JP2020187496A - 情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
特許文献1に記載された技術は、車両がトンネルの入口付近に到達した場合、そのトンネルの出口付近の気象情報を取得し、気象情報に基づいて運転注意情報を作成してドライバに注意を促す構成となっている。
また、一態様の情報処理方法及び情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置について説明するための第1の図である。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置について説明するための第2の図である。
ここで、情報処理装置1は、自車100aのプローブ情報に含まれる位置情報と、道路地図に関する地図情報とに基づいて、自車100aの前方にトンネルTNが有ると判断される場合、トンネルTNの出口を出た位置にある他の車両100bのプローブ情報を取得することとしてもよい。
他の車両100bの進行方向は、自車100aの進行方向と同じであってもよく、又は、異なっていてもよい。すなわち、他の車両100bの進行方向は、同じ車線を走行する先行車であってもよく、同じ道路の対向車線を走行する対向車であってもよい。
ここで、情報処理装置1は、他の車両100bの進行方向にトンネルTNが有る場合には、トンネルTNの出口を出た位置にある、さらに他の車両100cのプローブ情報を取得する。
図3は、一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
情報処理装置1は、通信部11、記憶部12、出力部13、第1取得部14、特定部15、第2取得部16及び制御部17を備える。情報処理装置1は、車両(自車100a)に配される。
情報処理装置1は、例えば、ナビゲーションシステムとして実現されてもよい。
記憶部12は、種々の情報及びプログラム等を記憶する。記憶部12は、例えば、道路地図に関する地図情報を記憶する。
第1取得部14は、第1車両101が自車100aとは異なる場合(図2に例示する場合)、通信部11を介して第1車両101から第1プローブ情報を取得する。又は、第1取得部14は、第1車両101から送信された第1プローブ情報がサーバ(図示せず)に記憶された場合、そのサーバから第1プローブ情報を取得する。
第1取得部14は、例えば、現在時刻から所定時間内(一例として、十数分以内、30分以内又は1時間以内等)の第1プローブ情報を取得する。
第2取得部16は、例えば、現在時刻から所定時間内(一例として、十数分以内、30分以内又は1時間以内等)の第2プローブ情報を取得する。
第2取得部16は、第1車両101から所定距離以上離れた位置の第2車両102の第2プローブ情報を取得することとしてもよい。すなわち、所定距離は、第1車両101からある1点までの距離ではなく、第1車両101から所定距離離れた点を含むある範囲までの距離であってよい。
制御部17は、トンネルTNの入口までの区間Aに位置する第1車両101の第1プローブ情報と、トンネルTNの出口からの区間Bに位置する第2車両102(先行車又は対向車)の第2プローブ情報とに基づいて、それぞれのプローブ情報に記録されている所定の情報に関する値の差が閾値以上の場合、出力部13から警告を出力させる。制御部17は、例えば、第1車両101が区間Aに到達すると、第1取得部14によって取得された第1プローブ情報と、第2取得部16によって取得された第2プローブ情報とに基づいて、上述した差が閾値以上かの判断を行うこととしてもよい。なお、閾値は、適宜設定される。
制御部17は、例えば、ワイパが非動作の場合にフラグを「0」に設定し、ワイパが動作している場合にフラグを「1」に設定することとしてもよい。この場合、制御部17は、例えば、第1車両101がワイパを非動作にしているとフラグが「0」になり、第2車両102がワイパを動作させているとフラグが「1」になるため、閾値を+1に設定していると、両者の差が1以上(閾値以上)になるため、出力部13から警告を出力させる。
すなわち、制御部17は、第1車両101の前方(第2車両102の位置)が雨又は雪であると推定しているため、出力部13から警告を出力させる。
なお、制御部17は、上記の一例に限らず、種々の方法によりプローブ情報に基づいてワイパの動作/非動作を把握して閾値以上かを判断し、出力部13から警告を出力させることとしてもよい。
降雨量が相対的に多い場合、車両のワイパの動作間隔も相対的に短くなると考えられる。このため、制御部17は、第2車両102のワイパが相対的に速く動作していて、第1車両101のワイパが相対的に遅く動作している場合、出力部13から警告を出力させる。すなわち、制御部17は、第2車両102のワイパの動作間隔(第2動作間隔)が第1車両101のワイパの動作間隔(第1動作間隔)よりも短く、且つ、第2動作間隔と第1動作間隔との間隔差が閾値以上の場合、出力部13から警告を出力させる。
すなわち、制御部17は、第1車両101の前方(第2車両102の位置)が相対的に強い雨又は雪であると推定しているため、出力部13から警告を出力させる。
一方、制御部17は、第1車両101がワイパを動作させていて、ワイパの第1動作間隔が20秒/回であり、第2車両102がワイパを動作させていて、ワイパの第2動作間隔が15秒/回である場合、閾値が10秒と設定されていると、間隔差が10秒未満であるため、出力部13から警告を出力させない。
降雪の場合、道路には雪が積もり、車両が走行する部分のみ路面が見えている状況が生じることがある。このような場合、車両が走行する部分201(雪が積もっていない部分)は黒色に見え、車両が走行しない部分202(雪が積もる部分)は白色に見える。制御部17は、第1画像及び第2画像それぞれについて色認識を行うことにより、画像内の黒色に認識される部分(201)と、白色に認識される部分(202)の割合を取得する。制御部17は、第2画像の白色の割合が第1画像の白色の割合よりも大きく、且つ、第1画像の白色の割合と第2画像の白色の割合との差が閾値よりも大きい場合、出力部13から警告を出力させる。
すなわち、制御部17は、第1車両101の前方(第2車両102の位置)に雪が積もっている(スリップの可能性がある)と推定しているため、出力部13から警告を出力させる。
濃霧の場合、視界が悪くなる。このような場合、車線を規定する白線203(例えば、車道中央線及び車線境界線等)は、車両から離れるに従ってドライバから見えにくくなる。制御部17は、例えば、パターン認識、機械学習又は深層学習等の結果に基づいて、道路204に描かれている白線203を認識する。道路の白線は、長さ、幅及び間隔が決められている。このため、制御部17は、例えば、認識される白線203の数及び白線203の長さ等(白線に関する情報)を取得することにより、視認可能な車両からの距離を取得することができる。
すなわち、制御部17は、第1車両101の前方(第2車両102の位置)の視界が不良であると推定しているため、出力部13から警告を出力させる。
具体的な一例としては、制御部17は、第1視認距離が300mであり、第2視認距離が90mの場合、閾値が100mと設定されていると、両者の差が210mあるので、出力部13から警告を出力させる。
制御部17は、例えば、前照灯がオフの場合にフラグを「0」に設定し、前照灯がオンの場合にフラグを「1」に設定することとしてもよい。この場合、制御部17は、例えば、第1車両101が前照灯をオフにしているとフラグが「0」になり、第2車両102が前照灯をオンにしているとフラグが「1」になるため、閾値を+1に設定していると、両者の差が1以上(閾値以上)になるため、出力部13から警告を出力させる。
すなわち、制御部17は、第1車両101の前方(第2車両102の位置)が雨若しくは雪、又は、視界が不良であると推定しているため、出力部13から警告を出力させる。
なお、制御部17は、上記の一例に限らず、種々の方法によりプローブ情報に基づいて前照灯のオン/オフを把握して閾値以上かを判断し、出力部13から警告を出力させることとしてもよい。また、制御部17は、複数台のプローブ情報に基づいて、前照灯のオン/オフを把握することとしてもよい。この場合、制御部17は、例えば、複数台のプローブ情報の平均値(前照灯のオン/オフの平均値)、又は、所定数よりも多いか否か(前照灯をオンにしている車両が所定数よりも多いか)に基づいて把握することとしてもよい。
なお、制御部17は、前照灯のオン/オフ情報として、ヘッドライトのオン/オフ情報に限らず、フォグランプ又はリアフォグランプのオン/オフ情報を取得することとしてもよい。
制御部17は、プローブ情報に記録される車両の走行速度を取得することとしてもよい。又は、制御部17は、プローブ情報に記録される車両の位置情報と時刻情報とに基づいて、車両の走行速度を取得することとしてもよい。
降雨量若しくは降雪量が相対的に多い場合、又は、濃霧の場合等、気象状況又は道路状況が相対的に悪い場合には、車両の走行速度は相対的に遅くなると考えられる。このため、制御部17は、第2車両102の第2走行速度が第1車両101の第1走行速度よりも遅く、且つ、第1走行速度と第2走行速度との速度差が閾値以上の場合、出力部13から警告を出力させる。
この場合、制御部17は、例えば、記憶部12に記憶される地図情報に基づいて、トンネルTNの長さを取得することとしてもよい。
制御部17は、トンネルTNの長さに応じて段階的に閾値を予め設定することとしてもよい。
ドライバが自車100aの前照灯とオフからオンにした場合、ドライバが自車100aの前方を走行する先行車との車間距離を相対的に長くするような運転操作を行った場合、ドライバが自車100aの走行速度を相対的に遅くした(減速した)場合、ドライバは、自車100aの運転に注意を払っていると考えることができる。この場合、トンネルTNの入口(内部)と、トンネルTNの出口とにおける気象状況又は路面状況が相対的に悪くなるような変化であっても、車両の安全な走行に相対的に大きな影響を受ける可能性が低いと考えられる。このため、制御部17は、ドライバが自車100aの運転に関して安全を確保するような運転操作を行った場合には、閾値を大きくすることとしてもよい。
制御部17は、第2プローブ情報に基づいて第2車両102の走行速度を取得することが可能である。制御部17は、例えば、第2車両102の走行速度が渋滞と推定される閾値以下の場合、第2車両102が渋滞の中を走行していると推定することができる。このような場合、制御部17は、悪化の旨の警告(走行に関する警告)よりも優先させて、自車100aの前方で渋滞が発生していることを示す警告(渋滞に関する警告)を出力部13から出力させる。
上述した例の他にも、制御部17は、プローブ情報に基づいて風速に関する情報を取得し、第2車両102の位置の風速が第1車両101の位置の風速よりも相対的に強くなっていれば(閾値以上であれば)、出力部13から警告を出力することとしてもよい。この場合、制御部17は、プローブ情報として、ハンドルの左右への操舵角に関する情報、加速度センサで測定される加速度データ、及び、撮像部(第1撮像部111及び第2撮像部112)で撮像された画像に基づいて認識される「吹き流し」の横になびく状況等を取得し、車両が横風を受けて進行方向を修正するような状況を推定する。
まず、情報処理方法として全体の処理の流れについて説明する。
図7は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第1のフローチャートである。
なお、第1取得部14は、自車100aと第1車両101とが異なる場合(図2に示す場合)、1台の第1車両101から第1プローブ情報を取得してもよく、複数台の第1車両101から第1プローブ情報を取得することとしてもよい。
なお、第2取得部16は、1台の第2車両102から第2プローブ情報を取得してもよく、複数台の第2車両102から第2プローブ情報を取得することとしてもよい。
なお、制御部17は、第2車両102が渋滞の中を走行していると推定されると、渋滞に関する警告を走行に関する警告よりも優先して出力部13から出力することとしてもよい。
処理を終了させない場合(No)、処理は、ステップST11に戻る。処理を終了させる場合(Yes)、処理は、終了する。
図8は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第2のフローチャートである。
ステップST131において、制御部17は、第1車両101のワイパが非動作(OFF)であり、第2車両102のワイパが動作(ON)しているかを判断する。第1車両101のワイパがOFFであり、且つ、第2車両102のワイパがONである場合(Yes)、処理は、ステップST14へ進む。第1車両101のワイパがOFFであり、且つ、第2車両102のワイパがONではない場合(No)、処理は、ステップST132に進む。
また、制御部17は、第1車両101の進行方向にトンネルTNがある場合、そのトンネルTNの長さが相対的に長くなるほど、閾値を相対的に小さくすることとしてもよい。
また、制御部17は、ドライバが乗車する自車100aの運転操作の変化に応じて、閾値を変化させることとしてもよい。
情報処理装置1は、第1車両101の第1プローブ情報を取得する第1取得部14と、第2車両102の第2プローブ情報を取得する第2取得部16と、第1プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値と、第2プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値との差が閾値以上の場合、出力部13から走行に関する警告を出力させる制御部17と、を備える。
これにより、情報処理装置1は、自車100aから進行方向に離れた位置のプローブ情報に基づく気象状況又は道路状況を自車100aのドライバに提示することができる。具体的には、情報処理装置1は、第1プローブ情報及び第2プローブ情報に基づいて取得される、気象状況又は路面状況等の走行に関する状況を、警告という注意情報としてドライバに提示することができる。
これにより、情報処理装置1は、第1車両101がワイパ非動作、且つ、第2車両102がワイパ動作の場合、自車100aがこれから走行する位置の走行に関する状況が相対的に悪いとして、ドライバに警告することができる。
これにより、情報処理装置1は、第2車両102のワイパの第2動作間隔が第1車両101のワイパの第1動作間隔よりも相対的により短い場合、自車100aがこれから走行する位置の走行に関する状況が相対的に悪いとして、ドライバに警告することができる。
これにより、情報処理装置1は、第2車両102の走行位置に積もる雪が第1車両101の走行位置に積もる雪よりも相対的により多い場合、自車100aがこれから走行する位置の走行に関する状況が相対的に悪いとして、ドライバに警告することができる。
これにより、情報処理装置1は、第2車両102の走行位置の視界(第2視認距離)が第1車両101の走行位置の視界(第1視認距離)よりも相対的により短い場合、自車100aがこれから走行する位置の走行に関する状況が相対的に悪いとして、ドライバに警告することができる。
これにより、情報処理装置1は、第2車両102が前照灯オン、第1車両101が前照灯オフの場合、自車100aがこれから走行する位置の走行に関する状況が相対的に悪いとして、ドライバに警告することができる。
これにより、情報処理装置1は、第2車両102の第2走行速度が第1車両101の第1走行速度よりも相対的により遅い場合、自車100aがこれから走行する位置の走行に関する状況が相対的に悪いとして、ドライバに警告することができる。
トンネルTNの入口と出口とで気象状況又は路面状況が異なる場合がある。トンネルTNの出口付近の気象状況又は路面状況が相対的に悪い場合、自車100aのドライバに早めに知らせることができれば、走行に関して危険な状況になることを防ぐことができる。
情報処理装置1は、トンネルTNの出口よりも先に位置する第2車両102の第2プローブ情報を取得するので、トンネルTNの出口付近の気象状況又は路面状況を取得することができる。よって、情報処理装置1は、トンネルTNの出口付近の気象状況又は路面状況が相対的に悪い場合には、自車100aのドライバに警告することができる。
一般的に、トンネルTNの長さが相対的に長くなるほど、ドライバは、トンネルTNに入る前の気象状況又は路面状況を忘れてしまう可能性がある。この場合、ドライバは、トンネルTNを出た後の気象状況又は路面状況によって車両の走行に影響を受ける可能性がある。このため、情報処理装置1は、トンネルTNの長さが相対的に長くなるほど閾値を相対的に小さくすることにより、自車100aが走行に関して気象状況又は路面状況の影響を受ける可能性を相対的に低くすることができる。
ドライバが自車100aの運転に関して安全を確保するような運転操作を行った場合、トンネルTNの入口と、トンネルTNの出口とにおける気象状況又は路面状況が相対的に悪くなるような変化であっても、自車100aの走行に相対的に大きな影響を受ける可能性が低いと考えられる。このため、情報処理装置1は、ドライバの運転操作を尊重することができる。
このため、情報処理装置1は、ドライバが自車100aの運転に関して安全を確保するような運転操作を行った場合、ドライバの運転操作を尊重して出力部13から警告を出力することができる。
車両が渋滞の中を走行する場合、気象状況又は路面状況が悪化して減速する場合よりも車両の走行速度を遅くする必要がある。このため、情報処理装置1は、渋滞に関する警告を走行に関する警告よりも優先して出力部13から出力することにより、自車100aの走行速度を相対的により減速させることができる。すなわち、情報処理装置1は、自車100aのドライバに渋滞が発生していることを知らせることができ、渋滞の最後尾等で事故が発生することを防ぐことができる。
これにより、情報処理方法は、自車100aから進行方向に離れた位置のプローブ情報に基づく状況を自車100aのドライバに提示することができる。具体的には、情報処理方法は、第1プローブ情報及び第2プローブ情報に基づいて取得される気象状況又は路面状況等の走行に関する状況を警告する注意情報としてドライバに提示することができる。
これにより、情報処理プログラムは、自車100aから進行方向に離れた位置のプローブ情報に基づく状況を自車100aのドライバに提示することができる。具体的には、情報処理プログラムは、第1プローブ情報及び第2プローブ情報に基づいて取得される気象状況又は路面状況等の走行に関する状況を警告する注意情報としてドライバに提示することができる。
上述した情報処理装置1の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置1の第1取得部14、特定部15、第2取得部16及び制御部17は、コンピュータの演算処理装置等による、第1取得機能、特定機能、第2取得機能及び制御機能としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、外部メモリ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、情報処理装置1の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置1の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置1の第1取得部14、特定部15、第2取得部16及び制御部17は、コンピュータの演算処理装置等を構成する、第1取得回路14a、特定回路15a、第2取得回路16a及び制御回路17a(図9参照)として実現されてもよい。
また、情報処理装置1の通信部11、記憶部12及び出力部13は、例えば、集積回路等によって構成されることにより、通信回路11a、記憶回路12a及び出力回路13a(図9参照)として実現されてもよい。また、情報処理装置1の通信部11、記憶部12及び出力部13は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより、通信装置、記憶装置及び出力装置として構成されてもよい。
11 通信部
12 記憶部
13 出力部
14 第1取得部
15 特定部
16 第2取得部
17 制御部
100 車両
100a 自車
101 第1車両
102 第2車両
Claims (14)
- 車両に配される出力部と、
前記車両と同一又は異なる第1車両の第1プローブ情報を取得する第1取得部と、
前記第1車両の進行方向に所定距離離れた位置を走行する、前記車両及び前記第1車両とは異なる第2車両の第2プローブ情報を取得する第2取得部と、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値との差が予め設定された閾値以上の場合、前記出力部から走行に関する警告を出力させる制御部と、
を備える情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記第1プローブ情報及び前記第2プローブ情報それぞれに記録されている所定の情報としてワイパの動作に関する情報を取得し、
前記第1車両がワイパを動作させず、且つ、前記第2車両がワイパを動作させている場合、前記出力部から警告を出力させる
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記第1プローブ情報に記録される所定の情報としてのワイパの第1動作間隔と、前記第2プローブ情報に記録される所定の情報としてのワイパの第2動作間隔とを取得し、
前記第2動作間隔が前記第1動作間隔よりも短く、且つ、前記第1動作間隔と前記第2動作間隔との差が予め設定された閾値以上の場合に、前記出力部から警告を出力させる
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報としての、前記第1車両の少なくとも進行方向を撮像する第1撮像部によって生成される第1画像と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報としての、前記第2車両の少なくとも進行方向を撮像する第2撮像部によって生成される第2画像とを取得し、
前記第1画像及び前記第2画像それぞれを認識することに基づいて画像内に写る道路と雪との割合を比較し、前記第2画像に写る雪の割合が前記第1画像に写る雪の割合よりも大きく、且つ、前記第1画像の雪の割合と前記第2画像の雪の割合と差が予め設定された閾値以上の場合に、前記出力部から警告を出力させる
請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報としての、前記第1車両の少なくとも進行方向を撮像する第1撮像部によって生成される第1画像と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報としての、第2車両の少なくとも進行方向を撮像する第2撮像部によって生成される第2画像とを取得し、
前記第1画像及び前記第2画像それぞれを認識することに基づいて、画像内に写る道路上の白線に関する情報を取得し、
前記第2画像に基づいて、前記第2車両の進行方向の、前記第2画像に写る白線が視認可能な前記第2車両からの距離である第2視認距離が、前記第1画像に基づいて、前記第1車両の進行方向の、前記第1画像に写る白線が視認可能な前記第1車両からの距離である第1視認距離よりも短く、且つ、前記第1視認距離と前記第2視認距離との差が予め設定された閾値以上の場合に、前記出力部から警告を出力させる
請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報としての前記第1車両の前照灯のオン/オフに関する情報と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報としての前記第2車両の前照灯のオン/オフに関する情報とを取得し、
前記第1車両の前照灯がオフであり、且つ、前記第2車両の前照灯がオンである場合に、前記出力部から警告を出力させる
請求項5に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報としての前記第1車両の第1走行速度と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報としての前記第2車両の第2走行速度とを取得し、
前記第2走行速度が前記第1走行速度よりも遅く、且つ、前記第1走行速度と前記第2走行速度との差が予め設定された閾値以上の場合に、前記出力部から警告を出力させる
請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記第1取得部によって取得される前記第1プローブ情報に基づいて、前記第1車両の位置を特定する特定部を備え、
前記第2取得部は、前記特定部によって特定される前記第1車両の位置から前記第1車両の進行方向にトンネルがある場合、前記所定距離は前記トンネルの全長よりも長い距離であり、前記第1車両から前記所定距離離れた位置を走行する前記第2車両の第2プローブ情報を取得する
請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記トンネルの長さが相対的に長くなるほど、前記閾値を相対的に小さくする
請求項8に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、ドライバが乗車する自車の運転操作の変化に応じて、前記閾値を変化させる
請求項8又は9に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、運転操作の変化として、前照灯のオフからオン、前方を走行する車両との車間距離の確保、及び、自車の減速のうち少なくとも1つを自車が行った場合、前記閾値を大きくする
請求項10に記載の情報処理装置。 - 前記制御部は、前記第2車両が前記第1車両と進行方向が同じ場合、前記第2取得部で取得される前記第2プローブ情報に基づいて、前記第2車両が渋滞の中を走行していると推定されると、前記出力部から渋滞に関する警告を気象状況又は路面状況に関する警告よりも優先して出力する
請求項1〜11のいずれか1項に記載の情報処理装置。 - 出力部が配される車両のコンピュータが、
前記車両と同一又は異なる第1車両の第1プローブ情報を取得する第1取得ステップと、
前記第1車両の進行方向に所定距離離れた位置を走行する、前記車両及び前記第1車両とは異なる第2車両の第2プローブ情報を取得する第2取得ステップと、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値との差が予め設定された閾値以上の場合、前記出力部から走行に関する警告を出力させる制御ステップと、
を実行する情報処理方法。 - 出力部が配される車両のコンピュータに、
前記車両と同一又は異なる第1車両の第1プローブ情報を取得する第1取得機能と、
前記第1車両の進行方向に所定距離離れた位置を走行する、前記車両及び前記第1車両とは異なる第2車両の第2プローブ情報を取得する第2取得機能と、
前記第1プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値と、前記第2プローブ情報に記録されている所定の情報に関する値との差が予め設定された閾値以上の場合、前記出力部から走行に関する警告を出力させる制御機能と、
を実現させる情報処理プログラム。
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JP2004178195A (ja) * | 2002-11-26 | 2004-06-24 | Mazda Motor Corp | 車両用情報提供装置 |
JP2015223926A (ja) * | 2014-05-28 | 2015-12-14 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両制御システム、方法およびプログラム |
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- 2019-05-13 JP JP2019090952A patent/JP7265408B2/ja active Active
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