JP2020149102A - 自動販売機システム - Google Patents

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Yoshinobu Kotte
義信 特手
佑介 中島
Yusuke Nakajima
佑介 中島
武藤 健二
Kenji Muto
健二 武藤
杉野 一彦
Kazuhiko Sugino
一彦 杉野
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Abstract

【課題】商品の搬出異常が生じた場合に、自動販売機の利用者に対する適正な清算を行うことが可能な自動販売機システムを提供する。【解決手段】この自動販売機システム100は、自動販売機10の商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、自動販売機10とネットワーク40を介して接続される決済サーバ30上において、自動販売機10の利用者に対する商品の販売額の返金処理を行うように構成されている。【選択図】図1

Description

この発明は、自動販売機システムに関し、特に、自動販売機において販売される商品に対して自動販売機の利用者の携帯端末またはICカードへの仮想通貨による決済を行う自動販売機システムに関する。
従来、自動販売機において販売される商品に対して自動販売機の利用者のICカードへの仮想通貨による決済を行う自動販売機システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1では、自動販売機と、自動販売機管理サーバと、を備えた自動販売機システムが開示されている。自動販売機管理サーバは、自動販売機から取得したデータを管理するように構成されている。上記特許文献1に記載の自動販売機は、電子決済プログラムと、ログ記憶用メモリと、を備えている。電子決済プログラムは、非接触ICカードによる電子決済を可能に構成されている。非接触ICカードには、カードID、価値情報(電子マネー)等が記憶されている。ログ記憶用メモリは、カードIDと関連付けて電子決済情報を記録するように構成されている。また、ログ記憶用メモリは、電子決済が通信エラー等により中断され、商品搬出部による商品取出口への商品の搬出を保留した場合に、商品の搬出保留データを記憶するように構成されている。
上記特許文献1に記載の自動販売機は、決済未了プログラムと、再販売プログラムと、を備えている。決済未了プログラムは、電子決済の開始時に、カードIDと関連付けて搬出保留データを登録し、電子決済の完了時に搬出保留データを抹消するように構成されている。すなわち、商品の搬出を保留した場合には、電子決済が未了となり、搬出保留データがログ記憶用メモリに記憶されたままとなる。また、決済未了プログラムは、電子決済の開始時にカードIDと関連する搬出保留データを有する場合に過去の電子決済が未了であると判断するように構成されている。再販売プログラムは、決済未了判断プログラムが過去の電子決済が未了であると判断した場合(過去に商品の搬出を保留したと考えられる場合)に、非接触ICカードに記憶されている価値情報(電子マネー)とログ記憶用メモリに記憶されている電子決済情報とを比較して、過去の電子決済の清算を行うように構成されている。これにより、上記特許文献1に記載の自動販売機システムでは、非接触ICカードを用いた取引処理の途中で障害が発生した場合に適正な清算を行うことが可能となる。
特開2007−52657号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の自動販売機システムでは、電子決済が通信エラー等により中断され、商品搬出部による商品の搬出を保留した場合に、商品の搬出保留データが記憶され、電子決済の開始時に過去の電子決済が未了であると判断される。したがって、上記特許文献1に記載の自動販売機システムでは、商品搬出部による商品の搬出が行われたものの、商品の搬出の途中で異常(たとえば、自動販売機のメカ的な異常、停電による自動販売機の停止、等)が生じることによって、商品が商品取出口まで到達しない場合には、商品の搬出保留データは記憶されないと考えられる。このため、上記特許文献1に記載のような自動販売機システムでは、商品の搬出異常が生じた場合に、自動販売機の利用者に対する適正な清算を行うことができないという問題点が考えられる。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、商品の搬出異常が生じた場合に、自動販売機の利用者に対する適正な清算を行うことが可能な自動販売機システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面による自動販売機システムは、商品を販売する自動販売機と、自動販売機とネットワークを介して接続されるとともに、自動販売機において販売される商品に対して自動販売機の利用者の携帯端末またはICカードへの仮想通貨による決済を行う決済サーバと、を備え、自動販売機は、利用者が商品を取り出すための商品取出口に商品を搬出する商品搬出部を含み、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合、決済サーバ上において、利用者に対する商品の販売額の返金処理、または、商品の販売額に相当する金銭以外の経済的利益を代償として付与する代償処理を行うように構成されている。なお、商品の販売額に相当する金銭以外の経済的利益を代償として付与する代償処理は、たとえば、ポイントの付与、商品購入チケットの配布、等を含む。
この発明の一の局面による自動販売機システムは、上記のように、自動販売機の商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合、自動販売機とネットワークを介して接続される決済サーバ上において、自動販売機の利用者に対する商品の販売額の返金処理または商品の販売額に相当する金銭以外の経済的利益を代償として付与する代償処理を行うように構成されている。これにより、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合(商品の搬出異常が生じた場合)に、自動販売機の利用者に対する返金処理または代償処理を行うことにより、自動販売機の利用者に対する適正な清算を行うことができる。また、決済サーバ上において、返金処理または代償処理を行うことにより、現金の返却、ICカードへのチャージ等により、自動販売機の利用者への清算を行う場合と比較して、自動販売機の利用者の作業負担が抑制されるので、自動販売機の利用者の利便性を向上させることができる。
上記一の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、自動販売機は、商品搬出部の動作を制御するとともに、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得する制御部と、決済サーバとネットワークを介して接続される通信部と、をさらに含み、制御部は、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合、通信部を介して、決済サーバに、返金処理または代償処理を行うように通知するか、または、商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、自動販売機の利用者に対する返金処理または代償処理を行う必要があることを自動販売機から決済サーバに通知することができるので、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合に、決済サーバ上において、自動販売機の利用者に対する返金処理または代償処理を確実に行うことができる。
上記商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合に決済サーバに返金処理または代償処理を行うように通知するかまたは商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する構成において、好ましくは、自動販売機は、商品搬出部の動作が正常に行われたか否か、または、商品取出口に商品が搬出されたか否かに基づいて、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われたか否かを検知する検知部をさらに含み、制御部は、検知部から、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得するように構成されている。このように構成すれば、制御部は、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を容易に取得することができる。
上記商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合に決済サーバに返金処理または代償処理を行うように通知するかまたは商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する構成において、好ましくは、決済サーバに返金処理を行うように通知できない場合、利用者の携帯端末を経由して、決済サーバに返金処理を行うように通知するように構成されている。このように構成すれば、自動販売機と決済サーバとの間で通信障害等により通信できない場合でも、利用者の携帯端末を利用して、決済サーバに返金処理を行うように通知することができる。
この場合、好ましくは、自動販売機は、返金処理を行うための情報コードを表示する表示部をさらに含み、制御部は、決済サーバに返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバに商品の搬出が正常に行われなかったことを、表示部または利用者の携帯端末を介して、利用者に通知する制御を行うとともに、表示部に、利用者の携帯端末により読み取り可能な情報コードを表示する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、決済サーバに返金処理を行うように通知できないことを、表示部または利用者の携帯端末を介して、利用者に容易に通知することができる。また、利用者に、表示部に表示された情報コードを携帯端末により読み取らせることができるので、容易に、携帯端末を経由して、決済サーバに返金処理を行うように通知することができる。
上記商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合に決済サーバに返金処理または代償処理を行うように通知するかまたは商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する構成において、好ましくは、制御部は、決済サーバに返金処理を行うように通知できない場合、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバに返金処理を行うように通知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、自動販売機と決済サーバとの間で通信障害等により通信できない場合でも、再度決済サーバに通知する制御を行うことにより、確実に、決済サーバに返金処理を行うように通知することができる。また、利用者の携帯端末を経由して、決済サーバに返金処理を行うように通知する場合と異なり、決済サーバに返金処理を行うように通知するために利用者が携帯端末を操作する作業が不要となる。
この場合、好ましくは、自動販売機は、仮想通貨による決済に用いられる情報コードを表示する表示部をさらに含み、制御部は、決済サーバに返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバに商品の搬出が正常に行われなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバに返金処理を行うように通知することを、表示部または利用者の携帯端末を介して、利用者に通知する制御を行うように構成されている。このように構成すれば、決済サーバに商品の搬出が正常に行われなかったこと、決済サーバに返金処理を行うように通知できなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバに返金処理を行うように通知することを、表示部または利用者の携帯端末を介して、利用者に容易に通知することができる。
上記商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合に決済サーバに返金処理または代償処理を行うように通知するかまたは商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する構成において、好ましくは、決済サーバは、自動販売機からの通知に基づいて、返金処理または代償処理を行うように構成されている。このように構成すれば、決済サーバは、自動販売機からの通知の内容に基づいて、返金処理または代償処理を適切に行うことができる。
上記一の局面による自動販売機システムにおいて、好ましくは、決済サーバ上において、返金処理または代償処理が行われた場合に、返金処理または代償処理が行われたことを、利用者の携帯端末に通知するように構成されている。このように構成すれば、利用者は、携帯端末への通知により、返金処理または代償処理が行われたか否かを容易に確認することができる。
本発明によれば、上記のように、商品の搬出異常が生じた場合に、自動販売機の利用者に対する適正な清算を行うことができる。
本発明の第1実施形態による自動販売機システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第1実施形態による自動販売機システムの自動販売機を示した図である。 本発明の第1実施形態による自動販売機システムのスマートフォンを示した図である。 本発明の第1実施形態による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。 図4の販売フローのシーケンス制御の続きを示した図である。 本発明の第2実施形態による自動販売機システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第2実施形態による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。 本発明の第3実施形態による自動販売機システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第3実施形態による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。 本発明の第1実施形態の第3変形例による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。 本発明の第1実施形態の第4変形例による自動販売機システムにおける商品の販売のシーケンス制御を示した図である。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
(自動販売機システムの構成)
図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態による自動販売機システム100の構成について説明する。
図1に示すように、自動販売機システム100は、自動販売機10と、スマートフォン20と、決済サーバ30と、を備えている。自動販売機10と、スマートフォン20と、決済サーバ30とは、ネットワーク40を介して、互いに接続されている。自動販売機システム100は、仮想通貨による決済を用いて、商品を販売するシステムである。なお、スマートフォン20は、特許請求の範囲の「携帯端末」の一例である。
自動販売機10は、飲料等の商品を販売するための機器である。自動販売機10は、マスターボックス11と、販売メカ12と、マルチ通信モジュール13と、インタラクティブディスプレイ14と、を含む。なお、マスターボックス11は、特許請求の範囲の「制御部」の一例である。また、マルチ通信モジュール13は、特許請求の範囲の「通信部」の一例である。また、インタラクティブディスプレイ14は、特許請求の範囲の「表示部」の一例である。
マスターボックス11は、販売メカ12およびマルチ通信モジュール13の動作を制御するように構成されている。マスターボックス11は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などを含む。
販売メカ12は、商品選択部12aと、商品搬出部12bと、を含む。
図2に示すように、商品選択部12aには、自動販売機10の利用者(ユーザ)が自動販売機10の商品を選択するための商品選択ボタン12cが設けられている。自動販売機10では、商品選択ボタン12cが押下されることにより商品が選択されると、商品を販売するための制御が開始されるように構成されている。なお、商品を販売するための制御の詳細は後述する。
商品搬出部12b(図1参照)は、自動販売機10の利用者(ユーザ)により選択された商品を、商品が収納されている商品収納部(図示しない)から、自動販売機10の利用者が商品を取り出すための商品取出口12dに搬出するように構成されている。商品搬出部12bによる商品の搬出は、仮想通貨による決済が完了した後、マスターボックス11に制御されて行われるように構成されている。
マルチ通信モジュール13は、仮想通貨による決済を行う際に用いられる多機能端末である。マルチ通信モジュール13は、ネットワーク40を介して、決済サーバ30と接続されている。マルチ通信モジュール13は、マスターボックス11からの指示に基づいて、仮想通貨による決済を行う際に、決済サーバ30と通信するように構成されている。なお、マルチ通信モジュール13の端末と、マスターボックス11の端末との間は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルにより接続されている。
インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、自動販売機10の利用者(ユーザ)へのメッセージ、仮想通貨による決済に用いられるQRコード(登録商標)50(図2参照)等を表示可能に構成されている。なお、QRコード50は、特許請求の範囲の「情報コード」の一例である。
スマートフォン20は、QRコード読取部21と、記憶部22と、制御部23と、表示部24と、を含む。
QRコード読取部21は、スマートフォン20が一般的に備えるカメラにより構成されている。QRコード読取部21は、動画または静止画を撮像する(スキャンする)モードにより、自動販売機10のインタラクティブディスプレイ14に表示されたQRコード50(図2参照)を読み取る(認識する)ことが可能に構成されている。
記憶部22には、QRコード50(図2参照)を利用して商品を購入するためのQR決済用アプリケーションソフトウェアが記憶されている。なお、QR決済用アプリケーションソフトウェアは、自動販売機10の利用者(ユーザ)によって事前にダウンロードされている。スマートフォン20は、QR決済用アプリケーションソフトウェアにおいて、所定の操作が行われることにより、QRコード読取部21を起動するように構成されている。
制御部23は、スマートフォン20の各構成の動作を制御するように構成されている。制御部23は、たとえば、CPUを含む。
図3に示すように、制御部23(図1参照)は、QRコード読取部21(図1参照)によりQRコード50を読み取った場合、読み取ったQRコード50を表示部24に表示させるように構成されている。また、制御部23は、ユーザ認証に用いられるPIN(Personal Identification Number)を入力させるためのPIN入力画面(図示しない)を、表示部24に表示させるように構成されている。なお、QRコード50には、価格情報、商品情報等の情報が含まれている。
図1に示すように、制御部23は、自動販売機10の利用者(ユーザ)により、PIN入力画面においてPINが入力されることにより、仮想通貨による決済(支払い)を行うために、通信部(図示しない)を介して、決済サーバ30に、支払いを行う指示(支払指示)を送信するように構成されている。なお、決済サーバ30に送信される支払指示には、QRコード50に含まれる情報(価格情報、商品情報等)およびPIN入力によりユーザ認証されたユーザ情報等が含まれる。
決済サーバ30は、自動販売機10において販売される商品に対して自動販売機システム100の利用者(ユーザ)のスマートフォン20への仮想通貨による決済を行うためのサーバである。決済サーバ30には、自動販売機システム100の利用者(ユーザ)のクレジットカードに関する情報等が、自動販売機システム100の利用者(ユーザ)により事前に登録されている。決済サーバ30は、スマートフォン20から送信された支払指示に基づいて、自動販売機システム100の利用者(ユーザ)に対して、仮想通貨による決済を行うように構成されている。なお、自動販売機システム100では、決済サーバ上で行われる仮想通貨による決済は、事前に登録されたクレジットカードに対する決済として行われる。
以上の構成により、自動販売機システム100は、仮想通貨による決済を用いて、商品を販売することが可能である。
ここで、第1実施形態の自動販売機システム100は、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、決済サーバ30上において、自動販売機10の利用者(ユーザ)に対する商品の販売額の返金処理を行うように構成されている。
詳細には、販売メカ12は、商品搬出部12bの動作が正常に行われたか否かに基づいて、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われたか否かを検知する商品搬出異常検知部12eを含む。また、マスターボックス11は、商品搬出異常検知部12eから、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得するように構成されている。また、マスターボックス11は、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、マルチ通信モジュール13を介して、決済サーバ30に返金処理を行うように通知する制御を行うように構成されている。また、決済サーバ30は、自動販売機10からの通知に基づいて、返金処理を行うように構成されている。なお、商品搬出異常検知部12eは、特許請求の範囲の「検知部」の一例である。
(商品の販売のシーケンス制御)
次に、図4および図5を参照して、自動販売機システム100における商品の販売のシーケンス制御を説明する。
図4に示すように、自動販売機10の利用者(ユーザ)が商品選択ボタン12c(図2参照)を押下すると、マスターボックス11は、商品選択ボタン12cを点滅させるとともに、商品選択部12a(図2参照)に、選択された商品の金額を表示させる。そして、マスターボックス11は、マルチ通信モジュール13に、自動販売機10の利用者(ユーザ)により選択された商品の商品選択データを送信する。
マルチ通信モジュール13は、マスターボックス11から商品選択データを受信すると、インタラクティブディスプレイ14に対して、QRコード50(図2参照)による決済ブランドであるQRブランドを選択する画面(QRブランド選択画面)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、QRブランド選択画面を表示する。なお、インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示を受ける前の(自動販売機10が待機中の)状態では、待機中である旨(たとえば、自動販売機10の利用ガイダンスの画面等)を表示している。
自動販売機10の利用者(ユーザ)がインタラクティブディスプレイ14に表示されたQRブランド選択画面においてQRブランドを選択すると、インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13に対してQRブランド選択情報を送信する。マルチ通信モジュール13は、インタラクティブディスプレイ14からQRブランド選択情報を受信すると、決済サーバ30に対して仮想決済を行う旨を送信する(注文を行う)。
マルチ通信モジュール13は、インタラクティブディスプレイ14からQRブランド選択情報を受信すると、決済状態が実行中である旨をマスターボックス11に送信するとともに、インタラクティブディスプレイ14に、決済サーバ30との間で通信中である旨(「通信中」)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、「通信中」を表示する。
決済サーバ30は、マルチ通信モジュール13(自動販売機10)からの注文を受け付けると、マルチ通信モジュール13に対して、注文に応答した旨を返信する。マルチ通信モジュール13は、決済サーバ30から注文に応答した旨を受信すると、インタラクティブディスプレイ14にQRコード50(図2参照)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、QRコード50(図2参照)を表示する。
自動販売機10の利用者(ユーザ)が、スマートフォン20の決済ソフト(QR決済用アプリケーションソフトウェア)を立ち上げて、QRコード読取部21(図1参照)により、インタラクティブディスプレイ14に表示されたQRコード50(図2参照)を読み取ると、スマートフォン20は、インタラクティブディスプレイ14にPIN入力画面を表示させる。自動販売機10の利用者(ユーザ)が、PIN入力画面において、PINを入力すると、スマートフォン20は、決済サーバ30に対して、支払いを行う指示(支払指示)を送信する。決済サーバ30は、スマートフォン20から支払指示を受信すると、スマートフォン20に対して、支払指示が成功した旨を返信する。
マルチ通信モジュール13は、決済サーバ30から注文に応答した旨を受信した後、所定の間隔毎に決済サーバ30に対して支払状況を確認する旨を送信する。決済サーバ30は、支払処理が完了するまでは、マルチ通信モジュール13から支払状況を確認する旨を受信すると、マルチ通信モジュール13に対して支払待ちである旨を返信する。図5に示すように、決済サーバ30により支払処理が完了した後に、マルチ通信モジュール13から支払状況を確認する旨を受信すると、決済サーバ30は、マルチ通信モジュール13に対して支払が成功した旨を返信する。
マルチ通信モジュール13は、決済サーバ30から支払が成功した旨を受信すると、マスターボックス11に対して、決済結果が成功した旨(決済結果(成功))を送信する。マスターボックス11は、マルチ通信モジュール13から決済結果が成功した旨(決済結果(成功))を受信すると、商品選択ボタン12c(図2参照)を点灯させるとともに、商品選択部12a(図2参照)に、決済が完了した商品の金額を表示させる。また、マスターボックス11は、商品搬出部12b(図1参照)を制御して、商品を商品取出口12d(図2参照)に搬出するように制御する。
マルチ通信モジュール13は、決済サーバ30から支払が成功した旨を受信すると、インタラクティブディスプレイ14に対して、商品が搬出中である旨(「搬出中」)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、「搬出中」を表示する。
ここで、商品搬出部12b(図1参照)による商品の搬出中に異常が発生した場合、商品搬出異常検知部12e(図1参照)は、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかったこと(商品搬出部12bによる商品の搬出に異常があったこと)を検知する。マスターボックス11は、商品搬出異常検知部12eから、商品搬出部12bによる商品の搬出に異常があった旨(商品搬出異常の情報)を取得する。
マスターボックス11は、商品搬出異常の情報を取得すると、マルチ通信モジュール13に対して、商品搬出異常の情報を送信する(通知する)。マルチ通信モジュール13は、マスターボックス11から商品搬出異常の情報を受信すると、インタラクティブディスプレイ14に対して、商品搬出異常である旨(「搬出異常」)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、「搬出異常」を表示する。
マルチ通信モジュール13は、マスターボックス11から商品搬出異常の情報を受信すると、決済サーバ30に対して、仮想通貨による返金依頼を送信する。決済サーバ30は、マルチ通信モジュール13からの返金依頼に基づいて、仮想通貨による返金処理を行う。決済サーバ30は、仮想通貨による返金処理が完了すると、マルチ通信モジュール13に対して、仮想通貨による返金処理が完了した旨(返金状況(成功))を返信する。
マルチ通信モジュール13は、決済サーバ30から、返金状況(成功)を受信すると、インタラクティブディスプレイ14に対して、返金状況(成功)である旨(「返金成功」)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、「返金成功」を表示する。
マルチ通信モジュール13は、決済サーバ30から、返金状況(成功)を受信すると、マスターボックス11に対して、返金処理が成功した旨(返金結果(成功))を送信する。マスターボックス11は、マルチ通信モジュール13から、返金結果(成功)を受信すると、インタラクティブディスプレイ14に対して、販売を終了する旨(「販売終了」)を表示するように指示するとともに、商品選択ボタン12c(図2参照)を消灯させる。インタラクティブディスプレイ14は、マルチ通信モジュール13からの指示に基づいて、「販売終了」を表示する。
なお、決済サーバ30は、仮想通貨による返金処理が完了すると、スマートフォン20に対して、返金が成功した旨のメールを送信する。すなわち、第1実施形態では、決済サーバ30上において、返金処理が行われた場合に、返金処理が行われたことを、利用者のスマートフォン20に通知するように構成されている。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、自動販売機システム100を、自動販売機10の商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、自動販売機10とネットワーク40を介して接続される決済サーバ30上において、自動販売機10の利用者に対する商品の販売額の返金処理を行うように構成する。これにより、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合(商品の搬出異常が生じた場合)に、自動販売機10の利用者に対する返金処理を行うことにより、自動販売機10の利用者に対する適正な清算を行うことができる。また、決済サーバ30上において、返金処理を行うことにより、現金の返却、ICカードへのチャージ等により、自動販売機10の利用者への清算を行う場合と比較して、自動販売機10の利用者の作業負担が抑制されるので、自動販売機10の利用者の利便性を向上させることができる。
また、第1実施形態では、上記のように、自動販売機10を、商品搬出部12bの動作を制御するとともに、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得するマスターボックス11と、決済サーバ30とネットワーク40を介して接続されるマルチ通信モジュール13と、を含むように構成する。そして、マスターボックス11を、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、マルチ通信モジュール13を介して、決済サーバ30に、返金処理を行うように通知する制御を行うように構成する。これにより、自動販売機10の利用者に対する返金処理を行う必要があることを自動販売機10から決済サーバ30に通知することができるので、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合に、決済サーバ30上において、自動販売機10の利用者に対する返金処理を確実に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、自動販売機10を、商品搬出部12bの動作が正常に行われたか否かに基づいて、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われたか否かを検知する商品搬出異常検知部12eを含むように構成する。そして、マスターボックス11を、商品搬出異常検知部12eから、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得するように構成する。これにより、マスターボックス11は、商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を容易に取得することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、決済サーバ30を、自動販売機10からの通知に基づいて、返金処理を行うように構成する。これにより、決済サーバ30は、自動販売機10からの通知の内容に基づいて、返金処理を適切に行うことができる。
また、第1実施形態では、上記のように、自動販売機システム100を、決済サーバ30上において、返金処理が行われた場合に、返金処理が行われたことを、利用者のスマートフォン20に通知するように構成する。これにより、利用者は、スマートフォン20への通知により、返金処理が行われたか否かを容易に確認することができる。
[第2実施形態]
図6および図7を参照して、第2実施形態について説明する。この第2実施形態は、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できない場合に、自動販売機210の利用者のスマートフォン220を経由して、決済サーバ230に返金処理を行うように通知するように構成されている。なお、図中において、上記第1実施形態と同様の構成の部分には、同一の符号を付している。
(自動販売機システムの構成)
図6を参照して、本発明の第2実施形態による自動販売機システム200の構成について説明する。
図6に示すように、自動販売機システム200は、自動販売機210と、スマートフォン220と、決済サーバ230と、を備えている。
自動販売機210は、マスターボックス211と、マルチ通信モジュール213と、インタラクティブディスプレイ214と、を含む。なお、マスターボックス211は、特許請求の範囲の「制御部」の一例である。また、マルチ通信モジュール213は、特許請求の範囲の「通信部」の一例である。また、インタラクティブディスプレイ214は、特許請求の範囲の「表示部」の一例である。
スマートフォン220は、QRコード読取部221を含む。QRコード読取部221は、自動販売機210のインタラクティブディスプレイ214に表示されたQRコード50に加えて、返金処理を行うためのQRコード250を読み取る(認識する)ことが可能に構成されている。なお、QRコード250は、特許請求の範囲の「情報コード」の一例である。
ここで、第2実施形態では、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できない場合に、自動販売機210の利用者のスマートフォン220を経由して、決済サーバ230に返金処理を行うように通知するように構成されている。
詳細には、インタラクティブディスプレイ214は、返金処理を行うためのQRコード250を表示可能に構成されている。また、マスターボックス211は、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバ230に商品の搬出が正常に行われなかったことを、インタラクティブディスプレイ214を介して、利用者に通知する制御を行うとともに、インタラクティブディスプレイ214に、利用者のスマートフォン220により読み取り可能なQRコード250を表示する制御を行うように構成されている。
(商品の販売のシーケンス制御)
次に、図7を参照して、自動販売機システム200における商品の販売のシーケンス制御を説明する。なお、図7では、マスターボックス211が、商品搬出異常の情報を取得するイベント以降のシーケンスを示している。
図7に示すように、マルチ通信モジュール213は、マスターボックス211から商品搬出異常の情報を受信すると、決済サーバ230に対して、仮想通貨による返金依頼を送信する。ここで、通信障害等により決済サーバ230に対して返金依頼を送信することができなかった場合、「通信エラー」が生じた旨がマルチ通信モジュール213に返信される。マルチ通信モジュール213は、「通信エラー」を受信すると、インタラクティブディスプレイ214に対して、返金用のQRコード250(図6参照)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ214は、マルチ通信モジュール213からの指示に基づいて、QRコード250を表示する。
自動販売機210の利用者(ユーザ)が、QRコード読取部221(図6参照)により、インタラクティブディスプレイ214に表示されたQRコード250(図6参照)を読み取ると、スマートフォン220は、インタラクティブディスプレイ214にPIN入力画面を表示させる。自動販売機210の利用者(ユーザ)が、PIN入力画面において、PINを入力すると、スマートフォン220は、決済サーバ230に対して、返金を行う指示(返金指示)を送信する。決済サーバ230は、スマートフォン220から返金指示を受信すると、スマートフォン220に対して、返金指示が成功した旨を返信する。
決済サーバ230は、スマートフォン220から返金指示に基づいて、仮想通貨による返金処理を行う。決済サーバ230は、返金処理を完了すると、マルチ通信モジュール213に対して、仮想通貨による返金処理が完了した旨(返金状況(成功))を送信するとともに、スマートフォン220に対して、返金が成功した旨のメールを送信する。
なお、第2実施形態による自動販売機システム200のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、自動販売機システム200を、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できない場合、利用者のスマートフォン220を経由して、決済サーバ230に返金処理を行うように通知するように構成する。これにより、自動販売機210と決済サーバ230との間で通信障害等により通信できない場合でも、利用者のスマートフォン220を利用して、決済サーバ230に返金処理を行うように通知することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、自動販売機210を、返金処理を行うためのQRコード250を表示するインタラクティブディスプレイ214を含むように構成する。そして、マスターボックス211を、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバ230に商品の搬出が正常に行われなかったことを、インタラクティブディスプレイ214を介して、利用者に通知する制御を行うとともに、インタラクティブディスプレイ214に、利用者の携帯端末により読み取り可能なQRコード250を表示する制御を行うように構成する。これにより、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できないことを、インタラクティブディスプレイ214を介して、利用者に容易に通知することができる。また、利用者に、インタラクティブディスプレイ214に表示されたQRコード250をスマートフォン220により読み取らせることができるので、容易に、スマートフォン220を経由して、決済サーバ230に返金処理を行うように通知することができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、上記第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
図8および図9を参照して、第3実施形態について説明する。この第3実施形態は、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない場合に、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知する制御を行うように構成されている。なお、図中において、上記第1および第2実施形態と同様の構成の部分には、同一の符号を付している。
(自動販売機システムの構成)
図8を参照して、本発明の第3実施形態による自動販売機システム300の構成について説明する。
図8に示すように、自動販売機システム300は、自動販売機310を備えている。
自動販売機310は、マスターボックス311と、マルチ通信モジュール313と、インタラクティブディスプレイ314と、を含む。なお、マスターボックス311は、特許請求の範囲の「制御部」の一例である。また、マルチ通信モジュール313は、特許請求の範囲の「通信部」の一例である。また、インタラクティブディスプレイ314は、特許請求の範囲の「表示部」の一例である。
インタラクティブディスプレイ314は、第1実施形態による自動販売機システム100のインタラクティブディスプレイ14と同様に、マルチ通信モジュール313からの指示に基づいて、自動販売機310の利用者(ユーザ)へのメッセージ、仮想通貨による決済に用いられるQRコード50(図2参照)等を表示可能に構成されている。
ここで、第3実施形態では、マスターボックス311は、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない場合、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知する制御を行うように構成されている。また、マスターボックス311は、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバ30に商品の搬出が正常に行われなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知することを、インタラクティブディスプレイ314を介して、利用者に通知する制御を行うように構成されている。なお、自動販売機システム300では、決済サーバ30に返金処理を行うように通知するタイミングは、毎日の所定の時刻(たとえば、毎日0時)に設定されている。
(商品の販売のシーケンス制御)
次に、図9を参照して、自動販売機システム300における商品の販売のシーケンス制御を説明する。なお、図9では、マスターボックス311が、商品搬出異常の情報を取得するイベント以降のシーケンスを示している。
図9に示すように、マルチ通信モジュール313は、「通信エラー」を受信すると、インタラクティブディスプレイ314に対して、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない旨(「返金不可」)および後日に改めて決済サーバ30に返金処理を行うように通知する旨(「後日返金」)を表示するように指示する。インタラクティブディスプレイ314は、マルチ通信モジュール313からの指示に基づいて、「返金不可」および「後日返金」を表示する。
また、マルチ通信モジュール313は、「通信エラー」を受信すると、マスターボックス311に対して、返金処理が失敗した旨(返金結果(失敗))を送信する。マスターボックス311は、マルチ通信モジュール313から、返金結果(失敗)を受信すると、インタラクティブディスプレイ314に対して、販売を終了する旨(「販売終了」)を表示するように指示するとともに、商品選択ボタン12c(図2参照)を消灯させる。インタラクティブディスプレイ314は、マルチ通信モジュール313からの指示に基づいて、「販売終了」を表示する。
後日(予め設定された所定のタイミングで)、マルチ通信モジュール313は、決済サーバ30に対して、仮想通貨による返金依頼を送信する。決済サーバ30は、マルチ通信モジュール313からの返金依頼に基づいて、仮想通貨による返金処理を行う。決済サーバ30は、仮想通貨による返金処理が完了すると、マルチ通信モジュール313に対して、仮想通貨による返金処理が完了した旨(返金状況(成功))を返信するとともに、スマートフォン20に対して、返金が成功した旨のメールを送信する。また、マルチ通信モジュール313は、決済サーバ30から、返金状況(成功)を受信すると、マスターボックス311に対して、返金処理が成功した旨(返金結果(成功))を送信する。
なお、第3実施形態による自動販売機システム300のその他の構成は、上記第1および第2実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、マスターボックス311を、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない場合、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知する制御を行うように構成する。これにより、自動販売機310と決済サーバ30との間で通信障害等により通信できない場合でも、再度決済サーバ30に通知する制御を行うことにより、確実に、決済サーバ30に返金処理を行うように通知することができる。また、利用者のスマートフォン20を経由して、決済サーバ30に返金処理を行うように通知する場合(第2実施形態の自動販売機システム200)と異なり、決済サーバ30に返金処理を行うように通知するために利用者がスマートフォン20を操作する作業が不要となる。
また、第3実施形態では、上記のように、自動販売機310を、仮想通貨による決済に用いられるQRコード50を表示するインタラクティブディスプレイ314を含むように構成する。そして、マスターボックス311を、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバ30に商品の搬出が正常に行われなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知することを、インタラクティブディスプレイ314を介して、利用者に通知する制御を行うように構成する。これにより、決済サーバ30に商品の搬出が正常に行われなかったこと、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知することを、インタラクティブディスプレイ314を介して、利用者に容易に通知することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、上記第1および第2実施形態と同様である。
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第3実施形態では、決済サーバ30に返金処理を行うように通知する所定のタイミングを、毎日の所定の時刻に設定した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、決済サーバに返金処理を行うように通知する所定のタイミングを、数分毎、数時間毎、数日毎、数週間毎等に設定してもよいし、次回の商品の販売前(たとえば、QRブランドの選択前)、次回の商品の販売時(たとえば、仮想決済による支払処理時)等に設定してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機システム100(200、300)を、決済サーバ30上において、返金処理が行われた場合に、返金処理が行われたことを、利用者のスマートフォン20(220)に通知するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムを、決済サーバ上において、返金処理が行われた場合に、返金処理が行われたことを、利用者のスマートフォンに通知しないように構成してもよい。この場合、たとえば、自動販売機システムの利用者は、決済サーバ上で更新された決済履歴にアクセスすることにより、決済サーバ上で返金処理が行われたことを確認することができる。
また、上記第1〜第3実施形態では、マルチ通信モジュール13(213、313)を、決済サーバ30(230)から注文に応答した旨を受信した後、所定の間隔毎に決済サーバ30(230)に対して支払状況を確認する旨を送信するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、マルチ通信モジュールを、決済サーバから注文に応答した旨を受信した後、決済サーバ30に対して支払状況を確認する旨を送信しないように構成してもよい。その場合、マルチ通信モジュールを、決済サーバから支払結果(支払が成功した旨)を受信するまで待機するように構成すればよい。
また、上記第2実施形態では、自動販売機システム200を、決済サーバ230に返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバ230に商品の搬出が正常に行われなかったことを、インタラクティブディスプレイ214を介して、利用者に通知するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムを、決済サーバに返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバに商品の搬出が正常に行われなかったことを、スマートフォンを介して、メール等により、利用者に通知するように構成してもよい。
また、上記第2実施形態では、自動販売機システム200を、スマートフォン220が決済サーバ230に対して返金指示を送信するとともに、決済サーバ230がスマートフォン220に対して返金指示が成功した旨を返信するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムを、通信障害等により決済サーバに対して返金指示を送信することができずに、決済サーバからマートフォンに返金指示が成功した旨の返信ができない場合に、自動販売機が商品の販売を終了する制御が行われるように構成してもよい。たとえば、マルチ通信モジュールがインタラクティブディスプレイに対して返金用のQRコードを表示するように指示してから予め設定された所定時間経過後までに、マルチ通信モジュールが返金状況(成功)を受信しない場合に、自動販売機が商品の販売を終了する制御を行うように構成してもよい。
また、上記第3実施形態では、自動販売機システム300を、決済サーバ30に返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバ30に商品の搬出が正常に行われなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバ30に返金処理を行うように通知することを、インタラクティブディスプレイ314を介して、利用者に通知するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムを、決済サーバに返金処理を行うように通知できない場合、決済サーバに商品の搬出が正常に行われなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、決済サーバに返金処理を行うように通知することを、スマートフォンを介して、メール等により、利用者に通知するようにするように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機10(210、310)を、商品搬出部12bの動作が正常に行われたか否かに基づいて、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われたか否かを検知する商品搬出異常検知部12eを備えるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機を、商品取出口に商品が搬出されたか否かに基づいて、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われたか否かを検知する検知部(センサ)を備えるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、マルチ通信モジュール13(213、313)の端末とマスターボックス11(211、311)の端末との間をUSBケーブルにより接続するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、マルチ通信モジュールとの端末マスターボックスとの端末の間を、LANケーブル等のUSBケーブル以外のケーブルにより接続(有線接続)するように構成してもよいし、Bluetooth(登録商標)等を用いた無線通信により接続するように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の「携帯端末」を、スマートフォン20(220)により構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、「携帯端末」を、通話機能を有さない情報端末などのスマートフォン以外の端末により構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の「情報コード」を、QRコード50(250)により構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、「情報コード」を、マイクロQRコード、DataMatrix(登録商標)、PDF417等のQRコード以外の情報コードにより構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機システム100(200、300)を、決済サーバ上で行われる仮想通貨による決済が、事前に登録されたクレジットカードに対する決済として行われるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムを、決済サーバ上で行われる仮想通貨による決済が、事前に登録された銀行口座等のクレジットカード以外の決済手段に対する決済として行われるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機システム100(200、300)を、ユーザ認証にPINが用いられるように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、自動販売機システムを、ユーザ認証に、たとえば、ユーザが設定した暗証コード等が用いられるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、本発明の「決済サーバ」を、1つのサーバとして構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、「決済サーバ」を、複数のサーバが含まれるように構成してもよい。たとえば、スマートフォンとの間で支払指示等の通信を行うスマートフォンの決済用のサーバと、自動販売機(マルチ通信モジュール)との間で注文、支払状況確認、等の通信を行う自動販売機に対する決済サービスを提供するサーバと、を含み、スマートフォンの決済用のサーバと自動販売機に対する決済サービスを提供するサーバとの間で、互いに通信を行うように構成してもよい。その場合、スマートフォンの決済用のサーバは、QRブランド毎に設けられるように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機システム100(200、300)を、自動販売機10(210、310)において販売される商品に対して自動販売機システム100(200、300)の利用者(ユーザ)のスマートフォン20(220)への仮想通貨による決済を行うように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、後述する第4変形例(図13参照)のように、自動販売機システムを、自動販売機において販売される商品に対して自動販売機システムの利用者(ユーザ)のICカードへの仮想通貨による決済を行うように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機システム100(200、300)を、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、決済サーバ30に、返金処理を行うように通知するように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、後述する第1〜4変形例(図10〜図13参照)のように、自動販売機システムを、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合、決済サーバに、商品の搬出が正常に行われなかったことを通知するように構成してもよい。この場合、決済サーバを、商品の搬出が正常に行われなかった旨の通知に基づいて、返金処理を行うように構成すればよい。また、商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する際に、通知された情報が正規データであることをチェックするためのチェックコードを付与するように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、自動販売機システム100(200、300)を、商品搬出部12bによる商品の搬出が正常に行われなかった場合、決済サーバ30(230)上において、自動販売機10(210、310)の利用者に対する商品の販売額の返金処理を行うようように構成した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図10〜図13に示す第1〜第4変形例のように、自動販売機システムを、商品搬出部による商品の搬出が正常に行われなかった場合、決済サーバ上において、自動販売機の利用者に対する商品の販売額に相当する金銭以外の経済的利益を代償として付与する代償処理(ポイントの付与、商品購入チケットの配布、等)を行うように構成してもよい。
図10〜図13に示すように、第1〜第4変形例の自動販売機システム400(500、600、700)では、商品搬出部による商品の搬出中に、停電が発生した例を示している。停電により、商品搬出部による商品の搬出が途中で停止する(商品搬出異常の状態となる)。そして、停電から通常状態(通電状態)に復帰すると、自動販売機は、商品搬出部による搬出結果を決済サーバに送信する。なお、搬出結果は、搬出依頼時刻、搬出依頼商品、搬出本数、正常/異常、(正規データであることをチェックするための)チェックコード、等の情報を含む。自動販売機から、商品搬出部による搬出結果が通知されると、決済サーバは、搬出結果に含まれる情報に基づいて、商品の搬出が正常に行われていない(異常である)と判断した場合、搬出できなかった商品の金額に相当するポイントを付与するように構成されている。また、決済サーバは、ポイントを付与した旨をスマートフォンに通知するように構成されている。なお、ポイントの付与は、特許請求の範囲の「代償処理」の一例である。
なお、図10〜図13に示す第1〜第4変形例は、それぞれ、商品の選択および決済のフローが異なる例を示している。具体的には、図10に示すように、第1変形例の自動販売機システム400では、利用者が購入商品を選択すると、自動販売機がQRコードを表示する。そして、利用者がスマートフォンによりQRコードを読み取り、決済サーバに決済(清算)依頼を送信する。決済サーバは、決済(清算)依頼に基づいて、決済(清算)を行うとともに、自動販売機に商品の搬出指示を送信する。また、図11に示すように、第2変形例の自動販売機システム500では、利用者が購入商品を選択するとともに、利用者がスマートフォンの表示部にQRコードを表示させて、自動販売機のQRコード読取部(図示しない)にQRを読み取らせる。自動販売機は、QRを読み取ると、決済サーバに決済(清算)依頼を送信する。決済サーバは、決済(清算)依頼に基づいて、決済(清算)を行うとともに、自動販売機に商品を搬出してもよい旨(OK)を送信する。また、図12に示すように、第3変形例の自動販売機システム600では、利用者がスマートフォンで商品の選択をして、決済サーバに商品の購入依頼を送信する。決済サーバは、購入依頼に基づいて、決済(清算)を行うとともに、自動販売機に商品の搬出指示を送信する。また、図13に示すように、第4変形例の自動販売機システム700では、利用者が購入商品を選択して、ICカードを自動販売機の読取部(図示しない)にかざすと、決済サーバに決済(清算)依頼が送信される。決済サーバは、決済(清算)依頼に基づいて、決済(清算)を行うとともに、自動販売機に商品を搬出してもよい旨(OK)を送信する。
10、210、310 自動販売機
11、211、311 マスターボックス(制御部)
12b 商品搬出部
12d 商品取出口
12e 商品搬出異常検知部(検知部)
13、213、313 マルチ通信モジュール(通信部)
14、214、314 インタラクティブディスプレイ(表示部)
20、220 スマートフォン(携帯端末)
30、230 決済サーバ
40 ネットワーク
50、250 QRコード(情報コード)
100、200、300、400、500、600、700 自動販売機システム

Claims (9)

  1. 商品を販売する自動販売機と、
    前記自動販売機とネットワークを介して接続されるとともに、前記自動販売機において販売される前記商品に対して前記自動販売機の利用者の携帯端末またはICカードへの仮想通貨による決済を行う決済サーバと、を備え、
    前記自動販売機は、前記利用者が前記商品を取り出すための商品取出口に前記商品を搬出する商品搬出部を含み、
    前記商品搬出部による前記商品の搬出が正常に行われなかった場合、前記決済サーバ上において、前記利用者に対する前記商品の販売額の返金処理、または、前記商品の販売額に相当する金銭以外の経済的利益を代償として付与する代償処理を行うように構成されている、自動販売機システム。
  2. 前記自動販売機は、
    前記商品搬出部の動作を制御するとともに、前記商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得する制御部と、
    前記決済サーバとネットワークを介して接続される通信部と、
    をさらに含み、
    前記制御部は、前記商品搬出部による前記商品の搬出が正常に行われなかった場合、前記通信部を介して、前記決済サーバに、前記返金処理または前記代償処理を行うように通知するか、または、前記商品の搬出が正常に行われなかったことを通知する制御を行うように構成されている、請求項1に記載の自動販売機システム。
  3. 前記自動販売機は、前記商品搬出部の動作が正常に行われたか否か、または、前記商品取出口に前記商品が搬出されたか否かに基づいて、前記商品搬出部による前記商品の搬出が正常に行われたか否かを検知する検知部をさらに含み、
    前記制御部は、前記検知部から、前記商品の搬出が正常に行われたか否かの情報を取得するように構成されている、請求項2に記載の自動販売機システム。
  4. 前記自動販売機は、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知できない場合、前記利用者の携帯端末を経由して、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知するように構成されている、請求項2または3に記載の自動販売機システム。
  5. 前記自動販売機は、前記返金処理を行うための情報コードを表示する表示部をさらに含み、
    前記制御部は、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知できない場合、前記決済サーバに前記商品の搬出が正常に行われなかったことを、前記表示部または前記利用者の携帯端末を介して、前記利用者に通知する制御を行うとともに、前記表示部に、前記利用者の携帯端末により読み取り可能な前記情報コードを表示する制御を行うように構成されている、請求項4に記載の自動販売機システム。
  6. 前記制御部は、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知できない場合、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知する制御を行うように構成されている、請求項2または3に記載の自動販売機システム。
  7. 前記自動販売機は、前記仮想通貨による決済に用いられる情報コードを表示する表示部をさらに含み、
    前記制御部は、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知できない場合、前記決済サーバに前記商品の搬出が正常に行われなかったこと、および、予め設定された所定のタイミングにおいて、再度、前記決済サーバに前記返金処理を行うように通知することを、前記表示部または前記利用者の携帯端末を介して、前記利用者に通知する制御を行うように構成されている、請求項6に記載の自動販売機システム。
  8. 前記決済サーバは、前記自動販売機からの通知に基づいて、前記返金処理または前記代償処理を行うように構成されている、請求項2〜7のいずれか1項に記載の自動販売機システム。
  9. 前記決済サーバ上において、前記返金処理または前記代償処理が行われた場合に、前記返金処理または前記代償処理が行われたことを、前記利用者の携帯端末に通知するように構成されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の自動販売機システム。
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