JP2020111117A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】タイヤ内面に面ファスナーを介して吸音材を設置するにあたって、タイヤ内面と面ファスナーの係合力を向上し、吸音材のタイヤ内面からの脱落を効果的に防止することを可能にした空気入りタイヤを提供する。【解決手段】トレッド部1の内面に面ファスナー10を介して吸音材Sを設置するにあたって、面ファスナー10として、一方の面に複数本のフック状の係合素子11eを備えてタイヤ内面に固定されるフック材11と、フック状の係合素子11eに係合可能なループ状の係合素子12eを備えて吸音材Sに固定されるループ材12との対で構成されたものを使用し、子午線断面において、ループ材12が吸音材Sに対してタイヤ幅方向の少なくとも1箇所が部分的に固定されるようにし、ループ材12が吸音材Sに対して固定された固定領域12Aではなく、ループ材12が吸音材Sに対して固定されていない非固定領域12Bにループ材12とフック材11とが係合する係合領域13を配置する。【選択図】図1

Description

本発明は、タイヤ内面に面ファスナーを介して吸音材が設置された空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、タイヤ内面と面ファスナーと吸音材との固定形態によってタイヤ内面と面ファスナーの係合力を向上し、吸音材のタイヤ内面からの脱落を効果的に防止することを可能にした空気入りタイヤに関する。
近年、タイヤ騒音(特に、リム組み時にタイヤ内に形成される空洞部(タイヤ内腔)に充填された空気の振動による空洞共鳴音)を低減する方法として、タイヤ内腔にスポンジ等の多孔質材料からなる吸音材を導入することが提案されている。このような吸音材は、着脱の容易性から、例えば、面ファスナーによって設置されることがある(例えば、特許文献1を参照)。
面ファスナーは、一般的に、一方の面に複数本のフック状の係合素子を備えたフック材と、フック状の係合素子に係合可能なループ状の係合素子を備えたループ材との対で構成される。従って、このような面ファスナーを用いて吸音材をタイヤ内面に設置する場合には、例えば、フック材をタイヤ内面に固定し、ループ材を吸音材の表面に固定し、これらフック材およびループ材を係合させることで、吸音材をタイヤ内面に設置することになる。しかしながら、フック材とループ材とで構成される面ファスナーは、構造上、相対的に硬質であるフック材(フック状の係合素子)に対して、相対的に柔軟なループ材(ループ状の係合素子)が絡み付くことで両者が係合されるので、フック材およびループ材の両者が上記のようにタイヤ内面や吸音材に固定されると、ループ材の柔軟性が損なわれて、良好な係合力を発揮できなくなる虞がある。そのため、タイヤ内面と面ファスナーと吸音材との固定形態を改善することで、タイヤ内面と面ファスナーの係合力を向上する対策が求められている。
特開2012‐126233号公報
本発明の目的は、タイヤ内面に面ファスナーを介して吸音材を設置するにあたって、タイヤ内面と面ファスナーの係合力を向上し、吸音材のタイヤ内面からの脱落を効果的に防止することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、前記トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、前記トレッド部の内面に面ファスナーを介して吸音材が設置された空気入りタイヤにおいて、前記面ファスナーは、一方の面に複数本のフック状の係合素子を備えて前記タイヤ内面に固定されるフック材と、前記フック状の係合素子に係合可能なループ状の係合素子を備えて前記吸音材に固定されるループ材との対で構成されており、子午線断面において、前記ループ材は前記吸音材に対してタイヤ幅方向の少なくとも1箇所が部分的に固定されており、前記ループ材が前記吸音材に対して固定された領域を固定領域とし、前記ループ材が前記吸音材に対して固定されていない領域を非固定領域としたとき、前記ループ材と前記フック材とが係合する係合領域が前記非固定領域に配置されていることを特徴とする。
本発明では、上述のように、吸音材にループ材を固定するにあたって、ループ材の全面を吸音材に対して固定せずに固定領域と非固定領域を設けているので、固定領域においてループ材と吸音材を確実に固定しながら、非固定領域においてはループ材の柔軟性を固定されない状態のまま保持することができる。そのため、非固定領域に配置された係合領域においてフック材とループ材とが係合するにあたって、柔軟性を保持したループ材がフック材に対して良好に作用して、面ファスナーの係合力を高めることができる。
本発明では、係合領域を含む非固定領域のタイヤ幅方向両側に少なくとも一対の固定領域が存在する仕様にすることもできる。これにより、固定領域と非固定領域(係合領域)とのバランスや配置が良好になり、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。
この仕様においては、係合領域を含む非固定領域に隣接する一対の固定領域の間のループ材に覆われた部分の吸音材の表面長さL0が、係合領域の幅Wの1.2倍〜6.0倍であることが好ましい。これにより、係合領域の幅Wと長さL0(即ち、係合領域の両側に位置する固定領域の間隔)との関係が良好になり、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。
また、この仕様においては、係合領域を含む非固定領域に隣接する一対の固定領域の間のループ材に覆われた部分の吸音材の表面長さL0と、ループ材の非固定領域の長さL1との比L1/L0が1.01〜1.5の範囲であることが好ましい。これにより、長さL0と長さL1との関係(即ち、係合領域の両側に位置する固定領域の間隔に対するループ材の弛みの程度)が良好になり、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。
本発明においては、吸音材がタイヤ周方向に延在する帯状部材であり、タイヤ周方向の少なくとも1箇所に前記吸音材が存在しない欠落部を有し、非固定領域が帯状部材の長手方向の全長に亘って存在することが好ましい。このように吸音材が全周に亘って延在せずに欠落部を有することで、タイヤのインフレートによる膨張や接地転動に起因する剪断歪みに長時間耐えることが可能となり、吸音材の剥離を防止するには有利になる。更に、帯状部材の長手方向の位置に依らず非固定領域が存在するため、帯状部材の長手方向の全域においてループ材の柔軟性を確保することができ、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。
本発明においては、吸音材がタイヤ周方向に延在する帯状部材であり、タイヤ周方向の少なくとも1箇所に吸音材が存在しない欠落部を有し、欠落部に面する吸音材の少なくとも一方の端部においてループ材が吸音材からタイヤ周方向に突き出していることが好ましい。このように吸音材が全周に亘って延在せずに欠落部を有することで、タイヤのインフレートによる膨張や接地転動に起因する剪断歪みに長時間耐えることが可能となり、吸音材の剥離を防止するには有利になる。その一方で、ループ材は吸音材よりもタイヤ周方向に突き出しているため、面ファスナーの係合面積が確保されて、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の面ファスナーの一例を模式的に示す説明図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す赤道線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す赤道線断面図である。 本発明の別の実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の空気入りタイヤは、トレッド部1と、このトレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2と、サイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3とを備えている。図中のRは、この空気入りタイヤが装着されるリムを表す。尚、図1は子午線断面図であるため描写されないが、トレッド部1、サイドウォール部2、ビード部3は、それぞれタイヤ周方向に延在して環状を成しており、これにより空気入りタイヤのトロイダル状の基本構造が構成される。また、子午線断面図における他のタイヤ構成部材についても、特に断りがない限り、タイヤ周方向に延在して環状を成している。
左右一対のビード部3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りに車両内側から外側に折り返されている。また、ビードコア5の外周上にはビードフィラー6が配置され、このビードフィラー6がカーカス層4の本体部と折り返し部とにより包み込まれている。一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層(図1では2層)のベルト層7が埋設されている。各ベルト層7は、タイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。これらベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。更に、ベルト層7の外周側にはベルト補強層(不図示)を設けることもできる。ベルト補強層は、例えば、タイヤ周方向に配向する有機繊維コードを含む。ベルト補強層において、有機繊維コードはタイヤ周方向に対する角度が例えば0°〜5°に設定することができる。
本発明は、このような一般的な空気入りタイヤに対して後述のように吸音材を設置する際の設置形態に関するものである。そのため、吸音材を設置する対象となる空気入りタイヤの基本的な断面構造は上述の構造に限定されるものではない。
本発明においては、タイヤ内腔に吸音材Sが設置される。吸音材Sは、スポンジ等の多孔質材料で構成される。吸音材Sは、その多孔質構造によって所定の吸音特性を発揮するものである。吸音材Sを構成する多孔質材料としては、例えば発泡ポリウレタンを例示することができる。図示の吸音材Sは、子午線断面において略四角形状を有し、タイヤ周方向に延在する帯状の構造を有するが、その形状は特に限定されない。好ましくは、図示の例のように、タイヤ内面に対向する面とタイヤ内腔に対向する面とを有する構造にするとよい。このような構造としては、図示の断面略四角形状の他に、例えば、タイヤ内面に対向する面とタイヤ内腔に対向する面とがそれぞれ曲面であり、子午線断面において略楕円形状を有するものであってもよい。
本発明は、前述のように空気入りタイヤに対して吸音材Sを設置する際の設置方法に関するものである。そのため、吸音材Sをタイヤ内面に設置する際に用いられる後述の面ファスナーとの関係で規定される寸法を除いて、吸音材S自体の構造や物性等は特に限定されるものではない。
吸音材Sは面ファスナー10によってタイヤ内面に設置される。面ファスナー10は、図2に示すように、フック材11とループ材12との対で構成される。フック材11とは、一方の面に複数本のフック状の係合素子11eを備えた部材である。ループ材12とは、フック状の係合素子11eに係合可能なループ状の係合素子12eを備えた部材である。一般的に、フック材11とループ材12との対からなる面ファスナー10は、相対的に硬質であるフック材11(フック状の係合素子11e)に対して、相対的に柔軟なループ材12(ループ状の係合素子12e)が絡み付くことで両者が係合されるものである。図2は、フック材11(フック状の係合素子11e)に対してループ材12(ループ状の係合素子12e)が係合した状態を模式的に示している。実際のフック材11やループ材12では、それぞれの一方の面に、図示のようなフック状の係合素子11eやループ状の係合素子12eが全面に亘って多数設けられている。
ループ材12の物性は特に限定されないが、JIS L1096の「8.16.1 伸び率」で規定されるB法(織物の定荷重法)に準拠して測定される伸び率が好ましくは5%〜35%、より好ましくは10%〜30%であるとよい。このような伸び率を有するループ材12は、タイヤ転動時の吸音材Sの動きに対して適度に柔軟に変形することができるので、タイヤ内面からの吸音材Sの脱落を防止するには有利になる。
本発明では、フック材11は、図示のように、フック状の係合素子11eがタイヤ内腔側(ループ材側)を向くようにタイヤ内面に固定される。フック材11のタイヤ内面に対する固定方法は特に限定されない。例えば、接着、溶着、タイヤ内面に別途設けた係合部材を用いた係合などの様々な方法を採用することができる。フック材11の他方の面は、タイヤ内面に対して固定される面であるので、フック材11のタイヤ内面に対する固定方法に応じた構造(例えば、接着の場合は平滑面など)に加工するとよい。好ましくは、フック材11の他方の面の全体がタイヤ内面に対して固定されているとよい。
フック材11は、図示のタイヤ子午線断面において、少なくとも1つがタイヤ内面に設けられる。フック材11を固定する位置は、タイヤ内面に設置する吸音材Sの配置に応じて設定されるが、例えば、図1,3のように1つのフック材11が設けられる場合は、タイヤ幅方向中心近傍に設けるとよい。また、図4,5のように2つ以上(図示の例では2つ)のフック材11が設けられる場合は、タイヤ幅方向に間隔をおいて、好ましくは等間隔に配置するとよい。
本発明では、ループ材12は、図示のように、ループ状の係合素子12eがタイヤ内面側(フック材側)を向くように吸音材に固定される。ループ材12の吸音材に対する固定方法は特に限定されない。例えば、接着、溶着、タイヤ内面に別途設けた係合部材を用いた係合などの様々な方法を採用することができる。また、ループ材12が、表面にループ状の繊維からなる係合素子12eを備えた布材で構成される場合、図6に示すように、ループ材12を吸音材Sに対してミシン等を用いて糸で縫い付けることもできる。尚、図6においては、縫い付け箇所において吸音材Sも押し潰されて固定されている。ループ材12の他方の面は、タイヤ内面に対して固定される面であるので、固定方法に応じた構造に加工するとよい。或いは、ループ材12の構造によっては(例えば、表裏が同質の布材でループ材12が構成される場合などには)、他方の面にもループ状の係合素子12eが存在していてもよい。
ループ材12は、図示のタイヤ子午線断面において、吸音材Sのタイヤ幅方向の全体に固定されるものではなく、吸音材Sに対してタイヤ幅方向の少なくとも1箇所が部分的に固定される。その結果、ループ材12には、吸音材Sに対して固定された固定領域12Aと、吸音材Sに対して固定されていない非固定領域12Bが形成される。言い換えると、ループ材12は、タイヤ子午線断面において、少なくとも1つの固定領域12Aと少なくとも1つの非固定領域12Bとがタイヤ幅方向に並んだ構造を有し、固定領域12Aは、吸音材Sの表面に部分的に配置されている。
このとき、ループ材12とフック材11とが係合する領域を係合領域13とすると、係合領域13は、ループ材12側においては非固定領域12Bに配置されている。尚、図示の例では、ループ材12においては、一方の面のタイヤ幅方向の全域にループ状の係合素子12eが設けられているので、ループ材12の一方の面は全域がフック材11に対して係合可能である。逆に、フック材11においては、一方の面のタイヤ幅方向の全域にフック状の係合素子11eが設けられているので、フック材11の一方の面は全域がループ材12に対して係合可能である。そのため、フック材11およびループ材12のうち相対的に幅が小さい部材(図示の例ではフック材11)の全幅が係合領域13となる。つまり、図示の例においては、フック材11と係合領域13とが実質的に一致している。その一方で、ループ材12の固定領域12Aと非固定領域12Bとは異なる部位であるため、係合領域13と固定領域12Aとは互いにタイヤ幅方向に重複しない位置に配置されることになる。
このように、面ファスナー10を用いて吸音材Sをタイヤ内面に設置するにあたって、ループ材12の全面を吸音材Sに対して固定せずに、固定領域12Aのみが吸音材Sに部分的に固定されるようにし、且つ、固定領域12Aと係合領域13とが重複しないようにしているので、固定領域12Aにおいてループ材12と吸音材Sを確実に固定しながら、非固定領域12Bにおいてはループ材12Bの柔軟性を固定されない状態のまま保持することができる。そのため、非固定領域12Bに配置された係合領域13においてフック材11とループ材12とが係合するにあたって、柔軟性を保持したループ材12(非固定領域12B)がフック材11に対して良好に作用して、面ファスナー10の係合力を高めることができる。
固定領域12Aと非固定領域12B(係合領域13)とはそれぞれ少なくとも1箇所ずつ設けられれば良いが、好ましくは、固定領域12Aまたは非固定領域12B(係合領域13)の内の一方が複数設けられて、タイヤ幅方向に隣り合う一方に対して他方が挟まれる位置関係になることが好ましい。例えば、図1,3の例では、2箇所の固定領域12Aが設けられる一方で、この2箇所の固定領域12Aに挟まれる位置に1箇所の非固定領域12B(係合領域13)が設けられている。尚、図1の例では、吸音材Sのタイヤ幅方向最外側に一対の固定領域12Aが設けられている。図3の例では、吸音材Sのタイヤ幅方向最外側端部よりもタイヤ幅方向内側に非固定領域12B(係合領域13)を挟むように一対の固定領域12Aが設けられている。図4の例では、2箇所の非固定領域12B(係合領域13)が設けられる一方で、この2箇所の非固定領域12B(係合領域13)に挟まれる位置に1箇所の固定領域12Aが設けられている。図5の例では、3箇所の固定領域12Aと2箇所の非固定領域12B(係合領域13)が設けられており、個々の非固定領域12B(係合領域13)はタイヤ幅方向に隣り合う固定領域12Aの間に挟まれる位置に存在している。このような配置にすることで、固定領域12Aと係合領域13との位置関係が良好になり、面ファスナー10を係合した際の吸音材Sの安定性を高めることができる。
より好ましくは、図1,3に示すように、係合領域13を含む非固定領域12Bのタイヤ幅方向両側に少なくとも一対の固定領域12Aが存在する仕様にするとよい。これにより、固定領域12Aと非固定領域12B(係合領域13)とのバランスや配置が良好になり、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。尚、係合領域13を含む非固定領域12Bのタイヤ幅方向両側に二対以上の固定領域12Aが存在する場合に、図7に示すように、タイヤ幅方向最内側に位置する一対の固定領域12Aに挟まれる非固定領域12B(係合領域13)以外の非固定領域12Bには係合領域13が含まれなくてもよい。
このように係合領域13を含む非固定領域12Bのタイヤ幅方向両側に少なくとも一対の固定領域12Aが存在する場合、係合領域13を含む非固定領域12Bに隣接する一対の固定領域12Aの間のループ材12に覆われた部分の吸音材Sの表面長さL0が、係合領域13(フック材11)の幅W1の好ましくは1.2倍〜6.0倍、より好ましくは1.3倍〜5.0倍であるとよい。このように各部の幅を設定することで、係合領域13の幅W1と長さL0(即ち、係合領域13の両側に位置する固定領域12Aどうしの間隔)との関係が良好になり、面ファスナーの係合力を高めるには有利になる。表面長さL0が幅W1の1.2倍よりも小さいと、ループ材12(非固定領域12B)の柔軟な動きを充分に確保できないため、面ファスナー10の係合力を高める効果が限定的になる。表面長さL0が幅W1の6.0倍よりも大きいと、係合領域13によって得られる係合力に対して吸音材Sが過大になるため、走行中に面ファスナー10の係合が解除される虞がある。
固定領域12Aは、必ずしも吸音材Sのフック材11に対向する面に設ける必要はなく、例えば、図8に示すように、タイヤ子午線断面において四角形状を有する吸音材Sのタイヤ幅方向両側の側面に設けたり、図9に示すように、吸音材Sのタイヤ内腔を向く面(フック材11に対向する面の裏側の面)に設けることもできる。このような態様の場合も、前述の表面長さL0は、固定領域12Aどうしの間の最短距離ではなく、図示のようにループ材12に覆われた部分の吸音材Sの表面に沿った長さであり、上述の範囲を満たすことが好ましい。尚、図9の例では、図中のa〜eで示した長さの合計が長さL0である。
係合領域13(フック材11)の幅W1は、タイヤ内に設置される吸音材Sを確実に係合できる大きさであれば特に限定されない。尚、吸音材Sの大きさ(体積)は、一般的には、タイヤサイズや要求される吸音性能に基づいて決定されるので、タイヤサイズから想定される吸音材Sの大きさに対して適正な係合面積に基づいて係合領域13(フック材11)の幅W1を算出することもできる。具体的には、係合領域13(フック材11)の幅W1は、タイヤの呼び幅の好ましくは10%〜40%、より好ましくは12%〜38%であるとよい。これにより、タイヤサイズに応じた充分な吸音性能を確保しながら、係合力を確保することができる。尚、図4,5のように複数の係合領域13(フック材11)が設けられる場合は、各係合領域13(フック材11)の幅の合計が上述の範囲を満たすとよい。
逆に、吸音材Sの幅は、係合領域13(フック材11)の幅W1を基準に考えると、係合領域13(フック材11)の幅W1の好ましくは2倍〜8倍であるとよい。吸音材Sの幅が係合領域13(フック材11)の幅W1の2倍よりも小さいと、面ファスナー10による係合力が過剰になる。吸音材Sの幅が係合領域13(フック材11)の幅W1の8倍よりも大きいと、係合領域13によって得られる係合力に対して吸音材Sが過大になり、係合力が充分に確保できない虞がある。
固定領域12Aの幅W2についても、ループ材12を吸音材Sに対して確実に固定できれば特に限定されないが、非固定領域12Bを充分に確保するために、好ましくは50mm以下に設定するとよい。また、接着、溶着、係合等の方法でループ材12が吸音材Sに対して固定される場合(固定領域12Aが幅を有する場合)は、固定領域12Aの幅W2は好ましくは5mm以上に設定するとよい。或いは、図6に示すように、ループ材12が吸音材Sに対して縫い付けられる場合は、固定領域12Aはタイヤ周方向に延在する線状になるため実質的に幅を有さない(厳密には、縫い付ける際に用いた糸の太さが固定領域12Aの幅になる)ので、固定領域12Aの幅W2は好ましくは0mm以上、より好ましくは1mm以上に設定するとよい。固定領域12Aの幅W2が上述の範囲よりも小さいと、ループ材12が吸音材Sから脱落する虞がある。固定領域12Aの幅W2が50mmよりも大きいと、ループ材12の使用量が過剰になる。尚、図1等のように複数の固定領域12Aを有する場合は、各固定領域12Aの幅の合計が上述の範囲を満たすとよい。
前述のように係合領域13を含む非固定領域12Bのタイヤ幅方向両側に少なくとも一対の固定領域12Aが存在する場合、係合領域13を含む非固定領域12Bに隣接する一対の固定領域12Aの間のループ材12に覆われた部分の吸音材Sの表面長さL0と、ループ材12の非固定領域12Bの長さL1との比L1/L0が好ましくは1.01〜1.50、より好ましくは1.05〜1.30の範囲であるとよい。このように長さL0と長さL1との関係を設定することで、係合領域13の両側に位置する固定領域12Aの間隔に対してループ材12が適度に弛むことになり、ループ材12の柔軟性が良好に確保されて、面ファスナー10の係合力を高めるには有利になる。比L1/L0が1.01未満であると、長さL0と長さL1とが実質的に同じになるため、ループ材12の弛みを確保できず、ループ材12の柔軟性を確保する効果が充分に得られない。比L1/L0が1.50を超えると、ループ材12の過剰な弛みによって、走行時に吸音材Sが大きく動いてしまい、係合が解除される虞がある。尚、図5に示すように、係合領域13を含む非固定領域12Bが2箇所以上設けられている場合は、図示のように当該非固定領域12Bのそれぞれにおいて比L1/L0が上述の関係を満たすとよい。
比L1/L0が上述の範囲を満たしていれば、ループ材12の弛みによってループ材12の柔軟性が確保できるので、図10,11に示すように、長さL0が係合領域13(フック材11)の幅W1と同程度であってもよい。図10の場合、固定領域12Aのタイヤ幅方向内側端どうしを結ぶように延在するループ材12(非固定領域12B)が吸音材Sの表面に沿わずに大きく撓んでいるため、非固定領域12Bの長さL1が長さL0に対して充分に大きくなっている。また、図11の態様では、ループ材12の端部が、固定領域12Aのタイヤ幅方向内側に位置し、ループ材12が固定領域12Aのタイヤ幅方向外側端部どうしを結ぶように延在することで、非固定領域12Bの長さL1が長さL0に対して充分に大きくなっている。これら態様のように、長さL0が係合領域13(フック材11)の幅W1と同程度、例えば長さL0が係合領域13(フック材11)の幅W1の1.0倍〜1.2倍である場合、比L1/L0は少なくとも上述の範囲を満たせばよいが、より好ましくは1.05倍〜1.15倍の範囲を満たすとよい。
吸音材Sは図1,3〜11に示した断面構造を有してタイヤ周方向に延在する帯状部材であるとよい。このとき、図12に示すように、タイヤ周方向の少なくとも1箇所に吸音材Sが存在しない欠落部14を有するとよい。このような欠落部14を有することで、タイヤのインフレートによる膨張や接地転動に起因する剪断歪みに長時間耐えることが可能となる。この欠落部14は、タイヤ周上で1箇所または3〜5箇所に設けることが好ましい。即ち、欠落部12をタイヤ周上の2箇所に設けると質量アンバランスに起因するタイヤユニフォミティの悪化が顕著になり、周上の6箇所以上に設けると製造コストの増大が顕著になる。
図12のように欠落部14を有する場合、ループ材12においては非固定領域12Bが帯状部材の長手方向の全長に亘って存在することが好ましい。即ち、欠落部14に面する端部において、ループ材12をタイヤ幅方向に沿って固定しないことで、ループ材12の周縁が袋状に閉じることない構造(ループ材12の欠落部14に面する端部が開放された構造)にすることが好ましい。このように帯状のループ材12の長手方向(タイヤ周方向)の位置に依らず非固定領域12Bが存在するようにすることで、帯状部材の長手方向の全域においてループ材12の柔軟性を確保することができ、面ファスナー10の係合力を高めるには有利になる。
図12のように欠落部14を有する場合、欠落部14に面する吸音材Sの少なくとも一方の端部において、図示のようにループ材12が吸音材Sからタイヤ周方向に突き出していることが好ましい。このとき、ループ材12の対を成すフック材11は、ループ材12に応じた長さ(ループ材12以上の長さ)を有している。これにより、欠落部14を設けることによる効果を得ながら、吸音材Sよりもタイヤ周方向に突き出したループ材12の部分によって、面ファスナー10の係合面積が大きく確保されて、面ファスナー10の係合力を高めるには有利になる。
図13に示すように複数箇所に欠落部14を設けた構造は、見方を変えると、複数の吸音材Sがタイヤ周方向に沿って間欠的に配列された構造と言うことができる。この構造において、前述のループ材12がタイヤ周方向に突き出した構造を組み合わせて、タイヤ周方向に延在する1つのループ材12の上(内周側)に、複数の吸音材Sを間欠的に配置した構造にすることもできる。この構造では、複数の欠落部14を設けることによる効果を得ながら、面ファスナー10の係合面積は大きく確保することができるので、吸音性能を高めながら面ファスナー10の係合力を向上することができ、これら性能を高度に両立することができる。尚、この場合も、ループ材12の対を成すフック材11は、ループ材12に応じた長さ(ループ材12以上の長さ)を有している。
ループ材12がループ状の繊維からなる係合素子12eを備えた布材で構成されており、このループ材12を吸音材Sに対して縫い付けることで固定する場合、図14に示すように、ループ材12のタイヤ幅方向の端部を折り返して、ループ材12が二重になった部分を縫い付けることが好ましい。これにより、ループ材12(布材)の端部におけるほつれを防止することができる。また、縫い付け部においてループ材12(布材)が二重になっていることで、縫い付け部における強度を確保することもできる。
上述の各種態様は、タイヤのサイズや構造、吸音材の構造や求められる吸音性能、面ファスナー10の構造に応じて、適宜組み合わせて採用することができる。いずれの組み合わせにおいても、ループ材12の全面を吸音材Sに対して固定せずに、固定領域12Aのみが吸音材Sに部分的に固定されるようにし、且つ、固定領域12Aと係合領域13とが重複していないので、固定領域12Aにおいてループ材12と吸音材Sを確実に固定しながら、非固定領域12Bにおいてはループ材12Bの柔軟性を固定されない状態のまま保持することができる。そのため、非固定領域12Bに配置された係合領域13においてフック材11とループ材12とが係合するにあたって、柔軟性を保持したループ材12(非固定領域12B)がフック材11に対して良好に作用して、面ファスナー10の係合力を高めることができる。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
4 カーカス層
5 ビードコア
6 フィラー層
7 ベルト層
10 面ファスナー
11 フック材
12 ループ材
12A 固定領域
12B 非固定領域
13 係合領域
14 欠落部
S 吸音材

Claims (6)

  1. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、前記トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備え、前記トレッド部の内面に面ファスナーを介して吸音材が設置された空気入りタイヤにおいて、
    前記面ファスナーは、一方の面に複数本のフック状の係合素子を備えて前記タイヤ内面に固定されるフック材と、前記フック状の係合素子に係合可能なループ状の係合素子を備えて前記吸音材に固定されるループ材との対で構成されており、
    子午線断面において、前記ループ材は前記吸音材に対してタイヤ幅方向の少なくとも1箇所が部分的に固定されており、
    前記ループ材が前記吸音材に対して固定された領域を固定領域とし、前記ループ材が前記吸音材に対して固定されていない領域を非固定領域としたとき、前記ループ材と前記フック材とが係合する係合領域が前記非固定領域に配置されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記係合領域を含む前記非固定領域のタイヤ幅方向両側に少なくとも一対の前記固定領域が存在することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記係合領域を含む前記非固定領域に隣接する一対の前記固定領域の間の前記ループ材に覆われた部分の前記吸音材の表面長さL0が、前記係合領域の幅W1の1.2倍〜6.0倍であることを特徴とする請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記係合領域を含む前記非固定領域に隣接する一対の前記固定領域の間の前記ループ材に覆われた部分の前記吸音材の表面長さL0と、前記ループ材の前記非固定領域の長さL1との比L1/L0が1.01〜1.5の範囲であることを特徴とする請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記吸音材がタイヤ周方向に延在する帯状部材であり、タイヤ周方向の少なくとも1箇所に前記吸音材が存在しない欠落部を有し、前記非固定領域が前記帯状部材の長手方向の全長に亘って存在することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記吸音材がタイヤ周方向に延在する帯状部材であり、タイヤ周方向の少なくとも1箇所に前記吸音材が存在しない欠落部を有し、前記欠落部に面する前記吸音材の少なくとも一方の端部において前記ループ材が前記吸音材からタイヤ周方向に突き出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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