JP3197875U - フェンス - Google Patents

フェンス Download PDF

Info

Publication number
JP3197875U
JP3197875U JP2015001424U JP2015001424U JP3197875U JP 3197875 U JP3197875 U JP 3197875U JP 2015001424 U JP2015001424 U JP 2015001424U JP 2015001424 U JP2015001424 U JP 2015001424U JP 3197875 U JP3197875 U JP 3197875U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
fence
welded
meshes
wire mesh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015001424U
Other languages
English (en)
Inventor
昭広 中西
昭広 中西
Original Assignee
株式会社 中西鋼機
株式会社 中西鋼機
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 中西鋼機, 株式会社 中西鋼機 filed Critical 株式会社 中西鋼機
Priority to JP2015001424U priority Critical patent/JP3197875U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3197875U publication Critical patent/JP3197875U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fencing (AREA)

Abstract

【課題】フェンス体のロスを抑えることができるフェンスを提供する。【解決手段】傾斜地10に所定の間隔で鉛直方向に沿って立設された複数の支柱2と、これら支柱に固定される矩形状の複数のフェンス体3とからなる。フェンス体は、縦線材と横線材とを格子状に溶接した溶接金網であり、地面に沿って配置する。一番側端の網目同士が互いに重なるように隣接する2つの溶接金網の側端部を互いに重ね、これら2つの溶接金網が重なった縦方向に延びる複数の網目にワイヤーを交互に通してこのワイヤーの端部を溶接金網に固定金具を用いて固定する。【選択図】図1

Description

本考案は、高速道路や敷地内等への動物の侵入防止のために設置されるフェンスに関するものである。
例えば、高速道路や敷地内への動物の侵入防止のためにフェンスが設置されている。フェンスは、地面に所定の間隔で鉛直方向に沿って立設された複数の支柱と、これら支柱に両端部が取り付けられた複数のフェンス体である溶接金網とから形成されている(例えば、特許文献1参照。)。溶接金網は、網目が縦横方向になるように複数本の縦線材と複数本の横線材が互いにクロスして全体形状が長方形状に形成されている。溶接金網は、例えば、2本の支柱間を覆うようにこの2本の支柱に両側端部がそれぞれ金具を介して固定される。
ところで、フェンスを設置する場所は、平坦な所ばかりではなく傾斜したところもある。特に高速道路の近くや山間地等では傾斜している場所が多い。傾斜地では、傾斜地と溶接金網との間に隙間ができないように溶接金網を傾斜地の傾斜に沿って傾斜させた状態で支柱に固定している。支柱は、鉛直方向に沿って立設されているために、長方形状の溶接金網で支柱間を覆うには、溶接金網の側端部又は側端部の一部が隣接する支柱間に出っ張るので、溶接金網の側端部は、隣接する溶接金網と重なった状態になる。このように溶接金網が重なると、溶接金網にロスが生じる。
特開2000−274119号公報
本考案が解決しようとする課題は、フェンス体のロスを抑えることができるフェンスを提供することにある。
前記課題を解決するため本考案に係るフェンスは、傾斜地に所定の間隔で鉛直方向に沿って立設された複数の支柱と、これら支柱に固定される矩形状の複数のフェンス体とからなるフェンスであって、前記フェンス体を前記傾斜地に沿って配置するとともに、隣接する2つのフェンス体の側端部を互いに連結し、当該連結したフェンス体の連結部を前記支柱に固定したことを特徴とする。
このように、隣接する2つのフェンス体の側端部を互いに連結したことで、フェンス体が重なる部分が少なくなるので、フェンス体のロスを抑えられる。
この場合において、フェンス体が、縦線材と横線材とを格子状に溶接した溶接金網であり、一番側端部の網目同士が互いに重なるように隣接する2つの溶接金網の側端部を互いに重ね、これら2つの溶接金網が重なった縦方向に延びる複数の網目にワイヤーを交互に通してこのワイヤーの端部を溶接金網に固定金具を用いて固定するように構成してもよい。また、固定金具が、ワイヤクリップであることが好ましい。さらに、固定金具を、ワイヤーの両端部にそれぞれ取り付け、これら固定金具の一方を、互いに重ねられる一方のフェンス体の側端部の一番端の縦線材に取り付け、他方の固定金具を、他方のフェンス体の側端部の一番端の縦線材に取り付けることができる。
本考案によれば、フェンス体のロスを抑えることができる
本考案に係る一例の実施形態のフェンスを示す正面図である。 本実施形態のフェンスに用いられる溶接金網の側端部を連結した状態を示す斜視図である。
以下、本考案に係るフェンスの一実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、本考案に係るフェンス1は、例えば、高速道路や敷地内への動物の侵入防止のために高速道路の近くや山間地等の傾斜地に設置されるものである。
本考案に係るフェンス1は、傾斜地に所定の間隔で鉛直方向に沿って立設される複数の支柱2と、これら支柱2に固定される複数のフェンス体とからなる。
支柱2は、フェンスに用いられるものとして周知のもの等を用いることができる。支柱2は、例えば、地面に打設された支柱基礎21に下端部が固定されて鉛直方向に沿って立設されている。支柱基礎21は、傾斜地10であっても支柱2を鉛直方向に沿って立設するように構築される。支柱2は、所定の間隔をあけて複数配設されている。
フェンス体は、高速道路や敷地内への動物の侵入防止のために用いられている周知のもの、例えば、溶接金網3等が用いられる。溶接金網3としては、例えば、網目が縦横方向になるように複数本の縦線材3aと複数本の横線材3bが互いにクロスして全体形状が矩形状(長方形状又は正方形状)の溶接金網3等が用いられる。溶接金網3は、網目の形状や大きさ、構造等は、高速道路や敷地内への動物の侵入防止のために用いられているものであれば特に限定されず、例えば、横線材3bを一定間隔で配置し、縦線材3aを両側部の間隔が狭くなるように配置して溶接金網3を形成してもよいし、縦線材3aを一定間隔で配置し、横線材3bを下側の間隔が狭く、上側の間隔が広くなるように配置して溶接金網3を形成してもよい。溶接金網3は、従来と同様に支柱2に取付金具によって固定される。
取付金具は、フェンスに用いられるものとして周知のもの、例えば、フック金具等を用いることができる。フック金具は、例えば、U字状に湾曲したフック本体の先端側にネジ部を設けてナットを用いて、溶接金網3を支柱2に固定するもの等が用いられる。取付金具によって溶接金網3を支柱2に固定する際、溶接金網3は、設置する傾斜地10に沿わせる。すなわち、溶接金網3を傾斜させた状態で支柱2に固定するようにする。このとき、溶接金網3は、下端部が傾斜地10に接するか又は近接させて設置することが好ましい。溶接金網3を設置する際、隣接する2つの溶接金網3の側端部を互いに連結して、溶接金網3を連ねるようにする。
溶接金網3の連結は、図1及び図2に示すように、2つの溶接金網3の側端部を互いに連結することができれば特に限定されないが、例えば、一番側端部の網目同士が互いに重なるように隣接する2つの溶接金網3の側端部を互いに重ね、これら2つの溶接金網3が重なった縦方向に延びる複数の網目にワイヤー4等の連結部材を交互に通して連結部材であるワイヤー4の両端部を溶接金網3に固定金具を用いて固定することが好ましい。2つの溶接金網3の側端部の一番端の網目が重なる部分は、網目の略全部であってもよいし、一部であってもよい。
また、溶接金網3を重ねるとき、溶接金網3の向き(縦線材3aと横線材3bの位置)は、同じでも違ってもよい。すなわち、支柱2に取り付ける側を内側としたとき、内側の溶接金網3と外側の溶接金網3は、ともに縦線材3aを内側にしてもよいし、ともに横線材3bを内側にしてもよい。また、内側の溶接金網3の内側に縦線材3aを配置し、外側の溶接金網3の内側に横線材3bを配置してもよいし、内側の溶接金網3の内側に横線材3bを配置し、外側の溶接金網3の内側に縦線材3aを配置してもよい。図示例では、内側の溶接金網3の内側に横線材3bを配置し、外側の溶接金網3の内側に縦線材3aを配置した例である。
連結部材としては、ワイヤー4が好ましいが、これに限定されるものではない。ワイヤー4としては、溶接金網3の連結を行うことができれば、材質や径等は特に限定されない。ワイヤー4は、2つの溶接金網3の側端部が重なった縦方向に延びる複数の網目を交互に通して両端部を溶接金網3の上下端部又はその近傍で固定金具を介して固定するようにしてもよいし、溶接金網3の上下端部から折り返して再び網目を交互に通して任意の箇所で固定金具を介して両端部を固定するようにしてもよい。
固定金具は、ワイヤー4を溶接金網3に固定することができるものであれば特に限定されないが、例えば、ワイヤクリップ5等が用いられる。ワイヤクリップ5は、ワイヤー4を溶接金網3に固定することができればその個数は特に限定されず、1個でも2個以上でもよく、本実施形態では、2個である。また、ワイヤー4の両端部をワイヤクリップ5で固定するが、ワイヤー4の両端部以外のワイヤー4の途中の箇所でもワイヤクリップ5で溶接金網3に固定するようにしてもよい。
ワイヤクリップ5の溶接金網3に固定する箇所は、連結する2つの溶接金網3の側端部の縦線材3aか横線材3bであるが、一番端の縦線材3aであることが好ましい。2つのワイヤクリップ5の固定箇所は、同じ縦線材3aであってもよいが、1つが一方の溶接金網3の一番端の縦線材3aで、残りの1つが他方の溶接金網3の一番端の縦線材3aであることが好ましい。また、ワイヤー4の端部を溶接金網3に固定せずに溶接金網3の上端又は下端で折り返してワイヤー4同士をワイヤクリップ5で固定するようにしてもよい。
溶接金網3の支柱2に固定する箇所は、溶接金網3の両側端部(その近傍を含む)、すなわち、連結部であることが好ましい。このとき、支柱2に対して溶接金網2の連結部(側端部)が傾斜しているので、図1に示すように、連結部の高さ方向の略中央でクロスように支柱2に固定するようにする。このように、溶接金網3の連結部を支柱2に固定することで、溶接金網3の連結を強固にすることが可能となる。また、このように溶接金網3の連結部を支柱2に固定するとき、これら支柱2の間にさらに支柱2を設置してこの支柱2に溶接金網3を固定するようにしてもよい。
次に、上記のように構成したフェンス1の作用効果を説明する。フェンス1は、傾斜地に所定の間隔で鉛直方向に沿って立設された複数の支柱2に複数の溶接金網3が取付金具によって固定されている。溶接金網3は、傾斜地10に沿って、すなわち、溶接金網3を傾斜させた状態で設置する。このとき、溶接金網3の下端部が傾斜地10に接するか又は近接させて設置されるようにする。また、溶接金網3は、両側端部がそれぞれ隣接する溶接金網3の側端部に連結するととに、この連結部を支柱2に固定する。これにより、複数の溶接金網3が連なった状態となり、高速道路や敷地内への動物の侵入防止を図れる。
したがって、本考案に係るフェンス1は、隣接する2つの溶接金網3の側端部を互いに連結したことで、溶接金網3が重なる部分が少なくなるので、溶接金網3のロスを抑えられる。
溶接金網3の連結を、一番側端の網目同士が互いに重なるように隣接する2つの溶接金網3の側端部を互いに重ね、これら2つの溶接金網3が重なった縦方向に延びる複数の網目にワイヤー4を交互に通してワイヤー4の両端部を溶接金網3にワイヤクリップ5を用いて固定することで、溶接作業を行うことなく、高速道路や敷地内への動物の侵入防止を図る上で十分に溶接金網3の連結を行うことができる。また、ワイヤー4の両端部にそれぞれ取り付けたワイヤクリップ5の一方を、一方の溶接金網3の側端部の一番端の縦線材3aに取り付けるとともに、他方のワイヤクリップ5を、他方の溶接金網3の側端部の一番端の縦線材3aに取り付けることで、高速道路や敷地内への動物の侵入防止を図る上でより十分に溶接金網3の連結を行うことができる。さらに、固定金具がワイヤクリップ5であると、連結部材であるワイヤー4を容易に確実に溶接金網3に固定することができる。
1 フェンス
2 支柱
3 溶接金網(フェンス体)
3a 縦線材
3b 横線材
4 ワイヤー(連結部材)
5 ワイヤクリップ(固定部材)
10 傾斜地

Claims (4)

  1. 傾斜地に所定の間隔で鉛直方向に沿って立設された複数の支柱と、これら支柱に固定される矩形状の複数のフェンス体とからなるフェンスであって、
    前記フェンス体を前記傾斜地に沿って配置するとともに、隣接する2つのフェンス体の側端部を互いに連結し、当該連結したフェンス体の連結部を前記支柱に固定したことを特徴とするフェンス。
  2. 前記フェンス体は、縦線材と横線材とを格子状に溶接した溶接金網であり、
    一番側端部の網目同士が互いに重なるように隣接する2つの溶接金網の側端部を互いに重ね、これら2つの溶接金網が重なった縦方向に延びる複数の網目にワイヤーを交互に通してこのワイヤーの端部を溶接金網に固定金具を用いて固定する請求項1に記載のフェンス。
  3. 前記固定金具は、ワイヤクリップである請求項2に記載のフェンス。
  4. 前記固定金具は、前記ワイヤーの両端部にそれぞれ取り付けられ、これら固定金具の一方が、互いに重ねられる一方のフェンス体の側端部の一番端の縦線材に取り付けられ、他方の固定金具が、他方のフェンス体の側端部の一番端の縦線材に取り付けられている請求項2又は3に記載のフェンス。
JP2015001424U 2015-03-26 2015-03-26 フェンス Active JP3197875U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001424U JP3197875U (ja) 2015-03-26 2015-03-26 フェンス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015001424U JP3197875U (ja) 2015-03-26 2015-03-26 フェンス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3197875U true JP3197875U (ja) 2015-06-04

Family

ID=53537244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015001424U Active JP3197875U (ja) 2015-03-26 2015-03-26 フェンス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3197875U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113700378A (zh) * 2021-09-26 2021-11-26 国网福建省电力有限公司泰宁县供电公司 一种变电站检修用安全围网
CN115625466A (zh) * 2022-11-04 2023-01-20 厦门裕灌机电有限公司 一种金属网焊接定位装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113700378A (zh) * 2021-09-26 2021-11-26 国网福建省电力有限公司泰宁县供电公司 一种变电站检修用安全围网
CN113700378B (zh) * 2021-09-26 2022-11-04 国网福建省电力有限公司泰宁县供电公司 一种变电站检修用安全围网
CN115625466A (zh) * 2022-11-04 2023-01-20 厦门裕灌机电有限公司 一种金属网焊接定位装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200409274Y1 (ko) 케이블망을 지지하는 써포트와 이를 채용한 보안 펜스
JP3197875U (ja) フェンス
TW201435181A (zh) 落石防護柵
JP5683151B2 (ja) 防塵ネット及びこれを用いた防塵柵
JP6585107B2 (ja) 動物侵入防止柵、及び、設置方法
KR200466738Y1 (ko) 메쉬펜스
JP5977097B2 (ja) 簡易型防護柵
JP6473326B2 (ja) 動物侵入抑止柵
KR101702481B1 (ko) 맹수류 방사장용 울타리
JP2005351047A (ja) 防護柵の補強構造
JP2000356052A (ja) フェンス用支柱及びフェンス
JP3239033U (ja) 金網パネル及びフェンス
JP4606856B2 (ja) フェンス
JP2022150618A (ja) 傾斜地用フェンス
KR102255288B1 (ko) 동물원 전시동물 방사장용 울타리
KR101216725B1 (ko) 보강 메쉬 휀스
JP5670719B2 (ja) 動物侵入防止フェンス
JPS6030371Y2 (ja) ユニット柵網
JP7249025B2 (ja) 侵入防止柵用面材及び侵入防止柵
JP7253187B2 (ja) 侵入防止柵
JP2023025480A (ja) 自在フェンス及びフェンス構造物
KR100975759B1 (ko) 펜스용 메쉬판
JP2012047006A (ja) フェンスの支柱支持構造
JP3140999U (ja) 害獣通行阻止用フェンス
JP3145084U (ja) 猪侵入防止柵

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3197875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250