JP2021022906A - 撮像制御装置及び撮像制御方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

撮像制御装置及び撮像制御方法、プログラム、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】自分撮り動画の撮影を行う際に、不要部分の動画削除が容易な撮像制御装置を提供する。【解決手段】撮像部で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け部と、動画の撮影中に、撮像部で撮像されている画像が被写体から見える状態で表示されている第1の撮影モードの場合には、受け付け部が動画の記録の終了の指示を受け付けたことに応じて、撮影された動画の最後の部分を削除し、第1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードの場合には、受け付け部が動画の記録の終了の指示を受け付けても、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御する制御部とを備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、動画を編集する技術に関する。
近年、自分撮り動画を撮影する機会が増えてきている。自分撮り動画を撮影する場合、ユーザが撮影の開始指示と終了指示のための操作を行う必要があるが、その際のカメラ本体のボタンを操作したり、リモコンを操作する様子が動画に映り込んでしまう問題がある。できればこのような不要部分は動画に映り込まないことが望ましい。
例えば、特許文献1では、動画撮影が停止した後に、新たに撮影した動画を、複数の動画からなる一連の動画に含めるのか、一連の動画から削除するのかを選択可能とする技術が開示されている。
特開2012−156587号公報
ところで、自分撮りを行う場合、ユーザの動画撮影の開始や終了の指示は1つの動画の前または後ろの部分に含まれる。
しかし、特許文献1では、撮影した動画を一連の動画に含めないようにすることはできるが、ユーザが自分撮りをした際には、動画の撮影の開始や終了時の不要部分の映り込みまでは削除することができない。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、自分撮り動画の撮影を行う際に、不要部分の動画削除が容易な撮像制御装置を提供することである。
本発明に係わる撮像制御装置は、撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け手段と、動画の撮影中に、前記撮像手段で撮像されている画像が被写体から見える状態で表示されている第1の撮影モードの場合には、前記受け付け手段が動画の記録の終了の指示を受け付けたことに応じて、撮影された動画の最後の部分を削除し、前記第1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードの場合には、前記受け付け手段が動画の記録の終了の指示を受け付けても、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、自分撮り動画の撮影を行う際に、不要部分の動画削除が容易な撮像制御装置を提供することが可能となる。
本発明の一実施形態の撮像装置の背面および前面の外観図。 一実施形態の撮像装置の構成を示すブロック図。 一実施形態におけるメイン処理のフローチャート。 一実施形態における動画撮影モードの撮影待機画面を示す図。 一実施形態における動画撮影モードのセルフタイマー設定画面を示す図。 一実施形態における動画撮影処理のフローチャート。 一実施形態における動画撮影モードのセルフタイマーカウント中画面を示す図。 一実施形態における動画撮影モードの動画撮影中画面を示す図。 一実施形態における記録完了した動画の前部フレーム削除確認画面および後部フレーム削除確認画面を示す図。 一実施形態における動画編集処理のフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
図1に本発明の撮像制御装置の一実施形態としてのデジタルカメラの外観図を示す。
図1において、表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。表示部28はバリアングルを開き、被写体側に向けることができる特徴がある。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切り替えスイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は、パーソナルコンピュータやプリンタなどの外部機器と接続するための接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。
操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となり、記録や再生が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。図1においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。
発光部140はLED(発光ダイオード)などからなり、所定の発光/非発光のパターンによってカメラ前面側に存在する被写体にデジタルカメラ100の動作状態(例えば、セルフタイマーのカウントダウン中や撮影の開始など)を通知する。発光部140は被写体側から視認できるようにカメラ前面(被写体側、撮像面側)に配置されている。動画ボタン76は、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。
スピーカー92はブザー音などを鳴らすことにより被写体にデジタルカメラ100の動作状態(例えば、セルフタイマーのカウントダウン中や撮影の開始など)を通知する。インカメラ203は、撮影者自身を自分撮り撮影するためにカメラ背面に配置されている。マイクロフォン15は、音声入力手段の一つであり、各種動作や設定を行わせる音声を通知することにより、カメラを制御することが可能である。
図2は、本実施形態のデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。画像処理部24により得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理を行う。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示(LV表示))を行うことができる。以下、ライブビューで表示される画像をLV画像と称する。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーまたは回路を有する制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、例えばRAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等が展開される。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切り替えスイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切り替えスイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、PMA(プラスムービーオート)モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)、プログラムAEモードがある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、カスタムモード等がある。モード切り替えスイッチ60より、ユーザは、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切り替えスイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73(図1参照)は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池、NiCd電池やNiMH電池やLiイオン電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。
記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像であるかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサーやジャイロセンサーなどを用いることができる。姿勢検知部55である、加速度センサーやジャイロセンサーを用いて、デジタルカメラ100の動き(パン、チルト、持ち上げ、静止しているか否か等)を検知することも可能である。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネル70a(図1参照)を有する。タッチパネル70aと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネル70aは光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成され、表示部28の表示面の上層に取り付けられる。そして、タッチパネル70aにおける入力座標と、表示部28の表示画面上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザーが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を提供できる。システム制御部50はタッチパネル70aへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネル70aにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネル70aにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
・タッチパネル70aを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
・タッチパネル70aへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
・タッチパネル70aに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル70a上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル70a上にどのような操作(タッチ操作)が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル70a上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル70a上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。所定距離以上をタッチムーブしたことが検出された場合はスライド操作が行なわれたと判定するものとする。タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作をフリックと呼ぶ。フリックは、言い換えればタッチパネル70a上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる(スライド操作に続いてフリックがあったものと判定できる)。
更に、複数箇所(例えば2点)を同時にタッチして、互いのタッチ位置を近づけるタッチ操作をピンチイン、互いのタッチ位置を遠ざけるタッチ操作をピンチアウトと称する。ピンチアウトとピンチインを総称してピンチ操作(あるいは単にピンチ)と称する。
タッチパネル70aは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式があるが、いずれの方式でもよい。
また、撮像装置本体に限らず、有線または無線通信を介して撮像装置(ネットワークカメラを含む)と通信し、撮像装置を遠隔で制御する制御装置にも本発明を適用可能である。撮像装置を遠隔で制御する装置としては、例えば、スマートフォンやタブレットPC、デスクトップPCやリモコンなどの装置がある。制御装置側で行われた操作や制御装置側で行われた処理に基づいて、制御装置側から撮像装置に各種動作や設定を行わせるコマンドを通知することにより、撮像装置を遠隔から制御可能である。また、撮像装置で撮影したライブビュー画像を有線または無線通信を介して受信して制御装置側で表示できるようにしてもよい。
図3は、本実施形態における動画セルフタイマーを設定し、動画撮影が完了するまでの一連の動作(メイン処理)を示すフローチャートである。なお、動画セルフタイマー動作とは、ユーザによるセルフタイマーのカウントダウン指示から、セルフタイマーで設定した時間だけ待機(遅延)した後に、自動的に動画撮影を開始する動作である。
図3における各処理は、システム制御部50が不揮発メモリ56に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、動画撮影モードが設定されると開始される。
S301において、システム制御部50は、動画撮影モードの撮影待機画面を表示部28に表示する。ここで、図4は、本実施形態において表示部28に表示される動画撮影モードの撮影待機画面の一例を示す図であり、401は動画撮影の開始指示をするためのタッチアイテムの一例である。
S302において、システム制御部50は、動画撮影モードのセルフタイマー設定を開始する指示が行われたか否かを判定する。動画撮影モードのセルフタイマー設定を開始する指示、すなわち本実施形態においては動画撮影モードのセルフタイマーの設定画面を表示する指示が行われた場合はS303に進み、行われなかった場合はS310へ進む。セルフタイマーの設定画面は、本実施形態においてはメニュー画面内にセルフタイマーに関する設定項目を設け、対応の設定項目を選択することに応じて表示してもよい。また、セルフタイマーを変更するためのアイテムを撮影待機画面において表示しておき、タッチ操作またはボタン操作でアイテムが選択されたことに応じてセルフタイマーの設定をできるようにしてもよい。
S303おいて、システム制御部50は、動画撮影モードのセルフタイマー設定画面を表示部28に表示する。ここで、図5は、本実施形態において表示部28に表示される動画撮影のセルフタイマー設定画面の一例を示す図であり、ライブビュー画像に重畳してセルフタイマーに関する設定項目が表示される。なお、本実施形態では、セルフタイマーの設定秒数は2秒、10秒、もしくはOFF(0秒)としているが、それ以外の秒数を固定値として候補にすることや、ユーザが秒数を設定するカスタマイズを選択可能にしてもよい。
S304において、システム制御部50は、動画セルフタイマーの設定指示が行われたか否かを判定する。動画セルフタイマーの設定指示が行われた場合はS305へ進み、行われなかった場合、すなわちOFFが選択された場合はS308へ進む。
S305において、システム制御部50は、動画セルフタイマーの設定指示された秒数が2秒か否かを判定する。動画セルフタイマーの設定指示された秒数が2秒の場合はS306へ進み、2秒でない場合、すなわち10秒である場合はS307へ進む。
S306において、システム制御部50は、動画セルフタイマーの秒数を2秒に設定する。S307おいて、システム制御部50は、動画セルフタイマーの秒数を10秒に設定する。
S308において、システム制御部50は、セルフタイマー設定画面終了指示が行われたか否かを判定する。セルフタイマー設定画面終了指示は、S304におけるセルフタイマーの設定の候補を選択したことに応じて行われてもよいし、設定をした後に、操作部70に含まれる終了ボタンの押下や、メニューボタンの押下に応じて行われてもよい。セルフタイマー設定画面終了指示が行われた場合はS309へ進み、行われなかった場合はS304へ戻る。
S309において、システム制御部50は、S301と同様に、撮影待機画面を表示部28に表示する。
S310において、システム制御部50は、動画撮影開始指示が行われたか否かを判定する。動画撮影開始指示(記録開始指示)が行われた場合はS311へ進み、行われなかった場合は処理を終了する。
S311において、システム制御部50は、S310において行われた動画撮影開始の具体的な指示方法をメモリ32に記憶する。なお、動画撮影開始の具体的な指示方法としては、動画タッチアイテム401へのタッチ、動画ボタン76の押下、スマートフォンやタブレットPCやデスクトップPCやリモコンなどの遠隔制御装置からの開始指示、マイクロフォン15による音声入力での開始指示等が挙げられる。なお、ここで例として挙げた動画撮影開始の指示方法はあくまで一例であり、それ以外の方法によって動画撮影開始を指示することも可能である。
S312において、システム制御部50は、図6で説明する動画撮影処理を実行する。
以下、図6を参照して、S312の動画撮影処理の動作について説明する。図6は、本実施形態において、動画撮影開始指示が行われ、動画セルフタイマーのカウントを開始してから動画撮影が完了するまでの動作を示すフローチャートである。
この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。なお、この処理は、デジタルカメラ100に電源が入り、S312に移行すると開始される。
S601において、システム制御部50は、動画セルフタイマーがOFF以外に設定されているか否かを判定する。すなわち、セルフタイマーの設定が0秒ではない2秒や10秒等に設定されているか否かを判定する。動画セルフタイマーがOFF以外に設定されていると判定した場合はS602へ進み、OFFに設定されていると判定した場合はS606に進む。
S602において、システム制御部50は、動画セルフタイマーのカウントダウン処理を開始する。
S603において、システム制御部50は、動画セルフタイマーのカウントダウン経過時間に従い、表示部28に動画カウントを表示する。ここで、図7は、本実施形態において表示部28に表示される動画セルフタイマーのカウント中画面の一例を示す図であり、701は動画カウント表示の一例である。
S604において、システム制御部50は、表示部28に動画アイコンを表示する。図7の702は、本実施形態において表示部28に表示される動画アイコン表示の一例であり、図4の撮影待機画面には表示されておらず、カウント開始と同時に現れるアイコンである。
S605において、システム制御部50は、カウントダウンを開始してから設定された秒数が経過したか否かを判定する。カウントダウンを開始してから設定された秒数が経過した場合はS606へ進み、経過していない場合はS603へ戻る。
S606において、システム制御部50は、撮影された動画の先頭から一定フレームを削除する前切り要件を満たすか否かを判定する。撮影された動画の先頭(最初と最後の一方))から一定フレームを削除する前切り要件を満たす場合はS607へ進み、前切り要件を満たさない場合はS608へ進む。
ここで、前切り要件は、セルフタイマーOFFの撮影、自分撮りモードでの撮影、インカメラ203による撮影、バリアングルが被写体側に向けられている撮影、動画撮影開始の操作部が被写体側に位置していることなどが挙げられる。以上のうち、いずれか予め決められた1つを満たしていれば、前切り要件を満たしているとしてもよいし、予め決められたいくつかの要件を満たしていれば、前切り要件を満たしているとしてもよい。
S607において、システム制御部50は、撮影された動画の先頭から一定フレームを削除する前切り要件を満たしていることを示すフラグをメモリ32に記憶する。
S608において、システム制御部50は、撮像部22からの信号読み出しをし、記録をする動画撮影の開始をする。ここで、図8は、本実施形態において表示部28に表示される動画撮影中画面の一例を示す図であり、801は動画撮影の停止指示をするためのタッチアイテムの一例である。
S609において、システム制御部50は、動画撮影停止指示(記録終了指示)が行われたか否かを判定する。動画撮影停止指示が行われた場合はS610へ進み、行われていない場合は、そのまま動画撮影を継続する。
S610において、システム制御部50は、撮像部22からの信号読み出し中止処理や、撮像された画像を映像ファイルとして記録媒体200に書き込む動画画像作成処理などの動画撮影停止処理を行う。
S611において、システム制御部50は、S609で行われた動画撮影停止の具体的な指示方法をメモリ32に記憶する。動画撮影停止の具体的な指示方法としては、動画タッチアイテム801へのタッチ、動画ボタン76の押下、スマートフォンやタブレットPCやデスクトップPCやリモコンなどの遠隔制御装置からの停止指示、マイクロフォン15による音声入力での停止指示などユーザ操作による停止指示が挙げられる。またユーザ操作による停止以外にも事前に設定しておいた撮影時間だけ記録を行うモードでの動画撮影自動停止や、カードフルやサイズフルやバッファフルであることを検知しての動画撮影自動停止など、ユーザ操作以外の停止指示も考えられる。なお、例として挙げた動画撮影停止の指示方法はあくまで一例であり、それ以外の方法によって動画撮影停止を指示することも可能である。
S612において、システム制御部50は、動画撮影停止の指示がユーザ操作によるものか否かを判定する。動画撮影停止の指示がユーザ操作によるものである場合はS614へ進み、ユーザ操作によるものでない場合はS613へ進む。
S613において、システム制御部50は、撮影された動画の先頭から一定フレームを削除する前切り要因フラグがメモリ32に保存されているか否かを判定する。撮影された動画の先頭から一定フレームを削除する前切り要因フラグがメモリ32に保存されている場合はS616へ進み、そうでない場合は処理を終了する。
S614において、システム制御部50は、撮影された動画の末尾(最後)から一定長さのフレームを削除する後切り要因を満たすか否かを判定する。撮影された動画の末尾から一定長さのフレームを削除する後切り要因を満たす場合はS615へ進み、後切り要因を満たさない場合はS613へ進む。なお、後切り要件としては、デジタルカメラ100の操作部材において動画の停止が指示されたこと、自分撮りモードでの撮影、インカメラ203による撮影、バリアングルが被写体側に向けられていること、動画撮影停止の操作部が被写体側に位置していることなどが挙げられる。
なお、予め撮影前にユーザにより動画の記録時間が設定されていたり、ユーザが所定のジェスチャー(手を振ったり、手のひらを見せる動作等)を行うことで動画の記録停止をする場合には、後切り要因を満たさないとしてもよい。このような場合には、ユーザが動画の停止を指示するために、デジタルカメラ100に近づいていき、操作部70を操作する様子が映りこんでいない。もしくはジェスチャーの場合には、S614の判定をYESとして、切り取る時間を短くしてもよい。
S615において、システム制御部50は、撮影された動画の末尾から一定長さのフレームを削除する後切り要件を満たしていることを示すフラグをメモリ32に記憶する。
S616において、システム制御部50は、編集推奨ガイド(ガイダンス)を表示部28に表示する。ここで、図9は本実施形態において表示部28に表示される編集推奨ガイドの一例を示す図であり、図9(a)は動画の前切り要件フラグがある場合の表示を示し、図9(b)は動画の後切り要件フラグがある場合の表示を示す。なお、901は編集推奨ガイドに表示される前切り予定フレームの前後フレーム表示の一例であり、902は編集推奨ガイドに表示される後切り予定フレームの前後フレーム表示の一例である。中央に位置しているフレームから動画に含まれる。よって、図9(a)においては、中央のフレームと中央から右方向にあるフレームが動画に含まれ、中央から左方向にあるフレームは削除されたものを示す。図9(b)においては、中央のフレームと中央から左方向にあるフレームが動画に含まれ、中央から右方向にあるフレームは削除されたものを示す。
このように、削除された前後のフレームを表示することで、ユーザはどこのフレームまでを動画に含められたのか、削除されたのかを詳細に確認することができる。
S617において、システム制御部50は、図10で説明する動画編集処理を実行する。
以下、図10を参照して、S617の動画編集処理の動作について説明する。図10は、本実施形態において、動画の先頭からの前切り、動画の末尾からの後切りをするフレームの長さを決定し、削除するまでの動作を示すフローチャートである。
S1001において、システム制御部50は、撮影された動画の先頭から一定フレームを削除編集する前切り要件を満たしていることを示すフラグがメモリ32に記憶されているか否かを判定する。撮影された動画の先頭から一定フレームを削除編集する前切り要件フラグがメモリ32に記録されている場合はS1002へ進み、前切り要件フラグがメモリ32に記憶されていない場合はS1007へ進む。
S1002において、システム制御部50は、動画撮影開始の指示方法が、スマートフォンやタブレットPCやデスクトップPCやリモコンなどの遠隔制御装置からの動画撮影開始指示であったか否かを判定する。スマートフォンやタブレットPCやデスクトップPCやリモコンなどの遠隔制御装置からの動画撮影開始指示であった場合はS1004へ進み、遠隔制御装置からの動画撮影開始指示でなかった場合はS1003へ進む。
S1003において、システム制御部50は、動画撮影開始の指示方法がマイクロフォン15による音声入力での動画撮影開始指示であったか否かを判定する。動画撮影開始の指示方法がマイクロフォン15による音声入力での開始指示であった場合はS1006へ進み、音声入力での開始指示でなかった場合はS1005へ進む。なお、遠隔制御装置や音声入力に該当しない動画撮影開始指示としては、動画タッチアイテム401へのタッチや、動画ボタン76の押下などを想定している。
S1004において、システム制御部50は、前切り予定フレームを先頭フレームから0.5秒後のフレームまでに決定し、先頭フレームから0.5秒分のフレームを削除する。なお、削除するフレームに関する情報をメモリ32に記憶しておき、ユーザがインターネットにアップロードするときや、外のメディアに移す際には、メモリ32に記録された削除に関する情報に基づいたフレームが削除された動画を外部に出すようにしてもよい。
S1005において、システム制御部50は、前切り予定フレームを先頭フレームから1秒後のフレームまでに決定し、先頭フレームから1秒分のフレームを削除する。
なお、本実施形態では、前切り予定フレームを、S1004において0.5秒後のフレームまで、S1005において1秒後のフレームまでとしているが、この秒時に限定されるものではなく、この時間長を変更してもよいし、ユーザーが適宜設定できるようにしてもよい。
S1006において、システム制御部50は、前切り予定フレームを先頭フレームから動画撮影開始指示の音声キーワードが含まれるフレームまでに決定し、先頭フレームから音声キーワードが含まれるフレームまでを削除する。
S1007おいて、システム制御部50は、撮影された動画の末尾から一定フレームを削除する後切り要件を満たしていることを示すフラグがメモリ32に記憶されているか否かを判定する。撮影された動画の末尾から一定フレームを削除する後切り要件を満たしていることを示すフラグがメモリ32に記憶されている場合はS1008へ進み、後切り要件フラグがメモリ32に記憶されていない場合はS1013へ進む。
S1008において、システム制御部50は、動画撮影停止の指示方法が、スマートフォンやタブレットPCやデスクトップPCやリモコンなどの遠隔制御装置からの動画撮影停止指示であったか否かを判定する。スマートフォンやタブレットPCやデスクトップPCやリモコンなどの遠隔制御装置からの動画撮影停止指示であった場合はS1010へ進み、遠隔制御装置からの動画撮影停止指示でなかった場合はS1009へ進む。
S1009において、システム制御部50は、動画撮影停止の指示方法がマイクロフォン15による音声入力での停止指示であったか否かを判定する。動画撮影停止の指示方法がマイクロフォン15による音声入力での停止指示であった場合はS1012へ進み、音声入力での停止指示でなかった場合はS1011へ進む。なお、遠隔制御装置や音声入力に該当しない動画撮影停止指示としては、動画タッチアイテム801へのタッチや、動画ボタン76の押下などを想定している。
S1010において、システム制御部50は、後切り予定フレームを末尾フレームから0.5秒前のフレームまでに決定し、末尾フレームから0.5秒分のフレームを削除する。
S1011において、システム制御部50は、後切り予定フレームを末尾フレームから1秒前のフレームまでに決定し、末尾フレームから1秒分のフレームを削除する。
なお、本実施形態では、後切り予定フレームを、S1010において0.5秒前のフレームまで、S1011において1秒前のフレームまでとしているが、この秒時に限定されるものではなく、この時間長を変更してもよいし、ユーザーが適宜設定できるようにしてもよい。
S1012において、システム制御部50は、後切り予定フレームを末尾フレームから動画撮影停止指示の音声キーワードが含まれるフレームまでに決定し、末尾フレームから音声キーワードが含まれるフレームまでを削除する。
S1013以降においては、既に削除された動画に対してさらに編集をするための処理である。例えば、ユーザが削除する動画の長さを変更したい場合に削除するフレームの位置を調整することができる。なお、ユーザが編集画面を抜けるまでは、一部を自動的に削除した動画と、削除していないが動画とを記録媒体200に記録しておく。そして、編集画面を抜けたことに応じて、一部を削除した動画を記録媒体200に記録しておき、一部を削除していない動画(実際に撮影された動画)を削除する。なお、記録媒体200には、自動的に削除された動画の部分を別途記録しておき、後述するユーザの操作に応じて削除する動画の部分を少なくする場合には、別途記録しておいた動画をつなげてユーザ所望の長さを動画として記録してもよい。
S1013において、システム制御部50は、前切り編集項目901aが選択されているか否かを判定する。前切り編集項目901aが選択されている場合はS1014へ進み、前切り編集項目901aが選択されていない場合はS1017へ進む。
S1014において、システム制御部50は、削除されたフレームの前後のフレームを編集推奨ガイドに表示する。
S1015において、システム制御部50は、前切り位置を変更する指示がされたか否かを判定する。前切り位置を変更する指示がされた場合はS1016へ進み、そうでない場合はS1017へ進む。図9に示す編集推奨ガイドにおいて、横方向にスクロールをすることによってユーザが削除するフレームを変更できる。例えば、図9(a)においてユーザが右方向にスクロールをすると、スクロール前よりも削除する動画の長さが短くなる。ユーザは削除するフレームを調整することで、所望の位置のフレームから動画に含めることができる。
後述するように、前切り要件フラグがある場合には、前切りをするためのアイテム901aが選択された状態で編集推奨ガイドが表示される。アイテム901aが選択された状態においてSETボタン、もしくはアイテム901aへのタッチをすることで、指定したフレーム位置において前切り(前部の所定時間長さの動画を削除)をすることができる。また、後切り要件フラグがある場合には、後切りをするためのアイテム902aが選択された状態で編集推奨ガイドが表示される。
なお、前切り要件フラグと後切り要件フラグとが共にある場合には、いずれか一方を選択した状態で編集推奨ガイドを表示する。前切り要件フラグのみがあり、後切り要件フラグがない場合にもユーザは操作部70を使ってカーソルを移動することで、後切りをするためのアイテムを選択することができる。
また、編集推奨ガイドにおいては、削除される部分の動画を再生してもよいし、後切りの場合には削除された後の動画の終わりの部分(もしくは前切りの場合には始めの部分)を再生してもよい。
S1016において、システム制御部50は、先頭フレームから指示された位置までのフレームを前切りして、動画を記録媒体200に記録する。
S1017において、システム制御部50は、後切り編集項目902aが選択されているか否かを判定する。後切り編集項目902aが選択されている場合はS1018へ進み、後切り編集項目902aが選択されていない場合はこのフローを終了する。
S1018において、システム制御部50は、削除されたフレームの前後のフレームを編集推奨ガイドに表示する。
S1019において、システム制御部50は、後切り位置を変更する指示がされたか否かを判定する。後切り位置を変更する指示がされた場合はS1020へ進み、そうでない場合はこのフローを終了する。図9に示す編集推奨ガイドにおいて、横方向にスクロールをすることによってユーザが削除するフレームを変更できる。例えば、図9(b)においてユーザが左方向にスクロールをすると、スクロール前よりも削除する動画の長さが短くなる。ユーザは削除するフレームを調整することで、所望の位置のフレームから動画に含めることができる。
後述するように、後切り要件フラグがある場合には、後切りをするためのアイテム902aが選択された状態で編集推奨ガイドが表示される。アイテム902aが選択された状態においてSETボタン、もしくはアイテム902aへのタッチをすることで、指定したフレーム位置において後切り(後部の所定時間長さの動画を削除)をすることができる。また、前切り要件フラグがある場合には、前切りをするためのアイテム901aが選択された状態で編集推奨ガイドが表示される。
なお、前切り要件フラグと後切り要件フラグとが共にある場合には、いずれか一方を選択した状態で編集推奨ガイドを表示する。後切り要件フラグのみがあり、前切り要件フラグがない場合にもユーザは操作部70を使ってカーソルを移動することで、前切りをするためのアイテムを選択することができる。
また、編集推奨ガイドにおいては、削除される部分の動画を再生してもよいし、前切りの場合には削除された後の動画の始めの部分(もしくは後切りの場合には終わりの部分)を再生してもよい。
S1020において、システム制御部50は、末尾のフレームから指示された位置までのフレームを後切りして、動画を記録媒体200に記録する。
以上、説明した実施形態によれば、自分撮りで被写体側から動画撮影指示を行う際に、動画撮影の開始、終了を指示するユーザの動作の映り込みを簡単に削除することが可能となる。
自分撮りでの動画撮影が停止された場合には、動画の後部分を削除し、さらに開始時がセルフタイマーでない場合には動画の前部分も削除するようにしている。セルフタイマーで撮影が開始された場合には、ユーザの動画の開始を指示している動作や準備をしている動作が映り込んでいる可能性が低いとして、動画の前部分は削除しない。
なお、本実施形態においては、図10のS1004−S1006、S1010−S1012において動画の削除をすることを説明したが、削除する動画の範囲を記録しておくだけで、実際の削除はユーザの指示がされるまで行わなくてもよい。また、ユーザに削除する動画の範囲を編集推奨ガイドにおいて表示をしてもよい。編集推奨ガイドに表示された時間の長さを見てユーザは削除する動画の範囲を編集できるようにしてもよい。
なお、システム制御部50が行うものとして説明した上述の各種制御は、1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎない。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、動画撮影が可能な装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末、タブレット端末、スマートフォンなどに適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:デジタルカメラ、22:撮像部、23:A/D変換機、24:画像処理部、28:表示部、50:システム制御部、52:システムメモリ、61:シャッターボタン、70:操作部、200:記憶媒体、76:動画ボタン、92:スピーカー、15:マイクロフォン

Claims (22)

  1. 撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け手段と、
    動画の撮影中に、前記撮像手段で撮像されている画像が被写体から見える状態で表示されている第1の撮影モードの場合には、前記受け付け手段が動画の記録の終了の指示を受け付けたことに応じて、撮影された動画の最後の部分を削除し、前記第1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードの場合には、前記受け付け手段が動画の記録の終了の指示を受け付けても、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像制御装置。
  2. 撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け手段と、
    動画の記録開始を動画の記録開始の指示から設定された時間だけ遅延させるセルフタイマー手段と、
    動画の撮影が前記セルフタイマー手段を用いて行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除せず、動画の撮影が前記セルフタイマー手段を用いないで行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像制御装置。
  3. 撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け手段と、
    動画の記録開始を動画の記録開始の指示から設定された時間だけ遅延させるセルフタイマー手段と、
    動画の撮影中に、前記撮像手段で撮像されている画像が被写体から見える状態で表示されている第1の撮影モードの場合には、前記受け付け手段が動画の記録の終了の指示を受け付けたことに応じて、撮影された動画の最後の部分を削除し、前記第1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードの場合には、前記受け付け手段が動画の記録の終了の指示を受け付けても、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御し、且つ、動画の撮影が前記セルフタイマー手段を用いて行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除せず、動画の撮影が前記セルフタイマー手段を用いないで行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除するように制御する制御手段と、
    を備えることを特徴とする撮像制御装置。
  4. 前記受け付け手段は、動画の記録の開始の指示をさらに受け付けることを特徴とする請求項2または3に記載の撮像制御装置。
  5. 前記セルフタイマー手段を用いる設定がなされていない場合に、前記受け付け手段が動画の記録の開始の指示を受け付けた場合には、前記制御手段は、撮影された動画の最初の部分を削除するように制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像制御装置。
  6. 前記セルフタイマー手段を用いる設定がなされている場合に、前記受け付け手段が動画の記録の開始の指示を受け付けた場合には、前記制御手段は、撮影された動画の最初の部分を削除しないように制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像制御装置。
  7. 前記第1の撮影モードは、自分撮りモードであることを特徴とする請求項1または3に記載の撮像制御装置。
  8. 前記第1の撮影モードは、撮影者を撮影するカメラを用いる撮影モードであることを特徴とする請求項1または3に記載の撮像制御装置。
  9. 前記第1の撮影モードは、バリアングルが被写体側に向いている状態で撮影を行う撮影モードであることを特徴とする請求項1または3に記載の撮像制御装置。
  10. 動画の記録を自動で停止させる停止手段をさらに備え、該停止手段により動画の記録が自動で停止された場合は、前記制御手段は、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  11. 前記停止手段は、予め設定しておいた時間の動画の記録が完了すると、動画の記録を停止させることを特徴とする請求項10に記載の撮像制御装置。
  12. 前記制御手段は、動画の末尾のフレームから特定の長さのフレームを削除するように制御することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  13. 前記制御手段は、動画の先頭のフレームから特定の長さのフレームを削除するように制御することを特徴とする請求項2乃至12のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  14. 遠隔制御により、動画の記録の開始または停止が指示された場合は、前記制御手段は、削除するフレームの長さを、遠隔制御を用いない場合よりも短くするように制御することを特徴とする請求項12または13に記載の撮像制御装置。
  15. 音声入力により、動画の記録の開始または停止が指示された場合は、前記制御手段は、、削除するフレームを記録開始または記録終了の音声キーワードを含むフレームまでとすることを特徴とする請求項12または13に記載の撮像制御装置。
  16. 前記削除を実施するか否かをユーザに問うガイダンスを表示する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の撮像制御装置。
  17. 前記表示手段は削除する予定フレームの前後のフレームを表示することを特徴とする請求項16に記載の撮像制御装置。
  18. 撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け工程と、
    動画の撮影中に、前記撮像手段で撮像されている画像が被写体から見える状態で表示されている第1の撮影モードの場合には、前記受け付け工程で動画の記録の終了の指示を受け付けたことに応じて、撮影された動画の最後の部分を削除し、前記第1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードの場合には、前記受け付け工程で動画の記録の終了の指示を受け付けても、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像制御方法。
  19. 撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け工程と、
    動画の記録開始を動画の記録開始の指示から設定された時間だけ遅延させるセルフタイマー工程と、
    動画の撮影が前記セルフタイマー工程を用いて行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除せず、動画の撮影が前記セルフタイマー工程を用いないで行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像制御方法。
  20. 撮像手段で撮像された動画の記録の終了の指示を受け付ける受け付け工程と、
    動画の記録開始を動画の記録開始の指示から設定された時間だけ遅延させるセルフタイマー工程と、
    動画の撮影中に、前記撮像手段で撮像されている画像が被写体から見える状態で表示されている第1の撮影モードの場合には、前記受け付け工程で動画の記録の終了の指示を受け付けたことに応じて、撮影された動画の最後の部分を削除し、前記第1の撮影モードとは異なる第2の撮影モードの場合には、前記受け付け工程で動画の記録の終了の指示を受け付けても、撮影された動画の最後の部分を削除しないように制御し、且つ、動画の撮影が前記セルフタイマー工程を用いて行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除せず、動画の撮影が前記セルフタイマー工程を用いないで行われた場合には、撮影された動画の最初の部分を削除するように制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする撮像制御方法。
  21. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを、請求項1乃至17のいずれか1項に記載された撮像制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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