JP2020128267A - 物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラム - Google Patents

物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】物品の出庫効率を向上させる。【解決手段】本発明の物流管理装置は、物品を格納する容器を上下方向に複数行水平方向に複数列並べて保管する自動化倉庫における最下行の複数の位置のいずれかから自動化倉庫の外部に、物品を格納する容器を搬送する旨の指示を、搬送装置に送信する搬送指示部を、備えることを特徴とする。さらに、本発明の物流管理装置は、物品の出庫頻度を算出する物品管理部を備え、搬送指示部は、所定の基準を満たす程度に出庫頻度が大きい第1の物品を格納する容器を、最下行の複数の位置のいずれかに搬送する旨の指示を自動化倉庫に送信し、最下行の複数の位置のいずれかから第1の物品を格納する容器を搬送する旨の指示を搬送装置に送信すること、を特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラムに関する。
注文に係る物品を顧客に迅速に届けるためのインフラ施設の1つとして、物流センタが存在する。物流センタは、メーカ等から物品を受け取り、受け取った物品を一旦保管する。その後注文が発生すると、物流センタは、注文に係る物品を取り出し、梱包したうえで顧客あて発送する。
また近時、物品の保管効率を向上させる“自動化倉庫”が普及している。自動化倉庫は、物品を格納する複数の容器を3次元的に保管する。注文が発生すると、スタッカクレーン等の荷役ロボットが注文に係る物品を格納する容器を取り出し、所定の受け渡し位置に搬送する。
特許文献1の部品供給システムは、自動化倉庫及び無人搬送車システムを有する。具体的には、スタッカクレーンが自動化倉庫のラックからバケットを取り出し、バケットを有軌道台車に渡す。有軌道台車は、バケットをピッキングステーションに搬送する。無人搬送車は、ピッキングステーションから複数のセルにバケットを搬送する。各セルにおいて、作業員は、バケットから取り出した部品を組み立てて製品とする。
特開2003−137406号公報
特許文献1の部品供給システムは、セル生産方式を採用する組み立て工場用に特化されている。有軌道台車がバケットを自動化倉庫から受け取る位置は1箇所に限定されている。このような工場で組み立てられる製品の数が1日当たり数十台程度である場合、当該受け取る位置の数がボトルネックとなることはない。一方、物流センタが保管する物品は、多くの場合消費財であり、出庫する物品の数は、工場等に比して遥かに多い。特許文献1の部品供給システムをこのような物流センタに適用すると、ボトルネックが生じ物流は停滞する。
そこで、本発明は、物品の出庫効率を向上させることを目的とする。
本発明の物流管理装置は、物品を格納する容器を上下方向に複数行水平方向に複数列並べて保管する自動化倉庫における最下行の複数の位置のいずれかから自動化倉庫の外部に、物品を格納する容器を搬送する旨の指示を、搬送装置に送信する搬送指示部を、備えることを特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、物品の出庫効率を向上させることができる。
既存の物流センタのレイアウトの平面図である。 既存の自動化倉庫を説明する図である。 本実施形態の物流センタのレイアウトの平面図である。 本実施形態の自動化倉庫を説明する図である。 物流管理装置の構成を説明する図である。 物品情報の一例である。 注文情報の一例である。 指示情報の一例である。 出庫エリア情報の一例である。 処理手順のフローチャートである。
以降、既存例及び本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、物流センタがメーカ等から物品を入荷し、注文に応じて物品を出庫する例である。しかしながら、本発明は、例えばメーカ等が自社内で部品を保管・管理する場合にも適用可能である。なお、本実施形態の“物品”は、取引の対象になる商品、それ以外の製品、部品等を含む概念である。
(既存の物流センタのレイアウト)
図1は、既存の物流センタのレイアウトの平面図である。物流センタは、入庫エリア41、出庫エリア42、加工エリア43、平置エリア44、自動化倉庫45、搬送エリア46、仮置エリア47及び生産設備エリア48を有する。入庫エリア41は、メーカ等から物品を受け入れるエリアである。出庫エリア42は、注文に係る物品を出庫するエリアであり、多くの場合複数存在する。出庫エリア42では、作業員または作業ロボットが容器3から物品を取り出す作業を行う。よって、出庫エリア42は、ピッキングエリアとも呼ばれる。
加工エリア43は、物品に対して任意の加工(例えば、物品に対する流通加工や組み立て等)を行うエリアである。平置エリア44は、物品の検査等を目的として物品を単層的に床置きするエリアである。自動化倉庫45は、物品を3次元的に保管する棚の集合である(詳細後記)。仮置エリア47は、物品を仮置するエリアである。搬送エリア46は、自動化倉庫45及び他のエリアに接し、これらの間で物品を搬送する搬送車2(詳細後記)の通り道となるエリアである。なお、搬送エリア46内に、搬送車2がその上を走行する軌道(レール)が敷設されていてもよい。生産設備エリア48は、物品を生産する生産ラインを有するエリアである。
(物流センタにおける物品の基本的な流れ)
物品の基本的な流れは、以下の通りである。
・トラック等に積み込まれた物品が、入庫エリア41に到着する。
・入庫エリア41において、作業員又は作業ロボットは、物品を容器3に格納する。物品が容器3に既に格納された状態で到着する場合もある。なお、物品は、不図示のパレットに積載される場合もあり得る。以下の実施例では、物品を容器3に格納した場合を例に説明する。
・搬送車2は、容器3を入庫エリア41から自動化倉庫45に搬送する。
・自動化倉庫45は、物品を格納した容器3を保管する。
・物品に対する注文が発生すると、搬送車2は、注文に係る物品を格納した容器3を自動化倉庫45から出庫エリア42に搬送する。
・出庫エリア42において、作業員又は作業ロボットは、物品をピッキングする。
・トラック等は、注文に係る物品を出庫エリア42から顧客へ搬送する。
(物品と容器)
容器3は立方体の箱であり、すべての種類の物品は、同じ大きさ及び形状の容器3に格納されるものとする。この容器3は、図1において符号3の正方形として表現されている。1つの容器3が格納する物品の種類の数は、任意である。1つの容器が格納する物品の最大数量は、物品ごとに異なる。
(物品の付加的な流れ)
前記した基本的な流れ以外に、以下の付加的な流れが存在する。
・搬送車2は、物品の検査等が必要な場合、自動化倉庫45又は他のエリアから平置エリア44に物品を搬送し、検査等の終了の後、その物品を自動化倉庫45又は他のエリアに戻す。なお、“他のエリア”は、搬送車2の通り道である搬送エリア46を含まない(以下同様)。
・搬送車2は、物品に対する加工が必要な場合、自動化倉庫45又は他のエリアから加工エリア43に物品を搬送し、加工の終了後、その物品を自動化倉庫45又は他のエリアに戻す。
・搬送車2は、様々な目的で、自動化倉庫45又は他のエリアから仮置エリア47に物品を搬送する。例えば搬送車2は、自動化倉庫45から出庫エリア42に物品を搬送した後、自動化倉庫45に物品を戻すことなく仮置エリア47に物品を搬送する(詳細後記)。仮置エリア47は、搬送エリア46に取り囲まれるように位置していてもよい。
(自動化倉庫)
図2は、既存の自動化倉庫を説明する図である。図2で示される棚51aは、図1におけるY軸の負の方向から正の方向に棚51aを見た側面図である。図2及び図1を同時に参照しながら、既存の自動化倉庫の構造を説明する。自動化倉庫45は、2個の棚51a及び51b、レール52a及び52b並びに昇降台53を有する(図1)。棚51aは、20個の容器保管位置(空間)を有する。容器保管位置は、X軸方向(水平方向)に5列かつZ軸方向(上下方向)に4行に並んでいる(図2)。図2の“1,1,4”等は、その位置の3次元座標値(X,Y,Z)である。棚51bについても同様である。棚51a及び51bは、それらの間にレール52a及び52bを挟んで平行に対向している。そして、棚51a及び51bは、レール側の面を開放している(図1)。
昇降台53は、容器3を格納できる空間を内部に有する。図2の1点鎖線61内に示すように、昇降台53は、Z軸方向に長手方向を有する4本のレール55a〜55dによって画定される直方体内をZ軸方向に移動することができる。さらに当該直方体は、レール52a〜52dにガイドされて、X軸方向に移動することができる。
昇降台53のY軸方向の2面は開放されており、その2面から容器3が出入することができる。棚51aの端部の床面に、取り合い点54が存在する(図1及び図2)。取り合い点54は、台状の構造及びコンベヤを有し、X=6かつZ=1の位置にある昇降台53から自身の上に容器3を移動することができる。“取り合い点”とは、昇降台53及び搬送車2がともにアクセスできる位置である。結局、自動化倉庫45は、昇降台53及び/又はコンベヤによって、棚51a及び51bの任意の容器格納位置から、他の任意の容器格納位置又は取り合い点54に容器3を搬送することができる。
(搬送車)
搬送車2は、自動化倉庫45に隣接した準備点56(図1)に一旦到着し、準備点56から、取り合い点54にある台の下に潜り込み、容器3を持ち上げる。そして、搬送車2は、そのままの状態で後退し、準備点56に戻る。その後、搬送車2は、搬送エリア46内の任意の位置に容器3を搬送することができる。
(本実施形態の物流センタのレイアウト)
図3は、本実施形態の物流センタのレイアウトの平面図である。図4は、本実施形態の自動化倉庫の側面図である。図4で示される棚51aは、Y軸の負の方向から正の方向に棚51aを見た側面図である。本実施形態は、図1及び図2の既存例と同じ構成を同じ番号で示している。本実施形態における物品の流れは、既存例と同じである。請求項の“自動化倉庫の外部”には、図3の入庫エリア41、出庫エリア42、加工エリア43、平置エリア44及び仮置エリア47のアクセス位置(詳細後記)が相当する。
本実施形態(図3及び図4)が既存例(図1及び図2)と異なる点は、以下の通りである。
・本実施形態においては、搬送エリア46が自動化倉庫45を取り囲んでいる(図3)。
・本実施形態においては、準備点56が自動化倉庫45の棚51a及び51bに接して10箇所存在する(図3)。この準備点は、X軸方向に容器保管位置の数だけ直列的に並んでいる。なお、既存例においては準備点56は1箇所しかない(図1)。
・本実施形態においては、搬送車2は、10箇所の準備点56のそれぞれから、棚51a又は51bの下部(床面と最下行の容器保管位置の間)に潜り込む(図3及び図4)。そして、搬送車2は、容器3を持ち上げると、そのままの状態で後退し、準備点56に戻る。
・本実施形態においては、自動化倉庫45は、図1及び図2と同じ位置に取り合い点54を有する必要がない(図3)。
・結局、棚51aの最下行の5箇所の容器保管位置及び棚51bの最下行の5箇所の容器保管位置が、取り合い点(図4の破線57)となっている。
・本実施形態においては、棚51a及び51bの準備点56に接している面は、少なくともZ=1の位置において開放されている。
(取り合い点の数と自動化倉庫の能力)
既存例で説明したように、自動倉庫に設けられる取り合い点の数が限定されていると、そのことがボトルネックとなって、自動化倉庫の能力は頭打ちになる。本実施形態のように取り合い点の数が充分多くなると、ボトルネックは解消し、搬送車の数を増加させることによって自動化倉庫の能力は向上する。
本実施形態の自動化倉庫45(図3及び図4)は、床面と最下行の容器保管位置の間に充分な高さの空間を有する。図4の符号58は、“4,1,1”の容器保管位置をZ軸の正方向から見下ろした平面図である(他の位置についても同様)。平面図58で明らかなように、搬送車2が床面上をY軸の負側(図4の紙面の手前側)から容器3の真下に潜り込む際に障害となるものは存在しない。当然のことながら、搬送車2が床面をY軸の正側(図4の紙面の向こう側)から容器3の真下に潜り込もうとすると、レール52a及び52b(図3)が障害となる。これらのことは、扁平な形状を有し高さが小さい本実施形態の搬送車2が、棚51a又は51bの一方の側から、その下部の空間に潜り込み、容器3を持ち上げることを可能にする。
既存の自動化倉庫は、図1に示すように、棚51aの端部の床面に取り合い点54を有するのみであり、棚の側面が有効活用されていない。本実施形態の搬送車2は、軌道上を走行する有軌道搬送車であってもよいし、軌道を必要としない無軌道搬送車であってもよい。なお、請求項の“搬送装置”には、ここでの搬送車2が相当する。搬送装置が移動する手段として、車輪、キャタピラ等があり得る。本実施形態の容器3の構造及び形状は任意であり、その構造及び形状によって、“パレット”、“タンク”、“箱”、“バケット”等様々な名称で呼ばれる。
(物流管理装置)
図5は、物流管理装置1の構成を説明する図である。物流管理装置1は、一般的なコンピュータであり、中央制御装置11、キーボード等の入力装置12、ディスプレイ等の出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を有する。これらの装置は、ネットワークで相互に接続されている。補助記憶装置15は、物品情報31、注文情報32、指示情報33及び出庫エリア情報34(詳細後記)を格納している。
主記憶装置14における物品管理部21及び搬送指示部22は、プログラムである。以降において、“○○部は、”と動作主体を記した場合、それは、中央制御装置11が補助記憶装置15から各プログラムを読み出し、主記憶装置14にロードしたうえで各プログラムの機能(詳細後記)を実現することを意味する。物流管理装置1の補助記憶装置15は、物流管理装置1から独立した構成となっていてもよい。物流管理装置1は、有線又は無線のネットワーク4(構内専用回線を含む)を介して、1又は複数の搬送車2及び自動化倉庫45と通信可能に接続されている。
(物品情報)
図6は、物品情報31の一例である。物品情報31においては、容器保管位置欄101に記憶された容器保管位置に関連付けて、物品ID欄102には物品IDが、物品名称欄103には物品名称が、数量欄104には数量が、属性欄105には属性が記憶されている。
容器保管位置欄101の容器保管位置は、前記したように、物品を格納する容器が棚において保管される空間の3次元座標値である。Y=2の位置には、レール52a及び52bが存在する(図1)ので、容器保管位置のY座標値は、“1”又は“3”である。
物品ID欄102の物品IDは、物品の種類を一意に特定する識別子である。
物品名称欄103の物品名称は、物品の名称である。
数量欄104の数量は、物品の数量である。
属性欄105の属性は、物品の特徴、性質等を端的に示した文字列である。
図6の各レコードは、各容器保管位置に対応し、二重線を跨ると棚が異なる。容器が保管されていないレコード(欄102〜欄105が空白)があってもよい。
(注文情報)
図7は、注文情報32の一例である。注文情報32においては、注文ID欄111に記憶された注文IDに関連付けて、注文先名称欄112には注文先名称が、物品ID欄113には物品IDが、数量欄114には数量が、時刻欄115には時刻が、ステータス欄116にはステータスが、注文先属性欄117には注文先属性が記憶されている。
注文ID欄111の注文IDは、注文先からの注文を一意に特定する識別子である。注文とは、物品の購入申し込みである。
注文先名称欄112の注文先名称は、注文先の名称である。
物品ID欄113の物品IDは、図6の物品IDと同じである。
数量欄114の数量は、注文に係る物品の数量である。
時刻欄115の時刻は、物流管理装置1が注文を受け付けた年月日時分秒である。
ステータス欄116のステータスは、“指示済”、“未指示”又は“予想”のいずれかである。“指示済”は、注文が実際に発生し、注文に係る物品を出庫するための指示が自動化倉庫45及び搬送車2に既に送信されていることを示す。“未指示”は、注文が実際に発生しているが、注文に係る物品を出庫するための指示が自動化倉庫45及び搬送車2に未だ送信されていないことを示す。“予想”は、注文が未だに発生していないことを示す。換言すれば、ステータスが“予想”であるレコードの欄112〜115及び117に記憶されたデータは、ユーザによる予想(将来の出庫計画)である。ユーザは、過去の経験、販促キャンペーン計画、人工知能を用いた出庫予想等に基づき、このようなレコードを作成する。
注文先属性欄117の注文先属性は、注文先に関する任意の情報である。ここでの注文先は、注文先が居住する都道府県名になっている。注文先は、この他に、注文先の名称、業種等であってもよい。
図7から明らかなように、1つの注文は、1又は複数の数量からなる1又は複数の種類の物品を対象としている。注文が発生する都度、注文情報32の新たなレコードが作成される。物流管理装置1は、例えば物品販売サイトの運営者のサーバ等からこのようなレコードを受信し、注文情報32として補助記憶装置15に記憶する。また、ユーザが将来の出庫計画を作成する都度、注文情報32の新たなレコードが作成される。
(指示情報)
図8は、指示情報33の一例である。指示情報33においては、指示ID欄121に記憶された指示IDに関連付けて、指示カテゴリ欄122には指示カテゴリが、昇降台ID欄123には昇降台IDが、搬送車ID欄124には搬送台IDが、物品ID欄125には物品IDが、起点欄126には起点が、終点欄127には終点が、出庫頻度欄128には出庫頻度が、保管位置変更パタン欄129には保管位置変更パタンが記憶されている。
指示ID欄121の指示IDは、昇降台53又は搬送車2に対する指示を一意に特定するIDである。指示は、ある位置(起点)から他の位置(終点)に容器を搬送する旨の、昇降台又は搬送車に対する命令である。
指示カテゴリ欄122の指示カテゴリは、“出庫”、“出庫戻し”、“出庫のみ”、“仮置”、“出庫準備”、“入庫”及び“移動”のうちのいずれかである。これらの詳細は後記する。“出庫”の語は、物流センタから物品を出すことを意味し、自動化倉庫の棚から物流センタ内のあるエリアに物品を出すことを意味しない。“入庫”についても同様である。
昇降台ID欄123の昇降台IDは、指示を受信する昇降台を一意に特定する識別子である。但し、本実施形態では、昇降台53が1個しか存在しないので、ここでの昇降台IDはすべて“D1”である。自動化倉庫の構造によっては、昇降台53が複数存在する場合もある。
搬送車ID欄124の搬送台IDは、指示を受信する搬送車を一意に特定する識別子である。
物品ID欄125の物品IDは、図6の物品IDと同じである。
起点欄126の起点は、容器が搬送される出発点の座標値である。
終点欄127の終点は、容器が搬送される到着点の座標値である。
起点及び終点のうち、“[#,#,#]”は、自動化倉庫の容器保管位置の座標値である。なお、“#”は、異なる値を省略的に示している(図9も同様)。“[[#,#,#]]”の“[[ ]]”は、その位置が自動化倉庫内の取り合い点であることを意味する。本実施形態では、取り合い点は、最下行(Z=1)の容器保管位置である。“〈#,#,#〉”は、自動化倉庫の外部の位置である。なお、自動化倉庫の外部においても、自動化倉庫の3次元座標系が適用される。
添え字の“OUT”は、出庫エリア42のアクセス位置を示す。アクセス位置とは、搬送エリア46以外の他のエリアとの間で搬送車2が容器3を受け渡しする位置である。アクセス位置は、搬送エリア46のうち他のエリアに接する位置に存在する(例えば、図3の符号59)。添え字の“IN”は、入庫エリア41のアクセス位置を示す。
添え字の“WAIT”は、仮置エリア47に接するアクセス位置、又は、仮置エリア47内の(棚を降ろしたまま放置できる)所定の位置を示す。添え字の“FLAT”は、平置エリア44のアクセス位置を示す。添え字の“MANU”は、加工エリア43のアクセス位置を示す。
出庫頻度欄128の出庫頻度は、所定の期間における物品の出庫回数(予想を含むすべてのステータスに対応する)等である。出庫頻度の詳細は後記する。わかり易さのために図8の出庫頻度は、“大”又は“小”のいずれかとしている。
保管位置変更パタン欄129の保管位置変更パタンは、容器保管位置を見直すパタンである。保管位置変更パタンの詳細は後記する。なお、保管位置変更パタンを単に“パタン”と呼ぶことがある。
図8を、パタンごとに見ると例えば以下のことがわかる。
〈パタン1(上→上):レコード131a〜131d〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“小”である物品A101を自動化倉庫の棚から出庫するために、指示C001を送信している。
・指示C001は、“出庫”についてのレコード131a及び131b並びに“出庫戻し”についてのレコード131c及び131dからなる。
・物流管理装置1は、レコード131a及び131dを昇降台D1に対して送信し、レコード131b及び131cを搬送車E01に対して送信している。
・レコード131aに応じて、昇降台D1は、容器保管位置[4,1,4]から取り合い点[[4,1,1]]に、物品A101を格納する容器を搬送している。
・レコード131bに応じて、搬送車E01は、取り合い点[[4,1,1]]から出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTに容器を搬送している。
・出庫が完了した後、レコード131cに応じて、搬送車E01は、アクセス位置〈#,#,#〉OUTから取り合い点 [[4,1,1]]に、物品A101の残りを格納する容器を搬送している。
・レコード131dに応じて、昇降台D1は、取り合い点[[4,1,1]]から容器保管位置[4,1,4]に容器を搬送している。
パタン1においては、出庫頻度が小さい物品A101を格納する容器は、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=4)から出発し、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=4)に戻っている。つまり、出庫頻度の小さい物品は、出庫頻度の高い物品のために最下行(Z=1)の取り合い点を引き続き確保している。
〈パタン2(下→上):レコード132a〜132c〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“小”である物品A102を自動化倉庫の棚から出庫するために、指示C002を送信している。
・指示C002は、“出庫”についてのレコード132a並びに“出庫戻し”についてのレコード132b及び132cからなる。
・物流管理装置1は、レコード132a及び132bを搬送車E02に対して送信し、レコード132cを昇降台D1に対して送信している。
・レコード132aに応じて、搬送車E02は、取り合い点[[3,1,1]]から出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTに、物品A102を格納する容器を搬送している。
・出庫が完了した後、レコード132bに応じて、搬送車E02は、アクセス位置〈#,#,#〉OUTから取り合い点[[3,1,1]]に、物品A102の残りを格納する容器を搬送している。
・レコード132cに応じて、昇降台D1は、取り合い点[[3,1,1]]から容器保管位置[3,1,4]に容器を搬送している。
パタン2においては、出庫頻度が小さい物品A102を格納する容器は、最下行(Z=1)の取り合い位置から出発し、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=4)に戻っている。つまり、出庫頻度の小さい物品は、出庫頻度の高い物品に最下行(Z=1)の取り合い点を譲っている。
〈パタン3(上→下):レコード133a〜133c〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“大”である物品A103を自動化倉庫の棚から出庫するために、指示C003を送信している。
・指示C003は、“出庫”についてのレコード133a及び133b並びに“出庫戻し”についてのレコード133cからなる。
・物流管理装置1は、レコード133aを昇降台D1に対して送信し、レコード133b及び133cを搬送車E03に対して送信している。
・レコード133aに応じて、昇降台D1は、容器保管位置[2,1,2]から取り合い点[[2,1,1]]に、物品A103を格納する容器を搬送している。
・レコード133bに応じて、搬送車E03は、取り合い点[[2,1,1]]から出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTに容器を搬送している。
・出庫が完了した後、レコード133cに応じて、搬送車E03は、アクセス位置〈#,#,#〉OUTから取り合い点[[2,1,1]]に、物品A103の残りを格納する容器を搬送している。
パタン3においては、出庫頻度が大きい物品A103を格納する容器は、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=2)から出発し、最下行(Z=1)の取り合い点に戻っている。つまり、出庫頻度の大きい物品は、今後、最下行(Z=1)の取り合い点で出庫を待つ。
〈パタン4(下→下):レコード134a及び134b〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“大”である物品A104を自動化倉庫の棚から出庫するために、指示C004を送信している。
・指示C004は、“出庫”についてのレコード134a及び“出庫戻し”についてのレコード134bからなる。
・物流管理装置1は、レコード134a及び134bを搬送車E01に対して送信している。
・レコード134aに応じて、搬送車E01は、取り合い点[[5,1,1]]から出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTに、物品A104を格納する容器を搬送している。
・出庫が完了した後、レコード134bに応じて、搬送車E01は、アクセス位置〈#,#,#〉OUTから取り合い点[[5,1,1]]に、物品A104の残りを格納する容器を搬送している。
パタン4においては、出庫頻度が大きい物品A104を格納する容器は、最下行(Z=1)の取り合い点から出発し、最下行(Z=1)の取り合い点に戻っている。つまり、出庫頻度の大きい物品は、最下行(Z=1)の取り合い点で出庫を引き続き待つ。
〈パタン5(残置):レコード135a及び135b〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“大”である物品A105を自動化倉庫の棚から出庫するために、指示C005を送信している。
・指示C005は、“出庫のみ”についてのレコード135a及び135bからなる。
・物流管理装置1は、レコード135aを昇降台D1に対して送信し、レコード135bを搬送車E02に対して送信している。
・レコード135aに応じて、昇降台D1は、容器保管位置[1,1,2]から取り合い点[[1,1,1]]に、物品A105を格納する容器を搬送している。
・レコード135bに応じて、搬送車E02は、取り合い点[[1,1,1]]から出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTに容器を搬送し、出庫が完了した後も、容器を当該位置に残置している(棚に戻していない)。
パタン5においては、出庫頻度が大きい物品A105を格納する容器は、自動化倉庫の棚から出発し、棚に戻ることなく出庫エリアに留まっている。つまり、出庫頻度の特に大きい物品は、出庫エリアに残っている。
〈パタン6(仮置):レコード136a〜136c〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“大”である物品A106を自動化倉庫の棚から出庫するために、指示C006を送信している。
・指示C006は、“出庫”についてのレコード136a及び136b並びに“仮置”についてのレコード136cからなる。
・物流管理装置1は、レコード136aを昇降台D1に対して送信し、レコード136b及び136cを搬送車E03に対して送信している。
・レコード136aに応じて、昇降台D1は、容器保管位置[3,1,3]から取り合い点[[3,1,1]]に、物品A106を格納する容器を搬送している。
・レコード136bに応じて、搬送車E03は、取り合い点[[3,1,1]]から出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTに容器を搬送している。
・出庫が完了した後、レコード136cに応じて、搬送車E03は、出庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉OUTから仮置エリアのアクセス位置〈#,#,#〉WAITに容器を搬送している。
パタン6においては、出庫頻度が大きい物品A106を格納する容器は、自動化倉庫の棚から出発し、棚に戻ることなく仮置エリアに留まっている。つまり、出庫頻度の特に大きい物品は、出庫エリアの近辺の仮置エリアに残っている。出庫エリアが充分な数のアクセス位置を有する場合、又は、出庫エリアの内部に充分な余地がある場合、パタン6より、パタン5が優先される(詳細後記)。
〈パタン7(下→上):レコード137〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“小”である物品A107を自動化倉庫の棚の内部で移動するために、指示C007を送信している。
・指示C007は、“出庫準備”についてのレコード137からなる。
・物流管理装置1は、レコード137を昇降台D1に対して送信している。
・レコード137に応じて、昇降台D1は、取り合い点[[2,1,1]]から他の容器保管位置 [2,1,4]に、物品A107を格納する容器を搬送している。
パタン7においては、出庫頻度が小さい物品A107を格納する容器は、出庫エリアに移動される旨の指示がなくても、棚の内部で最下行(Z=1)の取り合い点から、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=4)に移動している。つまり、出庫頻度の小さい物品は、出庫頻度の高い物品のために最下行(Z=1)の取り合い点を譲っている。
〈パタン8(上→下):レコード138〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“大”である物品A108を自動化倉庫の棚の内部で移動するために、指示C008を送信している。
・指示C008は、“出庫準備”についてのレコード138からなる。
・物流管理装置1は、レコード138を昇降台D1に対して送信している。
・レコード138に応じて、昇降台D1は、容器保管位置[1,1,3]から取り合い点[[1,1,1]]に、物品A108を格納する容器を搬送している。
パタン8においては、出庫頻度が大きい物品A108を格納する容器は、出庫エリアに移動される旨の指示がなくても、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=3)から、最下行(Z=1)の取り合い点に移動している。つまり、出庫頻度の大きい物品は、今後、最下行(Z=1)の取り合い点で出庫を待つ。
〈パタン9(上):レコード139a及び139b〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“小”である物品A109を自動化倉庫の棚に入庫するために、指示C009を送信している。
・指示C009は、“入庫”についてのレコード139a及び139bからなる。
・物流管理装置1は、レコード139aを搬送車E02に対して送信し、レコード139bを昇降台D1に対して送信している。
・レコード139aに応じて、搬送車E02は、入庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉INから取り合い点[[5,1,1]]に、物品A109を格納する容器を搬送している。
・レコード139bに応じて、昇降台D1は、取り合い点[[5,1,1]]から容器保管位置[5,1,4]に容器を搬送している。
パタン9においては、出庫頻度の小さい物品は、出庫頻度の大きい物品に最下行(Z=1)の取り合い点を確保するために、はじめから最下行以外(Z≠1)の容器保管位置(Z=4)に入庫する。なお、パタン9は、容器保管位置を変更しているわけではないので、“保管位置変更パタン”は、“当初保管パタン”と読み替えられてもよい(後記するパタン10も同様)。
〈パタン10(下):レコード140〉
・物流管理装置1は、出庫頻度が“大”である物品A110を自動化倉庫の棚に入庫するために、指示C010を送信している。
・指示C010は、“入庫”についてのレコード140からなる。
・物流管理装置1は、レコード140を搬送車E03に対して送信している。
・レコード140に応じて、搬送車E03は、入庫エリアのアクセス位置〈#,#,#〉INから取り合い点[[2,1,1]]に、物品A110を格納する容器を搬送している。
パタン10においては、出庫頻度の大きい物品は、はじめから最下行(Z=1)の取り合い点に保管される。
指示C011及びC012の出庫位置欄128及び保管位置変更パタン欄129は空欄になっている。このことは、これらの指示が、出庫頻度とは関係のない指示であることを示す。因みに指示C011に応じて、自動化倉庫の棚から平置エリアに容器が搬送される。指示C012に応じて、平置エリアから加工エリアに容器が搬送される。
物流管理装置1が指示を送信する先は、搬送車2又は昇降台53である。しかしながら、自動化倉庫内で荷役を行う荷役設備は、図1のような昇降台に限定されない。他の例として、スタッカクレーン、ウインチ、ハンド型ロボット等の荷役設備が存在する。請求項の“指示を前記自動化倉庫に対して送信”するとの記載は、自動化倉庫の部分であるこれらの荷役設備に対して指示を送信する、という意味を有する。
(出庫エリア情報)
図9は、出庫エリア情報34の一例である。出庫エリア情報34においては、出庫エリアID欄151に記憶された出庫エリアIDに関連付けて、作業ロボットID欄152には作業ロボットIDが、作業員ID欄153には作業員IDが、作業効率欄154には作業効率が、作業属性欄155には作業属性が、注文先欄156には注文先が記憶されている。
出庫エリアID欄151の出庫エリアIDは、出庫エリア42を一意に特定する識別子である。出庫エリア42は、図1のように、複数存在する。
作業ロボットID欄152の作業ロボットIDは、出庫作業を行う出庫ロボットを一意に特定する識別子である。
作業員ID欄153の作業員IDは、出庫作業を行う作業員を一意に特定する識別子である。1個の出庫エリアには、1台の出庫ロボット又は1人の作業員が配置されるものとする。
作業効率欄154の作業効率は、作業ロボット又は作業員の作業効率を示す数値である。作業ロボットの作業効率は、例えば単位時間当たりの処理行数(作業指示のデータ量)の設計値又は実績値である。作業員の作業効率は、例えば単位時間当たりの処理行数の申告値又は実績値である。
作業属性欄155の作業属性は、作業ロボット又は作業員の作業の質を示す任意の文字列である。作業属性は、物品情報31の属性(図6の欄105)に対応している。物流管理装置1は、ユーザが属性と作業属性との対応関係を予め設定するのを受け付け、補助記憶装置15に記憶しておく。
注文先欄156の注文先は、図7の注文先属性と同じである。
(処理手順)
図10は、処理手順のフローチャートである。図10の処理手順を開始する前提として、物品情報31(図6)、注文情報32(図7)及び出庫エリア情報34(図9)が最新の状態で補助記憶装置15に記憶されているとする。
ステップS201において、物流管理装置1の物品管理部21は、注文情報32(図7)に未指示のレコードがあるか否かを判断する。具体的には、物品管理部21は、注文情報32を参照し、ステータスが“未指示”であるレコードが存在する場合(ステップS201“Yes”)、ステップS202に進み、それ以外の場合(ステップS201“No”)、ステップS206に進む。
ステップS202において、物品管理部21は、未指示のレコードを取得する。具体的には、物品管理部21は、注文情報32のレコードのうち、ステータス“未指示”に対応するレコードの物品IDを取得する。
ステップS203において、物品管理部21は、物品の位置及び属性を取得する。具体的には、第1に、物品管理部21は、ステップS202において取得した物品IDを検索キーとして物品情報31(図6)を検索し、該当したレコードの容器保管位置及び属性を取得する。
第2に、物品管理部21は、ステップS203の“第1”において取得した容器保管位置のZ座標に所定の閾値を適用する。そして、物品管理部21は、Z座標値が閾値以下である場合は、位置フラグとして“低い”を生成し、Z座標値が閾値を超える場合は、位置フラグとして“高い”を生成する。ここでの閾値は、例えば、最下行を示す“1”である。
ステップS204において、物品管理部21は、物品の出庫頻度を算出する。具体的には、第1に、物品管理部21は、ユーザが任意の指定期間を入力装置12を介して入力するのを受け付ける。ここでの指定期間は、過去の期間であってもよいし、将来の期間であってもよいが、始点時刻及び終点時刻によって表現される。
第2に、物品管理部21は、注文情報32から、物品IDがステップS202において取得した物品IDであり、かつ、時刻が指定期間に含まれるレコードを抽出する。
第3に、物品管理部21は、ステップS204の“第2”において抽出したレコードの本数(対象物品が注文された又はされることが予想される回数を示す)、又は、抽出したレコードの数量の合計を算出する。
第4に、物品管理部21は、ステップS204の“第3”において算出した本数又は数量の合計を、指定期間の長さで除算した結果を出庫頻度として取得する。出庫頻度は、例えば、1日当たりの出庫回数又は出庫数量である。
第5に、物品管理部21は、ステップS204の“第4”において取得した出庫頻度に所定の閾値を適用する。そして、物品管理部21は、出庫頻度が閾値以下である場合は、頻度フラグとして“小さい”を生成し、出庫頻度が閾値を超える場合は、頻度フラグとして“大きい”を生成する。なお、出庫頻度が閾値を超える場合における出庫頻度と閾値との差分が別の閾値以上である場合、物品管理部21は、頻度フラグとして“特に大きい”を生成する。
ステップS205において、物品管理部21は、出庫エリアを決定する。具体的には、物品管理部21は、出庫エリア情報34(図9)のレコードのうち、ステップS203の“第1”において取得した属性に対応する作業属性を有するレコードの出庫エリアIDを取得する。前記したように、物品管理部21は、例えば、属性“形が崩れ易い”に対応する作業属性“再包装”を取得できる。このとき、物品管理部21は、出庫エリア情報34(図9)のレコードのうち、注文先欄156にステップS202において取得したレコードの注文先属性を有するものの出庫エリアIDを取得してもよい。その後、ステップS208に進む。
物品管理部21は、ステップS203〜S205に処理を、ステップS202において取得した物品IDごとに繰り返す。
ステップS206において、物品管理部21は、出庫頻度が小さく、かつ、最下行(Z=1)に保管されている物品を決定する。具体的には、第1に、物品管理部21は、ユーザが任意の指定期間を入力装置12を介して入力するのを受け付ける。
第2に、物品管理部21は、注文情報32(図7)から、時刻が指定期間に含まれるレコードを抽出する。
第3に、物品管理部21は、ステップS206の“第2”において抽出したレコードの本数、又は、抽出したレコードの数量の合計を、物品IDごとに算出する。
第4に、物品管理部21は、ステップS206の“第3”において算出した本数又は数量の合計を、指定期間の長さで除算した結果を出庫頻度として、物品IDごとに取得する。
第5に、物品管理部21は、ステップS206の“第4”において取得した出庫頻度が小さい順に所定の数だけ物品IDを取得する。
第6に、物品管理部21は、物品情報31(図6)を参照して、ステップS206の“第5”において取得した物品IDが特定する物品の容器保管位置を取得する。
第7に、物品管理部21は、ステップS207の“第6”において取得した容器保管位置のZ座標が所定の閾値以下であるような物品の物品IDを決定する。ここでの閾値は、例えば、最下行を示す“1”である。この場合、物品管理部21は、取り合い点(Z=1)に保管されている物品を決定できる。
ステップS207において、物品管理部21は、出庫頻度が大きく、かつ、最下行以外(Z≠1)に保管されている物品を決定する。ステップS207の処理は、ステップS206の一部を読み替えた処理である。すなわち、ステップS206において“小さい順に”、“所定の閾値以下”及び「例えば、最下行を示す“1”」とした箇所は、ステップS207においては、それぞれ、“大きい順に”、“所定の閾値以上”及び「例えば、最下行以外で最小の“2”」と読み替える。すると、物品管理部21は、最下行以外(Z≠1)の容器保管位置に保管されている物品を決定できる。
ステップS208において、物流管理装置1の搬送指示部22は、保管位置変更パタンを決定する。具体的には、搬送指示部22は、以下の規則に応じてパタンを決定する。
〈規則1〉ステップS201“Yes”を経由し、位置フラグが“高い”であり、かつ、頻度フラグが“小さい”である場合、パタン1を決定する。
〈規則2〉ステップS201“Yes”を経由し、位置フラグが“低い”であり、頻度フラグが“小さい” である場合、パタン2を決定する。
〈規則3〉ステップS201“Yes”を経由し、位置フラグが“高い”であり、頻度フラグが“大きい” である場合、パタン3を決定する。
〈規則4〉ステップS201“Yes”を経由し、位置フラグが“低い”であり、頻度フラグが“大きい” である場合、パタン4を決定する。
〈規則5〉ステップS201“Yes”を経由し、頻度フラグが“特に大きい” であり、かつ、出庫エリアに充分な余地が存在する場合、パタン5を決定する。
〈規則6〉ステップS201“Yes”を経由し、頻度フラグが“特に大きい” であり、かつ、出庫エリアに充分な余地が存在しない場合、パタン6を決定する。
〈規則7〉ステップS201“No”を経由した場合、ステップS206の“第7”において決定した物品IDについてはパタン7を決定する。
〈規則8〉ステップS201“No”を経由した場合、ステップS207の“第7”において決定した物品IDについてはパタン8を決定する。
ステップS209において、搬送指示部22は、指示情報33(図8)のレコードを作成する。具体的には、搬送指示部22は、ステップS208において決定したパタンに対応する指示を作成する。つまり、搬送指示部22は、ステップS208においてパタンn(n=1、2、・・・、8)を決定した場合、指示C00nのような指示を作成する。なお、搬送指示部22は、現時点で空いている容器保管位置のうちから、終点の容器保管位置(取り合い点)を決定し、現時点で待機している搬送車のうちから、指示を送信する搬送車を決定する。
ステップS210において、搬送指示部22は、搬送車及び/又は昇降台に指示を送信する。具体的には、搬送指示部22は、ステップS209において作成した指示を搬送車及び/又は昇降台に送信する。その後、処理手順を終了する。
(入庫時の処理)
ある物品が入庫されると、物品管理部21は、入庫エリア41の作業員が携帯する端末装置(図示せず)からその物品の物品ID及び数量を受信する。物品管理部21は、任意の指定期間及び受信した物品IDを注文情報32(図7)に適用して、その物品の出庫頻度を算出する。物品管理部21は、算出した出庫頻度に閾値を適用し、頻度フラグ“小さい”又は“大きい”を生成する。搬送指示部22は、生成した頻度フラグに応じてパタンを決定する。搬送指示部22は、決定したパタンに対応する指示を作成し、作成した指示を搬送車及び/又は昇降台に送信する。すると、搬送指示部22は、頻度フラグが“小さい”である場合、図8の指示C009のような指示を作成し、頻度フラグが“大きい”である場合、図8の指示C010のような指示を作成することになる。
(本実施形態の効果)
本実施形態の物流管理装置の効果は以下の通りである。
(1)物流管理装置は、自動化倉庫の取り合い点を増やすことができる。
(2)物流管理装置は、出庫頻度が大きい物品を取り合い点に搬送することができる。
(3)物流管理装置は、出庫頻度の小さい物品を取り合い点に保管することを防止できる。
(4)物流管理装置は、出庫頻度の大きい物品が出庫された後、その物品を取り合い点に戻すことができる。
(5)物流管理装置は、出庫頻度の小さい物品が出庫された後、その物品を取り合い点以外に戻すことができる。
(6)物流管理装置は、物品の属性等に応じて、出庫エリアを選択できる。
(7)物流管理装置は、出庫頻度の特に大きい物品を出庫エリアの近辺に置くことができる。
(8)物流管理装置は、無軌道搬送装置を使用するので、既存の自動化倉庫に対する追加的設備投資が少ない。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明をわかり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 物流管理装置
2 搬送車
3 容器
4 ネットワーク
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 物品管理部
22 搬送指示部
31 物品情報
32 注文情報
33 指示情報
34 出庫エリア情報
41 入庫エリア
42 出庫エリア
43 加工エリア
44 平置エリア
45 自動化倉庫
46 搬送エリア
47 仮置エリア
48 生産設備エリア
51a、51b 棚
52a、52b レール
53 昇降台
54、57 取り合い点

Claims (10)

  1. 物品を格納する容器を上下方向に複数行水平方向に複数列並べて保管する自動化倉庫における最下行の複数の位置のいずれかから前記自動化倉庫の外部に、前記物品を格納する容器を搬送する旨の指示を搬送装置に送信する搬送指示部を、
    備えることを特徴とする物流管理装置。
  2. 前記物品の出庫頻度を算出する物品管理部を備え、
    前記搬送指示部は、
    所定の基準を満たす程度に出庫頻度が大きい第1の物品を格納する容器を、前記最下行の複数の位置のいずれかに搬送する旨の指示を前記自動化倉庫に送信し、
    前記最下行の複数の位置のいずれかから前記第1の物品を格納する容器を搬送する旨の指示を搬送装置に送信すること、
    を特徴とする請求項1に記載の物流管理装置。
  3. 前記搬送指示部は、
    所定の基準を満たす程度に出庫頻度が小さい第2の物品を格納する容器を、前記最下行以外の複数の位置のいずれかに搬送する旨の指示を前記自動化倉庫に送信すること、
    を特徴とする請求項2に記載の物流管理装置。
  4. 前記搬送指示部は、
    前記第1の物品が出庫された後に前記第1の物品の残りを格納する容器を前記自動化倉庫に戻すに際し、
    出庫エリアから前記最下行の複数の位置のいずれかに前記第1の物品の残りを格納する容器を搬送する旨の指示を前記搬送装置に送信すること、
    を特徴とする請求項3に記載の物流管理装置。
  5. 前記搬送指示部は、
    前記第2の物品が出庫された後に前記第2の物品の残りを格納する容器を前記自動化倉庫に戻すに際し、
    前記出庫エリアから前記最下行の複数の位置のいずれかに前記第2の物品の残りを格納する容器を搬送する旨の指示を前記搬送装置に送信し、
    前記最下行の複数の位置のいずれかから前記最下行以外の複数の位置のいずれかに前記第2の物品の残りを格納する容器を搬送する旨の指示を前記自動化倉庫に送信すること、
    を特徴とする請求項4に記載の物流管理装置。
  6. 前記物品管理部は、
    前記物品の属性又は前記物品の注文先の属性を取得し、
    前記第1の物品又は前記第2の物品を出庫するための前記出庫エリアを、前記取得した属性に基づいて決定すること、
    を特徴とする請求項5に記載の物流管理装置。
  7. 前記搬送指示部は、
    前記第1の物品を出庫するに際し、
    前記出庫エリアに余地が存在する場合は、前記第1の物品を格納する容器を前記出庫エリアに残置する指示を前記搬送装置に送信し、
    前記出庫エリアに余地が存在しない場合は、前記第1の物品を格納する容器を前記出庫エリアの近辺に位置する仮置エリアに仮置きする指示を前記搬送装置に送信すること、
    を特徴とする請求項6に記載の物流管理装置。
  8. 前記搬送装置は、
    無軌道搬送装置であること、
    を特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の物流管理装置。
  9. 物流管理装置の搬送指示部は、
    物品を格納する容器を上下方向に複数行水平方向に複数列並べて保管する自動化倉庫における最下行の複数の位置のいずれかから前記自動化倉庫の外部に、前記物品を格納する容器を搬送する旨の指示を搬送装置に送信すること、
    を特徴とする物流管理装置の物流管理方法。
  10. 物流管理装置の搬送指示部に対し、
    物品を格納する容器を上下方向に複数行水平方向に複数列並べて保管する自動化倉庫における最下行の複数の位置のいずれかから前記自動化倉庫の外部に、前記物品を格納する容器を搬送する旨の指示を搬送装置に送信する処理を実行させること、
    を特徴とする物流管理装置を機能させるための物流管理プログラム。
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