JP2020196511A - 梱包機における排煙装置 - Google Patents

梱包機における排煙装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020196511A
JP2020196511A JP2019103969A JP2019103969A JP2020196511A JP 2020196511 A JP2020196511 A JP 2020196511A JP 2019103969 A JP2019103969 A JP 2019103969A JP 2019103969 A JP2019103969 A JP 2019103969A JP 2020196511 A JP2020196511 A JP 2020196511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing machine
band
smoke exhaust
bottom plate
smoke
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019103969A
Other languages
English (en)
Inventor
裕樹 籾山
Yuki Momiyama
裕樹 籾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Strapack Corp
Original Assignee
Strapack Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Strapack Corp filed Critical Strapack Corp
Priority to JP2019103969A priority Critical patent/JP2020196511A/ja
Publication of JP2020196511A publication Critical patent/JP2020196511A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

【課題】梱包機への設置の際に不必要にスペースを採らずに,さらに,排煙性能を向上させることができる梱包機における排煙装置を提供することを目的とする。【解決手段】被梱包物の梱包を行う梱包機1における排煙装置10であって,梱包機本体2内のバンド溶着用のヒータ近傍の空間と,底板9に形成された連通孔12を介して,前記梱包機本体2の底板9の裏面に設けられ,前記底板の側縁に開口する複数の排気口16を有する閉塞空間14に連通し,前記ヒータ近傍の空間と前記閉塞空間14とで形成される排煙通気路内に設置され,前記ヒータから発生した煙を前記ヒータ近傍の空間から吸引して前記複数の排気口16から排気するための排風機(図示せず)を備えていることを特徴とする.【選択図】図1

Description

本発明は,梱包機における,バンド溶着の際に発生する煙を除去するための排煙装置に関する。
従来から使用されている自動(又は半自動)梱包機は,自動(又は手動)で被梱包物にテープ状のバンドを掛け回し,以後自動で,バンド先端部を把持してバンドを引き締め,バンド先端側とバンド供給側とを重ね合わせてバンド重合部を溶着し,バンド供給端側を切断して被梱包物の梱包を行うものである。
ところで,上述のバンドは,主に熱可塑性樹脂で形成されているため,上述のバンドの溶着時に悪臭を帯びた煙が発生し,作業環境を悪化させる問題があった。
これに対し,テープ溶着時に発生する煙を除去するための排煙装置を備えた梱包機が発明されている。
一例として,図6に示すように,被梱包物にバンド掛けする梱包機において,バンド68の溶着時にヒータ65近傍に発生する悪臭を伴う煙を除去するための排煙装置61を備えた梱包機60が提案されている(特許文献1)。
詳しくは,前記排煙装置61が,梱包機本体63内において,被梱包物が載置される上蓋64の内面に取付けた容器71と,該容器71内に収納した脱臭剤72と,容器71の下部に配置した排風機73とで構成されている。
前記容器71は,上面が開口する矩形箱状に形成され,上蓋64の内面にビス止等の手段で着脱自在に取付けられ,上蓋64で前記容器71の上面開口が閉鎖されている。また,前記容器71の周壁の一端に設けられた吸込口74が,ヒータ65に近接するよう配置されている。また,上記容器71内には,所定の距離をあけて2枚の金網75が張設され,両金網75間に活性炭等を用いた脱臭剤72が収納され,この脱臭剤72を挾む両側には,前部に前記吸込口74に連通する前室76と,後部に後室77が形成され,さらに,該後室77に連通する開口78が容器71の底壁に設けられている。
また,前記排風機73は,上面に吸込口83を有し外周に排気口82を有するボデー81の内部に羽根(図示せず)が設置され,該羽根をモータ80で駆動する構造である。そして,前記排風機73は,前記梱包機本体63内において取付台84上に固定され,前記吸込口83が前記容器71の開口78と連通している。
上述の構成により,バンド溶着時にヒータ65近傍に発生した煙が,前記吸込口74より吸引され,脱臭剤72が収納された容器71を通過した後,前記ボデー81を介して前記排気口82より梱包機外に排気される。
次に,他の従来例として,梱包機本体内にて熱可塑性プラスチックテープ99(99a,99b)を加熱片95で溶融接合する際に発生する溶融臭を消臭し且つ,被梱包物が載置される上蓋93等に伝導する伝導熱を可及的に冷却する排煙装置(消臭兼伝導熱冷却装置)91を備えた梱包機90が発明されている(特許文献2)。
なお,前記排煙装置91は,図7に示すように,消臭庫100が内部に設けられた吸気筒98の一端部を梱包機90内に配備された前記加熱片95の周辺で開口(吸引口98a)させ,前記吸気筒98の他端部に連なるケーシング96に電動機97の主軸に固着された電動ファン97’を内蔵し,前記ケーシング96に連なる送気筒94の端部を前記加熱片95と前記上蓋93との中間の適宜位置に開口(排気口94a)させることで構成されている。
上述の構成により,バンド溶着時に加熱片95近傍に発生した煙が,前記吸引口98aより吸引され,消臭庫100が内設された吸気筒98を通過した後,前記送気筒94を介して前記排気口94aより,前記上蓋93の内面に向けて排気され,上蓋93の冷却も行う。
なお,前記電動機97には,卓上型等の小型の梱包機に対応するため,小型電動機が使用されている。
実公昭63−28085号公報 実公昭51−47592号公報
しかし,上述の従来の排煙装置は,煙を機外に逃がす排気口(特許文献1の前記排気口82,特許文献2の前記排気口94a)が1箇所のみで排煙が集中するため,煙がフィルタや脱臭剤を通過しても,依然として,煙に伴う臭いの除去が充分でなかった。また,特許文献2の梱包機は,排煙装置の排気口が作業者の顔に近い問題があった。
さらに,上述の従来の梱包機は,ダクト部分を含め排煙装置全体が梱包機本体内に設置されることでスペースが取られ,梱包機全体が大型になる問題があった。
また,上述の他,特に,店頭や狭い室内で使用される機会が多い小型の卓上用梱包機については,排煙性能の向上が望まれていた。
上述の問題点に鑑みて,本発明は,梱包機への設置の際に不必要にスペースを採らずに,さらに,排煙性能を向上させることができる梱包機における排煙装置を提供することを目的とする。
以下に,課題を解決するための手段を,発明を実施するための形態で使用する符号と共に記載する。この符号は,特許請求の範囲の記載と,発明を実施するための形態の記載との対応を明らかにするためのものであり,言うまでもなく,本発明の技術的範囲の解釈に制限的に用いられるものではない。
本発明の梱包機における排煙装置10は,
被梱包物にバンドを掛け回し,バンド先端部を把持してバンドを引き締め,バンド先端側とバンド供給側とを重ね合わせてバンド重合部を溶着し,バンド供給端側を切断して被梱包物の梱包を行う梱包機における排煙装置であって,
梱包機本体2内のバンド溶着用のヒータ近傍の空間と,底板9に形成された連通孔12を介して,前記梱包機本体2の底板9の裏面に設けられ,前記底板の側縁に開口する複数の排気口16を有する閉塞空間14に連通し,前記ヒータ近傍の空間と前記閉塞空間14とで形成される排煙通気路内に設置され,前記ヒータから発生した煙を前記ヒータ近傍の空間から吸引して前記複数の排気口16から排気するための排風機(図示せず)を備えていることを特徴とする(請求項1)。
前記排煙通気路は,梱包機本体2の底板上に設置され,一端に形成された吸引口11aがバンド溶着用のヒータ近傍の空間に臨み,他端に形成された接続口(図示せず)が前記底板9に形成された連通孔12に接続するダクト11と,前記閉塞空間14とで形成し,前記排煙通気路内にフィルタ(図示せず)を設置してもよい(請求項2)。
前記底板9の下部に形成され,前記連通孔12を介して,前記梱包機本体2の底板9の裏面に設けられ,前記底板の側縁に開口する複数の排気口16を有する閉塞空間14が,上面が開口した箱状のカバー体(図示せず)と,該カバー体の上面を閉鎖する前記底板9により形成されていても良い(請求項3)。
又は,前記閉塞空間14が,断面が上向きコ字状を成す上面が開口した補強部材13と,該補強部材13の上面を閉鎖する前記底板9により形成されていても良い(請求項4)。
特に,前記補強部材13が底面視略H字状に形成され,前記補強部材13の前記H字の四隅の端部に前記排気口16が形成されているもの(請求項5)や,前記補強部材13’が底面視略十字状に形成され,前記補強部材13’の前記十字の四隅の端部に前記排気口16’が形成されているもの(請求項6)が好適である。
また,前記梱包機が卓上用の半自動梱包機であっても良い(請求項7)。
本発明の排煙装置10を備えた梱包機1による梱包作業を行うと,梱包時のバンドの溶着により発生した煙が,実施形態では,前記吸引口11aを介してダクト11内に吸い込まれ,前記底板9の連通孔12を介して,前記閉塞空間14に流入して該閉塞空間14内で拡散し,途中,前記排煙通気路内を通過した後,前記複数の排気口16のうち全部又はいずれかから排気されることから,従来の排気口が一つの排煙装置のように排煙が集中しないため,排煙性能を向上(フィルタを設ければ,煙に伴う臭いをも減少)させることができた。
さらに,本発明の排煙装置10は,構造が簡単でかつ,上述の通り排煙通気路の一部である前記閉塞空間14が梱包機本体2の底板9の下部に設けられているため,梱包機本体2内部に全排煙通気路(全ダクト)を設ける必要が無く,設置にスペースが採られず梱包機全体のコンパクト化を可能にすると共に,既存の梱包機にも設置することが容易である。
また,前記補強部材13と前記底板9とで前記閉塞空間14を形成する場合,本発明の排煙装置10は,複数の排気口16から排気して煙を分散させて排煙性能を向上(特に,煙に伴う臭いを減少)させつつ,前記底板9を補強することができた。
本発明の一実施形態の排煙装置10を備えた梱包機1の全体を示す斜視図。 図1の梱包機1の内部の一部を示す図。 図2の梱包機1の底面を示す図。 本発明の他の実施形態の排煙装置10を備えた梱包機1の底面を示す図。 本発明の排煙装置30を4脚型の梱包機1に適用した例を示す図。 従来の排煙装置を備えた梱包機の一例を示す図。 従来の排煙装置を備えた梱包機の他の例を示す図。
以下,図を参照しながら,本発明の実施形態について説明する。
図1〜3は,本発明の一実施形態による排気装置10を備えた梱包機1を示す図であり,図1は,前記梱包機1の全体を示す斜視図であり,図2は,前記梱包機1の梱包機本体2の内部の一部を示す図で,図3は,前記梱包機1の底面を示す図である。
図1に示すように,本実施形態の梱包機1は,半自動の卓上用梱包機であり,上面に被梱包物を載置する作業テーブル3を備える梱包機本体2と,該梱包機本体2の側方に設置されたバンドリール4とから構成される。
また,前記梱包機本体2内には,図2に示すように,前記バンドリール4(図2には図示せず)からのバンドの送り出し,さらにはバンドの引き締めを行うバンド供給装置5(一部を図示),また,バンドの適宜箇所を把持し,バンド重合部を溶着した後バンド供給端側を切断するシーリング装置6(一部を図示),そして,前記バンド供給装置5と前記シーリング装置6との動作を制御する制御装置7(一部を図示)等が収容されている。
なお,梱包機本体2内に収容された上述のバンド供給装置5,シーリング装置6及び制御装置7の基本構成については,従来とほぼ同じである。
まず,前記バンド供給装置5は,梱包機本体2の側方に設置された前記バンドリール4からバンドの送り出しと,バンドの引き戻しを行う正逆回転可能な駆動モータと該駆動モータに圧接してバンドを狭持するタッチローラを少なくとも備えている。
また,前記シーリング装置6は,バンドの適宜箇所を把持(狭持)する複数の押さえ部材,バンド先端側とバンド供給側とを重ね合わせたバンド重合部を溶着するヒータ,バンドの供給端側を切断するカッター,これら部材を進退可能又は昇降可能にするカムが複数取り付けられたカム軸及び,該カム軸を回転させるモータを少なくとも備えている。
また,前記制御装置7は,前記シーリング装置6と前記バンド供給装置5の動作を制御するCPU(中央制御装置)を備えている。
また,梱包機本体2の側面には,例えば,図2に示すように,前記制御装置7に接続されるコントロールパネル8(一部を図示)を配置して,前記コントロールパネル8のスイッチ,ダイヤルにより,前記シーリング装置6,バンド供給装置5を操作するものとしても良い。
そして,本実施形態の梱包機1は,前記テーブル3に載置された被梱包物にバンドを手動で掛け回し,以後自動で,バンド先端部を把持してバンドを引き締め,バンド先端側とバンド供給側とを重ね合わせてバンド重合部を溶着し,バンド供給端側を切断して被梱包物の梱包を行うことができる。
次に,上述の梱包機1が備える本実施形態の排煙装置10について,図2及び図3を参照しつつ説明する。
まず,前記梱包機本体2の底板9は,平面視略矩形状で,該底板9上に前記バンド供給装置5,シーリング装置6や,制御装置7が設置されている。
そして,本実施形態では,前記底板9の上面(内面)にはダクト11(吸気ダクト)が立設され,該ダクト11の一端(先端)に形成された吸引口11aが前記シーリング装置6のヒータ(図示せず)近傍に臨むように配置され,他端(基端)に形成された接続口(図示せず)が前記底板9に形成された連通孔12に接続している。
また,前記底板9の下面(外面)には,断面が上向きコ字状(上面開口)を成し,全体が底面視略H字状に形成された補強部材13が取り付けられており,該補強部材13の上面開口が前記底板9に閉鎖されて閉塞空間(排気ダクト)14が形成されている。なお,前記補強部材13の前記H字の四隅の端部に排気口16が設けられており,図3に示すように,前記4つの排気口16は,前記底板9の四隅に配置されている。
そして,前記ダクト11が,前記底板9に形成された連通孔12を介して,前記底板9の下部に形成された前記閉塞空間14に連通しており,前記ダクト11(吸気ダクト)と前記閉塞空間14(排気ダクト)とで排煙通気路が形成されている。なお,梱包機本体内の空間(前記ヒータ近傍の空間)から,前記連通孔12を介して,前記閉塞空間14に連通することにより,梱包機本体内の容積及び排風機の性能により,前記ダクト11を省略して,排煙通気路を形成することができる。
また,前記ダクト11内には,電動ファン等の排風機(図示せず)とフィルタ(図示せず)が設置されており,前記排風機を起動させると,ダクト11の前記吸引口11aから吸引し,前記底板9の連通孔12を介して前記閉塞空間14に導入され,前記排気口16から排気される空気流が発生する。
従って,前記排風機を起動させた状態で梱包機1による梱包作業を行うと,梱包時のバンドの溶着により発生した臭いを伴う煙は,前記吸引口11aを介してダクト11内に吸い込まれ,前記ダクト11内の前記フィルタを通過した後,前記底板9の連通孔12を介して,前記閉塞空間14に流入し,流入した煙は該閉塞空間14内で拡散し,前記複数の排気口16の全部又はそのうちいずれかから排気されるため,従来の排気口が一つの排煙装置のように排煙が集中しないため,排煙性能(煙の臭いの減少)が向上している。
上述の通り,本実施形態の排煙装置10は,前記ダクト11,前記前記排風機,前記フィルタ,及び梱包機本体2の底板9の下部に形成された前記閉塞空間14により構成されている。
なお,本実施形態では,底板9の下面に取り付けられた補強部材13が,前記底板9とで前記閉塞空間14を形成しているため,本実施形態の排煙装置10は,複数の排気口から排気して排煙を分散させて排煙性能を向上させつつ,底板9を補強することができる。
さらに,本実施形態の排煙装置10は,構造が簡単でかつ,上述の通り排煙通気路の一部が梱包機本体2の底板9の下部に設けられているため,梱包機本体2内部に全排煙通気路(全ダクト)を設ける必要が無いため,設置にスペースが採られず梱包機全体のコンパクト化を可能にすると共に,既存の梱包機に設置することも容易である。
なお,本発明においては,梱包機本体2の底板9の下部に前記閉塞空間14を形成する手段は特に限定されず,例えば,図4に示すように,前記底板9の下面に,断面が上向きコ字状(上面開口)を成し全体が底面視略十字状に形成された補強部材13’が取り付けられ,該補強部材13’の上面開口が前記底板9に閉鎖されて前記閉塞空間(排気ダクト)14が形成されるものとしても良い。なお,前記補強部材13’の前記十字の四隅の端部に排気口16’が設けられており,図4に示すように,略矩形状の底板9の4辺の略中点に4つの排気口16’が配置されている。
さらには,上述したような補強部材13により閉塞空間14を形成しなくとも良く,例えば,梱包機本体2の底板9の下面に,下面全体又は一部を覆う上面開口の箱状のカバー体(図示せず)を取り付け,前記カバー体の上面開口が底板9に閉鎖されて連通孔12に連通する閉塞空間14が形成され,前記カバー体の側面の少なくとも2箇所(複数箇所)以上に前記排気口16を形成するものとしても良い。
また,前記排風機の設置位置についても,該排風機によって,前記ヒータ近傍の空気がダクト11の吸引口11aから吸引され,前記底板9の連通孔12を介して前記閉塞空間14に流入され,該閉塞空間14内で拡散され,前記複数の排気口16から排気されるならば特に限定されず,例えば,上述の実施形態で,前記連通孔12の真下に位置するように排風機を前記底板9の下面に設置(つまり,閉塞空間14内に設置)されるものとしても良い。
また,前記フィルタについても,ダクト11に設置することに限定されず,例えば,前記排気口16付近の前記閉塞空間14内に設置しても良く,また,フィルタの設置数についても限定されない。また,フィルタ自体も特に限定されるものではない。
また,本発明の排煙装置10は,卓上用の梱包機に限定されず,卓上用以外の半自動梱包機や全自動梱包機にも適用できる。
例えば,図5に示す4脚型の梱包機20は,上面が開口した箱状の梱包機本体22と,前記梱包機本体22の上面開口を被蓋する平板矩形状の2枚(一対)の作業テーブル24と,該梱包機本体22の四隅に取り付けられ該本体2を支持するキャスターフレーム(下端面にキャスタが装着された支柱)23を備えている。
また,図5に示すように,前記梱包機本体22内には,梱包機本体22の下方に設置されたバンドリール25からのバンドの送り出し,さらにはバンドの引き締めを行うバンド供給装置(図示せず),バンドの適宜箇所を把持し,バンド重合部を溶着した後バンド供給端側を切断するシーリング装置(図示せず),そして,該シーリング装置と該バンド供給装置の動作を制御する制御装置(図示せず)が少なくとも収容されている。
そして,前記梱包機本体22の前記底板26の上面(内面)には,前記ダクト(図示せず)が立設され,該ダクトの一端(先端)に形成された吸引口(図示せず)が前記シーリング装置のヒータ(図示せず)近傍に臨むように配置され,他端(基端)に形成された接続口(図示せず)が前記底板9に形成された連通孔12に接続している。
また,前記ダクト内には,排風機(図示せず)とフィルタ(図示せず)が設置されている。
また,前記梱包機本体22の底板26の下面には,断面が上向きコ字状(上面開口)を成し,全体が底面視略十字状に形成された補強部材31が取り付けられており,該補強部材31の上面開口が前記底板26に閉鎖されて閉塞空間32が形成され,前記補強部材31の前記十字の四隅の端部に排気口33が設けられており,該排気口33は前記底板26の4辺の略中点に配置されている。
そして,前記ダクトの他端(基端)に形成された接続口(図示せず)が,前記底板9に形成された連通孔12を介して,前記底板26の下部に形成された前記閉塞空間32に連通し,前記ダクトと前記閉塞空間32とで排煙通気路が形成される。
上述の構成により,前記排風機を起動させた状態で梱包機20による梱包作業を行うと,梱包時のバンドの溶着により発生した臭いを伴う煙は,前記吸引口を介して前記ダクト内に吸い込まれ,前記ダクト内の前記フィルタを通過した後,前記底板26の連通孔12を介して,前記閉塞空間32に流入し,流入した煙は該閉塞空間32内で拡散し,前記複数の排気口33の全部又は一部から排気される。
1 梱包機
2 梱包機本体
3 作業テーブル
4 バンドリール
5 バンド供給装置
6 シーリング装置
7 制御装置
8 コントロールパネル
9 底板
10 排煙装置
11 ダクト
11a 吸引口
12 連通孔
13,13’ 補強部材
14 閉塞空間
16,16’ 排気口
20 梱包機
22 梱包機本体
23(23a,23b,23c,23d) キャスターフレーム
24(24a,24b) 作業テーブル
25 バンドリール
26 底板
30 排煙装置
31 補強部材
32 閉塞空間
33 排気口
60 梱包機
61 排煙装置
63 梱包機本体
64 上蓋
65 ヒータ
68 バンド
71 容器
72 脱臭剤
73 排風機
74 吸込口
75 金網
76 前室
77 後室
78 開口
80 モータ
81 ボデー
82 排気口
83 吸込口
84 取付台
90 梱包機
91 排煙装置
93 上蓋
94 送気筒
94a 排気口
95 加熱片
96 ケーシング
97 電動機
97’ ファン
98 吸気筒
98a 吸引口
99(99a,99b) プラスチックテープ
100 消臭庫

Claims (7)

  1. 被梱包物にバンドを掛け回し,バンド先端部を把持してバンドを引き締め,バンド先端側とバンド供給側とを重ね合わせてバンド重合部を溶着し,バンド供給端側を切断して被梱包物の梱包を行う梱包機における排煙装置であって,
    梱包機本体内のバンド溶着用のヒータ近傍の空間と,底板に形成された連通孔を介して前記梱包機本体の底板裏面に設けられ該底板の側縁に開口する複数の排気口を有する閉塞空間と,
    前記ヒータ近傍の空間と前記閉塞空間とで形成される排煙通気路内に設置され,前記ヒータから発生した煙を前記ヒータ近傍の空間から吸引して前記複数の排気口から排気するための排風機
    を備えることを特徴とする梱包機における排煙装置。
  2. 前記排煙通気路は,梱包機本体の底板上に設置され,一端に形成された吸引口がバンド溶着用のヒータ近傍に臨み,他端に形成された接続口が前記底板に形成された連通孔に接続するダクトと前記閉塞空間とで形成され,該通気路内にフィルタを備えることを特徴とする請求項1記載の梱包機における排煙装置。
  3. 前記閉塞空間が,上面が開口した箱状のカバー体と,該カバー体の上面を閉鎖する前記底板により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の梱包機における排煙装置。
  4. 前記閉塞空間が,断面が上向きコ字状を成す上面が開口した補強部材と,該補強部材の上面を閉鎖する前記底板により形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の梱包機における排煙装置。
  5. 前記補強部材が底面視略H字状に形成され,前記補強部材の前記H字の四隅の端部に前記排気口が形成されていることを特徴とする請求項4記載の梱包機における排煙装置。
  6. 前記補強部材が底面視略十字状に形成され,前記補強部材の前記十字の四隅の端部に前記排気口が形成されていることを特徴とする請求項4記載の梱包機における排煙装置。
  7. 前記梱包機が卓上用の半自動梱包機であることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項記載の梱包機における排煙装置。

JP2019103969A 2019-06-03 2019-06-03 梱包機における排煙装置 Pending JP2020196511A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019103969A JP2020196511A (ja) 2019-06-03 2019-06-03 梱包機における排煙装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019103969A JP2020196511A (ja) 2019-06-03 2019-06-03 梱包機における排煙装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020196511A true JP2020196511A (ja) 2020-12-10

Family

ID=73648387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019103969A Pending JP2020196511A (ja) 2019-06-03 2019-06-03 梱包機における排煙装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020196511A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53108586U (ja) * 1977-02-01 1978-08-31
JPS5737704U (ja) * 1980-07-31 1982-02-27
JPS6159503U (ja) * 1984-09-21 1986-04-22
JPH0719106U (ja) * 1993-09-09 1995-04-07 株式会社共立 梱包機
JP2001286712A (ja) * 2000-04-11 2001-10-16 Matsushita Seiko Co Ltd 空気清浄装置
JP2003100721A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ処理装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53108586U (ja) * 1977-02-01 1978-08-31
JPS5737704U (ja) * 1980-07-31 1982-02-27
JPS6159503U (ja) * 1984-09-21 1986-04-22
JPH0719106U (ja) * 1993-09-09 1995-04-07 株式会社共立 梱包機
JP2001286712A (ja) * 2000-04-11 2001-10-16 Matsushita Seiko Co Ltd 空気清浄装置
JP2003100721A (ja) * 2001-09-27 2003-04-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマ処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2020196511A (ja) 梱包機における排煙装置
JPS59213438A (ja) 清浄作業台
AU732753B2 (en) Heat shrinkable film packaging machine
CN215389367U (zh) 一种内部空间封闭式生物洁净安全柜
KR102197834B1 (ko) 공기청정기
CN114438670A (zh) 一种可除烟的纺织设备及除烟方法
JP2000246119A (ja) 安全キャビネット
JP3646375B2 (ja) 穀粒乾燥機の乾燥タンク
CN219688187U (zh) 一种打包封装***和动物排便处理设备
JP3605611B2 (ja) キッチンの作業台構造
JPS6328085Y2 (ja)
JP3552739B2 (ja) キッチンの作業台構造
JPS63286640A (ja) 換気フ−ドの吸い込みガイド
CN116280786A (zh) 一种打包封装***和动物排便处理设备
JPH105705A (ja) 可撓板シャッタを具備した洗浄装置
JPS5852919Y2 (ja) 抜気機構を具備するヒ−トシ−ラ−に於ける袋体の保持構造
JPH02289216A (ja) 電気掃除機
JPH06105768A (ja) 電気掃除機の吸込具
JPH01300142A (ja) 調理用排気装置
JP2002000519A (ja) 電気掃除機およびその吸込口体
JPH03291422A (ja) 加熱調理装置
JPS6252024A (ja) ヒ−トシ−ル装置
JP2001309878A (ja) 電気掃除機
JP2001212035A (ja) 循環式電気掃除機
JPH01310624A (ja) 電気掃除機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220510

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230123

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230713