個人の入室情報が存在するか否かを判断する。例えば、その個人と施設内の現在場所とを対応付けたデータが存在しない場合(例えばその個人が出勤していない場合等)には、S15にてYesに進んでその個人が不在である旨の表示を行い(S16)、更に、電話先の先方に不在である旨を伝える(S17)。S17の伝達は、自動音声による伝達であってもよく、オペレータ等による応対であってもよい。
一方、S15において、通話対象の個人の情報(当該個人と現在場所とを対応付けた情報)が存在するが、当該個人について転送拒否の登録がなされていると判断される場合、S15にてNoに進むと共にS18にてYesに進む。この場合、その旨(転送拒否の設定がなされている旨)の表示を行い(S19)、更に、電話先の先方に電話に出ることができない旨を伝える(S20)。このS20の伝達は、自動音声による伝達であってもよく、オペレータ等による応対であってもよい。
また、S18において転送拒否の登録がなされていないと判断される場合、S18にてNoに進み、当該個人宛の電話を、場所データ(図6、図9参照)において当該個人と対応付けられている転送先に転送する。
本実施形態では、CPU7aが、「転送手段」の一例に相当し、電話機19(個人使用電話機)に対応付けられた個人Aが当該電話機19にて応対不能なときに当該電話機19を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合に、場所データ登録手段に記憶されている場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送するように機能する。より具体的には、個人Aが処理方法登録手段において転送を希望しない者として登録されている場合において電話機19を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が電話機19で応対不能なときに当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送しないように処理を行い、或いは、個人Aと転送先の電話機とが対応付けられて処理方法登録手段に登録されている場合において電話機19を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が電話機19で応対不能なときに当該個人宛の電話を処理方法登録手段にて当該個人と対応付けられた前記転送先の電話機に転送するように処理を行っている。
また、本実施形態では、例えば表示部7dが「表示手段」の一例に相当する。また、CPU7aが「制御手段」の一例に相当し、各個人と各個人の現在場所とを対応付けた場所データを処理方法登録手段(具体的にはシステムサーバ1のメモリ3c)から読み出し、表示部7dに表示させるように機能する。また、操作部7eは、表示部7dに表示された場所データ(図6のような情報)の中からいずれかの個人を指定し得るように構成されており、転送手段に相当するCPU7aは、電話機19を介して個人A宛に電話がかかってきた場合、操作部7eにより、表示部7dに表示される場所データ(図6)の中からその個人を指定する操作がなされることを条件として、場所データに基づいて当該個人A宛の電話を当該個人Aの移動先の管理区域の電話機に転送するように機能している。
本実施形態の構成では、ある個人が管理区域60に設けられたICカードリーダ30にICカード70を読み取らせたときに居場所特定データ(個人と個人の現在場所とを対応付けたデータ)が生成されることになり、このような読み取りがなされる毎に、生成される居場所特定データの内容を反映する形で場所データを更新し、保持しておくことができる。つまり、ある電話機10(個人使用電話機)に割り当てられた個人が当該電話機10から離れて別の管理区域60に移動した場合(例えば、自分のデスクがある部屋とは異なる部屋に移動した場合等)に、図9のような場所データを参照すればその個人がどこに移動したのかを把握することができるようになる。そして、この構成では、ある電話機10(個人使用電話機)に対応付けられた個人が当該電話機10にて応対不能なときに当該電話機10を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、保持されている場所データを参照すればその個人の現在位置を容易に把握することができ、当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域60の電話機10に転送することができる。
更に、処理方法登録手段が設けられ、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力され且つ転送時の処理方法が指定された場合に、その個人と対応付けて当該処理方法を特定し得るように登録することができるようになっている。つまり、前もって転送時の処理方法を指定しておくことで、その処理方法に従った対応がなされることになり、個人の要望をきめ細かく反映し得る転送システムを構築可能となる。
また、図7のS2にてYesに進むときのように、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送を行わない指示がなされた場合に、当該個人を、転送を希望しない者として登録するようになっている。そして、転送手段は、いずれかの個人が転送を希望しない者として登録されている場合においてその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が割り当てられた電話機(個人使用電話機)で応対不能なときには当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送しないようにしている。この構成によれば、転送を控えたいケース(例えば、移動先で重要な会議などが行われ、電話を転送することが望ましくない場合等)において前もって非転送を指定しておくことができ、ユーザは安心して業務等を行うことができる。
また、図7のS2にてNoに進むときのように、入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送先の電話機が指定された場合に、その個人と転送先の電話機とを対応付けて登録するようになっている。そして、転送手段は、いずれかの個人と転送先の電話機とが対応付けられて登録されている場合においてその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が割り当てられた電話機(個人使用電話機)で応対不能なときには、当該個人宛の電話を処理方法登録手段にて当該個人と対応付けられた転送先の電話機に転送するようにしている。
この構成では、登録されている場所データに基づいて各個人の移動先に容易に転送することを前提としつつ、ユーザ(個人)によって電話機の詳細な指定があった場合にはその電話機に優先的に転送することができるようになり、ユーザの要望により一層合致した、きめ細かな転送対応が可能となる。
また、本実施形態では、入力部がICカードリーダ30の一部によって構成され、処理方法登録手段は、第1の部屋61のようにいずれかの管理区域60に複数の電話機10が存在する場合に、当該管理区域60に対応する入力部によって個人を特定する情報を入力可能に構成されると共にこの個人と対応付けて当該管理区域60内のいずれかの電話機10を指定可能とされている。
この構成によれば、移動先の管理区域60(例えば会議室等の部屋)に複数の電話機10が設けられている場合に、その管理区域60に対応して設けられたICカードリーダ30の入力部によって前もって電話機を指定しておくことができ、転送の際には管理区域60内の希望する電話機に選択的に転送することができるようになる。このようにすると、移動先の管理区域60が広い場合や、管理区域60内において特定の電話機以外の電話機を使いにくい場合など、いずれかの電話機に転送することが望ましい場合に特に有利となる。
また、転送手段は、電話機19(個人使用電話機)を介して当該電話機19(個人使用電話機)に対応する個人宛に電話がかかってきた場合、操作部により、表示手段に表示される場所データの中からその個人を指定する操作がなされることを条件として、その場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送するように構成されている。
この構成では、ある個人が割り当てられた電話機(個人使用電話機)で応対不能な場合に、オペレータが表示手段に表示される情報の中からその個人を指定する操作を行えば、その個人の移動先が迅速かつ正確に特定されることになり、オペレータはその特定結果に基づいて迅速かつ容易に転送処理を行うことができる。即ち、オペレータによるきめ細かな対応を可能としつつ、オペレータの負担を大幅に軽減し得る転送システムを構築することができる。
[第1実施形態の変更例]
第1実施形態では、通話対象の個人が不在の場合に、別の対応者が図6のような画面において個人を指定して対応する例を示したが、このようなインターフェースを用いずに自動処理を行うようにしてもよい。この例では、電話機19(個人使用電話機)に特定の個人Aのみが対応付けられており、個人Aが応対不能な場合に、電話機19に掛ってきた電話を自動的に処理するように構成されている。
具体的には、図8の処理においてS14、S16、S19の処理が省略され、これらの点以外は第1実施形態と同様の流れで処理を行っている。この変更例の処理では、S12にてNoと判断される場合には、場所データ(図9)に基づいて通話対象となる個人の情報を自動的に特定し、当該個人の情報そのものがない場合にはS15にてYesに進んでS17にて自動応答を行い、当該個人の情報において転送拒否がなされている場合にはS18にてYesに進んでS20にて自動応答を行い、当該個人の情報において転送拒否がなされていない場合にはS18にてNoに進んで登録された転送先に自動的に転送するようにしている。
この場合でもCPU7aが「転送手段」の一例に相当する。具体的には、個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合において、当該個人が処理方法登録手段に登録されていない場合には、当該個人使用電話機で応答がなされないまま所定時間が経過したとき又は当該個人使用電話機又は他の外部機器によって所定操作がなされたときに、場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に自動的に転送するように機能する。また、個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合において、当該個人が処理方法登録手段に登録されている場合には、当該個人使用電話機で応答がなされないまま所定時間が経過したとき又は当該個人使用電話機又は他の外部機器によって所定操作がなされたときに、処理方法登録手段において当該個人に対応付けられた処理方法で自動的に処理を行うように機能する。
このようにすると、処理方法登録手段に登録されていない個人宛の電話については、対応者を介さずに、又は対応者の労力を極力少なくしつつ、応答不能状態を判断して移動先に迅速かつ円滑に転送できるようになる。また、処理方法登録手段に登録されている個人宛の電話についても、対応者を介さずに、又は対応者の労力を極力少なくしつつ、応答不能状態を判断して所望の処理方法で迅速かつ円滑に処理することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
上記実施形態では、ICカードリーダ30の操作時に、転送処理方法及び転送先の電話機10の電話番号の登録を行う構成を示したが、予めクライアントサーバ7を操作することによってこれらの情報を登録するような構成であってもよい。クライアントサーバ7の操作部7eを操作することによって、特定の個人(例えば愛知太郎)と対応付けて転送拒否の希望の有無、又は転送先の電話機の電話番号を登録する。例えば、クライアントサーバ7にICカードリーダ30と同様の機能が付加されており、当該クライアントサーバ7にICカード70のデータを読み取らせることによって固有情報の入力を行い、クライアントサーバ7をICカードリーダ30と同様の操作によって(図7参照)、愛知太郎と対応付けて転送拒否の希望の有無、又は転送先の電話機の電話番号を登録する。この場合、CPU7a及びメモリ7cが「場所データ登録手段」の一例に相当し、場所データを生成及び記憶すると共に、場所データの更新を行うように機能する。また、CPU7a及びメモリ7cが「処理方法登録手段」の一例に相当し、電話転送の処理方法を、入力した個人と対応付けて記憶するように機能する。
また、上記実施形態では、電話の転送処理方法として、愛知太郎の所在位置の近くになると予想される箇所の近くに設置された電話機10の電話番号一つのみを指定する構成を示したが、優先順位を付けて同じ管理区域60内の複数の電話機10を選択する構成であってもよい。例えば、管理区域60内において移動することが想定されるような場合、第1の部屋61の中央に設置してある電話機11a(電話番号「123−002」)と入口に設置してある電話機11b(電話番号「123−001」)とを指定することができれば、より応対し易い電話機10で応答することができるようになる(図1参照)。この場合、上記入室時の登録処理時において(図7参照)、ステップS5で、ICカードリーダ30の操作ボタン30bを操作することによって、転送時に指定したい電話番号を優先順位を付けて複数指定(例えば、第1希望の電話機11aの電話番号、第2希望の電話機11bの電話番号等、なお、第3希望以降も可能とする)できるように構成する。そして、電話の転送処理時において(図8参照)、ステップS21の処理において、第1希望の電話機10(電話機11a)に転送しても愛知太郎が応対できない場合は(例えば、電話機11aが所定コール数鳴った場合、電話機11aに着信があってから所定時間経過した場合、電話機11aにおいてオペレータ等によって転送の指示がなされるように設定している場合等)、第2希望の電話機10(電話機11b)に転送する、というように処理され、愛知太郎は所在位置からより近い電話機10で応対することができるようになる。
また、上記実施形態では、電話の転送処理方法として、特定の個人(愛知太郎)宛に電話が掛かってきた場合に、当該特定の個人(愛知太郎)宛に電話を転送する構成を示したが、当該電話の宛先となっている特定の個人のみでなく、管理区域60に所在する他の特定の個人(例えば、大阪太郎)に愛知太郎が転送を希望するような構成であってもよい。例えば、愛知太郎が、自分宛に掛かってくる電話の応対を大阪太郎がすることを希望するような場合(愛知太郎が電話応対不能のような場合や、大阪太郎が応対する方が好ましいような場合)等に、電話の応対に適した転送先を指定することができる。この場合、上記入室時の登録処理時に(図7参照)、ステップS5の処理において、ICカードリーダ30の操作ボタン30bを操作することによって、転送時に指定したい電話番号(第2の部屋の電話機12の電話番号「123−004」)を大阪太郎の場所データに基づいて選択可能構成とする。例えば、愛知太郎がいずれかの管理区域60に入室する際のICカードリーダ30の操作時に、入退室システムサーバ3のCPU3aが大阪太郎の場所データに対応する電話番号の情報(例えば、第2の部屋62に設置された電話機12の電話番号「123−004」)を送信し、コントローラ20を介して表示部30aに表示させる構成とする。また、図7に示すように、ステップS5の処理において当該電話番号を選択可能に構成される。そして、電話の転送処理時に図8参照)、ステップS21において、大阪太郎宛に電話を転送する。
また、管理区域60の入室時の登録処理において、電話の転送拒否を行う選択(ステップS2)後、あるいは電話の転送拒否を行わない選択(ステップS2)と転送先の電話機の電話番号の選択(ステップS5)後に、ICカード70をICカードリーダ30に翳して固有情報を読み取らせる(ステップS6)ことによって、各選択と特定の個人とを対応付ける構成を示したが、先にICカード70をICカードリーダ30に翳して固有情報を読み取らせた後、電話の転送拒否の選択及び転送先の電話機の電話番号の選択を行うような構成であってもよい。
1…電話転送管理システム
3…入退室システムサーバ
3a…CPU(場所データ登録手段、処理方法登録手段、転送手段)
3b…通信部(処理方法登録手段)
3c…メモリ(場所データ登録手段、処理方法登録手段)
7a…CPU(制御手段、転送手段)
7d…表示部(表示手段)
7e…操作部
10…電話機
19…電話機(個人使用電話機)
30…ICカードリーダ(読取装置、処理方法登録手段)
30b…操作ボタン(入力部)
30c…アンテナ(入力部)
60…管理区域
70…ICカード(無線通信媒体)

Claims (6)

  1. 個人が所持する無線通信媒体を利用し、複数の管理区域を備えた施設において電話の転送を管理する電話転送管理システムであって、
    1又は複数の個人が対応付けられた個人使用電話機と、
    各管理区域に対応して設けられると共に、前記無線通信媒体を読取可能な読取装置と、
    各管理区域に設けられた各読取装置の読取結果に基づいて、各個人と各個人の現在場所とを対応付けた場所データを記憶するように構成され、いずれかの前記管理区域の前記読取装置が前記無線通信媒体を読み取った場合に、その読み取った前記無線通信媒体に対応する個人と当該管理区域とを対応付けるように前記場所データを更新する場所データ登録手段と、
    情報入力可能な入力部を備え、前記入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力され且つ転送時の処理方法が指定された場合に、その個人と対応付けて当該処理方法を特定し得るように登録する処理方法登録手段と、
    前記個人使用電話機に対応付けられた個人が当該個人使用電話機にて応対不能なときに当該個人使用電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合に、前記場所データ登録手段に記憶されている前記場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送可能な転送手段と、
    を備え、
    前記転送手段は、いずれかの個人が前記処理方法登録手段に登録されている場合において前記個人使用電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が前記個人使用電話機で応対不能なときに当該個人宛の電話を前記処理方法登録手段において当該個人に対応付けられた処理方法で処理を行うことを特徴とする電話転送管理システム。
  2. 前記処理方法登録手段は、前記入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送を行わない指示がなされた場合に、当該個人を、転送を希望しない者として登録し、
    前記転送手段は、いずれかの個人が前記処理方法登録手段において転送を希望しない者として登録されている場合において前記個人使用電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が前記個人使用電話機で応対不能なときに当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送しないことを特徴とする請求項1に記載の電話転送管理システム。
  3. 前記処理方法登録手段は、前記入力部にていずれかの個人を特定する情報が入力されると共に転送先の電話機が指定された場合に、その個人と転送先の電話機とを対応付けて登録し、
    前記転送手段は、いずれかの個人と転送先の電話機とが対応付けられて前記処理方法登録手段に登録されている場合において前記個人使用電話機を介してその個人宛に電話が掛かってきた場合、当該個人が前記個人使用電話機で応対不能なときに当該個人宛の電話を前記処理方法登録手段にて当該個人と対応付けられた前記転送先の電話機に転送することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電話転送管理システム。
  4. 前記入力部は、前記読取装置の一部によって構成され、
    前記処理方法登録手段は、いずれかの管理区域に複数の電話機が存在する場合に、当該管理区域に対応する前記入力部によって前記個人を特定する情報を入力可能に構成されると共にこの個人と対応付けて当該管理区域内のいずれかの電話機を指定可能とされていることを特徴とする請求項3に記載の電話転送管理システム。
  5. 情報を表示可能な表示手段と、
    各個人と各個人の現在場所とを対応付けた前記場所データを前記処理方法登録手段から読み出し、前記表示手段に表示させる制御手段と、
    前記表示手段に表示された前記場所データの中からいずれかの個人を指定可能な操作部と、
    を備え、
    前記転送手段は、前記個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合、前記操作部により、前記表示手段に表示される前記場所データの中からその個人を指定する操作がなされることを条件として、前記場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に転送することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電話転送管理システム。
  6. 前記転送手段は、
    前記個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合において、当該個人が前記処理方法登録手段に登録されていない場合には、当該個人使用電話機で応答がなされないまま所定時間が経過したとき又は当該個人使用電話機又は他の外部機器によって所定操作がなされたときに、前記場所データに基づいて当該個人宛の電話を当該個人の移動先の管理区域の電話機に自動的に転送し、
    前記個人使用電話機を介して当該個人使用電話機に対応する個人宛に電話がかかってきた場合において、当該個人が前記処理方法登録手段に登録されている場合には、当該個人使用電話機で応答がなされないまま所定時間が経過したとき又は当該個人使用電話機又は他の外部機器によって所定操作がなされたときに、前記処理方法登録手段において当該個人に対応付けられた処理方法で自動的に処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電話転送管理システム。
JP2012124749A 2012-05-31 2012-05-31 電話転送管理システム Pending JP2013251709A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124749A JP2013251709A (ja) 2012-05-31 2012-05-31 電話転送管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012124749A JP2013251709A (ja) 2012-05-31 2012-05-31 電話転送管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013251709A true JP2013251709A (ja) 2013-12-12

Family

ID=49849997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012124749A Pending JP2013251709A (ja) 2012-05-31 2012-05-31 電話転送管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013251709A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179347A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 三菱電機株式会社 電話システム
JP2021061558A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 サクサ株式会社 電話制御装置及び電話制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018179347A1 (ja) * 2017-03-31 2018-10-04 三菱電機株式会社 電話システム
JP2021061558A (ja) * 2019-10-09 2021-04-15 サクサ株式会社 電話制御装置及び電話制御方法
JP7335548B2 (ja) 2019-10-09 2023-08-30 サクサ株式会社 電話制御装置及び電話制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10810817B2 (en) Remote guest access to a secured premises
US9197867B1 (en) Identity verification using a social network
US7183894B2 (en) Communication system for accessing shared entrance of multiple dwelling house
US20100171600A1 (en) Remote messaging and security system
US9060074B2 (en) Method and system for communication
KR101187342B1 (ko) 공동주택단지에서의 방문자 모니터링 시스템 및 방문자 모니터링 방법
JP2017050000A (ja) 入退室管理システム
US7821390B2 (en) System using electronic devices connected to network
NL1033539C2 (nl) Toegangscontrolesysteem met mobiele telefoon.
CN103530833A (zh) 智能管理***以及智能管理方法
JP2003044892A (ja) 来訪者管理装置
KR101745829B1 (ko) 호텔의 객실 도어락 관리시스템
JP2009110294A (ja) 病室訪問者管理システム
JP2007110490A (ja) 外来者受付システム、屋外機および通信端末
US20220248188A1 (en) Reconfigurable means for alerting a mobile device
JP2007131434A (ja) エレベータの防犯システム及びその制御方法
JP6955627B2 (ja) セキュリティ装置およびセキュリティ装置の制御方法
JP2013251709A (ja) 電話転送管理システム
JP4257143B2 (ja) 接客システムの接客状態管理方法、接客状態管理プログラムおよび接客状態管理装置
JP4344303B2 (ja) 入退室管理システム
JP4245005B2 (ja) 来訪者管理システム
JP2013102335A (ja) 入退室管理システム
JP2012113446A (ja) 制御装置及び警備システム
JP2020197767A (ja) 情報処理装置、予約システムおよびプログラム
JP2005146636A (ja) 認証機能付き業務管理システム