JP2021025546A - 車両用ブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、車輪間隔を変更可能な車両のブレーキ装置について軽量化の課題に鑑みてなされたものであり、剛性の低下を抑制しつつ軽量化が可能な車両用ブレーキ装置を提供することを目的の一つとしている。【解決手段】車両用ブレーキ装置100は、車輪92に制動力を与えるブレーキ機構10と、ブレーキ機構10を車輪92の車軸方向の第1位置と、第1位置より外側の第2位置とに移動可能に支持するリンク機構28とを備える。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用ブレーキ装置に関する。
レール間隔が異なる路線へ乗り入れ可能なフリーゲージトレインが知られている。フリーゲージトレインは、車輪間隔を変更するときにブレーキキャリパの車軸方向の位置を変更するように構成されている。例えば、特許文献1には、ブレーキキャリパの車軸方向の位置を変更可能な鉄道車両のディスクブレーキが記載されている。このディスクブレーキは、車輪間隔の可変範囲に応じて、車輪のディスクロータを挟持するブレーキキャリパを車体側に対して車軸方向へ移動可能に支持する平行な2本の支持用ガイドピンを備える。ブレーキキャリパは、ベアリングを介して2本の支持用ガイドピンに支持され、車輪の車軸方向の移動に対応して同じ方向にスライドする。
本発明者らは、車両用ブレーキ装置について検討し以下の認識を得た。
車両用ディスクブレーキには軽量化の要請がある。しかし、特許文献1に記載のディスクブレーキは、ブレーキキャリパの支持用に長くて重い支持用ガイドピンを用いるので軽量化は困難である。ガイドピンの直径を小さくして軽量化することも考えられるが、この場合、ガイドピンの強度が低下し、ガイドピンに支持されるブレーキキャリパの剛性が低下する。これらから、本発明者らは、ブレーキ装置の軽量化と剛性の維持とは二律背反の関係にあることを認識した。
車両用ディスクブレーキには軽量化の要請がある。しかし、特許文献1に記載のディスクブレーキは、ブレーキキャリパの支持用に長くて重い支持用ガイドピンを用いるので軽量化は困難である。ガイドピンの直径を小さくして軽量化することも考えられるが、この場合、ガイドピンの強度が低下し、ガイドピンに支持されるブレーキキャリパの剛性が低下する。これらから、本発明者らは、ブレーキ装置の軽量化と剛性の維持とは二律背反の関係にあることを認識した。
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、車輪間隔を変更可能な車両のブレーキ装置に関して、剛性の低下を抑制しつつ軽量化が可能な車両用ブレーキ装置を提供することを目的の一つとしている。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両用ブレーキ装置は、車輪に制動力を与えるブレーキ機構と、ブレーキ機構を車輪の車軸方向の第1位置と、第1位置より外側の第2位置とに移動可能に支持するリンク機構とを備える。
なお、以上の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、プログラム、プログラムを記録した一時的なまたは一時的でない記憶媒体、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、車輪間隔を変更可能な車両のブレーキ装置に関して、剛性の低下を抑制しつつ軽量化が可能な車両用ブレーキ装置を提供できる。
以下、本発明を好適な実施形態をもとに各図面を参照しながら説明する。実施形態および変形例では、同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
また、第1、第2などの序数を含む用語は多様な構成要素を説明するために用いられるが、この用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的でのみ用いられ、この用語によって構成要素が限定されるものではない。
[実施の形態]
図面を参照して、本発明の実施の形態に係る車両用ブレーキ装置100の構成を説明する。一例として、ブレーキ装置100は、軌間の異なる鉄道線路を走行するため、走行軌間に応じて左右の車輪の間隔を変換する軌間可変型の鉄道車両(例えば、フリーゲージトレイン)のブレーキ装置として好適に用いられる。図1は、ブレーキ装置100の構成を示す側面図である。ブレーキ装置100は、車輪92に制動力を与えるブレーキ機構10と、ブレーキ機構10を車体90に対して車輪92の車軸方向に移動可能に支持するリンク機構28とを備える。本実施形態では、リンク機構28は平行リンク機構である。
図面を参照して、本発明の実施の形態に係る車両用ブレーキ装置100の構成を説明する。一例として、ブレーキ装置100は、軌間の異なる鉄道線路を走行するため、走行軌間に応じて左右の車輪の間隔を変換する軌間可変型の鉄道車両(例えば、フリーゲージトレイン)のブレーキ装置として好適に用いられる。図1は、ブレーキ装置100の構成を示す側面図である。ブレーキ装置100は、車輪92に制動力を与えるブレーキ機構10と、ブレーキ機構10を車体90に対して車輪92の車軸方向に移動可能に支持するリンク機構28とを備える。本実施形態では、リンク機構28は平行リンク機構である。
以下、各図において、車輪92の車軸94の延伸方向を「車軸方向」といい、その中心軸線Laを中心とする円の円周方向、半径方向をそれぞれ「周方向」、「径方向」とする。また、以下、便宜的に、径方向でブレーキ機構10から車軸94に向いた側を車輪側(図1中で左側)と、車輪側と反対側を反車輪側(図1中で右側)という。また、車軸方向で一方の車輪92から車軸94の車軸方向中心に向かう側を内側といい、その反対側を外側という。
図2は、ブレーキ機構10が第1位置にある状態を示す底面図である。この図では、リンク機構28の後述するリンクアーム31、32を外して示している。本実施形態のブレーキ機構10は、キャリパボディ12と、一対のブレーキパッド14と、一対のバックプレート15と、アクチュエータ20とを含むディスクブレーキである。一対のブレーキパッド14は、車輪92(ブレーキディスク)を挟んで配置され、車輪92に押し付けられることにより制動力を発生させる制輪子として機能する。バックプレート15は、ブレーキパッド14を保持する制輪子保持部として機能する。
キャリパボディ12は、一対のキャリパ梃子16と、一対のキャリパ梃子16の支点部16fを離隔した位置で支持する梃子連結部材18とを備えている。キャリパ梃子16は、互いに連結された上アーム16hと、上アーム16hの下側に配置される下アーム16jとを含む。上アーム16hおよび下アーム16jは、それぞれ反車輪側の端に設けられた入力部16bと、車輪側の端に設けられた出力部16pとを有する。入力部16bは、アクチュエータ20のシリンダ出力部にシリンダピン20pを介して取り付けられる。出力部16pには、ブレーキパッド14とバックプレート15とがプレートピン15pを介して取り付けられる。
上アーム16hおよび下アーム16jは、入力部16bと出力部16pの間に設けられた支点部16fを有する。入力部16bは力点に対応し、出力部16pは作用点に対応し、支点部16fは支点に対応する。
上アーム16hおよび下アーム16jは、中間接続部16mと、出力側接続部16nとにより互いに接続される。中間接続部16mは、上下の支点部16fの間において上下に延びる筒状の部分である。出力側接続部16nは、上下の出力部16pの間において上下に延びる筒状の部分である。
上アーム16hおよび下アーム16jは一体的に運動する。したがって、以下の説明において、入力部16b、支点部16f、出力部16pは、上下の入力部16b、上下の支点部16f、上下の出力部16pを意味する。
支点部16fは、支点ピン18pを介して梃子連結部材18の両端部に連結される。梃子連結部材18は、車軸方向に延在する腕状の部材で、その両端に車軸方向内側の支点部16fと車軸方向外側の支点部16fとが取り付けられ、内外の支点部16fの離隔距離を一定に保つ。このように構成されたキャリパボディ12は、入力部16bにアクチュエータ20から駆動力が入力されると、出力部16pがバックプレート15を介してブレーキパッド14を車輪92に押し付け、車輪92に制動力を生じさせる。
図3は、アクチュエータ20を概略的に示す模式図である。アクチュエータ20には、公知の様々なブレーキアクチュエータを採用できる。アクチュエータ20は、作動流体の圧力を用いて走行中の車両に制動力を作用させる機能を有する。アクチュエータ20は、例えば付勢部材の付勢力を用いて駐車中の車両に制動力を作用させる機能を有してもよい。本実施形態のアクチュエータ20は、本体部20bと、本体部20bから車軸方向に進退する進退部20cと、進退部20cを進退させる駆動機構20dとを有する。アクチュエータ20はブレーキシリンダ装置と称されることがある。
進退部20cの先端にシリンダ出力部20hが設けられ、本体部20bの進退部20cとは反対側の面にシリンダ出力部20jが設けられる。シリンダ出力部20h、20jには、シリンダピン20pを介してキャリパ梃子16の入力部16bが取り付けられる。駆動機構20dは、図示しない供給源から供給される作動流体(例えば、空気)の圧力状態により、進退部20cを進退させ、2つのシリンダ出力部20h、20j間の車軸方向の離隔距離を変化させる。この例では、圧縮空気の空圧状態により進退部20cを進退させる。
第1の空圧状態では、図3の実線で示すように、進退部20cは突出してシリンダ出力部20h、20jの離隔距離が大きくなる。離隔距離が大きくなると、一対の入力部16bが開き、出力部16pが閉じ、ブレーキパッド14が車輪92に押し付けられ、制動力が発生する。第2の空圧状態では、図3の破線で示すように、進退部20cは後退して出力部20h、20jの離隔距離が小さくなる。離隔距離が小さくなると、一対の入力部16bが閉じ、出力部16pが開き、制動力が解除される。例えば、第1の空圧状態は第2の空圧状態より高圧の状態であってもよい。
図4も参照して、リンク機構28を説明する。図4は、ブレーキ機構10が第2位置にある状態を示す底面図である。前述したように、図4に示すリンク機構28は平行リンク機構である。まず、車軸方向における、ブレーキ機構10の第1位置と第2位置を説明する。第1位置は、狭軌など軌間が狭い鉄道線路を走行するために、内側に移動した車輪92に対応してブレーキ機構10が内側に移動した位置をいう(図2を参照)。第2位置は、標準軌など軌間が広い鉄道線路を走行するために、外側に移動した車輪92に対応してブレーキ機構10が外側に移動した位置をいう(図4を参照)。なお、この明細書では、ブレーキ機構10を第1位置と第2位置との間で移動させることを「軌間変換」ということがある。
リンク機構28は、上述のように車体90に対する車輪92の位置が変化した場合に、車輪92の位置に対応してブレーキ機構10を車体90に対して移動可能に支持する機構である。つまり、軌間変換の際、リンク機構28は、ブレーキ機構10を第1位置と第2位置との間で車軸方向に移動可能に支持する。
リンク機構28は、一対の平行リンク30と、車体90に固定されるベース部36と、位置保持機構40とを含む。位置保持機構40については後述する。
一対の平行リンク30の一方は、ブレーキ機構10より下側に設けられ、ブレーキ機構10を下から支持する。一対の平行リンク30の他方は、ブレーキ機構10より上側に設けられ、ブレーキ機構10を上から支持する。つまり、ブレーキ機構10は一対の平行リンク30により上下から支持されている。
各平行リンク30は、車軸方向に離隔して設けられる一対のリンクアーム31、32を含む。リンクアーム31、32を総称するときは単にリンクアームと表記する。一対のリンクアーム31、32は互いに平行に配置される。リンクアーム31はリンクアーム32の内側に配置される。リンクアーム31、32は、反車輪側の基端部31b、32bと、車輪側の先端部31c、32cとを有する湾曲した腕形状を有する。基端部31b、32bを総称するときは単に基端部と表記し、先端部31c、32cを総称するときは単に先端部と表記する。
図1に示すように、リンクアームは、基端部が先端部より上下方向に厚く形成されている。リンクアームの上面は、基端部から先端部に向かって徐々に下面に接近する傾斜を有する。
ベース部36は、図示しないボルト等の締結具により車体90に取付けられる。ベース部36は、上下方向および内外方向に離間して設けられる4つのアーム支持部36bを有する(図1も参照)。各アーム支持部36bには、根元ピン36pを介してリンクアームの基端部が取付けられる。図1の例では、根元ピン36pは、ベース部36の上側のリンクアーム32の基端部32bと、ベース部36と、下側のリンクアーム32の基端部32bとを上下に貫通して先端にナット36nが螺合される。リンクアームは、基端部を中心に先端部が回動可能に支持される。
キャリパ梃子16の重心近傍を支持する観点から、リンク機構28は、キャリパ梃子16の支点部16fの近傍を支持することが望ましい。本実施形態では、リンク機構28は、キャリパ梃子16の支点部16fを支持する。支点部16fが支持されることによって、キャリパ梃子16は、支点部16fを中心に揺動可能に構成される。特に、キャリパ梃子16の支点部16fにはリンクアームの先端部が支点ピン18pを介して取付けられる。つまり、支点部16fを梃子連結部材18に連結するための支点ピン18pが、リンクアームの先端部を支点部16fに連結するために兼用されている。この場合、別の連結部材を用いる場合と比べて部品点数を少なくできる。
図1の例では、支点ピン18pは、上側のリンクアーム32の先端部32cと、上側の梃子連結部材18と、キャリパ梃子16の支点部16fと、下側の梃子連結部材18と、下側のリンクアーム32の先端部32cとを上下に貫通して先端にナット18nが螺合される。キャリパ梃子16は、リンクアームおよび梃子連結部材18に対して回動可能に支持される。
図2の例では、ベース部36および梃子連結部材18は、車軸方向に並べられた2つのアーム支持部36bの間隔と、車軸方向に並べられた2つの支点部16fの間隔とが互いに等しくなるように構成されている。つまり、支点ピン18pの車軸方向間隔は根元ピン36pの車軸方向間隔と互いに等しい。
図5〜図7も参照して、位置保持機構40を説明する。図5は、ブレーキ機構10が第1位置にある状態の位置保持機構40を示す図である。図6は、ブレーキ機構10が中間位置にある状態の位置保持機構40を示す図である。図7は、ブレーキ機構10が第2位置にある状態の位置保持機構40を示す図である。
第1位置および第2位置におけるブレーキ機構10の位置振れを抑制するため、本実施形態は、ブレーキ機構10を第1位置と第2位置とに保持する位置保持機構40を備える。ブレーキ特性の変動を抑制するため、車輪92に対するブレーキ機構10の相対位置は変化しないことが望ましい。このため、本実施形態の位置保持機構40は、第1位置および第2位置において、車輪92に対するブレーキ機構10の相対位置(以下、単に「相対位置」ということがある)が同じになるように構成される。
軌間変換する際、ブレーキ機構10は、リンクアームに支持されベース部36から視て車輪側に張出す円弧に沿って移動する。したがって、この円弧の中心を、車軸94の中心軸線Laと第1位置および第2位置の中間位置とを結んだ直線上に配置することで、相対位置が同じ状態を実現できる。例えば、車軸方向に並ぶ2つのアーム支持部36bを上述の直線に対して線対称に配置することで、相対位置は同じになる。なお、中間位置における相対位置は、車輪側にシフトしており、第1、第2位置とは異なる。
位置保持機構40は、ブレーキ機構10の車軸方向の位置を所望の保持力により保持できるものであればよい。本実施形態の位置保持機構40は、案内部42と、当接機構44とを有する。案内部42は、ブレーキ機構10と一体的に移動するように、例えば、ブレーキ機構10に固定される。この例では、案内部42は、梃子連結部材18に固定される。案内部42は、第1位置および第2位置に対応する第1凹部42bおよび第2凹部42cを有する。第1凹部42bおよび第2凹部42cは、案内部42の反車軸側の面から車輪側に窪む凹部である。第1凹部42bは、車軸方向で第2凹部42cの外側に配置される。
当接機構44は、案内部42の案内面42gに設けられた第1凹部42bおよび第2凹部42cに当接するように付勢される。当接機構44が第1凹部42bに当接する状態でブレーキ機構10は第1位置に保持され、当接機構44が第2凹部42cに当接する状態でブレーキ機構10は第2位置に保持される。
本実施形態の案内部42は、車軸方向に延びる略棒状の部材であり、案内部42の両端側が車輪側に湾曲する弓のような形状を有する。案内部42の反車輪側に、当接機構44の先端を案内する案内面42gが設けられる。案内部42の案内面42gに、車軸方向に離隔して第1凹部42bと第2凹部42cとが配置される。案内面42gの第1凹部42bと第2凹部42cとの間に後述する非接触部42eが設けられる。案内面42gの第1凹部42bと非接触部42eの間および第2凹部42cと非接触部42eの間に、反車輪側に張り出した張出部42fが設けられる。
図6を参照して、非接触部42eを説明する。軌間変換する際、当接機構44の先端(当接部44e)が案内面42gをスライドしながら移動するため、案内面42gは滑らかに加工されることが望ましい。この加工は、例えば機械加工である。本実施形態では、上述したように案内面42gに当接機構44の先端と接触しない非接触部42eを設け、この非接触部42eの機械加工を省略している。
軌間変換する際、ブレーキ機構10は、円弧に沿って移動するため、案内部42は中間位置でベース部36から遠ざかる。中間位置で当接機構44の先端が案内面42gから離れるように当接機構44の先端のストローク範囲を制限することにより、非接触部42eを実現できる。
図8も参照して、当接機構44を説明する。図8は、当接機構44を示す下面視の断面図である。当接機構44はいわゆるバネシリンダであってもよい。本実施形態の当接機構44は、基体部44aと、押棒部44bと、付勢部材44cと、取付部44dと、当接部44eと、ホルダ部44hと、押棒支持部44fとを有する。基体部44aは、付勢部材44cを収容する外殻であり、内部にシリンダ空間44gを有する。取付部44dは、基体部44aから車軸方向両側に張り出した翼状の部分である。基体部44aは、取付部44dがボルト等によりベース部36に固定されることによって、ベース部36に取り付けられてもよい。
押棒部44bは、基体部44aから車輪側に突出し、基体部44aに対して進退自在な棒状部材である。押棒部44bの基端側は基体部44aに収容され、先端側は案内部42に向いている。押棒部44bの基端側に円板状のピストン部44mが設けられる。ピストン部44mは、シリンダ空間44gを移動可能に形成される。ピストン部44mと基体部44aの反車輪側の内壁との間に付勢部材44cが設けられる。付勢部材44cは、例えばコイルスプリングであり、押棒部44bを介して当接部44eに車輪側に向いた付勢力を付与する。ピストン部44mと基体部44aの車輪側の内壁との間に空気室44qが形成される。
当接部44eは、ホルダ部44hを介して押棒部44bの先端に取り付けられ、案内部42に向けて付勢される。当接部44eは、第1凹部42bおよび第2凹部42cを含む案内面42gの非接触部42eを除く領域に当接するための部材である。本実施形態の当接部44eは、案内面42gとの摩擦を低減するため、回転可能なローラである。当接部44eは、ホルダ部44hを介して押棒部44bの先端に回転自在に支持される。
押棒支持部44fは、基体部44aから車輪側に突出して押棒部44bの先端近傍で押棒部44bを支持する部分である。押棒支持部44fの基端側は基体部44aに固定され、押棒支持部44fの先端側に押棒部44bが挿通される貫通孔44kが設けられる。押棒部44bは、基体部44aの貫通孔44jと押棒支持部44fの貫通孔44kとを貫通して、これらの貫通孔にラジアル方向に支持される。
軌間変換時に、当接部44eと案内部42の案内面42gとの摩擦を小さくするため、当接部44eの付勢力は小さいことが望ましい。他方、ブレーキ機構10を第1位置または第2位置に保持するときの保持力を大きくするため、当接部44eの付勢力は大きいことが望ましい。つまり、軌間変換時の摩擦を小さくすることと保持力を大きくすることとは二律背反の関係にある。
そこで、本実施形態の位置保持機構40は、軌間変換時に当接部44eの付勢力を弱める弱め部44nを有する。特に、弱め部44nは、ブレーキ機構10が第1位置と第2位置との間で移動しているとき、当接部44eに付与される付勢力を弱める。弱め部44nは、付勢力と反対方向の力を当接部44eに付与するものであってもよい。本実施形態の弱め部44nは、上述の基体部44aの空気室44qに圧縮空気を供給する供給部44pを含む。
弱め部44nは、軌間変換時に、供給部44pを制御して、空気室44qに圧縮空気を供給する。このように制御することで、弱め部44nは、ピストン部44mに対して反車輪側へ向かう圧力を付与し、当接部44eの付勢力を弱め、当接部44eと案内面42gとの間の摩擦を小さくする。
本実施形態の作用・効果を説明する。車両用ブレーキ装置100は、車輪92に制動力を与えるブレーキ機構10と、ブレーキ機構10を車輪92の車軸方向の第1位置と、第1位置より外側の第2位置とに移動可能に支持するリンク機構28とを備える。
この態様によれば、リンク機構28を介してブレーキ機構10を車体90に取り付けるので、支持用のガイドピンを用いないためブレーキ装置を軽量化できる。リンク機構28は、平行リンク機構であってもよい。この場合、ブレーキ機構10の位置関係を安定化できる。
ブレーキ機構10は、キャリパ梃子16を含むディスクブレーキであり、リンク機構28は、キャリパ梃子16の支点部16fの近傍を支持してもよい。この場合、キャリパ梃子16の重心に近い支点部16fの近傍が支持されるので、キャリパ梃子16の端部を支持する場合に比べてリンク機構28に加わる応力を低減でき、それに応じて各部材の余分な肉厚を減らしてリンク機構28の軽量化を図れる。
リンク機構28は、キャリパ梃子16の支点部16fを支持し、キャリパ梃子16は、支点部16fを中心に揺動可能に構成されてもよい。この場合、ブレーキ作動時と解除時とで位置が変化しない支点部16fを支持するので、リンク機構28の構成が簡単になり、それに応じてリンク機構28の軽量化を図れる。
リンク機構28は、車軸方向に離れて配置される2つのリンクアーム31、32を含み、リンクアーム31、32は、当該リンクアーム31、32の基端部31b、32bを支点として先端部31c、32cが回動可能に支持され、支点部16fは先端部31c、32cに支持されてもよい。この場合、平行な2本のリンクアーム31、32の先端部31c、32cで2つのキャリパ梃子16の支点部16fを支持するので、軌間変換前後のブレーキ機構10の姿勢変化を抑制できる。
ブレーキ機構10を第1位置と第2位置とに保持する位置保持機構40をさらに備え、位置保持機構40は、第1位置および第2位置において、車輪92に対するブレーキ機構10の相対位置が同じになるように構成されてもよい。この場合、軌間変換前後における、車輪92に対するブレーキ機構10の相対位置関係が同じになるので、軌間変換前後のブレーキ特性の変化を抑制できる。
位置保持機構40は、ブレーキ機構10と一体的に移動する案内部42と、案内部42に向けて付勢され、案内部42に設けられた第1凹部42bおよび第2凹部42cに当接する当接部44eとを有し、ブレーキ機構10は、当接部44eが第1凹部42bに当接するとき第1位置に保持され、当接部44eが第2凹部42cに当接するとき第2位置に保持されてもよい。この場合、簡単な構成によってブレーキ機構10を第1位置および第2位置に保持できる。
案内部42の第1凹部42bと第2凹部42cとの間に当接部44eの先端を案内する案内面42gが設けられ、案内面42gに当接部44eの先端と接触しない非接触部42eが設けられてもよい。この場合、案内部42の当接部44eが接触しない非接触部42eについては機械加工を省略できる。また、非接触部42eでは当接部44eに付勢力が働かないので、摩擦抵抗が減り軌間変換が容易になる。
位置保持機構40は、ブレーキ機構10が第1位置と第2位置との間で移動するとき、当接部44eに付与される付勢力を弱める弱め部44nを有してもよい。この場合、軌間変換時の付勢力を弱めるので、これに応じて、軌間変換後の固定時の付勢力を高められ、固定時のブレーキ機構10の保持力を大きくできる。
以上が本実施形態の説明である。
以上が本実施形態の説明である。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明した。上述した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除などの多くの設計変更が可能である。上述の実施形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「実施形態の」「実施形態では」等との表記を付して説明しているが、そのような表記のない内容に設計変更が許容されないわけではない。また、図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
[変形例]
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
実施形態の説明では、ブレーキディスクが車輪92である例を示したが、これに限られない。ブレーキ機構10は、車輪92とは別に設けられたブレーキディスクに制動力を発生させてもよい。
実施形態の説明では、リンクアーム31、32が互いに対称な形状である例を示したが、これに限られない。リンクアーム31、32は互いに異なった形状であってもよい。
実施形態の説明では、当接部44eがスプリングのみによって車輪側に付勢される例を示したが、これに限られない。例えば、当接部44eは空圧や電磁力など別原理に基づく力も用いて付勢されてもよい。
実施形態の説明では、ブレーキ機構がディスクブレーキである例を示したが、これに限られない。例えば、ブレーキ機構は車輪の踏面に制輪子を押し付けて制動力を発生させる踏面ブレーキであってもよい。
上述の変形例は、実施の形態と同様の作用、効果を奏する。
上述した実施形態と変形例の任意の組み合わせもまた本発明の実施形態として有用である。組み合わせによって生じる新たな実施形態は、組み合わされる実施形態および変形例それぞれの効果をあわせもつ。
10・・ブレーキ機構、 16・・キャリパ梃子、 16f・・支点部、 28・・平行リンク機構、 31・・リンクアーム、 31b・・基端部、 31c・・先端部、 40・・位置保持機構、 42・・案内部、 42b・・第1凹部、 42c・・第2凹部、 42e・・非接触部、 42g・・案内面、 44e・・当接部、 44n・・弱め部、 90・・車体、 92・・車輪、 100・・車両用ブレーキ装置。
Claims (9)
- 車輪に制動力を与えるブレーキ機構と、
前記ブレーキ機構を前記車輪の車軸方向の第1位置と、前記第1位置より外側の第2位置とに移動可能に支持するリンク機構と
を備える車両用ブレーキ装置。 - 前記リンク機構は、平行リンク機構である請求項1に記載の車両用ブレーキ装置。
- 前記ブレーキ機構は、キャリパ梃子を含むディスクブレーキであり、
前記平行リンク機構は、前記キャリパ梃子の支点部の近傍を支持する請求項2に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記平行リンク機構は、前記キャリパ梃子の前記支点部を支持し、
前記キャリパ梃子は、前記支点部を中心に揺動可能に構成される請求項3に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記平行リンク機構は、車軸方向に離れて配置される2つのリンクアームを含み、
前記リンクアームは、当該リンクアームの基端部を支点として先端部が回動可能に支持され、
前記支点部は前記先端部に支持される請求項3または4のいずれかに記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記ブレーキ機構を前記第1位置と前記第2位置とに保持する位置保持機構をさらに備え、
前記位置保持機構は、前記第1位置および前記第2位置において、前記車輪に対する前記ブレーキ機構の相対位置が同じになるように構成される請求項1から5のいずれかに記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記位置保持機構は、前記ブレーキ機構と一体的に移動する案内部と、前記案内部に向けて付勢され、前記案内部に設けられた第1凹部および第2凹部に当接する当接部とを有し、
前記ブレーキ機構は、前記当接部が前記第1凹部に当接するとき前記第1位置に保持され、前記当接部が前記第2凹部に当接するとき前記第2位置に保持される請求項6に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記案内部の前記第1凹部と前記第2凹部との間に前記当接部の先端を案内する案内面が設けられ、
前記案内面に前記当接部の先端と接触しない非接触部が設けられる請求項7に記載の車両用ブレーキ装置。 - 前記位置保持機構は、前記ブレーキ機構が前記第1位置と前記第2位置との間で移動するとき、前記当接部に付与される付勢力を弱める弱め部を有する請求項7または8に記載の車両用ブレーキ装置。
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