JP2020112665A - 撮像レンズおよび撮像装置 - Google Patents

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JP2020112665A JP2019002852A JP2019002852A JP2020112665A JP 2020112665 A JP2020112665 A JP 2020112665A JP 2019002852 A JP2019002852 A JP 2019002852A JP 2019002852 A JP2019002852 A JP 2019002852A JP 2020112665 A JP2020112665 A JP 2020112665A
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良和 小畠
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良和 小畠
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Abstract

【課題】撮像レンズにおいて広角化を図ると共にF値が2以下の明るさも実現する。【解決手段】撮像レンズは、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズ11と、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズ12と、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズ13と、負の屈折力を有する第4レンズ14と、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズ15と、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズ16とが物体側から像側へ順に配置されて構成され、以下の条件式(1)−2.0≦f34/f≦−0.3を満足する。ただし、f:撮像レンズ全系の焦点距離、f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離。【選択図】図1

Description

本発明は、撮像レンズおよび撮像装置に関する。
携帯電話や監視カメラ等に使用される撮像素子は高画素化、高精細化が進み撮像用レンズには更なる高性能化、小型化が求められている。
例えば特許文献1には、レンズ系全長を抑えつつ撮像全画角75°以上の広角化を実現した撮像レンズが提案されている。
また、例えば特許文献2には、撮像全画角80°以上の広角化を実現した撮像レンズが提案されている。
また、例えば特許文献3には、レンズ系全体の小型化を実現した撮像レンズが提案されている。
中国特許第105334597号明細書 中国特許第105223677号明細書 中国特許第104345433号明細書
しかしながら、近年ではF値が2以下の更に明るいレンズ系が要求されると共に、撮像全画角が75°を越える広角化も望まれている。
特許文献1に記載された撮像レンズでは、明るさが不足する。
特許文献2に記載された撮像レンズでは、レンズ系の撮像全画角が広角になるに従いレンズ系の全長が長くなるか或いは明るさが不足する。
特許文献3に記載された撮像レンズでは、明るさと広角化が不足する。
このように、従来の撮像レンズでは、広角化を図ると共にF値が2以下の明るさも実現することが難しい。
そこで、本発明は、撮像レンズにおいて各収差が良好に補正されていながら広角化を図ると共にF値が2以下の明るさも実現することを目的とする。
上記課題を解決する撮像レンズは、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、以下の条件式(1)を満足する。
(1)−2.0≦f34/f≦−0.3
ただし、
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離
とする。
このような撮像レンズによれば、広角化を図ると共にF値が2以下の明るさも実現することができる。条件式(1)において上限値を超えるとコマ収差の発生が大きくなり非点隔差も増大するので、良好な結像性を得ることが困難となる。一方、条件式(1)において下限値を下回ると像面倒れが増大し倍率色収差も大きくなるので、コントラストの低い結像性能になり良好な画像が得られない。
上記撮像レンズにおいて、以下の条件式(2)を満足する事が望ましい。
(2)15.0≦(ν3+ν4)/2≦35.0
ただし、
ν3:第3レンズのアッベ数
ν4:第4レンズのアッベ数
とする。
条件式(2)において、上限値から下限値までの範囲から外れると色収差の補正が困難となり、コントラストの低い結像性能となるので良好な画像が得られない。
また、上記撮像レンズにおいて、以下の条件式(3)を満足する事が望ましい。
(3)−2.0<(R6+R7)/(R6−R7)<−0.1
ただし、
R6:第3レンズの像側の面の曲率半径
R7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
とする。
第3レンズと第4レンズは色収差の補正機能を有しており、条件式(3)の範囲内であることで補正が有効となる。条件式(3)において、上限値から下限値までの範囲から外れると色収差の補正が困難となる。また、他レンズ面で補正するとコマ収差の発生が増大し良好な結像性能が得られなくなる。
また、上記撮像レンズにおいて、以下の条件式(4)を満足する事が望ましい。
(4)0.2≦(R8−R9)/(R8+R9)≦2.0
ただし、
R8:第4レンズの像側の面の曲率半径
R9:第5レンズの物体側の面の曲率半径
とする。
条件式(4)において上限値を超えるとコマ収差が増大し良好な結像性能が得られなくなる。一方、条件式(4)において下限値を下回ると、下光線側の色収差の発生およびコマ収差の増大によって良好な結像性が得られなくなる。
また、上記撮像レンズにおいて、以下の条件式(5)を満足する事が望ましい。
(5)D12/f1<0.1
ただし、
D12 :第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔
f1:第1レンズの焦点距離
とする。
第1レンズおよび第2レンズが共に正の屈折率を有することでレンズ全系の短縮化が図られている。条件式(5)が満足されることで全長の短縮化が有効となる。
上記課題を解決する撮像装置は、撮像レンズと、その撮像レンズによって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、上記撮像レンズが、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、以下の条件式(1)を満足する。
(1)−2.0≦f34/f≦−0.3
ただし、
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離
とする。
このような撮像装置によれば、広角化を図ると共にF値が2以下の明るさも実現することができる。
本発明の撮像レンズおよび撮像装置によれば、各収差が良好に補正されていながら広角化を図ると共にF値が2を越える明るさも実現することができる。
第1実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例1の無限遠合焦状態における収差図である。 第2実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である 数値実施例2の無限遠合焦状態における収差図である。 第3実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例3の無限遠合焦状態における収差図である。 第4実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例4の無限遠合焦状態における収差図である。 第5実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例5の無限遠合焦状態における収差図である。 第6実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例6の無限遠合焦状態における収差図である。 第7実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である 数値実施例7の無限遠合焦状態における収差図である。 第8実施形態における撮像レンズのレンズ構成を示す図である。 数値実施例8の無限遠合焦状態における収差図である。 本発明の撮像装置の一実施形態に相当するスマートフォンを示すブロック構成図である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
[撮像レンズの構成]
本発明の撮像レンズは、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
即ち、本発明の撮像レンズは、正、正、負、負、正、負の6枚レンズ構成において、第1レンズが光軸上で両凸のレンズであり、第2レンズが光軸上で物体側に凹、像側に凸のレンズであり、第3レンズと第5レンズが光軸上で物体側に凸、像側凹のレンズであり、第6レンズが変曲点を有する非球面レンズである構成となっている。
そして、本発明の撮像レンズは以下の条件式(1)を満足する。
(1)−2.0≦f34/f≦−0.3
ただし、
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離
とする。
条件式(1)は、撮像レンズ全系の焦点距離(以下、「全系焦点距離」と称する場合がある)と、第3レンズおよび第4レンズの合成の焦点距離との比を規定する式である。条件式(1)において上限値を超えるとコマ収差の発生が大きくなり非点隔差も増大するので、良好な結像性を得ることが困難となる。一方、条件式(1)において下限値を下回ると像面倒れが増大し倍率色収差も大きくなるので、コントラストの低い結像性能になり良好な画像が得られない。
本発明の撮像レンズは以下の条件式(2)を満足する事が望ましい。
(2)15.0≦(ν3+ν4)/2≦35.0
ただし、
ν3:第3レンズのアッベ数
ν4:第4レンズのアッベ数
とする。
条件式(2)は、第3レンズおよび第4レンズにおけるアッベ数の合計値を規定する式である。条件式(2)において、上限値から下限値までの範囲から外れると色収差の補正が困難となり、コントラストの低い結像性能となるので良好な画像が得られない。
また、本発明の撮像レンズは、以下の条件式(3)を満足する事が望ましい。
(3)−2.0<(R6+R7)/(R6−R7)<−0.1
ただし、
R6:第3レンズの像側の面の曲率半径
R7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
とする。
条件式(3)は、第3レンズおよび第4レンズの相互間で互いに対向したレンズ面における曲率半径を規定する式である。第3レンズと第4レンズは色収差の補正機能を有しており、条件式(3)の範囲内であることで補正が有効となる。条件式(3)において、上限値から下限値までの範囲から外れると色収差の補正が困難となる。また、他レンズ面で補正するとコマ収差の発生が増大し良好な結像性能が得られなくなる。
また、本発明の撮像レンズは、以下の条件式(4)を満足する事が望ましい。
(4)0.2≦(R8−R9)/(R8+R9)≦2.0
ただし、
R8:第4レンズの像側の面の曲率半径
R9:第5レンズの物体側の面の曲率半径
とする。
条件式(4)は、第4レンズおよび第5レンズの相互間で互いに対向したレンズ面における曲率半径を規定する式である。条件式(4)において上限値を超えるとコマ収差が増大し良好な結像性能が得られなくなる。一方、条件式(4)において下限値を下回ると、下光線側の色収差の発生およびコマ収差の増大によって良好な結像性が得られなくなる。
また、本発明の撮像レンズは、以下の条件式(5)を満足する事が望ましい。
(5)D12/f1<0.1
ただし、
D12 :第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔
f1:第1レンズの焦点距離
とする。
条件式(5)は、第1レンズと第2レンズとの光軸上の間隔と、第1レンズの焦点距離との比を規定する式である。第1レンズおよび第2レンズが共に正の屈折率を有することでレンズ全系の短縮化が図られている。条件式(5)が満足されることで全長の短縮化が有効となる。
[撮像レンズの数値実施例]
以下、本発明の撮像レンズの具体的な実施形態に具体的な数値を適用した数値実施例について、図面および表を参照して説明する。
尚、以下の各表や説明において示した記号の意味等については、下記に示す通りである。
「Sn」は撮影レンズを構成した各レンズ面に物体側から像側へと順に割り当てた面番号であり、番号0は第1レンズの物体側の面における光学的に有効な最大開口に対応する。「R」は各面の曲率半径、「D」は各面とその次の面との間の光軸上面間隔(レンズの中心の厚み又は空気間隔)、「nd」は各面から始まるレンズ等のd線(λ=587.6nm)における屈折率、「νd」は各面から始まるレンズ等のd線におけるアッベ数を示す。「曲率半径R」に関し「∞」は当該面が平面であることを示している。「光学素子」に関し、「L1」、「L2」、・・・、「L6」は、それぞれ第1レンズ、第2レンズ、・・・、第6レンズを示し、「CG」は撮像素子(イメージセンサ)のカバーガラスを示している。
「k」は円錐定数(コーニック定数)、「A3」、「A4」、「A5」、・・・、「A16」はそれぞれ3次、4次、5次、・・・、16次の非球面係数を示す。
尚、以下の円錐定数および非球面係数を示す各表において、数値の表現は10を底とする指数表現が用いられている。例えば、「0.12E−05」は「0.12×(10のマイナス5乗)」を表し、「9.87E+03」は「9.87×(10の3乗)」を表している。
各実施の形態において用いられた撮像レンズには、レンズ面が非球面に形成されたものがある。レンズ面の中心点(レンズ頂点)を原点として光軸に平行な方向における距離を「z」、光軸に垂直な方向における距離を「r」とする。また、レンズ頂点における近軸曲率を「c」、円錐定数を「k」とし、3次、4次、5次、・・・、16次の非球面係数をそれぞれ「A3」、「A4」、「A5」、・・・、「A16」とすると、非球面形状は以下の数式1によって定義される。
Figure 2020112665
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態における撮像レンズ1のレンズ構成を示す図である。
第1実施形態の撮像レンズ1は、正の屈折力を有する第1レンズ11と、正の屈折力を有する第2レンズ12と、負の屈折力を有する第3レンズ13と、負の屈折力を有する第4レンズ14と、正の屈折力を有する第5レンズ15と、負の屈折力を有する第6レンズ16とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。以下の各実施形態の説明では、各レンズにおける物体側(図の左側)の面を「前面」と称し、各レンズにおける像側(図の右側)の面を「後面」と称する場合がある。
撮像レンズ1の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ16と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第1実施形態の撮像レンズ1に具体的な数値を適用した数値実施例1のレンズデータを表1に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ1において、第1レンズ11から第6レンズ16に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例1における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表2、表3、および表4に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例1における撮像レンズ1の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ11の焦点距離f1、第2レンズ12の焦点距離f2、第4レンズ14の焦点距離f4、第3レンズ13と第4レンズ14の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ11と第2レンズ12の光軸上の間隔D12を表5に示す。また、表5には、数値実施例1におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
ただし、
R9:第5レンズの物体側の面の曲率半径
R10:第5レンズの像側の面の曲率半径
R11:第6レンズの物体側の面の曲率半径
R12:第6レンズの像側の面の曲率半径
である。
Figure 2020112665
表5から、数値実施例1ではf34/f=−1.28であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表5から、数値実施例1では(ν3+ν4)/2=23.16であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表5から、数値実施例1では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.63であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表5から、数値実施例1では(R8−R9)/(R8+R9)=1.22であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表5から、数値実施例1ではD12/f1=0.033であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図2は、数値実施例1の無限遠合焦状態における収差図である。
図2には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例1は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第2実施形態>
図3は、第2実施形態における撮像レンズ2のレンズ構成を示す図である。
第2実施形態の撮像レンズ2は、正の屈折力を有する第1レンズ21と、正の屈折力を有する第2レンズ22と、負の屈折力を有する第3レンズ23と、負の屈折力を有する第4レンズ24と、正の屈折力を有する第5レンズ25と、負の屈折力を有する第6レンズ26とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ2の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ26と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第2実施形態の撮像レンズ2に具体的な数値を適用した数値実施例2のレンズデータを表6に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ2において、第1レンズ21から第6レンズ26に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例2における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表7、表8、および表9に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例2における撮像レンズ2の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ21の焦点距離f1、第2レンズ22の焦点距離f2、第4レンズ24の焦点距離f4、第3レンズ23と第4レンズ24の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ21と第2レンズ22の光軸上の間隔D12を表10に示す。また、表10には、数値実施例2におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表10から、数値実施例2ではf34/f=−1.06であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表10から、数値実施例2では(ν3+ν4)/2=23.64であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表10から、数値実施例2では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.92であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表10から、数値実施例2では(R8−R9)/(R8+R9)=0.86であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表10から、数値実施例2ではD12/f1=0.026であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図4は、数値実施例2の無限遠合焦状態における収差図である。
図4には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例2は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第3実施形態>
図5は、第3実施形態における撮像レンズ3のレンズ構成を示す図である。
第3実施形態の撮像レンズ3は、正の屈折力を有する第1レンズ31と、正の屈折力を有する第2レンズ32と、負の屈折力を有する第3レンズ33と、負の屈折力を有する第4レンズ34と、正の屈折力を有する第5レンズ35と、負の屈折力を有する第6レンズ36とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ3の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ36と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第3実施形態の撮像レンズ3に具体的な数値を適用した数値実施例3のレンズデータを表11に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ3において、第1レンズ31から第6レンズ36に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例3における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表12、表13、および表14に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例3における撮像レンズ3の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ31の焦点距離f1、第2レンズ32の焦点距離f2、第4レンズ34の焦点距離f4、第3レンズ33と第4レンズ34の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ31と第2レンズ32の光軸上の間隔D12を表15に示す。また、表15には、数値実施例3におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表15から、数値実施例3ではf34/f=−1.01であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表15から、数値実施例3では(ν3+ν4)/2=23.64であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表15から、数値実施例3では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.74であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表15から、数値実施例3では(R8−R9)/(R8+R9)=0.99であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表15から、数値実施例3ではD12/f1=0.025であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図6は、数値実施例3の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図6には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例3は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第4実施形態>
図7は、第4実施形態における撮像レンズ4のレンズ構成を示す図である。
第4実施形態の撮像レンズ4は、正の屈折力を有する第1レンズ41と、正の屈折力を有する第2レンズ42と、負の屈折力を有する第3レンズ43と、負の屈折力を有する第4レンズ44と、正の屈折力を有する第5レンズ45と、負の屈折力を有する第6レンズ46とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ4の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ46と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第4実施形態の撮像レンズ4に具体的な数値を適用した数値実施例4のレンズデータを表16に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ4において、第1レンズ41から第6レンズ46に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例4における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表17、表18、および表19に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例4における撮像レンズ4の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ41の焦点距離f1、第2レンズ42の焦点距離f2、第4レンズ44の焦点距離f4、第3レンズ43と第4レンズ44の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ41と第2レンズ42の光軸上の間隔D12を表20に示す。また、表20には、数値実施例4におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表20から、数値実施例4ではf34/f=−0.90であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表20から、数値実施例4では(ν3+ν4)/2=23.12であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表20から、数値実施例4では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.57であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表20から、数値実施例4では(R8−R9)/(R8+R9)=1.12であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表20から、数値実施例4ではD12/f1=0.032であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図8は、数値実施例4の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図8には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例4は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第5実施形態>
図9は、第5実施形態における撮像レンズ5のレンズ構成を示す図である。
第5実施形態の撮像レンズ5は、正の屈折力を有する第1レンズ51と、正の屈折力を有する第2レンズ52と、負の屈折力を有する第3レンズ53と、負の屈折力を有する第4レンズ54と、正の屈折力を有する第5レンズ55と、負の屈折力を有する第6レンズ56とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ5の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ56と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第5実施形態の撮像レンズ5に具体的な数値を適用した数値実施例5のレンズデータを表21に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ5において、第1レンズ51から第6レンズ56に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例5における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表22、表23、および表24に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例5における撮像レンズ5の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ51の焦点距離f1、第2レンズ52の焦点距離f2、第4レンズ54の焦点距離f4、第3レンズ53と第4レンズ54の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ51と第2レンズ52の光軸上の間隔D12を表25に示す。また、表25には、数値実施例5におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表25から、数値実施例5ではf34/f=−0.91であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表25から、数値実施例5では(ν3+ν4)/2=23.12であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表25から、数値実施例5では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.64であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表25から、数値実施例5では(R8−R9)/(R8+R9)=1.04であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表25から、数値実施例5ではD12/f1=0.030であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図10は、数値実施例5の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図10には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例5は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第6実施形態>
図11は、第6実施形態における撮像レンズ6のレンズ構成を示す図である。
第6実施形態の撮像レンズ6は、正の屈折力を有する第1レンズ61と、正の屈折力を有する第2レンズ62と、負の屈折力を有する第3レンズ63と、負の屈折力を有する第4レンズ64と、正の屈折力を有する第5レンズ65と、負の屈折力を有する第6レンズ66とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ6の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ66と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第6実施形態の撮像レンズ6に具体的な数値を適用した数値実施例6のレンズデータを表26に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ6において、第1レンズ61から第6レンズ66に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例6における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表27、表28、および表29に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例6における撮像レンズ6の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ61の焦点距離f1、第2レンズ62の焦点距離f2、第4レンズ64の焦点距離f4、第3レンズ63と第4レンズ64の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ61と第2レンズ62の光軸上の間隔D12を表30に示す。また、表30には、数値実施例6におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表30から、数値実施例6ではf34/f=−0.88であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表30から、数値実施例6では(ν3+ν4)/2=23.64であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表30から、数値実施例6では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.65であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表30から、数値実施例6では(R8−R9)/(R8+R9)=0.97であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表30から、数値実施例6ではD12/f1=0.030であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図12は、数値実施例6の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図12には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例6は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第7実施形態>
図13は、第7実施形態における撮像レンズ7のレンズ構成を示す図である。
第7実施形態の撮像レンズ7は、正の屈折力を有する第1レンズ71と、正の屈折力を有する第2レンズ72と、負の屈折力を有する第3レンズ73と、負の屈折力を有する第4レンズ74と、正の屈折力を有する第5レンズ75と、負の屈折力を有する第6レンズ76とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ7の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ76と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第7実施形態の撮像レンズ7に具体的な数値を適用した数値実施例7のレンズデータを表31に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ7において、第1レンズ71から第6レンズ76に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例7における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表32、表33、および表34に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例7における撮像レンズ7の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ71の焦点距離f1、第2レンズ72の焦点距離f2、第4レンズ74の焦点距離f4、第3レンズ73と第4レンズ74の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ71と第2レンズ72の光軸上の間隔D12を表35に示す。また、表35には、数値実施例7におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表35から、数値実施例7ではf34/f=−0.88であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表35から、数値実施例7では(ν3+ν4)/2=23.64であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表35から、数値実施例7では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.67であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表35から、数値実施例7では(R8−R9)/(R8+R9)=0.95であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表35から、数値実施例7ではD12/f1=0.030であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図14は、数値実施例7の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図14には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例7は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
<第8実施形態>
図15は、第8実施形態における撮像レンズ8のレンズ構成を示す図である。
第8実施形態の撮像レンズ8は、正の屈折力を有する第1レンズ81と、正の屈折力を有する第2レンズ82と、負の屈折力を有する第3レンズ83と、負の屈折力を有する第4レンズ84と、正の屈折力を有する第5レンズ85と、負の屈折力を有する第6レンズ86とが物体側から像側へと順に配置された構成を有する。
撮像レンズ8の結像面にはイメージセンサの撮像面101が配置され、第6レンズ86と撮像面101との間にはイメージセンサのカバーガラス102が配置される。
第8実施形態の撮像レンズ8に具体的な数値を適用した数値実施例8のレンズデータを表36に示す。
Figure 2020112665
撮像レンズ8において、第1レンズ81から第6レンズ86に至る12のレンズ面(第1面から第12面)は非球面に形成されている。
数値実施例8における非球面の非球面係数を円錐定数kと共に表37、表38、および表39に示す。
Figure 2020112665
Figure 2020112665
Figure 2020112665
数値実施例8における撮像レンズ8の全系焦点距離f、Fナンバー、全画角、最大像高、光学全長(TTL)、第1レンズ81の焦点距離f1、第2レンズ82の焦点距離f2、第4レンズ84の焦点距離f4、第3レンズ83と第4レンズ84の合成光学系の焦点距離f34、および第1レンズ81と第2レンズ82の光軸上の間隔D12を表40に示す。また、表40には、数値実施例8におけるR12/fの値、|R10/R11|の値、(R9−R10)/(R9+R10)の値、および(f/f1)/((f/f2)+(f/f4))の値も示されている。
Figure 2020112665
表40から、数値実施例8ではf34/f=−0.89であるので、上述した条件式(1)が満たされている。また、表40から、数値実施例8では(ν3+ν4)/2=23.64であるので、上述した条件式(2)が満たされている。また、表40から、数値実施例8では(R6+R7)/(R6−R7)=−0.82であるので、上述した条件式(3)が満たされている。また、表40から、数値実施例8では(R8−R9)/(R8+R9)=0.83であるので、上述した条件式(4)が満たされている。また、表40から、数値実施例8ではD12/f1=0.030であるので、上述した条件式(5)が満たされている。
図16は、数値実施例8の無限遠合焦状態における諸収差図である。
図16には、非点収差図と、歪曲収差図が示されている。
非点収差図においては、サジタル像面における値が実線で示され、タンジェンシャル像面における値が破線で示されている。
各収差図から、数値実施例8は諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
[撮像装置の構成]
本発明の撮像装置は、撮像レンズと、その撮像レンズによって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、撮像レンズが、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズと、負の屈折力を有する第4レンズと、正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズと、負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成されている。
即ち、本発明の撮像レンズは、正、正、負、負、正、負の6枚レンズ構成において、第1レンズが光軸上で両凸のレンズであり、第2レンズが光軸上で物体側に凹、像側に凸のレンズであり、第3レンズと第5レンズが光軸上で物体側に凸、像側凹のレンズであり、第6レンズが変曲点を有する非球面レンズである構成となっている。
そして、本発明の撮像装置における撮像レンズは以下の条件式(1)を満足する。
(1)−2.0≦f34/f≦−0.3
ただし、
f:撮像レンズ全系の焦点距離
f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離
とする。
図17は、本発明の撮像装置の一実施形態に相当するスマートフォンを示すブロック構成図である。
スマートフォン200は、表示部および入力部として機能する、タッチパネル付きディスプレイ201と、タッチパネル付きディスプレイ201を介した情報の入出力や各種の情報処理や制御処理などを実行するCPU(中央演算処理部)202と、CPU202による制御に従って電話通信やWi−Fi通信などを行う通信部203と、各種の情報を記憶する記憶部204と、上述した各実施形態の撮像レンズ1,……,9が適用される撮像レンズ205と、撮像レンズ205によって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子(イメージセンサ)206と、スマートフォン200の各部に電力を供給する電源部207とを備えている。
撮像素子206によって光学像が変換されて得られた電気信号は画像データとしてCPU202に取り込まれて各種の信号処理や画像処理が施される。また、タッチパネル付きディスプレイ201を介したユーザの指示に従って、画像データは、タッチパネル付きディスプレイ201に画像が表示されたり、記憶部204に記憶されたり、通信部203を介して送信されたりする。
なお、上記説明では本発明の撮像装置の一実施形態としてスマートフォンが例示されているが、本発明の撮像装置は、スマートフォン以外の携帯電話であってもよく、タブレットやノートパソコンなどといったモバイル端末であってもよく、デジタルカメラでもよい。
1,2,3,4,5,6,7,8,205…撮像レンズ、
11,21,31,41,51,61,71,81…第1レンズ、
12,22,32,42,52,62,72,82…第2レンズ、
13,23,33,43,53,63,73,83…第3レンズ、
14,24,34,44,54,64,74,84…第4レンズ、
15,25,35,45,55,65,75,85…第5レンズ、
16,26,36,46,56,66,76,86…第6レンズ、
200…スマートフォン(撮像装置)

Claims (6)

  1. 正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズと、
    正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズと、
    負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズと、
    負の屈折力を有する第4レンズと、
    正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズと、
    負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、
    以下の条件式(1)を満足する撮像レンズ。
    (1)−2.0≦f34/f≦−0.3
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離
    とする。
  2. 以下の条件式(2)を満足する請求項1に記載の撮像レンズ。
    (2)15.0≦(ν3+ν4)/2≦35.0
    ただし、
    ν3:第3レンズのアッベ数
    ν4:第4レンズのアッベ数
    とする。
  3. 以下の条件式(3)を満足する請求項1または2に記載の撮像レンズ。
    (3)−2.0<(R6+R7)/(R6−R7)<−0.1
    ただし、
    R6:第3レンズの像側の面の曲率半径
    R7:第4レンズの物体側の面の曲率半径
    とする。
  4. 以下の条件式(4)を満足する請求項1から3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (4)0.2≦(R8−R9)/(R8+R9)≦2.0
    ただし、
    R8:第4レンズの像側の面の曲率半径
    R9:第5レンズの物体側の面の曲率半径
    とする。
  5. 以下の条件式(5)を満足する請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
    (5)D12/f1<0.1
    ただし、
    D12 :第1レンズと第2レンズの光軸上の間隔
    f1:第1レンズの焦点距離
    とする。
  6. 撮像レンズと、該撮像レンズによって結像された光学像を電気信号に変換する撮像素子とを備え、
    前記撮像レンズが、
    正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側にも凸面を向けた第1レンズと、
    正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側に凸面を向けた第2レンズと、
    負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第3レンズと、
    負の屈折力を有する第4レンズと、
    正の屈折力を有し、光軸上で物体側に凸面を向け像側に凹面を向けた第5レンズと、
    負の屈折力を有し、光軸上で物体側に凹面を向け像側にも凹面を向け、像側の面は光軸上以外の位置に凹から凸への変曲点を有する第6レンズとが物体側から像側へ順に配置されて構成され、
    以下の条件式(1)を満足する撮像装置。
    (1)−2.0≦f34/f≦−0.3
    ただし、
    f:撮像レンズ全系の焦点距離
    f34:第3レンズと第4レンズの合成の焦点距離
    とする。
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