JP2020196529A - 包装紙及び包装袋 - Google Patents

包装紙及び包装袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2020196529A
JP2020196529A JP2019105633A JP2019105633A JP2020196529A JP 2020196529 A JP2020196529 A JP 2020196529A JP 2019105633 A JP2019105633 A JP 2019105633A JP 2019105633 A JP2019105633 A JP 2019105633A JP 2020196529 A JP2020196529 A JP 2020196529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
paper
adhesive
gas barrier
coating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019105633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7375338B2 (ja
Inventor
久貴 山本
Hisataka Yamamoto
久貴 山本
大塚 康司
Yasushi Otsuka
康司 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2019105633A priority Critical patent/JP7375338B2/ja
Publication of JP2020196529A publication Critical patent/JP2020196529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7375338B2 publication Critical patent/JP7375338B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】ガスバリア性の低下を防止できる包装紙を提供する。【解決手段】紙基材25と、紙基材25の一面にコーティングされたコーティング層21と、紙基材25の他面に接着層27を介して配される熱接着性樹脂層28とを備えた包装紙20において、コーティング層21がガスバリア性を有するとともに、接着層27がガスバリア性接着剤により形成される。【選択図】図2

Description

本発明は、紙基材上にガスバリア性のコーティングを施した包装紙及びそれを用いた包装袋に関する。
紙基材上にガスバリア性のコーティングを施した包装紙は特許文献1に開示される。この包装紙は紙基材上に塗工液を塗布して乾燥することによりガスバリア性のコーティング層を形成する。コーティング層は紙基材上に配される第1層と、第1層上に配される第2層とを積層して形成される。
第1層は、水蒸気バリア性を有するバインダー樹脂及び顔料を水の分散剤に分散した塗工液を塗布して形成される。第2層は、水溶性高分子のバインダー樹脂及び顔料を水の分散剤に分散した塗工液を塗布して形成される。これにより、水蒸気バリア性の高い第1層及び主に酸素バリア性の高い第2層から成るコーティング層が得られる。
上記の包装紙は熱接着性樹脂を積層することにより、熱接着性樹脂の熱接着によって密封可能な包装袋を形成することができる。
特開2018−172149号公報(第3頁〜第12頁)
しかしながら、上記従来の包装紙によると、熱接着性樹脂を積層して包装袋に製袋する際に包装紙が折曲される。この時、コーティング層上にクラックが生じ、包装袋のガスバリア性が低下する問題があった。
本発明は、製袋時のガスバリア性低下を抑制できる包装紙、及びそれにより形成されたガスバリア性の高い包装袋を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、紙基材と、前記紙基材の一面にコーティングされたコーティング層と、前記紙基材の他面に接着層を介して配される熱接着性樹脂層とを備えた包装紙において、前記コーティング層がガスバリア性を有するとともに、前記接着層がガスバリア性接着剤により形成されることを特徴としている。
また本発明は上記構成の包装紙において、前記ガスバリア性接着剤が、1分子中に2個以上の水酸基を有する樹脂から成る主剤と、2価以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートから成る硬化剤とを含有した無溶剤型接着剤であることを特徴としている。
また本発明は上記構成の包装紙において、前記コーティング層がポリビニルアルコール及びカオリンを含有することを特徴としている。
また本発明の包装袋は、上記各構成の包装紙により形成されることを特徴としている。
本発明によると、紙基材の一面にコーティングされたコーティング層がガスバリア性を有し、他面にガスバリア性接着剤から成る接着層を介して熱接着性樹脂層が配される。このため、製袋時に折曲された包装紙のコーティング層にクラックが生じても、ガスバリア性接着剤によって包装紙のガスバリア性の低下を抑制することができる。従って、ガスバリア性の高い包装袋を得ることができる。
本発明の実施形態の包装袋を示す斜視図 本発明の実施形態の包装袋を形成する包装紙を示す断面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は一実施形態の包装袋の斜視図を示している。包装袋1は積層体の包装紙20(図2参照)によりピロー型に製袋され、食品、薬品、サプリメント等の内容物を収納する。
包装袋1は背シール部2及び端縁シール部3により封止される。背シール部2は包装紙20を筒状に配した胴部4の周方向の両端部を熱接着により合掌貼りして形成される。端縁シール部3は胴部4の軸方向の両端部を熱接着して形成される。端縁シール部3の端縁は開封のため鋸歯状に形成される。
図2は包装袋1を形成する積層体から成る包装紙20の層構成を示す概略断面図である。包装紙20はコート紙26上に熱接着性樹脂層28を積層して形成される。コート紙26は紙基材25の一面にコーティング層21をコーティングして形成される。熱接着性樹脂層28は紙基材25の他面に接着層27を介してドライラミネートされる。
紙基材25は特に限定されないが、上質紙、薄模造紙、晒クラフト紙、未晒クラフト紙、片艶クラフト紙、重袋クラフト紙、純白ロール紙、グラシン紙、白板紙、紙管原紙、ライナー原紙、再生紙等を用いることができる。紙基材25は単層抄きでも多層抄きでもよい。紙基材25の坪量は特に限定されないが、例えば20g/m2以上500g/m2以下程度とすることができる。
紙基材25に、ホワイトカーボン、タルク、カオリン、クレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、ゼオライト、合成樹脂填料等の填料を添加してもよい。また、紙基材25に、歩留まり向上剤(硫酸バンド等)、濾水性向上剤、紙力増強剤、抄紙用内添助剤(内添サイズ剤等)、染料、蛍光増白剤、pH調整剤、消泡剤、ピッチコントロール剤、スライムコントロール剤等を必要に応じて添加することができる。
更に、紙基材25の表面を、酸化澱粉、ヒドロキシエチルエーテル化澱粉、酸素変性澱粉、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、表面サイズ剤、耐水化剤、保水剤、増粘剤、滑剤等の薬剤で処理してもよい。
コーティング層21は紙基材25の一面に塗工液を塗布して形成される。コーティング層21は第1バリア層21a及び第2バリア層21bを積層して形成され、ガスバリア性を有する。第1バリア層21aは水蒸気バリア性を有し、第2バリア層21bは酸素バリア性を有している。
第1バリア層21aはバインダー樹脂及び顔料を含有する。第1バリア層21aは防湿性を有しているため、水分の影響を抑制できるとともに、紙基材25から浸透する水分の第2バリア層21bへの影響を抑制することができる。また、第1バリア層21aを設けることにより、第2バリア層21bを形成する塗工液の紙基材25への浸透が抑制される。このため、均一な第2バリア層21bを形成することができ、第2バリア層21bのバリア性低下を抑制することができる。
第1バリア層21aのバインダー樹脂として、スチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、エチレン・酢酸ビニル系、ブタジエン・メチルメタクリレート系、酢酸ビニル・ブチルアクリレート系等の各種共重合体、無水マレイン酸共重合体、アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成樹脂を、単独あるいは2種類以上混合して使用することができる。
これらの中で、水蒸気バリア性の高いスチレン・ブタジエン系樹脂がより好ましい。スチレン・ブタジエン系合成樹脂は、スチレンとブタジエンを主構成モノマーとし、これに変性を目的とする各種のコモノマーを組み合わせて乳化重合したものである。コモノマーの例として、メチルメタクリルレート、アクリロニトリル、アクリルアミド、ヒドロキシエチルアクリレートや、イタコン酸、マレイン酸、アクリル酸等の不飽和カルボン酸等が挙げられる。
バインダー樹脂は水を分散剤とし、乳化したエマルジョンタイプの塗工液として使用される。乳化剤として、オレイン酸ナトリウム、ロジン酸石鹸、アルキルアリルスルホン酸ナトリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム等のアニオン性界面活性剤が挙げられる。これらを単独またはノニオン性界面活性剤と組み合わせて用いることができる。更に、必要に応じて両性またはカチオン性界面活性剤を用いてもよい。
また、第2バリア層21bを形成する塗工液がはじかれない範囲で、第1バリア層21aを形成する塗工液に炭化水素、シリコーン系樹脂、フッ素系樹脂、脂肪酸及び脂肪酸とアルコールのエステル等の撥水成分を含有させることができる。
第1バリア層21aに含有される顔料は第1バリア層21aの水蒸気バリア性向上及び第2バリア層21bとの密着性向上を図ることができる。顔料として、無機顔料、有機顔料を用いることができる。無機顔料には、カオリン、クレー、エンジニアードカオリン、デラミネーテッドクレー、重質炭酸カルシウム、軽質炭酸カルシウム、タルク、二酸化チタン、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、酸化亜鉛、珪酸、珪酸塩、コロイダルシリカ、サチンホワイト、マイカ、モンモリロナイト等が挙げられる。有機顔料には、密実型、中空型、またはコアーシェル型等が挙げられる。これらの顔料を単独または2種類以上混合して使用することができる。
これらの顔料の中で、形状が扁平なカオリン等の無機顔料は水蒸気バリア性を向上させる点から好ましい。特に、平均粒子径5μm以上且つアスペクト比10以上のカオリンがより好ましい。アスペクト比の大きい扁平な顔料は塗工層に平行に分布するため、第1バリア層21a内に浸透した水蒸気が扁平な顔料によって厚み方向に移動することを遮られて迂回して移動する。このため、顔料のアスペクト比が大きいと、水蒸気が第1バリア層21aを通過する経路が長くなるため水蒸気バリア性が向上する。
扁平な顔料として、カオリンの他にマイカ、モンモリロナイトを使用することも可能である。しかしながら、マイカ、モンモリロナイトの分散液は、カオリンの分散液よりも低濃度であるため、顔料が塗工層に平行に配向しにくい。そのため、塗工液中に高濃度に含むことができるカオリンの方が、マイカ及びモンモリロナイトよりも適している。
また、第1バリア層21aに扁平な顔料に加えて平均粒子径が5μm以下の顔料を添加してもよい。これにより、第1バリア層21aは粒子径及びアスペクト比の大きい顔料が重層的に存在し、隣接する大粒子径の顔料の間の空隙に小粒子径の顔料が入り込む構造となる。水蒸気は大粒子径の顔料を迂回して顔料の面に沿って移動し、その間の粒子径の小さい顔料により移動が阻止される。これにより、第1バリア層21aの水蒸気バリア性をより向上させることができる。
平均粒子径が5μm以下の顔料として、上記各顔料を用いることができるが、重質炭酸カルシウムがより好ましい。
また、扁平な大粒子径の顔料(カオリン)と小粒子径の顔料との配合比率(大粒子径/小粒子径)は、乾燥重量で50/50〜99/1の範囲であることが好ましい。上記配合比率よりも小さいと、水蒸気が塗工層中を迂回する距離が短くなるため、十分な水蒸気バリア性を得ることができない。上記配合比率よりも大きいと、塗工層中の大粒子径の顔料間の空隙を小粒子径の顔料で十分に埋めることができないため、水蒸気バリア性の向上は見られない。
第1バリア層21aのバインダー樹脂と顔料の配合量は、顔料(乾燥重量)100重量部に対して、バインダー樹脂(乾燥重量)5重量部以上200重量部以下の範囲が好ましい。顔料(乾燥重量)100重量部に対して、バインダー樹脂(乾燥重量)20重量部以上150重量部以下にするとより好ましい。
次に、第2バリア層21bは水溶性高分子から成るバインダー樹脂を含有し、主に酸素や二酸化炭素に対するガスバリア性を有する。第2バリア層21bに含有される水溶性高分子として、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、エチレン共重合ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、デンプン、変性デンプン、デキストリン、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム等を用いることができる。これらの中では、酸素バリア性の点から、ポリビニルアルコール、カルボキシメチルセルロースが好ましく、ポリビニルアルコールがさらに好ましい。
また、第2バリア層21bには酸素バリア性向上のために、顔料を含有してもよい。第2バリア層21bに含有される顔料として、上記した第1バリア層21aと同様の顔料を用いることができる。
これらの中で、ガスバリア性の点から無機顔料を使用することが好ましい。平均粒子径3μm以上且つアスペクト比が10以上の無機顔料(特にカオリン)を使用するとより好ましい。平均粒子径5μm以上、且つアスペクト比が50以上の無機顔料(特にカオリン)を使用すると更に好ましい。第2バリア層21bに顔料を含有させた場合、酸素等のガス成分は顔料を迂回して通過するため優れたガスバリア性を有する。
第2バリア層21bに含有する顔料と水溶性高分子の配合比率(乾燥重量)は、顔料/水溶性高分子が1/100〜1000/100の範囲であることが好ましい。顔料の比率が上記範囲外であると充分なガスバリア性を発揮しない。
顔料を水溶性高分子中に配合する際に、顔料を水分散してスラリー化したものを添加し混合することが好ましい。
また、第1バリア層21a及び第2バリア層21bに分散剤、増粘剤、保水剤、消泡剤、耐水化剤、染料、蛍光染料等の各種助剤を含有してもよく、架橋剤を含有してもよい。
架橋剤はバインダー樹脂と架橋反応を起こすため、第1バリア層21a及び第2バリア層21b内の結合の数(架橋点)が増加する。これにより、第1バリア層21a及び第2バリア層21bが緻密な構造となり、良好な水蒸気バリア性を発揮する。
架橋剤の種類としては特に限定されるものではなく、バインダー樹脂に応じて、多価金属塩、アミン化合物、アミド化合物、アルデヒド化合物、ヒドロキシ酸等から適宜選択して使用することができる。多価金属塩として、銅、亜鉛、銀、鉄、カリウム、ナトリウム、ジルコニウム、アルミニウム、カルシウム、バリウム、マグネシウム、チタン等の多価金属と、炭酸イオン、硫酸イオン、硝酸イオン、燐酸イオン、珪酸イオン、窒素酸化物、ホウ素酸化物等のイオン性物質とが結合した化合物を用いることができる。
架橋剤の配合部数は、塗工可能な塗工液濃度や塗工液粘度の範囲内であれば特に限定されることなく配合することができる。尚、水蒸気バリア性に優れた効果を発揮するスチレン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系等のスチレン系のバインダー樹脂を用いた場合、架橋効果発現の観点から多価金属塩を使用することが好ましい。更に、カリウムミョウバンがより好ましい。
架橋剤の添加量は、バインダー樹脂100重量部に対して、1重量部以上10重量部以下である。より好ましくは3重量部以上5重量部以下である。1重量部より少ないと十分な効果が得られず、10重量部より多いと、塗工液の粘度が著しく増加するため塗工困難になる。
また、塗工液に架橋剤を添加する場合、水酸化アンモニウム溶液等の極性溶媒に架橋剤を溶解させてから塗工液へ添加することが好ましい。架橋剤を極性溶媒に溶解することにより、架橋剤と極性溶媒とが水素結合を作る。このため、架橋剤を塗工液に配合しても直ちにバインダー樹脂との架橋反応が起こらず、塗工液の増粘を抑制することができる。この場合、紙基材25に塗工した塗工液が乾燥して極性溶媒成分が揮発した後、架橋剤とバインダー樹脂との架橋反応が起こり、緻密な第1バリア層21aが形成される。
紙基材25の一面に第1バリア層21aの塗工液を塗布して乾燥させた後、第2バリア層21bの塗工液を塗布して乾燥させることにより、コート紙26が形成される。
次に、熱接着性樹脂層28は熱接着性樹脂から成り、低密度ポリエチレンフィルム、直鎖状低密度ポリエチレンフィルム、無延伸ポリプロピレンフィルム等により形成される。対向する熱接着性樹脂層28を重ね合わせて加圧及び加熱することにより、背シール部2及び端縁シール部3が形成される。
接着層27はガスバリア性接着剤により形成され、コート紙26の紙基材25と熱接着性樹脂層28を形成するフィルムとをドライラミネートする。接着層27を形成するガスバリア性接着剤は、1分子中に2個以上の水酸基を有する樹脂から成る主剤と、2価以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートから成る硬化剤とを含有する。また、硬化剤は、カルボキシル基を除く部分の炭素原子数が8以下の脂肪族多価カルボン酸またはその無水物と、炭素原子数が8以下の脂肪族多価アルコールとの重縮合体であるポリエステル由来のエステル骨格を有する。
接着層27を形成するガスバリア性接着剤は、水酸基とイソシアネート基との化学反応によって硬化し、酸素、水蒸気、不活性ガス、アルコール、香り成分等に対するガスバリア性を有する。
接着層27の硬化剤を2価以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートとするためにはポリエステルが2価以上の水酸基を有する事が好ましい。1価のポリエステルに3価以上のイソシアネート化合物を反応させる事によって接着層27の硬化剤を得ることも可能である。
接着層27の硬化剤を合成するために用いられる脂肪族多価カルボン酸成分は、カルボキシル基を除く部分の炭素原子数が8以下の脂肪族多価カルボン酸であれば制限はない。具体的には、コハク酸、マレイン酸、フマル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、1,3−シクロペンタンジカルボン酸、及び1,4−シクロヘキサンジカルボン酸からなる群から選ばれる少なくとも1つの脂肪族多価カルボン酸またはその無水物が挙げられる。
接着層27の硬化剤を合成するために用いられる脂肪族多価アルコール成分は、炭素原子数が8以下の脂肪族多価アルコールであれば制限はない。具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ネオペンチルグリコール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、シクロヘキサンジメタノール、1,5−ペンタンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、メチルペンタンジオール、ジメチルブタンジオール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、及びジプロピレングリコール等が挙げられる。中でも、エチレングリコール、ブチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、及びジプロピレングリコール等の、分岐を有さない脂肪族多価アルコールが好ましい。これらからなる群から選ばれる少なくとも1つの脂肪族多価アルコールと脂肪族多価カルボン酸との重縮合体により、硬化剤を得ることができる。
また、接着層27のラミネート強度及びガスバリア性を阻害しない範囲で炭素原子数が8を越えた多価アルコール、芳香族多価アルコール、炭素原子数が8を越えた多価カルボン酸、芳香族多価カルボン酸を少量使用してもよい。
接着層27の硬化剤は芳香族環を有するポリイソシアネートでもよく、分子内に芳香族環を有して2価以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートであれば制限はない。芳香族環を有するポリイソシアネートとして、m−キシリレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート等から選ばれる少なくとも一種のモノマー、オリゴマー、これらのイソシアネートと、2個以上の水酸基を有するアルコールと、の反応生成物からなる群から選ばれるものを挙げることができる。
また、芳香族環を有するポリイソシアネートとして、イソシアネートモノマーの過剰量を、多官能のアルコール体と反応させて得られるアダクト体を使用することもできる。多官能のアルコール体として、例えば低分子活性水素化合物(トリメチロールプロパン、グリセロール、ペンタエリスリトール、エリスリトール、ソルビトール、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等)及びそのアルキレンオキシド付加物、各種ポリエステル樹脂類、ポリエーテルポリオール類、ポリアミド類の高分子活性水素化合物等が挙げられる。
更に上記各ポリイソシアネートのNCO基の一部をカルボジイミドで変性した化合物、これらのポリイソシアネートに由来するアロファネート化合物、これらのポリイソシアネートに由来するヌレート化合物を使用することもできる。接着層27のラミネート強度及びガスバリア性を阻害しない範囲で脂肪族系ポリイソシアネートを少量使用してもよい。
これらの中でも、m−キシリレンジイソシアネート、トルエンジイソシアネート、2,2’−ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート等から選ばれる少なくとも一種のモノマーを使用することが好ましい。
接着層27の硬化剤の数平均分子量は、500〜2000の範囲が好ましく、500〜1000の範囲がより好ましい。 数平均分子量(Mn)は下記条件のゲルパーミアーションクロマトグラフィー(GPC)により測定される値である。
測定装置:東ソー株式会社製 HLC−8220GPC
カラム :東ソー株式会社製 TSK−GUARDCOLUMN SuperHZ−L
+東ソー株式会社製 TSK−GEL SuperHZM−M×4
検出器 :RI(示差屈折計)
データ処理:東ソー株式会社製 マルチステーションGPC−8020modelII
測定条件:カラム温度 40℃
溶媒 テトラヒドロフラン
流速 0.35mL/分
標準 :単分散ポリスチレン
試料 :樹脂固形分換算で0.2質量%のテトラヒドロフラン溶液(溶媒に1vol%のジブチルアミンを含む)をマイクロフィルターでろ過したもの(100μL)
接着層27の硬化剤の粘度は、60度測定において300〜4000mPasの範囲が好ましく、400〜3000の範囲がなお好ましく、更に好ましくは、400〜2000の範囲である。
接着層27を形成するガスバリア性接着剤の主剤は、実質的に2個以上の水酸基を有するものであればよい。接着層27の主剤として、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、アクリルポリオール等が例示できる。ガスバリア性を付与するためには、ポリエステルポリオールであることが最も好ましい。
また、接着層27の主剤の数平均分子量(Mn)が400〜3000の範囲であると、合成に要する時間が短い上、取り扱いが容易であり好ましい。尚、主剤の数平均分子量(Mn)の測定は上記と同様に行うことができ、試料として、樹脂固形分換算で0.2質量%のテトラヒドロフラン溶液をマイクロフィルターでろ過したもの(100μL)が用いられる。
接着層27の主剤に用いるポリエステルポリオールは、多価カルボン酸成分と多価アルコール成分とを重縮合反応することにより得られた実質的に複数個の水酸基を有する重縮合体である。ガスバリア性を発現させうるものであれば特に限定はないが、芳香族環を有するものが好ましく、オルト配向芳香族環を有するものがよりガスバリア性に優れるため好ましい。
複数個の水酸基を有するポリエステルポリオールとして、より具体的には下記を挙げることができるがこれらに限定されるものではない。
(a)芳香族多価カルボン酸成分(より好ましくはオルト配向芳香族多価カルボン酸成分)を含む多価カルボン酸成分と多価アルコール成分を重縮合して得られるポリエステルポリオール
(b)3個以上の水酸基を有するポリエステルポリオールにカルボン酸無水物又はポリカルボン酸を反応させることにより得られるポリエステルポリオール
(c)重合性炭素−炭素二重結合を有するポリエステルポリオール
(d)グリセロール骨格を有するポリエステルポリオール
(e)イソシアヌル環を有するポリエステルポリオール
接着層27の主剤の数平均分子量は、450〜5000であると接着能とバリア機能とのバランスに優れる程度の架橋密度が得られるため特に好ましい。より好ましくは数平均分子量が500〜3000である。数平均分子量が450より小さい場合、塗工時の接着剤の凝集力が小さくなりすぎる。このため、ラミネート時にフィルムがズレたり、貼り合せたフィルムが浮き上がるといった不具合が起こり易くなる。数平均分子量が5000よりも高い場合、塗工時の粘度が高くなり過ぎて塗工ができないことや、粘着性が低いことによりラミネートができないといった不具合が発生する。
また、接着層27を形成する接着剤は溶剤型でもよく無溶剤型でもよいが、主剤の数平均分子量が400〜2000の範囲であると、無溶剤型接着剤とすることができる。無溶剤型接着剤とすることで、溶剤を乾燥により除去する工程を省くことができるとともに、包装袋1(図1参照)の有機溶剤による臭気残留を防止することができる。
尚、接着層27の主剤を、ジイソシアネート化合物との反応によるウレタン伸長により数平均分子量1000〜15000としたポリオールとして用いてもよい。該ポリオールには一定以上の分子量成分とウレタン結合とが存在するために、優れたガスバリア性を持つ上、初期凝集力に優れ、ラミネート時に使用する接着剤としてさらに優れる。
接着層27の主剤の粘度は60℃において50000mPas以下が好ましい。更に接着層27の主剤の粘度を10000mPas以下にすると、無溶剤型接着剤として使用できるようになるためより好ましい。
接着層27の主剤と硬化剤とは、主剤の水酸基と硬化剤のイソシアネート基とが1/0.5〜1/10(当量比)となるように配合することが好ましく、より好ましくは1/0.6〜1/5である。該範囲を超えて硬化剤が過剰な場合、余剰な硬化剤が残留することで接着後に接着層27からブリードアウトするおそれがある。硬化剤が不足する場合には接着強度不足のおそれがある。
また、接着層27を形成する接着剤にはラミネート適性を損なわない範囲で、各種の添加剤を配合してもよい。添加剤としては、例えば、シリカ、アルミナ、アルミニウムフレーク、ガラスフレークなどの無機充填剤、カップリング剤、安定剤(酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤等)、可塑剤、帯電防止剤、滑剤、ブロッキング防止剤、着色剤、フィラー、結晶核剤等が例示できる。また、硬化塗膜のガラス転移温度を調整することを目的として、各種熱可塑性樹脂を配合してもよい。熱可塑性樹脂としてはアクリル樹脂、ケトン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂等を使用することができる。
更に、より高いガスバリア機能を付与する目的で接着剤に形状が扁平な無機化合物を含有させてもよい。扁平な無機化合物を含有することによりラミネート強度及びガスバリア性を向上することができる。
扁平な無機化合物として、含水ケイ酸塩(フィロケイ酸塩鉱物等)、カオリナイト−蛇紋族粘土鉱物(ハロイサイト、カオリナイト、エンデライト、ディッカイト、ナクライト等、アンチゴライト、クリソタイル等)、パイロフィライト−タルク族(パイロフィライト、タルク、ケロライ等)、スメクタイト族粘土鉱物(モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチブンサイト等)、バーミキュライト族粘土鉱物(バーミキュライト等)、雲母またはマイカ族粘土鉱物(白雲母、金雲母等の雲母、マーガライト、テトラシリリックマイカ、テニオライト等)、緑泥石族(クッケアイト、スドーアイト、クリノクロア、シャモサイト、ニマイト等)、ハイドロタルサイト、板状硫酸バリウム、ベーマイト、ポリリン酸アルミニウム等が挙げられる。これらの鉱物は天然粘土鉱物であっても合成粘土鉱物であってもよい。
層間の電荷はバリア性には直接大きく影響しないが、樹脂に対する分散性がイオン性の無機化合物では大幅に劣り、添加量を増量すると塗工適性が課題となる(チキソ性となる)。これに対して、無電荷の無機化合物の場合は添加量を多くしても、塗工適性が確保できるためより好ましい。
無機化合物の粒径は、0.1〜100μmが好ましく、1〜40μmであるとより好ましい。無機化合物の粒径が約1μm程度より大きい方がガスバリア性を発現しやすく、1μmよりも小さいとガスバリア性が低下する。また、粒径が大きすぎる場合はグラビア印刷等の場合にグラビア版へ無機化合物が入らないため塗工適性が得られない。
また、扁平な無機化合物のアスペクト比はガス成分分子の迷路効果によるバリア能の向上のためには高い方が好ましい。具体的には3以上が好ましく、更に好ましくは10以上、最も好ましくは40以上である。また、接着層27内の無機化合物の含有率は任意であるが50質量%以下であることが好ましい。50質量%を超えるとラミネート操作が困難になる可能性や、接着力が不十分になる可能性がある。
無機化合物を接着剤に用樹脂組成物に分散させる方法として、例えば、超音波ホモジナイザー、高圧ホモジナイザー、ペイントコンディショナー、ボールミル、ロールミル、サンドミル、サンドグラインダー、ダイノーミル、ディスパーマット、ナノミル、SCミル、ナノマイザー等を挙げることができる。更により好ましくは、高い剪断力を発生させることのできる機器として、ヘンシェルミキサー、加圧ニーダー、バンバリーミキサー、プラネタリーミキサー、二本ロール、三本ロール等が挙げられる。これらのうちの1つを単独で用いてもよく、2種類以上装置を組み合わせて用いてもよい。
上記構成の包装紙20は、紙基材25の一面にコーティングされたコーティング層21がガスバリア性を有し、他面にガスバリア性接着剤から成る接着層27を介して熱接着性樹脂層28が配される。このため、包装袋1の製袋時に折曲された包装紙20のコーティング層21にクラックが生じても、ガスバリア性接着剤から成る接着層27によって包装紙20のガスバリア性の低下を抑制することができる。従って、ガスバリア性の高い包装袋1を得ることができる。
また、包装紙20がガスバリア性の蒸着フィルム等を含まないため、包装紙20及び包装袋1のコストを削減することができる。
また、接着層27を形成するガスバリア性接着剤が、1分子中に2個以上の水酸基を有する樹脂から成る主剤と、2価以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートから成る硬化剤とを含有する。これにより、接着層27のガスバリア性を容易に実現することができる。この時、接着層27を形成するガスバリア性接着剤が無溶剤型接着剤であると、溶剤を乾燥により除去する工程を省くことができるとともに、包装袋1の有機溶剤による臭気残留を防止することができる。
また、コーティング層21の第2バリア層21bがポリビニルアルコール及びカオリンを含有するので、酸素バリア性の高いコーティング層21を容易に得ることができる。
以下に包装袋1の実施例を説明する。本実施例の包装袋1を形成する包装紙20の紙基材25は両更クラフト紙(坪量70g/m2)により形成した。
第1バリア層21aの塗工液は、大粒径エンジニアードカオリン(イメリス社製バリサーフHX、粒子径9.0μm、アスペクト比80〜100)に分散剤としてポリアクリル酸ソーダを添加し(対無機顔料0.2部)、セリエミキサーで分散して固形分濃度55%の大粒径カオリンスラリーを調製した。得られたカオリンスラリー中にスチレン・ブタジエン系ラテックス(日本ゼオン社製PNT7868)を無機顔料100重量部に対して100重量部(固形分)となるように配合し、固形分濃度50%の塗工液を得た。
第2バリア層21bの塗工液は、無機顔料である大粒径エンジニアードカオリン(イメリス社製バリサーフHX、粒子径9.0μm、アスペクト比80〜100)に分散剤としてポリアクリル酸ソーダを添加し(対無機顔料0.2部)、セリエミキサーで分散し固形分濃度55%の大粒径カオリンスラリーを調整した。ポリビニルアルコール(クラレ社製PVA117)を固形分濃度10%となるよう調製し、PVA溶液を得た。得られたカオリンスラリーと、PVA溶液を固形分で顔料:PVA=100:100として固形分濃度が10%となるよう混合し、塗工液を調整した。
第1バリア層21aは紙基材25の片面に第1バリア層21aの塗工液を塗工量15g/m2(乾燥重量)となるように塗工速度300m/分でブレードコーターを用いて塗工した後に乾燥して形成した。第2バリア層21bは第1バリア層21a上に第2バリア層21bの塗工液を塗工量4.0g/m2(乾燥重量)となるように塗工速度50m/分でエアナイフコーターを用いて塗工した後に乾燥して形成した。これにより、坪量89g/m2、紙厚103μmのコート紙26を作成した。
熱接着性樹脂層28は直鎖状低密度ポリエチレンフィルムにより形成し、ガスバリア性接着剤を5g/m2(乾燥重量)で塗布して紙基材25とドライラミネートした。ガスバリア性接着剤は、ポリエステルポリオールを主成分とする主剤とm−キシリレンジイソシアネートを主成分とする硬化剤とを含有し、無機化合物(カオリン)を30質量%添加した無溶剤型である。
<比較例>
比較例の包装袋1の包装紙は実施例と同一のコート紙26及び熱接着性樹脂層28をウレタン系のドライラミネート用接着剤を介してドライラミネートした。ドライラミネート用接着剤はガスバリア性を有していない。
上記実施例及び比較例の包装紙20により包装袋1に製袋する前後の酸素透過度及び水蒸気透過度を測定した。酸素透過度は、酸素透過率測定装置(MOCON社製、OX-TRAN2/21)を使用し、23℃-0%RH条件(乾燥下)及び23℃-85%RH条件(高湿下)にて測定した。水蒸気透過度は、透湿度測定器(Dr.Lyssy社製、L80−4000)を使用し、温度40±0.5℃、相対湿度90±2%の条件下(高湿下)で測定した。各測定結果を表1に示す。
Figure 2020196529
表1に示すように、本実施例は製袋前及び製袋後において包装紙20の酸素透過度及び水蒸気透過度が低く、高いガスバリア性を有する。これに対して比較例は製袋前の包装紙20の酸素透過度及び水蒸気透過度が低いが、製袋後の包装紙20の酸素透過度が高くなり、水蒸気透過度は測定器の検出範囲を超えて高くなった。
従って、コーティング層21がガスバリア性を有し、接着層27をガスバリア性接着剤により形成することにより、ガスバリア性の高い包装袋1を得ることができる。
本発明によると、食品等の包装袋等に利用することができる。
1 包装袋
2 背シール部
3 端縁シール部
4 胴部
20 包装紙
21 コーティング層
21a 第1バリア層
21b 第2バリア層
25 紙基材
26 コート紙
27 接着層
28 熱接着性樹脂層

Claims (4)

  1. 紙基材と、前記紙基材の一面にコーティングされたコーティング層と、前記紙基材の他面に接着層を介して配される熱接着性樹脂層とを備えた包装紙において、前記コーティング層がガスバリア性を有するとともに、前記接着層がガスバリア性接着剤により形成されることを特徴とする包装紙。
  2. 前記ガスバリア性接着剤が、1分子中に2個以上の水酸基を有する樹脂から成る主剤と、2価以上のイソシアネート基を有するポリイソシアネートから成る硬化剤とを含有した無溶剤型接着剤であることを特徴とする請求項1に記載の包装紙。
  3. 前記コーティング層がポリビニルアルコール及びカオリンを含有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の包装紙。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の包装紙により形成されることを特徴とする包装袋。
JP2019105633A 2019-06-05 2019-06-05 包装紙及び包装袋 Active JP7375338B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105633A JP7375338B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 包装紙及び包装袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019105633A JP7375338B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 包装紙及び包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020196529A true JP2020196529A (ja) 2020-12-10
JP7375338B2 JP7375338B2 (ja) 2023-11-08

Family

ID=73649686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019105633A Active JP7375338B2 (ja) 2019-06-05 2019-06-05 包装紙及び包装袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7375338B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022190999A1 (ja) * 2021-03-10 2022-09-15 凸版印刷株式会社 ガスバリア性積層体およびそれを備える包装材

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004204366A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Toppan Printing Co Ltd 防湿紙およびそれを用いた包装紙、包装袋または紙製容器。
JP2011525863A (ja) * 2008-03-14 2011-09-29 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 包装ラミネート、包装ラミネートを製造するための方法、及びこれらから製造された包装容器
JP2013147013A (ja) * 2011-12-22 2013-08-01 Dic Corp 透明蒸着層を含む層を有するガスバリア性多層フィルム
JP5765510B1 (ja) * 2013-11-27 2015-08-19 Dic株式会社 ガスバリア性接着剤用樹脂組成物、及び接着剤
JP2018001539A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 Dic株式会社 積層体、及び積層体を用いた包装材
WO2019069963A1 (ja) * 2017-10-04 2019-04-11 日本製紙株式会社 バリア素材

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004204366A (ja) * 2002-12-24 2004-07-22 Toppan Printing Co Ltd 防湿紙およびそれを用いた包装紙、包装袋または紙製容器。
JP2011525863A (ja) * 2008-03-14 2011-09-29 テトラ ラバル ホールデイングス エ フイナンス ソシエテ アノニム 包装ラミネート、包装ラミネートを製造するための方法、及びこれらから製造された包装容器
JP2013147013A (ja) * 2011-12-22 2013-08-01 Dic Corp 透明蒸着層を含む層を有するガスバリア性多層フィルム
JP5765510B1 (ja) * 2013-11-27 2015-08-19 Dic株式会社 ガスバリア性接着剤用樹脂組成物、及び接着剤
JP2018001539A (ja) * 2016-06-30 2018-01-11 Dic株式会社 積層体、及び積層体を用いた包装材
WO2019069963A1 (ja) * 2017-10-04 2019-04-11 日本製紙株式会社 バリア素材

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022190999A1 (ja) * 2021-03-10 2022-09-15 凸版印刷株式会社 ガスバリア性積層体およびそれを備える包装材

Also Published As

Publication number Publication date
JP7375338B2 (ja) 2023-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101731662B1 (ko) 수성계 장벽 코팅을 위한 신규한 처리된 무기 안료
CN109311299B (zh) 纸制阻隔材料
WO2013027609A1 (ja) 板状無機化合物を含有する接着剤用樹脂組成物、および接着剤
JP2020069801A (ja) ガスバリア性積層体
CN111670281A (zh) 用于纤维素基材的水基涂料
CN112888565B (zh) 阻气性层叠体和其制造方法
WO2019189229A1 (ja) 紙製バリア材料
TWI606926B (zh) 具有密封劑薄膜之積層體
JP6738107B1 (ja) 印刷用シート及び印刷用シートの製造方法
WO2021106891A1 (ja) バリア性積層体
JP2020196529A (ja) 包装紙及び包装袋
JP2007030941A (ja) 包装体
WO2013097057A1 (en) Mica-containing resin composition for adhesives and adhesive
JP4123065B2 (ja) 防湿積層体及びそれを用いた包装体
JP2020157641A (ja) 紙製バリア材料
JP2017226135A (ja) 積層体、及び積層体を用いた包装材
JP2004218130A (ja) 防湿積層体
JP4039142B2 (ja) 防湿積層体の製造方法
JP2013234220A (ja) 樹脂分散体の製造方法、接着剤、及びコーティング剤
TW201941958A (zh) 紙製阻障材料
JP2006021831A (ja) 小判断裁紙堆積体の包装体
JP2022158269A (ja) ガスバリア性積層体及びガスバリア性シール紙
JP4013676B2 (ja) 冷温食品容器の包装方法
JP2009256495A (ja) ガスバリア性フィルム及びその製造方法
WO2023276601A1 (ja) ガスバリア性紙包材の製造方法、及び、ガスバリア性紙包材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230307

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230613

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230628

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20231009

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7375338

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150