JP2020180433A - 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置 - Google Patents

地熱交換用セグメント及び地熱交換装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020180433A
JP2020180433A JP2019082062A JP2019082062A JP2020180433A JP 2020180433 A JP2020180433 A JP 2020180433A JP 2019082062 A JP2019082062 A JP 2019082062A JP 2019082062 A JP2019082062 A JP 2019082062A JP 2020180433 A JP2020180433 A JP 2020180433A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
geothermal
pipe
heat
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019082062A
Other languages
English (en)
Inventor
若林 正憲
Masanori Wakabayashi
正憲 若林
志緒里 塩入
Shiori Shioiri
志緒里 塩入
金子 研一
Kenichi Kaneko
研一 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Construction Materials Co Ltd
Original Assignee
IHI Construction Materials Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Construction Materials Co Ltd filed Critical IHI Construction Materials Co Ltd
Priority to JP2019082062A priority Critical patent/JP2020180433A/ja
Publication of JP2020180433A publication Critical patent/JP2020180433A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】地熱を効率よく熱交換して効率的に利用できる。【解決手段】地熱交換装置は、熱交換用の熱媒を流通させる配管3が筐体内を蛇行して配設されたセグメント4をリング状に配設している。セグメントリングは正の向きのセグメント4Aと逆向きのセグメントを水平方向に交互に接合した。各セグメント4の筐体5は側面視略台形状に形成され、円弧状に湾曲されている。筐体5内に設けた配管3は上下方向に蛇行して配設されていて熱交換用の熱媒を流通させている。正の向きのセグメント4Aにおける筐体5の両側のテーパ側面4cに形成された段部7に配管3の両端部の凸部が突出している。逆向きのセグメント4b内の配管3の両端部は段部7に凹部が形成されている。【選択図】図4

Description

本発明は、例えば地中熱の高い地層に埋設して、地熱交換器としての配管内を流通する熱媒を高温の地層と熱交換することで採熱して地熱を利用する地熱交換用セグメント及び地熱交換装置に関する。
従来、地中に設けられた地熱層の温かい熱を利用して地熱交換器を地中に埋設し、その地熱交換器内を通過する熱媒を高温の周囲地層と熱交換させることで周囲の地層から採熱する熱交換システムが知られている。熱交換システムによって採熱して地上に取り出した熱エネルギーは、建物の暖房や農業用ハウスの暖房、橋梁路面や道路路面の融雪設備、地熱発電等に利用されている。
例えば特許文献1に記載された融雪設備では、地中の地熱層に設置された地中熱交換器の熱媒によって地熱を採熱し、熱媒を地上に取り出して融雪設備に利用する地熱交換装置が知られている。この地熱交換装置では、地中の熱交換器で採熱した熱媒をヒートポンプを備えた機械部を介して地上の融雪用熱交換器に接続し、機械部に設けたポンプによって熱媒を循環させている。しかも、機械部を支持するコンクリート基礎の直下の部分にのみ地中熱交換器を設置している。
特開2002−275818号公報
しかしながら、特許文献1に記載された地熱交換器を備えた融雪設備では、地熱交換装置の規模が小さいために熱効率が悪かった。しかも、熱交換器を構成する鋼製の配管の長さ全体が長いわりに高熱の地層の領域に設置する熱交換器の長さが短く面積が小さいため、この点でも熱効率が悪かった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、地熱を効率よく熱交換して効率的に利用できるようにした地熱交換用セグメント及び地熱交換装置を提供することを目的とする。
本発明による地熱交換用セグメントは、筐体と、筐体の内部に蛇行して配設されていて熱交換用の熱媒を流通させる配管と、筐体の表面に設けられていて他の筐体の配管と連結可能な配管の連結部と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、地熱交換用セグメントの筐体内に設けた配管を蛇行させて波状に配設したために単位面積当たりの配管の面積が大きく、地熱の熱変換効率が良い。しかも、配管は地熱交換用セグメントの筐体内に配設されているために取付けと取り外しが容易で組立コストが低廉になる。
本発明による地熱交換装置は、熱交換用の熱媒を流通させる配管が筐体内を蛇行して配設された第一セグメントと、熱交換用の熱媒を流通させる配管が筐体内を蛇行して配設されていて第一セグメントと逆向きに配設された第二セグメントと、第一セグメントと第二セグメントを接合させて配管同士を連結する第一連結部と、を備えていて、第一セグメントと第二セグメントを交互に接合することで筒状に配設させたことを特徴とする。
本発明によれば、地中熱の高い層で囲まれた領域に地熱交換装置を配設することで、筒状に配列された第一セグメント及び第二セグメント内に配管が蛇行して波状に配設されているため、地熱を配管内の熱媒で熱変換して効率よく採熱できて地上等で適宜に利用できる。しかも、配管は第一及び第二セグメントの筐体内に配設されているために取付けが容易で組立コストが低廉になる。
また、第一セグメントと第二セグメントは横方向に連結され、第一連結部の配管同士は上下方向に連結されていることが好ましい。
第一セグメントと第二セグメントを上下方向に接合することで、第一連結部の各配管同士は上下方向に互いに連結され、第一セグメントと第二セグメントは横方向に連結される。
また、第一連結部は、一方の配管の端部が筐体から突出する凸部を有し、他方の配管の端部は凹部を有し、凸部と凹部が互いに連結されていることが好ましい。
第一セグメントと第二セグメントを接合する際、配管同士も第一連結部の凸部と凹部を連結することで同時に接続できる。
また、第一連結部は、一方の配管の端部と他方の配管の端部とが熱媒を流通可能なジョイントを介して連結されていてもよい。
ジョイントを介して一方の配管の端部と他方の配管の端部とを連結して熱媒を流通させることができる。
また、第一セグメントと第二セグメントはそれぞれ側面視で斜辺に段部を有する台形状で略円弧版状に湾曲して形成され、段部に第一連結部が設けられていてもよい。
第一セグメントと第二セグメントを接合する際、段部同士を当接させることで各配管を第一連結部で連結できる。
また、第一セグメント及び第二セグメントをリング状に配列させたセグメントリングが上下に複数段連結され、一のセグメントリングの第一セグメントまたは第二セグメントに設けた配管の端部と、隣接する他のセグメントリングの第一セグメントまたは第二セグメントに設けた配管の端部とを互いに連結する第二連結部が設けられていることが好ましい。
複数段のセグメントリングを上下に連結して第二連結部で配管同士を接続することで、配管を多段に接続することができるため、地熱の熱変換効率が一層高い。
本発明による地熱交換装置は、熱交換用の熱媒を流通させる配管が側面視略台形状の筐体内を蛇行して配設された第一セグメントと、熱交換用の熱媒を流通させる配管が側面視略台形状の筐体内を蛇行して配設されていて第一セグメントと逆向きに配設された第二セグメントと、熱交換用の熱媒を流通させる配管が側面視略平行四辺形状の筐体内を蛇行して配設された第三セグメントと、第一セグメントと第二セグメントと第三セグメントのうちの2つを互いに接合させて配管同士を連結する第一連結部と、を備えていて、第一セグメントと第二セグメントと第三セグメントを筒状に配設させたことを特徴とする。
本発明による地熱交換装置によれば、筒状に連結する第一セグメントと第二セグメントと第三セグメントを筒状に配設して内部に配設した配管内の熱媒で地熱と熱交換する際、第三セグメントが側面視略平行四辺形状であるため長さを大きくできて、セグメント数を少なくできるため少ない部品数で効率的に組み立てできる。
本発明による地熱交換セグメントによれば、熱媒を収容した配管を筐体の内部に蛇行して配列させたために配管の収納体積を大きくとれ、地中熱の高い地層の地熱と配管内の熱媒との間の熱交換を効率的に行って大量に採熱できる。
また、本発明による地熱交換装置によれば、地中熱の高い地層の領域に配管を蛇行させて収納した第一及び第二セグメントを筒状に配設したため配管の収納体積が大きくとれ、地熱と地熱交換器である配管内の熱媒との間で効率よく大量に熱交換ができる。
本発明の第一実施形態による地熱交換装置を地中熱の高い地層に設けた要部構成を示す図である。 図1に示す地熱交換装置におけるセグメントリングを展開図で示す地熱交換設備の模式図である。 地熱交換用のセグメントリングを示す平面図である。 (a)はセグメントの側面図、(b)は平面図である。 隣り合うセグメントの配管の連結部を示す分解図である。 セグメントリングの組み立て工程を示す展開図である。 第二実施形態による地熱交換装置を示すもので、セグメントリングを二段に配設した展開図である。 図7に示す下段のセグメントを示すもので、(a)は側面図、(b)は平面図である。 第三実施形態による地すべり抑止杭の地熱交換装置と地中熱の高い層を示す説明図である。 変形例による配管の連結部を示すもので、(a)は配管の連結部の分解図、(b)はジョイントの断面図である。 第四実施形態による地熱交換装置のセグメントリングの展開図である。
以下、本発明の各実施形態による地熱交換装置について添付図面により説明する。
まず、本発明の第一実施形態による地熱交換装置1について図1〜図5を参照して説明する。図1は地熱交換装置1を備えた地熱交換設備Kを示す図である。本第一実施形態では例えば山間地に構築される送電用鉄塔や橋梁の基礎杭(深礎杭)を利用して地熱交換装置1を地中に埋設したものである。
地熱交換装置1において、例えば地すべり危険地に直径4〜6m程度の円筒杭としての地すべり抑止杭2を打設している。この地すべり抑止杭2は、予めボーリング等で地中熱の高い地層Tを検知して確認しておくものとする。地すべり抑止杭2の施工に際して地上から深礎工法によって竪穴を掘削する。
そして、土留め用のライナーとして円弧版状の鋼製ライナー2aを竪穴の内面周囲に設置して円筒状に形成し、竪穴の上側から下側に向けて順次鋼製ライナー2aを千鳥配置で施工していくことで地すべり抑止杭2を構築する。
この地すべり抑止杭2は、地上から地すべり面よりも下方の不動地層にまで到達させている。これらの地すべり抑止杭2は所定間隔を開けて縦横方向に列状に多数施工していてもよい。
竪穴における地中熱の高い地層Tに対向する領域には、地すべり抑止杭2の鋼製ライナー2aに代えて、地熱交換装置1が円筒状に設置されている。図2及び図3に示す地熱交換装置1は、内部に配管3を配設させた地熱交換用のセグメント4が複数個、例えば6個リング状に配設されており、セグメントリング6という。図2に示す地熱交換装置1は円環状のセグメントリング6を水平方向に展開した模式図である。
図4に示す地熱交換用のセグメント4は例えば鋼製セグメントからなり、側面視略台形状をなす筐体5を全体に水平方向に略円弧版状に湾曲して形成されている。セグメント4は地すべり抑止杭2の一部として地中熱の高い地層Tの内面に配設されているため地中熱の高い地層Tの地熱が良く伝達される。
セグメント4からなるセグメントリング6は、シールドトンネルで用いるセグメントを周方向に連結したセグメントリングと同様な構成を有している。図4(a)、(b)に示すセグメント4は頂部4aが短辺で底部4bが長辺であり、両側部がテーパ側面4cをなす側面視略台形状であり、両側の長さの等しいテーパ側面4cには水平面からなる段部7が形成されている。筐体5の内部に収納された配管3は上下方向に複数回蛇行する波形状を有しており、その両側の端部は段部7から突出する凸部3aとされている(図5参照)。配管3の凸部3aには全周に亘ってシール部材としてOリング10が設置されている。
そして、図6に示すように、セグメントリング6を構築する6個のセグメント4は交互に上下反対向きに設置されてテーパ側面4c同士が互いに接合されて連結されている。ここで、各セグメント4において頂部4aが上側に位置する正の向きのものをセグメント4Aとし、上下逆向きのものをセグメント4Bとする。正の向きのセグメント4Aには、上述のように両側の段部7に配管3の凸部3aが形成されている。そして、逆向きのセグメント4Bには、図5に示すように、両側の段部7に凸部3aを嵌合させるための凹部3bが配管3の両端部に形成されている。凸部3aと凹部3bは配管3の継手であり、第一連結部を構成している。
配管3の凸部3aと凹部3bは他の部分より薄肉になっており、凸部3aは凹部3bよりもわずかに小径に形成されていて互いに嵌合可能である。しかも、凸部3aと凹部3bはOリング10によって水密または気密にシールされている。なお、セグメント4A、4Bにおける配管3の凸部3aと凹部3bは逆に配置してもよい。
配管3は例えば鋼管パイプからなる熱交換器とされている。配管3内には熱交換用の熱媒が流通している。地熱採取用の熱媒として例えば蒸気、熱水、或いはブライン等を用いることができる。配管3内の熱媒は例えばブラインであり、高温の地熱と熱交換される。
図6に示すように、上側の鋼製ライナー2aに等間隔を開けて連結した逆向きのセグメント4Bに対して正の向きのセグメント4Aを押し上げて、段部7同士を対向させて一方の凹部3bに他方の凸部3aを嵌合させることで互いに配管3を連結させる。
そして、3個の正の向きのセグメント4Aと3個の逆向きのセグメント4Bを交互に連結させることで、セグメントリング6を構築できる。配管3は凸部3aと凹部3bとで連結することでセグメントリング6を1本の配管3として連続させることができ、各セグメント4A、4Bは例えばテーパ側面4c同士及び段部7同士を面接触で接合させて図示しないボルト等で互いに連結できる。正の向きのセグメント4Aと逆向きのセグメント4Bは横方向に連結することで、配管3の凸部3aと凹部3bを上下方向に連結することができる。
図2に示す地熱交換設備Kにおいて、セグメントリング6における適宜のセグメント4(本実施形態では、逆向きのセグメント4B)の配管3が分断されており、各配管3の一方の分断部は高温となった熱媒の取り出し口9aとされ、他方の分断部は温度低下した熱媒の戻し口9bとされている。
一方、地熱交換設備Kの地熱交換器12では、第一凝縮器13と第二凝縮器14とが対向して配設されている。配管3の取り出し口9aは第一凝縮器13の一端部に接続される取り出し流路15に接続され、配管3内で地熱と熱交換された高温の熱媒が第一凝縮器13に送り出される。戻し口9bは第一凝縮器13の他端部に接続される戻し流路16に接続され、第一凝縮器13で熱交換されて冷却された熱媒を送り出している。
取り出し流路15には逆止弁18とポンプPとが順次設置され、戻し流路16には第一凝縮器13で熱交換されて冷却された熱媒を一時的に貯留するためのタンク19が設置されている。取り出し流路15と戻し流路16とで熱源側循環路20を構成する。
第一凝縮器13内の熱源側循環路20内を流れる高温の熱媒は、第一凝縮器13に対向する第二凝縮器14内の出力側循環路21との間で熱交換される。出力側循環路21内の熱媒は例えば熱水または蒸気であり、高温に変換されて例えば地すべり抑止杭2内を通って地上に設けた不図示の熱利用装置に供給される。
熱利用装置は、例えば橋梁路面や道路の路面等の融雪設備、農業用ハウスの暖房設備、建物の暖房設備等として利用される。或いは、地熱発電装置に利用されてもよい。地熱交換装置1は用途によってどの温度帯の地熱を使用するか変わるものであり、地中熱の高い地層Tに対する設置領域を調整する。
なお、地すべり抑止杭2内の空間にセメントミルク等の熱伝導性の高い媒体を埋め込むことで、地熱交換装置1の熱伝導性を向上させることができる。また、配管3をセグメント4A、4Bの外周側の面に当接させることで、地熱交換装置1の補強効果と熱伝達効果が高まる。
また、地すべり抑止杭2、地熱交換装置1、地熱交換器12、熱源側循環路20及び出力側循環路21とで地熱交換設備Kを構成する。
本実施形態による地熱交換装置1は上述した構成を有しており、次にその施工方法について図6を中心に説明する。
先ず、例えば地すべり地に地すべり抑止杭2を打設する。地すべり地の抑止杭として、深礎工法によって竪穴を掘削する。例えば土砂の部分はバックホウに取り付けたクラムシェルによって掘削し、岩盤部はブレーカを用いて人力によって掘削する。地すべり抑止杭2の土留め用ライナーとして鋼製ライナー2aを竪穴の内壁に千鳥配置で組み立てる。地すべり抑止杭2を打設する際、地中における地中熱の高い地層Tに到達すると、鋼製ライナー2aに代えて地熱交換装置1のセグメント4を施工する。
地熱交換装置1の施工に際し、地中熱の高い地層Tで囲まれた領域において、図6に示すように、リング状に施工した鋼製ライナー2aの下側に、逆向きのセグメント4Bを周方向に所定間隔で例えば3個配設する。次に、セグメント4Bの間に正の向きのセグメント4Aをテーパ側面4cに沿って持ち上げて嵌合する。その際、図5に示すように、正の向きのセグメント4Aの両側の段部7に設けた配管3の凸部3aを逆向きのセグメント4Bの両側の段部7の配管3の凹部3bにそれぞれ嵌合させて連結する。
これにより、配管3の凸部3aと凹部3bはOリング10により水密または気密に嵌合される。各セグメント4A、4B同士はテーパ側面4c同士を継手のボルトで締結する。これによって、6個のセグメント4からなるセグメントリング6を構築できる。また、6個のセグメント4の筐体5内の配管3は上下に蛇行した形状で1本の配管として連結される。なお、配管3の凸部3aと凹部3bの連結は溶接等で行ってもよい。
図2に示す一の逆向きのセグメント4Bにおいて、取り出し口9aと戻し口9bを取り出し流路15と戻し流路16にそれぞれ連結することで熱源側循環路20を設置し、第一凝縮器13に接続する。更に、第二凝縮器14及び出力側循環路21を設置する。
熱源側循環路20には熱媒として例えばブラインを循環させて地中熱の高い地層Tから地熱交換装置1によって採熱する。出力側循環路21には熱媒として例えば熱水または蒸気等を循環させる。第一凝縮器13及び第二凝縮器14との間で温熱を伝達させて、出力側循環路21を通って循環する熱媒によって、路面の融雪や農業用ハウスの暖房などに使用することができる。
上述したように本実施形態による地熱交換装置1は、竪坑の地中熱の高い地層Tの領域に設けたセグメントリング6内で配管3が上下方向に蛇行しつつ連続して配列されているため、配管3の設置面積が大きく地熱を配管3内の熱媒によって効率よく採熱できるため熱伝達効率が高い。
しかも、本実施形態による地熱交換装置1は、地すべり抑止杭2の地中熱の高い地層Tの領域に設けた逆向きのセグメント4Bと正向きのセグメント4Aを互いに嵌合し連結することで配管3の接続を行えるため、配管3の組み立てが容易で短時間で組み立てできる。しかも、各セグメント4に収納した配管3は凸部3aと凹部3bを互いに嵌合させることで接続できるため、この点でも配管3の組み立てが容易である。
以上、本発明の第一実施形態による地熱交換装置1について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の他の実施形態や変形例等について説明するが、上述の実施形態と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
図7及び図8は本発明の第二実施形態による地熱交換装置1Aを示すものである。
本第二実施形態による地熱交換装置1Aは1つのセグメントリング6毎に地熱の回収を行うものではなく、複数のセグメントリング6を多段に重ねて配管3を連続させたものである。図7に示す地熱交換装置1Aは、1のセグメントリング6Aの下段に他のセグメントリング6Bを積層した展開図である。上段のセグメントリング6Aの中央の正の向きのセグメント4Cにおいて、上下に蛇行して配設された配管3の一部が分断され、下向きに凹部からなる一対の凹部からなる第一接続部23が設けられている。
これに対向する下段のセグメントリング6Bの中央の正の向きのセグメント4Dはセグメント4と略同一構成を有しており、図8(a)、(b)に示す構成を有している。このセグメント4Dは筐体5内に配管3が上下に蛇行して配設され、その両端部は両側のテーパ側面4cの段部7に凸部3aとして設置されている。そして、この配管3の一部が分断され、頂部4aに延びる一対の凸部からなる第二接続部24が設けられている。配管3の第一接続部23と第二接続部24は第二連結部を構成している。
下段のセグメントリング6Bにおいて、逆向きのセグメント4B間にセグメント4Dを嵌合する際、両側の段部7の凸部3aが隣接するセグメント4Bの段部7の凹部3bに連結される。これと同時に、頂部4aの第一接続部23が上段のセグメント4Cの第二接続部24に嵌合して連結される。しかも、下段のセグメントリング6Aは上段のセグメントリング6Bに対して各セグメント4が水平方向に僅かにずれて配設されている。
そして、下段のセグメントリング6Bにおける1のセグメント4Bに配管3を一部分断して取り出し口9a、戻し口9bが設けられている。これら取り出し口9a、戻し口9bは取り出し流路15と戻し流路16にそれぞれ連結されている。そのため、地熱交換装置1Aは二段のセグメントリング6A、6B内の配管3が連続して形成されている。
本第二実施形態によれば、上下二段のセグメントリング6A、6Bによって熱交換器としての配管3が連続して構成されているため、熱媒によって地熱を採熱する効率が一層向上する。
次に、図9は第三実施形態による地熱交換装置1Bを示すものである。
本実施形態による地熱交換装置1Bでは、地中熱の高い地層Tに囲まれた領域で、地すべり抑止杭2には3段のセグメントリング6A、6B、6Cが積層して構築されている。この地熱交換装置1Bにおいても、第二実施形態と同様に三段のセグメントリング6A、6B、6C間で配管3が接続されている。この場合、一段のセグメントリング6Aと二段のセグメントリング6Bとの接続部は、上下に対向する各セグメント4の第一接続部23、第二接続部24同士を接続すればよい。二段のセグメントリング6Bと三段のセグメントリング6Cとの接続部も、同様に上下に対向する各セグメント4の第一接続部23、第二接続部24同士を接続すればよい。
そして、配管3の取り出し口9a、戻し口9bは三段のセグメントリング6Cに構築するが、一段のセグメントリング6Aや二段のセグメントリング6Bのセグメント4に設けてもよい。
なお、セグメントリング6を四段以上に積層して配管3を接続してもよい。
次に、図10により、セグメントリング6における、正の向きのセグメント4Aと逆向きのセグメント4Bの配管3同士の連結部の変形例について説明する。
図10(a)に示す変形例では、正の向きのセグメント4Aの段部7に設けた配管3の開口3dと逆向きのセグメント4Bの段部7に設けた配管3の開口3eとをジョイント26によって連結している。ジョイント26は、図10(b)に示すように、熱媒を流通可能なように円筒体26aで形成されている。この円筒体26aの下半部に雄ねじ部26bが形成され、中間部につば部26cが設けられている。円筒体の上半部には全周に形成された溝部にリング状のOリング27が装着されている。
正の向きのセグメント4Aに設けた配管3と逆向きのセグメント4Bに設けた配管3との連結に際し、一方の配管3の開口3dに形成された雌ねじ部28にジョイント26の雄ねじ部26bをつば部26cに当接するまで捻じ込む。次いで、一方のセグメント4Aを上方に押し上げてジョイント26の上半部を他方の配管3の開口3e内に押し込んでOリング27によって水密または気密に封止する。これによって、隣り合う正の向きのセグメント4Aの配管3と逆向きのセグメント4Bの配管3とを連結することができる。
次に、本発明の第四実施形態による地熱交換装置1Cについて図11により説明する。
本実施形態では、一部のセグメントについて側面視略台形状のセグメント4に代えて側面視略平行四辺形状のセグメント30を用いている。このセグメント30の筐体32におけるテーパ状の両側面30aにそれぞれ平坦な段部31が形成されている。筐体32の内部には上下方向に蛇行して波状に配列された配管3が配設され、その一方の端部は段部31上に突出する凸部3aとされ、他方の端部は段部31から引っ込められた凹部3bとされている。
本実施形態では、鋼製ライナー2aの下面に予め所定間隔で取り付けられた略台形状で逆向きのセグメント4Bに対して、下方からセグメント30を装着して凸部3aをセグメント4Bの凹部3bに連結する。そして、略平行四辺形状のセグメント30の隣に順次同一のセグメント30を装着して配管3同士を接続する。最後にセグメント30と逆向きのセグメント4Bの間に正の向きのセグメント4Aを装着して配管3同士を接続する。
本第四実施形態による地熱交換装置1Cによれば、側面視略平行四辺形状のセグメント30は側面視略台形状のセグメント4よりも横方向の長さが長いのでセグメントリング6を構成するセグメント4,30の数が少なくて済む。そのため、各セグメント4、30の製造コストと組み立てコストを削減できて組立が容易である。
上述した各実施形態におけるセグメント4、30は例えば鋼製セグメントに代えて合成セグメントやコンクリートセグメント等で構成されていてもよい。また、セグメント4、30の筐体5、32内に配設された配管3は上下方向に蛇行して配設されているものとしたが、蛇行の方向は斜め方向でもよいし水平方向でもよい。
なお、上述した各実施形態では、地熱交換装置1の配管3の取り出し口9a、戻し口9bに接続される取り出し流路15、戻し流路16を備えた地熱交換器12は地すべり抑止杭2内に設置したが、これに代えて取り出し流路15、戻し流路16を地すべり抑止杭2の外部の地上に取り出して地熱交換器12に連結してもよい。
また、上述した各実施形態では、地すべり抑止杭2として円筒状の立て坑を打設して地中熱の高い地層Tに地熱交換装置1〜1Cを設けたが、立て坑は必ずしも円筒状である必要はなく、例えばシールドの発進立て坑等で楕円形や小判型の筒状や角筒状等の立て坑であってもよい。これらの場合、地熱交換装置1〜1Cのセグメントリング6も楕円形や小判型や角筒状の筒体に構築される。
なお、正の向きのセグメント4Aは第一セグメント、逆向きのセグメント4Bは第二セグメントに含まれる。また、側面視略平行四辺形状のセグメント30は第三セグメントに含まれる。
また、本発明による地熱交換装置1は、地すべり危険地以外の場所や地すべり抑止杭2以外の竪坑等、例えば橋梁の基礎杭や建物の脇に設けた竪穴等でも地中熱の高い地層Tに設置できることはいうまでもない。
1 地熱交換装置
2 地すべり抑止杭
3 配管
3a 凸部
3b 凹部
4、4A、4B、4C、30 セグメント
6、6A、6B、6C セグメントリング
7、31 段部
9a 取り出し口
9b 戻し口
10、27 Oリング
12 地熱交換器
23 第一接続部
24 第二接続部
26 ジョイント
26b 雄ねじ部
26c つば部

Claims (8)

  1. 筐体と、
    前記筐体の内部に蛇行して配設されていて熱交換用の熱媒を流通させる配管と、
    前記筐体に設けられていて他の前記筐体の前記配管と連結可能な前記配管の連結部と、
    を備えたことを特徴とする地熱交換用セグメント。
  2. 熱交換用の熱媒を流通させる配管が筐体内を蛇行して配設された第一セグメントと、
    熱交換用の熱媒を流通させる配管が筐体内を蛇行して配設されていて前記第一セグメントと逆向きに配設された第二セグメントと、
    前記第一セグメントと前記第二セグメントを接合させて前記配管同士を連結する第一連結部と、
    を備えていて、前記第一セグメントと前記第二セグメントを交互に接合することでリング状に配設させたことを特徴とする地熱交換装置。
  3. 前記第一セグメントと前記第二セグメントは横方向に連結され、前記配管同士の第一連結部は上下方向に連結されている請求項2に記載された地熱交換装置。
  4. 前記第一連結部は、一方の前記配管の端部が前記筐体から突出する凸部を有し、他方の前記配管の端部は凹部を有し、前記凸部と凹部が互いに連結されている請求項2または3に記載された地熱交換装置。
  5. 前記第一連結部は、一方の前記配管の端部と他方の前記配管の端部とが前記熱媒を流通可能なジョイントを介して連結されている請求項2または3に記載された地熱交換装置。
  6. 前記第一セグメントと第二セグメントはそれぞれ側面視で斜辺に段部を有する台形状で略円弧版状に湾曲して形成され、前記段部に前記第一連結部が設けられている請求項2から5のいずれか1項に記載された地熱交換装置。
  7. 前記第一セグメント及び前記第二セグメントをリング状に配列させたセグメントリングが上下に複数段連結され、
    一の前記セグメントリングの前記第一セグメントまたは第二セグメントに設けた前記配管の端部と、隣接する他の前記セグメントリングの前記第一セグメントまたは第二セグメントに設けた前記配管の端部とを互いに連結する第二連結部が設けられている請求項2から6のいずれか1項に記載された地熱交換装置。
  8. 熱交換用の熱媒を流通させる配管が側面視略台形状の筐体内を蛇行して配設された第一セグメントと、
    熱交換用の熱媒を流通させる配管が側面視略台形状の筐体内を蛇行して配設されていて前記第一セグメントと逆向きに配設された第二セグメントと、
    熱交換用の熱媒を流通させる配管が側面視略平行四辺形状の筐体内を蛇行して配設された第三セグメントと、
    前記第一セグメントと前記第二セグメントと第三セグメントのうちの2つを互いに接合させて前記配管同士を連結する第一連結部と、
    を備えていて、前記第一セグメントと前記第二セグメントと第三セグメントをリング状に配設させたことを特徴とする地熱交換装置。

JP2019082062A 2019-04-23 2019-04-23 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置 Pending JP2020180433A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019082062A JP2020180433A (ja) 2019-04-23 2019-04-23 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019082062A JP2020180433A (ja) 2019-04-23 2019-04-23 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020180433A true JP2020180433A (ja) 2020-11-05

Family

ID=73024323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019082062A Pending JP2020180433A (ja) 2019-04-23 2019-04-23 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020180433A (ja)

Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818044A (ja) * 1981-07-26 1983-02-02 Natl House Ind Co Ltd 地下室の壁構造
JPH01123951A (ja) * 1987-11-09 1989-05-16 Isako Yamazaki 基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法
JPH0525990A (ja) * 1991-07-22 1993-02-02 Takenaka Komuten Co Ltd 立型シールド工法におけるセグメントの止水継手構造
JPH05287980A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Showa Concrete Ind Co Ltd 坑のライニング及びコンクリートセグメント
JPH0610761U (ja) * 1991-01-28 1994-02-10 敬文 小宮山 パネル状連結地熱交換器
JPH0754596A (ja) * 1993-08-19 1995-02-28 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメントの接続構造
JPH0893393A (ja) * 1994-09-22 1996-04-09 Nishimatsu Constr Co Ltd 覆工用セグメント
JPH10238293A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Nishimatsu Constr Co Ltd 覆工用セグメント
JP2000179296A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Nishimatsu Constr Co Ltd セグメント継手部用型およびセグメント継手部用型枠の製造方法
JP2002235957A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Kubota Corp 地すべり危険地における対地熱交換設備
JP2002339682A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Japan Conservation Engineers Co Ltd 集水井施工における余掘り無しライナープレート及びそのライナープレートの設置工法
JP2005029981A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメントの施工方法
JP2007107288A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Mitsubishi Materials Natural Resources Development Corp トンネル熱交換用パネル及びトンネル熱利用熱交換システム
JP4727761B1 (ja) * 2010-11-04 2011-07-20 大洋基礎株式会社 地中熱採熱用の鋼管を設けた場所打ちコンクリート杭
JP2013148256A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Kawada Industries Inc 地中熱源ヒートポンプ用のパネル型熱交換器
JP2017057562A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 三菱マテリアルテクノ株式会社 熱交換用セグメント及びトンネル利用熱交換システム

Patent Citations (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818044A (ja) * 1981-07-26 1983-02-02 Natl House Ind Co Ltd 地下室の壁構造
JPH01123951A (ja) * 1987-11-09 1989-05-16 Isako Yamazaki 基礎杭による地下熱利用及び、蓄熱する方法
JPH0610761U (ja) * 1991-01-28 1994-02-10 敬文 小宮山 パネル状連結地熱交換器
JPH0525990A (ja) * 1991-07-22 1993-02-02 Takenaka Komuten Co Ltd 立型シールド工法におけるセグメントの止水継手構造
JPH05287980A (ja) * 1992-04-08 1993-11-02 Showa Concrete Ind Co Ltd 坑のライニング及びコンクリートセグメント
JPH0754596A (ja) * 1993-08-19 1995-02-28 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメントの接続構造
JPH0893393A (ja) * 1994-09-22 1996-04-09 Nishimatsu Constr Co Ltd 覆工用セグメント
JPH10238293A (ja) * 1997-02-24 1998-09-08 Nishimatsu Constr Co Ltd 覆工用セグメント
JP2000179296A (ja) * 1998-12-18 2000-06-27 Nishimatsu Constr Co Ltd セグメント継手部用型およびセグメント継手部用型枠の製造方法
JP2002235957A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Kubota Corp 地すべり危険地における対地熱交換設備
JP2002339682A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Japan Conservation Engineers Co Ltd 集水井施工における余掘り無しライナープレート及びそのライナープレートの設置工法
JP2005029981A (ja) * 2003-07-08 2005-02-03 Ishikawajima Constr Materials Co Ltd セグメントの施工方法
JP2007107288A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Mitsubishi Materials Natural Resources Development Corp トンネル熱交換用パネル及びトンネル熱利用熱交換システム
JP4727761B1 (ja) * 2010-11-04 2011-07-20 大洋基礎株式会社 地中熱採熱用の鋼管を設けた場所打ちコンクリート杭
JP2012097984A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Taiyo Kiso Kk 地中熱採熱用の鋼管を設けた場所打ちコンクリート杭
JP2013148256A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Kawada Industries Inc 地中熱源ヒートポンプ用のパネル型熱交換器
JP2017057562A (ja) * 2015-09-14 2017-03-23 三菱マテリアルテクノ株式会社 熱交換用セグメント及びトンネル利用熱交換システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2561840C2 (ru) Подземный контур в системе низкотемпературной энергии и способ ее получения
KR101524821B1 (ko) 지열 에너지 시스템 및 작동 방법
WO2018014607A1 (zh) 一种冷热电联产地下连续墙装置及其施工方法
KR101299826B1 (ko) 고심도용 지중 열교환 시스템
CN103925738A (zh) 一种开式单管型垂直埋管地源热泵***
JP2020180433A (ja) 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置
JP6937794B2 (ja) 地熱交換用セグメントと地熱交換装置及びその組み立て方法
JP7149376B2 (ja) 地中熱利用システム
CN111074906B (zh) 一种结合基坑支护结构和建筑结构的采暖***及其施工方法
JP5921891B2 (ja) 地中熱源ヒートポンプ用のパネル型熱交換器
US10345051B1 (en) Ground source heat pump heat exchanger
CN104501463B (zh) 水源热泵中央空调水源井内外一体焊接式同井回灌装置
JP2013139957A (ja) 筒状構造体からなる熱交換器
EP3423678B1 (en) A prefabricated modular energy segment, a tunnel lining made with a plurality of such segments and a method for exchanging heat in a tunnel by making a lining with a plurality of such segments
US11022345B1 (en) Ground source heat pump heat exchanger
US6668573B1 (en) Geothermal heat collector to collect heat for a load by accessing deep earth temperatures without drilling, trenching, or other excavation
JP2004177012A (ja) 熱交換用鋼管杭
JP2021004713A (ja) 地熱交換用セグメント及び地熱交換装置
KR101189079B1 (ko) 지중열교환용 말뚝
JP6948711B2 (ja) 排湯熱再生装置、およびそれを利用した排湯熱再生システム
KR101929235B1 (ko) 지중 열교환 효율이 향상된 지열 히트펌프 시스템
GB2463237A (en) Geothermal heating or cooling apparatus and method
JP6770578B2 (ja) 広域型地熱発電システム
WO2013115656A1 (en) Energy stave
CN113803228B (zh) 一种高地温隧道原位发电***及其施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20230322

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230926