JP2020088299A - 配線基板、及び電動駆動装置 - Google Patents

配線基板、及び電動駆動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】スルーホールにリード端子をハンダ付けするときに、スルーホールが樹脂基板の貫通孔の内壁面から剥がれる現象を抑制することができる新規な配線基板、及び電動駆動装置を提供する。【解決手段】外表面に回路部品が実装された樹脂基板31に形成された貫通孔38に導電性のスルーホール41を形成し、更に貫通孔38の内壁面の周囲にスルーホール41の厚さに比べて厚さが厚いダミーランド42を配置すると共に、貫通孔38の内壁面とスルーホール41の接触面でダミーランド42とスルーホール41を接合した。厚さが厚いダミーランド42によってスルーホール41を接合しているので、スルーホール41が樹脂基板31の貫通孔38の内壁面から剥離されるのを抑制することができ、接合信頼性を向上することができる。【選択図】図12

Description

本発明は配線基板、及びこの配線基板を用いた電動駆動装置に関するものである。
一般的な産業機械分野においては、電動モータによって機械系制御要素を駆動することが行われているが、最近では電動モータの回転速度や回転トルクを制御する半導体素子等からなる電子制御部を電動モータに一体的に組み込む、いわゆる機電一体型の電動駆動装置が採用され始めている。
機電一体型の電動駆動装置の例として、例えば自動車の電動パワーステアリング装置においては、運転者がステアリングホイールを操作することにより回動するステアリングシャフトの回動方向と回動トルクとを検出し、この検出値に基づいてステアリングシャフトの回動方向と同じ方向へ回動するように電動モータを駆動し、操舵アシストトルクを発生させるように構成されている。この電動モータを制御するため、電子制御部(ECU:Electronic Control Unit)がパワーステアリング装置に設けられている。
従来の電動パワーステアリング装置としては、例えば、特開2015−134598号公報(特許文献1)に記載のものが知られている。特許文献1には、電動モータと電子制御装置とにより構成された電動パワーステアリング装置が記載されている。そして、電動モータは、アルミ合金等から作られた筒部を有するモータハウジングに収納され、電子制御装置は、モータハウジングの軸方向の出力軸とは反対側に配置されたECUハウジングに収納されている。
ECUハウジングの内部に収納される電子制御装置は、電源回路部と、電動モータを駆動制御するMOSFETのようなパワースイッチング素子を有する電力変換回路部と、パワースイッチング素子を制御する制御回路部とを備え、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータの入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
そして、ECUハウジングに収納された電子制御装置には、合成樹脂から作られた樹脂製コネクタ組立体を介して電源から電力が供給され、また検出センサ類から運転状態等の検出信号が供給されている。樹脂製コネクタ組立体は蓋体として機能しており、ECUハウジングに形成された開口部を塞ぐようにして電子制御装置と接続され、また固定ボルトによってECUハウジングの外表面に固定されている。
尚、この他に電子制御装置を一体化した電動駆動装置としては、電動ブレーキや各種油圧制御用の電動油圧制御器等が知られている。
特開2015−134598号公報
ところで、本発明が対象とする電動駆動装置においては、制御回路や電源回路等を構成する電気部品、電子部品は樹脂基板の表面上に実装されている。そして、この樹脂基板には、電気部品、電子部品といった回路部品と配線を接続するためにスルーホールが形成されており、スルーホールと回路部品のリード端子はハンダによって電気的、及び機械的に接続されている。
例えば、図13には、樹脂基板にスルーホールを形成してリード端子をハンダ付けした、一般的に用いられている配線基板を示している。図13において、ガラスエポキシ樹脂基板等から形成された樹脂基板60の内部には、複数の積層された銅製の配線61が埋め込まれている。樹脂基板60の一部には貫通孔62が形成され、貫通孔62には銅薄膜からなるスルーホール63が形成されている。スルーホール63は一般的には銅メッキによって形成されており、この銅メッキは樹脂基板60の貫通孔62の内壁面に形成されている。そして、回路部品のリード端子64をスルーホール63に配置してハンダ65によって接続を行なっている。
ところで、スルーホール63とリード端子64を接続するハンダ65は、溶融したあとの温度低下によって収縮力を生じること、また、高温のハンダ65によってスルーホール63と樹脂基板60の貫通孔62に熱膨張差を生じることや、温度変化の繰り返し等の理由で、樹脂基板60の貫通孔62の内壁面とスルーホール63の間で、矢印で示すように剥離を生じやすい。
このため、電気抵抗が著しく増大する、或いは、場合によってはリード端子64が抜けて電気的に不導通状態になるといった現象を生じ、接合信頼性に悪影響を与えるという課題を生じる。
本発明の目的は、スルーホールにリード端子をハンダ付けするときに、スルーホールが樹脂基板の貫通孔の内壁面から剥がれる現象を抑制することができる新規な配線基板、及び電動駆動装置を提供することにある。
本発明の特徴は、外表面に回路部品が実装された樹脂基板に形成された貫通孔に導電性のスルーホールを形成し、更に貫通孔の内壁面の周囲にスルーホールの厚さに比べて厚さが厚いダミーランドを配置すると共に、貫通孔の内壁面とスルーホールの接触面でダミーランドとスルーホールを接合した、ところにある。
本発明によれば、厚さが厚いダミーランドによってスルーホールを接合しているので、スルーホールが樹脂基板の貫通孔の内壁面から剥離されるのを抑制することができ、接合信頼性を向上することができる。
本発明が適用される一例としての操舵装置の全体斜視図である。 本発明の実施形態になる電動パワーステアリング装置の全体形状を示す斜視図である。 図2に示す電動パワーステアリング装置の分解斜視図である。 図3に示すモータハウジングの斜視図である。 図4に示すモータハウジングを軸方向に断面した断面図である。 図4に示すモータハウジングに電力変換回路部を載置、固定した状態を示す斜視図である。 図6に示すモータハウジングに電源回路部を載置、固定した状態を示す斜視図である。 図7に示すモータハウジングに制御回路部を載置、固定した状態を示す斜視図である。 図8に示すモータハウジングに樹脂製コネクタ組立体を載置、固定した状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態になる配線基板のスルーホールが形成される領域で、スルーホールが形成される前の状態を拡大して断面した断面図である。 本発明の実施形態になる配線基板のスルーホールが形成される領域で、スルーホールが形成された後の状態を拡大して断面した断面図である。 図11に示す配線基板に回路部品のリード端子をハンダ付けした状態を拡大して断面した断面図である。 従来の配線基板に回路部品のリード端子をハンダ付けした状態を拡大して断面した断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されることなく、本発明の技術的な概念の中で種々の変形例や応用例をもその範囲に含むものである。
本発明の実施形態を説明する前に、本発明が適用される一例としての操舵装置の構成について図1を用いて簡単に説明する。
まず、自動車の前輪を操舵するための操舵装置について説明する。操舵装置1は図1に示すように構成されている。図示しないステアリングホイールに連結されたステアリングシャフト2の下端には図示しないピニオンが設けられ、このピニオンは車体左右方向へ長い図示しないラックと噛み合っている。このラックの両端には前輪を左右方向へ操舵するためのタイロッド3が連結されており、ラックはラックハウジング4に覆われている。そして、ラックハウジング4とタイロッド3との間にはゴムブーツ5が設けられている。
ステアリングホイールを回動操作する際のトルクを補助するため、電動パワーステアリング装置6が設けられている。即ち、ステアリングシャフト2の回動方向と回動トルクとを検出するトルクセンサ7が設けられ、トルクセンサ7の検出値に基づいてラックにギヤ10を介して操舵補助力を付与する電動モータ部8と、電動モータ部8に配置された電動モータを制御する電子制御装置(ECU)部9とが設けられている。電動パワーステアリング装置6の電動モータ部8は、出力軸側の外周部の3箇所が図示しないねじを介してギヤ10に接続され、電動モータ8部の出力軸とは反対側に電子制御部9が設けられている。
電動パワーステアリング装置6においては、ステアリングホイールが操作されることによりステアリングシャフト2がいずれかの方向へ回動操作されると、このステアリングシャフト2の回動方向と回動トルクとをトルクセンサ7が検出し、この検出値に基づいて制御回路部が電動モータの駆動操作量を演算する。この演算された駆動操作量に基づいて電力変換回路部のパワースイッチング素子により電動モータが駆動され、電動モータの出力軸はステアリングシャフト1を操作方向と同じ方向へ駆動するように回動される。出力軸の回動は、図示しないピニオンからギヤ10を介して図示しないラックへ伝達され、自動車が操舵されるものである。これらの構成、作用は既によく知られているので、これ以上の説明は省略する。
繰り返しなるが、図13にあるように、スルーホール63とリード端子64を接続するハンダ65は、溶融したあとの温度低下によって収縮力を生じること、また、高温のハンダ65によってスルーホール63と樹脂基板60の貫通孔62に熱膨張差を生じることや、温度変化の繰り返し等の理由で、樹脂基板60の貫通孔62の内壁面とスルーホール63の間で剥離を生じやすい。
このような背景から、本実施形態では次のような構成の配線基板、及び電動駆動装置を提案するものである。
本実施形態においては、外表面に回路部品が実装された樹脂基板に形成された貫通孔に導電性のスルーホールを形成し、更に貫通孔の内壁面の周囲にスルーホールの厚さに比べて厚さが厚いダミーランドを配置すると共に、貫通孔の内壁面とスルーホールの接触面でダミーランドとスルーホールを接合する構成とした。
これによれば、厚さが厚いダミーランドによってスルーホールを接合しているので、スルーホールが樹脂基板の貫通孔の内壁面から剥離されるのを抑制することができ、接合信頼性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態になる配線基板、及び電動駆動装置の具体的な構成について、図2乃至図11を用いて詳細に説明する。
図2は本実施形態になる配線基板を用いた電動駆動装置、例えば電動パワーステアリング装置の全体的な構成を示した図面であり、図3は図2に示す電動パワーステアリング装置の構成部品を分解して斜め方向から見た図面であり、図4〜図9は各構成部品の組み立て順序にしたがって各構成部品を組み付けていった状態を示す図面である。したがって、以下の説明では、各図面を適宜引用しながら説明を行うものとする。
図2に示すように、電動パワーステアリング装置を構成する電動モータ部8は、アルミニウム、或いはアルミ合金等のアルミ系金属から作られた筒部を有するモータハウジング11及びこれに収納された図示しない電動モータとから構成され、電子制御部9は、モータハウジング11の軸方向の出力軸とは反対側に配置された、アルミニウム、或いはアルミ合金等のアルミ系金属、或いは鉄系の金属で作られた金属カバー12及びこれに収納された図示しない電子制御組立体から構成されている。
モータハウジング11と金属カバー12は、その対向端面に形成され外周方向の固定領域部において、加締め固定によって一体的に固定される。金属カバー12の内部に収納された電子制御組立体は、必要な電源を生成する電源回路部や、電動モータ部8の電動モータを駆動制御するMOSFET或いはIGBT等からなるパワースイッチング素子を有する電力変換回路や、このパワースイッチング素子を制御する制御回路部からなり、パワースイッチング素子の出力端子と電動モータのコイル入力端子とはバスバーを介して電気的に接続されている。
モータハウジング11とは反対側の金属カバー12の端面には、金属カバー12に形成した孔部から樹脂製コネクタ組立体13が露出している。また、樹脂製コネクタ組立体13は、モータハウジング11に形成した固定部に固定ねじによって固定されている。樹脂製コネクタ組立体13には電力供給用のコネクタ端子形成部13A、検出センサ用のコネクタ端子形成部13B、制御状態を外部機器に送出する制御状態送出用のコネクタ端子形成部13Cを備えている。
そして、金属カバー12に収納された電子制御組立体は、合成樹脂から作られた電力供給用のコネクタ端子形成部13Aを介して電源から電力が供給され、また検出センサ類から運転状態等の検出信号が検出センサ用のコネクタ形成端子部13Bを介して供給され、現在の電動パワーステアリング装置の制御状態信号が制御状態送出用のコネクタ端子形成部13Cを介して送出されている。
図3に電動パワーステアリング装置6の分解斜視図を示している。モータハウジング11には内部に円環状の鉄製のサイドヨーク(図示せず)が嵌合されており、このサイドヨーク内に電動モータ(図示せず)が収納されている。電動モータの出力部14はギヤを介してラックに操舵補助力を付与している。尚、電動モータの具体的な構造は良く知られているので、ここでは説明を省略する。
モータハウジング11はアルミ合金から作られており、電動モータで発生した熱や、後述する電源回路部や電力変換回路部で発生した熱を外部大気に放出するヒートシンク部材として機能している。電動モータとモータハウジング11で電動モータ部8を構成している。
電動モータ部8の出力部14の反対側のモータハウジング11の端面部15には電子制御部ECが取り付けられている。電子制御部ECは、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18、樹脂製コネクタ組立体13から構成されている。モータハウジング11の端面部15は、モータハウジング11と一体的に形成されているが、この他に端面部15だけを別体に形成し、ねじや溶接によってモータハウジング11と一体化しても良い。
ここで、電力変換回路部16、電力変換回路部17、制御回路部18は冗長系を構成しており、主電子制御部と副電子制御部の二重系を構成している。そして、通常は主電子制御部によって電動モータが制御、駆動されているが、主電子制御部に異常や故障が生じると、副電子制御部に切り換えられて電動モータが制御、駆動されるようになる。
したがって、後述するが、通常は主電子制御部からの熱がモータハウジング11に伝えられ、主電子制御部に異常や故障が生じると、主電子制御部が停止して副電子制御部が作動し、モータハウジング11には副電子制御部からの熱が伝えられる。
また、主電子制御部と副電子制御部を合せて正規の電子制御部として機能させ、一方の電子制御部に異常、故障が生じると、他方の電子制御部で半分の能力によって電動モータを制御、駆動することも可能である。この場合、電動モータの能力は半分となるが、いわゆる「パワーステアリング機能」は確保されるようになっている。したがって、通常の場合は、主電子制御部と副電子制御部の熱がモータハウジング11に伝えられるものである。
電子制御部ECは制御回路部18、電源回路部17、電力変換回路部16、樹脂製コネクタ組立体13から構成されており、端面部15側から離れる方向に向かって、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18、樹脂製コネクタ組立体13の順序で配置されている。制御回路部18は電力変換回路部16のスイッチング素子を駆動する制御信号を生成するもので、マイクロコンピュータ、周辺回路等から構成されている。電源回路部17は、制御回路部18を駆動する電源及び電力変換回路部16の電源を生成するもので、コンデンサ、コイル、スイッチング素子等から構成されている。電力変換回路部16は、電動モータのコイルに流れる電力を調整するもので、3相の上下アームを構成するスイッチング素子等から構成されている。
電子制御部ECで発熱量が多いのは、主に電力変換回路部16、電源回路部17であり、電力変換回路部16、電源回路部17の熱は、アルミ合金からなるモータハウジング11から放熱されるものである。この詳細な構成については、図4乃至図9を用いて後述する。
制御回路部18と金属カバー12の間には、合成樹脂からなる樹脂製コネクタ組立体13が設けられており、車両バッテリ(電源)や外部の図示しない他の制御装置と接続されている。もちろん、この樹脂製コネクタ組立体13は、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18と接続されていることはいうまでもない。
金属カバー12は、電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18を収納してこれらを液密的に封止する機能を備えているものであり、本実施形態では加締め固定によってモータハウジング11に固定されている。
次に、図4から図9に基づき各構成部品の構成と組み立て方法について説明する。先ず、図4はモータハウジング11の外観を示しており、図5はその軸方向断面を示している。
図4、図5において、モータハウジング11は、筒状の形態に形成されて側周面部11Aと、側周面部11Aの一端を閉塞する端面部15と、側周面部11Aの他端を閉塞する端面部19とから構成されている。本実施形態では、モータハウジング11は有底円筒状であり、側周面部11Aと端面部15は一体的に形成されている。また、端面部19は、蓋の機能を備えており、側周面部11Aに電動モータを収納した後に側周面部11Aの他端を閉塞するものである。
また、端面部15の全周面には径方向外側に拡開して形成された環状溝部(以下、モータハウジング側環状溝部と表記する)35が設けられており、このモータハウジング側環状溝部35に、図9に示す金属カバー12の開口端(以下、金属カバー側環状先端部と表記する)37が収納されるものである。モータハウジング側環状溝部35と金属カバー12の金属カバー側環状先端部37(図9参照)の間の部分は、いわゆる液状シール剤によって液密的に接合されている。
図5にあるように、モータハウジング11の側周面部11Aの内部には、鉄心にコイル20が巻回されたステータ21が嵌合されており、このステータ21の内部に、永久磁石を埋設したロータ22が回転可能に収納されている。ロータ22には回転軸23が固定されており、一端は出力部14となり、他端は回転軸23の回転位相や回転数を検出するための回転検出部24となっている。回転検出部24には永久磁石が設けてあり、端面部15に設けた貫通孔25を貫通して外部に突き出している。そして、図示しないGMR素子等からなる感磁部によって回転軸23の回転位相や回転数を検出するようになっている。
図4に戻って、回転軸23の出力部14とは反対側に位置する端面部15の面には電力変換回路部16(図3参照)、電源回路部17(図3参照)の放熱部15A、15Bが形成されている。端面部15の四隅には、基板/コネクタ固定凸部26が一体的に植立されており、内部にねじ穴26Sが形成されている。
基板/コネクタ固定凸部26は後述する制御回路部18の基板、及び樹脂製コネクタ組立体13を固定するために設けられている。また、後述する電力変換用放熱領域15Aから植立した基板/コネクタ固定凸部26には、これも後述する電源用放熱領域15Bと軸方向で同じ高さの基板受け部27が形成され、基板受け部27には、ねじ孔27Sが形成されている。この基板受け部27は後述する電源回路部17を構成する樹脂基板であるガラスエポキシ基板31を載置、固定するためのものである。
端面部15を形成する、回転軸23と直交する径方向の平面領域は2分割されている。1つはMOSFET等のスイッチング素子よりなる電力変換回路部16が取り付けられる電力変換用放熱領域15Aを形成し、もう1つは電源回路部17が取り付けられる電源用放熱領域15Bを形成している。本実施形態では、電力変換用放熱領域15Aの方が電源用放熱領域15Bより面積が大きく形成されている。これは、上述したように二重系を採用しているため、電力変換回路部16の設置面積を確保するためである。
そして、電力変換用放熱領域15Aと電源用放熱領域15Bは、軸方向(回転軸23が延びる方向)に向けて高さが異なる段差を有している。つまり、電源用放熱領域15Bは、電動モータの回転軸23の方向で見て、電力変換用放熱領域15Aに対して離れる方向に段差を有して形成されている。この段差は、電力変換回路部16を設置した後に電源回路部17を設置した場合に、電力変換回路部16と電源回路部17が夫々干渉しない長さに設定されている。
電力変換用放熱領域15Aには、3個の細長い矩形の突状放熱部28が形成されている。この突状放熱部28は後述する二重系の電力変換回路部16が設置されるものである。また、突状放熱部28は、電動モータの回転軸23の方向で見て電動モータから離れる方向に突出して延びている。
また、電源用放熱領域15Bは平面状であって、後述する電源回路部17が設置されるものである。したがって、突状放熱部28は電力変換回路部16で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能し、電源用放熱領域15Bは電源回路部17で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能する。
尚、突状放熱部28は省略することができ、この場合は電力変換用放熱領域15Aが電力変換回路部16で発生した熱を端面部15に伝熱する放熱部として機能する。ただ、本実施形態では、突状放熱部28に電力変換回路部16の金属基板を摩擦撹拌接合によって溶着して確実な固定を図っている。
このように、本実施形態になるモータハウジング11の端面部15においては、ヒートシンク部材を省略して軸方向の長さを短くできるようになる。また、モータハウジング11は十分な熱容量を有しているので、電源回路部17や電力変換回路部16の熱を効率よく外部に放熱することができるようになる。
次に、図6は電力変換回路部16を突条放熱部28(図4参照)に設置した状態を示している。図6にある通り、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28(図4参照)の上部には二重系よりなる電力変換回路部16が設置されている。電力変換回路部16を構成するスイッチング素子は突条放熱部28へ放熱する。
したがって、スイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28(図4参照)に伝熱させることができる。突状放熱部28(図4参照)に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、更にモータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱される。ここで、上述した通り、電力変換回路部16の軸方向の高さは、電源用放熱領域15Bの高さより低くなっているので、後述する電源回路部17と干渉することはない。
このように、電力変換用放熱領域15Aに形成された突状放熱部28の上部に電力変換回路部16が設置されている。したがって、電力変換回路部16のスイッチング素子で発生した熱を効率良く突状放熱部28に伝熱させることができる。更に、突状放熱部28に伝えられた熱は電力変換用放熱領域15Aに拡散され、モータハウジング11の側周面部11Aに伝熱されて外部に放熱される。
次に、図7は電力変換回路部16の上から電源回路部17を設置した状態を示している。図7にある通り、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17を構成するコンデンサ29やコイル30等は、樹脂製の電源回路基板であるガラスエポキシ基板31に載置されている。電源回路部17も二重系が採用されており、図からわかるように、夫々対称にコンデンサ29やコイル30等からなる電源回路が形成されている。尚、ガラスエポキシ基板31には、電力変換回路16のスイッチング素子以外のコンデンサ等の電気素子が載置されている。
このガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B(図6参照)側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。固定方法は、図7にあるように、基板/コネクタ固定凸部26の基板受け部27に設けられたねじ穴27Sに図示しない固定ねじによって固定されている。また、電源用放熱領域15B(図6参照)に設けられたねじ穴27Sにも図示しない固定ねじによって固定されている。
尚、電源回路部17がガラスエポキシ基板31で形成されているため、両面実装が可能となっている。そして、ガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B(図6参照)側の面には、図示しないGMR素子やこれの検出回路等からなる回転位相、回転数検出部が実装され、回転軸23(図5参照)に設けた回転検出部24(図5参照)と協働して、回転の回転位相や回転数を検出するようになっている。
このように、ガラスエポキシ基板31は電源用放熱領域15B(図6参照)に接触するようにして固定されているので、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15B(図6参照)に伝熱させることができる。電源用放熱領域15B(図6参照)に伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱されるものである。ここで、ガラスエポキシ基板31と電源用放熱領域15B(図6参照)の間は、熱伝達性の良い接着剤、放熱グリース、放熱シートのいずれか1つを介在させることで、更に熱伝達性能を向上させることができる。
このように、電源用放熱領域15Bの上部には電源回路部17が設置されている。電源回路部17の回路素子が載置されたガラスエポキシ基板31の電源用放熱領域15B側の面は、電源用放熱領域15Bと接触するようにして端面部15に固定されている。したがって、電源回路部17で発生した熱を効率良く電源用放熱領域15Bに伝熱させることができる。電源用放熱領域15Bに伝えられた熱は、モータハウジング11の側周面部11Aに拡散して伝熱されて外部に放熱されるようになる。
次に、図8は電源回路部17の上から制御回路部18を設置した状態を示している。図8にある通り、電源回路部17の上部には制御回路部18が設置されている。制御回路部18を構成するマイクロコンピュータ32や周辺回路33は、制御回路基板であるガラスエポキシ基板34に載置されている。制御回路部18も二重系が採用されており、図からわかるように、夫々対象にマイクロコンピュータ32や周辺回路33からなる制御回路が形成されている。
尚、マイクロコンピュータ32や周辺回路33は、ガラスエポキシ基板34の電源回路17側の面に設けられていても良いものである。また、電源回路部17と同様に、制御回路部18がガラスエポキシ基板34で形成されているため、両面実装が可能となっている。
このガラスエポキシ基板34は、図8にあるように、基板/コネクタ固定凸部26(図7参照)の頂部に設けられたねじ穴26Sに樹脂製コネクタ組立体13によって挟まれる形態で図示しない固定ねじによって固定されており、電源回路部17(図7参照)のガラスエポキシ基板31と制御回路部18のガラスエポキシ基板34の間は、図7に示す電源回路部17のコンデンサ29やコイル30等が配置される空間となっている。
次に、図9は制御回路部18の上から樹脂製コネクタ組立体13を設置した状態を示している。図9にある通り、制御源回路部18の上部には樹脂製コネクタ組立体13が設置されている。そして、樹脂製コネクタ組立体13は基板/コネクタ固定凸部26の頂部に設けられたねじ穴に制御回路部18を挟み込むようにして固定ねじ36によって固定されている。この状態で、図3に示すように樹脂製コネクタ組立体13が電力変換回路部16、電源回路部17、制御回路部18と接続されている。
次に、図10〜図12を用いて本実施形態になる配線基板について詳細に説明する。ここで、図10〜図12は電源回路部17のガラスエポキシ基板31のスルーホール領域の拡大断面を示しており、図10はスルーホールを形成する前の状態を示し、図11はスルーホールを形成した後の状態を示し、図12はリード端子をハンダ付けした後の状態を示している。
図10において、電源回路部17を構成する樹脂基板であるガラスエポキシ基板31には、ガラスエポキシ基板31の表側と裏側を貫通する貫通孔38が形成されている。ガラスエポキシ基板31の内部には、複数(ここでは4個)の銅配線39が、樹脂層40を介して積層されて内装されている。ガラスエポキシ基板31の表側と裏側の両面には電源回路17を構成する回路部品が両面実装されており、これらの回路部品は銅配線39のいずれかと適宜接続されている。
そして、図11にあるように、貫通孔38の内壁面には、銅薄膜を形成する銅メッキによって厚さ(tS)のスルーホール41が形成されている。スルーホール41は、ガラスエポキシ基板31の表側と裏側で貫通孔38の周囲に形成されたランド41Lと、表側と裏側のランド41Lとを接続して貫通孔38の内壁面を覆うように形成されたスルーホール本体41Wとから形成されている。
また、図10に戻って、貫通孔38の軸方向に直交する方向で、貫通孔38の軸方向に沿ってほぼ等間隔に、複数(ここでは4個)のダミーランド42が内装されている。このダミーランド42は、貫通孔38を囲むように配置されており、貫通孔38の内壁面の側の面は、貫通孔38の内壁面と同一の面、いわゆる面一の関係とされている。したがって、ダミーランド42の貫通孔38側の面は、貫通孔38の一部を形成する。更に、図11に示すように、ダミーランド42の貫通孔38の軸方向の厚さ(tL)は、スルーホール41の厚さ(tS)より厚く形成されている。
ここで、銅配線39とダミーランド42は同じ積層数とされている。これは、一枚毎に銅配線39を積層していくとき、銅配線39とダミーランド42は、形状的に一体的に接続された状態であり、一枚毎の積層が完了した状態で、銅配線39とダミーランド42の接続を切断するからである。したがって、ダミーランド42の材料は銅で作られることになる。
更に、銅配線39とダミーランド42の互いに対面する端面の距離(L)は、絶縁距離が確保できる距離に設定されており、ガラスエポキシ基板31の表側から見ると、ダミーランド42は、貫通孔38を備える円環状の形態となっている。
そして、このように形成されたガラスエポキシ基板31の貫通孔38(図10参照)には、図11にあるように、銅メッキによってスルーホール41が形成される。この時、ダミーランド42は、貫通孔38と面一であるため、銅メッキを容易に行うことができる。このように、貫通孔38の内壁面とスルーホール41との接触面で、ダミーランド42とスルーホール41を接合する構成とした。
更には、ダミーランド42は銅で作られ、またスルーホール41も銅メッキで形成されるので、ダミーランド42の端面とスルーホール41の間の接合力は大きなものとなる。つまり、ダミーランド42とスルーホール41は、接合する上で同種の材料であるため、相性が良く良好な接合を行なうことができる。
このように構成されたガラスエポキシ基板31は、図12に示すようにスルーホール41に回路部品のリード端子43が挿入され、この状態で、スルーホール41の近傍にハンダ44を供給してレーザー照射やコテ半田等で、スルーホール41とリード端子43をハンダ付けすることができる。
そして、ハンダ付けが完了すると、温度の低下によってハンダ44は収縮する挙動を呈して、ハンダ44がスルーホール41のスルーホール本体部41Wに対して、貫通孔38の内壁面から引き剥がす力を作用させる。また、高温のハンダ44によってスルーホール41と貫通孔38に熱膨張差を生じることや、温度変化の繰り返し等の理由で、ガラスエポキシ基板31の貫通孔38の内壁面とスルーホール41の間で剥離を生じやすい。
これに対して、本実施形態では、ダミーランド42がガラスエポキシ基板31に内装され、且つダミーランド42にスルーホール41がメッキ等の方法で接合されているので、スルーホール41が貫通孔38から剥離されるのを抑制することができる。
更には、ダミーランド42の厚さ(tL)がスルーホール41の厚さ(tS)より厚く形成されているので、大きな面積でスルーホール41と接合することができ、スルーホール41が貫通孔38の内壁面から剥離されることを更に抑制できる。
また、ダミーランド42は、ほぼ等間隔に複数の箇所でスルーホール41と接合されているので、スルーホール41に作用する力を分散することができ、スルーホール41が貫通孔38の内壁面から剥離されることを更に抑制できる。
尚、上述した実施形態では電源回路部17のガラスエポキシ基板31について説明したが。制御回路部18のガラスエポキシ基板34においても、当然適用できることはいうまでもない。
以上述べたように、本発明においては、外表面に回路部品が実装された樹脂基板に形成された貫通孔に導電性のスルーホールを形成し、更に貫通孔の内壁面の周囲にスルーホールの厚さに比べて厚さが厚いダミーランドを配置すると共に、貫通孔の内壁面とスルーホールの接触面でダミーランドとスルーホールを接合する構成とした。
これによれば、厚さが厚いダミーランドによってスルーホールを接合しているので、スルーホールが樹脂基板の貫通孔の内壁面から剥離されるのを抑制することができ、接合信頼性を向上することができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
6…電動パワーステアリング装置、8…電動モータ部、9…電子制御部、11…モータハウジング、12…金属カバー、13…樹脂製コネクタ組立体、14…出力部、15…端面部、15A…電力変換用放熱領域、15B…電源用放熱領域、16…電力変換回路部、17…電源回路部、18…制御回路部、19…端面部、20…コイル、21…ステータ、22…ロータ、23…回転軸、24…回転検出部、25…貫通孔、26…基板/コネクタ固定凸部、27…基板受け部、28…突状放熱部、29…コンデンサ、30…コイル、31…ガラスエポキシ基板、32…マイクコンピュータ、33…周辺回路、34…ガラスエポキシ基板、38…貫通孔、39…銅配線、40…樹脂層、41…スルーホール、41L…ランド、41W…スルーホール本体、42…ダミーランド、43…リード端子、44…ハンダ。

Claims (10)

  1. 樹脂基板と、前記樹脂基板の外表面に実装された回路部品からなる配線基板において、
    前記樹脂基板に形成された貫通孔に導電性のスルーホールを形成し、
    前記貫通孔の内壁面の周囲に前記スルーホールの厚さに比べて厚さが厚いダミーランドを配置すると共に、
    前記貫通孔の内壁面と前記スルーホールの接触面で前記ダミーランドと前記スルーホールを接合した
    ことを特徴とする配線基板。
  2. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記貫通孔の周囲の前記樹脂基板には、複数の前記ダミーランドが前記貫通孔の軸線方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする配線基板。
  3. 請求項1に記載の配線基板において、
    前記貫通孔の周囲の前記樹脂基板には、複数の前記ダミーランドが前記貫通孔の軸線方向に沿ってほぼ等間隔に配置されている
    ことを特徴とする配線基板。
  4. 請求項2、または請求項3に記載の配線基板において、
    前記ダミーランドは銅製であり、前記スルーホールは前記貫通孔の内壁面を銅メッキすることで形成され、前記銅メッキによって前記スルーホールと前記ダミーランドとが接合されている
    ことを特徴とする配線基板。
  5. 請求項4に記載の配線基板において、
    前記ダミーランドは、前記樹脂基板の内部に設けられた銅配線から切断されて形成されている
    ことを特徴とする配線基板。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の配線基板において、
    前記スルーホールには前記回路部品のリード端子が挿入されて、ハンダによって前記スルーホールと前記リード端子が接合されている
    ことを特徴とする配線基板。
  7. 機械系制御要素を駆動する電動モータと、前記電動モータが収納されたアルミ系金属製のモータハウジングと、前記電動モータの回転軸の出力部とは反対側の前記モータハウジングの端面部の側に配置された、前記電動モータを駆動するための電子制御部とを備えた電動駆動装置であって、
    前記電子制御部が、電源の生成を主たる機能とする電源回路部と、前記電動モータの駆動を主たる機能とする電力変換回路部と、前記電力変換回路部の制御を主たる機能とする制御回路部とに分割されていると共に、
    前記電源回路部、及び前記制御回路部のどちらか一方、或いは両方の回路部品が樹脂基板に実装されて配線基板とされており、
    前記樹脂基板には、
    前記樹脂基板に形成された貫通孔に導電性のスルーホールが形成され、
    前記貫通孔の内壁面の周囲に前記スルーホールの厚さに比べて厚さが厚いダミーランドが配置されると共に、
    前記貫通孔の内壁面と前記スルーホールの接触面で前記ダミーランドと前記スルーホールが接合され、
    更に、前記スルーホールには前記回路部品のリード端子が挿入されて、ハンダによって前記スルーホールと前記リード端子が接合されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  8. 請求項7に記載の電動駆動装置において、
    前記貫通孔の周囲の前記樹脂基板には、複数の前記ダミーランドが前記貫通孔の軸線方向に沿って配置されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  9. 請求項7に記載の電動駆動装置において、
    前記貫通孔の周囲の前記樹脂基板には、複数の前記ダミーランドが前記貫通孔の軸線方向に沿ってほぼ等間隔に配置されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
  10. 請求項8、または請求項9に記載の電動駆動装置において、
    前記ダミーランドは銅製であり、前記スルーホールは前記貫通孔の内壁面を銅メッキすることで形成され、前記銅メッキによって前記スルーホールと前記ダミーランドとが接合されている
    ことを特徴とする電動駆動装置。
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