JP2020156395A - 侵入防止柵用面材及び侵入防止柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】持ち運びと補修を容易に行うことができ、形状を保持することができ、生態系への影響を低減させることが可能となる侵入防止柵用面材を提供する。【解決手段】侵入防止柵10に用いられる侵入防止柵用面材1であって、略六角形状に形成される網目部2を複数備え、網目部2は、2本の線材31、31が2回転半以上撚り合わされる撚り部3を一対有し、一対の撚り部3、3は、互いに同一方向に延びて離間して配置され、一対の撚り部3、3の離間距離Lは、110mm以上であることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、侵入防止柵用面材及び侵入防止柵に関する。
近年、野生動物による獣害は、農業のみならず、森林や各種インフラに対しても影響を及ぼしており、被害が深刻化している。これは、鉄道、道路等の交通インフラ、太陽光発電所等の電力インフラ等が、野生動物の生活圏に設置されることが一因とされる。こうした被害を防止するために、支柱間に架設された面材によって野生動物の侵入を防止する侵入防止柵が設置されている。面材としては、例えば樹脂製の網、棒鋼を溶接した溶接金網、鋼線を撚り合わされた亀甲金網等が用いられ、亀甲金網が用いられる侵入抑止柵として、例えば特許文献1〜3の開示技術が提案されている。
特許文献1には、設置面に立てた状態で配置され、可撓性を有する複数本の線状材をねじり合わせて構成した隔網材と、棒状であり、設置面に立てた状態の前記隔網材を設置面に固定する固定材とを有し、前記固定材は、前記隔網材の一部に接触した状態で設置面に配置され、前記隔網材は、線状材の長さ方向に曲げ撓ませた状態で設置面に配置され、かつ、設置面の形状に沿うよう、該隔網材の端部を設置面に接触させている動物侵入防止柵が開示されている。
特許文献2には、保護地と保護地の外側とを隔てるように間隔をあけて立設された複数の支柱と、支柱間に取り付けられる侵入抑止部材と、を備え、侵入抑止部材は、支柱間に架け渡される複数の線材と、最下段の線材から保護地の外側の地面に沿い延長する網体とを、備え、網体として亀甲金網が用いられる動物侵入抑止柵が開示されている。
特許文献3には、所定の間隔をもって配設された支柱を介して網状体を張りめぐらしてなる侵入防止柵であって、前記網状体は、地面に接する部分からはじまり地上70センチメートル乃至90センチメートルの高さまでを覆う亀甲金網と、該亀甲金網のすぐ上からはじまり、地上180センチメートル乃至200センチメートルの高さまでを覆う格子型金網とからなることを特徴とする侵入防止柵が開示されている。そして、特許文献3には、鉄線15は、より合わせ部Aにおいては鉄線16と三回より合わせられ、よりあわせ部Eにおいては反対側の隣り合う鉄線14と三回より合わせられる、旨が開示されている(特許文献3の段落[0016]、図3参照)。この三回より合わせとは、鉄線同士が1回転半撚り合わされることを指していることから、特許文献3には、鉄線同士が1回転半撚り合わされた亀甲金網が開示されている。
特開2018−139523号公報 特開2016−111969号 実用新案登録第3161416号
ところで、侵入防止柵は、屋外に設置されるものであり、野生動物等により容易に破損してしまうため、補修の容易性が求められる。また、野生動物の中でも特にシカやイノシシ等の大型動物が人工設備に侵入した場合、大きな事故や高価な機器の破損等を引き起こし、被害の規模が一層大きくなる。一方で、タヌキ等の小型動物が侵入したとしても被害は大きなものとならず、むしろ、小型動物の侵入まで防止してしまうと生態系へ影響を及ぼすこととなる。このため、大型動物については、その侵入を防止し、小型動物については、生態系への影響を低減させるため自由に往来できるようにして、生態系への影響を低減させる侵入防止柵が求められている。
樹脂製の網の場合、大型動物と小型動物を対象とした100mm以下の網目のもの、大型動物を対象とした150mm〜200mmの網目のものが用いられるものの、樹脂製の網は、破損しやすいという問題点がある。そして、樹脂製の網が破損した場合、部分補修が困難であり、網全体を交換しなくてはならず、容易に補修することができないという問題点がある。
溶接金網の場合、溶接金網の重量が重く、そもそも持ち運びを容易に行うことができないという問題点がある。加えて、破損した溶接金網を補修する場合、設置される場所が野山等の自然環境であることから、現場溶接ができない。このため、網全体を交換しなくてはならず、容易に補修することができないという問題点がある。
特許文献1〜3の開示技術は、破損してほつれた場合であっても、現場で撚り合わせられるため、補修には適している。しかしながら、特許文献1〜3の隔網材等の亀甲金網は、線材同士が1回転半しか撚り合わされていない。そして、亀甲金網の網目の大きさは、日本国内において最大でも60mm、外国において最大でも100mmであるのが現状である。このため、網目の寸法が小さく、大型動物だけでなく小型動物の侵入も防止してしまい、生態系への影響を低減させることができないという問題点がある。加えて、線材同士が1回転半撚り合わされた網目の寸法を単に大きくしただけでは、容易に面外方向に変形が生じてしまい、金網自体の形状を保持できないという問題点がある。また、動物が通過しようとしたときには、容易に網目が面内方向に拡がるように変形してしまい、ほつれ等を引き起こす問題点がある。したがって、線材同士が1回転半撚り合わされた網目では、その寸法を単に大きくすることはできない。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、持ち運びと補修を容易に行うことができ、形状を保持することができ、生態系への影響を低減させることが可能となる侵入防止柵用面材及び侵入防止柵を提供することにある。
第1発明に係る侵入防止柵用面材は、侵入防止柵に用いられる侵入防止柵用面材であって、略六角形状に形成される網目部を複数備え、前記網目部は、2本の線材が2回転半以上撚り合わされる撚り部を一対有し、一対の前記撚り部は、互いに同一方向に延びて離間して配置され、一対の前記撚り部の離間距離は、110mm以上であることを特徴とする。
第2発明に係る侵入防止柵用面材は、第1発明において、前記線材は、外径が1.0mm以上3.0mm以下であることを特徴とする。
第3発明に係る侵入防止柵は、互いに離間して配置されて上下方向に延びる複数の支柱と、隣り合う2本の前記支柱に架設される第1発明又は第2発明の侵入防止柵用面材と、を備えることを特徴とする。
第4発明に係る侵入防止柵は、第3発明において、前記撚り部の延伸方向は、前記上下方向に直交する横方向に平行であることを特徴とする。
第5発明に係る侵入防止柵は、第3発明又は第4発明において、前記侵入抑止柵用面材は、下側部分が地面に沿って配置されることを特徴とする。
第1発明〜第5発明によれば、破損して線材同士がほつれた場合であっても、線材を再度撚り合わせればよく、容易に補修することが可能となる。また、持ち運びを容易に行うことが可能となる。
また、第1発明〜第5発明によれば、撚り部が強固に撚り合わせることになり、容易に面外方向に変形するのを防止することができ、侵入防止柵用面材自体の形状を保持することが可能となる。
また、第1発明〜第5発明によれば、小型の野性動物の頭が網目部を通過することができる。このため、大型の野性動物については、その侵入を防止し、小型の野性動物については、網目部を自由に往来できるため、生態系への影響を低減させることが可能となる。
また、第1発明〜第5発明によれば、小型の野性動物が通過しようとしたとき、網目部が面内方向に拡がるように変形するのを防止することができ、ほつれ等が発生しにくくすることが可能となる。
第4発明〜第5発明によれば、ロール状に巻かれた侵入防止柵用面材を支柱間に架設するとき、侵入防止柵用面材を横方向に展開するだけでよく、容易に施工することができる。また、侵入防止柵用面材がロール状に巻かれているため、支柱間の距離によらずに、侵入防止柵用面材を施工することが可能となる。
第5発明によれば、大型の野性動物が侵入防止柵用面材に潜り込むのを防止することができる。このため、大型の野性動物による侵入を一層防止することが可能となる。
実施形態における侵入防止柵用面材及び侵入防止柵の一例を示す正面図である。 実施形態における侵入防止柵用面材の一例を示す正面図である。 実施形態における侵入防止柵の一例を示す側面図である。 実施形態における侵入防止柵用面材の第1変形例を示す正面図である。 実施形態における侵入防止柵用面材の第2変形例を示す側面図である。 実施形態における侵入防止柵用面材の第3変形例を示す正面図である。
以下、本発明を適用した侵入防止柵用面材及び侵入防止柵を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、実施形態における侵入防止柵用面材1及び侵入防止柵10の一例を示す正面図である。図2は、実施形態における侵入防止柵用面材1の一例を示す正面図である。
侵入防止柵10は、大型の野生動物の侵入を防止し、小型の野生動物が自由に往来できるものである。大型の野生動物としては、例えばシカやイノシシ等が該当する。小型の野性動物としては、例えばタヌキ、アライグマ、ハクビシン、イタチ、ネズミ、キツネ等が該当する。
侵入防止柵10は、互いに離間して配置されて上下方向Zに延びる複数の支柱8と、隣り合う2本の支柱8、8に架設される侵入防止柵用面材1と、を備える。支柱8は、鋼管、L形のアングル材等が用いられればよい。
侵入防止柵用面材1は、略六角形状に形成される網目部2を複数備える。侵入防止柵用面材1は、面内方向が上下方向Zに沿って配置され、地面Gに対して略垂直に配置される。また、侵入防止柵用面材1は、上端部1aと下端部1bとに、上下方向Zに直交する横方向Xに平行に延びる鋼線等で構成される耳線6を更に備える。侵入防止柵用面材1は、側端部1cが支柱8に取り付けられる。なお、侵入防止柵用面材1は、面内方向が上下方向Zに対して傾斜して配置されてもよい。
網目部2は、2本の線材31、31が2回転半撚り合わされる撚り部3を一対有する。本発明では、網目部2は、2本の線材31、31が2回転半以上撚り合わされる撚り部3を一対有していればよい。例えば、撚り部3は、2本の線材31、31が3回転半撚り合わされてもよいし、撚り部3は、2本の線材31、31が4回転半撚り合わされてもよい。
線材31は、例えば鋼製等の金属製の線材であり、外径が1.0mm以上3.0mm以下であることが好ましい。線材31は、外径が1.0mm未満の場合、径が細すぎてすぐに切断されるおそれや、面外変形しやすく形状を保持しにくくなるおそれがある。また、線材31は、外径が3.0mm超の場合、径が太すぎて撚り部3を形成しづらい。このため、線材31は、外径が1.0mm以上3.0mm以下であることが好ましい。
線材31は、例えば、線径1.8mmの金属製の芯線材に低密度ポリエチレン等の樹脂製材等が被覆されて外径が2.6mmの被覆線材が用いられる。線材31として被覆線材が用いられる場合、例えば引張強度が400N/mm2〜450N/mm2程度の軟鋼線材や、引張強度が850N/mm2〜950N/mm2程度の硬鋼線材が用いられる。線材31は、例えば外径2.0mmの溶融亜鉛めっき等が施されためっき線材が用いられる。線材31は、例えば外径2.0mmのステンレス線材が用いられる。
一対の撚り部3、3は、互いに同一方向に延びて離間して配置される。撚り部3の延伸方向Pは、上下方向Zに直交する横方向Xに平行である。
撚り部3の延伸方向Pに沿う撚り部3の中心線Cとしたとき、一対の撚り部3、3のそれぞれの中心線C、Cの間が離間距離Lとなる。本発明では、一対の撚り部3、3の離間距離Lは、110mm以上200mm以下であればよい。一対の撚り部3、3の離間距離Lが110mm未満の場合、小型の野性動物が網目部2を通過することができない。また、一対の撚り部3、3の離間距離Lが200mm以上の場合、大型の野性動物まで通過してしまう虞がある。このため、本発明では、一対の撚り部3、3の離間距離Lは、110mm以上200mm以下であればよい。また、一対の撚り部3、3の離間距離Lが120mmである場合、網目部2の形状が略正六角形状にし易く、工場での侵入防止柵用面材1の製作性を向上させることができる。また、網目部2の形状が略正六角形状であることで、形状の安定性を向上させることができる。このため、一対の撚り部3、3の離間距離Lが120mmであることが好ましい。
侵入防止柵用面材1は、ロール状に巻くことができる。このため、持ち運びを容易に行うことが可能となる。侵入防止柵用面材1を巻く際には、撚り部3の延伸方向Pに向けて巻くことが好ましい。
侵入防止柵10を組み立てる際には、先ず、複数の支柱8、8を互いに離間させて、地面Gに立設する。そして、ロール状に巻かれた侵入防止柵用面材1を展開して、撚り部3の延伸方向Pを横方向Xに平行となるように配置する。そして、侵入防止柵用面材1の側端部1cを支柱8、8に取り付け、侵入防止柵用面材1を支柱8、8間に架設する。
本実施形態によれば、略六角形状に形成される網目部2を複数備え、網目部2は、2本の線材31、31が2回転半以上撚り合わされる撚り部3を一対有し、一対の撚り部3、3は、互いに同一方向に延びて離間して配置され、一対の撚り部3、3の離間距離Lは、110mm以上である。これにより、破損して線材31、31同士がほつれた場合であっても、線材31を再度撚り合わせればよく、容易に補修することが可能となる。また、持ち運びを容易に行うことが可能となる。
また、本実施形態によれば、2本の線材31、31が2回転半以上撚り合わされる撚り部3を有する。これにより、撚り部3が強固に撚り合わせることになり、容易に面外方向に変形するのを防止することができ、侵入防止柵用面材1自体の形状を保持することが可能となる。
また、本実施形態によれば、一対の撚り部3、3の離間距離Lは、110mm以上である。これにより、図3に示すように、小型の野性動物Sの頭が網目部2を通過することができる。このため、大型の野性動物Rについては、その侵入を防止し、小型の野性動物Sについては、網目部2を自由に往来できるため、生態系への影響を低減させることが可能となる。
また、本実施形態によれば、2本の線材31、31が2回転半以上撚り合わされる撚り部3を有する。これにより、小型の野性動物Sが通過しようとしたとき、網目部2が面内方向に拡がるように変形するのを防止することができ、ほつれ等が発生しにくくすることが可能となる。
本実施形態によれば、撚り部3の延伸方向Pは、上下方向Zに直交する横方向Xに平行である。これにより、ロール状に巻かれた侵入防止柵用面材1を支柱8、8間に架設するとき、ロール状に巻かれた侵入防止柵用面材1を横方向Xに展開するだけでよく、容易に施工することができる。また、侵入防止柵用面材1がロール状に巻かれているため、支柱8、8間の距離によらずに、侵入防止柵用面材1を施工することが可能となる。
図4は、実施形態における侵入防止柵用面材1の第1変形例を示す正面図である。図4に示すように、撚り部3の延伸方向Pは、上下方向Zに平行であってもよい。
図5は、実施形態における侵入防止柵用面材1の第2変形例を示す側面図である。侵入防止柵用面材1は、下側部分1dが地面Gに沿って配置されてもよい。侵入防止柵用面材1の下端部1b近傍には、ペグ等の固定部材により、地面Gに固定される。
このとき、線材31として被覆線材が用いられる場合、例えば引張強度が400N/mm2〜450N/mm2程度の軟鋼線材が用いられることが好ましい。これにより、侵入防止柵用面材1の下側部分1dを地面Gに沿って配置し易くすることが可能となる。
本実施形態によれば、侵入防止柵用面材1の下側部分1dが地面Gに沿って配置される。これにより、大型の野性動物が侵入防止柵用面材1に潜り込むのを防止することができる。このため、大型の野性動物による侵入を一層防止することが可能となる。
図6は、実施形態における侵入防止柵用面材1の第3変形例を示す正面図である。侵入防止柵用面材1は、網目部2(以下、第1網目部2ともいう)と第2網目部4を複数備える。侵入防止柵用面材1は、上端部1aと、下端部1bと、第1網目部2と第2網目部4との境目1eとに、それぞれ耳線6を更に備える。
侵入防止柵用面材1は、下端部1b側に第1網目部2を複数備える。第1網目部2は、2本の線材31、31が2回転半以上撚り合わされる撚り部3(以下、第1撚り部3ともいう)を一対有し、一対の第1撚り部3、3は、互いに同一方向に延びて離間して配置され、一対の第1撚り部3、3の離間距離Lは、110mm以上である。侵入防止柵用面材1は、第1網目部2が地面Gから例えば300mm程度の高さまでに配置される。
侵入防止柵用面材1は、複数の第1網目部2よりも上側に複数の第2網目部4が配置される。第2網目部4は、略六角形状に形成される。第2網目部4は、2つの線材41、41が1回転半撚り合わせる第2撚り部5を一対有し、一対の第2撚り部5、5は、互いに同一方向に延びて離間して配置され、一対の第2撚り部5、5の離間距離Mは、100mm以下である。
本実施形態によれば、侵入防止柵用面材1は、下端部1b側に第1網目部2を複数備え、複数の第1網目部2よりも上側に複数の第2網目部4が配置される。これにより、小型の野生動物の頭が網目部2を通過することができる。このため、大型の野性動物については、その侵入を防止し、小型の野性動物については、自由な往来ができるため、生態系への影響を低減させることが可能となる。
なお、侵入防止柵10及び侵入防止柵用面材1は、上述した各変形例を組み合わせた構成を備えてもよい。
以上、本発明の実施形態の例について詳細に説明したが、上述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
10 :侵入防止柵
1 :侵入防止柵用面材
1a :上端部
1b :下端部
1c :側端部
1d :下側部分
1e :境目
2 :網目部
3 :撚り部
31 :線材
4 :第2網目部
41 :線材
5 :第2撚り部
6 :耳線
8 :支柱
C :中心線
G :地面
L :離間距離
M :離間距離
P :延伸方向

Claims (5)

  1. 侵入防止柵に用いられる侵入防止柵用面材であって、
    略六角形状に形成される網目部を複数備え、
    前記網目部は、2本の線材が2回転半以上撚り合わされる撚り部を一対有し、
    一対の前記撚り部は、互いに同一方向に延びて離間して配置され、
    一対の前記撚り部の離間距離は、110mm以上であること
    を特徴とする侵入防止柵用面材。
  2. 前記線材は、外径が1.0mm以上3.0mm以下であること
    を特徴とする請求項1記載の侵入防止柵用面材。
  3. 互いに離間して配置されて上下方向に延びる複数の支柱と、
    隣り合う2本の前記支柱に架設される請求項1又は2記載の侵入防止柵用面材と、を備えること
    を特徴とする侵入防止柵。
  4. 前記撚り部の延伸方向は、前記上下方向に直交する横方向に平行であること
    を特徴とする請求項3記載の侵入防止柵。
  5. 前記侵入抑止柵用面材は、下側部分が地面に沿って配置されること
    を特徴とする請求項3又は4記載の侵入防止柵。
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