JP2020107550A - コントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラム - Google Patents

コントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの発話による言葉が登録されていなくても、照明器具を制御することができるコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムを提供する。【解決手段】コントローラ10は、複数の照明器具30に対し、照明シーンを再現させる制御を行うコントローラ10であって、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、言葉が制御条件を満たすと判定した場合、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから言葉に応じた第1の制御コマンドを選択し、言葉が制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部13と、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを複数の照明器具30に送信する第1通信部16とを備える。【選択図】図6

Description

本開示は、コントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムに関する。
従来のコントローラとして特許文献1には、ユーザがコントローラと対話することで、多くのマルチメディア項目の再生リストをナビゲートしたり、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御したりすることができるコントローラが開示されている。
特許第6002843号公報
ところで、従来のコントローラを照明器具の制御に適用した場合において、従来のコントローラでは、ユーザの発話による言葉に当該コントローラに搭載されていない言葉が含まれているとき、ユーザと対話することができず、照明器具を制御することができない。このため、従来のコントローラでは、適切な制御を行うことができず、ユーザは再度正しく言い直さなければならない。そこで、ユーザと従来のコントローラとの対話を確実にするために、より多くの言葉を従来のコントローラに登録することも考えられる。しかし、従来のコントローラに登録する言葉の情報量が肥大化してしまい現実的ではない。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、ユーザの発話による言葉が登録されていなくても、照明器具を制御することができるコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係るコントローラの一態様は、複数の照明器具に対し、照明シーンを再現させる制御を行うコントローラであって、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから前記言葉に応じた第1の制御コマンドを選択し、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部と、前記処理部が選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを前記複数の照明器具に送信する通信部とを備える。
また、上記課題を解決するために、本開示に係る照明システムの一態様は、コントローラと、複数の照明器具とを備える。
また、上記課題を解決するために、本開示に係る照明制御方法の一態様は、複数の照明器具に対し、照明シーンを再現させる制御を行う照明制御方法であって、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定することと、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから前記言葉に応じた第1の制御コマンドを選択することと、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択することと、前記選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを前記複数の照明器具に送信することとを含む。
また、上記課題を解決するために、本開示に係るプログラムの一態様は、照明制御方法をコンピュータにより実行させる。
本開示に係るコントローラ等によれば、ユーザの発話による言葉が登録されていなくても、照明器具を制御することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムを例示する模式図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムを例示するブロック図である。 図3Aは、実施の形態に係る照明システムにおける第2の制御コマンドを選択するための履歴情報を例示する図である。 図3Bは、実施の形態に係る照明システムにおける第2の制御コマンドを選択するための現在時刻に応じた制御コマンドを例示する図である。 図3Cは、実施の形態に係る照明システムにおける第2の制御コマンドを選択するためのデフォルトとして設定された制御コマンドを例示する図である。 図4は、実施の形態に係る照明システムにおいて、ユーザの発話による言葉が複数の照明器具に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たす場合の動作を例示するシーケンス図である。 図5は、実施の形態に係る照明システムにおいて、ユーザの発話による言葉が複数の照明器具に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たさない場合の動作を例示するシーケンス図である。 図6は、実施の形態に係る照明システムにおいて、コントローラの動作を例示するフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ、ステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されてはいない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
以下、実施の形態に係るコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムの構成について説明する。
(実施の形態)
[照明システム1]
図1は、実施の形態に係る照明システム1を例示する模式図である。
図1に示すように、照明システム1は、住宅等の施設の室内に設置され、照明シーンを再現させるように複数の照明器具30a〜30fを制御することができるシステムである。照明システム1では、例えば、ユーザが「〇〇の明るさで点灯」と発話すると、発話による言葉を音声認識処理して、複数の照明器具30a〜30fを点灯する。また、複数の照明器具30a〜30fは、施設の壁等の造営材に設置される操作部130(壁スイッチと呼ばれることがある)と、例えば2線式有線により接続される。複数の照明器具30a〜30fは、操作部130がユーザによる操作を受けつけることで、点灯、消灯等の照明シーンを再現することもできる。以下、複数の照明器具30a〜30fを総称して照明器具30ということがある。
図2は、実施の形態に係る照明システム1を例示するブロック図である。図2に示すように、照明システム1は、コントローラ10と、複数の照明器具30とを備える。
[コントローラ10]
コントローラ10は、施設内のユーザの発話による言葉を取得する音声入力インターフェースである。コントローラ10は、ネットワークを構成する複数の照明器具30のうちの少なくとも1つの照明器具30と通信可能であり、かつ、直接的又は間接的に複数の照明器具30を制御可能である。コントローラ10は、ユーザの発話による言葉を認識し、認識した言葉に基づいた照明シーンを再現させるように、複数の照明器具30を制御する。ユーザの発話による言葉は、ユーザが発する音声による言葉である。
コントローラ10は、音声入力部11と、音声認識部12と、処理部13と、記憶部14と、音声出力部15と、第1通信部16と、図示しない電源部とを有する。
音声入力部11は、ユーザの発話による言葉を取得するマイクロフォン等である。音声入力部11は、ユーザの発話による言葉を音声信号に変換し、変換した音声信号を音声認識部12に出力する。
音声認識部12は、音声入力部11から取得した音声信号に対して音声認識処理を行う。例えば、音声認識部12は、音声入力部11から取得した音声信号を第1テキスト情報に変換し、第1テキスト情報を処理部13に出力する。
処理部13は、音声認識部12から取得した第1テキスト情報に対応する制御コマンドに変換する。具体的には、処理部13は、認識されたユーザの発話による言葉が複数の照明器具30に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定する。ここで、認識されたユーザの発話による言葉は、ユーザの発話による言葉を示す第1テキスト情報を意味する。また、予め定められた制御条件は、記憶部14に予め登録された言葉であり、後述するキーワードを含む第2テキスト情報を意味する。例えば、制御条件は、後述するキーワードを含む。
なお、1つの制御コマンドについて説明するが、制御コマンドは複数存在するため、各々の制御コマンドに紐付けられた第2テキスト情報が複数ある。また、1つの制御コマンドには、1以上の第2テキスト情報が紐付けられる。このように処理部13は、第2テキスト情報と制御コマンドとが紐付けられたテーブルを参照し、言葉(以下、ユーザの発話による言葉を意味する)が制御条件を満たすかどうかを判定する。このようなテーブルは、記憶部14に格納される。
処理部13は、言葉が制御条件を満たすと判定した場合、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから、言葉に応じた第1の制御コマンドを選択する。具体的には、言葉が制御条件を満たす場合とは、認識されたユーザの発話による言葉が予め登録された言葉である、つまり、認識されたユーザの発話による言葉に照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合である。言い換えれば、言葉が制御条件を満たす場合は、認識されたユーザの発話による言葉に照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合であり、第1テキスト情報に示される言葉と第2テキスト情報に示される言葉との少なくとも一部が共通する。
ここで、照明シーンに関連するキーワードは、例えば、「明るい」、「暗い」、「寒い」、「暖かい」、「眠る」、「○○色」、「ON」、「OFF」、「点灯」、「消灯」等の単語であり、照明シーンの実行、点灯、消灯等を連想させる単語である。このため、「○×は楽しかった」等、照明シーンに関連しない日常会話は、照明シーンに関連するキーワードに含まれない。認識されたユーザの発話による言葉にキーワードが含まれていない場合、処理部13は、上述の判定を行わない。
例を挙げて説明すると、例えば、ユーザが所望する制御コマンドに紐付けられた第2テキスト情報が「〇〇の明るさで点灯」であるとき、ユーザが「〇〇の明るさで点灯」と発話すると、第1テキスト情報と第2テキスト情報との少なくとも一部が共通している。ここで、「点灯」がキーワードであるため、処理部13は、第1テキスト情報にキーワードが含まれていると判定する。
こうして、処理部13は、第1テキスト情報の「〇〇の明るさで点灯」という言葉が制御条件を満たすと判定する。そして、処理部13は、「〇〇の明るさで点灯」という第1テキスト情報に応じた照明シーンを再現するための第1の制御コマンドを、複数の制御コマンドから選択し、選択した第1の制御コマンドを第1通信部16に出力する。
なお、言葉が制御条件を満たす場合は、第1テキスト情報と第2テキスト情報とが完全に一致している場合だけでなく、第1テキスト情報と第2テキスト情報とが数十パーセント以上一致していれば、言葉が制御条件を満たすとしてもよい。また、第1テキスト情報の一部の「明るさ」と第2テキスト情報の「明るい」とは同義であるため、処理部13は、第1テキスト情報の一部の「明るさ」をキーワードと判定してもよい。
また、処理部13は、言葉が制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する。具体的には、言葉が制御条件を満たさない場合とは、認識されたユーザの発話による言葉の少なくとも一部が予め登録された言葉に含まれていない、つまり、第1テキスト情報にキーワードが含まれていない場合である。
例を挙げて説明すると、ユーザが所望する制御コマンドに紐付けられた第2テキスト情報が「〇〇の明るさで点灯」であるとき、ユーザが「あの灯り」(第1テキスト情報)と発話すると、第2テキスト情報には、第1テキスト情報が含まれていない。つまり、第1テキスト情報において、「あの」は何を指しているのか曖昧である。このとき、処理部13は、第1テキスト情報に適した又は第1テキスト情報と無関係な第2の制御コマンドを複数の制御コマンドから選択する。処理部13は、抽出した第2テキスト情報に紐付けられた第2の制御コマンドを選択する。処理部13は、選択した第2の制御コマンドを第1通信部16に出力する。
ここで第2の制御コマンドは、(1)複数の照明器具30(ネットワーク)に前回送信した制御コマンド、(2)複数の照明器具30(ネットワーク)に送信した制御コマンドのうちの利用頻度の高い制御コマンド、(3)時刻に応じて予め決められている制御コマンド、(4)デフォルトで決められている制御コマンドのうちのいずれかに設定される。処理部13は、最も優先されている上記(1)〜(4)に基づいて、第2の制御コマンドの選択を行う。
図3Aは、実施の形態に係る照明システム1における第2の制御コマンドを選択するための履歴情報を例示する図である。図3Aに示すように、処理部13は、前回送信した制御コマンド(例えば、制御コマンドIDに紐付けられる明るさ、色温度等)を履歴情報として記憶部14に格納する。処理部13は、この履歴情報を閲覧することで、前回送信した制御コマンドを割り出す。また、処理部13は、複数の制御コマンドの利用回数をカウントする、つまり第1通信部16を介して送信した各々の制御コマンドをカウントした利用回数を履歴情報として記憶部14に格納する。処理部13は、履歴情報を閲覧することで、(1)が設定されているときに前回送信した制御コマンドを選択し、(2)が設定されているときに利用頻度の高い制御コマンドを選択する。
図3Bは、実施の形態に係る照明システム1における第2の制御コマンドを選択するための現在時刻に応じた制御コマンドを例示する図である。図3Bでは、例えば所定の時刻ごとに紐付けられる各々の制御コマンドが示す明るさ、色温度等のテーブルが示される。(3)が設定されているとき、処理部13は、図示しないタイマ等の計時部が示す時刻に応じて予め決められている制御コマンドを示すテーブルを記憶部14から読み出すことで実現する。なお、所定の時刻ごとに各々の制御コマンドを紐付けるだけでなく、朝、昼、夕方、及び、夜のそれぞれに制御コマンドを紐付けてもよい。
図3Cは、実施の形態に係る照明システム1における第2の制御コマンドを選択するためのデフォルトとして設定された制御コマンドを例示する図である。図3Cでは、制御コマンドが示す明るさ、色温度等のテーブルが示される。(4)が設定されているとき、処理部13は、デフォルトとして予め決められている制御コマンドを示すテーブルを読み出すことで実現する。
また、上記(1)〜(4)の制御コマンドは、例えばユーザによって優先順位が設定される。例えば、(1)〜(4)のこの並び順で優先順位が設定された場合、処理部13は、最も優先順位の高い(1)の制御コマンドに基づいて各々の照明器具30を点灯させる。このように第2の制御コマンドが選択された際、処理部13は、「このような明かりでいかがですか?」といった音声による質問を、ユーザに対して行う。処理部13は、ユーザの発話による言葉(応答)に承認を示す言葉が含まれているかどうかを判定する。ユーザの発話による言葉(応答)に承認を示す言葉が含まれていれば、各々の照明器具30は、(1)の制御コマンドで取得した第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。しかし、ユーザの発話による言葉(応答)に承認を示す言葉が含まれていなければ、各々の照明器具30は、次に優先順位の高い(2)の制御コマンドに基づいて選択された第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。以下上述と同じように、処理部13は、(4)まで繰り返す。(4)でも、ユーザから承認を得られない場合、処理部13は、例えば(1)に戻って同様の処理を繰り返してもよく、複数の制御コマンドからランダムに第2の制御コマンドを選択してもよい。
図2に示すように、記憶部14は、処理部13が実行する複数の制御コマンド等が記憶される記憶装置である。記憶部14は、第2テキスト情報と制御コマンドとを紐付けたテーブル、各々の制御コマンドの利用回数を示す各々のカウント値、時刻に応じて予め決められている制御コマンドを示すテーブル、デフォルトとして決められている制御コマンドを示すテーブル等を格納する。また、記憶部14は、音声出力部15が音声を出力するための音声を示す情報を格納する。
音声出力部15は、選択された第2の制御コマンドに応じた音声による返答を出力するスピーカである。例えば、第2の制御コマンドが選択された場合、音声出力部15は「このような明かりでいかがですか?」等の音声を出力する。なお、音声出力部15は、例えば、第1の制御コマンドが選択された場合、音声出力部15は「○○の照明シーンで点灯します。」等の音声を出力してもよい。
第1通信部16は、ネットワークを構成する複数の照明器具30のうちの少なくとも1つの照明器具30及び他のコントローラ10と無線通信を行うための通信モジュールである。第1通信部16は、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドをネットワーク(複数の照明器具30)に送信する。第1通信部16は、通信部の一例である。
電源部は、交流電源である商用電源と電気的に接続される。なお、電源部は、一次電池又は二次電池を用いることで電力を供給してもよい。
[照明器具30]
各々の照明器具30は、施設の室内を照明することができるように、室内に設置される。各々の照明器具30には、商用電源からの電力が供給される。
各々の照明器具30は、発光モジュール31と、照明制御部32と、第2通信部34と、電源部33とを有する。以下では、各々の照明器具30は、それぞれ異なる照明器具30であるが、それぞれが同等の構成を有するため、特に言及しない限り、1つの照明器具30について説明する。
発光モジュール31は、照明器具30が周囲を照明するための光を出射する。発光モジュール31は、光を放射状に発するLED(Light Emitting Diode)を有するモジュールである。発光モジュール31は、例えば白色光を出射するように構成される光源と、光源を実装するための実装基板とを有する。
照明制御部32は、発光モジュール31の発する光を制御する。具体的には、照明制御部32は、制御コマンドに示される明るさ及び色温度に基づいて発光モジュール31の点灯を制御する。
電源部33は、交流電源である商用電源と電気的に接続される。電源部33は、発光モジュール31に電力を供給する電源回路が内蔵されたモジュールである。電源部33に内蔵された電源回路は、電源部33に接続された配線から供給された交流電流を直流電流に変換し、変換した直流電流を、リード線を介して発光モジュール31の光源に供給する。
第2通信部34は、コントローラ10と通信する通信モジュールである。第2通信部34は、コントローラ10から制御コマンドを取得する。また、第2通信部34は、受信した制御コマンドを他の照明器具30に対してブロードキャスト又はユニキャストにより送信してもよい。
[動作]
次に、コントローラ10、照明システム1、照明制御方法及びプログラムの動作について説明する。
図4は、実施の形態に係る照明システム1において、ユーザの発話による言葉が複数の照明器具30に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たす場合の動作を例示するシーケンス図である。
図4に示すように、まず、コントローラ10は、ユーザの発話による言葉を認識する(S11)。具体的には、例えば、ユーザが「〇〇の明るさで点灯」と発話すると、音声入力部11から取得した「〇〇の明るさで点灯」の音声信号を、音声認識部12が第1テキスト情報に変換して処理部13に出力する。
処理部13は、言葉が制御条件を満たすかどうかを判定する。ここでは、言葉が制御条件を満たすため、「〇〇の明るさで点灯」という第1テキスト情報に応じた照明シーンを再現するための第1の制御コマンドを、複数の制御コマンドから選択する(S12)。処理部13は、選択した第1の制御コマンドを第1通信部16に出力する。また、処理部13は、第1の制御コマンドを第1通信部16に出力後、「○○の照明シーンで点灯します。」等の照明シーンを実行していることを示す音声を出力してもよい。
第1通信部16は、選択された第1の制御コマンドを1以上の照明器具30に送信する(S21)。
各々の照明器具30は、第1の制御コマンドを受信すると、第1の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する。そして、照明システム1は、この処理を終了する。
図5は、実施の形態に係る照明システム1において、ユーザの発話による言葉が制御条件を満たさない場合の動作を例示するシーケンス図である。なお、図4と同様の処理についてはその説明を省略する。
図5に示すように、まず、コントローラ10は、ユーザの発話による言葉を認識する(S11)。
処理部13は、言葉が制御条件を満たすかどうかを判定する。ここでは、言葉が制御条件を満たさないため、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する(S112)。処理部13は、上記(1)〜(4)のいずれかに設定された制御コマンドに基づいて第2の制御コマンドの選択を行う。処理部13は、ステップS112で選択された第2の制御コマンドを第1通信部16に出力する。
第1通信部16は、選択された第2の制御コマンドを1以上の照明器具30に送信する(S22)。
各々の照明器具30は、第2の制御コマンドを受信すると、第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S32)。
また、第2の制御コマンドが選択された場合、処理部13は、例えば「このような明かりでいかがですか?」といった音声を記憶部14から抽出し、この音声を音声出力部15に出力する。音声出力部15は、「このような明かりでいかがですか?」といった音声を出力する。つまり、コントローラ10は、提案した照明シーンについて、例えば、「このような明かりでいかがですか?」等のようなユーザに対する質問を出力する(S14)。
質問に対してユーザが応答すると、ユーザが応答した発話による言葉がコントローラ10に入力される(S15)。例えばユーザが「いいえ!」と応答すると、応答に応じた音声信号が、音声入力部11及び音声認識部12を介して処理部13に入力される。なお、一定期間、ユーザからの応答が無い場合、処理を終了させてもよい。
処理部13は、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれているかどうかを判定する。「いいえ!」に応じたテキスト情報には、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれていないため、処理部13は、承認を示す言葉が含まれていないと判定する(S16)。
処理部13は、上記(1)〜(4)のいずれかに設定された制御コマンドのうち、次に優先順位の高い制御コマンドに基づく第2の制御コマンドの選択を行う(S17)。処理部13は、ステップS17で選択された第2の制御コマンドを1以上の照明器具30に送信する。
各々の照明器具30は、次に優先順位の高い制御コマンドに基づく第2の制御コマンドを受信すると、この第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S33)。このように照明システム1では、ユーザからの承認を得るまでステップS14〜S17、S23、S33の処理を繰り返す。
照明システム1がユーザからの承認を得ると、各々の照明器具30は、承認を得た第2の制御コマンドで点灯する。そして、照明システム1は、この処理を終了する。
図6は、実施の形態に係る照明システム1において、コントローラ10の動作を例示するフローチャートである。なお、図4及び図5と同様の処理についてはその説明を省略する。
図6に示すように、まず、コントローラ10は、ユーザの発話による言葉を認識する(S11)。
処理部13は、言葉が制御条件を満たすかどうかを判定する(S122)。具体的には、第1テキスト情報に示される言葉に照明シーンに関連するキーワードが含まれており、かつ、第1テキスト情報と第2テキスト情報との少なくとも一部が一致する場合、上述の言葉が制御条件を満たす。
例えば、キーワードが「点灯」であり、第2テキスト情報に示される言葉が「〇〇の明るさで点灯」の場合、例えば、ユーザが発話した「明るく点灯」にはキーワードが含まれている、つまり第1テキスト情報と第2テキスト情報との少なくとも一部が共通する。このため、ユーザの発話による言葉は制御条件を満たす。
言葉が制御条件を満たす場合(S122でYes)、第1テキスト情報に応じた照明シーンを再現するための第1の制御コマンドを、複数の制御コマンドから選択する(S12)。
第1通信部16は、選択された第1の制御コマンドを照明器具30に送信する(S21)。各々の照明器具30は、第1の制御コマンドを受信すると、第1の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する。そして、照明システム1は、この処理を終了する。
また、言葉が制御条件を満たさない場合(S122でNo)、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する(S112)。
第1通信部16は、選択された第2の制御コマンドを1以上の照明器具30に送信する(S22)。
コントローラ10は、提案した照明シーンについて、ユーザに対する質問を出力する(S14)。
質問に対してユーザが応答すると、ユーザが応答した発話による言葉がコントローラ10に入力される(S15)。コントローラ10に入力された発話による言葉は、第1テキスト情報になる。
処理部13は、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれているかどうかを判定する(S116)。
ステップS15における第1テキスト情報に、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれている場合(S116でYES)、各々の照明器具30は、第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。例えば承認を示す言葉は、「はい」、「OK」等である。そして、照明システム1は、処理を終了する。
一方、ステップS15における第1テキスト情報に、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれていない場合(S116でNO)、ユーザから承認を得ていないことを意味する。
処理部13は、上記(1)〜(4)に基づいて、次に優先順位の高い第2の制御コマンドを選択する(S17)。次に優先順位の高い制御コマンドは、例えば、上記(1)〜(4)の並び順で設定された制御コマンドの優先順位のうち、2番目に優先順位が高く設定されている(2)の制御コマンドである。
処理部13は、第1通信部16を介して、次に優先順位の高い上記(2)の制御コマンドに基づいて選択された第2の制御コマンドを1以上の照明器具30に送信する(S23)。これにより、各々の照明器具30は、第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。そして、照明システム1では、ステップS14に戻り、同様の処理を行う。
[作用効果]
次に、本実施の形態におけるコントローラ10、照明システム1、照明制御方法及びプログラムの作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係るコントローラ10は、複数の照明器具30に対し、照明シーンを再現させる制御を行うコントローラ10であって、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、言葉が制御条件を満たすと判定した場合、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから言葉に応じた第1の制御コマンドを選択し、言葉が制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部13と、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを複数の照明器具30に送信する第1通信部16とを備える。
これによれば、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定することで、制御条件を満たさない場合は、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドが選択される。このため、コントローラ10に搭載されていない言葉が含まれている場合でも、選択された第2の制御コマンドを実行することで、何らかの照明シーンで各々の照明器具30を点灯させることができる。つまり、コントローラ10は、何らかの照明シーンで各々の照明器具30を点灯させるという提案をユーザに対して行うことができる。
したがって、ユーザの発話による言葉が登録されていなくても、照明器具30を制御することができる。その結果、ユーザが正確に言い直すといった手間を簡略化することができるため、このコントローラ10の利便性が高い。
また、本実施の形態に係る照明システム1は、コントローラ10と、複数の照明器具30とを備える。
また、本実施の形態に係る照明制御方法は、複数の照明器具30に対し、照明シーンを再現させる制御を行う照明制御方法であって、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定することと、言葉が制御条件を満たすと判定した場合、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから言葉に応じた第1の制御コマンドを選択することと、言葉が制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択することと、選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを複数の照明器具30に送信することとを含む。
また、本実施の形態に係るプログラムは、照明制御方法をコンピュータにより実行させる。
この照明システム1及び照明制御方法においても上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態に係るコントローラ10において、言葉が制御条件を満たさない場合とは、言葉が制御条件として予め登録された言葉に含まれていない場合である。
これによれば、ユーザの発話による言葉が予め登録された言葉に含まれているかどうかによって、第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドが選択される。このため、コントローラ10に、より多くの言葉を登録することなく各々の照明器具30を確実に制御することができる。
また、本実施の形態に係るコントローラ10において、言葉が制御条件を満たす場合とは、認識されたユーザの発話による言葉に、照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合である。そして、認識されたユーザの発話による言語にキーワードが含まれていない場合、処理部13は、判定を行わない。
これによれば、各々の照明器具30を制御する意思なくユーザが何らかの発話をしても、コントローラ10は、この発話に対して何ら反応を示さず、各々の照明器具30を制御しない。このため、ユーザの意図に反して各々の照明器具30が制御されることを抑制することができる。また、キーワードがユーザの発話による言葉に含まれていれば、各々の照明器具30に対して所望の制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係るコントローラ10において、第2の制御コマンドは、複数の照明器具30に前回送信した制御コマンド、複数の照明器具30に送信された制御コマンドのうちの利用頻度の高い制御コマンド、時刻に応じて予め決められている制御コマンド、及び、デフォルトで決められている制御コマンドから選択的に決定される制御コマンドである。
これによれば、上述の(1)〜(4)の制御コマンドに基づいて第2の制御コマンドに設定されていれば、コントローラ10は、ユーザに適した照明シーンで各々の照明器具30を点灯させることができる。
また、本実施の形態に係るコントローラ10は、さらに、第2の制御コマンドが選択され、第2の制御コマンドを送信した後、音声による質問を出力する音声出力部15を備える。
これによれば、第2の制御コマンドに応じた照明シーンがユーザの好みに合うかどうかをユーザに質問することができる。これにより、ユーザは、好みに合えば発話により承認することができ、好みに合わなければ発話により拒否をすることができる。このため、コントローラ10では、ユーザの好みの照明シーンに近づけることができる。
(その他変形例)
以上、本開示に係るコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記の各実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態に係るコントローラ10、照明システム1、照明制御方法及びプログラムにおいて、コントローラ10は、携帯情報端末である。携帯情報端末は、各々の照明器具30の動作を制御する、スマートフォン、タブレット端末等であってもよい。これによれば、例えば、普及しているスマートフォン、タブレット端末によっても、本開示を実現することができるため、利便性が高い。
また、上記実施の形態に係るコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムにおいて、複数の照明器具だけでなく、施設の屋外又は屋内におけるネットワークを構成する装置とも連動できる。ここで装置は、スピーカ、エアコン、インターホン、照明器具、撮像装置等の家電機器である。例えば、各々の照明器具の点灯と同時に、スピーカが音を発したり、エアコンが起動したりしてもよい。このネットワークは、アドホックネットワークを構成し、それぞれの装置が相互に通信可能である。
また、上記実施の形態に係るコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムは、施設の屋外又は屋内に設置される人感センサ、赤外線カメラ等又はこれらを搭載した装置、及び、自動運転車両と連動することで、人、他の車両等の物体の存在の有無といった、自動運転車両の周辺状況を示す情報を自動運転車両と共有してもよい。
また、上記実施の形態に係るコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムは、時間によって変化する施設の周囲の明るさを示す情報を、複数の照明器具の照明シーンに用いるための補助情報として、施設に設置される照度センサ又はネットワークサーバから取得してもよい。
また、上記実施の形態に係るコントローラ及び照明システムにおいて、ビーコン信号を発する発信機を搭載した杖、名札、ICカード、カードケース等の端末装置をユーザが所持していてもよく、コントローラは、ビーコン信号を受信することで、ユーザの帰宅に応じて複数の照明器具を点灯させてもよい。
また、上記実施の形態に係るコントローラ及び照明システムにおいて、音声認識部は、クラウドサーバに搭載されていてもよく、コントローラの必須の構成要件ではない。
また、上記実施の形態に係るコントローラ10、照明システム1、照明制御方法及びプログラムにおいて、図2に示すように、コントローラ10は、スマートフォン、タブレット端末等の操作端末40によって操作されてもよい。
また、上記実施の形態に係るコントローラ、照明システム、照明制御方法及びプログラムにおいて、ユーザが施設に帰宅した場合の最初の発話(例えば、「ただいま」等の発話)によって、室内の各々の照明器具を点灯させてもよい。
また、上記実施の形態に係るコントローラ10、照明システム1、照明制御方法及びプログラムにおいて、図2に示すように、コントローラ10の音声認識部12は、クラウドサーバ20に搭載されていてもよい。この場合、コントローラ10の音声入力部11が取得した音声信号を、第1通信部16を介してクラウドサーバ20に送信する。クラウドサーバ20は、受信した音声信号を第1テキスト情報に変換し、変換した第1テキスト情報を送信元のコントローラ10に送信してもよい。
また、上記実施の形態に係るコントローラ及び照明システムに含まれる各処理部は、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 照明システム
10 コントローラ
13 処理部
16 第1通信部(通信部)
30、30a、30b、30c、30d、30e、30f 照明器具

Claims (9)

  1. 複数の照明器具に対し、照明シーンを再現させる制御を行うコントローラであって、
    認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから前記言葉に応じた第1の制御コマンドを選択し、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部と、
    前記処理部が選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを前記複数の照明器具に送信する通信部とを備える
    コントローラ。
  2. 前記言葉が前記制御条件を満たさない場合とは、前記言葉が前記制御条件として予め登録された言葉に含まれていない場合である
    請求項1に記載のコントローラ。
  3. 前記言葉が前記制御条件を満たす場合とは、認識されたユーザの発話による言葉に、前記照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合であり、
    認識されたユーザの発話による言語に前記キーワードが含まれていない場合、前記処理部は、前記判定を行わない
    請求項2に記載のコントローラ。
  4. 前記第2の制御コマンドは、前記複数の照明器具に前回送信した制御コマンド、前記複数の照明器具に送信された制御コマンドのうちの利用頻度の高い制御コマンド、時刻に応じて予め決められている制御コマンド、及び、デフォルトで決められている制御コマンドから選択的に決定される制御コマンドである
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のコントローラ。
  5. さらに、前記第2の制御コマンドが選択され、前記第2の制御コマンドを送信した後、音声による質問を出力する音声出力部を備える
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のコントローラ。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のコントローラは、携帯情報端末である。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のコントローラと、
    複数の照明器具とを備える
    照明システム。
  8. 複数の照明器具に対し、照明シーンを再現させる制御を行う照明制御方法であって、
    認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定することと、
    前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから前記言葉に応じた第1の制御コマンドを選択することと、
    前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択することと、
    前記選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを前記複数の照明器具に送信することとを含む
    照明制御方法。
  9. 請求項8に記載の照明制御方法をコンピュータにより実行させる
    プログラム。
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