JP2020186870A - ガスコンロ - Google Patents

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Abstract

【課題】調理容器の内部に収納された調理対象物の焦げ付きを回避しながら、煮込み調理を良好に行えるガスコンロを提供する。【解決手段】運転制御部Hが、コンロバーナ1を初期火力にて燃焼させる加熱開始後に温度検出部7の検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になると、少なくとも一部の時間帯において火力を初期火力にする形態でコンロバーナ1を燃焼させる調理加熱処理を実行し、かつ、検出温度がハイカット温度よりも低くかつ平衡温度よりも高く設定された焦付き監視温度よりも高くなった場合には、コンロバーナ1の火力を初期火力よりも低下させる火力低下処理を実行するように構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器を加熱するコンロバーナと、前記調理容器の温度を検出する温度検出部と、前記コンロバーナの火力を調節する火力調節部と、煮込みモードを設定する調理モード設定部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
前記運転制御部が、前記煮込み調理モードが設定された場合には、前記コンロバーナを初期火力にて燃焼させる加熱開始後において前記温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する平衡状態になったときに前記温度検出部にて検出される平衡温度に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を停止するハイカット温度を前記平衡温度よりも高温に設定するように構成されたガスコンロに関する。
かかるガスコンロは、煮込みモードを設定することにより、カレー、シチュー、筑前煮、肉じゃが、等の煮込み調理を行えるようにしたものであり、温度検出部の検出温度がハイカット温度になると、コンロバーナの燃焼を停止することにより、調理容器に収納した調理対象物の焦げ付きを回避することになる(例えば、特許文献1参照)。
また、ガスコンロの別の従来例として、コンロバーナを初期火力にて燃焼させる加熱開始後に温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になった後において、温度検出部の検出温度が平衡状態になると、コンロバーナの火力を初期火力よりも小さな弱火力に切替え、その後においては、検出温度が平衡温度より低い下限温度になると、コンロバーナの火力を弱火力よりも大きな強火力(初期火力と同じ火力又は初期火力より小さな火力)に切替え、かつ、検出温度が平衡温度より低くかつ下限温度よりも高い上限温度になると、コンロバーナの火力を弱火力に切替えることを繰り返す温度制御式加熱処理を実行するように構成されたものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開平5−39926号公報 特開2014−105961号公報
特許文献1のガスコンロは、温度検出部の検出温度がハイカット温度になると、コンロバーナの燃焼を停止することにより、調理容器に収納した調理対象物の焦げ付きを回避することになるが、調理対象物の焦げ付きを適切に回避できない虞があった。
つまり、ハイカット温度を平衡温度に近い温度に設定すれば、調理容器に収納した調理対象物が焦げ付きを発生する前に、コンロバーナの燃焼を停止できるが、この場合には、調理容器に収納した調理対象物を十分に煮込むことができないものとなる。
このため、ハイカット温度は、平衡温度よりもある程度離れた高い温度に設定されることになり、その結果、温度検出部の検出温度がハイカット温度になって、コンロバーナの燃焼を停止した際に、調理容器に収納した調理対象物が焦げ付きを発生する虞があった。
特許文献2のガスコンロは、温度検出部の検出温度が、平衡温度よりも低い上限温度とその上限温度よりも低い下限温度との間に維持されるものであるから、調理容器に収納した調理対象物の焦げ付きの発生を回避し易いものであるが、調理容器に与える加熱力が不足気味になる結果、調理容器に収納した調理対象物を十分に煮込むことができない、あるいは、調理対象物を煮込むための調理時間が長くなる等、煮込み調理を良好に行い難い虞があった。
本発明は、上記実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、調理容器の内部に収納された調理対象物の焦げ付きを回避しながら、煮込み調理を良好に行えるガスコンロを提供する点にある。
本発明のガスコンロは、調理容器を加熱するコンロバーナと、前記調理容器の温度を検出する温度検出部と、前記コンロバーナの火力を調節する火力調節部と、煮込み調理モードを設定する調理モード設定部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
前記運転制御部が、前記煮込み調理モードが設定された場合には、前記コンロバーナを初期火力にて燃焼させる加熱開始後において前記温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する平衡状態になったときに前記温度検出部にて検出される平衡温度に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を停止するハイカット温度を前記平衡温度よりも高温に設定するように構成されたものであって、その特徴構成は、
前記運転制御部が、前記加熱開始後に前記温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になると、少なくとも一部の時間帯において火力を前記初期火力にする形態で前記コンロバーナを燃焼させる調理加熱処理を実行し、かつ、前記検出温度が前記ハイカット温度よりも低くかつ前記平衡温度よりも高く設定された焦付き監視温度よりも高くなった場合には、前記コンロバーナの火力を前記初期火力よりも低下させる火力低下処理を実行するように構成されている点にある。
すなわち、コンロバーナによる加熱開始後に温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になると、少なくとも一部の時間帯において火力を初期火力にする形態でコンロバーナを燃焼させる調理加熱処理が行われるから、火力を初期火力にすることによって、調理容器に大きな加熱力を与えるようにしながら、調理容器に収納した調理対象物を煮込むことができるため、煮込み調理を良好に行うことができる。
しかも、温度検出部の検出温度がハイカット温度よりも低くかつ平衡温度よりも高く設定された焦付き監視温度よりも高くなった場合には、コンロバーナの火力を初期火力よりも低下させる火力低下処理が実行されるから、コンロバーナの火力を初期火力よりも低下させることにより、温度検出部の検出温度がハイカット温度に達して、調理容器に収納した調理対象物に焦げ付きが発生することを、未然に回避することができるのである。
要するに、本発明のガスコンロの特徴構成によれば、調理容器の内部に収納された調理対象物の焦げ付きを回避しながら、煮込み調理を良好に行える。
本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、前記運転制御部が、前記火力低下処理を実行した後において、前記検出温度が前記平衡温度以下になると、前記調理加熱処理を再開するように構成されている点にある。
すなわち、火力低下処理を実行した後において、温度検出部の検出温度が平衡温度以下になると、調理加熱処理が再開されるから、少なくとも一部の時間帯において火力を初期火力にする形態でコンロバーナを燃焼させることによって、調理容器に大きな加熱力を与えるようにしながら、調理容器に収納した調理対象物を煮込むようにして、煮込み調理を良好に行うことができる。
つまり、火力低下処理を実行した後においては、コンロバーナの火力を初期火力よりも低い火力に維持させることが考えられるが、この場合には、調理容器に与える加熱力が不足して、煮込み調理を良好に行えない虞があるが、調理加熱処理を再開させることによって、調理容器に大きな加熱力を与えるようにしながら、煮込み調理を良好に行うことができる。
要するに、本発明のガスコンロの更なる特徴構成によれば、火力低下処理を実行した後においても、煮込み調理を良好に行うことができる。
本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、前記運転制御部が、前記煮込みモードが設定された場合において、前記加熱開始後における前記検出温度の上昇状況に基づいて、加熱容量を推定する容量判別処理を実行し、かつ、推定した前記加熱容量に基づいて、前記沸騰状態になった時点から前記調理加熱処理を停止するまでの総調理時間を設定して、前記沸騰状態になった時点からの経過時間が前記総調理時間に達すると前記コンロバーナの燃焼を停止するように構成されている点にある。
すなわち、コンロバーナによる加熱開始後における検出温度の上昇状況は、調理容器に収納した調理対象物の加熱容量が大きいほど上昇勾配が低くなる等、加熱容量にて変化することになるから、容量判別処理において、加熱開始後における検出温度の上昇状況に基づいて、加熱容量が推定されることになる。
そして、推定された加熱容量に基づいて、沸騰状態になった時点から調理加熱処理を停止するまでの総調理時間が設定されて、沸騰状態になった時点からの経過時間が総調理時間に達するとコンロバーナの燃焼が停止される。
つまり、検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になった時点から調理加熱処理を停止するまでの総調理時間を、加熱容量が大きいほど長くする等、容量判別処理にて推定された加熱容量に基づいて設定して、沸騰状態になった時点からの経過時間が総調理時間に達するとコンロバーナの燃焼が停止されることになる。
このように、沸騰状態になった時点からコンロバーナの燃焼を停止するまでの総調理時間が、加熱容量に基づいて設定されて、沸騰状態になった時点からの経過時間が総調理時間に達するとコンロバーナの燃焼が自動的に停止されて、煮込み調理が自動的に終了されることになるから、使用者が煮込み調理中であることを忘れるようなことがあっても、焦げ付き等の発生を回避しながら、煮込み調理を適切に終了することができる。
要するに、本発明のガスコンロの更なる特徴構成によれば、煮込み調理を適切に終了することができる。
本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、前記運転制御部が、前記調理加熱処理において、前記初期火力よりも小さな第1火力にて前記コンロバーナを第1設定時間の間燃焼させることと、前記第1火力よりも大きな第2火力にて前記コンロバーナを第2設定時間の間燃焼させることを繰り返す火力変更式加熱処理を実行する点にある。
すなわち、調理加熱処理において、火力変更式加熱処理が実行されることになる。
火力変更式加熱処理は、コンロバーナの火力を初期火力よりも小さな第1火力にして、コンロバーナを第1設定時間の間燃焼させることと、コンロバーナの火力を第1火力よりも大きな第2火力にして、コンロバーナを第2設定時間の間燃焼させることを繰り返す処理であるから、調理容器の底部の中央側箇所を火炎にて加熱する状態と調理容器の底部の外側箇所を火炎にて加熱する状態とを、適正時間ずつ行う形態で、調理容器の底部を加熱することができるため、調理容器の内部に収納された調理対象物の全体を適切に加熱することができる。
つまり、コンロバーナの火力が第1火力のときには、小さな火炎が調理容器の底部の中央側箇所に当たる状態となり、コンロバーナの火力が第2火力になるときには、大きな火炎が調理容器の底部の外側箇所に当たる状態となり、しかも、第1火力にて加熱する状態が、第1設定時間の間継続され、かつ、第2火力にて加熱する状態が、第2設定時間の間継続されることになるから、第1設定時間と第2設定時間とを、調理容器の内部に収納された調理対象物の全体を適切に加熱するのに適する時間に設定することにより、調理容器の底部の中央側箇所を火炎にて加熱する状態と調理容器の底部の外側箇所を火炎にて加熱する状態とを、適正時間ずつ行うようにしながら、調理容器の内部に収納された調理対象物の全体を適切に加熱することができる。
ちなみに、調理容器の底部の中央側箇所を火炎にて加熱する状態と調理容器の底部の外側箇所を火炎にて加熱する状態とが繰り返されることにより、調理容器の底部の一箇所が集中的に加熱されることが無くなるため、調理容器の内部に収納された調理対象物の焦げ付きを回避し易いものとなる。
要するに、本発明のガスコンロの特徴構成によれば、調理容器の内部に収納された調理対象物の全体を適切に加熱できる。
本発明のガスコンロの更なる特徴構成は、前記運転制御部が、前記調理加熱処理において、前記火力変更式加熱処理を火力変更用調理時間の間継続した後で、前記コンロバーナの火力を前記初期火力よりも小さな火力に維持する小火力式加熱処理を実行する点にある。
すなわち、火力変更式加熱処理が火力変更用調理時間の間継続された後において、コンロバーナの火力を小火力に維持する小火力式加熱処理が実行されるから、調理容器の内部に収納された調理対象物の全体を、火力変更式加熱処理にて加熱した後において、調理容器の内部に収納された調理対象物を、小火力式加熱処理にて十分に煮込むことができる。
つまり、カレー、シチュー、筑前煮、肉じゃが、等の煮込み調理を行う際には、調理容器の内部に収納された調理対象物の全体を加熱した後に、さらに、調理容器の内部に収納された調理対象物を弱火にて煮込むことが望まれるが、そのような煮込みを特別な操作を行うことなく、適切に行うことができる。
要するに、本発明のガスコンロの更なる特徴構成によれば、調理容器の内部に収納された調理対象物を弱火にて煮込むことを、特別な操作を行うことなく、適切に行うことができる。
ガスコンロの構成を示す概略図である。 煮込み調理の概要を示す図である。 煮込み調理の制御作動を示すフローチャートである。 調理加熱処理の制御作動を示すフローチャートである。
〔実施形態〕
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(ガスコンロの全体構成)
図1は、ビルトイン式やテーブル式のガスコンロGCに備えられるコンロバーナ1を例示するものであって、鍋やフライパン等の調理容器Jが五徳2に載置され、コンロバーナ1が五徳2に載置された調理容器Jを加熱するように構成されている。
コンロバーナ1は、外炎式バーナであって、円筒状のバーナ本体部1Aと、そのバーナ本体部1Aに接続されるバーナ混合管部1Bとを備え、バーナ本体部1Aには、周方向に沿って炎孔が形成されている。
そして、燃料ガスが噴射ノズル3からバーナ混合管部1Bに噴射されることにより、一次空気がバーナ混合管部1Bに導入され、燃料ガスと一次空気との混合ガスが炎孔から噴出されて一次燃焼し、かつ、その一次燃焼により、バーナ本体部1Aの周囲の空気が二次空気として導入されて二次燃焼するように構成されている。
燃料ガスを噴射ノズル3に供給するガス供給路4には、燃料ガスの供給を断続する元ガス弁5、及び、ステッピングモータ6Mの駆動によって燃料ガスの流量を調整して加熱量(火力)を調整するためのガス量調整弁6(火力調節部の一例)が設けられている。
尚、ガス量調整弁6の開度を検出する回転角センサ6sの検出情報が、後述する運転制御部Hに入力されるように構成されている。
ちなみに、コンロバーナ1の火力は、ガス量調整弁6によって無段階的に調整できるものであるが、本実施形態においては、コンロバーナ1の火力が、強火力、中火力、小火力の3段階に調整されるものであるとして説明する。
コンロバーナ1の中央部には、五徳2に載置された調理容器Jの底壁に接触して調理容器Jの温度として底部温度を検出する温度センサ7(温度検出部の一例)が設けられ、この温度センサ7の検出温度Tが、後述する運転制御部Hに入力されている。
また、コンロバーナ1に対して、点火プラグP、及び、熱電対を用いて構成される着火センサRが装備されている。
コンロバーナ1の運転を制御する運転制御部Hが設けられて、この運転制御部Hが、元ガス弁5の開閉操作、ガス量調整弁6の開度調整操作、及び、点火プラグPの点火作動を制御しながら、コンロバーナ1の点火処理や消火処理を実行し、かつ、火力調整処理を実行するように構成されている。
コンロバーナ1の点火指令及び消火指令を指令する点消火指令部8、及び、自動調理モードを指令する設定操作部U(調理モード設定部の一例)が設けられている。
そして、運転制御部Hが、設定操作部Uにて自動調理モードが設定されている状態で、点消火指令部8にて点火指令が指令された場合には、その設定されている自動調理モードを実行するように構成されている。
つまり、運転制御部Hが、自動調理モードが設定された状態で点消火指令部8にて点火指令が指令されると、元ガス弁5、コンロ用ガス量調整弁18を操作して、コンロバーナ1に対して点火火力(中火力)に相当する燃料ガスを供給する状態とし、加えて、着火センサRにて着火が検出されるまで、点火プラグPを作動させる点火処理を実行し、その後、設定された自動調理モードを実行することになる。
尚、自動調理モードの加熱調理を中断する等の目的により、点消火指令部8にて消火指令が指令されると、元ガス弁5を閉状態に操作して、コンロバーナ1を消火させる消火処理を実行することになる。
(設定操作部の詳細)
設定操作部Uは、自動調理モードとして、煮込みモード、湯沸しモード、温度設定モードを設定できるように構成されている。
つまり、設定操作部Uには、煮込みモード、湯沸しモード、温度設定モードを押操作するごとに切換え選択するメニュースイッチ10、及び、調理モード表示部11として、煮込みモードが選択されると点灯する煮込みランプ11a、湯沸しモードが選択されると点灯する湯沸しランプ11b、温度設定モードが選択されると点灯する温度設定ランプ11cが設けられており、メニュースイッチ10の操作により、煮込みモード、湯沸しモード、温度設定モードを選択できるように構成されている。
また、設定操作部Uには、設定された設定温度(目標加熱温度)を表示する温度表示部12tと設定された設定時間(目標加熱時間)を表示する時間表示部12hとを上下に並べる形態で備える表示部12、増減スイッチ13、当該増減スイッチ13により設定温度(目標加熱温度)を変更設定する状態と設定時間(目標加熱時間)を変更設定する状態とを切替える切替えスイッチ14が設けられ、さらには、設定された各種の情報を取り消す取消スイッチ15が設けられている。
以下、本実施形態においては、煮込みモード、湯沸しモード、温度設定モードのうちの煮込みモードを説明し、湯沸しモード及び温度設定モードの説明を省略する。
(煮込みモードの概要)
運転制御部Hが、煮込みモードが設定された場合には、煮込み調理用加熱条件にてコンロバーナ1を作動させるように構成されている。
そして、煮込み調理用加熱条件が、コンロバーナ1を初期火力にて燃焼させる加熱開始後に温度センサ7の検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になると、少なくとも一部の時間帯において火力を初期火力にする形態でコンロバーナ1を燃焼させる調理加熱処理を実行する条件に設定されている。
また、調理加熱処理において、初期火力よりも小さな第1火力にてコンロバーナ1を第1設定時間の間燃焼させることと、第1火力よりも大きな第2火力にてコンロバーナを第2設定時間の間燃焼させることを繰り返す火力変更式加熱処理を実行するように構成されている。
尚、本実施形態においては、火力変更式加熱処理は、後述の如く、第2工程時間(火力変更用調理時間の一例)の間実行されるように構成されている。
本実施形態においては、初期火力が、コンロバーナ1の点火火力に相当する中火力に設定され、第1火力が、小火力に設定され、第2火力が中火力に設定されている。
また、第1設定時間が第2設定時間よりも長く設定されている。つまり、第1設定時間が、例えば、100秒に設定され、第2設定時間が、例えば、20秒に設定される。
また、本実施形態においては、図2に示すように、調理加熱処理において、火力を中火力に維持した状態で、コンロバーナ1を第1工程時間の間燃焼させる中火力加熱処理を実行し、その後、火力変更式加熱処理を第2工程時間(火力変更用調理時間の一例)の間実行し、加えて、火力変更式加熱処理の後で、火力を初期火力よりも小さな火力に維持した状態で、コンロバーナを第3工程時間の間燃焼させる小火力式加熱処理を実行する条件に設定されている。
尚、本実施形態においては、小火力式加熱処理における火力を、小火力に設定するように構成されている。
ちなみに、本実施形態においては、調理加熱処理において、コンロバーナ1の火力を初期火力にする時間帯は、中火力加熱処理を実行する時間帯、及び、火力変更式加熱処理における第2設定時間に対応する時間帯に相当する。
また、運転制御部Hが、煮込みモードが設定された場合において、加熱開始後における温度センサ7の検出温度Tの上昇状況に基づいて、加熱容量を推定する容量判別処理を実行し、かつ、推定した加熱容量に基づいて、第1工程時間、第2工程時間、第3工程時間、及び、第1〜第3工程時間を加えた総調理時間を設定するように構成されている。
そして、運転制御部Hが、沸騰状態になった時点からの経過時間が総調理時間に達するとコンロバーナ1の燃焼を停止して、煮込みモードを終了するように構成されている。
(煮込みモードの詳細)
運転制御部Hが、煮込みモードが設定された状態で点消火指令部8にて点火指令が指令されると、コンロバーナ1を点火用火力(初期火力に相当する中火力)にて燃焼させる点火処理を実行して、調理容器Jの加熱を開始し、加熱開始後における温度センサ7の検出温度の上昇勾配に基づいて加熱容量を推定する容量判別処理を実行するように構成されている。
本実施形態においては、上昇勾配として、温度センサ7の検出温度Tが60℃〜80℃になるまでの上昇勾配を検出するように構成されている。
本実施形態においては、運転制御部Hが、容量判別処理において、加熱容量を多容量と少容量との2段階に推定して、第1工程時間、第2工程時間、第3工程時間、及び、総調理時間を2段階に設定する時間設定処理を実行するように構成されている。
つまり、加熱容量が多容量であるときには、総調理時間として、例えば30分を設定し、加熱容量が少容量であるときには、総調理時間として、例えば20分を設定するように構成されている。
第1工程時間として、加熱容量が多容量であるときには、例えば300秒(5分)を設定し、加熱容量が少容量であるときには、例えば、120秒(2分)を設定するように構成されている。
第2工程時間として、加熱容量が多容量であるときには、例えば900秒(15分)を設定し、加熱容量が少容量であるときには、例えば、300秒(5分)を設定するように構成されている。
従って、第3工程時間として、加熱容量が多容量であるときには、例えば、30分から20分を減算した10分を設定し、加熱容量が少容量であるときには、例えば、20分から7分を減算した13分を設定するように構成されている。
運転制御部Hが、加熱開始後における温度センサ7の検出温度Tに基づいて、水分の沸騰に対応する沸騰状態、及び、当該沸騰が継続する状態に対応する平衡状態を検出するように構成されている。
そして、平衡状態を検出すると、平衡温度P、ハイカット温度R、及び、焦げ付き監視温度Qを設定するように構成されている(図2参照)。
本実施形態では、沸騰状態の検出(沸騰検出)は、温度センサ7の検出温度Tが、所定温度、例えば1℃上昇するのに要する時間を計測し、その計測した時間が、所定時間、例えば40秒を超えたときに沸騰状態であると検出するように構成されている。
また、平衡状態の検出(平衡検出)は、沸騰状態の検出後において、一定の判定期間毎に、例えば30秒毎に、当該判定期間の終了時点の温度センサ7の検出温度Teから判定期間の開始時点の温度センサ7の検出温度Tbを差し引いた温度差ΔT(=Te−Tb)を求め、その温度差ΔT(=Te−Tb)が、所定温度範囲、例えば−2℃以上で、+2℃以下の温度範囲(−2℃≦ΔT≦+2℃)となったときに、平衡状態であると検出するように構成されている。
そして、平衡状態であると検出したときの、判定期間の終了時点の温度センサ7の検出温度Teを平衡温度Pと設定するように構成されている。
また、運転制御部Hが、平衡温度Pに基づいて、ハイカット温度R及び焦げ付き監視温度Qを設定するように構成されている。本実施形態では、判定基準温度として、110℃、120℃、130℃を定めて、判定基準温度と平衡温度Pとに基づいて、ハイカット温度R及び焦げ付き監視温度Qを設定するように構成されている。
すなわち、平衡温度Pが110℃未満のときには、ハイカット温度Rを、150℃に設定し、焦げ付き監視温度Qを130℃に設定するように構成されている。
また、平衡温度Pが110℃以上で120℃未満のときには、ハイカット温度Rを、160℃に設定し、焦げ付き監視温度Qを140℃に設定するように構成されている。
また、平衡温度Pが120℃以上で130℃未満のときには、ハイカット温度Rを、170℃に設定し、焦げ付き監視温度Qを150℃に設定するように構成されている。
また、運転制御部Hが、沸騰状態を検出した後は、上述の如く、基本的には、中火力加熱処理、火力変更式加熱処理、及び、小火力加熱処理を順次行う調理加熱処理を実行することになるが、平衡状態の検出後において、温度センサ7の検出温度Tがハイカット温度Rよりも高くなると、コンロバーナ1を消火する消火処理を実行するように構成されている。
また、運転制御部Hは、平衡状態の検出後において、温度センサ7の検出温度Tが焦げ付き監視温度Qよりも高くなると、コンロバーナ1の火力を小火力に強制的に変更する強制小火力処理(火力低下処理の一例)を実行し、その後、温度センサ7の検出温度Tが平衡温度P以下になると、調理加熱処理を再開するように構成されている。
尚、調理加熱処理を再び実行する(再開する)際には、沸騰状態を検出した時点からの経過時間に応じて、中火力加熱処理、火力変更式加熱処理、小火力加熱処理のいずれかが実行されることになる。
さらに、運転制御部Hは、平衡状態の検出後において、温度センサ7の検出温度Tが追加投入判定温度(例えば、95℃)以下になると、コンロバーナ1の火力を中火力に切替え、その後、沸騰状態を検出すると、容量判別処理において推定された加熱容量に基づいて設定された第1工程時間、第2工程時間、及び、総調理時間に沿って、調理加熱処理を再度行う追加投入対応処理を実行するように構成されている。
(運転制御部の制御作動の詳細)
次に、図3及び図4のフローチャートに基づいて、煮込みモードにおける運転制御部Hの制御作動を説明する。但し、以下の説明においては、追加投入対応処理についての説明を省略する。
図3に示すように、煮込みモードが設定されると、先ず、点火指令が指令されたか否かを判別し(#1)、点火指令が指令されないときには、点火指令が指令されるまで待機する。
#1にて、点火指令が指令されたと判別した場合には、点火処理を実行し(#2)、続いて、容量判別処理を実行することになる(#3)。つまり、温度センサ7の検出温度Tが60℃〜80℃になるまでの上昇勾配を検出して、加熱容量を多容量と少容量との2段階に推定する処理を実行することになる。
容量判別処理を実行した後は、総調理時間、第1工程時間、第2工程時間、及び、第3工程時間を設定する時間設定処理を実行し(#4)、その後、温度センサ7の検出温度Tに基づいて沸騰状態であるか否か(沸騰検出であるか否か)を判別し(#5)、沸騰状態となるまで(沸騰検出まで)待機する。
#5の処理にて、沸騰検出であると判別すると、総調理時間、第1工程時間、第2工程時間及び第3工程時間を管理するための時間を計測するタイマー計測を開始し(#6)、続いて、調理加熱処理や強制小火力処理等を行う自動加熱処理を実行する(#7)。
その後、総調理時間が経過したか否かを判別し(#8)、総調理時間が経過していない場合には、自動加熱処理を繰り返し実行し、総調理時間が経過すると、コンロバーナ1を消火する消火処理(#9)を実行して、煮込みモードを終了する。
自動加熱処理について、図4のフローチャートに基づいて説明を加える。
先ず、温度センサ7の検出温度Tに基づいて平衡状態を検出した後であるか否か(平衡状態検出済であるか否か)を判別し(#11)、平衡状態検出済でない場合には、温度センサ7の検出温度Tに基づいて平衡状態であるか否かを判別する(#12)。
#12の処理にて、平衡状態であると判別した場合には、平衡温度P、ハイカット温度R、及び、焦げ付き監視温度Qを設定する処理を実行する(#13)。
#11の処理にて、平衡状態検出済であると判別した場合及び#13の処理を実行した後は、温度センサ7の検出温度Tがハイカット温度Rよりも大きいか否かを判別し(#14)、大きいと判別した場合には、図3のフローチャートにおける消火処理#9に移行して、コンロバーナ1を消火する。
#14の処理にて、温度センサ7の検出温度Tがハイカット温度Rよりも大きくないと判別した場合には、続いて、強制小火力処理による強制小火力の実行中であるか否かを判別し(#15)、強制小火力の実行中でないと判別した場合には、温度センサ7の検出温度Tが焦げ付き監視温度Qよりも大きいか否かを判別し(#16)、温度センサ7の検出温度Tが焦げ付き監視温度Qよりも大きいと判別した場合には、コンロバーナ1の火力を小火力に変更する強制小火力処理を実行する(#17)。
#15の処理にて、強制小火力の実行中であると判別した場合及び#17の強制小火力処理を実行した後には、続いて、沸騰状態からの時間が総調理時間を経過しているか否かを判別し(#18)、総調理時間を経過している場合には、図3のフローチャートにおける消火処理#9に移行して、コンロバーナ1を消火する。
#18の処理にて、総調理時間を経過していないと判別した場合には、続いて、温度センサ7の検出温度Tが平衡温度P以下である否かを判別し(#19)、温度センサ7の検出温度Tが平衡温度P以下でないと判別した場合には、#11の処理に移行する。
#12の処理にて、平衡状態でないと判別した場合、#16の処理にて、温度センサ7の検出温度Tが焦げ付き監視温度Qよりも大きくないと判別した場合、及び、#19の処理にて、温度センサ7の検出温度Tが平衡温度P以下であると判別した場合には、調理加熱処理に移行することになる。
つまり、沸騰状態からの時間が第1工程時間を経過しているか否かを判別し(#20)、沸騰状態からの時間が第1工程時間を経過していない場合には、コンロバーナ1の火力を中火力にする中火力処理を実行し(#21)、その後、#11の処理に移行する。
#20の処理にて、沸騰状態からの時間が第1工程時間を経過していると判別した場合には、第2工程時間を経過しているか否か(換言すれば、沸騰状態からの時間が第1工程時間と第2工程時間とを加えた時間を経過しているか否か)を判別し(#22)、第2工程時間を経過していない場合には、コンロバーナ1を小火力と中火力とに切替える火力変更式加熱処理を実行し(#23)、その後、#11の処理に移行する。
#22の処理にて、第2工程時間を経過していると判別した場合には、コンロバーナ1の火力を小火力にする小火力加熱処理を実行し(#24)、その後、図3のフローチャートにおける#8の処理に移行して、総調理時間が経過していると判別した場合には、消火処理#9にて、コンロバーナ1を消火し、かつ、総調理時間が経過していないと判別した場合には、自動加熱処理に移行する(#11の処理に移行する)。
〔別実施形態〕
次に、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、容量判別処理において、加熱開始後における温度センサ7の検出温度の上昇勾配として、温度センサ7の検出温度Tが60℃〜80℃になるまでの上昇勾配を検出する場合を例示したが、例えば、加熱開始から70秒経過するまでの温度勾配を検出する等、上昇勾配を検出する具体構成は各種変更できる。
(2)上記実施形態では、容量判別処理において、加熱開始後における温度センサ7の検出温度Tの上昇状況として、上昇勾配を計測して、加熱容量を推定する場合を例示したが、これに代えて、上昇状況として、加熱開始から設定基準温度(例えば、90℃)に達するまでの経過時間を計測して、この経過時間に基づいて、加熱容量を求めるようにする等、加熱容量を推定するための上昇状況としては、種々の形態を採用できる。
(3)上記実施形態においては、容量判別処理において、加熱容量を2段階に推定して、総調理時間、第1工程時間、第2工程時間、及び、第3工程時間を2段階に設定する場合を例示したが、加熱容量を2段階よりも多い複数段階に推定して、総調理時間、第1工程時間、第2工程時間、及び、第3工程時間を複数段階に設定するようにしてもよい。
(4)上記実施形態においては、火力変更式加熱処理における第1火力を小火力に設定し、かつ、第2火力を中火力に設定する場合を例示したが、第1火力は初期火力よりも小さな種々の火力に設定でき、また、第2火力は第1火力よりも大きな種々の火力に設定できる。
(5)上記実施形態においては、沸騰状態になった後の調理加熱処理として、中火力加熱処理と、火力変更式加熱処理と、小火力加熱処理とを順次実行する場合を例示したが、例えば、沸騰状態になった後の調理加熱処理として、中火力加熱処理を省略して、火力変更式加熱処理と小火力加熱処理とを順次実行する形態にする等、沸騰状態になった後の調理加熱処理の具体構成は種々変更できる。
(6)上記実施形態においては、焦げ付き監視温度Qを、平衡温度Pが判定基準温度(例えば、110℃)未満のときには、130℃に設定する等、判定基準温度よりも高い温度に設定する場合を例示したが、例えば、焦げ付き監視温度Qを平衡温度Pより設定温度(例えば、2℃)高い温度に設定する等、焦げ付き監視温度Qを平衡温度Pに基づいて設定する形態は各種変更できる。
(7)上記実施形態においては、初期火力と点火火力とを同じ火力に設定したが、初期火力を点火火力よりも大きくする等、初期火力と点火火力とを異なる火力に設定する形態で実施してもよい。
なお、上記実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、また、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
1 コンロバーナ
6 火力調節部
7 温度検出部
H 運転制御部
J 調理容器
U 調理モード設定部

Claims (5)

  1. 調理容器を加熱するコンロバーナと、前記調理容器の温度を検出する温度検出部と、前記コンロバーナの火力を調節する火力調節部と、煮込み調理モードを設定する調理モード設定部と、運転を制御する運転制御部と、が設けられ、
    前記運転制御部が、前記煮込み調理モードが設定された場合には、前記コンロバーナを初期火力にて燃焼させる加熱開始後において前記温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する平衡状態になったときに前記温度検出部にて検出される平衡温度に基づいて、前記コンロバーナの燃焼を停止するハイカット温度を前記平衡温度よりも高温に設定するように構成されたガスコンロであって、
    前記運転制御部が、前記加熱開始後に前記温度検出部の検出温度が水分の沸騰に対応する沸騰状態になると、少なくとも一部の時間帯において火力を前記初期火力にする形態で前記コンロバーナを燃焼させる調理加熱処理を実行し、かつ、前記検出温度が前記ハイカット温度よりも低くかつ前記平衡温度よりも高く設定された焦付き監視温度よりも高くなった場合には、前記コンロバーナの火力を前記初期火力よりも低下させる火力低下処理を実行するように構成されているガスコンロ。
  2. 前記運転制御部が、前記火力低下処理を実行した後において、前記検出温度が前記平衡温度以下になると、前記調理加熱処理を再開するように構成されている請求項1に記載のガスコンロ。
  3. 前記運転制御部が、前記煮込みモードが設定された場合において、前記加熱開始後における前記検出温度の上昇状況に基づいて、加熱容量を推定する容量判別処理を実行し、かつ、推定した前記加熱容量に基づいて、前記沸騰状態になった時点から前記調理加熱処理を停止するまでの総調理時間を設定して、前記沸騰状態になった時点からの経過時間が前記総調理時間に達すると前記コンロバーナの燃焼を停止するように構成されている請求項1又は2に記載のガスコンロ。
  4. 前記運転制御部が、前記調理加熱処理において、前記初期火力よりも小さな第1火力にて前記コンロバーナを第1設定時間の間燃焼させることと、前記第1火力よりも大きな第2火力にて前記コンロバーナを第2設定時間の間燃焼させることを繰り返す火力変更式加熱処理を実行する請求項1〜3のいずれか1項に記載のガスコンロ。
  5. 前記運転制御部が、前記調理加熱処理において、前記火力変更式加熱処理を火力変更用調理時間の間継続した後で、前記コンロバーナの火力を前記初期火力よりも小さな火力に維持する小火力式加熱処理を実行する請求項4に記載のガスコンロ。
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