JP2020169980A - 明度適応された枚葉紙検査 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンピュータを用いた、被印刷材料を処理する機械の印刷生産物の画像検査方法を提供する。【解決手段】ここでは、画像検出システム2による画像検査の範囲において、製造された印刷生産物が少なくとも1つの画像センサ5によって検出され、デジタル化される。ここで、このように生じた、検出されたデジタルの印刷画像は、コンピュータ3,6によって、デジタルの基準画像と比較され、デジタルの基準画像から、検出された、デジタルの印刷画像が偏差を有している場合には、欠陥があると識別された印刷生産物が外に出される。この方法は、コンピュータ3,6が、デジタルの印刷画像および基準画像をそれぞれ部分画像に分割し、部分画像間の明度差を補償する。【選択図】図1
Description
本発明は、印刷機における、印刷生産物の画像検査方法に関する。
本発明は、品質コントロールの技術領域に属する。
今日の印刷産業では、特に大型印刷機において、品質コントロールがいわゆるインライン検査システム(以降では画像検出システムと称される)を介して自動的に行われる。インラインとは、この場合には、画像検出システム、より厳密には画像検出システムのカメラが、印刷機内に取り付けられていることを意味している。カメラはここでは、通常、最後の印刷機構の後に、またはコーティング機構等のさらなる後処理ステーションが存在する場合、さらなる後処理ステーションの後に取り付けられ、印刷機によって作製された印刷製品を検出する。カメラは、1つのカメラであっても、複数のカメラを備えたカメラシステムであってもよい。他の画像センサを使用することも可能であるが、以降では簡略化して「カメラ」とする。照明は、通常、カメラ軸線に対して所定の角度で行われる。このように、カメラによって作製されたデジタルの印刷画像は、次に、画像処理コンピュータにおいて、印刷主題の相応する標準画像(Gutbild)と比較される。このような標準画像は、ここでは、前段階データから作製されたものでも、記憶されたものでもよい。記憶とはこの場合、作製されるべき印刷主題を備えた一連の印刷製品が印刷され、画像検出システムのカメラによって検出されることを意味している。このような印刷手本はできるだけ、欠陥が無いようにされているべきであり、したがって、デジタルの基準として画像検出システムによって検出された後に、画像処理コンピュータ内に、標準画像/基準画像として格納される。次に、本刷りプロセスにおいて、画像検出システムのカメラによって、作製された印刷画像または作製された印刷画像の一部が検出され、記憶されたデジタルの標準画像基準または前段階データから作製された標準画像基準と比較される。この際に本刷りにおいて製造された印刷製品とデジタルの基準との間に偏差が確認されると、この偏差が印刷工に示され、印刷工はその後、この偏差が容認可能なものであるか否か、またはこのように作製された印刷製品が刷り損じとして排除されるべきであるか否かを判断することができる。刷り損じとして識別された印刷枚葉紙は刷り損じゲートを介して外に出される。ここでは、標準画像基準に欠陥が無いということと、実際に印刷されて画像検出システムによって検出された印刷画像が実際に印刷された印刷画像に実際でも相応するということとの両方が極めて重要である。画像撮影によって、例えば照明不足、カメラのレンズの汚れまたはその他の影響源によって生じる欠陥が検査プロセスに悪影響を与えることがあってはならない。
まさにこのような観点において検査に悪影響を与える極めて特殊な問題は、印刷機内の印刷基材搬送時の不規則性である。画像検出システムでは、良好な画像撮影のために、搬送される印刷基材が画像検出システムのカメラをできるだけ静かにかつ一定に通過することが重要である。特に、枚葉紙印刷機の場合、これは極めて難しい。ここでは、印刷枚葉紙が搬送されるとき、枚葉紙搬送誘導薄板にわたった搬送時に枚葉紙の後方縁部に振動が与えられてしまう、すなわち枚葉紙の後方縁部がはね上がってしまうという公知の問題が発生する。いわば、枚葉紙終端部の「翻り」である。これは、枚葉紙の前方の領域および中央の領域の画像検出にとっては問題にならないが、印刷枚葉紙上の枚葉紙終端部に位置する調査されるべき印刷画像は、このような「翻り」によって悪影響を受けてしまう。枚葉紙は、理想的に印刷胴にフィットしているわけではないので、機械装置によって設定された照明は、枚葉紙を最適に照らし出すことはできず、典型的には、このような箇所で明度が低下してしまう。簡潔に言えば、枚葉紙の後方縁部がはね上がっていると、画像におけるこのような領域は、画像の他の部分よりもより暗く画像化される。このような作用は、検出された印刷画像において常に発生するが、基準画像においては、基準画像が記憶されていた場合にのみ発生する。基準画像がデジタルの前段階データから作製されていた場合、このような作用は発生せず、検出された印刷画像と基準画像との間の明度差は、記憶されている基準画像の場合より、さらに格段に大きくなってしまう。
このような問題は、照明が理想的に、ちょうどカメラの方向から到来することによって解決される。1つの実施形態ではこれは、カメラを中心とした環状の照明であろう。しかし機械的な理由から、このような照明は今日、多くの印刷機において実現可能ではない。
今日の最新技術において使用されている、このような照明問題を解決する別の手法は、枚葉紙の後方縁部で検査の質を低下させることである。この場合には、特定の領域における照明とは無関係に、枚葉紙の後方縁部において検査の質が低減され、これによって、明度が異なることによって生じる疑似欠陥が阻止される。これは以降に示すような相応する欠点を伴う。
2つの主要な欠点がある
1.後方縁部において、通常の検査の質で検査が行われると、他の画像領域に比べてより頻繁に疑似欠陥が生じるが、疑似欠陥は操作者にとって、一般的に不快なものである。
2.後方縁部において、低い検査の質で検査が行われると、印刷に存在している欠陥が場合によっては識別されない。
1.後方縁部において、通常の検査の質で検査が行われると、他の画像領域に比べてより頻繁に疑似欠陥が生じるが、疑似欠陥は操作者にとって、一般的に不快なものである。
2.後方縁部において、低い検査の質で検査が行われると、印刷に存在している欠陥が場合によっては識別されない。
したがって、ある程度、板挟みの状態になる。完全な検査レベルで検査する場合、枚葉紙の後方縁部での照明不足が原因の疑似欠陥が生じる。これに対して、このような領域において検査の質を下げることによって、画像検査におけるこのような照明不良の領域を補償することを試みる場合、画像検査によって識別されるべき本当の印刷欠陥を見逃してしまうという恐れがある。
独国特許出願公開第102016224307号明細書は、画像検査システムの点検方法を開示している。この画像検査システムは、カメラシステムと、照明装置と、画像処理コンピュータと、メインコンピュータとから成る。カメラシステムは少なくとも1つのカメラから成り、照明装置は、被印刷材料を目標へ向けて照明し、メインコンピュータは、被印刷材料を処理する機械の生産物に対する質のコントロールを行う。これは、印刷基材上の印刷が施されていない箇所での、カメラシステムによって検出されたデジタルの印刷画像を評価し、これによって、ここから、画像検査システムの状態が推測される。これは、照明装置の状態も含む。しかし画像検査自体は実行されず、すなわちこの方法は、例えば照明不足による、実行されている画像検査の欠陥を伴う結果がどのように修正可能であるのかの処置の指示を開示していない。
さらに、まだ公開されていないDE102018220236.2には、はね上がっている枚葉紙の後方縁部のこのような問題に対する、コンピュータを用いた、被印刷材料を処理する機械における印刷生産物の画像検査方法が開示されており、ここでは、画像検出システムによる画像検査の範囲において、製造された印刷生産物が、少なくとも1つの画像センサによって検出され、デジタル化される。ここで、このように生じた、検出されたデジタルの印刷画像は、コンピュータによって、デジタルの基準画像と比較される。コンピュータは、検出された、デジタルの印刷画像の歪みを事前にデジタルで補正し、デジタルの基準画像から、検出された、デジタルの、歪みが補正された印刷画像が偏差を有している場合、欠陥があると識別された印刷生産物が外される。この方法は、デジタルの歪み補正を行うために、コンピュータが、印刷画像および基準画像をそれぞれ部分画像に分割し、各部分印刷画像が、印刷画像における自身の位置に関して、各部分基準画像に対する部分印刷画像の最小の差が生じるように画素毎に適合化されることを特徴とする。しかしこの方法は、カメラによって検出された画像において生じている光学的な歪みに関連する。これは、不安定な枚葉紙の後方縁部およびここから結果として生じる問題が原因である。DE102018220236.2は、照明不足に関する特有の問題およびその解決方法を開示していない。
したがって、本発明の課題は、照明不足の悪影響を克服する、印刷生産物の、改良された画像検査方法を開示することである。
上述の課題は、コンピュータを用いた、被印刷材料を処理する機械の印刷生産物の画像検査方法によって解決される。ここでは、画像検出システムによる画像検査の範囲において、製造された印刷生産物が、少なくとも1つの画像センサによって検出され、デジタル化される。ここで、このように生じた、検出されたデジタルの印刷画像は、コンピュータによって、デジタルの基準画像と比較され、デジタルの基準画像から、検出された、デジタルの印刷画像が偏差を有している場合には、欠陥があると識別された印刷生産物が外される。この方法は、コンピュータが、デジタルの印刷画像および基準画像をそれぞれ部分画像に分割し、部分画像間の明度差を補償することを特徴とする。照明不足の作用は、検出されたデジタルの印刷画像の特定の領域においてのみ発生するので、害されていない領域からのこのような領域の一種の分離が実行されるべきである。これは、本発明に相応に、デジタルに検出された印刷画像を部分画像に分割することによって行われる。画像検査は、検出された印刷画像と基準画像との間の比較の原則に基づいているので、相応に、基準画像もこのような部分画像に分割されなければならない。ここで、印刷画像の各部分画像と基準画像の各部分画像との間に明度差が存在している場合、コンピュータは、このような明度差が補償されるように、印刷画像および基準画像の該当する部分画像を修正する。ここでこの明度差は、明らかに照明不足が原因で生じ、したがってデジタルに検出された印刷画像においてのみ発生し、基準画像においては発生していないだろう。これによって、印刷画像と基準画像との比較を用いた画像検査が、照明不足が原因の疑似欠陥を検出しないことが保証される。ここで、本発明に相応する明度差の補償は、画像検査の画像比較の前に実行され、したがって、デジタルの印刷画像および基準画像の相応する「事前処理」が元来の画像検査の前に行われる。これは、処置された部分画像が、画像検査の前に再び、元来のデジタルの印刷画像および基準画像に統合されることによって行われる。しかし、容易に、画像検査の画像比較をいちどきに各印刷画像および基準画像の部分画像の間で実行し、本発明の明度補償と画像検査とを1つのステップにおいて実行することも可能である。
この方法の有利な、したがって好適な発展形態は、属する従属請求項ならびに属する図面を用いた説明から明らかである。
本発明の方法の有利な発展形態では、コンピュータは、部分画像間の明度差の補償を修正値を用いて実現する。修正値は、印刷部分画像または基準部分画像のうち明るい方からそれぞれ減算される。明度差の補償を実現するために、コンピュータはまずは、明度差の値を数値化しなければならない。コンピュータがこれを行うと、コンピュータは次にここから修正値を計算することができる。この修正値はこのような明度差を数値化し、次に、その都度の、印刷画像または基準画像のうちの明るい方から減算される。すなわち、常に、その都度の、印刷部分画像または基準部分画像のうちの明るい方が暗くされる。基本的には、その都度の、暗い方の画像を明るくすることも可能であろうが、その都度の、暗い方の画像の調整は多くの場合、人工的に明るくすることに比べて欠陥が生じにくい。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、コンピュータは修正値を計算する。これは、コンピュータが、平均明度値を部分画像について求め、このような平均明度値をそれぞれ、デジタルの印刷画像および基準画像の1つの部分画像について相互に比較し、偏差がある場合、この修正値を、2つの平均明度値相互の減算によって計算することによって行われる。修正値は上述したように、検出されたデジタルの印刷画像の部分画像とデジタルの基準画像の部分画像との間の明度差を表している。最も容易には、それぞれ、2つの部分画像の平均明度値を求めて、次にこれらを相互に比較することによって、これが計算される。この修正値は、ここで、2つの部分画像の2つの平均明度値相互の減算によって得られる。さらに、充分な照明の場合にも、検出されたデジタルの印刷画像の平均明度値は実際には、理想的なデジタルの基準画像のそれと完全には一致しないので、これに加えて、トレランス閾値を組み込むことが推奨される。トレランス閾値を超えると、2つの平均明度値相互の偏差が識別される。例えば照明が正しく作用している上述の場合、このような2つの平均明度値は僅かにしか相互に偏差していないので、相応する部分画像を本発明に相応に修正する必要はない。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、2つの平均明度値相互の減算のために、コンピュータは常に、検出されたデジタルの印刷画像の平均明度値を、デジタルの基準画像の平均明度値から減算し、結果が数値的にマイナスの場合には、計算された修正値を検出された、デジタルの印刷画像から減算し、また結果が数値的にプラスの場合には、計算された修正値をデジタルの基準画像から減算する。上述したように、常に、その都度の、明るい方の画像を暗くすることが目指されているので、まずは、そもそもどちらの部分画像がより明るい画像であるのかが識別されなければならない。これは、検出されたデジタルの印刷画像の平均明度値を理想的なデジタルの基準画像の平均明度値から減算することによって行われる。結果が数値的にマイナスの場合には、検出されたデジタルの印刷画像が明白に、より明るかった。なぜならより高い明度は、結果として、数値的により高い平均明度値になるからである。このような場合、計算された修正値を検出されたデジタルの印刷画像から減算しなければならない。これに対して結果が数値的にプラスの場合、デジタルの基準画像がより明るかった。これは相応に修正値によって暗くされなければならない。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、コンピュータは、部分画像をそれぞれ、自身の色分解版に分解し、平均明度値を各色分解版に対して求める。相応する部分画像に対する平均明度値は、相応するデジタルに存在する通常画像からも計算可能であるが、部分画像を自身の色分解版に分解し、次に平均明度値をそれぞれすべての色分解版に対して求める場合、本発明の方法は格段に正確になる。これに相応して、全色分解版に対する修正値の計算および適用は多くの場合、フォーマットR,GおよびBにおいて行われる。なぜなら、存在するデジタルの画像は多くの場合、RGB色空間におけるカメラ画像だからである。色分解版は、明度差の本発明に相応する補償が終了した後、再び1つにまとめられ、次に、1つにまとめられた画像でもって画像検査が実行される。択一的に、画像検査が当然、個々の色分解版を用いて実行されてもよい。このような場合には、デジタルの基準画像は当然、事前に、同様に色分解版に分解され、さらには、デジタルに検出された印刷画像と同じ色空間に存在していなければならない。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、被印刷材料を処理する機械は、枚葉紙印刷機であり、被印刷材料は印刷枚葉紙である。印刷生産物の照明不足の問題は主に、枚葉紙印刷機における印刷枚葉紙の場合に発生する。なぜなら、冒頭で説明したように、枚葉紙搬送時の枚葉紙の後方縁部のはね上がりが、照明プロセスを困難にするからである。しかし、本発明の方法は当然、別の理由で照明不足が存在する場合には、別の様式の印刷機および被印刷材料にも使用可能である。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、コンピュータは、印刷画像および基準画像の、枚葉紙の後方縁部の影響領域にある領域においてのみ、部分画像への分割を行う。上述したように、枚葉紙印刷機を使用する場合、照明不足を伴う該当する領域は多くの場合、枚葉紙の後方縁部に位置する。すなわち、部分画像への印刷画像および基準画像の分割は、本発明では、枚葉紙の後方縁部の影響領域においてのみ実行されればよい。印刷画像および基準画像の全領域への本発明の方法の適用は、これらの領域においては多くの場合、いずれにせよ、適切なトレランス閾値の使用時には修正値が計算および使用されることはないので、悪いことではないが、しかしこれは不必要であり、さらには本発明の方法の性能を低減させてしまう。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、印刷画像の部分画像と基準画像の部分画像とはそれぞれ同じ大きさである。本発明の方法が機能するように、印刷画像と基準画像との相応する部分画像対はそれぞれ同じ大きさでなければならない。すなわち、明度値に関して、デジタルの基準画像の1つの部分画像と比較される、検出されたデジタルの印刷画像の1つの部分画像は、基準画像からの相対する対応物とちょうど同じ大きさでなくてはならない。そうでない場合には、照明不足に基づいてではなく、別の画像内容に基づいて平均明度値が相互に偏差し、本発明の方法は良好には機能しないだろう。しかしさらに、検出されたデジタルの印刷画像もしくは相応する基準画像内の個々の部分画像もそれぞれ、同じ大きさであるべきである。なぜなら、これによって分割プロセスが容易になるからである。しかしこれは、印刷画像と基準画像との間の部分画像対の大きさを同じにすることとは異なり、必須ではない。相応する、相互に比較されるべき、印刷画像からの部分画像と基準画像からの部分画像との対が同じ大きさである限りは、印刷画像および基準画像をそれぞれ、異なる大きさを有する部分画像に分割することは、完全に可能である。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、部分画像は、細い、水平方向のストリップの形態を有している。なぜなら細い水平方向のタイルは、後方縁部について、正方形のタイルよりも、より良好な結果をもたらすからである。
本発明の方法の別の有利な発展形態では、部分画像は、多角形の形態、特に長方形もしくは正方形または三角形の形態を有している。部分画像の形態はここで、極めて変化に富んでいる。多角形の形態、特に長方形が実用的であることが明らかだろう。しかし、他の形態、例えば異なる形態の長方形または三角形も可能である。三角形のタイルは、四角形のタイルよりも、三次元の空間における湾曲した表面により近いだろう。しかしこれらは、プログラミング技術的に、処理するのがより難しい。さらに、デジタルの印刷画像全体が分解されるべきなので、円形の形態はあまり適していない。
本発明自体ならびに本発明の構造的かつ/または機能的に有利な発展形態を、以降で、属する図面を参照して、少なくとも1つの有利な実施例に基づいて、より詳細に説明する。図面では、互いに相応する要素には、同じ参照符号が付けられている。
図1は、本発明の方法を使用する、画像検出システム2の例を示している。画像検出システムは、通常は、枚葉紙印刷機4内に統合されているカメラ5である、少なくとも1つの画像センサ5からなる。少なくとも1つのカメラ5は、印刷機4によって作製された印刷画像を撮影し、データを、評価のためにコンピュータ(計算機)3、6に送信する。このようなコンピュータ3、6は、固有の別個のコンピュータ6であってよく、例えば1つまたは複数の特定の画像処理コンピュータ6であってよく、または印刷機4の制御コンピュータ3と同一であってもよい。少なくとも、印刷機4の制御コンピュータ3は、ディスプレイ7を有しており、このディスプレイ7上で、画像検査の結果が使用者1に表示される。
図2は、枚葉紙検査の機械的な配置と、印刷枚葉紙8がブランケット胴9と圧胴11との間の印刷間隙を離れていない場合の物理的現象とを示している。ここではカメラ5の観察点と照明ユニット10の照明点とが一致し、最適な照明によって画像検査を実行することができる。図3では、冒頭に記載した、枚葉紙の後方縁部での画像検査の場合が示されている。ここでも同様に、枚葉紙検査の機械的な配置において、印刷枚葉紙8が印刷間隙を離れて、はね上がっている場合の物理的現象で示されている。明らかに見て取れるように、ここではカメラ5の観察点と照明点とは一致しておらず、枚葉紙検査のための照明は最適ではない。これは、画像検査方法の相応する作用を伴う、検出された印刷画像13の暗化を招く。
これは本発明によってここで取り除かれ、付加的なコストなく、枚葉紙の後方縁部でも高い検査の質で、疑似欠陥15、15aを生成することなく、検査を行うことができる。基本原理は、撮影されたカメラ画像13における明度値の局部的な適合化である。有利な実施形態における本発明の方法のフローは、概略的に図10に開示されている。
まずは、基準画像12が作製される。前段階データからのものであるか、記憶によるものであるのかは、本発明のフローにとっては重要でない。次に、画像検査の範囲において作製された、印刷が施された枚葉紙8の形態の印刷製品8が画像検出システム2もしくはカメラシステム5によって検出され、デジタル化される。ここで、本発明の方法が使用される。画像処理コンピュータ6は、検出された印刷画像13ならびに比較されるべき基準画像12を部分画像20に分ける。図4は、枚葉紙の後方縁部での、基準画像12の画像部分を示している。これはこの場合において、記憶されている標準画像12である。枚葉紙の後方縁部のはね上がりによって、基準画像12においても生じている、上方の画像領域における暗い画像領域15が良好に見て取れる。
図5は、枚葉紙の後方縁部での、検出されたデジタルの印刷画像13の同じ画像部分を示している。ここでは印刷枚葉紙8は、基準画像12におけるほど、強くはね上がっておらず、後方縁部での画像領域はより明るい。画像の下方の右側の5分の1部分における、入り込んだ「o」は、実際の、画像検査によって検出されるべき印刷欠陥16である。
図6は、ここで、画像検査の範囲において作製されたような、基準画像12と印刷画像13との間の差の画像14の同じ画像部分を示している。2つの画像12、13の大きい差が見て取れる。上方の画像半部におけるマークされた画像領域15aは、障害となる疑似欠陥15aである。これに対して、画像の下方の右側の5分の1部分におけるマークされた、入り込んだ「o」は、検出された、実際の印刷欠陥16aである。上方の画像半部における、図6において生じている、マークされた偏差15aは、もっぱら、最適でない照明によって、枚葉紙の後方縁部のはね上がり時に生じる、相応に不所望な疑似欠陥15aである。明るい画像背景17上での、比較的暗い領域15(図4を参照)の形態のマークされた偏差15aは、比較的暗い画像背景18上でよりも障害となるので、これらは差の画像14において、相応に、明るい画像背景17上でのみ疑似欠陥15aとしてマークされる。
このような問題の解決策が本発明の方法の核心部分である。印刷枚葉紙8は後方縁部で、複雑かつ可変のはね上がり特性を示すので、固定値での明度値22の修正は不可能である。したがって、修正値23が、記憶された基準画像12から、以下のように導出される。
基準画像(標準画像)12と現下の印刷枚葉紙8の検出された、デジタルの印刷画像13とが、上述のように、画像処理コンピュータ6によって、長方形の部分画像20に分割される。次に、画像処理コンピュータ6は、デジタルの各部分画像20を自身の3つの色分解版RGB21に分解する。基準画像12はここでは、検出された、デジタルの印刷画像13から記憶されたものなので、これは同様にRGBフォーマットにあり、これによって、色分解版21への分解が可能である。択一的な実施形態において、基準画像12がデジタルの前段階データから作製されている場合には、これは既に、RGBフォーマットにおいて存在しているか、またはこれに色変換される。部分画像20のこのようにして得られた各色分解版21に対して、ここで、画像処理コンピュータ6によって、平均グレースケール値22が基準画像12において、および印刷画像13において特定される。これらの値が同じ大きさではない場合には、画像処理コンピュータ6によって、部分画像20のこのような色分解版21におけるグレースケール値22の修正が行われる。修正値D23はここで以下のように計算される。
D=(基準画像における平均グレースケール値)−(印刷画像における平均グレースケール値)
D=(基準画像における平均グレースケール値)−(印刷画像における平均グレースケール値)
D>0である場合、基準部分画像内の各ピクセルのグレースケール値22から値Dが減算され、これによって基準画像12が相応に暗くされる。D<0である場合、印刷部分画像内の各ピクセルのグレースケール値22から値Dが減算され、これによって印刷画像13が相応に暗くされる。
本発明の方法が、図4および図5に示された元来の画像12、13に適用される場合、例示的に図7および図8に示されている明度修正された画像12a、13aが生じる。この例では、図8における検出された印刷画像13aにおいてのみ、明度修正が行われた。図7はここで、再び、枚葉紙の後方縁部での基準画像12の相応する画像部分を示している。図8はここで、枚葉紙の後方縁部での修正された、検出されたデジタルの印刷画像13aの同じ画像部分を示している。本発明による明度修正が行われた、個々の、修正された部分画像20によって形成された領域19、19aが明確に見て取れる。左側の領域19は、ここで、右側の領域19aよりも暗くされた程度が低い。図9における修正された差の画像14aの形態の、このような修正された画像12a、13aの比較は、疑似欠陥15aが消えたことを示している。図9はこれによって、修正された基準画像12aと印刷画像13aとの間の、差の画像14aの同じ画像部分を示している。見て取れるように、上方の画像半部には、図6における、修正されていない差の画像14とは異なって、マークされた疑似欠陥15aはもはや存在しない。画像の下方の右側の5分の1部分にある、マークされた、入り込んだ「o」は、検出され続けることが望まれる、実際の、検出されるべき印刷欠陥16aである。
全ての色分解版21において修正が行われた後、次に、完全なRGB部分画像20が再び作製され、修正された部分画像が、基準画像12aもしくは印刷画像13aに、元来の位置で挿入される。このようにして、各部分画像20に対して、明度値の局部的な適応化が行われる。次に、このように処理された画像12a、13aによって、元来の画像検査が実行される。
さらに、部分画像20の幾何学的形状について、オフセット印刷において、細い、水平方向のストリップを選択することが有利であることが判明している。その理由は、このような印刷方法の場合の、印刷方向における高い明度変化率および印刷方向に対して横向きの低い変化率である。細長い、水平方向の部分画像は、後方縁部に対して、正方形の部分画像と比べて、より良好な結果をもたらす。しかし、部分画像20の形状は適用ケースに応じて、変化してもよい。一般的には、特に、正方形または三角形の部分画像が適している。ここでは三角形の部分画像は、四角形の部分画像よりも、三次元の空間における湾曲した表面により近いだろうが、プログラミング技術的に、処理するのがより難しい。
1 使用者
2 画像検出システム
3 制御コンピュータ
4 印刷機
5 画像センサ
6 画像処理コンピュータ
7 ディスプレイ
8 印刷枚葉紙
9 ブランケット胴
10 照明ユニット
11 圧胴
12 標準画像/基準画像
12a 明度修正された標準画像/基準画像
13 検出された印刷画像
13a 明度修正された、検出された印刷画像
14 明度偏差を伴う差の画像
14a 明度修正された差の画像
15 暗い画像領域
15a 差の画像における検出された暗い画像領域(疑似欠陥)
16 本当の印刷欠陥
16a 差の画像における検出された印刷欠陥
17 明るい画像背景
18 暗い画像背景
19,19a 明度修正された画像領域
20 部分画像
21 部分画像に対する色分解版
22 平均グレースケール値/明度値
23 修正値
2 画像検出システム
3 制御コンピュータ
4 印刷機
5 画像センサ
6 画像処理コンピュータ
7 ディスプレイ
8 印刷枚葉紙
9 ブランケット胴
10 照明ユニット
11 圧胴
12 標準画像/基準画像
12a 明度修正された標準画像/基準画像
13 検出された印刷画像
13a 明度修正された、検出された印刷画像
14 明度偏差を伴う差の画像
14a 明度修正された差の画像
15 暗い画像領域
15a 差の画像における検出された暗い画像領域(疑似欠陥)
16 本当の印刷欠陥
16a 差の画像における検出された印刷欠陥
17 明るい画像背景
18 暗い画像背景
19,19a 明度修正された画像領域
20 部分画像
21 部分画像に対する色分解版
22 平均グレースケール値/明度値
23 修正値
Claims (10)
- コンピュータ(3,6)を用いた、被印刷材料を処理する機械(4)の印刷生産物(8)の画像検査方法であって、
画像検出システム(2)による画像検査の範囲において、製造された前記印刷生産物(8)を少なくとも1つの画像センサ(5)によって検出し、デジタル化し、
このように生じた、検出されたデジタルの印刷画像(13)を前記コンピュータ(3,6)によってデジタルの基準画像(12)と比較し、デジタルの前記基準画像(12)から、検出されたデジタルの前記印刷画像(13)が偏差を有している場合、欠陥があると識別された印刷生産物を外す方法において、
前記コンピュータ(3,6)は、デジタルの前記印刷画像(13)および前記基準画像(12)をそれぞれ部分画像(20)に分割し、前記部分画像(20)間の明度差を補償する
ことを特徴とする画像検査方法。 - 前記コンピュータ(3,6)は、前記部分画像(20)間の前記明度差の補償を、修正値(23)を用いて実現し、前記修正値(23)は、その都度の、印刷部分画像(13)または基準部分画像(12)のうちの明るい方から減算することを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記コンピュータ(3,6)は、平均明度値(22)を前記部分画像(20)について求め、前記平均明度値(22)を、デジタルの前記印刷画像(13)および前記基準画像(12)の1つの部分画像(20)それぞれについて相互に比較し、かつ偏差がある場合、相互の2つの前記平均明度値(22)の減算によって前記修正値(23)を計算することにより、前記コンピュータは、前記修正値(23)を計算することを特徴とする、請求項2記載の方法。
- 2つの前記平均明度値(22)相互の前記減算のために、前記コンピュータ(3,6)は常に、検出されたデジタルの前記印刷画像(13)の前記平均明度値をデジタルの前記基準画像(12)の前記平均明度値から減算し、結果が数値的にマイナスの場合、計算された前記修正値(23)を検出されたデジタルの前記印刷画像(13)から減算し、結果が数値的にプラスの場合、前記コンピュータ(3,6)は、計算された前記修正値(23)をデジタルの前記基準画像(12)から減算することを特徴とする請求項3記載の方法。
- 前記コンピュータ(3,6)は、前記部分画像(20)をそれぞれ、自身の色分解版(21)に分解し、前記平均明度値(22)を前記各色分解版(21)に対して求めることを特徴とする請求項3または4記載の方法。
- 前記被印刷材料を処理する機械(4)は、枚葉紙印刷機(4)であり、前記被印刷材料は、印刷枚葉紙(8)である、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
- 前記コンピュータ(3,6)は、前記印刷画像(13)および前記基準画像(12)の、枚葉紙の後方縁部の影響領域にある領域においてのみ、前記部分画像(20)への分割を行うことを特徴とする請求項6記載の方法。
- 前記印刷画像(13)の部分画像(20)と前記基準画像(12)の部分画像(20)とはそれぞれ同じ大きさであることを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
- 前記部分画像(20)は、細い、水平方向のストリップの形態を有していることを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
- 前記部分画像(20)は、多角形の形態、特に長方形もしくは正方形または三角形の形態を有している、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
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- 2020-03-20 US US16/825,649 patent/US20200311897A1/en not_active Abandoned
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