JP7165908B2 - 照明システム、照明システムの制御方法及びプログラム - Google Patents

照明システム、照明システムの制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本開示は、照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムに関する。
従来のコントローラとして特許文献1には、ユーザがコントローラと対話することで、多くのマルチメディア項目の再生リストをナビゲートしたり、1つ又は複数のゾーンプレーヤーの動作を制御したりすることができるコントローラが開示されている。
特許第6002843号公報
ところで、従来のコントローラを照明器具の制御に適用した場合において、従来のコントローラでは、ユーザの発話による言葉に当該コントローラに搭載されていない言葉が含まれているとき、ユーザと対話することができず、照明器具を制御することができない。例えば、従来のコントローラでは、ユーザが自室だけでなく別の部屋の制御を行いたい場合、制御対象の部屋について、ユーザは再度正しく言い直さなければならない。そこで、ユーザと従来のコントローラとの対話を確実にするために、より多くの言葉を従来のコントローラに登録することも考えられる。しかし、従来のコントローラに登録する言葉の情報量が肥大化してしまい現実的ではない。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、コントローラとの対話によって、ユーザが存在する部屋とは別の部屋に設置されている各々の照明器具を制御することができる照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る照明システムの一態様は、1以上の第1照明器具と、1以上の第2照明器具と、前記1以上の第1照明器具と通信可能であり、前記1以上の第1照明器具とともに第1グループを構成する第1コントローラと、前記第1コントローラ及び前記1以上の第2照明器具と通信可能であり、かつ、前記1以上の第2照明器具とともに第2グループを構成する第2コントローラとを備え、前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから制御コマンドを選択し、制御対象となる前記第1グループ及び前記第2グループのうちの1以上のグループを特定し、前記特定された前記1以上のグループに、当該選択された前記制御コマンドを送信し、前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉が、前記1以上のグループに対して照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記言葉に応じた照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから第1の制御コマンドを選択し、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部と、前記特定された前記1以上のグループに、前記処理部が選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信する通信部とを備える
また、上記課題を解決するために、本開示に係る照明システムの制御方法の一態様は、1以上の第1照明器具と通信可能であり、前記1以上の第1照明器具と第1コントローラとで第1グループが構成され、前記第1コントローラ及び1以上の第2照明器具と通信可能であり、かつ、前記1以上の第2照明器具と第2コントローラとで第2グループが構成され、前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから制御コマンドを選択することと、制御対象となる前記第1グループ及び前記第2グループのうちの1以上のグループを特定し、前記特定された前記1以上のグループに、当該選択された前記制御コマンドを送信することと、前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉が、前記1以上のグループに対して照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記言葉に応じた照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから第1の制御コマンドを選択し、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択することと、前記特定された前記1以上のグループに、選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信することとを含む。
また、上記課題を解決するために、本開示に係るプログラムの一態様は、照明システムの制御方法をコンピュータにより実行させる。
本開示に係る照明システム等によれば、コントローラとの対話によって、ユーザが存在する部屋とは別の部屋に設置されている各々の照明器具を制御することができる。
図1は、実施の形態に係る照明システムを例示する模式図である。 図2は、実施の形態に係る照明システムを例示するブロック図である。 図3Aは、実施の形態に係る照明システムにおける第2の制御コマンドを選択するための履歴情報を例示する図である。 図3Bは、実施の形態に係る照明システムにおける第2の制御コマンドを選択するための現在時刻に応じた制御コマンドを例示する図である。 図3Cは、実施の形態に係る照明システムにおける第2の制御コマンドを選択するためのデフォルトとして設定された制御コマンドを例示する図である。 図4は、実施の形態に係る照明システムにおいて、ユーザの発話による言葉がグループごとの各々の照明器具に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たす場合の動作を例示するシーケンス図である。 図5は、実施の形態に係る照明システムにおいて、ユーザの発話による言葉がグループごとの各々の照明器具に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たさなく、かつ、ユーザが1以上のグループを指定する言葉を発する場合の動作を例示するシーケンス図である。 図6は、実施の形態に係る照明システムにおいて、コントローラの動作を例示するフローチャートである。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ、ステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されてはいない。したがって、例えば、各図において縮尺等は必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
[照明システム1]
図1は、実施の形態に係る照明システム1を例示する模式図である。
図1に示すように、照明システム1は、住宅等の施設の室内に設置され、照明シーンを再現させるように複数の照明器具30a1~30a6を制御することができるシステムである。照明システム1では、例えば、ユーザが「〇〇の明るさで点灯」と発話すると、発話による言葉を音声認識処理して、複数の照明器具30a1~30a6を点灯する。また、複数の照明器具30a1~30a6は、施設の壁等の造営材に設置される操作部130a(壁スイッチと呼ばれることがある)と、例えば2線式有線により接続される。複数の照明器具30b1~30b6は、施設の壁等の造営材に設置される操作部130b(壁スイッチと呼ばれることがある)と、例えば2線式有線により接続される。複数の照明器具30a1~30a6、及び、複数の照明器具30b1~30b6は、操作部130a、130bがユーザによる操作を受けつけることで、点灯、消灯等の照明シーンを再現することもできる。以下、複数の照明器具30a1~30a6を総称して第1照明器具30aといい、複数の照明器具30b1~30b6を総称して第2照明器具30bということがある。
本実施の形態では、複数の照明器具は、第1グループの1以上の第1照明器具30aと、第2グループの1以上の第2照明器具30bとに分類される。各々の第1照明器具30a及び各々の第2照明器具30bは、施設における各々の部屋ごとにグルーピングされており、本実施の形態では、第1部屋に設置された1以上の第1照明器具30aと第1コントローラ10aとで第1グループを構成し、第2部屋に設置された1以上の第2照明器具30bと第2コントローラ10bとで第2グループを構成する。なお、特に言及しない限り、第1グループの第1照明器具30a、及び、第2グループの第2照明器具30bを総称して照明器具30ということがあり、第1グループ及び第2グループを総称して単にグループということがある。
なお、本実施の形態では、第1グループ及び第2グループを例示しているが、グループは3つ以上存在していてもよい。また、1つの部屋において複数のグループに分類されていてもよい。
図2は、実施の形態に係る照明システム1を例示するブロック図である。図2に示すように、照明システム1は、第1コントローラ10aと、第2コントローラ10bと、1以上の第1照明器具30aと、1以上の第2照明器具30bとを備える。
[コントローラ]
第1コントローラ10aは、施設内のユーザの発話による言葉を取得する音声入力インターフェースである。第1コントローラ10aは、第1部屋に設置されており、第1グループを構成する1以上の第1照明器具30aのうちの少なくとも1つの第1照明器具30a及び第2コントローラ10bと通信可能であり、かつ、各々の第1照明器具30aを制御可能である。第1コントローラ10aは、ユーザの発話による言葉を認識し、認識した言葉に基づいた照明シーンを再現させるように、各々の第1照明器具30aを制御する。ユーザの発話による言葉は、ユーザが発する音声による言葉である。なお、特に言及しない限り、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bを総称して単にコントローラというときがある。
第1コントローラ10aは、音声入力部11と、音声認識部12と、処理部13と、記憶部14と、音声出力部15と、第1通信部16と、図示しない電源部とを有する。
音声入力部11は、ユーザの発話による言葉を取得するマイクロフォン等である。音声入力部11は、ユーザの発話による言葉を音声信号に変換し、変換した音声信号を音声認識部12に出力する。
音声認識部12は、音声入力部11から取得した音声信号に対して音声認識処理を行う。例えば、音声認識部12は、音声入力部11から取得した音声信号を第1テキスト情報に変換し、第1テキスト情報を処理部13に出力する。
処理部13は、音声認識部12から取得した第1テキスト情報に対応する制御コマンドを選択する。具体的には、処理部13は、認識されたユーザの発話による言葉が各々の第1照明器具30aに照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定する。ここで、認識されたユーザの発話による言葉は、ユーザの発話による言葉を示す第1テキスト情報を意味する。また、予め定められた制御条件は、記憶部14に予め登録された言葉であり、後述するキーワードを含む第2テキスト情報を意味する。例えば、制御条件は、後述するキーワードを含む。
なお、1つの第1の制御コマンドについて説明するが、第1の制御コマンドは複数存在するため、各々の第1の制御コマンドに紐付けられた第2テキスト情報が複数ある。また、1つの制御コマンドには、1以上の第2テキスト情報が紐付けられる。このように処理部13は、第2テキスト情報と第1の制御コマンドとが紐付けられたテーブルを参照し、言葉(以下、ユーザの発話による言葉を意味する)が制御条件を満たすかどうかを判定する。このようなテーブルは、記憶部14に格納される。
処理部13は、言葉が制御条件を満たすと判定した場合、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから、言葉に応じた第1の制御コマンドを選択する。具体的には、言葉が制御条件を満たす場合とは、認識されたユーザの発話による言葉が予め登録された言葉であり、かつ、認識されたユーザの発話による言葉に第1グループ及び第2グループのうちの1以上のグループを特定する言葉が含まれている場合である。ここで、グループを特定する言葉は、例えば、「〇〇部屋」、「全ての部屋」、「隣の部屋」等の部屋を指定する言葉、「第〇〇グループ」等の具体的にグループを指定する言葉等である。ユーザがグループを指定する言葉を発話することで、処理部13は、照明シーンを再現すべき制御対象となるグループを特定する。
より具体的には、認識されたユーザの発話による言葉が予め登録された言葉である場合とは、例えば、第1テキスト情報に示される言葉と第2テキスト情報に示される言葉との少なくとも一部が共通する場合、つまり、認識されたユーザの発話による言葉に、照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合である。ここで、照明シーンに関連するキーワードは、例えば、「明るい」、「暗い」、「寒い」、「暖かい」、「眠る」、「○○色」、「ON」、「OFF」、「点灯」、「消灯」等の単語であり、照明シーンの実行、点灯、消灯等を連想させる単語である。このため、「○×は楽しかった」等、照明シーンに関連しない日常会話は、照明シーンに関連するキーワードに含まれない。認識されたユーザの発話による言葉にキーワードが含まれていない場合、処理部13は、上述の判定を行わない。
例を挙げて説明すると、あるグループにおいて、ユーザが「〇〇の部屋を点灯して」と発話した第1テキスト情報は、第1の制御コマンドに紐付けられた第2テキスト情報「〇〇の部屋を点灯」と少なくとも一部が共通している。ここで、「点灯」がキーワードであるため、処理部13は、第1テキスト情報にキーワードが含まれていると判定する。
また、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれている場合とは、例えば、制御するグループが存在する場所を特定する言葉が第1テキスト情報に含まれている場合である。
例を挙げて説明すると、第1テキスト情報に含まれる「〇〇の部屋」は、部屋を指定する言葉、つまり、グループを指定する言葉であるため、処理部13は、第1テキスト情報に含まれる「〇〇の部屋」に相当するグループを制御対象として特定する。そして、処理部13は、第1テキスト情報に1以上のグループを指定する言葉が含まれていると判定する。
こうして、処理部13は、第1テキスト情報「〇〇の部屋を点灯して」という言葉が制御条件を満たすと判定する。そして、処理部13は、「〇〇の部屋を点灯して」という第1テキスト情報に応じた照明シーンを再現するための第1の制御コマンドを、複数の制御コマンドから選択し、選択した第1の制御コマンドを第1通信部16に出力する。
ここで、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていない場合、処理部13は、全てのグループを制御対象として特定してもよい。この場合、処理部13は、特定した全てのグループに対して、選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを送信するために、選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを第1通信部16に出力してもよい。この場合、全てのグループの照明器具が点灯する。
また、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていない場合、処理部13は、ユーザの発話による言葉を取得したコントローラが属するグループの照明器具に対して、第1通信部16を介して第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを送信してもよい。この場合、ユーザの発話による言葉を取得したコントローラが属するグループの照明器具が点灯する。
なお、言葉が制御条件を満たす場合は、第1テキスト情報と第2テキスト情報とが完全に一致している場合だけでなく、第1テキスト情報と第2テキスト情報とが数十パーセント以上一致していれば、言葉が制御条件を満たすとしてもよい。また、第1テキスト情報の一部の「明るさ」と第2テキスト情報の「明るい」とは同義であるため、処理部13は、第1テキスト情報の一部の「明るさ」をキーワードと判定してもよい。
また、処理部13は、言葉が制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する。具体的には、言葉が制御条件を満たさない場合とは、認識されたユーザの発話による言葉の少なくとも一部が予め登録された言葉に含まれていない、つまり、第1テキスト情報にキーワードが含まれていない場合である。
例を挙げて説明すると、ユーザが所望する制御コマンドに紐付けられた第2テキスト情報が「〇〇の部屋を点灯」であるとき、ユーザが「あの照明」(第1テキスト情報)と発話すると、第2テキスト情報には、第1テキスト情報が含まれていない。つまり、第1テキスト情報において、「あの」は何を指しているのか曖昧である。また、別の例を挙げると、「あれつけて」の「つけて」は、照明器具を点けるのか、物を取付けるのか曖昧である。このとき、処理部13は、第1テキスト情報に適した又は第1テキスト情報と無関係な第2の制御コマンドを複数の制御コマンドから選択する。処理部13は、抽出した第2テキスト情報に紐付けられた第2の制御コマンドを選択する。処理部13は、選択した第2の制御コマンドを第1通信部16に出力する。なお、上述のように場所が曖昧な場合、全ての部屋に第2の制御コマンドを送信してもよく、ユーザが存在するつまりユーザの発話による言葉が入力されたコントローラが属するグループだけ第2の制御コマンドを送信してもよい。
ここで第2の制御コマンドは、(1)グループに前回送信した制御コマンド、(2)グループに送信した制御コマンドのうちの利用頻度の高い制御コマンド、(3)時刻に応じて予め決められている制御コマンド、(4)デフォルトで決められている制御コマンドのうちのいずれかに設定される。処理部13は、最も優先されている上記(1)~(4)に基づいて、第2の制御コマンドの選択を行う。
図3Aは、実施の形態に係る照明システム1における第2の制御コマンドを選択するための履歴情報を例示する図である。図3Aに示すように、処理部13は、前回送信した制御コマンド(例えば、制御コマンドIDに紐付けられる明るさ、色温度等)を履歴情報として記憶部14に格納する。処理部13は、この履歴情報を閲覧することで、前回送信した制御コマンドを割り出す。また、処理部13は、複数の制御コマンドの利用回数をカウントする、つまり第1通信部16を介して送信した各々の制御コマンドをカウントした利用回数を履歴情報として記憶部14に格納する。処理部13は、履歴情報を閲覧することで、(1)が設定されているときに前回送信した制御コマンドを選択し、(2)が設定されているときに利用頻度の高い制御コマンドを選択する。
図3Bは、実施の形態に係る照明システム1における第2の制御コマンドを選択するための現在時刻に応じた制御コマンドを例示する図である。図3Bでは、所定の時刻ごとに紐付けられる各々の制御コマンドが示す明るさ、色温度等のテーブルが示される。(3)が設定されているとき、処理部13は、図示しないタイマ等の計時部が示す時刻に応じて予め決められている制御コマンドを示すテーブルを記憶部14から読み出すことで実現する。
図3Cは、実施の形態に係る照明システム1における第2の制御コマンドを選択するためのデフォルトとして設定された制御コマンドを例示する図である。図3Cでは、制御コマンドが示す明るさ、色温度等のテーブルが示される。(4)が設定されているとき、処理部13は、デフォルトとして予め決められている制御コマンドを示すテーブルを読み出すことで実現する。
また、上記(1)~(4)の制御コマンドは、例えばユーザによって優先順位が設定される。例えば、(1)~(4)のこの並び順で優先順位が設定された場合、処理部13は、最も優先順位の高い(1)の制御コマンドに基づいて各々の第1照明器具30aを点灯させる。このように第2の制御コマンドが選択された際、処理部13は、「このような明かりでいかがですか?」といった音声による質問を、ユーザに対して行う。処理部13は、ユーザの発話による言葉(応答)に承認を示す言葉が含まれているかどうかを判定する。ユーザの発話による言葉(応答)に承認を示す言葉が含まれていれば、各々の第1照明器具30aは、(1)の制御コマンドで取得した第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。しかし、ユーザの発話による言葉(応答)に承認を示す言葉が含まれていなければ、各々の第1照明器具30aは、次に優先順位の高い(2)の制御コマンドに基づいて選択された第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。以下上述と同じように、処理部13は、(4)まで繰り返す。(4)でも、ユーザから承認を得られない場合、処理部13は、例えば(1)に戻って同様の処理を繰り返してもよく、複数の制御コマンドからランダムに第2の制御コマンドを選択してもよい。
図2に示すように、記憶部14は、処理部13が実行する複数の制御コマンド等が記憶される記憶装置である。記憶部14は、第2テキスト情報と制御コマンドとを紐付けたテーブル、各々の制御コマンドの利用回数を示す各々のカウント値、時刻に応じて予め決められている制御コマンドを示すテーブル、デフォルトとして決められている制御コマンドを示すテーブル等を格納する。また、記憶部14は、音声出力部15が音声を出力するための音声を示す情報を格納する。
音声出力部15は、選択された第2の制御コマンドに応じた音声による返答を出力するスピーカである。例えば、第2の制御コマンドが選択された場合、音声出力部15は「このような明かりでいかがですか?」等の音声を出力する。なお、音声出力部15は、例えば、第1の制御コマンドが選択された場合、音声出力部15は「○○の照明シーンで点灯します。」等の音声を出力してもよい。
第1通信部16は、ネットワークを構成する複数の第1照明器具30aのうちの少なくとも1つの第1照明器具30a及び第1コントローラ10aと無線通信を行うための通信モジュールである。第1通信部16は、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドをネットワーク(通信可能な各々の第1照明器具30a)に送信する。第1通信部16は、通信部の一例である。
電源部は、交流電源である商用電源と電気的に接続される。なお、電源部は、一次電池又は二次電池を用いることで電力を供給してもよい。
本実施の形態では、第2コントローラ10bは、各々の第2照明器具30bとともに第2グループを構成し、第2部屋に設置される。第2コントローラ10bは、第1コントローラ10a、及び、1以上の第2照明器具30bと通信可能であり、かつ、各々の第2照明器具30bを制御可能である。第2コントローラ10bの構成は、第1コントローラ10aと同様であるため、その説明を省略する。
第2コントローラ10bが第1コントローラ10aから第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを受信すると、第2コントローラ10bの第1通信部16は、受信した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを各々の第2照明器具30bに送信する。第2コントローラ10bにおいても、上述の第1コントローラ10aと同様の作用を奏するため、その説明を省略する。
[照明器具]
各々の第1照明器具30aは、施設の室内を照明することができるように、室内に設置される。各々の第1照明器具30aには、商用電源からの電力が供給される。各々の第1照明器具30aは、第1部屋に設置されており、第1グループを構成する。各々の第1照明器具30aは、第1コントローラ10aと通信可能である。
各々の第1照明器具30aは、発光モジュール31と、照明制御部32と、第2通信部34と、電源部33とを有する。以下では、各々の第1照明器具30aは、それぞれ異なる第1照明器具30aであるが、それぞれが同等の構成を有するため、特に言及しない限り、1つの第1照明器具30aについて説明する。
発光モジュール31は、第1照明器具30aが周囲を照明するための光を出射する。発光モジュール31は、光を放射状に発するLED(Light Emitting Diode)を有するモジュールである。発光モジュール31は、例えば白色光を出射するように構成される光源と、光源を実装するための実装基板とを有する。
照明制御部32は、発光モジュール31の発する光を制御する。具体的には、照明制御部32は、制御コマンドに示される明るさ及び色温度に基づいて発光モジュール31の点灯を制御する。
電源部33は、交流電源である商用電源と電気的に接続される。電源部33は、発光モジュール31に電力を供給する電源回路が内蔵されたモジュールである。電源部33に内蔵された電源回路は、電源部33に接続された配線から供給された交流電流を直流電流に変換し、変換した直流電流を、リード線を介して発光モジュール31の光源に供給する。
第2通信部34は、第1コントローラ10aと通信する通信モジュールである。第2通信部34は、第1コントローラ10aから制御コマンドを取得する。また、第2通信部34は、受信した制御コマンドを他の第1照明器具30aにブロードキャスト又はユニキャストにより送信してもよい。
本実施の形態では、各々の第2照明器具30bは、第2コントローラ10bととともに第2グループを構成し、第2部屋に設置される。少なくとも1つの第2照明器具30bは、第2コントローラ10bと通信可能である。第2照明器具30bの構成は、第1照明器具30aと同様であるため、その説明を省略する。
第2コントローラ10bが第1コントローラ10aから第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを受信すると、第2コントローラ10bの第1通信部16は、受信した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを各々の第2照明器具30bに送信する。第2コントローラ10bにおいても、上述の第1コントローラ10aと同様の作用を奏するため、その説明を省略する。
[動作]
次に、照明システム1、照明システム1の制御方法及びプログラムの動作について説明する。
図4は、実施の形態に係る照明システム1において、ユーザの発話による言葉がグループごとの各々の照明器具に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たす場合の動作を例示するシーケンス図である。
図4に示すように、まず、第1コントローラ10aは、ユーザの発話による言葉を認識する(S10)。具体的には、例えば、ユーザが「全ての部屋を点灯」と発話すると、音声入力部11から取得した「全ての部屋を点灯」の音声信号を、音声認識部12が第1テキスト情報に変換して処理部13に出力する。
処理部13は、音声入力部11から第1テキスト情報を取得すると、言葉が制御条件を満たすかどうかを判定する。ここで、第1テキスト情報において、「点灯」はキーワードであり、「全ての部屋」はグループを指定する言葉である。つまり、処理部13は、キーワードとグループの指定とを認識する(S11)。このため、ユーザの発話による言葉が制御条件を満たすため、処理部13は、第1テキスト情報に応じた第1の制御コマンドを複数の制御コマンドから選択し、かつ、選択した第1の制御コマンドを送信すべき送信先のグループを特定する(S12)。本実施の形態では、送信先のグループは、第1グループ及び第2グループである。処理部13は、選択した第1の制御コマンドを第1通信部16に出力する。また、処理部13は、第1の制御コマンドを第1通信部16に出力後、「○○の照明シーンで点灯します。」等の照明シーンを実行していることを示す音声を出力してもよい。
第1通信部16は、選択された第1の制御コマンドを、特定されたグループ(第1グループの各々の第1照明器具30a、及び、第2グループの第2コントローラ10b)に送信する(S21a)。
各々の第1照明器具30aは、第1の制御コマンドを受信すると、第1の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S31a)。
第2コントローラ10bは、第1コントローラ10aから第1の制御コマンドを受信すると、第2グループを構成する各々の第2照明器具30bに第1の制御コマンドを送信する(S21b)。
各々の第2照明器具30bは、第1の制御コマンドを受信すると、第1の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(31b)。そして、照明システム1は、この処理を終了する。
図5は、実施の形態に係る照明システム1において、ユーザの発話による言葉がグループごとの各々の照明器具に照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たさない場合の動作を例示するシーケンス図である。なお、図4と同様の処理についてはその説明を省略する。
図5に示すように、まず、第1コントローラ10aは、ユーザの発話による言葉を認識する(S10)。具体的には、例えば、ユーザが「あの照明」と発話すると、音声入力部11から取得した「あの照明」の音声信号を、音声認識部12が第1テキスト情報に変換して処理部13に出力する。
処理部13は、音声入力部11から第1テキスト情報を取得すると、言葉が制御条件を満たすかどうかを判定する。ここで、第1テキスト情報に含まれる「あの」は、グループを指しているのか、照明シーンを指してしるのか曖昧である。このため、言葉が制御条件を満たさないため、処理部13は、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択し、かつ、選択した第2の制御コマンドを送信すべき送信先のグループを特定する(S112)。処理部13は、いずれかに設定された上記(1)~(4)に基づいて第2の制御コマンドの選択を行う。処理部13は、ステップS112で選択された第2の制御コマンドを第1通信部16に出力する。本実施の形態では、送信先のグループは、第1グループ及び第2グループである。処理部13は、選択した第2の制御コマンドを第1通信部16に出力する。なお、処理部13は、第2の制御コマンドを第1通信部16に出力後、「○○の部屋を点灯しました。」等の照明シーンを実行していることを示す音声を音声出力部15に出力させてもよい。
第1通信部16は、選択された第2の制御コマンドを、特定されたグループ(第1グループ及び第2グループ)に送信する。具体的には、第1通信部16は、第2の制御コマンドを、各々の第1照明器具30a、及び、第2コントローラ10bに送信する(S22a)。
各々の第1照明器具30aは、第2の制御コマンドを受信すると、第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S31a)。また、第2コントローラ10bは、第1コントローラ10aから第2の制御コマンドを受信すると、第2グループを構成する各々の第2照明器具30bに第2の制御コマンドを送信する(S22b)。各々の第2照明器具30bは、第2の制御コマンドを受信すると、第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S31b)。
また、第2の制御コマンドが選択された場合、処理部13は、例えば記憶部14から「このような明かりでいかがですか?」といった音声情報を抽出して音声出力部15に出力させる。つまり、第1コントローラ10aは、提案した照明シーンについて、ユーザに対する質問を出力する(S14)。
質問に対してユーザが応答すると、ユーザが応答した発話による言葉が第1コントローラ10aに入力される(S15)。例えばユーザが「いいえ!」と応答すると、応答に応じた音声信号が、音声入力部11及び音声認識部12を介して処理部13に入力される。なお、一定期間、ユーザからの応答が無い場合、処理を終了させてもよい。
処理部13は、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれているかどうかを判定する。「いいえ!」には、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれていないため、処理部13は、承認を示す言葉が含まれていないと判定する(S16)。
処理部13は、上記(1)~(4)のうち最も優先して設定された制御コマンドのうち次に優先順位の高い制御コマンドに基づいて、第2の制御コマンドの選択を行う(S17)。処理部13は、ステップS17で選択された第2の制御コマンドを各々の第1照明器具30a、及び、第2コントローラ10bに送信する(S23a)。
各々の第1照明器具30aは、第2の制御コマンドを受信すると、この第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S33)。
また、第2コントローラ10bは、第1コントローラ10aから第2の制御コマンドを受信すると、第2グループを構成する各々の第2照明器具30bに第2の制御コマンドを送信する(S23b)。各々の第2照明器具30bは、次に優先順位の高い制御コマンドに基づいて、第2の制御コマンドを受信すると、第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する(S31c)。このように照明システム1では、ユーザからの承認を得るまでステップS14~S17、S23a、S23b、S31cの処理を繰り返す。そして、照明システム1は、この処理を終了する。
図6は、実施の形態に係る照明システム1において、コントローラの動作を例示するフローチャートである。なお、図4及び図5と同様の処理についてはその説明を省略する。図6では、第1コントローラ10aを例に挙げて説明するが、第2コントローラ10bであっても同様である。
図6に示すように、まず、第1コントローラ10aは、ユーザの発話による言葉を認識する(S10)。
処理部13は、言葉が制御条件を満たすかどうかを判定する(S122)。具体的には、第1テキスト情報に、照明シーンに関連するキーワードが含まれており、かつ、1以上のグループを特定する言葉が含まれているかどうかを判定する。例えば、第1テキスト情報に示される言葉が「全ての部屋を点灯」には、キーワードの「点灯」という言葉と、グループを指定する「全ての部屋」という言葉が含まれている。このため、ユーザの発話による言葉は制御条件を満たす。
言葉が制御条件を満たす場合(S122でYes)、第1テキスト情報に応じた照明シーンを再現するための第1の制御コマンドを、複数の制御コマンドから選択する(S12)。
第1通信部16は、選択された第1の制御コマンドを、「全ての部屋」である第1グループの各々の第1照明器具30a及び第2グループの第2コントローラ10bに送信する(S21)。各々の第1照明器具30aは、第1の制御コマンドを受信すると、第1の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する。また、第2グループの第2コントローラ10bは、第1の制御コマンドを受信すると、第1の制御コマンドによって各々の第2照明器具30bを点灯させる。そして、照明システム1は、この処理を終了する。
また、言葉が制御条件を満たさない場合(S122でNo)、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する(S112)。例えば、第1テキスト情報に示される言葉が「あの様に点灯」には、キーワードの「点灯」という言葉と、「あの様に」という言葉とが含まれている。「あの様に」は、何を指しているのか曖昧である。この場合、処理部13は、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていないと判定し、全てのグループを制御対象として特定してもよい。また、処理部13は、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていないと判定し、ユーザの発話による言葉を取得したコントローラが属するグループを制御対象として特定してもよい。
第1通信部16は、選択された第2の制御コマンドを、例えば「全ての部屋」である各々の第1照明器具30a及び第2グループに送信する(S22)。各々の第1照明器具30aは、第2の制御コマンドを受信すると、第2の制御コマンドで示される照明シーンで点灯する。また、第2グループの第2コントローラ10bは、第2の制御コマンドを受信すると、第2の制御コマンドで示される照明シーンで各々の第2照明器具30bを点灯させる。
第1コントローラ10aは、提案した照明シーンについて、例えば、「このような明かりでいかがですか?」等のようなユーザに対する質問を出力する(S14)。
質問に対してユーザが応答すると、ユーザが応答した発話による言葉が第1コントローラ10aに入力される(S15)。第1コントローラ10aに入力された発話による言葉は、第1テキスト情報になる。
処理部13は、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれているかどうかを判定する(S116)。
ステップS15における第1テキスト情報に、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれている場合(S116でYES)、各々の第1照明器具30a及び各々の第2照明器具30bは、第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。例えば承認を示す言葉は、「はい」、「OK」等である。そして、照明システム1は、処理を終了する。
一方、ステップS15における第1テキスト情報に、ユーザの発話による言葉に承認を示す言葉が含まれていない場合(S116でNO)、ユーザから承認を得ていないことを意味する。
処理部13は、上記(1)~(4)に基づいて、次に優先順位の高い第2の制御コマンドを選択する(S17)。次に優先順位の高い制御コマンドは、例えば、上記(1)~(4)の並び順で設定された制御コマンドの優先順位のうち、2番目に優先順位が高く設定されている(2)の制御コマンドである。
処理部13は、第1通信部16を介して、次に優先順位の高い上記(2)の制御コマンドに基づいて選択された第2の制御コマンドを、各々の第1照明器具30a及び第2コントローラ10bに送信する(S23)。これにより、各々の第1照明器具30a及び各々の第2照明器具30bは、第2の制御コマンドに応じた照明シーンで点灯する。そして、照明システム1では、ステップS14に戻り、同様の処理を行う。
[作用効果]
次に、本実施の形態における照明システム1、照明システム1の制御方法及びプログラムの作用効果について説明する。
上述したように、本実施の形態に係る照明システム1は、1以上の第1照明器具30aと、1以上の第2照明器具30bと、1以上の第1照明器具30aと通信可能であり、1以上の第1照明器具30aとともに第1グループを構成する第1コントローラ10aと、第1コントローラ10a及び1以上の第2照明器具30bと通信可能であり、かつ、1以上の第2照明器具30bとともに第2グループを構成する第2コントローラ10bとを備え、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから制御コマンドを選択し、第1グループ及び第2グループのうちの制御対象となる1以上のグループを特定し、特定された1以上のグループに、当該選択された制御コマンドを送信する。
これによれば、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、制御対象となる1以上のグループに、選択した制御コマンドを送信する。このため、ユーザは、ユーザが滞在している部屋だけでなく、別の部屋においてネットワークが構成された1以上のグループの各々の照明器具を制御することができる。
したがって、この照明システム1では、コントローラとの対話によって、ユーザが存在する部屋とは別の部屋に設置されている各々の照明器具を制御することができる。その結果、ユーザがある部屋に滞在したまま別の部屋に設置されている各々の照明器具を制御することができるため、利便性が高い。
また、本実施の形態に係る照明システム1の制御方法は、1以上の第1照明器具30aと通信可能であり、1以上の第1照明器具30aと第1コントローラ10aとで第1グループが構成され、第1コントローラ10a及び1以上の第2照明器具30bと通信可能であり、かつ、1以上の第2照明器具30bと第2コントローラ10bとで第2グループが構成され、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから制御コマンドを選択することと、第1グループ及び第2グループのうちの制御対象となる1以上のグループを特定し、特定された1以上のグループに、当該選択された制御コマンドを送信することとを含む。
また、本実施の形態に係るプログラムは、照明システム1の制御方法をコンピュータにより実行させる。
この照明システム1、照明システム1の制御方法及びプログラムにおいても上述と同様の作用効果を奏する。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉が、1以上のグループに対して照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定することで、言葉が制御条件を満たすと判定した場合、言葉に応じた照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから第1の制御コマンドを選択し、言葉が制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部13と、特定された1以上のグループに、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを送信する第1通信部16とを備える。
これによれば、認識されたユーザの発話による言葉が予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、制御条件を満たさない場合は、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドが選択される。このため、コントローラに搭載されていない言葉が含まれている場合でも、選択された第2の制御コマンドを実行することで、何らかの照明シーンで各々の照明器具を点灯させることができる。つまり、コントローラは、何らかの照明シーンで各々の照明器具を点灯させるという提案をユーザに対して行うことができる。
したがって、ユーザの発話による言葉が登録されていなくても、照明器具を制御することができる。その結果、ユーザが正確に言い直すといった手間を簡略化することができるため、この照明システム1の利便性が高い。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれている場合、処理部13は、指定されたグループを制御対象として特定する。そして、第1通信部16は、指定されたグループに、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを送信する。
これによれば、ユーザの発話により指定されたグループの各々の照明器具を制御することができる。このため、ユーザは、部屋ごとの各々の照明器具を簡易に制御することができる。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていない場合、処理部13は、全てのグループを制御対象として特定する。そして、第1通信部16は、特定された全てのグループに、処理部13が選択した第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを送信する。
これによれば、場所を特定しない各々の照明器具の照明シーンを再現するための発話を行うだけで、全てのグループにおける各々の照明器具を制御することができる。このため、ユーザが全ての部屋に設置されるコントローラに対して発話する必要もない。
また、コントローラは、上述の操作部130a、130bの代替えとなることで、ユーザの発話によってグループごとに各々の照明器具の点灯、消灯等の制御を行うことができる。このため、この照明システム1では利便性が高い。
例えば、本実施の形態に係る照明システム1において、認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていない場合、処理部13は、ユーザの発話による言葉を取得したコントローラが属するグループの照明器具に第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドを送信する。
これによれば、場所を特定しない各々の照明器具の照明シーンを再現するための発話を行うだけで、ユーザの発話による言葉を取得したコントローラが自身の属するグループにおける各々の照明器具を制御することができる。つまり、ユーザの音声が聞こえたコントローラが属するグループの各々の照明器具だけを制御する。このため、ユーザが場所を特定しない曖昧な言葉を発しても、各々の照明器具が制御されるため、この照明システム1では利便性が高い。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、言葉が制御条件を満たさない場合とは、言葉に制御条件として予め登録された言葉に含まれていない場合である。
これによれば、ユーザの発話による言葉が予め登録された言葉に含まれているかどうかによって、第1の制御コマンド又は第2の制御コマンドが選択される。このため、コントローラに、より多くの言葉を登録することなく各々の照明器具を確実に制御することができる。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、言葉が制御条件を満たす場合とは、認識されたユーザの発話による言葉に、照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合である。そして、認識されたユーザの発話による言語にキーワードが含まれていない場合、処理部13は、判定を行わない。
これによれば、各々の照明器具を制御する意思なくユーザが何らかの発話をしても、コントローラは、この発話に対して何ら反応を示さず、各々の照明器具を制御しない。このため、ユーザの意図に反して各々の照明器具が制御されることを抑制することができる。また、キーワードがユーザの発話による言葉に含まれていれば、各々の照明器具に対して所望の制御を行うことができる。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bのそれぞれは、さらに、第2の制御コマンドが選択され、第2の制御コマンドを送信した後、音声による質問を出力する音声出力部15を備える。
これによれば、第2の制御コマンドに応じた照明シーンがユーザの好みに合うかどうかをユーザに質問することができる。これにより、ユーザは、好みに合えば発話により承認することができ、好みに合わなければ発話により拒否をすることができる。このため、照明システム1では、ユーザの好みの照明シーンに近づけることができる。
また、本実施の形態に係る照明システム1において、第2の制御コマンドは、複数の照明器具に前回送信した制御コマンド、複数の照明器具に送信された制御コマンドのうちの利用頻度の高い制御コマンド、時刻に応じて予め決められている制御コマンド、及び、デフォルトで決められている制御コマンドから選択的に決定される制御コマンドである。
これによれば、上述の(1)~(4)の制御コマンドに基づいて第2の制御コマンドに設定されていれば、照明システム1は、ユーザに適した照明シーンで各々の照明器具を点灯させることができる。
(その他変形例)
以上、本開示に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムについて、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記の各実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態に係る照明システム1において、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bの少なくとも一方は、携帯情報端末である。携帯情報端末は、各々の第1照明器具30a及び各々の第2照明器具30bの動作を制御する、スマートフォン、タブレット端末等であってもよい。これによれば、例えば、普及しているスマートフォン、タブレット端末によっても、本開示を実現することができるため、利便性が高い。
また、上記実施の形態に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムにおいて、複数の照明器具だけでなく、施設の屋外又は屋内におけるネットワークを構成する装置とも連動できる。装置は、スピーカ、エアコン、インターホン、照明器具、撮像装置等の家電機器である。例えば、各々の照明器具の点灯と同時に、スピーカが音を発したり、エアコンが起動したりしてもよい。このネットワークは、アドホックネットワークを構成し、それぞれの装置が相互に通信可能である。
また、上記実施の形態に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムは、施設の屋外又は屋内に設置される人感センサ、赤外線カメラ等又はこれらを搭載した装置、及び、自動運転車両と連動することで、人、他の車両等の物体の存在の有無といった、自動運転車両の周辺状況を示す情報を自動運転車両と共有してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムは、時間によって変化する施設の周囲の明るさを示す情報を、複数の照明器具の照明シーンに用いるための補助情報として、施設に設置される照度センサ又はネットワークサーバから取得してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システムにおいて、ビーコン信号を発する発信機を搭載した杖、名札、ICカード、カードケース等の端末装置をユーザが所持していてもよく、コントローラは、ビーコン信号を受信することで、ユーザの帰宅に応じて複数の照明器具を点灯させてもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムにおいて、音声認識部は、クラウドサーバに搭載されていてもよく、第1コントローラ及び第2コントローラの必須の構成要件ではない。
また、上記実施の形態に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムにおいて、ユーザと発話したコントローラ以外が属する1以上のグループが属する照明器具を制御した場合、ユーザと発話したコントローラは、ユーザに対して「○○の部屋を点灯しました。」、「○○の部屋を消灯しました。」等の確認結果を音声により出力してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システム1、照明システム1の制御方法及びプログラムにおいて、図2に示すように、第1コントローラ10a及び第2コントローラ10bは、スマートフォン、タブレット端末等の操作端末40によって操作されてもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システム、照明システムの制御方法及びプログラムにおいて、ユーザが施設に帰宅した場合の最初の発話(例えば、「ただいま」等の発話)によって、全ての室内の照明器具を点灯させてもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システム1、照明システム1の制御方法及びプログラムにおいて、図2に示すように、第1コントローラ10aの音声入力部11及び第2コントローラ10bの音声認識部12は、クラウドサーバ20に搭載されていてもよい。この場合、第1コントローラ10aの音声入力部11及び第2コントローラ10bの音声入力部11が取得した音声信号を、第1通信部16を介してクラウドサーバ20に送信する。クラウドサーバ20は、受信した音声信号を第1テキスト情報に変換し、変換した第1テキスト情報を送信元のコントローラに送信してもよい。
また、上記実施の形態に係る照明システムに含まれる各処理部は、典型的に集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。
また、集積回路化はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセッサで実現してもよい。LSI製造後にプログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、又はLSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサを利用してもよい。
なお、上記各実施の形態において、各構成要素は、専用のハードウェアで構成されるか、各構成要素に適したソフトウェアプログラムを実行することによって実現されてもよい。各構成要素は、CPU又はプロセッサなどのプログラム実行部が、ハードディスク又は半導体メモリなどの記録媒体に記録されたソフトウェアプログラムを読み出して実行することによって実現されてもよい。
また、上記で用いた数字は、全て本開示を具体的に説明するために例示するものであり、本開示の実施の形態は例示された数字に制限されない。
また、ブロック図における機能ブロックの分割は一例であり、複数の機能ブロックを一つの機能ブロックとして実現したり、一つの機能ブロックを複数に分割したり、一部の機能を他の機能ブロックに移してもよい。また、類似する機能を有する複数の機能ブロックの機能を単一のハードウェア又はソフトウェアが並列又は時分割に処理してもよい。
また、フローチャートにおける各ステップが実行される順序は、本開示を具体的に説明するために例示するためであり、上記以外の順序であってもよい。また、上記ステップの一部が、他のステップと同時(並列)に実行されてもよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
1 照明システム
10a 第1コントローラ
10b 第2コントローラ
13 処理部
16 第1通信部(通信部)
30a、30a1、30a2、30a3、30a4、30a5、30a6 第1照明器具
30b、30b1、30b2、30b3、30b4、30b5、30b6 第2照明器具

Claims (11)

  1. 1以上の第1照明器具と、
    1以上の第2照明器具と、
    前記1以上の第1照明器具と通信可能であり、前記1以上の第1照明器具とともに第1グループを構成する第1コントローラと、
    前記第1コントローラ及び前記1以上の第2照明器具と通信可能であり、かつ、前記1以上の第2照明器具とともに第2グループを構成する第2コントローラとを備え、
    前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、
    照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから制御コマンドを選択し、
    制御対象となる前記第1グループ及び前記第2グループのうちの1以上のグループを特定し、前記特定された前記1以上のグループに、当該選択された前記制御コマンドを送信し、
    前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、
    認識されたユーザの発話による言葉が、前記1以上のグループに対して照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記言葉に応じた照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから第1の制御コマンドを選択し、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択する処理部と、
    前記特定された前記1以上のグループに、前記処理部が選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信する通信部とを備える
    照明システム。
  2. 認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれている場合、前記処理部は、前記指定されたグループを制御対象として特定し、
    前記通信部は、前記指定されたグループに、前記処理部が選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信する
    請求項に記載の照明システム。
  3. 認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていない場合、前記処理部は、全てのグループを制御対象として特定し、
    前記通信部は、前記特定された全てのグループに、前記処理部が選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信する
    請求項1又は2に記載の照明システム。
  4. 認識されたユーザの発話による言葉にグループを指定する言葉が含まれていない場合、前記処理部は、ユーザの発話による言葉を取得したコントローラが属するグループの照明器具に前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信する
    請求項1又は2に記載の照明システム。
  5. 前記言葉が前記制御条件を満たさない場合とは、前記言葉に前記制御条件として予め登録された言葉に含まれていない場合である
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明システム。
  6. 前記言葉が前記制御条件を満たす場合とは、認識されたユーザの発話による言葉に、前記照明シーンに関連するキーワードが含まれている場合であり、
    認識されたユーザの発話による言語に前記キーワードが含まれていない場合、前記処理部は、前記判定を行わない
    請求項に記載の照明システム。
  7. 前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、さらに、前記第2の制御コマンドが選択され、前記第2の制御コマンドを送信した後、音声による質問を出力する音声出力部を備える
    請求項1~6のいずれか1項に記載の照明システム。
  8. 前記第2の制御コマンドは、前記複数の照明器具に前回送信した制御コマンド、前記複数の照明器具に送信された制御コマンドのうちの利用頻度の高い制御コマンド、時刻に応じて予め決められている制御コマンド、及び、デフォルトで決められている制御コマンドから選択的に決定される制御コマンドである
    請求項1~7のいずれか1項に記載の照明システム。
  9. 前記第1コントローラ及び前記第2コントローラの少なくとも一方は、携帯情報端末である
    請求項1~のいずれか1項に記載の照明システム。
  10. 1以上の第1照明器具と通信可能であり、前記1以上の第1照明器具と第1コントローラとで第1グループが構成され、
    前記第1コントローラ及び1以上の第2照明器具と通信可能であり、かつ、前記1以上の第2照明器具と第2コントローラとで第2グループが構成され、
    前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、認識されたユーザの発話による言葉に基づいて、
    照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから制御コマンドを選択することと、
    制御対象となる前記第1グループ及び前記第2グループのうちの1以上のグループを特定し、前記特定された前記1以上のグループに、当該選択された前記制御コマンドを送信することと
    前記第1コントローラ及び前記第2コントローラのそれぞれは、
    認識されたユーザの発話による言葉が、前記1以上のグループに対して照明シーンを再現させるための予め定められた制御条件を満たすかどうかを判定し、前記言葉が前記制御条件を満たすと判定した場合、前記言葉に応じた照明シーンを再現するための複数の制御コマンドから第1の制御コマンドを選択し、前記言葉が前記制御条件を満たさないと判定した場合、複数の制御コマンドから第2の制御コマンドを選択することと、
    前記特定された前記1以上のグループに、選択した前記第1の制御コマンド又は前記第2の制御コマンドを送信することとを含む
    照明システムの制御方法。
  11. 請求項10に記載の照明システムの制御方法をコンピュータにより実行させる
    プログラム。
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