JP6759094B2 - 電子機器及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器およびその制御方法に関する。
設定や記憶媒体の初期化など、一度選択されてしまうと簡単には元の状態に戻せなくなってしまうような項目がある。特許文献1には、次のような操作および制御が開示されている。まず、メニューから設定の初期化の設定画面に入った場合に、初期化実行前に確認画面を表示する。そして、ユーザが確認画面において「OK」または「キャンセル」を選択してからSETボタンを押下することで、初期化の実行またはキャンセルがされることが開示されている。
特開特開2016−143347号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、初期化をする場合でも、初期化をしない場合でも、「OK」または「キャンセル」の選択肢を変えるだけで、その後、処理の実行またはキャンセルのためにSETボタンを押下する操作は共通である。そのため、ユーザが誤って「OK」を選択し、続けてSETボタンを押下してしまった場合に、初期化をしてしまう可能性がある。一方、誤って削除することを防ぐために、消去することの確認画面においては、普段とは異なる部材にすることが考えられるが、消去する意図がなく確認画面に入ってきたユーザにとっては、抜けにくくなる。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであり、ユーザの操作性を低下せずに、意図しない機能の実行がされることを防ぐことを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の電子機器は、表示部に表示された複数の選択項目のうちいずれかを選択可能な選択手段と、第1の操作部材と、前記第1の操作部材よりも前記選択手段から離れた位置にある第2の操作部材と、前記表示部に表示される、第1の処理に関する設定をするための第1の設定画面においては、前記第1の処理を実行することを示す第1の選択項目と、前記第1の処理を実行しないことを示す第2の選択項目とが選択可能であり、前記第1の設定画面において前記第1の選択項目が選択された場合には、前記第2の操作部材への操作に応じて前記第1の処理を実行し、前記第1の操作部材への操作がされても前記第1の処理を実行せず、前記第1の設定画面において前記第2の選択項目が選択された場合には、前記第1の操作部材への操作に応じて前記第1の設定画面から前記第1の設定画面とは異なる画面へと切り替えるように制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記第1の処理とは異なる第2の処理に関する設定をするための第2の設定画面においては、前記第2の処理に関する第3の選択項目と、第4の選択項目のうち、前記第3の選択項目が選択された場合には前記第1の操作部材への操作に応じて前記第3の選択項目に設定し、前記第4の選択項目が選択された場合にも前記第1の操作部材への操作に応じて前記第4の選択項目に設定するように制御する。
本発明によれば、ユーザが操作性を低下せずに、意図しない機能の実行がされることを防ぐことができる。
本実施形態におけるデジタルカメラの外観図。 実施形態に係るデジタルカメラおよびレンズユニットの構成を示すブロック図。 実施形態に係る起動から静止画撮影までの処理を示すフローチャート。 実施形態に係るメニュー第一階層処理のフローチャートである。 実施形態に係る基本的なメニュー画面におけるメニュー操作処理のフローチャート。 実施形態に係る記録媒体のフォーマット設定処理のフローチャート。 実施形態に係る基本的なメニュー操作処理におけるメニュー画面の一例を示す図。 実施形態に係る記録媒体のフォーマット設定メニュー画面の一例を示す図。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。ただし、本形態において例示される構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。なお、以下に説明する実施形態では、本発明に係る電子機器が、静止画像と動画の撮影が可能な撮像装置であるデジタルカメラに適用した場合を例にして説明する。
[デジタルカメラの構成]
図1は、本発明を適用可能な装置の一例として、デジタルカメラ100の外観図を示す。図1(a)はデジタルカメラ100の前面斜視図であり、図1(b)はデジタルカメラ100の背面斜視図である。
図1において、表示部28は、画像や各種情報を表示する、カメラ背面に設けられた表示部である。ファインダー外表示部43は、カメラ上面に設けられた表示部であり、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。レンズユニット150はレンズを含むレンズ部である。
端子カバー40は外部機器に接続するための接続ケーブルとデジタルカメラ100とを接続する接続ケーブル等のコネクタ(不図示)を保護するカバーである。蓋202は記録媒体を格納するためのスロットの蓋である。グリップ部90は、ユーザーがデジタルカメラ100を構えた際に右手で握りやすい形状とした保持部である。ユーザが撮影体勢に入り、デジタルカメラ100を構えた場合には、ユーザは右手でグリップ部90、左手でレンズ部を支える。このとき、右手で表示部28右側のボタン等は操作できるが、左側にあるメニューボタン171やOKボタン172の操作はしにくい。一方で撮影体勢でない場合には、右手でグリップ部90、左手でデジタルカメラ100の左の把持部を持つことで、両手でボタン操作ができるようになる。すなわち、右手で表示部28右側のボタンを操作し、左手で表示部28の左側のボタン(左の把持部側)を操作することができる。
デジタルカメラの背面、上面、側面等の複数箇所には、操作部材が設けられている。操作部材は、各種モードを切り替えるためのモード切替スイッチ60、撮影指示を行うためのシャッターボタン61、電源のON/OFFを切り替えるための電源スイッチ72の他に、複数の操作部材(図2に示す操作部70に相当)を含む。
ここで、操作部70に含まれる操作部材について説明する。メイン電子ダイヤル71は回転操作部材であり、このメイン電子ダイヤル71を回すことで、シャッター速度や絞りなどの設定値の変更等を行うことができる。サブ電子ダイヤル73も回転操作部材であり、選択枠の移動や画像送りなどを行うことができる。十字キー74は、上、下、左、右部分をそれぞれ押し込み可能な十字型の4方向キーであり、十字キー74の押した部分に応じた操作が可能(カーソルの移動可能、項目の選択可能)である。SETボタン75は、主に項目の決定などに用いられる十字キー74の各キーの真ん中にある押しボタンであり、十字キー74の各キーへの操作をした後、素早くSETボタン75を操作することで、選択と決定をすることができる。
LVボタン76は、メニュー画面においてライブビュー(LV)のON/OFFを切り替えるボタンである。動画撮影モードにおいては、動画撮影(記録)の開始、停止の指示に用いられる。拡大ボタン77は、撮影モードのライブビュー表示において、拡大モードのON/OFF、および拡大モード中の拡大率の変更を行うための操作ボタンである。また、再生モードにおいては再生画像を拡大し、拡大率を増加させるための拡大ボタンとして機能する。縮小ボタン78は、拡大された再生画像の拡大率を低減させ、表示された画像を縮小させるための操作ボタンである。
再生ボタン79は、撮影モードと再生モードとを切り替えるための操作ボタンである。撮影モード中に再生ボタン79を押下することで再生モードに移行し、記録媒体200に記録された画像のうち最新の画像を表示部28に表示させることができる。メニューボタン171は、主にメニュー画面の呼び出しや、設定画面から抜ける処理に用いられる。メニュー画面においては、複数の設定項目の一覧が表示されており、ユーザは設定項目を選択することで、設定変更操作をすることができる。メニュー画面においては、撮影に関する設定項目をまとめたリスト、再生に関する設定項目をまとめたリスト、記録に関する設定をまとめたリスト、一般的なカメラの設定に関する設定項目をまとめたリストがある。ユーザはメニュー画面内において各リストの中にある設定項目を選択することができる。なお、各リストを選択した上で選択したリスト内の設定項目を選択操作も可能であるし、設定項目の切り替え操作を順次行うことで全てのリスト内の設定項目を表示、選択することもできる。
OKボタン172は、SETボタン75と同様に主に項目の決定などに用いられる。SETボタン75とOKボタン172は、選択した項目を決定するのに使用できるという同じ機能を有しているが、異なる機能も有している。SETボタン75はメニュー画面等の複数の項目から何れかの項目を十字キー74で選択した後、選択した項目に決定するために主に使用される、すなわち、SETボタン75は主に十字キー74による選択がされた上で使用される。SETボタン75は、十字キー74との位置が近いので、ユーザが項目の選択と決定を何回も行う場合や、素早く設定変更をするような場合、デジタルカメラ100を構えた状態でボタン操作をする場合に操作性が良い位置にある。一方、OKボタン172は十字キー74等による項目の選択がされていない状態でも使用可能なボタンである。例えば、無線通信をするような画面において、通信確立までの解説を次々に表示していくような、ユーザが項目を選択するのではない画面を次に切り替える場合に使用できる。つまり、ユーザが解説を読み理解した場合にOKを押すことで、次の解説を表示する画面に切り替え、前の解説を表示する画面に戻る場合にはメニューボタン171を操作する。さらに撮影方法に関するガイダンスや編集方法に関するガイダンスを表示する際に、それぞれの表示画面ごとに記載の内容を確認する度にOKを押すことで内容の確認と次ページの表示指示をすることができる。このようにOKボタンは十字キー74等を用いた選択肢の確定ではなく、予め画面ごとに定まった機能の確定を指示することができる。
また、時刻設定時など、表示されている候補からユーザが選択操作をするというよりも、ユーザが年月日と時分秒とを設定するような画面においてもOKボタン172が使用される。無線通信の確立をする操作時や時刻設定の操作時は、撮影するためにデジタルカメラ100を構えた状態で行うよりも、両手でデジタルカメラ100を持って操作をしている可能性が高いので、OKボタンの方がユーザにとって直感的で分かりやすく、また操作性も低下しない。以上が操作部70に含まれる操作部材であるが、上記の他にも操作部材を設けてもよいし、また、上述した操作部材の一部に複数の機能を割り当てて共用するようにしてもよい。
ファインダー16は被写体を視認するためのファインダ部であり、覗き込むことで被写体の光学像(光学式ファインダの場合)やLV画像(電子ビューファインダの場合)を視認することができる。
図2は、本実施形態におけるデジタルカメラ100と、デジタルカメラ100に着脱可能なレンズユニット150の構成例を示すブロック図である。
レンズユニット150に含まれるレンズ103は、通常、複数枚のレンズから構成されるが、ここでは簡略的に一枚のレンズで表している。通信端子6は、レンズユニット150がデジタルカメラ100側と通信を行う為の通信端子、通信端子10は、デジタルカメラ100がレンズユニット150側と通信を行う為の通信端子である。レンズユニット150は、この通信端子6,10を介してシステム制御部50と通信し、レンズシステム制御回路4によって絞り駆動回路2を介して絞り1の制御を行うと共に、AF駆動回路3を介して、レンズ103の位置を変位させることで焦点を合わせる。
レンズユニット150を介して入射した被写体からの光束は、光学部材であるメインミラー11に入射する。メインミラー11は、光路に挿入されたミラーダウン時には入射した光束をフォーカシングスクリーン13へ導くように反射する。一方、露光、ライブビュー撮影、動画撮影の際には、システム制御部50からの指示に基づく不図示のアクチュエータにより、光学部材であるサブミラー12と共に撮像部22へ光束を導くように上方に跳ね上がり(ミラーアップ)、光路から退避する。
ミラーダウン時にメインミラー11により上方に反射された光束は、フォーカシングスクリーン13上に被写体像として結像される。撮影者はこの像をペンタプリズム14とファインダー16を介して観察することで、レンズユニット150を通して得た被写体の光学像の焦点や構図の確認が可能となる。AEセンサー17は、レンズユニット150を通した被写体の輝度を測光する。
メインミラー11はその中央部が光の一部を透過するハーフミラーとなっており、ミラーダウン時に光束の一部を透過する。メインミラー11を透過した光束は、後方に配置されたサブミラー12で下方へ曲げられて、焦点検出部25へ導かれる。焦点検出部25は、内部に配置された、光電変換を行うための対のラインセンサ群からの出力信号をシステム制御部50に出力する。システム制御部50では、この出力信号の位相差を求めることで、被写体に対するレンズ103の焦点調節状態を示すデフォーカス量を求め、求めたデフォーカス量に基づいてレンズユニット150を制御することで、焦点調節を行う。
シャッター101は、システム制御部50の制御により撮像部22の露光時間を制御するためのフォーカルプレーンシャッターである。撮像部22は、光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータまたはメモリ制御部15からのデータに対して、所定の画素補間処理や、縮小といったリサイズ処理、色変換処理を行う。また、画像処理部24は、A/D変換器23から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、焦点調節制御を行う。これにより、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理、フラッシュプリ発光(EF)処理が行われる。さらに、画像処理部24は、A/D変換器23から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のオートホワイトバランス(AWB)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介して、メモリ32に書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られ、A/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器19は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器19を介して表示部28に表示される。表示部28は、LCD等の表示器であって、D/A変換器19からのアナログ信号に応じた表示を行う。このように、A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器19においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示する。これにより、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行うことができる。
ファインダー内液晶表示部41には、ファインダー内表示部駆動回路42を介して、現在オートフォーカスが行われている焦点検出領域を示す枠(AF枠)や、カメラの設定状態を表すアイコンなどが表示される。また、ファインダー外表示部43には、ファインダー外表示部駆動回路44を介して、シャッター速度や絞りをはじめとするカメラの様々な設定値が表示される。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体であり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、変数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムを含む。
システム制御部50は、少なくとも1つのプロセッサーを有する制御部であり、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52にはRAMが用いられ、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50は、メモリ32、D/A変換器19、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
モード切替スイッチ60、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70は、システム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを、静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとしては、例えば、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、絞り優先モード(Avモード)、シャッター速度優先モード(Tvモード)がある。また、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、これらのモードのいずれかに直接切り替えることができる。あるいは、モード切替スイッチ60で撮影モードの一覧画面に一旦切り換えた後に、表示された複数のモードのいずれかを選択し、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり、第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。システム制御部50は、第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作を開始する。第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。また、操作部70は、上述したように、メイン電子ダイヤル71、サブ電子ダイヤル73、十字キー74、SETボタン75、LVボタン76、拡大ボタン77、縮小ボタン78、再生ボタン79、メニューボタン171、OKボタン172を含む。例えば、メニューボタン171が押されると、各種の設定が可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、十字キー74の上下左右の4方向ボタン及びSETボタン75を用いて、直感的に各種設定を行うことができる。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。電源スイッチ72はデジタルカメラ100の電源のON,OFFを切り替えるためのスイッチである。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を外部機器に送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
[全体処理]
まず、図3を用いて本実施形態のデジタルカメラ100で行われる、起動から静止画撮影までの処理について説明する。図3のフローチャートにおける各処理は、システム制御部50が不揮発性メモリ56等に格納されたプログラムをシステムメモリ52に展開して実行することにより実現される。
電源スイッチ72が操作され電源がオンに切り替わると、S301においてシステム制御部50はフラグや制御変数等を初期化する。S302において、システム制御部50は、表示部28にスルー画像(ライブビュー画像)が表示され、第1シャッタースイッチ62、第2シャッタースイッチ64、操作部70からの各種操作を待つ撮影待機状態となる。
S303では、システム制御部50は、メニューボタン171が押下されたか否かを判定する。押下されていれば、S304に進んで、図4に示すフローチャートを参照して後述するメニュー第一階層処理へ進み、押下されていなければS305へ進む。
S305では、システム制御部50は、メニューボタンおよびシャッターボタン61を除く、その他の操作部材に対する操作があったか否かを判定する。その他の操作部材に対する操作があったと判定されると、S306に進んで、その他の操作部材に対する操作に応じた処理を実行し、S302に戻る。その他の操作部材に対する操作が無かったと判定されると、S307へ進む。
S307では、システム制御部50は、シャッターボタン61が半押しされ、第1シャッタースイッチ62がON(SW1 ON)となったか否かを判定する。シャッター半押しであればS308へ進み、システム制御部50は、AFやAE等の撮影準備処理を行って、S309へ進む。また、半押しで無ければS309へ進む。
S309では、システム制御部50は、シャッターボタン61が全押しされ、第2シャッタースイッチ64がON(SW2 ON)となったか否かを判定する。シャッター全押しであればS310へ進み、システム制御部50は、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を行う。上記処理の終了後、S302へ戻って前述した処理を繰り返す。
続いて、図4を参照して、S304で行われるメニュー第一階層処理について説明する。この処理は、メニューボタン171が押下されたときにメニューの第一階層で行われる処理である。メニュー画面では、様々な設定項目に関する設定操作を行うことができるが、そのうちメニューの第一階層では、設定操作を行う設定項目を選択する。なお、第一階層で選択した設定項目の種類によっては、第二階層において設定操作を受付けるようにしてもよいし、さらに第二階層において設定項目を選択し、第三階層以降で設定操作を受付けるようにしてもよい。
S401では、システム制御部50は、図7(a)に示すメニュー画面701のように、システムメモリ52に書き込まれているプログラムに従って、メニュー第一階層のメニュー画面を生成し、表示部28に表示する。図7(a)のメニュー画面701では、アイテム702〜705が表示されており、それぞれ異なる設定項目に対応している。このとき、現在選択されている設定項目(以下、「選択中項目」と呼ぶ。)にカーソルを当てて(フォーカス状態にする)表示をする。図7(a)のメニュー画面701においてはアイテム702が選択されており、カーソル706がアイテム702に表示されている。
S403では、システム制御部50は、選択する設定項目の変更操作、すなわち十字キー74のボタン操作が行われたか否かを判定し、操作されていればS404へ進み、操作されていなければS407へ進む。なお、十字キー74以外にも電子ダイヤルへの操作によって、選択する設定項目を変更できるようにしてもよい。S404では、システム制御部50は、S403で操作された方向にある選択された設定項目をフォーカス状態にし、S407へ進む。図7(a)のメニュー画面701において下方向に(十字キー74の下キー)操作がされると、アイテム702が選択された状態からアイテム703が選択された状態になるので、カーソル706はアイテム703に表示されるようになる。なお、ここでは選択されている設定項目が、選択されていない設定項目から区別できるように表示を変更すれば良く、色を変更することに限られるものではない。例えば、選択されていない設定項目を暗くする等、表示の明るさを変えたり、選択している設定項目の枠や文字を太くする等、様々な表示方法が考えられる。このように、本発明は表示方法により限定されるものでない。
S407では、システム制御部50は、SETボタン75が押下されたか否かを判定し、SETボタン75が押下されていればS409へ進み、押下されていなければS408へ進む。S408では、システム制御部50は、OKボタン172が押下されたか否かを判定し、OKボタン172が押下されていればS409へ進み、押下されていなければS412へ進む。
S409では、システム制御部50は、S407もしくはS408において、SETボタン75またはOKボタン172の押下により確定操作されたときの選択中の設定項目(カーソルが表示されていたアイテムの設定項目)が、メモリカード等の記録媒体のフォーマット設定か否かを判定する。図7(a)のメニュー画面701には不図示であるが、S403における選択する設定項目の変更操作に応じて、メモリカード等の記録媒体のフォーマット設定の設定項目も選択することができる。記録媒体のフォーマット設定であれば、S410の記録媒体のフォーマット設定処理へ遷移し、それ以外であればS411へ進んで、システム制御部50は、それ以外のメニュー操作処理へ遷移する。なお、S410の処理は図6を参照して、また、S411の処理は図5を参照して詳細に後述する。S410またはS411の処理が完了すると、S403に戻る。
一方、S412では、メニューボタン171が押下されたか否かを判定し、押されていればS413へ進み、メニュー画面を表示する前の画面(スルー画像)を表示し、図3に示す撮影待機画面フローへ戻る。なお、メニュー画面の表示前に再生画面を表示していた場合には、再生画面を表示する。メニューボタン171が押下されていない場合はS403へ戻り、メニュー画面の表示を継続する。
続いて、図5を参照して、S411で行われる処理について説明する。S501では、システム制御部50は、図4のS409での判定がされた際の選択中項目に関する設定をするメニュー画面(設定画面)を生成し、表示部28に表示する。S409においてタッチ操作を示す設定項目が選択されていた場合には、図7(b)のメニュー画面707に示すように、タッチ操作に関する設定を受付ける設定画面が表示部28に表示される。S501においては、設定候補(選択項目)を示すアイテムのうち、いずれかが選択された状態で表示される。現在の設定がタッチ操作有効であれば有効、現在の設定がタッチ操作無効であれば無効が選択された状態(カーソルが表示された状態)になる。図7(b)のメニュー画面707であれば、有効を示すアイテム708と無効を示すアイテム709のうち、アイテム708が選択状態で表示されている。
S503では、システム制御部50は、選択する設定項目の変更操作、すなわち十字キー74のボタン操作が行われたか否かを判定し、操作されていればS504へ進み、操作されていなければS507へ進む。なお、十字キー74以外にも電子ダイヤルへの操作によって、選択する設定項目を変更できるようにしてもよい。S504では、システム制御部50は、S503で操作された方向にある選択された設定項目をフォーカス状態にし、S507へ進む。図7(a)のメニュー画面701において下方向に(十字キー74の下キー)操作がされると、アイテム702が選択された状態からアイテム703が選択された状態になるので、カーソル706はアイテム703に表示されるようになる。なお、ここでは選択されている設定項目が、選択されていない設定項目から区別できるように表示を変更すれば良く、色を変更することに限られるものではない。例えば、選択されていない設定項目を暗くする等、表示の明るさを変えたり、選択している設定項目の枠や文字を太くする等、様々な表示方法が考えられる。このように、本発明は表示方法により限定されるものでない。
S507では、システム制御部50は、SETボタン75が押下されたか否かを判定し、SETボタン75が押下(確定操作)されていればS509へ進み、押下されていなければS508へ進む。S508では、システム制御部50は、OKボタン172が押下されたか否かを判定し、OKボタン172が押下(確定操作)されていればS509へ進み、押されていなければS510へ進む。
S509では、システム制御部50は、S507もしくはS508において、SETボタン75またはOKボタン172の押下により確定操作されたときの選択中の選択項目に確定して、この設定値、もしくは設定をシステムメモリ52へ書き込む。書き込みが終了すると、設定項目を一覧表示した画面、例えば図7(a)のメニュー画面701のような画面に戻る。図7(b)、(c)のメニュー画面707において確定操作がされた場合には、タッチ操作が有効または無効の何れかに設定がされる。
このように、記録媒体のフォーマット設定処理以外の設定項目においては、SETボタン75とOKボタン172の操作による処理は共通である。なお、記録媒体のフォーマット設定処理以外の設定項目の場合にはOKボタン172の押下による確定操作ができないようにしてもよい。
S510では、システム制御部50は、メニューボタン171が押下されたか否かを判定し、メニューボタン171が押下されていればS511へ進み、一階層上の画面へ戻る制御を行って、メニュー操作処理を終了する。押下されていない場合は、S503へ戻って、メニュー操作処理を継続する。
続いて、図6を用いて、S410で行われる記録媒体のフォーマット設定処理について説明する。S601では、システム制御部50は、システムメモリ52に書き込まれているプログラムに従って、記録媒体のフォーマット設定のメニュー画面を生成し、表示部28に表示する。図8(a)に示す、カードのフォーマットを設定するためのメニュー画面801のようなメニュー画面がS601において表示される。このとき、カードのフォーマットに関する選択肢、「はい」と「いいえ」のうち、はいが選択状態であり、「はい」を示すアイテム802と「いいえ」を示すアイテム803のうち、アイテム802にカーソル804が表示される。更に、メニュー画面801においては、カードのフォーマットにおいてはカード内の全てのデータが削除されることを示すガイド801aを表示する。ここで、意図せずカードのフォーマットを選択したユーザは、このままフォーマット処理を行う設定をしてしまうと、カード内の記録が削除されてしまうことを認識することができる。
なお、メニュー画面801(確認画面)が最初に表示されている時にカーソルの当たっている選択肢は「はい」にしてもよい。確認画面を表示させた時に、「はい」にカーソルが当たっているとユーザはOKボタン172を押下するだけでフォーマット処理を実行することができる。「いいえ」にカーソルが当たっていると、フォーマットをしようと思って確認画面を表示させたユーザにとっては十字キー74でカーソルを移動させ、さらにOKボタン172を押下する操作が必要になるので、操作手番が多くなる。よって最初に「はい」にカーソルを当てておいた方が、操作手番が少なく操作性が向上する。
また、確認画面の表示時に「いいえ」にカーソルが当たるようにした場合にはSETボタン75でもフォーマット実行できるようにしてもよい。最初から「いいえ」にカーソルが当たっているので、フォーマットを実行したいユーザはカーソル移動と、「はい」の確定操作が必要となる。つまり、「いいえ」から「はい」へと選択肢を変更する操作をしたユーザはフォーマットをする意思がある可能性が高く、よりすばやくフォーマットが実行できるようにSETボタン75での実行を受付けるようにした方が、操作性が高くなる。図5で説明をしたタッチ操作の設定の場合には、設定画面が表示された時にカーソルの表示される位置は、現在の設定に応じて変わることを説明したがカードのフォーマットの場合には「はい」または「いいえ」の何れかに固定してもよい。
S602では、システム制御部50は、選択する設定項目の変更操作、すなわち十字キー74のボタン操作が行われたか否かを判定し、操作されていればS603へ進み、操作されていなければS607へ進む。なお、十字キー74以外にも電子ダイヤルへの操作によって、選択する設定項目を変更できるようにしてもよい。S603では、システム制御部50は、S602で操作された方向にある選択された設定項目をフォーカス状態にし、S607へ進む。図7(a)のメニュー画面701において下方向に(十字キー74の下キー)操作がされると、アイテム702が選択された状態からアイテム703が選択された状態になるので、カーソル706はアイテム703に表示されるようになる。なお、ここでは選択されている設定項目が、選択されていない設定項目から区別できるように表示を変更すれば良く、色を変更することに限られるものではない。例えば、選択されていない設定項目を暗くする等、表示の明るさを変えたり、選択している設定項目の枠や文字を太くする等、様々な表示方法が考えられる。このように、本発明は表示方法により限定されるものでない。
S604では、システム制御部50は、現在選択中の選択項目が「はい」であるか否かを判定する。選択中の選択項目が「はい」であると判定した場合は、S605へ進み、そうでない場合は、S606へ進む。
S605では、システム制御部50は、「はい」を示すアイテム802の右の部分に、OKボタン172で確定操作ができることを示すガイド805を表示する。これにより、ユーザは「はい」が選択された状態においてOKボタン172への操作によってメモリーカードのフォーマットが行われることを把握することができる。「はい」の場合には、ユーザが意図せず確定操作をしないようにOKボタン172で確定されることを示す。ユーザは、他の設定項目の選択項目を確定する操作はSETボタン75でも行えるのに対し、カードのフォーマットを実行する操作はOKボタン172で確定されることが分かる。よって、ユーザは他の選択項目とは異なり簡単に実行してはいけない選択項目であることを認識することができる。すなわち、どのような処理が実行されるのか、どのような設定結果に反映されるのか等を確認するために、試しに実行をして、設定を戻すというような気軽に設定してよい設定項目ではないことを認識することができる。
S605では、システム制御部50は、「いいえ」を示すアイテム803の右の部分に、「SETボタン」で確定操作ができることを示すガイド806を表示する。これにより、ユーザは「いいえ」が選択された状態においてSETボタン75への操作により、カードのフォーマットを実行しないようにすることができる、もしくはメニュー画面801から抜けられることが分かる。意図せずカードのフォーマットを選択してしまったユーザにとっては、記録の削除は行いたくない操作であり、さらに速く他の所望の設定項目へと移動できた方がよい。よって、他の設定項目の選択項目を確定するのと同様に、SETボタン75への操作で「いいえ」を確定できた方が、十字キー74への操作から素早く操作をすることができる。なお、「いいえ」の場合には他の設定項目の選択項目を確定する場合の操作と同じなのでガイド806は表示しなくてもよい。
このガイド804はより目立たせるために、点滅表示を行っても良い。また、ここでは選択されている項目が、選択されていない項目から区別できるように表示を変更すれば良く、色を変更することに限られるものではない。例えば、選択されていない項目を暗くする等、表示の明るさを変えたり、選択している項目の枠や文字を太くする等、様々な表示方法が考えられる。このように、本発明は表示方法により限定されるものでない。なお、ガイド805、806は各アイテム内に表示しなくてもメニュー画面801内の他の領域に表示してもよい。
S607では、システム制御部50は、SETボタン75が押下されたか否かを判定し、SETボタン75が押下(確定操作)されていればS608へ進み、押下されていなければS609へ進む。S608では、システム制御部50は、現在のフォーカス項目が「はい」であるか否かを判定し、フォーカス項目が「はい」(図8(a))の状態であれば、記録媒体のフォーマットを行わず(S615)にS603へ戻る。このとき、表示部28に表示されているOKボタンのガイド804を点滅させたり、色を変えてより目立つようにすることで、ユーザにSETボタン75ではなくOKボタンでフォーマットが実行可能であることを示してもよい。
一方、S607でNoと判定され、フォーカス項目が「いいえ」(図8(b))の状態であれば、本画面を終了して、図4に示すメニュー第一階層のフローへ戻る。このように、フォーマット処理では、選択中項目が「はい」の場合にSETボタン75の処理を無効とし、「いいえ」の場合にはSETボタン75を有効としている。
S609では、システム制御部50は、OKボタン172が押下されたか否かを判定し、OKボタン172が押下(確定操作)されていればS610へ進み、押下されていなければS612へ進む。S610では、現在のフォーカス項目を判定し、フォーカス項目が「はい」(図8(a))であればS611へ進み、「いいえ」(図8(b))の場合は本画面を終了して、図4に示すメニュー第一階層処理のフローへ戻る。このように、フォーマット処理では、選択中項目が「はい」、「いいえ」のいずれの状態であっても、OKボタン172の操作を有効としている。
S611では、システム制御部50は、記録媒体のフォーマット処理を実行し、実行完了後に図4に示すメニュー第一階層処理のフローへ戻る。S611においては記録媒体に記録されていた画像データ、音声データ等が削除される。
S612では、システム制御部50は、メニューボタン171が押下されたか否かを判定し、メニューボタン171が押下されていればS613へ進む。S613においては、システム制御部50は、一階層上の画面へ戻る制御を行って、図6の記録媒体のフォーマット設定処理を終了する。押下されていない場合は、S603へ戻って、記録媒体のフォーマット設定処理を継続する。
以上、説明した実施形態によれば、ユーザが意図しない場合にフォーマット設定処理が実行される可能性を低減させることができる。
なお、「いいえ」はSETボタン75でもOKボタン172でも確定(決定)できるようにしてもよいので、アイテム803が選択された場合には、図8(c)のメニュー画面801に示すようにガイドを表示してもよい。OK/SETと表示することでいずれのボタンでも確定操作を行えることが分かる。
なお、上述した例では、フォーマット設定処理の場合に、フォーカス項目が「はい」の場合に、SETボタン75を無効にして、フォーマット処理が実行されないようにしたが、本発明は、フォーマット設定処理に限るものではない。例えば、言語設定(意図せず理解できない言語にすると設定を戻しにくい)、SNS等への画像データのアップロード(一度アップロードしてしまうと削除しにくい)等において本実施形態を適用してもよい。
また、図5のメニュー操作処理ではタッチ操作の有効、無効を設定する画面を例に挙げて説明をしたが、これに限らずその他の項目の設定画面でもよい。すなわち、AF(オートフォーカス)に関する設定(1点AFか、追尾AFかといった選択項目から選択する)や、ストロボ設定(発光量を大、中、小のいずれかから選択する)でもよい。さらに、節電設定(ONとOFFから選択する)や、液晶の明るさ設定(5段階などの複数段階から選択する)、消音設定、撮影に関する設定値の設定等を設定する設定画面でもよい。上述した設定項目は、意図せず設定をしてしまっても同じ設定画面で設定をし直せば、もとの設定値、または状態に戻すことができる。つまり、AFに関する設定をAF設定画面において、1点に意図せず設定してしまったとしても、1点を設定した時と同じようにAF設定画面において追尾AFに戻すことができる。一方、カードのフォーマットは同じ設定画面において、初期化後に「いいえ」を選択しても削除した画像データ等が戻るわけではない。
さらに、本実施形態は確定操作を行うために、SETボタン75とOKボタン172とを、使い分けることを説明したが、ボタンでなくてもタッチ操作でも適用可能である。上述の実施形態に沿って説明をすると、カードのフォーマット以外の設定項目においては、選択項目の近くの確定アイテムへのタッチもしくは、選択項目を2回タッチする操作で実行可能であるが、カードのフォーマットの場合には以下のようにしてもよい。すなわち、ボタン等の物理操作部材の押下や、選択項目から離れた位置にある確定アイテムへのタッチ等によりカードのフォーマットの実行は確定できるようにする。
なお、画像の削除でもカードのフォーマットではなく、再生画面において削除する画像を選択した後に削除する操作を行う選択削除の際にも、上述の実施形態を適用してもよい。つまり、例えば5枚画像を選択した後、OKボタン172を押下したことに応じて確認画面が表示されるような場合に、「はい」はOKボタン172で確定されるが、「いいえ」はSETボタン75でも確定できるようにする。一方で、1枚の画像の表示中に削除ボタン(不図示)を押下することにより1枚ずつ画像を削除するような場合には、この限りではなく、削除ボタンの押下で確認画面の表示をし、もう一度削除ボタンを押下すると削除、キャンセルボタンの選択で元の画面に戻るようにしてもよい。
また、システム制御部50の制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上述した実施形態においては、本発明をデジタルカメラ100に適用した場合を例にして説明したが、これはこの例に限定されず、2つ以上の確定操作を受付け可能な操作部材のある電子機器であれば適応可能である。すなわち、本発明はパーソナルコンピュータやPDA、携帯電話端末や携帯型の画像ビューワ、ゲーム機、電子ブックリーダーなどに適用可能である。
<その他の実施形態>
また、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
18:記録媒体I/F、22:撮像部、28:表示部、50:システム制御部、52:システムメモリ、56:不揮発性メモリ、70:操作部、74:十字キー、75:SETボタン、172:OKボタン、200:記憶媒体

Claims (17)

  1. 表示部に表示された複数の選択項目のうちいずれかを選択可能な選択手段と、
    第1の操作部材と、
    前記第1の操作部材よりも前記選択手段から離れた位置にある第2の操作部材と、
    前記表示部に表示される、第1の処理に関する設定をするための第1の設定画面においては、前記第1の処理を実行することを示す第1の選択項目と、前記第1の処理を実行しないことを示す第2の選択項目とが選択可能であり、
    前記第1の設定画面において前記第1の選択項目が選択された場合には、前記第2の操作部材への操作に応じて前記第1の処理を実行し、前記第1の操作部材への操作がされても前記第1の処理を実行せず、
    前記第1の設定画面において前記第2の選択項目が選択された場合には、前記第1の操作部材への操作に応じて前記第1の設定画面から前記第1の設定画面とは異なる画面へと切り替えるように制御する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、前記第1の処理とは異なる第2の処理に関する設定をするための第2の設定画面においては、前記第2の処理に関する第3の選択項目と、第4の選択項目のうち、
    前記第3の選択項目が選択された場合には前記第1の操作部材への操作に応じて前記第3の選択項目に設定し、
    前記第4の選択項目が選択された場合にも前記第1の操作部材への操作に応じて前記第4の選択項目に設定するように制御することを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1の処理が実行された後、前記第1の設定画面において前記第2の選択項目を選択し、前記第1の操作部材への操作を行っても、該第1の処理を行う前の状態には戻せないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の設定画面において前記第4の選択項目に設定されている状態から前記第3の選択項目に設定がされた後、前記第2の設定画面において前記第4の選択項目に設定した状態に戻せることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記制御手段は、前記第1の設定画面において前記第2の選択項目が選択された場合には、前記第2の操作部材への操作に応じて前記第1の設定画面から前記第1の設定画面とは異なる画面へと切り替えるように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記第1の設定画面は、前記第1の処理の実行の有無を決定するための画面であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記第1の処理は、記録媒体のフォーマットであることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記第1の処理は、インターネットへの画像のアップロードまたは言語の設定を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 前記制御手段は、前記第1の選択項目が選択されると前記第1の選択項目は、前記第2の操作部材への操作に応じて設定できることを示すガイドを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記制御手段は、前記第2の選択項目が選択されると前記第2の選択項目は、前記第1の操作部材への操作に応じて設定できることを示すガイドを表示するように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の電子機器。
  10. 前記第2の処理は、タッチ操作を有効にする処理であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  11. 前記第2の処理は、撮影に関する設定項目の設定値を設定する処理であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子機器。
  12. 撮像手段と、
    前記撮像手段により撮影された画像データを、記憶媒体に記憶する記憶手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の電子機器。
  13. 前記第1の操作部材と前記選択手段とは、前記電子機器の第1の把持部側にあり、前記第2の操作部材は、前記電子機器の第2の把持部側にあることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の電子機器。
  14. 前記第1の操作部材は、前記選択手段により選択された選択項目に設定するための指示を受付け可能な操作部材であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の電子機器。
  15. 前記第2の操作部材は、ユーザの項目を選択する操作なしに、表示画面ごとに予め定まった指示を受付け可能な操作部材であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の電子機器。
  16. コンピュータを、請求項1乃至15のいずれか1項に記載された電子機器の各手段として機能させるためのプログラム。
  17. 請求項16に記載のプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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