JP6301002B2 - 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法 - Google Patents

表示制御装置及び表示制御装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6301002B2
JP6301002B2 JP2017235145A JP2017235145A JP6301002B2 JP 6301002 B2 JP6301002 B2 JP 6301002B2 JP 2017235145 A JP2017235145 A JP 2017235145A JP 2017235145 A JP2017235145 A JP 2017235145A JP 6301002 B2 JP6301002 B2 JP 6301002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
touch
image
enlarged
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017235145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018037118A (ja
Inventor
陽介 高木
陽介 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2017235145A priority Critical patent/JP6301002B2/ja
Publication of JP2018037118A publication Critical patent/JP2018037118A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6301002B2 publication Critical patent/JP6301002B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

本発明は表示制御装置及び表示制御装置の制御方法に関し、特に、記憶媒体に記録された静止画を表示し、拡大表示するために用いて好適な技術に関する。
近年、デジタルカメラにおいて連続撮影の機能向上が目立ち、連続撮影を利用するシーンが増えている。そのため、同じ被写体に対して撮影した複数枚の画像のうち、最もピントが良く合っているものを選出しやすい手段が求められている。
通常、ピントを確認する際には、撮影画像のフォーカスを合わせた箇所を拡大表示させ目視によって確認する。この時、従来のデジタルカメラでは、十字キーや回転する操作部材であるホイールを回転させる。すると、拡大した位置と拡大倍率を維持したまま連続撮影した他の画像に切り換えることができ、複数枚の画像のピントを確認することができる技術が提案されている(特許文献1)。
また、画像を表示可能な機器へのタッチパネルの採用も進んでいる。特許文献2には、タッチパネルに対するタッチ操作でページ送りの指示が可能であり、タッチしている本数に応じて、1本なら次ページ、2本なら次々ページ、3本なら次々々ページを表示することが提案されている。
特開2006−060387号公報 特開平8−76926号公報
近年のタッチパネルを搭載したデジタルカメラにおいては、拡大倍率の変更、拡大位置の移動をタッチ操作によって行うことができるが、拡大位置を維持したまま他の画像に切り換える手段がなく、効率的にピントの確認が行えなかった。
本発明は前述の問題点に鑑み、タッチ操作によって拡大位置を維持したままスムーズに他の画像に切り換えることができるようにすることを目的とする。
本発明の表示制御装置は、表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、前記表示手段の表示領域に表示された画像の一部の範囲を拡大表示する拡大表示手段と、前記表示手段に第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知手段で2点のタッチがされた状態で、該2点のタッチ位置が同じ所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から、第2の画像の拡大表示に切り替え、前記表示手段に第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知手段で1点のみのタッチがされた状態で、該1点のみのタッチ位置が移動したことに応じて、前記第1の画像の表示範囲の変更をするように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記タッチ検知手段が1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知手段が所定時間以内に2点目のタッチを検知した場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替え、1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知手段が前記所定時間以内に2点目のタッチを検知しなかった場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動しても前記2点のタッチ位置が同じ方向に移動したことに応じた前記第2の画像の拡大表示へ切り替える制御は行わないように制御することを特徴とする。
本発明によれば、拡大状態のまま、拡大位置を変えることなく、スムーズに他の画像へ切り換えることができる。
本発明の実施形態のデジタルカメラの外観図である。 実施形態によるデジタルカメラの構成例を示すブロック図である。 シングル再生時に画像を表示部に全画面表示した表示例を示す図である。 画像を拡大表示した際の表示部での表示例を示す図である。 拡大画像送り操作方法を示す画面図である。 実施形態に係るシングル再生の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態に係る拡大再生の処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る拡大再生の処理を示すフローチャートである。 実施形態に係る拡大画像送りの処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の表示制御装置及び表示制御装置の制御方法の好適な実施形態を説明する。
図1に本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。
表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。
コネクタ112は、接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。
電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となる。蓋202は記録媒体スロット201の蓋である。
図2は、本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。
図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。
A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、または、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。
これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。
表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。52はシステムメモリであり、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。システムタイマー53は、各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。
モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画記録モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。
モード切替スイッチ60で、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60で静止画撮影モードに一旦切り換えた後に、静止画撮影モードに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。
なお、コントローラホイール73は、回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または優先ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は、重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサーなどを用いることができる。
なお、操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、恰もユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。
システム制御部50は、タッチパネルへの以下の操作、あるいは状態を検出できる。
(イ)タッチパネルを指やペンで触れたこと(以下、タッチダウン(Touch-Down)と称する)。
(ロ)タッチパネルを指やペンで触れている状態であること(以下、タッチオン(Touch-On)と称する)。
(ハ)タッチパネルを指やペンで触れたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch-Move)と称する)。
(ニ)タッチパネルへ触れていた指やペンを離したこと(以下、タッチアップ(Touch-Up)と称する)。
(ホ)タッチパネルに何も触れていない状態(以下、タッチオフ(Touch-Off)と称する)。
これら(イ)〜(ホ)の操作・状態や、タッチパネル上に指やペンが触れている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについては、タッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。これにより、表示部28に対するタッチ操作を検知するタッチ検知機能を構成することができる。
また、タッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。
所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。また、2点同時(2点以上が同時)にタッチしている状態で、2点間の距離を狭めたり広げたりする操作をピンチと呼ぶ。
そのうち、2点間の距離が狭まる操作をピンチインと呼ぶ。ピンチインは、マルチタッチパネル上に2点の指を触れたまま近づける操作であり、言い換えればマルチタッチパネル上で2本の指をつまむようになぞる操作である。逆に、2点同時にタッチしている状態で、2点間の距離を広げる操作をピンチアウトと呼ぶ。さらに、タッチパネルには触れていないが、タッチパネルへ指やペンが近づけられている状態をホバーと呼ぶ。
タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いてもよい。
図3は、画像501(例えば、ファイル名0001.jpgの画像)を表示部28に全画面表示(画像全体が表示領域に収まる最大のサイズでの表示)した場合の表示例を示す図である。図3の画像を拡大すると、中心基準で画像が拡大され、図4の表示状態となる。
図4は、画像501を拡大表示した際の表示部28での表示例を示す図である。画像全体ではなく一部分が拡大されて表示部28に表示されている。ガイド503は、画像501の全体(白枠)のうち、拡大して表示されている部分(白塗り部)を示している。ガイド503によれば、図4では、画像501の中心部分が拡大表示されていることがわかる。この状態から、拡大位置指示により、拡大位置の変更をして、拡大位置を上に移動させると、図5(a)の表示状態となる。504は表示部28に表示されたメニューボタンである。
図5(a)は、画像501の拡大位置を中央上部あたりとして拡大表示している際に、指505で2点をタッチして、2点ともタッチムーブした場合の模式図である。本実施形態では、2点のタッチムーブによって拡大画像送りが実行され、図5(a)の表示状態から図5(b)の表示状態へと切り替わる。
図5(b)は、画像送り順が画像501の次である画像502(例えば、ファイル名0002.jpgの画像)について、図5(a)と同じ拡大位置を拡大している表示例である。ガイド503を見てわかるように、拡大送りの前後(図5(a)(第1の画像)と図5(b)(第2の画像))で、拡大位置及び全体に対する拡大範囲の割合が変わっておらず、拡大中心位置及び拡大倍率を固定した画像送りが行われていることがわかる。
以下、フローチャートを用いてこのような遷移を実現する処理を説明する。
図6、図7、図8に本実施形態の動作を説明するフローチャートを示す。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開してシステム制御部50が実行することで実現する。
図6は、画像を一枚再生するためのシングル再生モードの処理手順を示すフローチャートである。
まず、S601にて、記録媒体200に記録されている画像のうち、最も新しい画像の画像番号Nを取得する。
S602にて、N番目の画像を読み込み、メモリ32に配置する。
S603にて、メモリ32に配置された画像をデコードし表示部28に表示する(図3)。
S604にて、操作部70に入力があるかどうかを判別する。入力があった場合はS605に進み、ない場合はS604にて入力があるまで待ち続ける。
S605では、入力された操作が拡大操作かどうかを判別する。拡大操作には、例えば操作部70に含まれるズームレバー(ズーム操作部材)のTele側への操作(撮影時の光学ズームでの拡大と同じ操作)がある。また、タッチパネルに対するピンチアウト操作でも拡大できるものとする。拡大操作であった場合はS606へ進み、そうでない場合はS608へ進む。
S606では、表示部28に表示している画像を拡大表示しS607へ進む(図4)。
S608では、入力された操作が画像送り操作かどうかを判別する。画像送り操作には、順方向の操作と逆方向の操作があり、順方向であれば画像送り順で現在表示している画像の次の画像を表示し、逆方向であれば画像送り順で現在表示している画像の前の画像を表示する。
操作部70に含まれる4方向ボタンの右ボタン押下、コントローラホイール73の時計周り操作、シングルタッチでの右方向へのタッチムーブ(ドラッグまたはフリック)が順方向への画像送り操作に相当する。操作部70に含まれる4方向ボタンの左ボタン押下、コントローラホイール73の反時計周り操作、シングルタッチでの左方向へのタッチムーブ(ドラッグまたはフリック)が逆方向への画像送り操作に相当する。
画像送り操作であった場合はS609へ進み、そうでない場合はS610へ進む。
S609では、画像送り指示があった方向の次の画像を記録媒体200からメモリ32に読み出し、S603にて表示部28に表示する。
S610では、入力された操作が機能の終了を指示するものであるかを判別し、終了を指示するものであればS612にて終了する。終了を指示するものでなければS611にて、その他の処理を実行後する。ここで言うその他の処理とは、メニュー画面を開く処理や、インデックス表示する処理などが挙げられる。
図7、図8は拡大再生モード時の処理手順を説明するフローチャートである。
S607で拡大再生を指示されると拡大再生処理が開始され、S701にてタッチダウン操作があったかどうかを判別する。タッチダウン操作があった場合にはS702に進み、ない場合にはS703へ進む。
S703では、ボタン入力があったかどうかを判別し、ボタン入力があった場合はS723へ進み、なかった場合にはS701へ戻り、入力を待つ。
S723では、入力された操作が拡大再生終了の入力であったかどうかを判別する。拡大再生終了の入力であればS725へと進み、拡大再生を終了して、S603にて画像を表示しなおして入力を待つ。
S723にて拡大再生終了の入力でない場合にはS724にてその他のボタン処理を実行してS701へと戻り再度入力を待つ。ここでいう、その他のボタン処理とは表示部28に表示する情報表示の切り換え処理などが挙げられる。
S702では、タッチダウンされたのが2点のタッチであったのかどうかを判別する。2点のタッチであった場合にはS704に進み、ない場合はS801へ進む。
S704では、拡大画像送りをするための手段を示すガイド(2点のタッチした点(タッチ位置)を同一方向へタッチムーブをさせることで拡大画像送りが行える旨のガイド(不図示)を表示する。
S705では、タッチされた各点の座標をメモリ32に記憶しS706に進む。
S706では、ピンチ操作がされたかどうかを判別する。ピンチ操作がされた場合はS707へ進み、ピンチの方向によって拡大(ピンチアウト)/縮小(ピンチイン)処理をし、倍率指示により拡大倍率(表示倍率)を変更して表示を更新する。
続いてS709にて、拡大/縮小処理後の拡大倍率をメモリ32に記憶し、S710でピンチ操作がされたかどうかを記憶するためのピンチ実行フラグ(システムメモリ52に保持)をONに設定する。
S706にて、ピンチ操作がなかった場合には、S708で2点タッチされたうちの1点がタッチアップされたかどうかの判別をする。1点タッチアップされた場合はS801に進む。1点タッチアップされなかった場合はS712へ進み、タッチされた全点がタッチアップされたかどうかを判別する。
全点タッチアップされた場合はS713へ進む。されなかった場合はS706に戻って処理を続ける。
S713では、システムメモリ52を参照し、ピンチ実行フラグがONに設定されているかを判別する。ONに設定されている場合は、S714へと進みピンチ実行フラグをOFFに設定して、S701へと戻り入力を待つ。S713にてピンチ実行フラグがONではなかった場合にはS715へ進み、全点タッチアップされるまでにされていた操作が、タッチされた2点において同一方向へのタッチムーブであるかムーブ判別する。
より具体的には、2点タッチが始まった時点でシステムメモリ52に記憶した2点の座標と、S712で全点タッチアップが検知される直前の2点の座標(タッチアップ点)にそれぞれ所定距離以上の差があった場合に、2点のタッチムーブがあったと判定する。そして、それぞれの差の最大成分の方向(上下左右のいずれか)が同じである場合に、同一方向へのタッチムーブがあったと判定する。
同一方向へのタッチムーブであった場合にはS716へと進み、そうでない場合にはS701へと戻り入力を待つ。
S716では、そのタッチムーブ操作が所定距離以上のタッチムーブだったかどうかを判別し、所定距離以上だった場合にはS717へ進む。所定距離以上でなかった場合にはS722へと進み、その他のタッチ処理を実行してS701へ戻り、再度入力を待つ。このときのその他のタッチ処理には、例えば、表示している画像の消去や、お気に入りマークを付与するなどの機能を実行してもよい。
S717では、所定距離以上のタッチムーブが水平方向か否かを判別する。水平方向であった場合にはS718に進み、そうでなかった場合にはS722に進む。
S718では、所定距離以上のタッチムーブの移動量が正方向(右方向)への移動であったのか否かを判別する。正方向であった場合には、S719へと進み、画像番号Nを1つ進めS721へ進み拡大画像送り処理を実行する。
この結果、図5(a)、(b)で説明したような、2点タッチによる拡大画像送りが実行される。
一方、正方向でなかった場合(負方向、すなわち左方向)であった場合)にはS720にて、画像番号Nを1つ減らす処理をしてS721にて拡大画像送り処理を実行する。
このように、全点タッチアップしてから拡大画像送りを実行するため、2点でのタッチ操作の途中で画像の拡大位置が変更されてしまうことが無い。そのため、拡大画像送りを行おうとした場合に、前後の画像で拡大位置がずれてしまうことを防止することができる。
一方、S702にて2点のタッチでなかった場合には、S801へと進み、タッチされている1点の座標をシステムメモリ52に記憶する。その後、S802にてタッチムーブされているかどうかを判別し、タッチムーブされているようであればS803へと進む。
S803では、タッチムーブされている1点とは別にホバー検知があるかどうかを判別する。ホバー検知とは、タッチパネルの上面数ミリ程度の位置までペンや指などの操作体が接近した状態(ホバー有状態)であるか否かの近接検知のことである。静電容量方式のタッチパネルであれば、タッチされていると判定する閾値よりも低い容量のホバー検知用の閾値を上回る容量を検知した場合に、ホバーがあったと判定する。
ホバー検知があった場合には、S807へ進みもう1点のタッチダウン(すなわち、2点目のタッチダウン)がされたかどうかを判別する。もう一点のタッチダウンがされたようであればS704に進み、拡大画像送りのガイドを表示する。本実施形態においては、2点目のタッチダウンがされたかどうかを判別するのは所定時間内に行なわれた場合とする。
S807でもう1点がタッチダウンされていない場合は、S809にてタッチアップされたかどうかを判別する。タッチアップされた場合(すなわち、1点もタッチしていないタッチオフ状態になった場合)にはS701へ進み入力を待つ。S809でタッチアップされていない場合は、S803へと戻りホバーの検知があるかどうか再度判別する。
S803にてホバー検知がなかった場合にはS805へ進み、タッチムーブされた移動量に応じて、画像の中で拡大している位置を移動させる。その後、S806にて移動後の拡大中心座標をメモリ32に記憶しS807進む。
このように、タッチムーブがあった場合でも、ホバーを検知していた場合(S803でYesの場合)には拡大位置の移動(S805の処理)は行わない。これは、ホバー検知された理由が、拡大画像送りの指示を行うために2点目のタッチを行うための指が近づいてきている途中である可能性があるためである。
2点でのタッチムーブの指示をしようとしている途中で拡大位置が変わってしまうと、2点でのタッチムーブを行おうとする前の状態と、拡大画像送りの実行後で拡大位置がずれてしまう。しかし、ホバー検知した場合に拡大位置の移動をしない、即ち、明確なシングルタッチでのタッチムーブでない限り拡大位置の移動をしないようにすることで、2点でのタッチムーブを行おうとする過程で拡大位置が意図せずにずれてしまうのを防ぐことができる。
S802にて、タッチムーブがされていないと判別された場合には、S804へと進み、もう1点のタッチダウン(すなわち2点めのタッチダウン)がされたかどうかを判別する。タッチダウンされているようであれば、S704へ進み、拡大画像送りのガイドを表示する。
S804でもう1点のタッチダウンがされていないようであれば、S810へ進みタッチムーブされずに所定時間以上タッチオンがされている状態かどうかを判別する(すなわち、シングルタッチでのロングタッチがあったか否かを判定する)。
所定時間以上タッチオンされているようであればS811へ進み、されていない場合はS802に戻る。
S811では、ロングタッチ後のタッチ操作で拡大画像送りをするための操作方法を示すガイドを表示する。この場合、所定時間以上のタッチオンを続けた後(すなわちロングタッチした後)、水平方向(右または左方向)へタッチムーブさせることによって拡大したまま画像を切り換えることができる旨をガイドに表示する。
ガイド表示後、S812にてタッチムーブがされるまで入力を待ち、タッチムーブされたらS813へ進む。
S813では、操作されたタッチムーブが水平方向のものであったかを判別する。水平方向であった場合には、S814へと進み、水平方向でない場合にはS818へ進みその他のタッチ処理を実行後、S701に進んで入力を待つ。
S814では、タッチムーブの移動が正方向であったかどうかを判別する。正方向であった場合にはS815にて画像番号Nを1つ進め、正方向でなかった場合にはS816にて画像番号Nを1つ前に戻す。その後、S817へと進み、拡大画像送り処理を実行後、S701に戻り入力を待つ。
S721での拡大画像送り処理の詳細について、図9のフローチャートを用いて説明する。この処理は、不揮発性メモリ56に記録されたプログラムをシステムメモリ52に展開し、システム制御部50が実行することで実現する。
拡大画像送りを指示された場合は、S901にて記録媒体200に記録されている画像のうちN番目の画像をメモリ32に読み込む。その後、S902にてメモリ32に記憶されている拡大の中心座標と拡大倍率を読み込み、S903にて、S902で読み込んだ中心座標と拡大倍率で画像を拡大表示する。
なお、ここでS802〜S807の処理において、ホバー検知がされていない状態で1点タッチムーブがあった場合にはS805にて拡大位置移動を実行する。その後、2点目のタッチダウンが検知されると、S704に進み、タッチダウンされた2点が同一方向にタッチムーブされることによる拡大画像送りを受け付ける状態となる。
この場合、その後、拡大画像送りが指示されたとしてもS805にて操作者が意図せずに拡大位置移動がされている可能性があり、拡大画像送り前後の画像で拡大位置がずれてしまう恐れがある。この解決方法としては、S805にて拡大位置移動処理を実行する前に、タッチムーブが所定距離以上、もしくは所定時間以上されているかを判別するようにすることが考えられる。この場合には、明示的に拡大位置移動を操作者が行おうとしていると判断できるため、意図せずに拡大位置が移動されずに拡大画像送りをさせることができる。
(その他の実施形態)
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、前述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
また、前述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラに適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず2点同時タッチムーブ操作によって、拡大画像送りを実現することが可能である表示制御装置であれば適用可能である。
例えば、スマートフォンやタブレットPCなどにおいて、拡大再生中に拡大位置を移動することなく直感的にタッチ操作で画像送りをすることができる。したがって、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワークまたは各種のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
22 撮像部
28 表示部
50 システム制御部
52 システムメモリ
53 システムタイマー
54 通信部
56 不揮発性メモリ
60 モード切替スイッチ
61 シャッターボタン
70 操作部
100 デジタルカメラ
101 シャッター
102 バリア
103 撮影レンズ

Claims (22)

  1. 表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知手段と、
    前記表示手段の表示領域に表示された画像の一部の範囲を拡大表示する拡大表示手段と、
    前記表示手段に第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知手段で2点のタッチがされた状態で、該2点のタッチ位置が同じ所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から、第2の画像の拡大表示に切り替え、前記表示手段に第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知手段で1点のみのタッチがされた状態で、該1点のみのタッチ位置が移動したことに応じて、前記第1の画像の表示範囲の変更をするように制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記タッチ検知手段が1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知手段が所定時間以内に2点目のタッチを検知した場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替え、
    1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知手段が前記所定時間以内に2点目のタッチを検知しなかった場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動しても前記2点のタッチ位置が同じ方向に移動したことに応じた前記第2の画像の拡大表示へ切り替える制御は行わないように制御することを特徴とする表示制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記タッチ検知手段が1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知手段が前記所定時間以内に2点目のタッチを検知した場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から、前記第1の画像について指示された表示範囲に基づいた前記第2の画像の拡大表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記拡大表示された画像の拡大倍率の変更を指示する倍率指示手段とをさらに有し、
    前記制御手段は、前記タッチ検知手段が1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知手段が前記所定時間以内に2点目のタッチを検知した場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から、前記第1の画像について前記倍率指示手段で指示された拡大倍率に基づいた前記第2の画像の拡大表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1または2に記載の表示制御装置。
  4. 前記制御手段は、前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知手段で1点のみのタッチが検知された状態で、該1点のタッチ位置の移動が所定距離以上、または第1の時間以上されたことに応じて、前記タッチ位置の移動に応じた表示範囲の変更を行うように制御することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示制御装置。
  5. 前記制御手段による制御によって変更された表示範囲に対応する表示位置に関する情報を保持する位置保持手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の画像の拡大表示の際に、前記位置保持手段に保持された前記表示位置の情報に基づいた表示範囲を拡大表示するように制御することを特徴とする請求項2または3に記載の表示制御装置。
  6. 前記倍率指示手段によって指示された拡大倍率に関する情報を保持する倍率保持手段を更に有し、
    前記制御手段は、前記第2の画像の拡大表示の際に、前記倍率保持手段に保持された前記拡大倍率の情報に基づいた拡大倍率で拡大表示するように制御することを特徴とする請求項3に記載の表示制御装置。
  7. 前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記表示手段に1点のみのタッチがされたままで、該1点のみのタッチ位置の移動が開始された場合に、該1点のみのタッチ位置が第1の距離を移動する間に2点目がタッチされ、2点が前記所定の方向に移動したことに応じて、前記制御手段は、前記第1の画像の表示範囲を変更せずに、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示制御装置。
  8. 前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記表示手段に1点のみのタッチがされたままで、該1点のみのタッチ位置の移動が開始された場合に、該1点のみのタッチ位置が第1の時間以上の移動をする間に2点目がタッチされ、2点が前記所定の方向に移動したことに応じて、前記制御手段は、前記第1の画像の表示範囲を変更せずに、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の表示制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記表示手段に2点のタッチがされたことに応じて、該2点のタッチを前記所定の方向に移動することによって前記第2の画像が拡大表示される旨のガイドを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の表示制御装置。
  10. 前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記表示手段に1点のみをタッチした状態で第2の時間以上その状態を保持したあと、前記所定の方向に移動した場合に、前記制御手段は、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項に記載の表示制御装置。
  11. 前記制御手段は、前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、第2の時間以上、1点のみがタッチした状態である場合に、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示へと切り替える旨のガイドを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至10の何れか1項に記載の表示制御装置。
  12. 前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記タッチ検知手段が1点目のタッチを検知し、前記1点目のみのタッチがされたままで前記1点目のみのタッチ位置の移動が行われた場合に、前記1点目がタッチされてから前記所定時間以内に2点目がタッチされ、2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動したことに応じて、前記制御手段は、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至11の何れか1項に記載の表示制御装置。
  13. 前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記タッチ検知手段が1点目のタッチを検知し、前記1点目のタッチのみのタッチがされたままで前記1点目のみのタッチ位置の移動が行われた場合に、前記1点目がタッチされてから前記所定時間以内に前記タッチ検知手段が2点目のタッチを検知しなかった場合には、その状態から2点目がタッチされて2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動しても、前記制御手段は、前記2点のタッチ位置が同じ方向に移動したことに応じた前記第2の画像の拡大表示へ切り替える制御は行わないことを特徴とする請求項12に記載の表示制御装置。
  14. 前記表示手段に前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記表示手段に1点目のみのタッチがされ、前記1点目のみのタッチ位置の移動が行われた場合に、前記1点目がタッチされてから前記タッチ検知手段が前記所定時間以内に2点目のタッチを検知しなかった場合には、タッチ位置が前記所定の方向に移動したことに応じて、前記制御手段は、前記第1の画像の表示範囲の変更をするように制御することを特徴とする請求項1乃至13の何れか1項に記載の表示制御装置。
  15. 前記第1の画像が拡大表示されている状態において、前記表示手段に2点をタッチした状態で、2点間の距離が狭まる操作、もしくは2点間の距離が広がる操作のいずれかの操作がされた場合には、前記制御手段は、前記表示手段に表示されている前記第1の画像の表示倍率を変更するように制御することを特徴とする請求項1乃至14の何れか1項に記載の表示制御装置。
  16. 前記所定の方向は、前記表示手段における表示向きに対する横方向であることを特徴とする請求項1乃至15の何れか1項に記載の表示制御装置。
  17. 前記表示向きは文字が表示される向きであることを特徴とする請求項16に記載の表示制御装置。
  18. 前記表示制御装置は、デジタルカメラ、携帯電話端末、携帯型の画像ビューワ、ディスプレイを備えるプリンタ装置、デジタルフォトフレーム、音楽プレーヤー、ゲーム機、電子ブックリーダーのうちいずれかであることを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に記載の表示制御装置。
  19. 前記表示制御装置は、スマートフォンまたはタブレットPCであることを特徴とする請求項1乃至17の何れか1項に記載の表示制御装置。
  20. 表示手段に対するタッチ操作を検知するタッチ検知ステップと、
    前記表示手段の表示領域に表示された画像の一部の範囲を拡大表示する拡大表示ステップと、
    前記表示手段に第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知ステップにおいて2点のタッチがされた状態で、該2点のタッチ位置が同じ所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から、第2の画像の拡大表示に切り替え、前記表示手段に第1の画像が拡大表示されている際に、前記タッチ検知ステップにおいて1点のみのタッチがされた状態で、該1点のみのタッチ位置が移動したことに応じて、前記第1の画像の表示範囲の変更をするように制御する制御ステップとを有し、
    前記制御ステップでは、前記タッチ検知ステップにおいて1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知ステップにおいて所定時間以内に2点目のタッチを検知した場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動したことに応じて、前記表示手段の表示を、前記第1の画像の拡大表示から前記第2の画像の拡大表示に切り替え、
    1点のみのタッチを検知した後、前記1点のみのタッチがされたままで前記タッチ検知ステップにおいて前記所定時間以内に2点目のタッチを検知しなかった場合には、その状態から2点のタッチ位置が同じ前記所定の方向に移動しても前記2点のタッチ位置が同じ方向に移動したことに応じた前記第2の画像の拡大表示へ切り替える制御は行わないように制御することを特徴とする表示制御装置の制御方法。
  21. コンピュータを、請求項1乃至19の何れか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  22. コンピュータを、請求項1乃至19の何れか1項に記載された表示制御装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
JP2017235145A 2017-12-07 2017-12-07 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法 Active JP6301002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017235145A JP6301002B2 (ja) 2017-12-07 2017-12-07 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017235145A JP6301002B2 (ja) 2017-12-07 2017-12-07 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013211303A Division JP6257255B2 (ja) 2013-10-08 2013-10-08 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018036135A Division JP6545307B2 (ja) 2018-03-01 2018-03-01 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018037118A JP2018037118A (ja) 2018-03-08
JP6301002B2 true JP6301002B2 (ja) 2018-03-28

Family

ID=61565895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017235145A Active JP6301002B2 (ja) 2017-12-07 2017-12-07 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6301002B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4101455B2 (ja) * 2000-11-29 2008-06-18 日産ディーゼル工業株式会社 車両のロールオーバ防止装置
JP2009020144A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Brother Ind Ltd 画像表示装置及び画像表示プログラム
JP5885517B2 (ja) * 2012-01-27 2016-03-15 キヤノン株式会社 表示制御装置、表示制御装置の表示制御方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018037118A (ja) 2018-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5306266B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
US10222903B2 (en) Display control apparatus and control method thereof
EP3054376B1 (en) Electronic apparatus and control method of the same
JP5873390B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法、プログラム、並びに記憶媒体
JP2015172836A (ja) 表示制御装置及び表示制御方法
JP5885517B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の表示制御方法およびプログラム
JP2018117186A (ja) 撮像制御装置、撮像装置、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP2019114922A (ja) 電子機器、その制御方法およびプログラム
CN106961545B (zh) 显示控制设备及其控制方法
JP2015041150A (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP6198459B2 (ja) 表示制御装置、表示制御装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP6257255B2 (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
JP6128967B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP5575290B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP6833509B2 (ja) 撮像制御装置及びその制御方法
JP2019022116A (ja) 撮像装置、その制御方法、およびプログラム、並びに記憶媒体
JP6301002B2 (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
JP7007805B2 (ja) 表示制御装置及びその制御方法
JP6545307B2 (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
JP2021028785A (ja) 電子機器および電子機器の制御方法
JP2019197557A (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
JP7086722B2 (ja) 表示制御装置およびその制御方法
JP7324037B2 (ja) データ転送装置およびその制御方法、プログラム
JP2017004343A (ja) 表示制御装置、その制御方法、および撮像装置、プログラム、並びに記憶媒体
JP2024037370A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171207

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20171207

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180227

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6301002

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151