JP2000148846A - 取引データ管理システム、端末装置、及び取引データ管理装置 - Google Patents

取引データ管理システム、端末装置、及び取引データ管理装置

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JP2000148846A
JP2000148846A JP31446698A JP31446698A JP2000148846A JP 2000148846 A JP2000148846 A JP 2000148846A JP 31446698 A JP31446698 A JP 31446698A JP 31446698 A JP31446698 A JP 31446698A JP 2000148846 A JP2000148846 A JP 2000148846A
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Shingo Komata
伸五 小俣
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Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】記録すべきデータを確実に管理し、また管理さ
れたデータを有効に利用する。 【解決手段】貨幣価値を電子的なデータに置き換えて決
済毎に更新し、決済に伴う取引の内容を示す取引データ
と共に記憶する電子マネーとして利用されるICカード
1と、ICカード1によって決済された取引データを所
定の形式によって管理するセンター装置6と、ICカー
ド1に記憶された取引データを読出し、センター装置6
に送信する端末装置4とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨幣価値を電子的
なデータに置き換えた仮想通貨(電子マネー)を扱う取
引データ管理システム、端末装置、及び取引データ管理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家計簿は、紙などにレシートなど
の入出金のデータを手書きにより記載して、電卓などの
計算機を用いて集計を行なうといった管理方法が一般的
となっていた。
【0003】一方、最近では、パーソナルコンピュータ
で家計簿ソフトウェアを利用することで、入出金のデー
タを指定されたフォーマットに従って入力することで、
自動的に集計や分類、あるいは分析をすることができる
ようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
紙等に入出金のデータを記載して集計を行なう方法や、
家計簿ソフトウェアを利用する方法によって家計簿を自
己管理していた。
【0005】しかしながら、紙等に入出金のデータを記
載して集計を行なう方法では、入出金の記載漏れなどが
あった場合には集計の対象とならないため、正確な入出
金データの管理が難しいという問題があった。また、レ
シートなどの入出金のデータを手書きにより記載してい
たために非常に手間がかかり、またディジタルデータと
して蓄積できないためにリアルタイムで処理することが
困難となっていた。
【0006】また紙等に記載する方法、家計簿ソフトウ
ェアを利用する方法の何れであっても、データの改竄を
容易に行なうことができるため、その信頼性は、利用者
の管理に依存している。従って、管理が不十分な場合に
は家計簿の本来の意義を失ってしまう状況も起こり得て
しまう。
【0007】さらに、従来の家計簿は、利用者が意図し
て集計の内容を検討しなければならず、リアルタイムに
処理することができないことから、タイミング良く、記
録された入出金のデータを有効に活用することが困難と
なっていた。
【0008】本発明は、前記のような問題に鑑みなされ
たもので、記録すべきデータを確実に管理し、また管理
されたデータを有効に利用することが可能な取引データ
管理システム、端末装置、及び取引データ管理装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の取引データ管理
システムは、貨幣価値を電子的なデータに置き換えて決
済毎に更新し、決済に伴う取引の内容を示す取引データ
と共に記憶する仮想通貨媒体から、端末装置によって取
引データを読み出して取引データ管理装置に送信し、取
引データ管理装置は、端末装置から送信された取引デー
タを所定の形式によって管理することを特徴とする。
【0010】また本発明の端末装置は、貨幣価値を電子
的なデータに置き換えて決済毎に更新し、決済に伴う取
引の内容を示す取引データと共に記憶する仮想通貨媒体
を接続する接続手段を設け、前記接続手段に接続された
仮想通貨媒体に記憶された取引データを読出し、この取
引データの内容を所定の電子メールの形式に変換して予
め設定された所定のアドレスに送信することを特徴とす
る。
【0011】また本発明の取引データ管理装置は、電子
メールを受信した際に、この電子メールが貨幣価値を電
子的なデータに置き換えて決済毎に更新し、決済に伴う
取引の内容を示す取引データと共に記憶する仮想通貨媒
体から読み出された前記取引データの内容を示す所定の
形式をもっている場合、前記取引データを所定の形式に
よって管理し、また取引データから得られたデータの内
容を電子メールとして予め設定された所定のアドレスに
送信することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0013】図1は本発明の実施の形態に係わる取引デ
ータ管理システムの構成を示す図である。図1に示すI
Cカード1(仮想通貨媒体)は、貨幣価値を電子的なデ
ータに置き換えて決済毎に更新し、決済に伴う取引の内
容を示す取引データと共に記憶する、いわゆる電子マネ
ーとして利用されるもので、例えばプラスチック製カー
ドにマイクロチップを埋め込んで構成される。詳細な機
能構成については後述する(図2)店舗用装置3は、商
品を購入した時にICカード1によって決済するための
もので、ICカード1が装着されて支払いが指示される
と貨幣価値のデータを更新する。この際、ICカード1
には、貨幣価値のデータが更新されると共に、決済に伴
う取引の内容を示す取引データ、例えば日時、金額等の
データが取引履歴として記憶される。
【0014】携帯端末4は、ICカード1を接続するイ
ンタフェースが設けられており、このインタフェースを
介してICカード1に記憶された取引データを読出し、
この取引データの内容を所定の電子メールの形式に変換
する変換機能と、この変換機能によって変換された取引
データの内容を電子メールによって、予め設定された所
定のアドレス、すなわちセンター装置6宛に送信する送
信機能が設けられている。携帯端末4は、例えば無線通
信機能が設けられており、基地局5を介して公衆回線網
や専用線によるネットワーク7と接続し、センター装置
6と通信を行ない電子メールを送受信することができ
る。詳細な構成については後述する(図3)。
【0015】センター装置6(取引データ管理装置)
は、ICカード1によって決済された取引データを所定
の形式によって管理する。またセンター装置6は、所定
の形式で管理している取引データをHTML(Hyper Te
xt Markup Language)化し、Webデータとして特定の
対象に公開する機能や、取引データから得られたデータ
の内容を電子メールとして、予め設定された所定のアド
レスに送信する機能などが設けられる。取引データから
得られるデータは、利用者が予め条件を設定しておくこ
とで、この条件に従って取得されるようにし、例えば現
在の入出金合計や計画以上に消費している場合の警告、
あるいは消費の見通しなどのデータがある。
【0016】パーソナルコンピュータ(PC)8は、ネ
ットワーク7を介してセンター装置6と接続されてお
り、センター装置6によって公開されている取引データ
に関係するWebデータの参照や、取引データから得ら
れたデータを含む電子メールの受信等が行われる。
【0017】次に、ICカード1の構成について、図2
に示すブロック図を参照しながら説明する。
【0018】図2に示すように、ICカード1は、CP
U10、接続I/F11、ROM12、及びRAM13
が設けられている。
【0019】接続I/F11は、ICカード1を接続す
るためのインタフェースである。
【0020】ROM12は、ICカード1の機能を実現
するための制御プログラム等が記憶されており、CPU
10に読み出されて実行される。
【0021】RAM13は、読み書き可能なメモリであ
り、記憶された内容が消去されないようにバックアップ
刺されている。RAM13には、管理情報エリア13
a、取引履歴格納エリア13b等が設けられている。管
理情報エリア13aには、例えばICカード1を識別す
るためのカードID、データを外部と送受信する際にデ
ータを暗号化する際に使用する秘密鍵、ICカード1の
利用者に関する個人情報などが記憶される。また、取引
履歴格納エリア13bには、ICカード1を用いて支払
いを決済する際に発生する取引データが、取引履歴とし
て順次記憶される。
【0022】次に、携帯端末4の構成について、図3に
示すブロック図を参照しながら説明する。
【0023】CPU16は、携帯端末4全体の制御を司
るもので、キー入力部22からのキー操作信号に応じ
て、RAM18に記憶されているプログラムを起動さ
せ、このプログラムに従ってICカード1に記憶された
取引データの読出しや、この取引データの内容を所定の
電子メールの形式に変換する処理、さらには変換された
取引データの内容を電子メールとして、予め設定された
所定のアドレスに送信する送信制御等を実行する。
【0024】記憶装置17は、プログラム、データ等が
記録される記憶媒体を有しており、この記憶媒体は磁気
的、光学的記憶媒体、もしくは半導体メモリで構成され
ている。記憶媒体は、記憶装置に固定的に設けたもの、
もしくは着脱自在に装着するものである。また、記憶媒
体に記憶されるプログラム、データ等は、通信回線等を
介して接続された他の機器から受信して記憶する構成に
しても良く、さらに、通信回線等を介して接続された他
の機器側に記憶媒体を備えた記憶装置を設け、この記憶
媒体に記憶されているプログラム、データを通信回線を
介して使用する構成にしても良い。
【0025】RAM18は、携帯端末4全体の制御を司
るシステムプログラム、各種機能に対応した制御処理プ
ログラムの他、各種のデータが必要に応じて記憶され
る。
【0026】通信制御部19は、例えば無線通信によっ
て基地局5との間で通信を行なうためのユニットであ
る。
【0027】表示部20は、各種処理の実行に応じた画
面が表示されるもので、例えば液晶ディスプレイによっ
て構成される。表示部20の表示画面には、透明のタッ
チパネル21が積層されている。
【0028】タッチパネル21は、ポインティングされ
た位置の座標データを入力するもので、透明に構成され
ていることで表示部20によって表示された内容を確認
することができる。従って、表示内容に対して直接的に
指示を入力することができる。
【0029】キー入力部22は、携帯端末4の動作を規
定する指示やデータを入力するもので、文字キーや制御
キーなど複数のキーが設けられている。
【0030】接続I/F23は、ICカード1を接続す
るためのインタフェースである。
【0031】次に、センター装置6の機能構成につい
て、図4に示すブロック図を参照しながら説明する。
【0032】図4に示すように、センター装置6には、
電子取引データ管理装置30、電子メールサーバ31、
メールボックス32、Webサーバ35、取引データベ
ース37、加入者データベース39が設けられている。
【0033】電子取引データ管理装置30は、携帯端末
4から送信された電子メールにより得られる、ICカー
ド1に記憶されていた取引データの管理を行なうもの
で、電子メールサーバ31、Webサーバ35、取引デ
ータベース37、及び加入者データベース39と接続さ
れる。電子取引データ管理装置30は、取引データベー
ス37において管理されている取引データから、加入者
データベース39に登録された加入者毎の条件(出力条
件)に従って得たデータの内容を電子メールとして作成
して、電子メールサーバ31から送出させる。また、電
子取引データ管理装置30は、受信された電子メール
が、ICカード1から読み出された取引データの内容を
示す所定の形式であるか判別し、取引データの内容を示
す場合には、この内容に応じて取引データベース37に
登録している該当する取引データを更新する。
【0034】電子メールサーバ31は、電子メールの送
受信を行なうもので、送受信する電子メールをメールボ
ックス32に記憶させて管理する。
【0035】Webサーバ35は、電子取引データ管理
装置30によって管理されている取引データをHTML
化してWebページとして特定の対象に対して提供する
もので、Webページの読出しを行なう利用者を識別し
て、この利用者に応じた取引データによるWebページ
を提供する。
【0036】取引データベース37は、取引データが登
録されるもので、加入者データベース39に登録された
加入者毎の条件に従った管理がなされる。
【0037】加入者データベース39は、加入者に関す
るデータや、取引データの管理の条件を示すデータ等が
登録される。
【0038】次に、本実施形態における取引データ管理
システムの動作について、図5に示すフローチャートを
参照しながら説明する。
【0039】ICカード1は、店舗で商品を購入して、
店舗用装置3によって決済に用いられることで、それぞ
れの決済における取引データ(日時、金額等)が取引履
歴として順次記憶されている。このICカード1が携帯
端末4に設けられた挿入口に挿入されて接続I/F23
と接続されると(ステップA1)、CPU16は、IC
カード1のRAM13(取引履歴格納エリア13b)に
記憶されている取引データを読み出す(ステップA
2)。また、CPU16は、取引データの他にも、管理
情報エリア13aに登録されている必要なデータ(カー
ドID、個人情報など)を読み出す。
【0040】ここで、CPU16は、ICカード1から
読み出した取引データと共にセンター装置6に送信する
データである区分データの入力要求を行なう(ステップ
A3)。すなわち、CPU16は、例えば図6に示すよ
うな区分データの入力画面を表示部20において表示さ
せる。
【0041】区分データの入力画面には、決済の内容
と、取引区分の選択項目が設けられている。図6に示す
例では、「AAA」という商品を1万円で購入したこと
を表示し、それに対して「1.食費」「2.交際費」
「3.生活費」「4.雑費」の何れの取引区分であるか
を選択できるようになっている。この取引区分は、セン
ター装置6における取引データの管理の条件に応じて任
意に変更することができるものとする。すなわち、セン
ター装置6に対して管理の条件を指定すると共に、携帯
端末4においても条件に応じた取引区分の項目を提示し
て選択させるようにする。
【0042】ここで何れかの取引区分の項目が選択され
ると(ステップA4)、CPU16は、ICカード1に
他の取引データがあるか判別し、ある場合には次の取引
データについても同様にして処理する。
【0043】なお、ここでは区分データの入力のみを行
っているが、それ以外にもセンター装置6に対して取引
データと共に送信するデータを任意に入力するようにし
ても良い。また、必ず取引区分を指定しなければならな
いこともない。
【0044】こうして取引データの読み出しが完了する
と、CPU16は、この取引データの内容をセンター装
置6に電子メールとして送信するために、この取引デー
タの内容を所定の電子メールの形式に変換する。図7に
は、送信メールの一例を示している。携帯端末4には、
予めセンター装置6に取引データを送信するための定型
の電子メールフォーマットが用意されており、このフォ
ーマットに従って各項目に対してデータを設定してい
く。
【0045】「To:」項目には、センター装置6の電
子メールサーバ31が管理する電子メールアドレスを設
定し、「Subject:」項目には、取引データに登
録する取引データの送信であることを示す文字列(例え
ばkakeibo)を設定し、「From:」項目に
は、自電子メールアドレスを設定している。
【0046】また、電子メールの本文については、予め
用意された「日付」「取引項目」「金額」「区分」「利
用者」「備考」の各項目に応じたデータが設定される。
「区分」の項目に設定されるデータは、先に説明したよ
うに利用者により指定された区分データの内容を示して
いる。「利用者」の項目に設定されるデータは、ICカ
ード1から読み出した管理情報エリア13aに登録され
ていた個人情報の内容を示している。
【0047】CPU16は、図7に示すように、取引デ
ータの内容を所定の電子メールの形式に変換すると、こ
のセンター装置6の電子メールサーバ31宛ての電子メ
ールを送信する(ステップA6)。
【0048】次に、センター装置6の動作について説明
する。
【0049】センター装置6の電子メールサーバ31
は、電子メールを受信するとメールボックス32に蓄積
する(ステップB1)。電子取引データ管理装置30
は、電子メールサーバ31によって受信された電子メー
ルが、取引データを更新する必要がある取引データを送
信するものであるかを判別する。
【0050】例えば、「Subject:」項目に取引
データに登録する取引データの送信であることを示す文
字列(例えばkakeibo)が設定されているか、ま
た電子メール本文に予め設定された所定の項目が設けら
れているか、つまり予め用意されている定型の電子メー
ルフォーマットと一致しているかによって判別する。
【0051】ここで、取引データを送信する電子メール
であった場合、電子取引データ管理装置30は、電子メ
ールの発信人を「From:」項目に設定された電子メ
ールアドレスによって識別する(ステップB2)。電子
取引データ管理装置30は、発信人に応じた取引データ
の管理の条件を加入者データベース39を参照して判別
し、この条件に応じて取引データベース37に登録され
ている対象とする取引データを更新する(ステップB
3)。
【0052】例えば、ある家族(T家)では、A,B,
Cの3人がICカード1による電子マネーを利用する場
合、この3人が電子マネーによって決済した取引データ
を統合して、T家用の家計簿のデータとして管理するよ
うに設定することができる。この条件を、例えば携帯端
末4からセンター装置6に対して送信することで、加入
者データベース39に登録される。電子取引データ管理
装置30は、予め登録されたこの条件に従って、T家の
A,B,Cが使用者となっている取引データを統合して
管理する。
【0053】一方、電子取引データ管理装置30は、パ
ーソナルコンピュータ8等からWebサーバ35に対し
てアクセスがあり家計簿表示の要求があった場合、We
bページ上で家計簿を参照することが許される特定の対
象者であるかの認証を行なう。なお、認証の方法につい
ては、パスワードを入力させるなど、どのような方法で
あっても良い。
【0054】電子取引データ管理装置30は、アクセス
要求が特定の対象からのものであった場合、取引データ
ベース37に格納された該当する取引データを読み出し
て、家計簿として見易い表示形式となるようにHTML
化してWebサーバ35に出力する。Webサーバ35
は、パーソナルコンピュータ8からの要求に応じて家計
簿のページを提供する。
【0055】図8には、パーソナルコンピュータ8にお
ける表示画面の一例を示している。図8に示すように、
ブラウザによる表示画面中では、例えば表形式によって
家計簿の内容が表示される。すなわち、いつでも任意に
家計簿の記録を参照することができる。
【0056】一方、加入者データベース39に取引デー
タの管理の条件として、所定の期日に取引データの集計
内容を通知することを指定しておくことで、その期日に
センター装置6から集計の内容を自動的に受け取ること
ができる。
【0057】電子取引データ管理装置30は、加入者デ
ータベース39に登録された期日を指定する条件を参照
しており、この期日となった場合には(ステップB
4)、対象とする取引データに対して条件に従う集計を
実行する(ステップB5)。
【0058】電子取引データ管理装置30は、この取引
データから得られた集計データの内容を加入者に電子メ
ールとして送信するために、この集計データの内容を所
定の電子メールの形式に変換する。図9には、送信メー
ルの一例を示している。電子取引データ管理装置30
は、予め用意されている集計データ送信のための定型の
電子メールフォーマットに従って各項目に対してデータ
を設定していく。
【0059】「To:」項目には、利用者の電子メール
アドレスを設定し、「Subject:」項目には、取
引データから取得されたデータの送信であることを示す
文字列(例えば家計簿)を設定し、「From:」項目
には、Webサーバ35の電子メールアドレスを設定し
ている。なお、「Subject:」項目に設定される
文字列は、集計データの内容に応じて変更あるいは追加
することができる。図9に示す例では、注意を促す「警
告」の文字列を追加している。
【0060】また、電子メールの本文については、集計
の内容に応じて予め用意された項目が設定される。図9
に示す例では「現在の収支報告」「当月の利用限度」
「月末予測残金」「指定目標額差額」の各項目が設けら
れており、各項目に応じて集計されたデータが設定され
る。この例では「指定目標額差額」の項目に設定される
データがマイナスとなっているために警告を通知する電
子メールとなっている。
【0061】こうして作成された電子メールは、メール
ボックス32に送信用として格納される。電子メールサ
ーバ31は、メールボックス32に格納された取引デー
タから得られたデータの内容をもつ電子メールを送信す
る(ステップB6)。
【0062】このようにして、ネットワーク7を介して
接続されたセンター装置6に対して、ICカード1(電
子マネー)に記録されている取引データを電子メールと
して送信することにより、電子メールを利用できる環境
であればどこからでも、センター装置6で管理された取
引データを更新することができる。また、利用者が逐次
入力したデータではなく、ICカード1を用いて決済す
ることで自動的に記録される取引データを送信するので
入力漏れなどのおそれがなく、データの改竄も防止する
ことができる。
【0063】また、センター装置6に管理された取引デ
ータを、パーソナルコンピュータ8等の表示画面上でブ
ラウザによりWebページとして参照することができる
ので、いつでも電子マネーの利用状況を把握することが
できる。さらに、パーソナルコンピュータ8において表
示させることができるため、表示画面中での確認の他
に、紙媒体への印刷や、他の記録媒体へのディジタルデ
ータとしての記録などを簡単に行なうことができる。
【0064】また、センター装置6からは予め指定され
る取引データに対する管理条件に従って、取引データか
ら得られる集計データ等を電子メールによって利用者に
対して送信することができるので、統計的な集計の結果
や警告などを受けることができ、従来の家計簿にはない
便利で利用価値の高いサービスを提供することができ
る。また、電子メールを利用することから、家族等の複
数の利用者それぞれに、現在の入出金合計や警告などの
情報を同報送信することで、取引データ(家計簿)を用
意に共有することができる。
【0065】なお、前述した説明における取引データに
含まれるとしているデータは一例であって、その他、各
種のデータを扱うことができるようにしても良い。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、貨幣価
値を電子的なデータに置き換えて決済毎に更新し、決済
に伴う取引の内容を示す取引データと共に記憶する仮想
通貨媒体から、端末装置によって取引データを読み出し
て取引データ管理装置に送信し、取引データ管理装置
は、端末装置から送信された取引データを所定の形式に
よって管理するので、記録すべきデータを確実に管理
し、また管理されたデータを有効に利用することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる取引データ管理シ
ステムの構成を示す図。
【図2】ICカード1の構成を示すブロック図。
【図3】携帯端末4の構成を示すブロック図。
【図4】センター装置6の機能構成を示すブロック図。
【図5】本実施形態における取引データ管理システムの
動作について説明するためのフローチャート。
【図6】区分データの入力画面の一例を示す図。
【図7】携帯端末4からセンター装置6への送信メール
の一例を示す図。
【図8】パーソナルコンピュータ8における表示画面の
一例を示す図。
【図9】センター装置6から利用者への送信メールの一
例を示す図。
【符号の説明】
1…ICカード 4…携帯端末 6…センター装置 10,16…CPU 11,23…接続I/F 12…ROM 13,18…RAM 13a…管理情報エリア 13b…取引履歴格納エリア 17…記憶装置 19…通信制御部 22…キー入力部 30…電子取引データ管理装置 31…電子メールサーバ 32…メールボックス 35…Webサーバ 37…取引データベース 39…加入者データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 7/08 R Fターム(参考) 3E044 AA20 BA04 CA06 DA05 DA10 DC01 DC05 DC06 DE01 DE02 EA02 EA20 EB01 5B049 BB11 CC39 CC50 DD01 DD04 EE05 EE23 EE25 FF04 FF08 GG04 GG06 GG07 5B055 BB10 BB12 CB09 EE02 EE03 EE21 EE27 FA01 FB03 FB04 HA02 LL07 5B089 GA11 GA25 HA01 JA21 JA31 JB02 JB22 KA13 LA01 LB02 LB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貨幣価値を電子的なデータに置き換えて
    決済毎に更新し、決済に伴う取引の内容を示す取引デー
    タと共に記憶する仮想通貨媒体と、 前記仮想通貨媒体によって決済された取引データを所定
    の形式によって管理する取引データ管理装置と、 前記仮想通貨媒体に記憶された取引データを読出し、前
    記取引データ管理装置に送信する端末装置とを具備した
    ことを特徴とする取引データ管理システム。
  2. 【請求項2】 前記端末装置は、前記取引データの内容
    を電子メールとして送信することを特徴とする請求項1
    記載の取引データ管理システム。
  3. 【請求項3】 前記取引データ管理装置は、所定の形式
    で管理している取引データをHTML(Hyper Text Mar
    kup Language)化し、Webデータとして特定の対象に
    公開することを特徴とする請求項1記載の取引データ管
    理システム。
  4. 【請求項4】 貨幣価値を電子的なデータに置き換えて
    決済毎に更新し、決済に伴う取引の内容を示す取引デー
    タと共に記憶する仮想通貨媒体を接続する接続手段と、 前記接続手段に接続された仮想通貨媒体に記憶された取
    引データを読出し、この取引データの内容を所定の電子
    メールの形式に変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された取引データの内容を電
    子メールとして、予め設定された所定のアドレスに送信
    する送信手段とを具備したことを特徴とする端末装置。
  5. 【請求項5】 前記仮想通貨媒体から読出された前記取
    引データと共に電子メールとして送信するデータを付加
    する付加手段を具備したことを特徴とする請求項4記載
    の端末装置。
  6. 【請求項6】 電子メールを受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された電子メールが、貨幣価
    値を電子的なデータに置き換えて決済毎に更新し、決済
    に伴う取引の内容を示す取引データと共に記憶する仮想
    通貨媒体から読み出された前記取引データの内容を示す
    所定の形式であるか判別する電子メール判別手段と、 前記電子メール判別手段によって所定の形式であると判
    別された場合に、前記取引データの内容を所定の形式に
    よって管理する管理手段と、 前記管理手段によって管理されている取引データから得
    られたデータの内容を電子メールとして、予め設定され
    た所定のアドレスに送信する送信手段とを具備したこと
    を特徴とする取引データ管理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001344537A (ja) * 2000-05-31 2001-12-14 Ntt Docomo Inc 電子バリューシステム、通信端末及びサーバ
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