JP2020095335A - カードリーダ及びカードリーダ制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属カードを適切な画質で撮像可能なカードリーダを提供する。【解決手段】読取部12は、挿入されたカードのカード情報220を読み取る。撮像部13は、読取部12により読み取られたカードの表面を撮像して画像データ230を出力する。記憶部11は、撮像部13により出力された画像データ230の白補正を行うための白補正データ210を複数格納する。画像補正部100は、読取部12により読み取られたカード情報220に、カードの種類を判別可能とする判別情報221が含まれている場合、該判別情報221により、記憶部11に格納された白補正データ210のいずれかを選択して、画像データ230の白補正を行う。【選択図】図1

Description

本発明は、カードリーダ及びカードリーダ制御方法に係り、特にカードを撮像することが可能なカードリーダ及びカードリーダ制御方法に関する。
従来から、キャッシュカードやクレジットカード等のカード媒体(以下、単に「カード」という。)に記録された磁気データの読み取りや書き込みを行うカードリーダが存在する。
近年、カードリーダにおいては、偽造カードによる犯罪抑止のため、カードの表面模様や文字を撮像するニーズが存在する。表面模様や文字等と、カードに記憶された情報とを照合することで不正カードを検出するためである。
このため、例えば、特許文献1には、カードの表面の画像を読み取るイメージセンサ等の撮像部を備えたカードリーダが記載されている。
特開2011−248852号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のカードリーダでは、塩化ビニール製のカードを基準に、撮像された画像データの白補正等をしていた。このため、ステンレスやチタン等の金属素材でできたカード、又は、金属蒸着や塗布やメタリック塗装等により金属光沢があるカード(以下、これらを「金属カード」という。)等の塩化ビニール製以外のカードでは、画像データの表面の白とび等が発生して、表面の模様や文字等が不鮮明になることがあった。すなわち、カードの種類によっては、適切な画像データを取得できなかった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上述の問題を解消し、カードの種類によらず適切な画像データを取得できるカードリーダ及びカードリーダ制御方法を提供することを目的とする。
本発明のカードリーダは、挿入されたカードのカード情報を読み取る読取部と、前記読取部により読み取られた前記カードの表面を撮像して画像データを出力する撮像部と、前記撮像部により出力された前記画像データの白補正を行うための白補正データを複数格納する記憶部と、前記読取部により読み取られた前記カード情報に、前記カードの種類を判別可能とする判別情報が含まれている場合、前記判別情報により、前記記憶部に格納された前記白補正データのいずれかを選択して、前記画像データの白補正を行う画像補正部とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、カードの種類によらず適切な画像データを取得可能になる。
本発明のカードリーダは、前記画像補正部は、白とび箇所の有無を判別して適切な前記画像データの取得ができたか否かを判別し、適切な前記画像データの取得ができなかった場合に、前記白補正データとは異なる白補正データを選択し、再度、前記撮像部による前記カードの表面の撮像を行うことを特徴とする。
このように構成することで、判別情報が含まれていないカードでも、確実に適切な画像データを取得することができる。
本発明のカードリーダは、前記画像補正部は、適切な前記画像データの取得ができたか否かについて、光学文字認識で判別することを特徴とする。
このように構成することで、模様や文字が認識された画像データを確実に取得可能となる。
本発明のカードリーダは、前記画像補正部は、前記判別情報により、撮像時の光量の制御も行うことを特徴とする。
このように構成することで、反射率等の異なるカードでも、適切な画像データを取得可能になる。
本発明のカードリーダは、前記画像データと前記カード情報とから前記カードの真偽を確認し、真の前記カードであれば返却し、偽のカードであれば所定の処理を行う真偽処理部を更に備えることを特徴とする。
このように構成することで、カードリーダ単体で、偽造カード等による犯罪を抑止できる。
本発明のカードリーダ制御方法は、カードリーダにより実行されるカードリーダ制御方法であって、挿入されたカードのカード情報を読み取り、読み取られた前記カードの表面を撮像して画像データを出力し、出力された前記画像データの白補正を行うための白補正データを複数格納し、読み取られた前記カード情報に、前記カードの種類を判別可能とする判別情報が含まれている場合、前記判別情報により、格納された前記白補正データのいずれかを選択して、前記画像データの白補正を行うことを特徴とする。
このように構成することで、カードの種類によらず適切な画像データを取得可能になる。
本発明によれば、カードから読み取られたカード情報に判別情報が含まれている場合、複数の白補正データのいずれかを選択して、撮像された画像データの白補正を行うことで、カードの種類によらず、金属カード等であっても適切な画像データを取得可能なカードリーダ及びカードリーダ制御方法を提供することができる。
本発明の実施の形態に係るカードリーダの制御構成を示すブロック図である。 図1に示すカードリーダの外観斜視図及び撮像部の概略を示す斜視図である。 図1に示す白補正データの例を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係るカード読取撮像処理のフローチャートである。 図4の画像補正処理により補正された画像データの例を示す写真である。
<実施の形態>
〔カードリーダ1の構成〕
図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1の構成について説明する。
カードリーダ1は、カード2に記録されたデータの読取り及び/又は書き込みを行う、セキュリティ対応のカードリーダである。
本実施形態においては、カードリーダ1は、カード発行機能を備えたATM(Automated Teller Machine)、キオスク(Kiosk)の端末、交通機関のチケット発行システム、コンビニエンスストア等のポイントカード発行システム、小売店のメンバーカード発行システム、遊技機のカード発行、支払システム、入退場管理システム等(以下、単に「ATM等」と省略して記載する。)に搭載される。
カード2は、例えば、厚さが0.7〜0.8mm程度の矩形状のカード形状をした、塩化ビニール等の樹脂素材(以下、単に「塩ビ」と省略する。)のカードや金属カード等である。具体的には、カード2は、磁気記録媒体、接触型又は非接触型のICカード等として構成される。磁気記録媒体の場合、カード2の一面には、磁気信号が記憶される磁気ストライプが形成されている。ICカードの場合、カード2は、例えば、接点又は電磁誘導アンテナと、ROM(Read Only Memory)及びMPU(Micro Processing Unit)等を含むICチップとを含んでいてもよい。
なお、カード2は、厚さが0.18〜0.36mm程度のPET(ポリエチレンテレフタレート)カードや、所定の厚さの紙カード等であってもよい。
上位装置3は、本実施形態においては、カードリーダ1を制御し、ATM等の各機能を実現するための情報処理装置である。具体的には、上位装置3は、例えば、ATM等の本体装置であり制御用のPC(Personal Computer)等である。上位装置3は、ネットワーク上のサーバ、各種の周辺機器等とも接続可能である。
より詳細に説明すると、本実施形態に特に関連する構成として、カードリーダ1は、制御部10、記憶部11、読取部12、撮像部13を含んでいる。
制御部10は、カードリーダ1の各部の制御を行うCPU(Central Processing Unit)、MPU、GPU(Graphics Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等を含む制御演算手段である。制御部10は、各部と接続されて信号の入出力を行い、上位装置3と接続される。
さらに、制御部10は、記憶部11を内蔵している。
記憶部11は、一時的でない記録媒体である。この記録媒体は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等を含むROMである。記憶部11は、制御プログラム、及び暗号データを含む各種データを格納する。なお、制御部10の外部にも、SSD(Solid State Drive)、HDD(Hard Disk Drive)等の一時的でない記録媒体が、記憶部11として接続されてもよい。
読取部12は、カード2に格納されたカード情報220を読み取るヘッド等である。このヘッド等は、例えば、暗号化磁気ヘッドを含む磁気ヘッド、IC接点、電磁誘導アンテナ等を含む。磁気ヘッドの場合、カードが接触され摺動されることで、カード上に設けられた磁気ストライプに記録された磁気情報をカード情報220として読み出し、書き込むことが可能である。IC接点、電磁誘導アンテナ等では、カードの接点と接触、又は電磁誘導等で、カード2に搭載されたICチップに格納されたカード情報220を読み出し、書き込むことが可能である。
撮像部13は、読取部12により読み取られたカードの表面を撮像して画像データ230を出力する光学撮像手段である。
これらの他にも、カードリーダ1は、報知部、及びシャッタ機構等を備えている。報知部は、カードリーダ1の動作を示すためのLED(Light Emitting Diode)やブザー等である。シャッタ機構は、カードリーダ1の内部へカード2が挿入されないように、カード通過路の前端側部分を閉鎖する開閉部材、ソレノイド、バネ等を含む機構である。
図2(a)の外観構成によると、カードリーダ1は、カード挿入口からX1方向にカード2が挿入され、内部に形成された搬送路に沿ってカード2が搬送され、X2方向にカード2が排出される。以下では、X1方向側を奧(後ろ)側、X2方向側を手前側と称する。
図2(a)の例において、本実施形態において、読取部12は、磁気ヘッド及びIC接点モジュールを含んでいる。このうち、搬送路手前側の内に備えられているのが磁気ヘッド、奥側がIC接点モジュールである。撮像部13は、IC接点モジュールと同じ部材に設けられ、搬送路内で搬送中のカードをスキャンして撮像する。
図2(b)の例によると、本実施形態において、撮像部13は、発光素子13a、導光拡散板13b、及びイメージセンサ13cを含んでいる。発光素子13aは、カードを撮像するための照明用の光を放射するLED(Light Emitting Diode)等である。本実施形態において、発光素子13aは、制御部10から光量の制御を行うことが可能である。導光拡散板13bは、発光素子13aからの光を導光して拡散する樹脂等の部材である。イメージセンサ13cは、光を検出して電荷を発生させる光電変換素子を用いたCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等である。
この他にも、撮像部13は、イメージセンサ13cの画素領域に入射光を導く(被写体像を結像する)光学系(レンズ等)、イメージセンサ13cの画素が読み出された電気信号をデジタルデータに変換するA/D変換部(Analog to Digital Converter)、デジタルデータのフォーマット等を変換して画像データ230として制御部10に送信する回路等を含む。
次に、制御部10の機能的な構成、及び記憶部11に格納されたデータについて説明する。
制御部10は、画像補正部100と、真偽処理部110とを備えている。
記憶部11は、白補正データ210、カード情報220、及び画像データ230を格納する。
画像補正部100は、読取部12により読み取られたカード情報220に、カードの種類を判別可能とする判別情報221が含まれている場合、該判別情報221により、記憶部11に格納された白補正データ210のいずれかを選択して、画像データ230の白補正を行う。
画像補正部100は、カード情報220に判別情報221が含まれていない場合は、白とび箇所の有無を判別して適切な画像データ230の取得が行えるまで調整することも可能である。この際、画像補正部100は、判別情報221により、撮像時の光量の制御も行ってもよい。
画像補正部100は、適切な画像データ230の取得ができたか否かについて、光学文字認識(Optical Character Recognition)で判別することも可能である。このため、画像補正部100は、光学文字認識を行うOCR手段を含んでいる。このOCR手段は、例えば、畳み込みニューラルネットワーク(Neural Network)にて、カード2の表面の模様や文字等を認識可能であり、認識された模様の種類や文字列、認識の確からしさ(確度)等の情報を出力する。この模様としては、銀行や企業のロゴマーク、カードの種類、ランク、デザイン等が認識される。さらに、文字としては、銀行やカードの口座やID等、標準規格に対応したような英数字、独自規格の文字等も認識可能である。
真偽処理部110は、画像データ230とカード情報220とからカードの真偽を確認し、真のカードであれば返却し、偽のカードであれば所定の処理を行う。本実施形態において、この所定の処理は、アラーム発生等の処理である。
白補正データ210は、撮像部13により出力された画像データ230の白補正を行うための補正用データである。具体的に説明すると、本実施形態においては、スキャンされたイメージセンサ13cの各画素について、発光素子13aからの光の反射や感度のバラツキ等を補正するための補正値を掛け合わせる。この各画素についての補正値をまとめたデータが、本実施形態の白補正データ210となる。
本実施形態においては、図2(b)に示したように、撮像部13の照明として発光素子13aからの光を導光拡散板13bで導光して拡散させ、光を放射するように構成されている。このため、発光素子13aが配置された箇所と、反射端の箇所の光量が大きくなり、中央部の光量が小さくなるようなムラが生じることがある。また、導光反射板13bの反射等の関係で、場所により、光量が小さくなる箇所が生じることがある。白補正データ210は、これらの特徴に対応した補正値を測定して、設定する。
加えて、白補正データ210は、カード2の反射率等に対応して、発光素子13aの光量を制御するための光量値も含んでいる。
図3は、複数の白補正データ210として、塩ビカード用の白補正データ210−1、及び金属カード用の白補正データ210−2を用いる例を示す。
ここで、塩ビカードでは、導光拡散板13bからの光がカード表面で十分散乱(乱反射)されるため、各画素に到達する光量の変化がなだらかになる。白補正データ210−1は、これを反映している。さらに、白補正データ210−1は、発光素子13aの光量を標準とする設定の光量値を含んでいる。
一方、金属カードでは、導光拡散板13bからの光がカード表面で直接反射されるため、各画素に到達する光量の変化が鋭くなる。白補正データ210−2は、これを反映している。さらに、金属カードは、塩ビカードよりも光の反射率が高くなる。このため、発光素子13aの光量を標準より小さく(低下)させる設定の光量値を含んでいる。
カード情報220は、磁気ヘッドで読み取られたカード2の磁気データ、IC接点モジュールや電磁誘導アンテナで読み取られたICデータ等を含む、カード2に記録された情報である。
本実施形態のカード情報220は、判別情報221を含んでいる。
この判別情報221は、カードの種類を判別可能とする情報である。具体的には、例えば、カード番号、カードの種別、銀行や会社等の種類、カードの基材の素材、カードのデザイン、カード所有者やカードのランク、その他、カードを分類可能な情報を含む。
画像データ230は、撮像部13により撮像されたカード2の表面の画像のデータである。画像データ230は、例えば、8ビット(256)階調、16ビット(65536)階調の画素値を含むビットマップデータ等である。
制御部10は、記憶部11に格納された制御プログラムを実行することで、画像補正部100及び真偽処理部110として機能させられる。
また、上述のカードリーダ1の各部は、本発明の実施の形態に係る異物検出処理を実行するハードウェア資源となる。
なお、上述の機能構成部の一部又は任意の組み合わせをICやプログラマブルロジックやFPGA(Field-Programmable Gate Array)等でハードウェア的、回路的に構成してもよい。
〔カード読取撮像処理〕
次に、図4により、本発明の実施の形態に係るカード読取撮像処理の説明を行う。
本実施形態のカード読取撮像処理では、まず、挿入されたカード2のカード情報220を読み取る。そして、読み取られたカード2の表面を撮像して画像データ230を出力する。読み取られたカード情報220に、カードの種類を判別可能とする判別情報221が含まれている場合、この判別情報221により白補正データ210のいずれかを選択して、画像データ230の白補正を行う。
本実施形態のカード読取撮像処理は、主に制御部10が、記憶媒体に記憶された制御プログラム(図示せず)を、各部と協働し、ハードウェア資源を用いて実行する。
以下で、図4のフローチャートにより、本実施形態の像処理の詳細をステップ毎に説明する。
(ステップS101)
まず、画像補正部100及び読取部12が、カード読取処理を行う。
画像補正部100は、上位装置3の指示に従って、カード挿入口から挿入されたカード2をカードリーダ1の奥側に、搬送路に沿って搬送させる。この際に、画像補正部100は、読取部12の磁気ヘッドでカード2の磁気データを読み取らせる。さらに、画像補正部100は、IC接点モジュールや電磁誘導アンテナでカード2のICデータを読み取らせることも可能である。これにより、読み取られた磁気データやICデータが、カード情報220として記憶部11へ格納される。
(ステップS102)
次に、画像補正部100は、読取部12により読み取られた磁気データやICデータから判別情報221を取得できたか否かを判定する。
画像補正部100は、カード情報220を参照し、判別情報221が含まれているか否かを判断する。画像補正部100は、カード情報220を取得でき、このカード情報220に判別情報221が含まれている場合に、Yesと判定する。画像補正部100は、それ以外の場合には、Noと判定する。
Yesの場合、画像補正部100は、処理をステップS103に進める。
Noの場合、画像補正部100は、処理をステップS104に進める。
(ステップS103)
判別情報221を取得できた場合、画像補正部100が、適切白補正データ210選択処理を行う。
画像補正部100は、白補正用に、記憶部11に格納された白補正データ210から、判別情報221に対応した適切な白補正データ210を選択する。
すなわち、画像補正部100は、読み取れられたカード情報220に、判別情報221が含まれる場合は、この判別情報221に基づいて、白補正データ210を選択する。
画像補正部100は、例えば、塩ビカードであった場合には、白補正データ210−1を選択する。または、画像補正部100は、例えば、金属カードであった場合には、白補正データ210−2を選択する。
(ステップS104)
判別情報221を取得できなかった場合、画像補正部100が、規定白補正データ210選択処理を行う。
画像補正部100は、規定の白補正データ210を白補正用に選択する。本実施形態では、例えば、画像補正部100は、規定の白補正データ210として、塩ビカード用の白補正データ210−1を選択する。
(ステップS105)
ここで、画像補正部100及び撮像部13が、撮像処理を行う。画像補正部100は、撮像部13を制御して、カードリーダ1の内部に搬送中のカード2をスキャンして、画像データ230を取得させる。このように、本実施形態では、カード情報220が読取部12で読み取られてから、撮像部13により撮像が行われる。
そして、撮像が行われる際に、画像補正部100は、取得された白補正データ210に含まれる光量値に基づいて撮像部13の光量も制御する。具体的には、画像補正部100は、白補正データ210−1が選択されていた場合、白補正データ210−1に含まれる標準の光量で発光素子13aを発光させる。一方、画像補正部100は、白補正データ210−2が選択されていた場合、白補正データ210−2に含まれる光量値に基づいた光量で撮像部13の発光素子13aを発光させる。この白補正データ210−2に含まれる光量値は、白補正データ210−1に含まれる標準の光量よりも小さいため、光量が小さくなる。
(ステップS106)
次に、画像補正部100は、撮像された画像データ230の白補正を行う。
画像補正部100は、選択された白補正データ210を用いて、画像データ230の白補正を行う。
画像補正部100は、例えば、画像データ230のスキャンされた列の各画素について、白補正データ210の補正値を掛け合わせることで、白補正を行う。
白補正された画像データ230は、記憶部11に格納される。
(ステップS107)
ここで、画像補正部100が、OCR白飛び判別処理を行う。
画像補正部100は、白補正された画像データ230について、OCR手段で模様や文字を認識させる。この認識結果の模様や文字、認識の確度については、記憶部11に格納される。
さらに、画像補正部100は、白とび箇所の有無を判別する。画像補正部100は、例えば、画像データ230の画素値の明度が最大値又は特定値を超えている画素を白飛びと判断する。たとえば、画像補正部100は、白飛びを起こしている画素値の数が特定割合以上あった場合に、白飛び箇所有りと判別することが可能である。
(ステップS108)
次に、画像補正部100が、画像データ230を適切に読み取りできたか否かを判定する。
画像補正部100は、光学文字認識で模様や文字が適切に認識されて出力された場合に、Yesと判定する。具体的には、画像補正部100は、OCR手段により模様や文字が認識され、認識の確度が特定値より高かった場合には、Yesと判定する。画像補正部100は、それ以外の場合には、Noと判定する。
これに加え、画像補正部100は、白飛び箇所がある場合には、適切に認識できていないとして、Noと判定する。
Yesの場合、画像補正部100は、処理をステップS110に進める。
Noの場合、画像補正部100は、処理をステップS109に進める。
(ステップS109)
画像データ230を適切に読み取りできなかった場合、画像補正部100が、補正値再設定処理を行う。
画像補正部100は、現在選択されている白補正データ210とは異なる白補正データ210を記憶部11から選択する。
その後、画像補正部100は、処理をステップS105に戻す。これにより、画像補正部100は、白とび箇所の有無とOCR手段による模様や文字の認識の確度を判別して、白補正データ210を再設定する。すなわち、適切な画像データ230の取得が行えるまで、繰り返して画像データ230を取得することが可能である。これに加え、画像補正部100は、選択された白補正データ210でも白飛びが多い場合には、光量値もより小さい値に設定することが可能となる。
(ステップS110)
画像データ230を適切に読み取りできた場合、真偽処理部110が、真偽確認処理を行う。
真偽処理部110は、OCRで認識された模様や文字と、磁気データ及びICデータからカードの真贋を確認する。すなわち、真偽処理部110は、撮像されたカード2の表面の模様や文字の銀行名やカード種別等と、実際に読み取られたカード情報220に含まれる銀行名やカード種別等とが同じであるか違うかにより、真正カード(真のカード)か、偽造カード(偽のカード)かを確認可能である。
(ステップS111)
次に、真偽処理部110が、真正カードであったか否かを判定する。
真偽処理部110は、カード2が真正カードであった場合に、Yesと判定する。真偽処理部110は、カード2が偽造カードの場合には、Noと判定する。
Yesの場合、真偽処理部110は、処理をステップS112に進める。
Noの場合、真偽処理部110は、処理をステップS113に進める。
(ステップS112)
真正カードであった場合、真偽処理部110が、カード返却処理を行う。
真偽処理部110は、搬送路内のカード2を手前方向に搬送させ、カード挿入口から排出する。これにより、カード2が利用者に返却される。
(ステップS113)
偽造カードであった場合、真偽処理部110が、アラーム発生処理を行う。
真偽処理部110は、所定の処理として、カード2を搬送路内に保持し、上位装置3へ偽造カードが挿入された旨の警報(アラーム)を発する。これにより、上位装置3では、取引を停止し、カード2を使用した人物を防犯用のカメラで撮像したり、警察等に通報したりして、犯罪を防止することが可能である。
以上により、本発明の実施の形態に係るカード読取撮像処理を終了する。
〔撮像及び白補正例〕
図5により、上述のカード読取撮像処理により撮像され、白補正されたカード2の画像データ230の例について説明する。
図5(a)の画像データ230−1は、塩ビカードについて、それぞれ、白補正データ210−1の光量値で光量を制御して撮像され、白補正されたものである。一方、図5(b)の画像データ230−2は、塩ビカードについて、白補正データ210−2が同様に適用された例である。塩ビカードでは、白補正データ210−1により、白飛びがなく、模様や文字がはっきりと認識できる。すなわち、適切な画像データ230を取得することが可能であるのが分かる。
図5(c)画像データ230−3はステンレス素材のカード(以下、「ステンレスカード」という。)、図5(e)の画像データ230−5はチタン素材のカード(以下、「チタンカード」という。)について、白補正データ210−1が適用された例である。このような金属カードでは、白補正データ210−1により、白飛びが発生し、模様や文字が認識しづらくなるのが分かる。これに対して、図5(d)の画像データ230−4、図5(f)の画像データ230−5は、これらに白補正データ210−2が適用された例であり、適切な画像データ230が取得可能となったことが分かる。
〔本実施形態の主な効果〕
以上のように構成することで、以下のような効果を得ることができる。
偽造カードによる犯罪抑止の観点から、カードの表面の模様及び文字を撮像して読み取る技術上のニーズがある。表面にエンボス加工やラベル印刷された文字を認識し、磁気データ及びICデータのカード番号と照合することで偽造(不正)カードを検出するためである。
一方、近年、プレミアムカードとしてステンレス、チタン等の金属素材を用いたカード、カード表面が金属光沢をもっているカード等の金属カードの発行が増加してきている。このため、このようなカードでも、従来の塩ビカードと同様に、表面の模様や文字を認識することが必要になってきている。
しかしながら、従来、金属カードでは、撮像された画像データ230の表面の白とび等が発生して、表面模様や文字等を照合できないことがあった。
これに対して、本発明の実施の形態に係るカードリーダ1は、挿入されたカードのカード情報220を読み取る読取部12と、読取部12により読み取られたカードの表面を撮像して画像データ230を出力する撮像部13と、撮像部13により出力された画像データ230の白補正を行うための白補正データ210を複数格納する記憶部11と、読取部12により読み取られたカード情報220に、カードの種類を判別可能とする判別情報221が含まれている場合、判別情報221により、記憶部11に格納された白補正データ210のいずれかを選択して、画像データ230の白補正を行う画像補正部100とを備えることを特徴とする。
このように構成することで、カードの種類が判別できる判別情報221に基づいて適切な補正を行うことで、カードの種類によらず適切な画像データ230を取得可能になる。すなわち、想定されるカードの分類によって適切な補正値を選択するため、金属カード等であっても適切な画像データ230を取得可能になる。そして、この適切な画像データ230により、金属カード等でも表面模様や文字等を確実に照合可能となる。
さらに、従来のカードリーダでは、金属カードを撮像して白とびが発生した状態でも、エンボス加工されている文字では、影ができるので認識可能であった。しかしながら、近年増えてきた、エンボス加工がなく、印刷だけされている文字は、白とび状態では、認識することができなかった。さらに、エンボス加工されていない模様は認識できなかった。
これに対して、本実施形態のカードリーダ1は、模様や文字が印刷された金属カードであっても、表面の模様や文字をくっきりと認識できるようになる。さらに、通常の塩化ビニールやポリカーボネートのような樹脂のカードでも表面の文字を認識可能となる。
加えて、金属カードにおいても、照明ムラが発生しないようにするため、例えば、拡散板を厚くすることも考えられる。この場合、光量が低下するため、より明るい高価なLEDを用いたり、照明に使うLEDの数を増やしたりする必要が生じる。
さらに、白とびを検出して自動的に照明の光量を落とすような回路を搭載することも考えられる。
しかしながら、これらの場合、いずれもハードウェアのコストが増大する。
これに対して、本実施形態のカードリーダ1は、ソフトウェアにより最適な白補正データ210を選択して白飛びを防止することができる。すなわち、追加のハードウェアが必要ないため、コストの増大を抑制しつつ適切な画像データ230を取得することができる。
本発明の実施の形態に係るカードリーダ1は、画像補正部100は、白とび箇所の有無を判別して適切な画像データ230の取得ができたか否かを判別し、適切な画像データ230の取得ができなかった場合に、現在選択されている白補正データ210とは異なる白補正データ210を選択し、再度、撮像部13によるカード2の表面の撮像を行うことを特徴とする。
このように構成することで、適切な画像データ230の取得ができなかった場合には、再度、別の白補正データ210を選択して、撮像し、確実に適切な画像データ230を取得することができる。これにより、読み取ったカード情報220にカードの種類が判別できる判別情報221が含まれない場合でも、適切な読み取りが行えるまで調整して再撮影できる。さらに、意図的に金属カードで作成された偽造カード等、カード情報220の判別情報221が申請のカード2とは異なっている場合であっても、確実に模様や文字を照合可能となる。
本発明の実施の形態に係るカードリーダ1は、画像補正部100は、適切な画像データ230の取得ができたか否かについて、光学文字認識で判別することを特徴とする。
このように構成することで、確実に模様や文字を認識することができる白補正後の画像データ230を取得できる。これにより、最終的な表面模様や文字の照合も確実に実行することができる。
本発明の実施の形態に係るカードリーダは、画像補正部100は、判別情報221により、撮像時の光量の制御も行うことを特徴とする。
このように構成し、カード2の判別情報221に基づいて撮像時の光量制御も行うことで、表面の反射率等の異なるカードでも、適切な画像データ230を取得可能になる。
本発明のカードリーダは、画像データ230とカード情報220とからカードの真偽を確認し、真のカードであれば返却し、偽のカードであれば所定の処理を行う真偽処理部110を更に備えることを特徴とする。
このように構成し、撮像したカード2の画像データ230と読み取ったカード情報220からカードの真偽を確認した後、真のカードであれば返却、偽のカードであればアラーム発生等の所定の処理を行う。これにより、カードリーダ1単体で、偽造カード等による犯罪を抑止できる。このため、上位装置3がハッキング等されていても、対応可能となる。さらに、偽のカード2を保持することで、さらなる犯罪を抑制し、犯罪者の手がかりを得ることができる。
〔他の実施の形態〕
なお、上述の実施形態においては、白補正データ210として、規定の塩ビカード用の白補正データ210−1と、金属カード用の白補正データ210−2を用いる例について説明した。しかしながら、それ以外の白補正データ210を用いることも可能である。さらに、金属カードの種類、例えば、ステンレスカードやチタンカードといった金属カードの金属素材の種類に対応して、別々の白補正データ210を用意することも可能である。加えて、表面がマット仕上げされたカード用の白補正データ210を用意することも可能である。
さらに、カード2を発行した銀行や会社等の種類やランクやデザイン等により、例えば、○○銀行のカードの場合、△△銀行の場合、○○銀行のデザインaのカード、デザインbのカードのように、それぞれの白補正データ210を用意することも可能である。
このように構成することで、それぞれの場合で適切な補正値を設定し、適切な画像データ230を取得することが可能となる。
さらに、上述の実施形態においては、光量と白補正をする例について記載したものの、カード2の判別情報221により、それ以外の撮像上の制御や画像補正を行ってもよい。
たとえば、撮像時に、光量だけでなく、発光素子13aの角度や発光数等の制御を行ってもよい。この場合、発光素子13aを導光拡散板13b上に複数備えていて、金属カード等の鏡面反射で白とびしにくいような位置や角度となる発光素子13aから光を照射させるようにすることができる。
さらに、イメージセンサ13cの感度であるゲインの補正を行ってもよい。さらに、イメージセンサ13cの角度やフォーカスやPLフィルタ等の制御を行って、各カード2に最適な制御や画像補正を行ってもよい。たとえば、エンボス加工されたカードと、文字が印刷のカードとで、異なる制御や画像補正を行ってもよい。
上述の実施の形態では、撮像した画像データ230に対して直接、白補正等で画像補正する例について記載した。
しかしながら、画像データ230として、例えば、撮像部13のスキャン時に16ビット等の高階調、ハイダイナミックレンジで撮像し、白補正等を含む画像補正により8ビット等の低階調に変換してもよい。すなわち、画像の変換を伴う画像補正を行うことも可能である。
このように構成することでも、金属カード等で白飛び等を防止し、適切な画像データ230を取得可能である。
また、上述のステップS109の補正値再設定処理において、画像補正部100は、ステップS105で制御する撮像部13の光量を、ステップS109で選択した白補正データ210の光量値によらず、再設定してもよい。より具体的には、画像補正部100は、ステップS105で制御する撮像部13の光量を、ステップS109で選択した白補正データ210の光量値に対応する光量より小さい光量に別途、再設定してもよい。
このように構成すると、ステップS109で選択された白補正データ210でも白飛びが多い場合に、画像データ230を適切に読み取ることが可能になる。これにより、カード2のデザイン、金属素材等の仕様変更、偽造カード等に対応できる。
加えて、上述の実施の形態では、カード2の表面の模様や文字の認識結果から、照明光量及び白補正データ210の変更を行うように構成した。
しかしながら、白とび箇所の有無を判定して、ゲイン、照明光量、白補正データ210等の変更を行うように構成してもよい。
このように構成することで、OCRで認識させる前に、適切な画像データ230が取得できたか否かを判断することができ、撮像しなおしに係る時間を短縮させることができる。さらに、OCRによる処理負担も軽減できる。
上述の実施の形態では、照明を制御してから単一の白補正した画像データ230を取得する例について記載した。すなわち、画像データ230を取得してから、さらに調整して撮像するように説明した。
しかしながら、あらかじめゲイン、光量値、白補正データ210が設定されたセットを複数用意しておいて、複数枚の画像データ230を取得し、カード2の表面の模様や文字の認識を行うように構成してもよい。この場合、例えば、OCRの確度が最も高い画像データ230を選択して、上位装置3へ送信してもよい。
このように構成することで、いちいち光量値やゲイン等を修正して撮像し、その都度OCRする必要がなくなるため、処理工程を簡素化できる。
加えて、このような構成を、下記で説明する上位装置3でOCRを行うような構成に適用することも可能である。この場合においても、通信負担等を減少させることができる。
また、上述の実施の形態においては、カードリーダ1単体でOCRを行う例について説明した。
しかしながら、上位装置3でOCRを行うように構成してもよい。さらに、カード2の画像データ230の撮像の制御、確認を行うための情報処理装置を別途用意することも可能である。これらの場合、カード2の表面の模様や文字を認識する画像処理ソフトウェアが、当該上位装置3や別途用意された情報処理装置にインストールされていてもよい。
このように構成することで、上位装置3や別途用意された情報処理装置において、カード2の表面の模様や文字の認識の可否を判定し、認識不可の場合には、ゲイン、光量調整、白補正データ210の調整を行い、再度の画像取り込みの指示を行うことができる。これにより、カードリーダ1の処理負担を抑えることができる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実行することができることは言うまでもない。
1 カードリーダ
2 カード
3 上位装置
10 制御部
11 記憶部
12 読取部
13 撮像部
13a 発光素子
13b 導光拡散板
13c イメージセンサ
100 画像補正部
110 真偽処理部
210 白補正データ
220 カード情報
221 判別情報
230 画像データ

Claims (6)

  1. 挿入されたカードのカード情報を読み取る読取部と、
    前記読取部により読み取られた前記カードの表面を撮像して画像データを出力する撮像部と、
    前記撮像部により出力された前記画像データの白補正を行うための白補正データを複数格納する記憶部と、
    前記読取部により読み取られた前記カード情報に、前記カードの種類を判別可能とする判別情報が含まれている場合、前記判別情報により、前記記憶部に格納された前記白補正データのいずれかを選択して、前記画像データの白補正を行う画像補正部とを備える
    ことを特徴とするカードリーダ。
  2. 前記画像補正部は、
    白とび箇所の有無を判別して適切な前記画像データの取得ができたか否かを判別し、
    適切な前記画像データの取得ができなかった場合に、前記白補正データとは異なる白補正データを選択し、
    再度、前記撮像部による前記カードの表面の撮像を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載のカードリーダ。
  3. 前記画像補正部は、
    適切な前記画像データの取得ができたか否かについて、光学文字認識で判別する
    ことを特徴とする請求項2に記載のカードリーダ。
  4. 前記画像補正部は、
    前記判別情報により、撮像時の光量の制御も行う
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のカードリーダ。
  5. 前記画像データと前記カード情報とから前記カードの真偽を確認し、真の前記カードであれば返却し、偽のカードであれば所定の処理を行う真偽処理部を更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のカードリーダ。
  6. カードリーダにより実行されるカードリーダ制御方法であって、
    挿入されたカードのカード情報を読み取り、
    読み取られた前記カードの表面を撮像して画像データを出力し、
    出力された前記画像データの白補正を行うための白補正データを複数格納し、
    読み取られた前記カード情報に、前記カードの種類を判別可能とする判別情報が含まれている場合、前記判別情報により、格納された前記白補正データのいずれかを選択して、前記画像データの白補正を行う
    ことを特徴とするカードリーダ制御方法。
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