JP2020125814A - 懸架装置用ばね - Google Patents
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Abstract
【課題】 車両用懸架装置の組立性が低下することを抑制可能な車両用懸架装置の一例を開示する。【解決手段】 ラバーシート9と座巻部3Aとは、接合推奨範囲の少なくとも一部にて接合されている。接合推奨範囲は、「ラバーシート9のうち座巻部3Aの立ち上がり部3B側に位置する端部」から「ラバーシート9のうち座巻部3Aの端部側に位置する端部」側に0.5巻分相当ずれた位置までいう。これにより、座巻部3Aの端末が、自動的にラバーシート9の所定部位に位置決めされていく。したがって、当該懸架装置用ばねが車両用懸架装置1に用いられれば、当該車両用懸架装置の組立性が向上し得る。【選択図】 図1
Description
本開示は、車両用懸架装置に適用されるばねに関する。
例えば、特許文献1に記載の車両用懸架装置は、コイル状のばね部、ダンパー、金属製のスプリングシート及びゴム製のラバーシートを備える。ダンパーは、ばね部内に配置されて減衰力を発揮する伸縮可能な部材である。
スプリングシートは、ダンパーの長手方向一端側に設けられた皿状のプレートである。ラバーシートは、ばね部の座巻部(特許文献1では、下端部)に配置されたゴム製のシートである。
ところで、ラバーシートが座巻部に予め接合された車両用懸架装置において、スプリングシートがダンパーの伸縮方向に対して傾いていると、車両用懸架装置の組立時において、例えば、以下の問題が発生する。
すなわち、車両用懸架装置の組立時においては、ばね部は、座巻部の端末がラバーシートの所定部位に位置するように位置決めされ、かつ、ラバーシートは、当該所定部位がスプリングシートの所定部位に位置するように位置決めされる。つまり、車両用懸架装置の組立作業においては、作業者は、座巻部の端末がスプリングシートに対して予め決められた所定部位に位置するように組立作業を行う。
しかし、ラバーシートとばね部とが予め接合されている場合、スプリングシートがダンパーの伸縮方向に対して傾いているため、組立作業時に、ラバーシートのうち座巻部の端末に対応する部位(以下、端末対応部という。)と異なる部位が、端末対応部より先にスプリングシートに接触してしまう。
端末対応部と異なる部位が端末対応部より先にスプリングシートに接触してしまうと、スプリングシートに対するラバーシートの位置を予め決められた位置とする作業が難しくなる。つまり、ラバーシートとばね部とが予め接合されている構成では、車両用懸架装置の組立性が低下するおそれがある。
なお、ラバーシートとばね部とが予め接合されていない構成では、作業者は、車両用懸架装置の組立時に、端末がラバーシートの所定部位に位置するように位置決めしながら組立作業を行う必要があるので、組立工数低減が難しい。
本開示は、上記点に鑑み、車両用懸架装置の組立性が低下することを抑制可能な車両用懸架装置の一例を開示する。
伸縮可能なダンパー、及び当該ダンパーの長手方向一端側に設けられたスプリングシート(7)を備える車両用懸架装置に適用される懸架装置用ばねは、例えば、以下の構成要件のうち少なくとも1つを備えることが望ましい。
すなわち、当該構成要件は、コイル状のばね部(3)であって、内部にダンパー(5)の一部が配置されるばね部(3)と、ばね部(3)の座巻部(3A)に接触した状態でスプリングシート(7)と当該座巻部(3A)との間に配置されるゴム製のラバーシート(9)であって、略馬蹄形に湾曲したラバーシート(9)とを備え、ラバーシート(9)と座巻部(3A)とは、接合推奨範囲(θ1)の少なくとも一部にて接合されていることである。
なお、接合推奨範囲(θ1)は、始端部(9B)から終端部(9C)側に0.5巻分相当ずれた位置までいう。始端部(9B)は、ラバーシート(9)のうち座巻部(3A)の立ち上がり部(3B)側に位置する端部である。終端部(9C)は、ラバーシート(9)のうち座巻部(3A)の端部側に位置する端部である。
したがって、当該ばね部(3)は、少なくとも接合推奨範囲(θ1)以外の範囲(以下、非接合範囲という。)では、ラバーシート(9)と非接合状態となる。
これにより、ラバーシート(9)の端末対応部は非接合範囲となるため、懸架装置用ばねがスプリングシート(7)に組み付けられる前の状態においては、端末対応部を含む非接合範囲は、ばね部(3)の姿勢に大きく拘束されない。
これにより、ラバーシート(9)の端末対応部は非接合範囲となるため、懸架装置用ばねがスプリングシート(7)に組み付けられる前の状態においては、端末対応部を含む非接合範囲は、ばね部(3)の姿勢に大きく拘束されない。
このため、車両用懸架装置を組み立てる作業者(作業機械も含む。)は、ラバーシート(9)の端末対応部をスプリングシート(7)の所定部位に容易に位置決めでき得る。つまり、座巻部(3A)とスプリングシート(7)とが略平行とならない場合であっても、ラバーシート(9)の端末対応部をスプリングシート(7)の所定部位に容易に位置決めでき得る。
そして、ラバーシート(9)と座巻部(3A)とは、接合推奨範囲(θ1)の少なくとも一部にて接合されているので、作業者は、ラバーシート(9)の端末対応部をスプリングシート(7)の所定部位に位置決めした状態で、ばね部(3)をスプリングシート(7)に押し付けるように組立作業を行うことができ得る。
当該組立作業により、座巻部(3A)の端末が、自動的にラバーシート(9)の所定部位に位置決めされていく。したがって、当該懸架装置用ばねが車両用懸架装置に用いられれば、当該車両用懸架装置の組立性が向上し得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本開示は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
以下の「発明の実施形態」は、本開示の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
なお、各図に付された方向を示す矢印及び斜線等は、各図相互の関係及び各部材又は部位の形状を理解し易くするために記載されたものである。したがって、本開示に示された発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位は、「1つの」等の断りがされた場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。本開示に示された懸架装置用ばね及び車両用懸架装置は、少なくとも符号が付されて説明された部材又は部位等の構成要素を備える。
(第1実施形態)
1.車両用懸架装置の構成
図1に示される車両用懸架装置1は、前輪Fhを懸架するストラット式懸架装置に適用された例である。当該車両用懸架装置1は、ばね部3、ダンパー5、スプリングシート7及びラバーシート9等を少なくとも備える。
1.車両用懸架装置の構成
図1に示される車両用懸架装置1は、前輪Fhを懸架するストラット式懸架装置に適用された例である。当該車両用懸架装置1は、ばね部3、ダンパー5、スプリングシート7及びラバーシート9等を少なくとも備える。
なお、車両用懸架装置1のうち、少なくともばね部3及びラバーシート9により懸架装置用ばねが構成されている。つまり、車両用懸架装置1は、懸架装置用ばね、ダンパー5及びスプリングシート7等を少なくとも備える。
ばね部3は、金属製の線材がコイル状に成形されたばねである。当該ばね部3は、主に上下方向に弾性変形しながら前輪Fhを懸架する。ダンパー5は、ばね部3内に配置されている。当該ダンパー5は、ばね部3の弾性変形と連動して伸縮しながら、前輪Fhの変位を規制する減衰力を発生する。
本実施形態に係るダンパー5は、上下方向に伸縮可能なテレスコープ状である。具体的には、シリンダ部5A及び当該シリンダ部5Aに対して出没するロッド5B等を少なくとも有して構成されている。
スプリングシート7は、ダンパー5の長手方向一端側又は他端側に連結された金属製の部材である。なお、本実施形態に係るスプリングシート7は、ダンパー5の下端側に位置するシリンダ部5Aに溶接により固定されている。
当該スプリングシート7は、ばね部3の下端側の座巻部3A(図2参照)に発生する力をシリンダ部5A、つまりダンパー5に伝達する。ばね部3の座巻部3Aとは、例えば、ばね部3の中心軸線方向端部をいう。
ばね部3の上端側に発生する力は、マウント部材10を介してロッド5Bに伝達される。マウント部材10は、車両用懸架装置1の上端を車両ボディ(図示せず。)に連結するための部材である。
スプリングシート7は、図1に示されるように、ダンパー5の伸縮方向(本実施形態では、上下方向)に対して傾いた皿状である。ラバーシート9は、ばね部3の座巻部3Aに接触した状態でスプリングシート7と当該座巻部3Aとの間に配置されゴム製のシート部材である。
ラバーシート9は、ばね部3によりスプリングシート7に向けて押圧されている。なお、ばね部3の自然長は、スプリングシート7とマウント部材10との間の距離寸法より大きい。つまり、ばね部3が車両用懸架装置1に組み付けられた状態では、当該ばね部3は、撓み変形した状態となっている。
2.懸架装置用ばねの構成
ラバーシート9は、天然ゴム系ゴム等の硬質なゴム製であって、略馬蹄形又は略C字状に構成されている。当該ラバーシート9のうちばね部3側には、図4に示されるように、溝部9Aが設けられている。当該溝部9Aは、ラバーシート9に沿って延びている。
ラバーシート9は、天然ゴム系ゴム等の硬質なゴム製であって、略馬蹄形又は略C字状に構成されている。当該ラバーシート9のうちばね部3側には、図4に示されるように、溝部9Aが設けられている。当該溝部9Aは、ラバーシート9に沿って延びている。
溝部9Aは、座巻部3Aが嵌り込む凹部である。座巻部3Aと溝部9Aの内壁とは、接合推奨範囲θ1の少なくとも一部にて接合されている。なお、本実施形態では、接着剤にて座巻部3Aとラバーシート9とが接合されている。
接合推奨範囲θ1とは、始端部9Bから終端部9C側に0.5巻分相当ずれた位置までの範囲をいう。始端部9Bとは、ラバーシート9うち座巻部3Aの立ち上がり部3B(図3参照)側に位置する端部をいう。
立ち上がり部3Bとは、例えば、ばね部3を構成する線材のリード角(中心軸線方向と当該線材とのなす角)が大きく変化する部位をいう。終端部9Cとは、ラバーシート9のうち座巻部3Aの端部3C(図2参照)側に位置する端部をいう。
3.本実施形態に係る車両用懸架装置(特に、懸架装置用ばね)の特徴
本実施形態に係る懸架装置用ばねでは、座巻部3Aと溝部9Aの内壁とが接合推奨範囲θ1の少なくとも一部にて接合されている。つまり、ばね部3は、少なくとも接合推奨範囲θ1以外の範囲(以下、非接合範囲という。)では、ラバーシート9と非接合状態となる。
本実施形態に係る懸架装置用ばねでは、座巻部3Aと溝部9Aの内壁とが接合推奨範囲θ1の少なくとも一部にて接合されている。つまり、ばね部3は、少なくとも接合推奨範囲θ1以外の範囲(以下、非接合範囲という。)では、ラバーシート9と非接合状態となる。
これにより、ラバーシート9の端末対応部は非接合範囲となるため、懸架装置用ばねがスプリングシート7に組み付けられる前の状態においては、図5に示されるように、端末対応部9Dを含む非接合範囲は、ばね部3の姿勢に大きく拘束されない。
このため、車両用懸架装置1を組み立てる作業者(作業機械も含む。)は、ラバーシート9の端末対応部9Dをスプリングシート7の所定部位に容易に位置決めでき得る。つまり、座巻部3Aとスプリングシート7とが略平行とならない場合であっても、ラバーシート9の端末対応部9Dをスプリングシート7の所定部位に容易に位置決めでき得る。
そして、ラバーシート9と座巻部3Aとは、接合推奨範囲θ1の少なくとも一部にて接合されているので、作業者は、ラバーシート9の端末対応部9Dをスプリングシート7の所定部位に位置決めした状態で、ばね部3をスプリングシート7に押し付けるように組立作業を行うことができ得る。
当該組立作業により、座巻部3Aの端末3Cが、自動的にラバーシート9の所定部位に位置決めされていく。したがって、当該懸架装置用ばねが車両用懸架装置1に用いられれば、当該車両用懸架装置の組立性が向上し得る。
なお、ラバーシート9と座巻部3Aとは、接合推奨範囲θ1のうち少なくとも始端部9Bを含む範囲が接合されていることが望ましい。当該構成であれば、座巻部3Aとラバーシート9(溝部9A)との間に、砂等の異物が挟まれてしまうことが抑制されるからである。
因みに、座巻部3Aとラバーシート9(溝部9A)との間に、砂等の異物が挟まれてしまうと、座巻部3Aに表面に施された塗装膜等の保護膜と異物とが擦れるため、当該保護膜が早期に損傷してしまうおそれがある。
(第2実施形態)
上述の実施形態に係る接合推奨範囲θ1は、ラバーシート9を基準に定義された範囲であった。これに対して、本実施形態に係る接合推奨範囲θ2は、図6に示されるように、座巻部3A(ばね部3)を基準に定義された範囲である。
上述の実施形態に係る接合推奨範囲θ1は、ラバーシート9を基準に定義された範囲であった。これに対して、本実施形態に係る接合推奨範囲θ2は、図6に示されるように、座巻部3A(ばね部3)を基準に定義された範囲である。
以下の説明は、上述の実施形態に係る懸架装置用ばねとの相違点に関する説明である。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号が付されている。このため、本実施形態では、重複する説明は省略されている。
本実施形態に係る接合推奨範囲θ2は、図6に示されるように、座巻部3Aのうち当該座巻部3Aの端部3Cから当該座巻部3Aの立ち上がり部3B側に0.5巻分以上ずれた範囲である。
そして、本実施形態においても、座巻部3Aと溝部9Aの内壁とは、接合推奨範囲θ12の少なくとも一部にて接合されている。これにより、本実施形態においても、第1実施形態と同様に、懸架装置用ばねが車両用懸架装置1に用いられれば、当該車両用懸架装置の組立性が向上し得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態は、前輪Fhを懸架するためのストラット式懸架装置であった。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、その他形式の車両用懸架装置にも適用可能である。
上述の実施形態は、前輪Fhを懸架するためのストラット式懸架装置であった。しかし、本明細書に係る開示はこれに限定されるものではない。すなわち、当該開示は、その他形式の車両用懸架装置にも適用可能である。
上述の実施形態では、座巻部3Aとラバーシート9とが接着剤にて接合されていた。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
さらに、本開示は、上述の実施形態に記載された開示の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態が組み合わせられた構成、又は上述の実施形態において、図示された構成要件もしくは符号を付して説明された構成要件のうちいずれかが廃止された構成でもよい。
1… 車両用懸架装置
3… ばね部
3A… 座巻部
5… ダンパー
7… スプリングシート
9… ラバーシート
3… ばね部
3A… 座巻部
5… ダンパー
7… スプリングシート
9… ラバーシート
Claims (4)
- 伸縮可能なダンパー、及び当該ダンパーの長手方向一端側に設けられたスプリングシートを備える車両用懸架装置に適用される懸架装置用ばねおいて、
コイル状のばね部と、
前記ばね部の座巻部に接触した状態で前記スプリングシートと当該座巻部との間に配置されるゴム製のラバーシートであって、略馬蹄形に湾曲したラバーシートとを備え、
前記ラバーシートのうち前記座巻部の立ち上がり部側に位置する端部を始端部とし、前記ラバーシートのうち前記座巻部の端部側に位置する端部を終端部とし、前記始端部から前記終端部側に0.5巻分相当ずれた位置までを接合推奨範囲としたとき、
前記ラバーシートと前記座巻部とは、前記接合推奨範囲の少なくとも一部にて接合されている懸架装置用ばね。 - 伸縮可能なダンパー、及び当該ダンパーの長手方向一端側に設けられたスプリングシートを備える車両用懸架装置に適用される懸架装置用ばねおいて、
コイル状のばね部と、
前記ばね部の座巻部に接触した状態で前記スプリングシートと当該座巻部との間に配置されるゴム製のラバーシートであって、略馬蹄形に湾曲したラバーシートとを備え、
前記座巻部のうち当該座巻部の端部から当該座巻部の立ち上がり部側に0.5巻分以上ずれた範囲を接合推奨範囲としたとき、
前記ラバーシートと前記座巻部とは、前記接合推奨範囲の少なくとも一部にて接合されている懸架装置用ばね。 - 前記ラバーシートのうち前記立ち上がり部側に位置する端部を始端部としたとき、
前記ラバーシートと前記座巻部とは、少なくとも前記始端部を含む範囲にて接合されている請求項1又は2に記載の懸架装置用ばね。 - 車両用懸架装置において、
コイル状のばね部と、
前記ばね内に配置された伸縮可能なダンパーと、
前記ダンパーの長手方向一端側に設けられたスプリングシートであって、前記ダンパーの伸縮方向に対して傾いたスプリングシートと、
前記ばね部の座巻部に接合されたゴム製のラバーシートであって、当該ばね部により前記スプリングシートに向けて押圧されたラバーシートとを備え、
前記ラバーシートのうち前記座巻部の立ち上がり部側に位置する端部を始端部とし、前記ラバーシートのうち前記座巻部の端部側に位置する端部を終端部とし、前記始端部から前記終端部側に0.5巻分相当ずれた位置までを接合推奨範囲としたとき、
前記ラバーシートと前記座巻部とは、前記接合推奨範囲の少なくとも一部にて接合されている車両用懸架装置。
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2019018851A JP2020125814A (ja) | 2019-02-05 | 2019-02-05 | 懸架装置用ばね |
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- 2020-01-14 WO PCT/JP2020/000901 patent/WO2020162113A1/ja active Application Filing
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