JP2020126538A - 運転支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号情報の無効時間帯であっても適切な運転支援制御を実施する運転支援装置を提供する。【解決手段】自車両101bに搭載され、信号機103から送信された信号情報を用いて自車両101bの運転を支援する運転支援装置であって、自車両101bの進行方向前方に設置された信号機103の信号現示の予定に関する情報を少なくとも含む信号情報を、信号機103から取得する信号情報取得部と、自車両101bの進行方向前方に設置された103信号機の現在の信号現示を含む現在情報を取得する現在情報取得部と、信号情報取得部が取得した信号情報および現在情報取得部が取得した現在情報を用いて運転を支援する支援情報を作成する支援情報作成部と、支援情報作成部が作成した支援情報を出力する出力部と、を含み、支援情報作成部は、信号情報取得部が取得した信号情報が無効である場合には、現在情報を用いて支援情報を作成する。【選択図】図1

Description

この明細書における開示は、信号機と通信して運転を支援する運転支援装置に関する。
従来、道路を走行中の車両が、進行方向前方にある交差点に設置された交差点信号機(以下、「信号機」ということがある)から信号の現在の灯色および切替タイミングを示す信号情報を路車間通信により受信し、その受信した信号情報に基づいて、車両が交差点をスムーズに通過できるようにするための様々な運転支援を行う技術がある。
運転支援として、たとえば車両の進行方向前方にある交差点に設置された信号機が現在停止信号である黄信号又は赤信号を現示している状況において、減速をすることで交差点に到達する前に停止信号の現示期間をやり過ごし、次の進行信号(青信号)で交差点を無停止で通過できるようにするものがある(たとえば特許文献1参照)。
特開平5−128399号公報
交通管制センタによって集中制御された信号機では、信号情報の無効時間帯が定期的に存在する。無効時間帯の発生理由としては、たとえば信号機のメンテナンス、交通管制センタによる遠隔操作時の切替タイミングの変更がある。したがって信号情報を用いた運転支援装置では、信号情報の無効時間帯について考慮する必要がある。
そこで、開示される目的は前述の問題点を鑑みてなされたものであり、信号情報の無効時間帯であっても適切な運転支援制御を実施する運転支援装置を提供することを目的とする。
本開示は前述の目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
ここに開示された運転支援装置は、車両(101)に搭載され、信号機(103)から送信された信号情報を用いて車両の運転を支援する運転支援装置(21)であって、
自車両の進行方向前方に設置された信号機の信号現示の予定に関する情報を少なくとも含む信号情報を、信号機から取得する信号情報取得部(27)と、
自車両の進行方向前方に設置された信号機の現在の信号現示を含む現在情報を取得する現在情報取得部(S7、S8)と、
信号情報取得部が取得した信号情報および現在情報取得部が取得した現在情報を用いて運転を支援する支援情報を作成する支援情報作成部(S4、S5、S11、S12)と、
支援情報作成部が作成した支援情報を出力する出力部(24、25)と、を含み、
支援情報作成部は、信号情報取得部が取得した信号情報が無効である場合には、現在情報を用いて支援情報を作成する。
このような運転支援装置に従えば、支援情報作成部は、信号情報取得部が取得した信号情報が無効である場合には、現在情報を用いて支援情報を作成する。信号情報の無効時間帯であっても、信号現示から支援情報を作成することができるので、適切な運転支援制御を実施することができる。
なお、前述の各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
運転支援システムを示す図。 運転支援処理を示すフローチャート。 情報取得の第1の例を示す図。 情報取得の第2の例を示す図。 情報取得の第3の例を示す図。
(第1実施形態)
本開示の第1実施形態に関して、図1〜図5を用いて説明する。先ず、図1を用いて運転支援システム100に関して説明する。運転支援システム100は、車両101の運転を支援するための運転支援情報を運転者に提供するシステムである。運転支援システム100は、交通管制センタ102、信号機103および車両101を含んで構成される。
[交通管制センタ102の説明]
先ず、交通管制センタ102に関して説明する。交通管制センタ102は、車両101の外部装置であって、複数の車両101と通信し、複数の信号機103を集中制御する。交通管制センタ102は、割り当てられた地域の交通管制を行い、たとえば信号機103の各種設定を制御する。交通管制センタ102は、たとえば各信号機103に対して信号灯色の制御信号を送り、道路104の交通量や時間帯に応じて各信号灯色の点灯時間を制御する。
交通管制センタ102は、クラウド通信部11、データベース12および管制制御部13を含んで構成される。クラウド通信部11は、複数の車両101と無線通信、たとえばテレマティクス通信を用いてデータを送受信する。クラウド通信部11は、たとえばテレマティクス通信に用いられるDCM(Data Communication Module)といった車載通信モジュールなどの様々なものを採用することができる。またクラウド通信部11は、信号機103と無線または有線で双方向通信する。
データベース12は、複数のデータが記憶されており、たとえば車両データベースおよび信号機データベースなどの記憶領域を有する。車両データベースには、車両101との通信によって取得した走行情報が記憶されている。走行情報は、たとえば各車両101のカメラ33の情報、車両101の位置、停止している交差点105および方路情報である。信号機データベースには、信号機103の各種の設定情報が記憶されている。データベース12には、前述の情報が記憶されているだけでなく、いわゆるビックデータといわれる様々な情報が記憶されている。
管制制御部13は、CPU、ROMおよびRAMなどからなるコンピュータ装置で構成されており、交通管制センタ102の各部を統括制御する。管制制御部13は、クラウド通信部11を介して信号機103と接続されており、制御対象となる信号機103を遠隔制御する。管制制御部13は、各信号機103および車両101からの情報に基づき、混走道路の交通の流れが円滑となるように個々の信号機103の作動を統合的に調整する。また管制制御部13は、信号機103から取得した車両感知情報を用いて渋滞区間情報を生成する。管制制御部13は、予め提供される工事情報および渋滞区間情報を用いて交通情報を生成し、クラウド通信部11から車両101に交通情報を送信するように制御する。
[車両101の説明]
次に、車両101に関して説明する。車両101は、車載制御装置21および車載制御装置21に接続される複数の外部機器を含んで構成される。車載制御装置21は、運転支援を実施するため他の車両101、信号機103および交通管制センタ102と通信し、運転支援するための情報を出力する。したがって車載制御装置21は、信号機103から送信された信号情報を用いて車両101の運転を支援する運転支援装置としての機能を有する。車載制御装置21は、位置特定部22、外部機器接続部23、表示部24、音出力部25、光ビーコン通信部26、無線通信部27、および制御部28を含んで構成される。
位置特定部22は、車速センサ31、並びに図示しない加速度センサおよびGPS受信機等による検出信号に基づいて車両101の現在地や進行方向を特定する。位置特定部22は、特定したデータを制御部28に出力する。
外部機器接続部23は、車両101に搭載されているレーダ32、カメラ33、車速センサ31、作動制御部34、ナビゲーション装置35などの外部機器と制御部28との間で通信を行うためのインタフェースである。外部機器接続部23は、外部機器から送信されてくるデータを制御部28に出力する。
レーダ32は、自車両101bの周辺に存在する他車両を検知する。またカメラ33は、撮像部であって、自車両101bの進行方向前方および後方の路上風景を撮像する。車速センサ31は、自車両101bの速度を検出する。作動制御部34は、自車両101bの各部、たとえばアクセル、ブレーキおよび方向指示器などの作動制御を行う。ナビゲーション装置35は、道路地図データに基づいて現在地から目的地までの推奨経路を探索し、その探索した推奨経路に従って走行案内をするカーナビゲーションシステムである。
表示部24は、画像を表示する液晶パネル等の表示面を備えた出力部である。表示部24は、制御部28からの制御に基づいて各種の画像、たとえば運転支援画像を表示する。表示部24の表示面は、車両101の運転席から視認可能な場所に配置される。
音出力部25は、音を出力するスピーカ等を備えた出力部である。音出力部25は、制御部28からの制御に基づいて各種の音、たとえば運転支援に関する各種の音声メッセージを出力する。
光ビーコン通信部26は、道路近傍に設置された光ビーコン43との間で近赤外線通信技術を利用した双方向通信を行うための通信装置である。光ビーコン通信部26は、光ビーコン43から提供される各種の交通情報を受信し、その受信データを制御部28に出力する。
無線通信部27は、信号機103との間で双方向の無線通信である路車間通信を行う。したがって無線通信部27は、自車両101bの進行方向前方の交差点105に設置された信号機103から信号情報を取得する信号情報取得部としても機能する。また無線通信部27は、通信装置を搭載する周辺車両101aとの間で無線通信である車車間通信を行う。なお、以下では、説明の便宜上、車両101を、自車両101bと周辺車両101aに分けて説明する。
路車間通信に用いる通信様式としては、例えば高度道路交通システム(Intelligent Transport Systems)の専用周波数760MHzを用いた通信、ETC(登録商標)2.0等で用いられる狭域通信(DSRC)、およびVICS(登録商標)等で用いられる電波ビーコン等の技術が用いられる。無線通信部27は、自車両101bの進行方向前方の交差点105に設置された信号機103の現在の信号現示を含む現在情報を取得する。また無線通信部27は、交通管制センタ102との間で双方向の無線通信を行う。無線通信部27は、交通管制センタ102とたとえばDCM通信を用いてデータを送受信する。
制御部28は、CPU、ROMおよびRAMなどからなるコンピュータ装置で構成されており、車載制御装置21の各部を統括制御する。制御部28は、ROM等に記憶されたプログラムに従って路車間通信や運転支援に関する処理を実行する。制御部28は、路車間通信、車車間通信、および交通管制センタ102から取得した信号情報や、自車両101bの走行状況、各種センサ類を使って把握した周辺車両101aの状況に基づき、運転支援を実施する。実施する運転支援は、たとえば、前方の交差点105の信号現示および信号現示のスケジュールを出力するという内容である。運転支援を実施するための運転支援処理についての詳細な説明は後述する。
[信号機103の説明]
次に、信号機103の構成に関して説明する。信号機103は、道路104(図3、図4、図5参照)に設置され、道路104を通行する車両101に対して信号現示を表示する。信号機103は、信号通信部41、信号制御部42、光ビーコン43および信号表示部44を備える。信号表示部44は、交差点105を通行する車両101に対して信号現示を表示する。信号表示部44は、信号現示とするため青色、黄色、赤色に点灯および消灯する信号灯を有する。
信号通信部41は、道路104を走行する車両101に搭載された車載制御装置21との間で双方向の無線通信である路車間通信を行うための通信装置である。路車間通信に用いる通信様式は、前述の車載制御装置21のものと同様である。また信号通信部41は、交通管制センタ102と無線または有線で双方向で通信する。
光ビーコン43は、指向性の高い近赤外線を利用した双方向通信機能と車両感知機能とを併せ持つ装置である。光ビーコン43は、道路104の上方に設置される近赤外線の投受光器と制御装置からなる。光ビーコン43は、道路104を走行する車両101を感知する。また光ビーコン43は、信号制御部42から供給される情報を車両101に送信し、車両101の感知情報や双方向通信により車両101から受信した情報を信号制御部42へ出力する。
信号制御部42は、CPU、ROMおよびRAM等からなるコンピュータ装置で構成されており、信号機103の各部を統括制御する。信号制御部42は、信号表示部44が備える青色、黄色、赤色の各信号灯の点灯及び消灯を制御する。信号制御部42は、自己が制御する信号の現示の予定に関する情報、信号機103が設置されている位置を示す位置情報等を含む信号情報を、信号通信部41を使って一定間隔、例えば100ms毎に、信号機103の周囲に発信する。信号現示の予定に関する情報は、現在の信号の現示状況や、今後の信号灯色の表示順序、各信号灯色の現示期間を示す情報である。
次に、車載制御装置21の制御部28が実行する運転支援処理の一例を、図2を用いて説明する。図2に示す運転支援処理は、制御部28によって短時間に繰り返し実行される処理である。ステップS1では、信号機103から信号情報を受信し、ステップS2に移る。ステップS2では、自車両101bの進行方向前方にある交差点105を判別し、ステップS3に移る。自車両101bの進行方向前方には、複数の交差点105があるが、ここでの交差点105は、自車両101bの進行方向前方において、直近の交差点105を意味する。
ステップS3では、進行方向前方にある交差点105の信号機103からの信号情報に含まれる信号の現示の予定に関する情報が使用可能か否かを判断する。信号の現示の予定に関する情報が無効でない場合に、信号情報が使用可能であるとする。信号情報が使用可能な場合にはステップS4に移り、使用不可の場合にはステップS6に移る。信号機103は、常時、信号情報を送信しているが種々の原因で信号情報に含まれる情報の信頼性が低い場合がある。使用可能か否かは、受信した信号情報を分析することで判断することができる。
ステップS4では、信号情報が使用可能であるので、信号機103の現在の車灯色および車灯色の切替わり時刻を出力するように表示部24および音出力部25を制御し、ステップS5に移る。なお、車灯色は、車両用の信号機103の灯色を意味する。
ステップS5では、信号機103の現在の車灯色および車灯色の切替わり時刻を利用した信号予知サービスを支援し、本フローを終了する。信号予知サービスは、たとえばナビゲーション装置35に現在の車灯色および切替わり時刻を示す情報を出力することである。これによってナビゲーション装置35は、表示画面に案内画像と同時に信号画像を表示したり、信号の切り替わりタイミングをカウントダウンで表示することができる。ステップS4、S5で出力される情報が支援情報であり、ステップS4、S5は支援情報作成部として処理の一部である。
ステップS6では、信号情報が使用不可であるので、自車両カメラ画像または他車両カメラ画像情報を取得可能か否かを判断し、取得可能な場合にはステップS7に移り、取得不可の場合には本フローを終了する。自車両カメラ画像は、自車両101bのカメラ33が取得したカメラ画像であり、かつ、画像中にS2で判別した交差点105にある信号機103が写っている画像である。他車両カメラ画像は、他車両に搭載されているカメラ33により撮像された、その他車両の前方画像であって、S2で判別した交差点105にある信号機103が写っている画像である。このような他車両カメラ画像を撮像することができる他車両は、自車両101bと同じ道路104において、自車両101bと交差点105の間に位置し、交差点105に向かって走行している。または、他車両は、自車両101bが走行する道路104と交差する道路104を、交差点105に向かって走行している。
他車両カメラ画像情報は、周辺車両101aと車車間通信またはDCM通信によって取得した他車両のカメラ画像に基づく画像情報である。この画像情報は、他車両のカメラ画像ではなく、たとえばカメラ画像を解析した信号灯色の情報であってもよい。これらの自車両101bのカメラ33に基づく画像情報および他車両カメラ画像情報は、現在情報に相当する。
自車両カメラ画像が取得可能であるかどうかは、外部機器接続部23からカメラ画像が提供され、かつ、その画像を解析することで判断する。他車両カメラ画像が取得可能であるかどうかは、無線通信部27から他車両のカメラ33で撮像されたカメラ画像が取得でき、かつ、そのカメラ画像を解析することで判断する。
車車間通信は車両2台間の直接通信のみに限らず、交差点105の数百mの範囲に限り、通信範囲を広くするために別車両を経由した複数回の車車間通信で得られるものも含む。別車両の経由する場合は、交差点105の数百mの範囲内でかつ経由台数Nを上限とする。経由台数Nは通信遅延を考慮して設定される。
ステップS7、S8は現在情報取得部としての処理である。ステップS7では、自車両カメラ画像またはDCM通信により信号灯色を取得し、ステップS8に移る。信号灯色は、自車両カメラ画像を画像解析することによって判断することができる。現在情報取得部では、たとえばカメラ撮像により現在の車灯器の灯色を認識するか、歩灯器の灯色からの車灯器の灯色を予測する。なお、車灯器は車用の信号機103であり、歩灯器は歩行者用の信号機103である。また交通管制センタ102からのDCM通信によっても信号灯色を取得してもよい。
ステップS8では、他車両カメラ画像情報を車車間通信またはDCM通信により、自車両101bと同一方向または交差方向の信号情報を取得し、ステップS9に移る。他車両は自車両101bと同一方向とは限らず交差方向の場合もある。他車両からの情報には、他車両の位置情報も含まれる。位置情報は自車両位置とは限らず、進行方向の交差点ID、交差点105までの残距離、交差点105への進入方路であってもよい。灯色の画像解析については、自車両101bの場合と同様である。
ステップS9では、自車両101bおよび他車両から取得した信号情報をマージし、ステップS10に移る。ステップS7およびステップS8を実行する場合には、自車両カメラ画像および他車両カメラ画像情報が取得したが画像解析ができない場合と、画像解析はできたが信号灯色が判別できない場合がある。このような場合も考慮して取得した信号情報に基づいて総合的に信号灯色を判断するため信号情報をマージする。
ステップS10では、マージした情報に基づいて、歩灯器の灯色から信号情報が先読み可能か否かを判断し、先読み可能な場合にはステップS4に移り、先読みが不可の場合にはステップS11に移る。進行方向の車灯色と歩灯器の灯色が切替わるタイミングが異なるので、歩灯器の灯色によって車灯色の切替タイミングを予測できる場合がある。このように予測できる場合は、先読み可能と判断する。
ステップS11では、マージした信号情報に基づいて現在の車灯色を判断し、判断結果を出力するように表示部24および音出力部25を制御し、ステップS12に移る。ステップS12では、信号機103の現在の車灯色を利用した信号サービスを支援し、本フローを終了する。信号サービスは、たとえばナビゲーション装置35に現在の車灯色を示す情報を出力することである。これによってナビゲーション装置35は、表示画面に案内画像と同時に信号画像を表示することができる。ステップS11、S12で出力される情報も支援情報であり、ステップS11、S12は支援情報作成部として処理の一部である。
このように図2に示す運転支援処理では、無線通信部27が取得した信号情報が無効である場合には、信号現示が示されている自車両カメラ画像または他車両カメラ画像を用いて支援情報を作成している。これによって信号情報が使用不可の場合であっても、自車両カメラ画像および他車両カメラ画像情報を取得できる場合には、これらの情報から運転支援処理が継続することができる。
またステップS4およびステップS11で出力される情報として、たとえば信号情報が無効である場合には信号情報が無効であることを示す無効情報を含むことが好ましい。信号情報が無効であることが分かると、運転者が信号情報が無効であることを認識した上で運転支援情報を適切に活用することができる。
またステップS4およびステップS11で出力される情報として、たとえば運転支援情報を作成するために用いた情報の取得元を示すソース情報を含むことが好ましい。ソース情報は、たとえば信号情報、自車両カメラ画像および他車両カメラ撮像情報を用いたことを示す情報である。自車両カメラ画像のみに基づいて支援情報を作成した場合には、自車両カメラ画像を用いたこと出力し、運転者が自車両カメラ画像を用いたことを認識することができる。
次に、図3〜図5を用いて、信号情報が無効、すなわち使用不可である場合における運転支援処理を継続する処理に関して説明する。図3では、信号情報が無効である場合に、自車両101bのカメラ33によって撮像された画像に基づいて、自車両101bの進行方向前方の交差点105に設置された信号機103の現在情報を取得している。したがって前述の図2におけるステップS7の処理に対応している。
図4では、信号情報が無効である場合に、自車両101bの進行方向の前方に位置する周辺車両101aが備えるカメラ33によって撮像された画像に基づいて、自車両101bの進行方向前方の交差点105に設置された信号機103の現在情報を取得している。自車両101bの前方に車高が高い他車両がある場合、自車両101bのカメラ33では信号機103を撮像することができないときがある。このようなときに、自車両101bの進行方向前方に位置する周辺車両101aのカメラ33が撮像した情報を用いる。したがって前述の図2におけるステップS8の同一方向の処理に対応している。
図5では、信号情報が無効である場合に、自車両101bが走行する道路104と交差する道路104を交差点105に向かって走行する他車両のカメラ33によって撮像された画像に基づいて、交差点105に設置された信号機103の現在情報を取得している。自車両101bの前方に車高が高い他車両があるが、他車両が無線通信部27を有していない場合および他車両がカメラ33を有していない場合は、前方の他車両の情報を用いることができない。そこで自車両101bの前方ではないが同じ交差点105に向かって走行している他車両の情報を用いる。したがって前述の図2におけるステップS8の交差方向の処理に対応している。
[実施形態のまとめ]
以上説明したように本実施形態の車載制御装置21は、無線通信部27が取得した信号情報が無効である場合には、現在情報を用いて支援情報を作成する。これによって信号情報の無効時間帯であっても適切な運転支援制御を実施することができる。
また本実施形態では、信号情報が無効な場合であっても、自車両101bのカメラ33から取得した現在情報が取得できる場合にはその現在情報を用いて支援情報が作成されるので、他の装置からの情報がなくとも現在情報を取得することができる。
さらに本実施形態では、車載制御装置21は、交通管制センタ102と通信することによって、様々な情報を取得することができる。これによって交通管制センタ102から取得した現在情報を用いることで、より高精度な現在情報を用いて支援情報を作成することができる。
また本実施形態では、信号情報が無効である場合には信号情報が無効であることを示す無効情報を含む支援情報を作成する。これによって運転者は、出力された支援情報によって信号情報を無効であることを認識することができる。
さらに本実施形態では、支援情報を作成するために用いた情報の取得元を示すソース情報を含む支援情報を作成する。これによって運転者は、出力された支援情報によって支援情報のソース情報を認識することができる。
(その他の実施形態)
以上、本開示の好ましい実施形態について説明したが、本開示は前述した実施形態に何ら制限されることなく、本開示の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。
前述の実施形態は、あくまで例示であって、本開示の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本開示の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
前述の第1実施形態では、交通管制センタ102は、データベース12を含む構成であったが、データベース12は別の構成、たとえばクラウドセンタとして交通管制センタ102とは異なる構成あってもよい。また複数のデータベース12は、データベース12毎に分散している構成であってもよい。
前述の第1実施形態では、自車両101bはカメラ33を有する構成であるが、カメラ33が有さない構成であってもよい。この場合には、無線通信部27によって現在情報を取得することによって支援情報を作成することができる。
前述の第1実施形態において、車載制御装置21によって実現されていた機能は、前述のものとは異なるハードウェアおよびソフトウェア、またはこれらの組み合わせによって実現してもよい。車載制御装置21は、たとえば他の制御装置と通信し、他の制御装置が処理の一部または全部を実行してもよい。制御装置が電子回路によって実現される場合、それは多数の論理回路を含むデジタル回路、またはアナログ回路によって実現することができる。
11…クラウド通信部 12…データベース 13…管制制御部
21…車載制御装置(運転支援装置) 22…位置特定部 23…外部機器接続部
24…表示部(出力部) 25…音出力部(出力部) 26…光ビーコン通信部
27…無線通信部(信号情報取得部) 28…制御部 31…車速センサ 32…レーダ 33…カメラ 34…作動制御部
35…ナビゲーション装置 41…信号通信部 42…信号制御部 43…光ビーコン
44…信号表示部 100…運転支援システム 101…車両 101a…周辺車両
101b…自車両 102…交通管制センタ 103…信号機 104…道路 105…交差点 S4、S5、S11、S12…支援情報作成部 S7、S8…現在情報取得部

Claims (5)

  1. 車両(101)に搭載され、信号機(103)から送信された信号情報を用いて車両の運転を支援する運転支援装置(21)であって、
    自車両の進行方向前方に設置された前記信号機の信号現示の予定に関する情報を少なくとも含む前記信号情報を、前記信号機から取得する信号情報取得部(27)と、
    自車両の進行方向前方に設置された前記信号機の現在の信号現示を含む現在情報を取得する現在情報取得部(S7、S8)と、
    前記信号情報取得部が取得した前記信号情報および前記現在情報取得部が取得した前記現在情報を用いて運転を支援する支援情報を作成する支援情報作成部(S4、S5、S11、S12)と、
    前記支援情報作成部が作成した支援情報を出力する出力部(24、25)と、を含み、
    前記支援情報作成部は、前記信号情報取得部が取得した前記信号情報が無効である場合には、前記現在情報を用いて支援情報を作成する運転支援装置。
  2. 前記現在情報は、自車両の進行方向前方を撮像するカメラ(33)が撮像した画像に基づいて作成される請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記現在情報は、他車両に搭載されたカメラにより撮像され、自車両の進行方向前方を含む他車両カメラ画像に基づいて作成される請求項1または2に記載の運転支援装置。
  4. 前記支援情報作成部は、前記信号情報取得部が取得した前記信号情報が無効である場合には前記信号情報が無効であることを示す無効情報を含む前記支援情報を作成する請求項1〜3のいずれか1つに記載の運転支援装置。
  5. 前記支援情報作成部は、前記支援情報を作成するために用いた情報の取得元を示すソース情報を含む前記支援情報を作成する請求項4に記載の運転支援装置。
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