JP2020132620A - 髪トリートメント組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
と、黄色から赤色のフェオメラニンの2種類がある。髪におけるユーメラニンとフェオメ
ラニンの存在比によって、髪の色が決定される。例えば、ユーメラニンが多く、フェオメ
ラニンが少ない場合、髪は黒髪になる。ユーメラニンが少なく、フェオメラニンが多い場
合、髪は金髪や赤毛になる。髪に含まれるメラニン色素が減少したり、無くなったりする
と、髪は白髪又はグレイヘアになる(例えば、特許文献1から3参照。)。
)を生成する。色素細胞はメラニン色素を生成し、毛母細胞(ケラチノサイト)に供給す
る。メラニン色素を供給された毛母細胞は***し、髪となって伸びる。色素幹細胞は、加
齢により減少したり、活性が低下したりするものと考えられている。色素幹細胞の減少及
び活性の低下が、白髪又はグレイヘアの原因であると考えられている。
提供することを目的の一つとする。
00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以上の抗老化ペプチド
と、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重量%以上の抗炎症性
植物抽出物と、を含む、髪トリートメント組成物が提供される。
テトラペプチド−20又はパルミトイルテトラペプチド−20アミドであってもよい。
グレイバース(登録商標)に含まれていてもよい。
3であってもよい。
に含まれていてもよい。
リペプチド−2であってもよい。
に含まれていてもよい。
いてもよい。
を含んでいてもよい。
もよい。
を含んでいてもよい。
んでいてもよい。
物を含んでいてもよい。
録商標)に含まれていてもよい。
スを含んでいてもよい。
花エキスを含んでいてもよい。
録商標)に含まれていてもよい。
、白髪又はグレイヘアを防止方法が提供される。
、髪のメラニン色素の増加方法が提供される。
%以上のキャピキシル(登録商標)と、0.05重量%以上のプロジェリン(登録商標)
と、0.009重量%以上のリンゴ幹細胞溶解物と、0.00625重量%以上の竹幹細
胞溶解物と、0.1重量%以上のディフェンスカルプ(登録商標)と、を含む、髪トリー
トメント組成物が提供される。
成物を提供可能である。
明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術
的思想は構成部材の組み合わせ等を下記のものに特定するものではない。この発明の技術
的思想は、特許請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
進ペプチドと、0.00069重量%以上の髪再生ペプチドと、0.00001重量%以
上の抗老化ペプチドと、0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、0.00563重
量%以上の抗炎症性植物抽出物と、を含む。
0.0005重量%以上、0.00065重量%以上、あるいは0.0008重量%以上
であってもよい。また、メラニン合成促進ペプチドの濃度は、0.0025重量%以下、
0.002重量%以下、あるいは0.0015重量%以下であってもよい。メラニン合成
促進ペプチドは、メラニン色素の合成を促進する。メラニン合成促進ペプチドは、例えば
、メラノコルチン1受容体(MC1−R)に結合する。また、メラニン合成促進ペプチド
は、白髪又はグレイヘアの原因となるメラニン色素の酸化ストレスを低減させてもよい。
例えば、メラニン合成促進ペプチドは、長寿タンパク質であるサーチュイン(SIRT)
を活性化させ、抗酸化酵素であるチロシンキナーゼ関連タンパク質(TRP)−2を活性
化させてもよい。
トイルテトラペプチド−20アミド、及びアセチルヘキサペプチド−1が挙げられる。パ
ルミトイルテトラペプチド−20は、パルミチン酸と、アルギニン、ヒスチジン、フェニ
ルアラニン及びトリプトファンからなる合成テトラペプチドと、の反応生成物である。パ
ルミトイルテトラペプチド−20は、α−メラノサイト刺激ホルモン(MSH)の生体模
倣ペプチドである。パルミトイルテトラペプチド−20アミドは、グレイバース(登録商
標、AH&NS)に含まれていてもよい。
)の濃度は、1.0重量%以上、1.25重量%以上、あるいは1.5重量%以上であっ
てもよい。また、グレイバース(登録商標、AH&NS)の濃度は、6.0重量%以下、
5.5重量%以下、あるいは5.0重量%以下であってもよい。
69重量%以上、0.0009重量%以上、あるいは0.0011重量%以上であっても
よい。また、髪再生ペプチドの濃度は、0.00345重量%以下、0.00276重量
%以下、あるいは0.00207重量%以下であってもよい。髪再生ペプチドは、毛包及
び毛根を保護するペプチドであってもよい。また、髪再生ペプチドは、白髪又はグレイヘ
アの原因となる炎症を抑制する抗炎症作用を有していてもよい。髪再生ペプチドは、5α
リダクターゼを抑制し、男性ホルモンを抑制するペプチドであってもよい。
挙げられる。アセチルテトラペプチド−3は、リシン、グリシン、ヒスチジン、及びリシ
ンを含む合成テトラペプチドをアセチル化して得られる。アセチルテトラペプチド−3は
、キャピキシル(登録商標、AH&NS)に含まれていてもよい。
)の濃度は、2.5重量%以上、3.125重量%以上、あるいは3.75重量%以上で
あってもよい。また、キャピキシル(登録商標、AH&NS)の濃度は、15.0重量%
以下、13.75重量%以下、あるいは12.5重量%以下であってもよい。
01重量%以上、0.00001重量%以上、あるいは0.00002重量%以上であっ
てもよい。また、抗老化ペプチドの濃度は、0.00005重量%以下、0.00004
重量%以下、あるいは0.00003重量%以下であってもよい。抗老化ペプチドは、例
えば、毛包細胞及び毛乳頭細胞におけるストレスホルモンに対する耐性を向上させる。抗
老化ペプチドは、白髪又はグレイヘアの原因となる炎症を抑制する機能を有していてもよ
い。髪再生ペプチドと抗老化ペプチドが存在することにより、好中球エラスターゼを抑制
し、ストレスホルモンに対して毛包を保護する傾向にある。
トリフルオロアセチルトリペプチド−2は、バリン、チロシン及びバリンを含むトリペプ
チド−2と、トリフルオロ酢酸と、から得られる。トリフルオロアセチルトリペプチド−
2は、プロジェリン(Progeline、登録商標、AH&NS)に含まれていてもよ
い。
)の濃度は、0.05重量%以上、0.0625重量%以上、あるいは0.075重量%
以上であってもよい。また、プロジェリン(登録商標、AH&NS)の濃度は、0.3重
量%以下、0.275重量%以下、あるいは0.25重量%以下であってもよい。
5%重量以上、0.01976重量%以上、あるいは0.02432重量%以上であって
もよい。また、幹細胞溶解物の濃度は、0.076重量%以下、0.061重量%以下、
あるいは0.0456重量%以下であってもよい。幹細胞溶解物は、幹細胞のエキスであ
ってもよい。幹細胞溶解物は、幹細胞の細胞質成分の溶解物を少なくとも含む。幹細胞溶
解物は、幹細胞の細胞質成分の溶解物に加えて、幹細胞の細胞壁成分の溶解物を含んでい
てもよい。
ンゴ幹細胞のエキスであってもよい。リンゴ幹細胞は、毛根中にメラニン色素を維持する
効果を有する。リンゴ幹細胞溶解物は、リンゴ幹細胞の細胞質成分の溶解物を少なくとも
含む。リンゴ幹細胞溶解物は、リンゴ幹細胞の細胞質成分の溶解物に加えて、リンゴ幹細
胞の細胞壁成分の溶解物を含んでいてもよい。リンゴ幹細胞溶解物は、例えば、頭皮を保
護し、毛包を保護し、バルジ幹細胞を活性化させる。髪再生ペプチドとリンゴ幹細胞溶解
物が存在することにより、毛根保護作用とコラーゲン17産生促進作用が向上する傾向に
ある。リンゴ幹細胞溶解物の製造方法は任意であるが、例えば、リンゴ幹細胞に高圧を加
えることによって、リンゴ幹細胞溶解物を得てもよい。リンゴ幹細胞溶解物は、レシチン
、グリセリン、キサンタンガム、及びフェノキシエタノールを含む溶媒中に含まれていて
もよい。
09%重量以上、0.0117重量%以上、あるいは0.0144重量%以上であっても
よい。また、リンゴ幹細胞溶解物の濃度は、0.045重量%以下、0.036重量%以
下、あるいは0.027重量%以下であってもよい。リンゴ幹細胞溶解物としては、例え
ば、PhytoCellTec Malus Domestica(登録商標、AH&N
S)が使用可能である。
エキスであってもよい。竹幹細胞としては、モウソウチク成長点幹細胞が使用可能である
。竹幹細胞溶解物は、竹幹細胞の細胞質成分の溶解物を少なくとも含む。竹幹細胞溶解物
は、竹幹細胞の細胞質成分の溶解物に加えて、竹幹細胞の細胞壁成分の溶解物を含んでい
てもよい。竹幹細胞溶解物の製造方法は任意であるが、例えば、竹幹細胞の細胞質の水溶
物を抽出してもよい。
25重量%以上、0.00813重量%以上、あるいは0.01重量%以上であってもよ
い。また、竹幹細胞溶解物の濃度は、0.03125重量%以下、0.025重量%以下
、あるいは0.01875重量%以下であってもよい。竹幹細胞溶解物は、例えば、抗糖
化作用を有し、コラーゲンの産生を促進し、ケラチンを誘導する。なお、頭皮が糖化する
と、頭皮が固くなる傾向にある。竹幹細胞溶解物と髪再生ペプチドとリンゴ幹細胞溶解物
が存在することにより、抗糖化作用とケラチン誘導作用が向上する傾向にある。竹幹細胞
溶解物は、例えば、AH&NSから入手可能である。
0563重量%以上、0.00732重量%以上、あるいは0.00901重量%以上で
あってもよい。また、抗炎症性植物抽出物の濃度は、0.02815重量%以下、0.0
2252重量%以下、あるいは0.01689重量%以下であってもよい。抗炎症性植物
抽出物は、毛根を保護する作用を有していてもよい。髪再生ペプチドと抗炎症性植物抽出
物が存在することにより、抗炎症作用と毛根保護作用が向上する傾向にある。
は、ヤナギランの花の抽出物、ヤナギランの葉の抽出物、及びヤナギランの茎の抽出物、
並びにこれらの混合物であってもよい。ヤナギラン抽出物は、頭皮常在菌であるマラセチ
ア菌の量を適度な状態に維持し、毛根を保護する。ヤナギラン抽出物は、下記化学式に示
すオエノテインBを有効成分として含有する。
5重量%以上、0.0065重量%以上、あるいは0.008重量%以上であってもよい
。また、実施形態に係る髪トリートメント組成物におけるヤナギラン抽出物の濃度は、0
.025重量%以下、0.02重量%以下、あるいは0.015重量%以下であってもよ
い。ヤナギラン抽出物が、ディフェンスカルプ(登録商標、AH&NS)に含まれていて
もよい。
&NS)の濃度は、0.1%重量以上、0.125重量%以上、あるいは0.15重量%
以上であってもよい。また、ディフェンスカルプ(登録商標、AH&NS)の濃度は、0
.6重量%以下、0.55重量%以下、あるいは0.5重量%以下であってもよい。
酸ブチルが挙げられる。実施形態に係る髪トリートメント組成物において、髪再生ペプチ
ドとともに、アカツメクサの花エキス又はアボカド油脂肪酸ブチルが配合されていると好
ましい。アカツメクサは、毛乳頭細胞にダメージを与え得るインターロイキン8を阻害す
る効果を有する。また、アカツメクサは、下記化学式に示すビオカニンAを含む。
.00063重量%以上、0.00082重量%以上、あるいは0.001重量%以上で
あってもよい。また、アカツメクサの花エキスの濃度は、0.00315重量%以下、0
.00232重量%以下、0.00189重量%以下であってもよい。アカツメクサの花
エキスは、キャピキシル(登録商標、AH&NS)又はミニポリル(登録商標、AH&N
S)に含まれていてもよい。
ヘアトリートメント、ローション、チンキ、スプレー、ムース、洗浄組成物、ヘアコンデ
ィショナー、トニック、ポマード、及びフォーム等であってもよい。実施形態に係る髪ト
リートメント組成物は、例えば、1日当たり1回以上、頭皮に適用される。
の水溶性の有機溶剤、油、脂肪性物質、ワックス、C6−C30モノカルボン酸と一価、
二価又は三価アルコールとのエステル、飽和の非環式及び環式炭化水素、脂肪酸、脂肪族
アルコール、シリコーンオイル、界面活性成分、消泡剤、噴射剤、消泡剤、乳化剤、発泡
剤、及び可溶化剤を含んでいてもよい。界面活性成分は、アニオン性、カチオン性、両性
、及び中性でもよい。乳化剤は、アニオン性、カチオン性、両性、及び中性でもよい。
ーを含んでいてもよい。ヘアポリマーの例としては、ヘアスタイリングポリマー及びコン
ディショニングポリマーが挙げられる。より具体的には、ヘアポリマーの例としては、酢
酸ビニルとクロトン酸のコポリマー、メチルビニルエーテルと無水マレイン酸のコポリマ
ー、アクリル酸又はメタクリル酸と他のモノマーのコポリマー、ポリウレタン、N−ビニ
ルピロリドン、及びシリコーンポリマーが挙げられる。
溶性シリコーンを含んでいてもよい。実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば
、脂肪酸アミド等のワックスを含んでいてもよい。
記のヤナギラン抽出物及びアカツメクサの花エキスは抗酸化剤としても機能し得る。他の
抗酸化剤の例としては、ヘマチン、ビタミンC、及びビタミンEが挙げられる。
再脂肪化剤、活性成分、及びケア成分を含んでいてもよい。例えば、実施形態に係る髪ト
リートメント組成物は、パンテノール、コラーゲン、ビタミン類、タンパク質加水分解物
、α及びβヒドロキシル炭酸、安定化剤、pH調整剤、乳白剤、着色剤、染料、ゲル形成
剤、塩、保湿剤、錯形成剤、粘度調節剤、及び光遮蔽剤を含んでいてもよい。
リールシロキサン、ポリアリールアルキルシロキサン、シリコーン樹脂、ポリエーテルシ
ロキサン、ジメチコンコポリオール(CTFA)、及びアミノ官能化シリコーン化合物を
含んでいてもよい。
トメント組成物は、例えば、プロパン/ブタン、ペンタン、ジメチルエーテル、1,1−
ジフルオロエタン(HFC−152a)、二酸化炭素、窒素、及び圧縮空気の混合物を含
んでいてもよい。
る髪トリートメント組成物は、例えば、ラウレス−4等のラウレス、セテス−1等のセテ
ス、ポリエチレングリコールセチルエーテル、セテアレス−25等のセテアレス、ポリグ
リコール脂肪酸グリセリド、ヒドロキシル化レシチン、脂肪酸のラクチルエステル、及び
アルキルポリグリコシドを含んでいてもよい。
に係る髪トリートメント組成物は、例えば、6から20の炭素原子の直鎖又は分岐鎖のア
ルキル鎖を有する脂肪族アルコール又はアルキルフェノールと、エチレンオキシド及び/
又はプロピレンオキシドとの反応生成物を含んでいてもよい。
又はジアルキルアルカノールアミド、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル、アルキ
ルポリグリコシド、及びソルビタンエステルを含んでいてもよい。
活性剤を含む場合、実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、四級化されたア
ンモニウム化合物を含んでいてもよい。実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例え
ば、セチルトリメチルアンモニウムクロリド又はブロミド、ステアリルベンジルジメチル
アンモニウムクロリド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロリド、ステアラミドプロ
ピルジメチルアミン、ヒドロキシエチルセチルジモニウムホスフェート、ポリ(オキシ−
1,2−エタンジイル)、及び(オクタデシルニトリロ)トリ−2,1−エタンジイル)
トリス−(ヒドロキシ)−ホスフェートを含んでいてもよい。実施形態に係る髪トリート
メント組成物は、例えば、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン
性グアー誘導体を含んでいてもよい。
活性剤を含む場合、実施形態に係る髪トリートメント組成物は、例えば、アルキルサルフ
ェート、アルキルエーテルサルフェート、アルキルスルホネート、アルキルアリールスル
ホネート、アルキルスクシネート、アルキルスルホスクシネート、N−アルキルサルコシ
ネート、アシルタウレート、アシルイセチオネート、アルキルホスフェート、アルキルエ
ーテルホスフェート、アルキルエーテルカルボキシレート、及びα−オレフィンスルホネ
ートを含んでいてもよい。
に係る髪トリートメント組成物は、例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸アン
モニウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸アンモニウム、ラウ
ロイルサルコニセートナトリウム、オレイルコハク酸ナトリウム、ラウリルスルホコハク
酸アンモニウム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、及びトリエタノールアミドデ
シルベンゼンスルホネートを含んでいてもよい。
髪トリートメント組成物は、例えば、アルキルベタイン、アルキルアミドプロピルベタイ
ン、アルキルスルホベタイン、アルキルグリシネート、アルキルカルボキシグリシネート
、アルキルアンホアセテート又はプロピオネート、並びにアルキルアンホジアセテート又
はジプロピオネートを含んでいてもよい。
イヘアを防止することが可能である。実施形態に係る髪トリートメント組成物は、髪の色
を、白髪又はグレイヘアになる前の色に戻すことが可能である。
用することにより、メラニン合成促進ペプチドが毛包においてメラニン色素の合成を促進
する。メラニン色素の合成が促進されても、強く太い髪が伸びなければ、白髪又はグレイ
ヘアを、メラニン色素を含む髪に効果的に戻すことができない。これに対し、髪再生ペプ
チド及び幹細胞溶解物が、メラニン色素を含む髪を強く太くし、伸ばすことを促進する。
さらに、抗老化ペプチドが毛包細胞及び毛乳頭細胞のストレスホルモンに対する耐性を向
上させ、抗炎症性植物抽出物が毛包における炎症を抑制することにより、白髪又はグレイ
ヘアを、メラニン色素を含む髪に効果的に戻すことが可能である。
面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様
々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。本発明はここでは記
載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。
チルテトラペプチド−3、0.00125重量%のアカツメクサ花エキス、0.0000
2重量%のトリフルオロアセチルトリペプチド−2、0.018重量%のリンゴ果実培養
幹細胞エキス、0.0125重量%のモウソウチク成長点幹細胞溶解質、及び0.01重
量%のヤナギラン花/葉/茎エキスを含む実施例に係るエッセンス(美容液)を用意した
。
例に係るエッセンスにおけるグレイバース(登録商標)の含有量は2.0重量%であった
。アセチルテトラペプチド−3及びアカツメクサ花エキスはキャピキシル(登録商標)に
含まれていた。実施例に係るエッセンスにおけるキャピキシル(登録商標)の含有量は5
.0重量%であった。トリフルオロアセチルトリペプチド−2はプロジェリン(登録商標
)に含まれていた。実施例に係るエッセンスにおけるプロジェリン(登録商標)の含有量
は0.1重量%であった。リンゴ果実培養幹細胞エキス及びモウソウチク成長点幹細胞溶
解質は、AH&NSから購入した。ヤナギラン花/葉/茎エキスはディフェンスカルプ(
登録商標)に含まれていた。実施例に係るエッセンスにおけるディフェンスカルプ(登録
商標)の含有量は0.2重量%であった。
実施例に係るエッセンスの使用を開始する前に、医師及び毛髪診断士が、被験者の頭頂部
及び側頭部の白髪を観察した。また、マイクロスコープを用いて、被験者の側頭部(耳輪
最上部の生え際)毛髪の根元の毛髪色を医師及び毛髪診断士が観察した。
実施例に係るエッセンスを頭皮全体に適用した。その間、被験者は、他のシャンプー、頭
髪化粧料、白髪染め、及びヘアカラー等の使用を禁止された。実施例に係るエッセンスの
使用を開始してから、1ヵ月目、2ヵ月目、及び3ヵ月目に、医師及び毛髪診断士が、被
験者の毛髪を観察した。なお、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから2ヵ月後に
被験者1名が個人的事情により対象外となった。
2に示す。なお、白髪の量が減った場合、改善と評価した。頭頂部の白髪の量について、
使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20名中8名(40%)、「僅か改
善」が20名中5名(25%)、「改善」が20名中7名(35%)であった。頭頂部の
白髪の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が20名中5名(
25%)、「僅か改善」が20名中10名(50%)、「改善」が20名中5名(25%
)であった。頭頂部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅
か改善」が19名中8名(42%)、「改善」が19名中11名(58%)であった。
名中8名(40%)、「僅か改善」が20名中5名(25%)、「改善」が20名中7名
(35%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後で
は、「不変」が20名中1名(5%)、「僅か改善」が20名中16名(80%)、「改
善」が20名中3名(15%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して
使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中10名(53%)、「改善」が19名中
9名(47%)であった。
4に示す。なお、白髪に色が付いた場合、改善と評価した。頭頂部の白髪の色について、
使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20名中8名(40%)、「僅か改
善」が20名中7名(35%)、「改善」が20名中5名(25%)であった。頭頂部の
白髪の色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が20名中2名(
10%)、「僅か改善」が20名中15名(75%)、「改善」が20名中3名(15%
)であった。頭頂部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅
か改善」が19名中10名(53%)、「改善」が19名中9名(47%)であった。
名中8名(40%)、「僅か改善」が20名中9名(45%)、「改善」が20名中3名
(15%)であった。側頭部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後で
は、「不変」が20名中1名(5%)、「僅か改善」が20名中17名(85%)、「改
善」が20名中2名(10%)であった。側頭部の白髪の色について、使用前と比較して
使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中13名(68%)、「改善」が19名中
6名(32%)であった。
図6に示す。なお、白髪の根元が灰色化した場合に、改善と評価した。頭頂部の白髪の根
元の状態について、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が20名中8名(
40%)、「僅か改善」が20名中5名(25%)、「改善」が20名中7名(35%)
であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では
、「不変」が20名中3名(15%)、「僅か改善」が20名中14名(70%)、「改
善」が20名中3名(15%)であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使用前と
比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中10名(53%)、「改善」が
19名中9名(47%)であった。
」が20名中9名(45%)、「僅か改善」が20名中5名(25%)、「改善」が20
名中6名(30%)であった。側頭部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使
用開始2ヶ月後では、「不変」が20名中1名(5%)、「僅か改善」が20名中11名
(55%)、「改善」が20名中8名(40%)であった。側頭部の白髪の根元の状態に
ついて、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中8名(42%
)、「改善」が19名中11名(58%)であった。
を用いるアンケートを実施した。VASにおいて、白髪が気になる場合の評価値を0、白
髪が気にならない場合の評価値を10とした。その結果、図7に示すように、実施例に係
るエッセンスの使用を開始してから、白髪が気にならなくなっていったことが示された。
また、VASの変化率(%)は、105%より大きい場合は改善を意味し、95%より小
さい場合は悪化を意味する。図8に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始し
てから、白髪の気になり具合について、改善が進んでいったことが示された。
いて、白髪の量が増えた場合の評価値を0、白髪の量が減った場合の評価値を10とした
。その結果、図9に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから、白髪の
量が減っていったことが示された。また、図10に示すように、実施例に係るエッセンス
の使用を開始してから、白髪の量について、改善が進んでいったことが示された。
いて、白髪の色が薄くなった場合の評価値を0、白髪の色が濃くなった場合の評価値を1
0とした。その結果、図11に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してか
ら、白髪の色が濃くなっていったことが示された。また、図12に示すように、実施例に
係るエッセンスの使用を開始してから、白髪の色について、改善が進んでいったことが示
された。
おいて、白髪の範囲が増えた場合の評価値を0、白髪の範囲が減った場合の評価値を10
とした。その結果、図13に示すように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから
、白髪の範囲が減っていったことが示された。また、図14に示すように、実施例に係る
エッセンスの使用を開始してから、白髪の範囲について、改善が進んでいったことが示さ
れた。
ASにおいて、白髪が目立つようになった場合の評価値を0、白髪が目立たなくなった場
合の評価値を10とした。その結果、図15に示すように、実施例に係るエッセンスの使
用を開始してから、白髪が目立たなくなっていったことが示された。また、図16に示す
ように、実施例に係るエッセンスの使用を開始してから、白髪の目立ち具合について、改
善が進んでいったことが示された。
った。その結果、図17に示すように、頭皮状態は認められなかった。
0.001重量%のパルミトイルテトラペプチド−20を含むが、アセチルテトラペプ
チド−3、アカツメクサ花エキス、トリフルオロアセチルトリペプチド−2、リンゴ果実
培養幹細胞エキス、モウソウチク成長点幹細胞溶解質、及びヤナギラン花/葉/茎エキス
を含まない比較例に係るエッセンスであって、その他の組成は実施例に係るエッセンスと
同じである比較例に係るエッセンス(美容液)を用意した。
比較例に係るエッセンスの使用を開始する前に、医師及び毛髪診断士が、被験者の頭頂部
及び側頭部の白髪を観察した。また、マイクロスコープを用いて、被験者の側頭部(耳輪
最上部の生え際)毛髪の根元の毛髪色を医師及び毛髪診断士が観察した。
1日1回、抗酸化剤を含むシャンプーを使用して洗髪し、比較例に係るエッセンスを頭皮
全体に適用した。その間、被験者は、他のシャンプー、頭髪化粧料、白髪染め、及びヘア
カラー等の使用を禁止された。比較例に係るエッセンスの使用を開始してから、1ヵ月目
、2ヵ月目、及び3ヵ月目に、医師及び毛髪診断士が、被験者の毛髪を観察した。
図19に示す。観察基準は、実施例と同じであった。頭頂部の白髪の量について、使用前
と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19名中6名(31%)、「僅か改善」が
19名中10名(53%)、「改善」が19名中3名(16%)であった。頭頂部の白髪
の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中6名(32
%)、「僅か改善」が19名中12名(63%)、「改善」が19名中1名(5%)であ
った。頭頂部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善
」が19名中13名(68%)、「改善」が19名中6名(32%)であった。
用した場合と比較して、頭頂部の白髪の量の改善の度合いが低かった。
名中7名(37%)、「僅か改善」が19名中11名(58%)、「改善」が19名中1
名(5%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後で
は、「不変」が19名中3名(16%)、「僅か改善」が19名中15名(79%)、「
改善」が19名中1名(5%)であった。側頭部の白髪の量について、使用前と比較して
使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中16名(84%)、「改善」が19名中
3名(16%)であった。
用した場合と比較して、側頭部の白髪の量の改善の度合いが低かった。
図21に示す。観察基準は、実施例と同じであった。頭頂部の白髪の色について、使用前
と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19名中8名(42%)、「僅か改善」が
19名中9名(47%)、「改善」が19名中2名(11%)であった。頭頂部の白髪の
色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中5名(26%
)、「僅か改善」が19名中12名(63%)、「改善」が19名中2名(11%)であ
った。頭頂部の白髪の色について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善
」が19名中12名(63%)、「改善」が19名中7名(37%)であった。
用した場合と比較して、頭頂部の白髪の色の改善の度合いが低かった。
名中8名(42%)、「僅か改善」が19名中11名(58%)であった。側頭部の白髪
の色について、使用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中4名(21
%)、「僅か改善」が19名中15名(79%)であった。側頭部の白髪の色について、
使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「不変」が19名中1名(5%)、「僅か改善
」が19名中14名(74%)、「改善」が19名中4名(21%)であった。
用した場合と比較して、側頭部の白髪の色の改善の度合いが低かった。
び図23に示す。観察基準は、実施例と同じであった。頭頂部の白髪の根元の状態につい
て、使用前と比較して使用開始1ヶ月後では、「不変」が19名中8名(42%)、「僅
か改善」が19名中11名(58%)であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使
用前と比較して使用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中8名(42%)、「僅か改善
」が19名中11名(58%)であった。頭頂部の白髪の根元の状態について、使用前と
比較して使用開始3ヶ月後では、「不変」が19名中1名(5%)、「僅か改善」が19
名中13名(69%)、「改善」が19名中5名(26%)であった。
用した場合と比較して、頭頂部の白髪の根元の改善の度合いが低かった。
」が19名中8名(42%)、「僅か改善」が19名中9名(47%)、「改善」が19
名中2名(11%)であった。側頭部の白髪の根元の状態について、使用前と比較して使
用開始2ヶ月後では、「不変」が19名中3名(16%)、「僅か改善」が19名中10
名(53%)、「改善」が19名中6名(31%)であった。側頭部の白髪の根元の状態
について、使用前と比較して使用開始3ヶ月後では、「僅か改善」が19名中10名(5
3%)、「改善」が19名中9名(47%)であった。
用した場合と比較して、側頭部の白髪の根元の改善の度合いが低かった。
Claims (26)
- 0.0005重量%以上のメラニン合成促進ペプチドと、
0.00069重量%以上の髪再生ペプチドと、
0.00001重量%以上の抗老化ペプチドと、
0.01525重量%以上の幹細胞溶解物と、
0.00563重量%以上の抗炎症性植物抽出物と、
を含む、髪トリートメント組成物。 - 前記メラニン合成促進ペプチドが、パルミトイルテトラペプチド−20又はパルミトイ
ルテトラペプチド−20アミドである、請求項1に記載の組成物。 - 前記パルミトイルテトラペプチド−20アミドがグレイバース(登録商標)に含まれる
、請求項2に記載の組成物。 - 前記髪再生ペプチドがアセチルテトラペプチド−3である、請求項1から3のいずれか
1項に記載の組成物。 - 前記髪再生ペプチドがキャピキシル(登録商標)に含まれる、請求項1から4のいずれ
か1項に記載の組成物。 - 前記抗老化ペプチドが、トリフルオロアセチルトリペプチド−2である、請求項1から
5のいずれか1項に記載の組成物。 - 前記抗老化ペプチドがプロジェリン(登録商標)に含まれる、請求項1から6のいずれ
か1項に記載の組成物。 - 前記幹細胞溶解物がリンゴ幹細胞溶解物を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載
の組成物。 - 0.009重量%以上の前記リンゴ幹細胞溶解物を含む、請求項8に記載の組成物。
- 前記幹細胞溶解物が竹幹細胞溶解物を含む、請求項1から9のいずれか1項に記載の組
成物。 - 0.00625重量%以上の前記竹幹細胞溶解物を含む、請求項10に記載の組成物。
- 前記抗炎症性植物抽出物がヤナギラン抽出物を含む、請求項1から11のいずれか1項
に記載の組成物。 - 0.005重量%以上の前記ヤナギラン抽出物を含む、請求項12に記載の組成物。
- 前記ヤナギラン抽出物がディフェンスカルプ(登録商標)に含まれる、請求項12又は
13に記載の組成物。 - 前記抗炎症性植物抽出物がアカツメクサの花エキスを含む、請求項1から14のいずれ
か1項に記載の組成物。 - 0.00063重量%以上の前記アカツメクサの花エキスを含む、請求項15に記載の
組成物。 - 前記アカツメクサの花エキスがキャピキシル(登録商標)に含まれる、請求項15又は
16に記載の組成物。 - 白髪又はグレイヘアを防止する、請求項1から17のいずれか1項に記載の組成物。
- 髪のメラニン色素を増やす、請求項1から18のいずれか1項に記載の組成物。
- シャンプーである、請求項1から19のいずれか1項に記載の組成物。
- 美容液である、請求項1から19のいずれか1項に記載の組成物。
- 1.0重量%以上のグレイバース(登録商標)と、
2.5重量%以上のキャピキシル(登録商標)と、
0.05重量%以上のプロジェリン(登録商標)と、
0.009重量%以上のリンゴ幹細胞溶解物と、
0.00625重量%以上の竹幹細胞溶解物と、
0.1重量%以上のディフェンスカルプ(登録商標)と、
を含む、髪トリートメント組成物。 - 白髪又はグレイヘアを防止する、請求項22に記載の組成物。
- 髪のメラニン色素を増やす、請求項22又は23に記載の組成物。
- シャンプーである、請求項22から24のいずれか1項に記載の組成物。
- 美容液である、請求項22から24のいずれか1項に記載の組成物。
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JP2014015462A (ja) * | 2012-07-05 | 2014-01-30 | Amorepacific Corp | 水耕栽培朝鮮人参由来ジンセノシドf2を含有する皮膚外用剤組成物 |
-
2019
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"「ブラックリバース処方(TM)」の主成分臨床研究 国際科学専門誌「International journal of Cosmetic", @PRESS, JPN6019009711, 17 January 2019 (2019-01-17), JP, ISSN: 0004041579 * |
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シャンプーで新しいヘアケアを!注目の新成分を配合した「MARO17」って?, JPN6019009708, 9 August 2018 (2018-08-09), JP, ISSN: 0004041577 * |
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