JP7308322B2 - 搬送システム - Google Patents
搬送システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7308322B2 JP7308322B2 JP2022036889A JP2022036889A JP7308322B2 JP 7308322 B2 JP7308322 B2 JP 7308322B2 JP 2022036889 A JP2022036889 A JP 2022036889A JP 2022036889 A JP2022036889 A JP 2022036889A JP 7308322 B2 JP7308322 B2 JP 7308322B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- information
- shelf
- transfer
- whose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
そこで本発明は、異なる機能を有する多層のフロア間における物品の移動を個々の注文ごとに効率的に行うことを目的とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
図1は、物流センタのレイアウトの平面図である。図1の物流センタは、3階建ての建物である。1階部分は、入荷フロア8cである。入荷フロア8cは、入荷エリア43及び一時保管エリア44を有する。一時保管エリア44には、空の棚7が配置されている。個々の棚7は、各種の物品を格納する(詳細後記)。棚7は、2行6列の“島”を構成し、島が3行1列に並んでいる。島の間の通路では、棚7を持ち上げて搬送することが可能な搬送車2が移動している(詳細後記)。物品を搭載したトラック9がメーカ等から入荷エリア43に到着すると、荷役作業員47(又は荷役ロボット)は、物品を空の棚7に格納する。
図1に戻る。物品を格納した棚7は、まず入荷フロア8cの一時保管エリア44に保管される。その後、棚7は、倉庫フロア8aに搬送され、顧客からの注文を待つ。顧客からの注文があると、棚7は、作業フロア8bの一時保管エリア42に搬送される。その後直ちに、ピッキング作業員46は、棚7から注文に係る物品を取り出し、任意のパッケージに梱包し、パッケージを仕分棚45に置く。
図5(b)は、搬送車2が荷役台55を持ち上げた状態の側面図である。搬送車2は、シャフト58の高さ(長さ)を調整することによって、荷役台55を持ち上げる。搬送車2は、駆動輪56及び補助輪57を有する。駆動輪56は、独自の動力によって回転する。補助輪57は、動力を有さず、専ら搬送車2を支持する。駆動輪56の個数及び位置は任意である。補助輪57の個数及び位置は任意である。
なお、“保持する”とは、“持ち上げる”を含む概念である。“保持する”は、上からクレーン等で容器を引き上げる、車輪等が付された容器等を牽引又は推進する等の動作を含む。
図1に戻る。物流センタの各フロアには、仮想上の方眼が引かれている。その方眼のマス目のそれぞれに、前記した床マーカが、搬送車2の走行の妨げにならないように貼付又は埋設されている。このマス目の縦横の長さは、棚7の縦横の長さと同じである。床マーカには、図1の“3階”に示すような横軸の座標値及び縦軸の座標値、並びに、階数が記載されている。例えば、図1の符号7aの棚7の真下のマス目には、3次元の位置情報“[16,4,3]”が記載された床マーカが貼付されている。“16”は横軸の位置を示し、“4”は縦軸の位置を示し、“3”は階数を示す。
図7に沿って、フロア情報31を説明する。フロア情報31においては、区分欄101に記憶された区分に関連付けて、フロア属性欄102にはフロア属性が、フロア用途欄103にはフロア用途が、位置欄104には位置が記憶されている。
区分欄101の区分は、物流センタのフロアの管理上の区分であり、ここでは、階数に“東側”又は“西側”を付した文字列である。
フロア属性欄102のフロア属性は、前記した“倉庫フロア”、“作業フロア”及び“入荷フロア”のうちのいずれかである。
位置欄104の位置は、前記した3次元の位置情報であるが、ここでは特に、その区分が含むすべてのマス目を特定する位置情報が記憶されている。なお、“#”は、異なる値を省略的に示している(以降、図8等でも同様)。
図8に沿って、棚情報32を説明する。棚情報32においては、棚ID欄111に記憶された棚IDに関連付けて、格納位置欄112には格納位置が、物品ID欄113には物品IDが、数量欄114には数量が、保管開始日欄115には保管開始日が、棚位置欄116には棚位置が記憶されている。
棚ID欄111の棚IDは、棚7を一意に特定する識別子である。
格納位置欄112の格納位置は、その棚における格納スペースの位置であり、上段U、中段M及び下段Lの内の1つと、左L、中央C及び右Rのうちの1つとの組合せである。
数量欄114の数量は、格納されている物品の数量である。
保管開始日欄115の保管開始日は、その物品が物流センタに入荷された年月日である。説明の単純化のため、物品は所定の数のロットごとに入荷されるものとする。そして、ここでの保管開始日は、そのロットが入荷された年月日である。
ある格納スペースに物品が格納されていない場合、その格納位置についてのレコード(行)の物品ID欄113、数量欄114及び保管開始日欄115は空欄となる。なお、このような格納スペースを“空格納スペース”と呼ぶ。
図9に沿って、搬送車情報33を説明する。搬送車情報33においては、搬送車ID欄121に記憶された搬送車IDに関連付けて、搬送車位置欄122には搬送車位置が、状態欄123には状態フラグが、稼働欄124には稼働フラグが、棚ID欄125には棚IDが記憶されている。
搬送車ID欄121の搬送車IDは、搬送車2を一意に特定する識別子である。
搬送車位置欄122の搬送車位置は、搬送車が現在移動又は停止している床面のマス目の3次元座標値である。
稼働欄124の稼働フラグは、“稼働中”、“待機中”及び“故障中”のうちのいずれかである。“稼働中”は、搬送車が搬送管理装置1から受け付けた指示に係る搬送・動作を実行中であることを示す。“待機中”は、搬送車が指示を完了した後、次の指示を受信するのを待っていることを示す。“故障中”は、障害が発生したことに起因し搬送車が停止中であることを示す。
搬送車が床面のマス目の境界線を通過する都度、搬送車位置が更新される。搬送車が棚を上げ下げする都度、状態フラグが“実車”及び“空車”の間で遷移する。搬送管理装置1は、搬送車からこれらの情報を入手し、搬送車情報33を最新の状態に維持している。
図10に沿って、エレベータ情報34を説明する。エレベータ情報34においては、エレベータID欄131に記憶されたエレベータIDに関連付けて、容量欄122には容量が、平面位置欄133には平面位置が、上下位置欄134には上下位置が記憶されている。
エレベータID欄131のエレベータIDは、エレベータを一意に特定する識別子である。
容量欄132の容量は、エレベータが1度に塔載可能な搬送車の最大台数である。
上下位置欄134の上下位置は、エレベータが現在位置している階数である。
エレベータが上下する都度、上下位置が更新される。搬送管理装置1は、各エレベータからこの情報を入手し、エレベータ情報34を最新の状態に維持している。
図11に沿って、物品情報35を説明する。物品情報35においては、物品ID欄141に記憶された物品IDに関連付けて、物品名称欄142には物品名称が、メーカ名称欄143にはメーカ名称が、サイズ欄144にはサイズが、色欄145には色が記憶されている。
物品ID欄141の物品IDは、図8の物品IDと同じである。
物品名称欄142の物品名称は、物品の種類の名称である。
メーカ名称欄143のメーカ名称は、物品のメーカの名称である。
色欄145の色は、物品の色である。
図11の物品情報35は、物品が衣料品である場合の例である。各欄のデータは、機械部品の型式、食料品の産地のように、物品の特性に応じて適宜ユーザにより選択される。搬送管理装置1のユーザは、自身が取り扱う物品についてのこのようなデータを適宜のタイミングで入力装置12を介して入力する。搬送管理装置1は、入力されたデータを物品情報35として補助記憶装置15に記憶する。
図12に沿って、注文情報36を説明する。注文情報36においては、注文ID欄151に記憶された注文IDに関連付けて、顧客名称欄152には顧客名称が、物品ID欄153には物品IDが、数量欄154には数量が、時刻欄155には時刻が記憶されている。
注文ID欄151の注文IDは、顧客からの注文を一意に特定する識別子である。注文とは、物品の購入申し込みである。物流センタは、注文に係る物品をピッキングしたうえで、出荷する。
物品ID欄153の物品IDは、図8の物品IDと同じである。
数量欄154の数量は、注文に係る物品の数量である。
時刻欄155の時刻は、搬送管理装置1が注文を受け付けた年月日時分秒である。
図13に沿って、指示情報37を説明する。指示情報37においては、指示ID欄161に記憶された指示IDに関連付けて、指示先ID欄162には指示先IDが、指示欄163には指示が、時刻欄164には時刻が記憶されている。
指示ID欄161の指示IDは、指示を一意に特定する識別子である。指示とは、搬送管理装置1が搬送車2又はエレベータ3に送信する命令である。
指示欄163の指示は、前記した指示である。指示の詳細については後記する。
時刻欄164の時刻は、搬送管理装置1が搬送車2又はエレベータ3に指示を送信した年月日時分秒である。
指示情報37のレコード165aに注目する。このレコードは、搬送管理装置1が搬送車“C001”に対して送信した指示である。指示は“,”で区切られた複数の“節”からなる。各節は、3次元座標値を有する。節の中には、3次元座標値以外の文字列を有するものもある。以下に、図14を参照しつつ、指示の内容(各節の意味)を左から順に説明する。11個の節からなる当該指示は、全体として、搬送車“C001”がある棚を3階の倉庫フロアから、2階の作業フロアに搬送するための経路及び動作を示す指示となっている。
[6,8,3]up:搬送車“C001”は、●63へ移動する。このとき、搬送車“C001”は、島を構成する棚の下の空間を通過する。その後、●63に配置されている棚を持ち上げる。搬送車“C001”は、その後、棚を持ち上げた状態を維持する。このように“up”が付されたマス目を“棚上げ点”と呼ぶ。
[18,9,3]in:搬送車“C001”は、●65へ移動する。●65は、エレベータシャフトの開口部に隣接している。その後、搬送車“C001”は、エレベータへ乗り込む。すると、エレベータは、別途受信した指示に基づき、3階から2階へ移動する。このように“in”が付されたマス目を“エレベータ入口点”と呼ぶ。
[9,5,2]pause:搬送車“C001”は、●68へ移動し、棚の開放面を図の左側に向けて停止する。ここでピッキング作業員46が棚から目的の物品を取り出す。搬送車“C001”は、ピッキング作業員が作業している間は、その場に停止している。このように“pause”が付されたマス目を“作業点”と呼ぶ。
[9,3,2]:搬送車“C001”は、●69へ移動する。
なお、経路は、縦方向、横方向及び垂直方向の線分の集合体であること、つまり、搬送車が斜めに移動することはないことに留意すべきである。
指示情報37のレコード165bに注目する。このレコードは、搬送管理装置1がエレベータ“D001”に対して送信した指示である。指示は“,”で区切られた複数の“節”からなる。各節は、階数及び文字列を有する。以下に、指示の内容(各節の意味)を左から順に説明する。3個の節からなる当該指示は、全体として、あるエレベータがある棚を1階の入荷フロアから、3階の倉庫フロアに搬送するための経路及び動作を示す指示となっている。
[1階]charge:エレベータ“D001”は、1階に移動し、ある棚を塔載する。実際には、搬送車が自走してエレベータに乗り込んで来る。
[3階]discharge and wait:エレベータ“D001”は、3階に移動し、3階で搬送車を降ろす。実際には搬送車が自走してエレベータから出て行く。その後、エレベータ“D001”は、次の指示を受信するまで3階で待機する。
以上、フロア間搬送装置を経由する搬送車の経路の決定を搬送管理装置が行う例を説明したが、搬送すべき容器を示す情報を搬送管理装置が搬送車に送信し、搬送車が当該情報に基づいて経路を決定する構成であってもよい。
以降で処理手順を説明する。処理手順は、4つ存在し、それらは、入荷処理手順、ピッキング処理手順、第1の棚配置見直し処理手順及び第2の棚配置見直し処理手順である。
図15に沿って、入荷処理手順を説明する。
ステップS101において、搬送管理装置1の物品管理部21は、物品の入荷を認識する。具体的には、物品管理部21は、荷役作業員47が携帯する端末装置から、物品が入荷された旨の入荷信号を受信する。入荷信号は、物品ID及び物品の数量(ロット数×ロット当たりの個体数)を含む。
〈条件2〉その棚が有する空格納スペースが、入荷信号が含む物品IDの物品を、入荷信号が含む数量以上格納できること。なお、物品IDと1つの格納スペースが格納できるその物品の最大数量との対応関係を示す情報が、補助記憶装置15に記憶されており(図示せず)、物品管理部21は、当該情報を参照することができる。
〈条件3〉その棚が、入荷フロアに最も近いフロアに配置されていること。
〈条件4〉その棚が、既に同じ物品IDの物品を格納していること。
説明の単純化のために、ここでは1台の棚が決定されたとする。
〈条件11〉入荷信号が含む物品IDの物品が直近の所定期間において注文された数量が所定の閾値以上である場合、今後その棚を作業フロアに配置する。入荷信号が含む物品IDの物品が直近の所定期間において注文された数量が所定の閾値未満である場合、今後その棚を倉庫フロアに配置する。なお、物品管理部21は、注文情報36(図12)を参照することによって、当該数量を取得することができる。なお、ここでは、説明を単純にするために、その棚に既に格納されている他の物品の直近の注文数量は捨象されている。
〈条件12〉そのフロアにおいて、棚を配置すべき空き状態のマス目が存在すること。物品管理部21は、棚情報32(図8)の棚位置(欄116)に該当せず、かつ、通路にも該当しないマス目(空き状態のマス目)を知ることができる。
〈条件21〉そのマス目が、ステップS103の“第1”において決定されたフロア上にあること。
〈条件22〉そのマス目が空き状態のマス目であること。
〈条件23〉空き状態のマス目が複数ある場合、そのマス目とエレベータとの距離が最短であること。エレベータが複数ある場合、ここでの距離とは、各エレベータからの距離の平均値である。
〈条件31〉その搬送車の稼働フラグが“待機中”であること。
〈条件32〉待機中の搬送車が複数存在する場合、その搬送車が棚を搬送する際の“階数距離”が最短であること。ここでの階数距離とは、“起点の階数と棚上げ点の階数との差の絶対値”と“起点の階数と棚下げ点の階数との差の絶対値”との和である。
〈条件41〉そのエレベータの容量がステップS102において決定した棚の数以上であること。前記の例では、当該数は“1”であるので、どのエレベータでも当該条件を満たす。しかしながら、同じフロアに配置されている複数の棚を同時に搬送する場合、当該条件が満たされなければならない。
〈条件42〉そのエレベータが搬送車を搬送する際の“階数距離”が最短であること。ここでの階数距離とは、“エレベータが待機中の階数と棚上げ点の階数との差の絶対値”と“エレベータが待機中の階数と棚下げ点の階数との差の絶対値”との和である。
〈条件51〉その経路が、ステップS104において決定した起点を有すること。
〈条件52〉その経路が、棚下げ点の近辺において予め搬送車が待機するために指定された終点を有すること。
〈条件53〉その経路において、搬送車が実車となった後、棚が配置されているマス目を通過しないこと。
〈条件55〉複数の経路の候補のうち、その経路の起点から終点までの長さが最短であること。
〈条件56〉条件55で差がつかない場合、複数の経路の候補のうち、空車としての搬送車が棚の下を通過するマス目の数が最小であること。
第2に、搬送管理部22は、送信した経路を指示情報37(図13)の2本のレコード(搬送車についてのレコード及びエレベータについてのレコード)として記憶する。その後、入荷処理手順を終了する。
図16に沿って、ピッキング処理手順を説明する。
ステップS201において、搬送管理装置1の物品管理部21は、注文を受け付ける。
具体的には、物品管理部21は、例えば物品販売サイトの運営者のサーバから注文情報36(図12)の新たなレコードを受信する。このレコードを“新規注文レコード”と呼ぶ。新規注文レコードは、物品ID及び物品の数量を含む。説明の単純化のため、ここでは、新規注文レコードが含む物品IDの数は、“1”であったとする。
〈条件62〉その棚が、ピッキングを行う作業フロアに最も近いフロアに配置されていること。
説明の単純化のために、ここでは1台の棚が決定されたとする。
〈条件71〉新規注文レコードが含む物品IDの物品が直近の所定期間において注文された数量が所定の閾値以上であり、かつ、その棚が倉庫フロアに配置されていた場合、今後その棚を作業フロアに配置する。新規注文レコードが含む物品IDの物品が直近の所定期間において注文された数量が所定の閾値未満であり、かつ、その棚が作業フロアに配置されていた場合、今後その棚を倉庫フロアに配置する。これら以外の場合、その棚が配置されていたフロアに、その棚を引き続き配置する。なお、物品管理部21は、注文情報36(図12)を参照することによって、当該数量を取得することができる。なお、ここでは、説明を単純にするために、その棚に既に格納されている他の物品の直近の注文数量は捨象されている。
〈条件81〉そのマス目が、ステップS203の“第1”において決定されたフロア上にあること。
〈条件82〉そのマス目が空き状態のマス目であること。
〈条件82〉空き状態のマス目が複数ある場合、そのマス目とエレベータとの距離が最短であること。エレベータが複数ある場合、ここでの距離とは、各エレベータからの距離の平均値である。
〈条件91〉その搬送車の稼働フラグが“待機中”であること。
〈条件92〉待機中の搬送車が複数存在する場合、その搬送車が棚を搬送する際の“階数距離”が最短であること。ここでの階数距離とは、“起点の階数と棚上げ点の階数との差の絶対値”と“起点の階数と棚下げ点の階数との差の絶対値”との和である。
〈条件101〉そのエレベータの容量がステップS202において決定した棚の数以上であること。前記の例では、当該数は“1”であるので、どのエレベータでも当該条件を満たす。しかしながら、同じフロアに配置されている複数の棚を同時に搬送する場合、当該条件が満たされなければならない。
〈条件102〉そのエレベータが搬送車を搬送する際の“階数距離”が最短であること。ここでの階数距離とは、“エレベータが待機中の階数と棚上げ点の階数との差の絶対値”と“エレベータが待機中の階数と棚下げ点の階数との差の絶対値”との和である。
〈条件111〉その経路が、ステップS204において決定した起点を有すること。
〈条件112〉その経路が、棚下げ点の近辺において予め搬送車が待機するために指定された終点を有すること。
〈条件113〉その経路において、搬送車が実車となった後、棚が配置されているマス目を通過しないこと。
〈条件115〉複数の経路の候補のうち、その経路の起点から終点までの長さが最短であること。
〈条件116〉条件115で差がつかない場合、複数の経路の候補のうち、空車としての搬送車が棚の下を通過するマス目の数が最小であること。
第2に、搬送管理部22は、送信した経路を指示情報37(図13)の2本のレコード(搬送車についてのレコード及びエレベータについてのレコード)として記憶する。その後、ピッキング処理手順を終了する。
図17に沿って、第1の棚配置見直し処理手順を説明する。
ステップS301において、搬送管理装置1のフロア管理部23は、注文が多い物品を決定する。具体的には、第1に、フロア管理部23は、第1の棚配置見直し処理手順を開始するべき所定のタイミングが到来したことを認識する。所定のタイミングとは、例えば、“毎月末日の午後8時”である。
第2に、フロア管理部23は、ステップS302の“第1”において取得した棚位置を検索キーとしてフロア情報31(図7)を検索し、その棚位置に対応するフロア属性(図7の欄102)を取得する。
第2に、フロア管理部23は、送信した経路を指示情報37(図13)の2本のレコード(搬送車についてのレコード及びエレベータについてのレコード)として記憶する。
第2に、フロア管理部23は、ステップS306の“第1”において取得した棚位置を検索キーとしてフロア情報31(図7)を検索し、その棚位置に対応するフロア属性(図7の欄102)を取得する。
第2に、フロア管理部23は、送信した経路を指示情報37(図13)の2本のレコード(搬送車についてのレコード及びエレベータについてのレコード)として記憶する。その後、第1の棚配置見直し処理手順を終了する。
図18に沿って、第2の棚配置見直し処理手順を説明する。第2の棚配置見直し処理手順においては、ピッキングを行う作業フロアが複数存在することが前提になっている。
ステップS401において、搬送管理装置1のフロア管理部23は、当該作業フロアに搬送される回数が多い物品を決定する。具体的には、第1に、フロア管理部23は、第2の棚配置見直し処理手順を開始するべき所定のタイミングが到来したことを認識する。所定のタイミングとは、例えば、“毎月末日の午後8時”である。当該作業フロアとは、複数の作業フロア(作業点があるフロア)のうち、その作業フロアに搬送されて来る棚が配置されている作業フロア(棚上げ点があるフロア)を見直そうとするフロアである。なお、複数の作業フロアのうち、当該作業フロア以外のフロアを“他の作業フロア”と呼ぶ。
第2に、フロア管理部23は、ステップS402の“第1”において取得した棚位置を検索キーとしてフロア情報31(図7)を検索し、その棚位置に対応するフロア属性(図7の欄102)及び区分(欄101)を取得する。
第2に、フロア管理部23は、送信した経路を指示情報37(図13)の2本のレコード(搬送車についてのレコード及びエレベータについてのレコード)として記憶する。
いま、このような物品IDとして、“B006”が決定されたとする。なお、該当する物品IDが存在しない場合、フロア管理部23は、第2の棚配置見直し処理手順を終了する(図18に図示せず)。なお、フロア管理部23は、物品が作業フロアに搬送される頻度、又は、作業フロアにおいて物品が注文される回数、数量若しくは頻度のうちの少なくとも1つの値を取得し、それぞれに対して閾値を適用してもよい。
第2に、フロア管理部23は、ステップS406の“第1”において取得した棚位置を検索キーとしてフロア情報31(図7)を検索し、その棚位置に対応するフロア属性(図7の欄102)及び区分(欄101)を取得する。
第2に、フロア管理部23は、送信した経路を指示情報37(図13)の2本のレコード(搬送車についてのレコード及びエレベータについてのレコード)として記憶する。その後、第2の棚配置見直し処理手順を終了する。
本実施形態の搬送システムの効果は以下の通りである。
(1)搬送システムは、複数のフロアを有する物流センタにおいて、効率的にピッキング作業をすることを可能にする。
(2)搬送システムは、入荷フロア、倉庫フロア及び作業フロア間の物品の上下搬送を効率的に行うことができる。
(3)搬送システムは、ピッキング作業の対象となる頻度が高い物品を作業フロアに搬送できる。
(4)搬送システムは、(3)の処理を自動的に開始できる。
(5)搬送システムは、ピッキング作業が行われる作業フロアが複数存在する場合に、ピッキング作業の対象となる頻度が高い物品を当該作業フロアに搬送できる。
(6)搬送システムは、(5)の処理を自動的に開始できる。
2 搬送車(搬送ロボット)
3 エレベータ(フロア間搬送装置)
7 棚
11 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置
15 補助記憶装置
16 通信装置
21 物品管理部
22 搬送管理部
23 フロア管理部
31 フロア情報
32 棚情報
33 搬送車情報
34 エレベータ情報
35 物品情報
36 注文情報
37 指示情報
Claims (17)
- フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、フロア属性が作業フロアである第1フロアでピッキングされる頻度が閾値以上である物品を格納する容器が、フロア属性が倉庫フロアである第2フロアに配置されている場合、前記第2フロアから前記第1フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、フロア属性が作業フロアである第1フロアでピッキングされる頻度が閾値未満である物品を格納する容器が、前記第1フロアに配置されている場合、前記第1フロアからフロア属性が倉庫フロアである第2フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、フロア属性が作業フロアである第1フロアでピッキングされる数量が閾値以上である物品を格納する容器が、フロア属性が倉庫フロアである第2フロアに配置されている場合、前記第2フロアから前記第1フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、フロア属性が作業フロアである第1フロアでピッキングされる数量が閾値未満である物品を格納する容器が、前記第1フロアに配置されている場合、前記第1フロアからフロア属性が倉庫フロアである第2フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、フロア属性が作業フロアである第1フロアでピッキングされる回数が閾値以上である物品を格納する容器が、フロア属性が倉庫フロアである第2フロアに配置されている場合、前記第2フロアから前記第1フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、フロア属性が作業フロアである第1フロアでピッキングされる回数が閾値未満である物品を格納する容器が、前記第1フロアに配置されている場合、前記第1フロアからフロア属性が倉庫フロアである第2フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、注文される頻度が閾値以上である物品を格納する容器が、フロア属性が倉庫フロアである第2フロアに配置されている場合、前記第2フロアからフロア属性が作業フロアである第1フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、注文される頻度が閾値未満である物品を格納する容器が、フロア属性が作業フロアである第1フロアに配置されている場合、前記第1フロアからフロア属性が倉庫フロアである第2フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、注文される数量が閾値以上である物品を格納する容器が、フロア属性が倉庫フロアである第2フロアに配置されている場合、前記第2フロアからフロア属性が作業フロアである第1フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、注文される数量が閾値未満である物品を格納する容器が、フロア属性が作業フロアである第1フロアに配置されている場合、前記第1フロアからフロア属性が倉庫フロアである第2フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、注文される回数が閾値以上である物品を格納する容器が、フロア属性が倉庫フロアである第2フロアに配置されている場合、前記第2フロアからフロア属性が作業フロアである第1フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - フロアの区分とフロア属性とを関連付けるフロア情報を記憶する記憶装置と、
前記フロア情報を参照し、注文される回数が閾値未満である物品を格納する容器が、フロア属性が作業フロアである第1フロアに配置されている場合、前記第1フロアからフロア属性が倉庫フロアである第2フロアへ前記容器を搬送するように、搬送ロボットとフロア間搬送装置とを制御する制御装置と、
を備え、
前記第2フロアは、前記第1フロアとは異なる階であること、
を特徴とする搬送システム。 - 前記搬送ロボットと前記フロア間搬送装置とをさらに備えること、
を特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の搬送システム。 - 前記容器は、
前記物品を格納する棚であり、
前記搬送ロボットは、
前記棚を持ち上げて搬送することが可能な搬送車であること、
を特徴とする請求項13に記載の搬送システム。 - 前記記憶装置は、
前記棚を特定する識別子と、前記棚に格納された前記物品の識別子と、前記棚の位置の情報と、を関連付ける棚情報を記憶し、
前記制御装置は、
前記棚情報を参照して、前記物品を格納する前記棚の位置の情報を取得し、
前記フロア情報を参照して、取得した棚の位置に対応するフロアの属性を取得すること、
を特徴とする請求項14に記載の搬送システム。 - 前記制御装置は、
前記棚を搬送する経路、前記搬送車、前記フロア間搬送装置を決定し、
前記決定した経路についての指示を前記搬送車と前記フロア間搬送装置に送信すること、
を特徴とする請求項15に記載の搬送システム。 - 前記作業フロアは、
前記棚を配置可能な保管エリアと、作業員又はロボットにより前記棚から前記物品が取り出されるエリアであるピッキングエリアと、を有し、
前記倉庫フロアは、
前記棚を配置可能な保管エリアを有すること、
を特徴とする請求項16に記載の搬送システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022036889A JP7308322B2 (ja) | 2018-09-10 | 2022-03-10 | 搬送システム |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018168856A JP7041028B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 搬送システム及び搬送管理装置 |
JP2022036889A JP7308322B2 (ja) | 2018-09-10 | 2022-03-10 | 搬送システム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018168856A Division JP7041028B2 (ja) | 2018-09-10 | 2018-09-10 | 搬送システム及び搬送管理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022066531A JP2022066531A (ja) | 2022-04-28 |
JP7308322B2 true JP7308322B2 (ja) | 2023-07-13 |
Family
ID=87072588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022036889A Active JP7308322B2 (ja) | 2018-09-10 | 2022-03-10 | 搬送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7308322B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2024068453A (ja) * | 2022-11-08 | 2024-05-20 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193230A (ja) | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Hitachi Ltd | 在庫管理方法、在庫管理システム、およびプログラム |
JP2012197184A (ja) | 2006-06-19 | 2012-10-18 | Kiva Systems Inc | 目録品を移送するシステムおよび方法 |
JP2013252906A (ja) | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Daifuku Co Ltd | 物品仕分け設備の運用方法及び物品仕分け設備 |
WO2018099133A1 (zh) | 2016-11-30 | 2018-06-07 | 杭州海康机器人技术有限公司 | 一种货架管理的方法及装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10297716A (ja) * | 1997-04-30 | 1998-11-10 | Komatsu Ltd | 倉庫及び倉庫の荷役運用方法 |
-
2022
- 2022-03-10 JP JP2022036889A patent/JP7308322B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006193230A (ja) | 2005-01-11 | 2006-07-27 | Hitachi Ltd | 在庫管理方法、在庫管理システム、およびプログラム |
JP2012197184A (ja) | 2006-06-19 | 2012-10-18 | Kiva Systems Inc | 目録品を移送するシステムおよび方法 |
JP2013252906A (ja) | 2012-06-05 | 2013-12-19 | Daifuku Co Ltd | 物品仕分け設備の運用方法及び物品仕分け設備 |
WO2018099133A1 (zh) | 2016-11-30 | 2018-06-07 | 杭州海康机器人技术有限公司 | 一种货架管理的方法及装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022066531A (ja) | 2022-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11537976B2 (en) | Multi-nodal supply chain system and method for supply chain workflow execution using transportable and continuously trackable storage bins | |
CN111033539B (zh) | 用于订单规定路线的机器人库存更新 | |
JP7431942B2 (ja) | マルチゾーン自動保管及び回収システム | |
JP7041028B2 (ja) | 搬送システム及び搬送管理装置 | |
JP2020083548A (ja) | 搬送システム、搬送管理装置及び物流レイアウト | |
EP4044083A1 (en) | Inventory management system and method | |
CN107512515A (zh) | 无人化智能密集仓储管理方法和仓储*** | |
JP2022115910A (ja) | ロボット制御システム、方法、計算装置、および記憶媒体 | |
JP7397914B2 (ja) | 物流管理装置、搬送システム及び物流管理方法 | |
JP7415066B2 (ja) | 物流管理装置、物流管理方法及び物流管理プログラム | |
JP7308322B2 (ja) | 搬送システム | |
JP7174642B2 (ja) | 倉庫管理装置、倉庫管理方法及び倉庫管理システム | |
Dudziak et al. | Flow of goods in the warehouse management systems-problem analysis | |
JP4076821B2 (ja) | 入出荷管理システム | |
JP7271822B2 (ja) | 無人移送車によるピッキングシステム | |
CN113869819A (zh) | 一种智能库房***以及智能库房管理方法 | |
JP7192184B1 (ja) | 無人移送車による多層ピッキングシステム | |
JP2024048704A (ja) | 搬送システム、制御装置及び制御方法 | |
JP2024113823A (ja) | 搬送システム、制御装置及び制御方法 | |
Ruzayqat | Designing a cellular-based fully automated case picking system | |
JP2023064202A (ja) | 搬送管理システム、搬送管理装置及び搬送管理方法 | |
JP2023104062A (ja) | 物流倉庫設備 | |
JP2023129905A (ja) | 倉庫管理システム及びパレット状部材 | |
JP2023065916A (ja) | 搬送システム及び方法 | |
JP2022001534A (ja) | 物流機構 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220310 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230130 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230207 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230606 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230703 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7308322 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |