JP2001353852A - 印刷装置補助装置 - Google Patents

印刷装置補助装置

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JP2001353852A
JP2001353852A JP2001026517A JP2001026517A JP2001353852A JP 2001353852 A JP2001353852 A JP 2001353852A JP 2001026517 A JP2001026517 A JP 2001026517A JP 2001026517 A JP2001026517 A JP 2001026517A JP 2001353852 A JP2001353852 A JP 2001353852A
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JP2001026517A
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Yasuto Shiraishi
康人 白石
Hideshi Horikawa
英志 堀川
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基準となる印刷物を予め準備しなくても適切な
インキ供給量の制御を行わせるための信号を生成できる
印刷装置補助装置を提供する。 【解決手段】印刷装置は、外部の画像データ作成手段か
ら供給される画像データ(印刷画像データ)に基づいて
印刷物を生成する。印刷物は印刷装置補助装置である色
見台まで運ばれてその載置台に載置され、撮像部によっ
て読みとられる。撮像部は読取画像データを出力する。
画像処理部は読取画像データと印刷画像データとの差分
を分割領域毎に出力することで印刷装置内のインキキー
の開度値を規定する制御信号を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル印刷装
置から出力される印刷物を検査して、該デジタル印刷装
置にとって最適な制御信号を作成するための印刷装置補
助装置(いわゆる色見台)に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル画像データに基づいて印
刷版上に画像を形成する製版装置、いわゆるCTP(Co
mputer-To-Plate)装置を機内に組み込んだ印刷装置が
実用化されており、例えば特開平10−272756号
公開公報などに開示されている。このような印刷装置は
デジタル印刷装置と称呼されており、画像データから直
接印刷物が得られるために作業時間が短い多品種少部数
印刷などに適している。このデジタル印刷装置では、非
熟練者でも容易に扱えるように製版行程などが自動化さ
れているが、印刷工程におけるインキ供給制御などにつ
いては更なる自動化が望まれている。
【0003】従来は、図11のような手順でインキ供給
制御が行われていた。この手順では、まず最初に印刷版
を出力する。(ステップS10)
【0004】次にプレートスキャナを用いて、印刷版の
絵柄面積率を測定する(ステップS20)。すなわち、
印刷装置で必要とされるインキの量は一枚の画像の中で
均一ではないので、1枚の画像を複数の領域に分割し、
各領域の絵柄面積率を測定することで、各領域毎におい
て必要とされるインキ量を推定する。なお、絵柄面積率
は、「単位面積における画線部の割合」であると定義で
きる。版胴表面は、版胴の軸方向においてはインキキー
の幅に対応する長さ毎に複数の仮想的な領域に分割され
ている。ステップS20では、印刷版の表面の濃度測定
を行うことによりこの前記複数の仮想的な領域毎の絵柄
面積率を取得する。
【0005】次に、ステップS20で求めた絵柄面積率
に基づき、インキつぼプリセット装置により印刷装置の
インキキーをプリセットする。(ステップS30)次
に、印刷装置による印刷を開始する。(ステップS4
0)
【0006】印刷装置から出力された印刷物は、色見台
において濃度が測定され(ステップS50)、所望の濃
度で印刷されているかどうかが確認される。(ステップ
S60)すなわち、予め校正機などにより準備しておい
た基準となる印刷物(OKシート)と比較することによ
り印刷物が適正に印刷されているかどうかを確認する。
【0007】ステップS60による比較結果に基づい
て、印刷装置に装備されたインキキー制御装置を用いた
インキキーの微調整を行い、印刷装置から適正な濃度の
印刷物が出力されるように調整する。(ステップS7
0)
【0008】その後、必要枚数の印刷が完了するまで
(ステップS90)、サンプルとなる印刷物を所望のタ
イミングで抽出し(ステップS80)、ステップS50
からステップS70までの作業を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、基
準となる印刷物をあらかじめ準備しなければならない。
しかし、近年では、校正刷りをインクジェットプリンタ
ーなどの簡易校正装置で行う場合も多く、印刷装置で使
用できるような基準となる印刷物を予め準備することが
できない場合がある。また、基準となる印刷物とサンプ
ル印刷物との比較作業、および、比較結果に基づく印刷
装置の調整作業は、熟練した作業者のみが行える作業で
あるという問題もあり、印刷作業の作業自動化の観点か
ら改善が望まれていた。
【0010】他方、従来の色見台では、印刷物をテーブ
ル上に載置し、当該印刷物上をラインセンサーなどの読
取手段により走査して測定するようにしていた。このよ
うな色見台では、前記読取手段の走査機構が必要であっ
て装置構成が複雑となり、また読取手段を移動させなが
ら走査するために測定時間がかかるという問題があっ
た。また前記テーブル上に読取手段があるため、前記テ
ーブル上で作業者が印刷物を広げて検版作業を行う時に
前記読取手段を待避させておかなければならず、色見台
自体の設置スペースを増大させるという問題もあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、画像データに基づいて印刷版に画像形成を行う機能
と、印刷版にインキを付着させ、さらにインキを印刷用
紙に転写させる機能とを備えた印刷装置に接続された印
刷装置補助装置であって、前記印刷装置から出力される
印刷物が載置される載置部と、前記載置部に載置された
印刷物を読み取って読取画像データを出力する撮像部
と、前記撮像部が出力する読取画像データと、前記画像
データとを比較し、比較結果に基づいて、前記印刷装置
が前記印刷版に対して供給するインキの量を制御するた
めの信号を生成する画像処理部とを備えたことを特徴と
する。
【0012】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、 前記画像処理装置は、前記撮像部が
出力する読取画像データと前記画像データとの差分を網
点面積率を単位にして出力することによりインキ供給量
を制御するための信号を生成する手段であることを特徴
とする。
【0013】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、 前記撮像部は、前記載置部の実質的
な全域をRGBの3原色で一括して撮像し、その後、前
記印刷物に相当する読取画像データを抽出することを特
徴とする。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、 前記画像データに基づく画像と、前
記読取画像データに基づく画像と、前記比較結果の、少
なくとも1つを画像表示する画像表示部と、前記画像処
理部が生成する、前記印刷装置が前記印刷版に対して供
給するインキの量を制御するための信号を補正する信号
を入力するための入力部と、をさらに備えたことを特徴
とする。
【0015】請求項5に記載の発明は、画像データに基
づいて印刷版に画像形成を行う機能を備えた印刷装置に
接続された印刷装置補助装置であって、前記印刷装置か
ら出力される印刷物が載置される載置部と、前記載置部
に載置された印刷物を読み取って読取画像データを出力
する撮像部と、前記撮像部が出力する読取画像データ
と、前記画像データとを比較し、前記印刷物に印刷不良
部位が含まれていないか検査する検査手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項6に記載の発明は、印刷装置で印刷
された印刷物を測定する印刷装置補助装置であって、前
記印刷物を載置する載置テーブルと、前記載置テーブル
から上方に離間して配置され、載置テーブル上の印刷物
の略全域を一括撮像して印刷物の画像データを得る2次
元撮像手段と、前記2次元撮像手段で撮像された画像デ
ータから印刷された各インキ色に基づいて色演算を行う
画像処理手段と、を備える。
【0017】請求項7に記載の発明は、前記載置テーブ
ルと前記2次元撮像手段との間の高さ位置において実質
的に前記載置テーブルの外側に、前記画像処理手段によ
る演算結果および/または撮像画像データを表示するた
めの表示手段を備えたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 [全体説明]図1は本発明にかかる色見台1の斜視図で
ある。色見台1は、印刷装置から出力される印刷物を読
み取る装置であり、印刷物の読取画像データに基づき以
下の各作業を行う印刷装置補助装置である。 印刷物の不良を検出する。(印刷不良検査作業) 前記読取画像データを画像データ作成手段3(後述)
から供給される印刷画像データと比較することによりイ
ンキ供給量データを作成する。(インキ供給量データ作
成作業) 前記印刷画像データと比較することで印刷物が正しい
色調で印刷されているか否かを判断する。(色調判断作
業)
【0019】図1に示すように、色見台1は、サンプル
となる印刷物2を載置するための載置台11と、該印刷
物を照明する照明手段12、照明手段によって照明され
た印刷物2の全面を一括して読みとり画像情報として出
力する2次元CCDを備えた撮像部13、印刷物2の画
像を含む様々な画像や演算結果を表示するためのディス
プレイ14、キーボードやポインティングデバイスから
なる入力手段15、照明手段12と撮像部13を支持す
べく載置台11に取り付けられた一部が屈曲したフレー
ム16を備えている。
【0020】なお、ディスプレイ14は、撮像部13と
載置台11との間の高さ位置にあり、作業者によって、
載置台11に載置された印刷物2との目視による比較が
容易に行えるような位置に配置されている。なお、ディ
スプレイ14は作業者が載置台11上での作業をしやす
いように、載置台11の端部上を含む実質的な載置台外
に配置されているのが好ましく、例えば図1に示すよう
にテーブル奥側であって、作業者の作業に対し干渉しな
い位置がよい。
【0021】この実施の形態における色見台1では、載
置台11に載置した印刷物を撮像部13で一括して読み
取るようにしているので、従来の色見台のように走査に
時間がかからない。また撮像部13は載置台11から上
方に離間して配置しているので、作業者が載置台11上
で作業を行う際にジャマになることもないし、従来の走
査型の読取手段のように載置台11の端部に待避させて
おくスペースや待避動作も不要である。
【0022】最初に、この色見台1と共に使用される印
刷装置4について、図2を用いて説明する。図2は、印
刷装置4の側面概要図である。
【0023】[印刷装置]印刷装置4は、図2に示すよ
うに、印刷機構として、印刷版を保持する第1および第
2の版胴101、102と、それぞれの版胴からインキ
画像を転写するための第1および第2ブランケット胴1
03、104と、印刷用紙を保持して両ブランケット胴
103、104からインキ画像が転写される圧胴105
と、圧胴105に対し印刷用紙を供給または排出する給
紙胴106および排紙胴107と、前記第1および第2
の版胴1、2上の印刷版に対し湿し水またはインキを供
給する湿し水供給手段108およびインキ供給手段10
9と、積載された未印刷の印刷用紙を順次供給する給紙
部110と印刷された印刷用紙を順次積載する排紙部1
11とを備える。
【0024】一方、この印刷装置は、製版機構として、
前記第1および第2の版胴101、102に対し未露光
の印刷版を供給する印刷版供給部112と、版胴上の印
刷版に対し画像を記録する画像記録部113と、画像が
記録された印刷版を現像処理する現像部114と、使用
済みの印刷版を排出する印刷版排出部115とを備え
る。
【0025】[印刷装置の各部]以下、各部の詳細につ
いて説明する。
【0026】第1の版胴101は、図示しない版胴駆動
機構によって図2の実線で示す第1の印刷位置と二点鎖
線で示す画像記録位置との間を移動可能なように構成さ
れており、第2の版胴2についても同様に図示しない版
胴駆動機構によって図1の実線で示す第2の印刷位置と
二点鎖線で示す画像記録位置との間を移動可能なように
構成されている。すなわち第1および第2の版胴10
1、102は、印刷作業を実行する時にはそれぞれ第1
または第2の印刷位置に配置され、製版作業を実行する
時には、順次交代して画像記録位置に配置されて各版胴
上での印刷版の製版処理が行われる。この第1の版胴1
01と第2の版胴102とは、それぞれ2色分の印刷版
を保持可能な周面を有し、各印刷版をその周面上で18
0度対向した位置に固定するための図示しない咥え手段
を2組ずつ備える。
【0027】第1のブランケット胴103は、前記第1
の印刷位置にて第1の版胴1と当接して回転するように
構成されており、第2のブランケット胴104について
も同様に前記第2の印刷位置にて第2の版胴2と当接し
て回転するように構成されている。この第1および第2
のブランケット胴103、104は、前記第1および第
2の版胴1、2と同じ直径を有し、各版胴から2色分の
インキ画像を転写可能なブランケットをその周面に装着
している。
【0028】圧胴105は、前記第1および第2の版胴
101、102の1/2の直径を有し、第1および第2
のブランケット胴103、104の両方と当接して回転
するように構成されている。この圧胴105には、前記
印刷版に対応する大きさの印刷用紙を1枚保持可能な図
示しない咥え手段を備えている。この咥え手段は図示し
ない開閉機構によって所定のタイミングで開閉して、前
記印刷用紙の前端部を挟持することができる。
【0029】給紙胴106および排紙胴107は、圧胴
105と同じ直径を有し、前記圧胴105に備えられた
咥え手段と同様の図示しない咥え手段を備える。この給
紙胴106および排紙胴107の咥え手段は、前記圧胴
105の咥え手段と同期して印刷用紙を受け渡し可能な
ように配置されている。
【0030】上記第1および第2の印刷位置に配置され
た第1および第2の版胴101、102と、第1および
第2のブランケット胴103、104と、圧胴105
と、給紙胴106および排紙胴107とは、それぞれの
胴に対し各胴の直径と同じ大きさの図示しない駆動ギア
が胴端に備えられており、各々当接する胴の間で各ギア
が噛合している。従って、このギアを図示しない印刷駆
動用モータにより駆動することで、上記各胴を同期して
回転駆動することができる。
【0031】なお、本実施の形態の印刷装置では、圧胴
105に対し版胴101、102およびブランケット胴
103、104が2倍の周長を有するため、版胴10
1、102およびブランケット胴103、104が1回
転する毎に圧胴が2回転する。従って、圧胴105が印
刷用紙を保持したまま2回転すると、第1および第2の
版胴101、102から、2色+2色の合計4色の多色
印刷が行える。
【0032】湿し水供給手段8は、第1および第2の印
刷位置における各版胴101、102に対しそれぞれ2
組づつ配置されており、各版胴101、102上の2つ
の印刷版に対し選択的に湿し水を供給することができ
る。この湿し水供給手段108は、湿し水を貯留する水
舟と、水舟内の湿し水を汲み上げて印刷版面に渡す湿し
水ローラ群とからなり、湿し水ローラのうち少なくとも
印刷版面に当接するローラは、図示しないカム機構によ
って版胴面に対し当接または離間するするように構成さ
れている。なお印刷版が湿し水を不要とするタイプの印
刷版であれば、湿し水供給手段108は不要となる。
【0033】[インキ供給手段]インキ供給手段109
は、第1および第2の印刷位置における各版胴101、
102に対しそれぞれ2組づつ配置されており、各版胴
101、102上の2つの印刷版に対し選択的に異なる
色のインキを供給することができる。例えばこの実施の
形態では、第1の版胴101に対しては、K色(ブラッ
ク)とM色(マゼンタ)のインキ供給手段109が配置
され、第2の版胴102に対しては、C色(シアン)と
Y色(イエロー)のインキ供給手段109が配置され
る。なお、以下の説明の中でインキ供給手段109を色
毎に区別する必要があるときには、インキ供給手段10
9の末尾にインキの色を示す符号(CMYK)を付す。
すなわち、109C、109M、109Y、109Kの
ように表記する。
【0034】なお、湿し水供給手段108とインキ供給
手段109のいくつかは、前記第1および第2の版胴1
01、102の移動にともない、その移動経路から待避
できるように構成されている。
【0035】[インキ供給手段の詳細]このインキ供給
手段109の構成を図3を用いて説明する。図3は、イ
ンキ供給手段109の一例を示す側面概要図である。図
3において、インキ供給手段109は、インキつぼ装置
を構成するインキ出しローラ120およびインキキー1
21と、アーム122により揺動自在に設けられたイン
キ移しローラ123と、複数のインキローラ124と、
印刷版面に当接してインキを供給するインキ着けローラ
125とを備える。なお図3ではインキローラ124は
1本のみ図示している。
【0036】インキつぼ手段は、版胴の軸線に沿って設
けられたインキ出しローラ120の周面に対し金属薄板
からなるインキキー121を当接させたものであり、当
該インキキー121は、前記インキ出しローラ120の
軸線方向に沿って複数に分割されている。このインキ出
しローラ120とインキキー121と図示しない側板と
によって形成されたインキ溝空間にインキが貯留され
る。
【0037】各インキキー121は、図示しない駆動ネ
ジ等によって独立してインキ出しローラ120の表面に
対し当接または離間する方向に駆動するよう構成されて
おり、これによってインキ出しローラ120とインキキ
ー121との隙間(開度)を調整することができる。そ
してインキ出しローラ120を図の反時計方向に回転さ
せることによって、前記開度に基づいた膜厚でインキ出
しローラ120の表面にインキが出される。
【0038】インキ移しローラ123は、アーム122
の移動によってインキ出しローラ120とインキローラ
124との間を往復し、インキ出しローラ120とイン
キローラ124とに交互に当接することでインキ出しロ
ーラ120上のインキをインキローラ124に移す。
【0039】インキローラ124は、金属製またはゴム
製の複数のローラが順次当接するよう配置され、そのい
くつかはローラの軸線方向に揺動移動する。このインキ
ローラによってインキ練り動作が行われる。
【0040】インキ着けローラ125は、少なくとも1
つのインキローラ124に対し当接した状態で、図示し
ないカム機構によって第1の版胴101または第2の版
胴102の周面に対し当接または離間する。これにより
版胴上の対応する印刷版に対応する色のインキを供給す
ることができる。
【0041】このインキ供給手段109では、前記イン
キキー121の開度調整によって、版胴の軸線方向(印
刷方向に対し直交する方向)に沿って各色のインキ供給
量を制御することができる。先述のようにインキキー1
21は、版胴の軸線方向に複数設けられている。本実施
の態様では、1色のインキについて5個のインキキー1
21が版胴の軸線方向に並置されている。なお、以後の
説明においてインキキーを区別する必要があるときに
は、末尾にインキ色とアラビア数字を付して表記する。
たとえばM色インキについての2番目のインキキー12
1について言及するときは、121M2のように表記す
る。
【0042】図2に戻って、給紙部110は、未使用の
印刷用紙を積載したパイルから印刷用紙を一枚ずつ取り
だして給紙胴106に渡すものであって、この実施の形
態では、給紙胴の2回転毎に1回印刷用紙を供給するよ
う動作する。また排紙部111は、印刷された印刷用紙
を排紙胴107から受け取って積載するものである。こ
の排紙部111の詳細については後述する。
【0043】次に、この印刷装置の製版機構について説
明する。この印刷装置では、製版作業を実行する時に
は、第1および第2の版胴101、102を交互に画像
記録位置に移動させる。この画像記録位置では、図示し
ない摩擦ローラが版胴に当接されて回転駆動するように
構成されている。
【0044】印刷版供給部112は、ロール状の未露光
印刷版を遮光して保管したカセットロールと、引き出し
た印刷版を版胴101、102まで搬送する搬送ローラ
および搬送ガイドと、前記印刷版をシート状に切断する
切断手段と、を有する。この実施の形態では、印刷版と
しては銀塩感材を用いており、レーザ光によって画像を
記録するものである。なお印刷版の供給動作手順は、ま
ず前記カセットロールから引き出した印刷版の先端を前
記版胴101、102の図示しない咥え手段に挟持さ
せ、この状態で版胴101、102を回転させて印刷版
を版胴101、102上に巻回し、この後、所定長で印
刷版を切断して印刷版の後端を他方の咥え手段により挟
持するものである。
【0045】画像記録部113は、レーザ光のon/o
ffによって印刷版上に露光を施して画像を記録するも
のである。この実施の形態では、図示しないレーザ発信
源から発射されたレーザ光を図示しないポリゴンミラー
などの偏光器によって版胴の軸線方向に沿って走査する
とともに、版胴を回転させることで印刷版面を走査する
構成になっている。なお、印刷版および画像記録部11
3としては、露光により画像を記録するものだけでな
く、熱や放電加工によって画像を記録するものであって
もよい。
【0046】現像部114は、前記画像記録部113に
より露光された印刷版を現像処理するものである。この
実施の形態では、現像部114は、図示しない処理槽に
貯留された処理液を塗布ローラにより汲み上げて印刷版
に対し塗布して現像処理を行う構成になっており、版胴
から待避する位置と版胴へ近接する位置とに移動する図
示しない昇降手段が備えられている。なお現像処理が要
らない画像記録方法を採用すれば、現像部114はなく
てもよい。
【0047】この印刷装置では、第1および第2の版胴
101、102を画像記録位置へ移動させ、印刷版の供
給と画像の記録および現像とを行って製版作業を実行す
る。製版作業が完了すれば、第1および第2の版胴10
1、102を第1および第2の印刷位置に配置して印刷
作業を行うことができる。
【0048】一方、この印刷装置は印刷作業の終了後に
印刷版を自動で排出することができる。この実施の形態
では、印刷版排出部115は、画像記録位置にある版胴
から印刷版を剥離する剥離手段と、剥離された印刷版を
搬送する搬送手段と、搬送された使用済みの印刷版を排
出する排出カセットとを備える。
【0049】[色見台1の電気的構成]図4は、色見台
1の電気的構成を示すブロック図である。
【0050】この図に示すように色見台1は、LANな
どによって外部の画像データ作成手段3および印刷装置
4に接続されている。画像データ作成手段3は、例えば
印刷物を構成する画像データを作成するためのDTP装
置(Desk-Top-Publishing)および前記画像データをビ
ットマップ形式の2値の画像データに変換するRIP装
置(Raster-Image-Processing)であって、当該画像デ
ータを色見台1および印刷装置4に供給する。なお、こ
の実施の形態では、色見台1および印刷装置4にRIP
処理済みの2値の画像データd0およびインキ供給量制
御用の画像データd1が供給される。
【0051】2値の画像データd0は、印刷装置4の制
御部100から画像記録部113に送出され、この画像
データに基づいて印刷版上に画像が記録される。すなわ
ち、画像データd0の2値に応じてレーザ光がon/o
ff制御されて、画像が記録される。図5は、印刷装置
4から出力される印刷物の一例である。印刷物は前記2
値の画像データd0に基づいて作成される絵柄部2a
と、該画像データd0に基づかない余白部2bからな
る。余白部2bには、画像データd0に基づかない印刷
機4固有のデータに基づいて作成されるレジスターマー
ク2c、印刷物の出所を示す記号2d、各インキ単独の
発色具合を見るためのインキ見本2eなどが形成され
る。なお、この例では、1枚の印刷物に1つの画像しか
印刷されていないが、通常は1枚の印刷物に複数の画像
が印刷される。
【0052】インキ供給量制御用の画像データd1は、
この実施の形態ではCIP3(International Cooperat
ion for Integration of Prepress, Press, and Postpr
ess)規格におけるPPF(Print Production Format)
データであり、実際に印刷版上に画像を記録するための
画像データ、すなわち前記2値の画像データd0をRI
P処理する前の画像データ、を低解像度に変換した画像
データであって、各画素値はCMYK毎に多値で表され
ている。この画像データは、制御部100によって画像
処理されてインキ供給手段109によるインキ供給量の
制御に用いられる。
【0053】図4に示すように、色見台1の電気的構成
の主要な要素は、撮像部13、ディスプレイ14、入力
部15、画像処理部30、画像サイズ変更部21、絵柄
抽出部22、記憶部23、第1RGB−LAB変換部2
4、第2RGB−LAB変換部25、印刷不良検査部2
6、色調判断部27である。
【0054】撮像部13は、載置台11に載置された印
刷物2を一括して読み取り、読取画像データRGB1を
出力する。読取画像データRGB1はRGBで表現され
るデータである。なお、印刷物2に複数の絵柄部2aが
含まれている場合にも、一括して読み取ることができる
のが望ましい。
【0055】絵柄抽出部22は、撮像部13から出力さ
れる読取画像データRGB1から絵柄部2aに相当する
画像データ(以下、読取画像データRGB2と言う)の
みを抽出する手段である。すなわち、絵柄抽出部202
では余白部2bに相当する画像データを削除する。ま
た、印刷物2に複数の絵柄部2aが含まれている場合に
は、絵柄部2aを1つずつ順番に抽出する。
【0056】記憶部20は、印刷装置4が現に使用して
いる印刷用紙の色や、各インキが印刷用紙に単独で刷ら
れたときの色等を測色値(ここではCIE L*a*b
*値)で記憶する手段である。
【0057】第1RGB−L*a*b*変換部24は、
撮像部13から出力される印刷物2の全面の画像データ
(読取画像データRGB1)を測色値(ここではCIE
L*a*b*値)に変換する。第2RGB−L*a*
b*変換部25は、画像データ作成手段3から供給され
る画像データd1を測色値(ここではCIE L*a*
b*値)に変換する。
【0058】印刷不良検査部26は、撮像部13が読み
取った印刷物2のインキ付着不良個所や、印刷用紙の汚
れ、変色等の印刷不良を検出する手段である。印刷不良
検査部26は、読取画像の中に、絵柄部2aの色でも、
印刷用紙固有の色でもない色が含まれているかどうかで
印刷物2の印刷不良を検出する。
【0059】具体的には、 第1RGB−L*a*b*変換部24から送出され
る画像データの中に、第2RGB−L*a*b*変換部
25から送出されるL*a*b*値との色差が大きい色
(以下、不正色)が含まれているかどうか判断し、 前記不正色が含まれている場合には、該不正色が印
刷用紙固有の色に相当するかを判断して、 不正色が印刷用紙固有の色でもない場合には、撮像
部13が読み取った印刷物2の中に印刷不良の個所が存
在すると判断する。 印刷不良検査部26は、印刷不良個所が存在すると
判断した場合、ディスプレイ14に警告表示を行う。印
刷不良検査部26は、作業者がディスプレイ14上で印
刷不良個所を特定できるように警告表示を行うのが望ま
しい。
【0060】たとえば、印刷物2中の汚れd(図5参
照)が検出されると、印刷不良検査部26は、汚れd周
辺を特殊な色で表示する、あるいは特殊な図形で囲んで
表示するなど、汚れdが特定できるような形で、印刷物
2の画像全面をディスプレイ14に表示する。ここで特
記すべきことは、印刷不良検査部26が検査しているの
は印刷物2の全面なので、印刷不良が絵柄2aの中にあ
る場合だけでなく、印刷物2の絵柄部2a以外の場所に
ある場合でも検出できるということである。
【0061】色調判断部27は、絵柄抽出部22から出
力される読取画像データRGB2に基づいて、印刷物2
の絵柄部2aが正しい色調で印刷されているかどうかを
判断する手段である。
【0062】具体的には、 画像データ作成手段3から供給される画像データd
1から求められる印刷画像のヒストグラムと、読取画像
データRGB2から求められる読取画像のヒストグラム
との相関度を算出し、 求められた相関度が所定の閾値以上であるか否か判
断し、 所定の閾値以上である場合には印刷物2の絵柄部2
aは適切な色で発色していない、すなわち色調不良であ
ると判断する。
【0063】色調判断部27は、色調不良であると判断
した場合、ディスプレイ14に警告表示を行う。
【0064】画像処理部30は、画像データ作成手段3
から送付される印刷画像データd1と撮像部13が読み
取った印刷物2の読取画像データとを比較することで、
印刷装置4が必要とするインキ供給量データを作成する
手段である。画像処理部30については後で詳述する。
【0065】[印刷作業]図5と図6を用いて、画像デ
ータ作成装置3、印刷装置4、色見台1を使用しての印
刷作業の概略を説明する。
【0066】最初に、画像データ作成手段3から印刷装
置4に画像データを読み込ませる。(ステップS10
0) 次に、印刷装置4の設定を行う。(ステップS110)
すなわち、第1版胴101、第2版胴102の周面に印
刷版を装着させ、ついで、画像データ作成手段3から供
給される2値の画像データd0に基づいて絵柄2aを印
刷版に画像記録する。また、印刷装置4が保持する情報
に基づいてレジスターマーク2cをすべての印刷版に画
像記録する。さらに、インキ見本2eを、対応する色の
印刷版に画像記録する。また、画像データのタグ情報に
基づいて印刷物の出所を示す記号2dを、すべての印刷
版の対応する絵柄部2a近傍に画像記録する。
【0067】次に、画像データ作成手段3から制御部1
00にインキ量制御用の印刷画像データd1を読み込
み、制御部100はこれに基づいて各印刷版毎に準備さ
れた前記インキ供給手段109用のインキキー開度値を
作成する。(ステップS130)
【0068】この作業を、CMYKの中からC色を例に
とり図8を用いて説明する。図8に示すように、C色の
印刷版は、横方向(版胴の軸線方向)は、インキキー1
21に対応する幅毎に5分割、縦方向(印刷方向)は4
分割され、計20の仮想的な領域(以下、第1分割領域
a乃至第20分割領域tという)に分割されている。5
個のインキキー121Cのそれぞれは、4個の分割領域
に対してインキ供給を行う。たとえば、第1のインキキ
ー121C1は、第1乃至第4分割領域a乃至dに対し
インキ供給を行う。なお、1つのインキキー121に対
応づけられている分割領域の集合を領域グループとい
う。すなわち、第1のインキキー121C1に対応づけ
られている第1分割領域a乃至第4分割領域eによって
1個の領域グループが構成されている。
【0069】制御部100は、印刷画像データd1に基
づいて、上記20の分割領域a乃至tそれぞれの絵柄面
積率を求める。分割領域の絵柄面積率は、対応するイン
キキー毎に加算平均され、平均絵柄面積率が求められ
る。これにより、インキキーのインキキー開度値が求め
られる。すなわち、分割領域a、b、c、dの絵柄面積
率が加算平均されて、インキキー109c1のインキキ
ー開度値が求められる。同様の手法により、インキキー
121C2、121C3、121C4、121C5のイ
ンキキー開度値が求められる。なお、これらのインキキ
ー開度値は制御部100によって記憶保持される。
【0070】次に、制御部100は、インキキー開度値
に応じて、インキ供給手段109C、109M、109
Y、109Kに設けられた駆動ネジ(図示せず)を駆動
させることでインキキー121(図3)を駆動して、絵
柄に対応するインキ量がCMYKの各印刷版に供給され
るように設定する。(ステップS140)
【0071】インキキー121のプリセットが終了した
ら、印刷装置4による印刷を開始する。(ステップS1
50)印刷を開始して間もないうちは、第1、第2版胴
101、102に十分なインキが供給されず、印刷用紙
にはインキが十分にのらない。したがって印刷物2の絵
柄は発色不良である。この段階で出力される印刷物は、
作業者が目視するだけで不適格であることが分かるので
廃棄する。(ステップS160)
【0072】発色不良が視認できないほど、印刷物2の
発色状況が改善すると、ステップS170に進む。すな
わち作業者は、印刷装置4の排紙部111(図2)から
サンプルとなる印刷物2を取り出し、色見台1まで運
び、載置台11上に載置する。
【0073】撮像部13は、載置台11に載置された印
刷物2を一括して読み取り、読取画像データRGB1を
出力する。(ステップS180)読取画像データRGB
1はRGBで表現されるデータである。読取画像データ
RGB1は絵柄抽出部22と第2RGB−LAB変換部
24に送出される。
【0074】読取画像データRGB1を第1RGB−L
AB変換部24に送出するのは、印刷不良検査部26に
おいて印刷物2全体の印刷不良を検出するためである。
【0075】絵柄抽出部22に送出するのは、印刷物2
上の絵柄2aの色調の良否を色調判断部27において判
断すると共に、最適なインキ供給量を画像処理部30に
おいて算出するためである。
【0076】次のステップS190で、印刷不良検査部
26による印刷不良検査が行われる。次のステップS2
00で、絵柄抽出部22により、絵柄部2aが抽出され
読取画像データRGB2として画像処理部30に送出さ
れる。画像処理部30は、読取画像データRGB2を用
いて印刷装置4のためのインキキー開度値を算出する。
その後、印刷装置4の調整が行われる。(ステップS2
10)これらについては後述する。
【0077】次のステップS220では、色調判断部2
7による印刷物2の色調判断が行われる。その後、印刷
が終了するまで(ステップS240)、適宜のタイミン
グでサンプルとしての印刷物2が必要かどうか判断し
(ステップS230)、サンプルが必要であると判断さ
れた場合には、ステップS170からステップS220
までの処理を順次行う。
【0078】次に、上記ステップS200およびS21
0における作業を図7を用いて詳述する。図7は、画像
処理部30の電気的構成である。
【0079】まず印刷画像データd1としてのCMYK
各版の網%データが演算部33C、演算部33M、演算
部33Y、演算部33Kに供給される。
【0080】演算部33C、33M、33Y、33K
は、C版の網%データをC版の絵柄面積率データに、M
版の網%データをM版の絵柄面積率データに、Y版の網
%データをY版の絵柄面積率データに、K版の網%デー
タをK版の絵柄面積率データに、それぞれ変換する手段
である。C色の印刷版を例にとると、図8に示すよう
に、第1分割領域a乃至第20分割領域tすべてについ
ての絵柄面積率が求められる。C色以外のM色、Y色、
K色の印刷版についてもすべての分割領域毎に絵柄面積
率が求められる。
【0081】RGB−CMYK変換部31は、記憶手段
36が記憶する3次元LUTを参照して、読取画像デー
タRGB2をCMYK各版の網%データに変換する手段
である。なお、RGB−CMYK変換部31は、印刷画
像データd1の解像度と同一になるように、読取画像の
CMYK各版の網%データを生成する。
【0082】演算部32C、32M、32Y、32K
は、印刷画像のC版の網%データをC版の絵柄面積率デ
ータに、M版の網%データをM版の絵柄面積率データ
に、Y版の網%データをY版の絵柄面積率データに、K
版の網%データをK版の絵柄面積率データに、それぞれ
変換する手段である。C色の印刷版を例にとると、図8
に示すように、第1分割領域a乃至第20分割領域tす
べてについての絵柄面積率が求められる。C色以外のM
色、Y色、K色の印刷版についても20の分割領域毎に
絵柄面積率が求められる。
【0083】差分演算部34C、34M、34Y、34
Kは、演算部32C、32M、32Y、32Kによって
算出された読取画像の各版の絵柄面積率と、演算部33
C、33M、33Y、33Kによって算出された印刷画
像の各版の絵柄面積率との各差分(差分絵柄面積率)を
算出する手段である。差分絵柄面積率は領域グループ単
位、すなわちインキキー121の幅毎に算出される。な
お、差分絵柄面積率は、読取画像データの絵柄面積率か
ら印刷画像データの絵柄面積率を減じたものである。し
たがって、差分絵柄面積率の値が正であるときは、イン
キキー121のインキ供給量が過剰な場合である。反対
に、差分絵柄面積率の値が負であるときは、インキキー
121のインキ供給量が不足している場合である。
【0084】CMYK各版についての差分面積率はイン
キキー開度値算出部35C、35M、35Y、35Kに
与えられる。該インキキー開度値算出部35C、35
M、35Y、35Kは、CMYK各版についての差分イ
ンキキー開度値を算出する。たとえば、C版についての
インキキー開度値算出部35Cは、5個のインキキー1
21C1、121C2、121C3、121C4、12
1C5すべてについて、インキ供給量の過不足を、イン
キキーの開度値を単位に算出する。
【0085】CMYK各版についての差分インキキー開
度値は、印刷装置4の制御部100(図4参照)に供給
される。制御部100には、各インキキー121の現在
のインキキー開度値が記憶保持されている。制御部10
0は、差分インキキー開度値を参照して現在のインキキ
ー開度値を修正し、修正後のインキキー開度値を各イン
キ供給手段109に設定する。これによりインキ供給量
が変化して、印刷画像データ通りの印刷物が出力される
ようになる。
【0086】[ディスプレイ表示]本色見台1では、デ
ィスプレイ14に表示される各種情報を作業者が参照す
ることができる。これについて図9を用いて説明する。
【0087】図9は、ディスプレイ14に表示される画
面の一例を示している。ディスプレイ14はその機能に
よって第1表示領域14aと第2表示領域14bの2つ
に分割される。
【0088】第1表示領域14aには、撮像部13が読
み取った印刷物2の絵柄2aや、画像データ作成手段3
が供給する印刷画像データによる画像を表示することが
できる。すなわち、図7に示すように、RGB−CMY
K変換部31が出力するCMYK各版の網%データはデ
ィスプレイ14の第1表示領域14aに供給されてい
る。同様に、印刷画像データであるCMYK各版の網%
データもディスプレイ14の第1表示領域14aに供給
されている。これにより、ディスプレイ14の第1表示
領域14aは、印刷画像データまたは読取画像データに
基づくCMYK各版の絵柄を選択的または並列的に表示
できる。
【0089】第2表示領域14bには、絵柄面積率がイ
ンキキー幅毎に表示される。たとえば図9に示すグラフ
の1つS1はその高さで、インキキー121C1によっ
てCインキが供給される分割領域a乃至分割領域dの絵
柄面積率の加重平均を表している。(図8参照)
【0090】図7に示すように、ディスプレイ14の第
2表示領域14bには、CMYK各版についての読取画
像の絵柄面積率、印刷画像の絵柄面積率、差分絵柄面積
率が供給されている。これにより、第2表示領域には、
CMYK各版についての読取画像の絵柄面積率、印刷画
像の絵柄面積率、差分の絵柄面積率を選択的または並列
的に表示することができる。
【0091】なお、第1表示領域14aに表示される絵
柄と、その下の第2表示領域14bの絵柄面積率とは対
応している。たとえば、絵柄面積率を表す第2表示領域
14bのグラフS1の幅は、直上の絵柄におけるインキ
キー121の幅と一致している。作業者は、両表示領域
14a、14bを比較することにより、絵柄中のどの部
分のインキ供給量が不足あるいは過剰であるかを認識で
きる。
【0092】なお、画像サイズ変更部21(図4)は、
画像データ作成手段3から供給される印刷画像データを
所望のサイズで、ディスプレイ14に表示させる。これ
により、作業者はディスプレイ14に表示される印刷画
像をOKシートとして利用することができる。作業者は
載置台11に載置された印刷物2とディスプレイ14に
表示される印刷画像とを、肉眼で比較することができ
る。
【0093】画像サイズ変更部21は、画像サイズを所
望の大きさに変更できるので、たとえば、印刷画像の本
来の網点の形状などをディスプレイ14に表示すること
もできる。この場合、作業者はルーペにより印刷物2を
拡大しつつ、表示画像との比較を行うことになる。本色
見台1においては、載置台11におかれた印刷物2とデ
ィスプレイ14が、作業位置にいる作業者から同時に視
認できる位置関係で配置されているので、印刷物2の検
査を良好に行うことができる。
【0094】[入力部15]ステップS200「インキ
キー開度修正値を作成」する作業においては、前記のよ
うに、印刷画像と読取画像における絵柄面積率の差分に
基づいてインキキー開度値の修正値が自動的に算出され
るわけであるが、この色見台1では作業者の意図を反映
させながらインキキー開度値の修正値を算出することも
できる。
【0095】たとえば、印刷物2の発色はインキの乾燥
と共に変化するので、印刷物2の発色が安定していない
状態(インキの乾燥が不十分な状態)で印刷物2を読み
取ることも考えられる。この場合、撮像部13が出力す
る印刷画像の網%は必ずしも正確ではないので、画像処
理部30が自動的に出力するインキキー開度値を手動で
増減させなければならない。同様に、印刷装置4のイン
キ供給手段109の特性を考慮しなければならない場合
も考えられ、この場合にもある程度の手動調整が必要で
ある。
【0096】上記の場合などに対応するために、本色見
台1には入力部15が設けられている。作業者は、ディ
スプレイ14に表示されるCMYK各版についての差分
絵柄面積率を参考にして、入力部15から特定のインキ
キー121に関する指示を行う。インキキー開度値算出
部35C、35M、35Y、35Kは差分演算部34
C、34M、34Y、34Kから供給されるCMYK各
版についての差分絵柄面積率と、入力部15から与えら
れる指示とに基づいて、CMYK各版についての差分イ
ンキキー開度値を作成する。
【0097】あるいは、ディスプレイ14の第1表示領
域14aに表示される絵柄を作業者の肉眼により確認
し、入力部15から、各インキキー121の開度値を個
別に入力してもよい。具体的には以下のような手順で行
う。
【0098】たとえば、図9において、第1表示領域1
4aに表示されている画像が、C版の読取画像であり、
第2表示領域14bに表示されているグラフがC版の差
分絵柄面積率であるとする。
【0099】作業者は、まず、第1表示領域14a中の
C版の読取画像の濃淡を観察し、高濃度の領域R1およ
び低濃度の領域R2を特定する。先述のように、第2表
示領域14bに表示される絵柄面積率の各グラフは、第
1表示領域14aに表示される画像におけるインキ供給
領域におけるものを示しているから、第1表示領域14
aと第2表示領域14bの画像とを比較することによっ
て、どのインキキー121のインキ供給量が過剰あるい
は不足であるかが特定できる。
【0100】たとえば、領域R1に関しては、第1表示
領域14aと第2表示領域14bとを比較することによ
って、この領域R1を印刷するのに使用されたインキキ
ー121がC版の第2のインキキー121C2であるこ
とが分かり、さらに、この領域が高濃度であることから
このインキキー121のインキ供給量が過剰であること
も分かる。
【0101】同様に、領域R2に関しても、第1表示領
域14aと第2表示領域14bとを比較することによっ
て、この領域R2を印刷するのに使用されたインキキー
121がC版の第3のインキキー121C3であること
が分かり、さらに、この領域が低濃度であることからこ
のインキキー121C3のインキ供給量が不足であるこ
とも分かる。インキ供給の過剰/不足の具体的量は第2
表示領域14a上の各グラフの高さから推測できる。
【0102】なお、第2表示領域14aにおいて各イン
キキー121に対応する差分絵柄面積率は、図10に示
すような態様で表示してもよい。すなわち、ここでは、
読取画像データの絵柄面積率(白抜きのグラフ)と印刷
画像の絵柄面積率(ハッチングのグラフ)とを並べて配
置すると共に、絵柄面積率の許容範囲を表示している。
こうすれば、作業者は、どの色の印刷版に関する、どの
インキキーを、どれだけ調整すればよいのかを容易に判
断することができ、それに作業者自身の認識を加味して
入力部15からインキキー開度に関する指示を入力する
ことができる。
【0103】[変形例]インキ供給量に関する情報は、
インキキー開度値に限られない。インキ移しローラ23
の移動速度及び/またはインキ出しローラ20の回転速
度を規定する情報でもよい。
【0104】さらに、上記実施の形態では、画像データ
作成手段3と印刷装置4と色見台1とはオンラインで接
続されていたが、フロッピー(登録商標)ディスク、C
D−ROM等の記憶媒体を用いて、画像データの送受信
を行うようにしてもよい。
【0105】またディスプレイ13は、載置台11の奥
側に設けられているが、載置台11の側方外側に設けて
も良い。また適宜のスタンドによりディスプレイの位置
を可変するようにしてもよい。
【0106】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、印刷装
置が印刷版を形成する際に使用される画像データと該印
刷装置から出力される印刷物を読み取った画像読取信号
とを比較してインキ供給量を制御するための信号を生成
しているので、予め基準となる印刷物を準備しなくても
インキの供給量を適切に制御することができる。
【0107】請求項2に記載の発明によれば、網点面積
率を単位にして画像信号と読取画像データとの差分を出
力することによりインキ供給量を制御するための信号を
生成しているので、インキの供給量を正確に制御するこ
とができる。
【0108】請求項3に記載の発明によれば、載置部の
実質的な全域を読み取り、その後、印刷物に相当する読
取画像データを抽出するようにしているので、読取位置
を調整する必要がなく、作業者の負担を軽減することが
できる。
【0109】請求項4に記載の発明によれば、画像表示
部に表示される画像を参照しながら、画像処理部が生成
する、印刷装置が印刷版に対して供給するインキの量を
制御するための信号を補正する信号を入力するための入
力部を備えているので、作業者の技能を反映させること
ができる。
【0110】請求項5に記載の発明によれば、印刷装置
から出力される印刷物の印刷不良を容易に検出すること
ができる。
【0111】請求項6に記載の発明によれば、印刷物が
2次元撮像手段により一括して読み取られるため、従来
の走査型の読み取りに比べて読み取り時間を短縮するこ
とができる。さらに2次元撮像手段が載置テーブルから
上方に離間して設けられているため、作業者が載置テー
ブル上で行う作業に対し干渉することがなく載置テーブ
ル上を広く使える。また従来の色見台のように走査読取
手段をテーブル端部に待避させておく場合ではスペース
や待避動作が必要となるが、本発明では不要である。
【0112】請求項7に記載の発明によれば、さらに表
示手段が2次元撮像手段と載置テーブルとの間の高さ位
置で実質的にテーブル外側にあるため、表示手段が載置
テーブル上の作業に対し干渉することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る色見台の斜視図である。
【図2】印刷装置の側面概要図である。
【図3】印刷装置のインキ供給手段を示す側面概要図で
ある。
【図4】色見台の電気的構成を示すブロック図である。
【図5】印刷装置から出力される印刷物の一例である。
【図6】印刷手順を示すフローチャートである。
【図7】画像処理部の詳細を示すブロック図である。
【図8】印刷物とインキキーとの関連を説明するための
説明図である。
【図9】ディスプレイに表示される画像を説明するため
の説明図である。
【図10】ディスプレイに表示される画像を説明するた
めの説明図である。
【図11】従来の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 色見台 2 印刷物 3 画像作成手段 4 印刷装置 11 載置台 12 照明手段 13 撮像部 14 ディスプレイ 14a 第1表示領域 14b 第2表示領域 15 入力部 16 フレーム 21 画像サイズ変更部 22 絵柄抽出部 23 記憶部 24 第1RGB−LAB変換部 25 第2RGB−LAB変換部 26 印刷不良検査部 27 色調判断部 30 画像処理部 31 RGB→CMYK変換部 32 演算部 33 演算部 34 差分演算部 35 インキキー開度値算出部 36 記憶手段 100 制御部 109 インキ供給手段 112 インキキー 113 画像記録部
フロントページの続き Fターム(参考) 2C034 AA14 AE22 AE27 AE42 BA02 2C250 DB04 EA02 EA03 EA12 EA23 EB32 EB36 EB40 EB43

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データに基づいて印刷版に画像形成
    を行う機能と、印刷版にインキを付着させ、さらにイン
    キを印刷用紙に転写させる機能とを備えた印刷装置に接
    続された印刷装置補助装置であって、 前記印刷装置から出力される印刷物が載置される載置部
    と、 前記載置部に載置された印刷物を読み取って読取画像デ
    ータを出力する撮像部と、 前記撮像部が出力する読取画像データと、前記画像デー
    タとを比較し、比較結果に基づいて、前記印刷装置が前
    記印刷版に対して供給するインキの量を制御するための
    信号を生成する画像処理部とを備えたことを特徴とする
    印刷装置補助装置。
  2. 【請求項2】 前記画像処理装置は、前記撮像部が出力
    する読取画像データと前記画像データとの差分を網点面
    積率を単位にして出力することによりインキ供給量を制
    御するための信号を生成する手段であることを特徴とす
    る請求項1記載の印刷装置補助装置。
  3. 【請求項3】 前記撮像部は、前記載置部の実質的な全
    域をRGBの3原色で一括して撮像し、その後、前記印
    刷物に相当する読取画像データを抽出することを特徴と
    する請求項1記載の印刷装置補助装置。
  4. 【請求項4】 前記画像データに基づく画像と、前記読
    取画像データに基づく画像と、前記比較結果の、少なく
    とも1つを画像表示する画像表示部と、 前記画像処理部が生成する、前記印刷装置が前記印刷版
    に対して供給するインキの量を制御するための信号を補
    正する信号を入力するための入力部と、をさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置補助装置。
  5. 【請求項5】 画像データに基づいて印刷版に画像形成
    を行う機能を備えた印刷装置に接続された印刷装置補助
    装置であって、 前記印刷装置から出力される印刷物が載置される載置部
    と、 前記載置部に載置された印刷物を読み取って読取画像デ
    ータを出力する撮像部と、 前記撮像部が出力する読取画像データと、前記画像デー
    タとを比較し、前記印刷物に印刷不良部位が含まれてい
    ないか検査する検査手段とを備えたことを特徴とする印
    刷装置補助装置。
  6. 【請求項6】 印刷装置で印刷された印刷物を測定する
    印刷装置補助装置であって、 前記印刷物を載置する載置テーブルと、 前記載置テーブルから上方に離間して配置され、載置テ
    ーブル上の印刷物の略全域を一括撮像して印刷物の画像
    データを得る2次元撮像手段と、 前記2次元撮像手段で撮像された画像データから印刷さ
    れた各インキ色に基づいて色演算を行う画像処理手段
    と、を備えた印刷装置補助装置。
  7. 【請求項7】 前記載置テーブルと前記2次元撮像手段
    との間の高さ位置において実質的に前記載置テーブルの
    外側に前記画像処理手段による演算結果および/または
    撮像画像データを表示するための表示手段を備えたこと
    を特徴とする請求項6記載の印刷装置補助装置。
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