JP2020083380A - ラベル分配装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】適切なラベルのみを卵入りの容器内に配置するラベル分配装置を提供する。【解決手段】ラベル分配装置10は、分配部1と、搬送部2と、検査部3と、振り分け部5とを備える。分配部1は、卵入りの容器P内にラベルLを配置する。搬送部2は、分配部1に向けてラベルLを送り出す。検査部3は、搬送部2に設けられラベルLに異常がないかを検査する。振り分け部5は、検査部3における検査結果に基づいて搬送部2上のラベルLを振り分ける。【選択図】図3
Description
本発明は、卵入りの容器内にラベルを配置するラベル分配装置に関するものである。
この種のラベル分配装置の一例として、特許文献1に示すラベル分配装置が挙げられる。このラベル分配装置は、搬送途中のラベルに賞味期限等を印字するための印字機構と、印字された内容が適切かどうかを検査する印字照合機構が配置可能なものである。印字照合機構で、容器に投入するのに不適切だと判断されたラベルが検出されると、そのラベルが容器に投入されないように、作業者によって手動で復旧されるまでラベルの搬送を止めている。これに伴い、ラベルの投入を待つ容器の搬送も止めていたため、稼働率の低下につながっていた。
本発明は、適切なラベルのみを卵入りの容器内に配置するラベル分配装置を提供することを目的としている。
本発明のラベル分配装置は、分配部と、搬送部と、検査部と、振り分け部とを備える。分配部は、卵入りの容器内にラベルを配置する。搬送部は、分配部に向けてラベルを送り出す。検査部は、搬送部に設けられラベルに異常がないかを検査する。振り分け部は、検査部における検査結果に基づいて搬送部上のラベルを振り分ける。
本発明によれば、適切なラベルのみを卵入りの容器内に配置するラベル分配装置を提供できる。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施形態のラベル分配装置10は、紙製のラベルLをプラスチック製の蓋付き容器Pに配置するものである。具体的には、ラベル分配装置10は、分配部1と、搬送部2と、検査部3と、振り分け部5とを備える。
分配部1は、卵入りの容器P内にラベルLを配置する。分配部1は、搬送される容器Pに向けてラベルLを1枚ずつ投入する。容器Pは、容器コンベヤ6によって搬送される。容器コンベヤ6は、ラベル分配装置10の下方に位置している。容器コンベヤ6は、ラベルLの到来を検知する容器検知部61を備える。容器検知部61が容器Pの到来を検知すると、1枚のラベルLが、二つ折りにされた状態で、蓋が開いた状態の容器Pの蓋部P1に投入される。なお、ラベルLは、比較的厚みの少ないもので、外部からの力を受けると、折り曲げられたり、そり曲げられたり、厚み方向に変形させられたりする。
搬送部2は、分配部1に向けてラベルLを送り出す。搬送部2は、複数のローラ21を備え、ラベルLの搬送方向に並ぶローラ21は、互いに間隔をあけて配置される。搬送部2は、ラベルストッカー11と分配部1との間に配置され、途中にラベルLの進行方向を変更する転回部22を備える。ラベルストッカー11から転回部22までの第1搬送部分23と、転回部22から分配部1までの第2搬送部分24とは別々に駆動される。第1搬送部分23には、賞味期限等をラベルLに印字する印字機構12と、検査部3が設けられる。第2搬送部分24には、ラベルLを二つ折りにする折り曲げ機構13と、ラベルLが分配部1で待機していることを検知するラベル検知部14が設けられる。なお、搬送部2は転回部22を備えない一直線状のものであってもよく、ラベルストッカー11から振り分け部5までの部分と、振り分け部5から分配部1までの部分とが別々に駆動されるものが好ましい。
検査部3は、ラベルLに異常がないかを検査する。検査部3は、ラベルLに印字された内容を照合する、いわゆる印字照合機構である。検査部3は、ラベルLの印字箇所をカメラによって撮影し、撮影画像に基づいて印字不良が生じているか否かの検査を行う。印字不良の例としては、そもそも印字されなかったり、印字位置がずれたり、文字が潰れたり、擦れたりすること等が挙げられる。
振り分け部5は、検査部3における検査結果に基づいて搬送部2上のラベルLを振り分ける。振り分け部5は、互いに別々の駆動がされる第1搬送部分23と第2搬送部分24との間に設けられる。具体的には、振り分け部5は、ラベルLを第1搬送部分23から転回部22へと送り出すことなく、ラベルLを第1搬送部分23から回収部4へ送り出す。振り分け部5は、フラップ等を駆動させることによりラベルLを回収部4へ送り出す。フラップは、例えば、ローラ21間に配置され、先端が搬送経路の下側に位置する退避位置と、搬送経路の上側に突出した突出位置との間で動く。突出位置にあるフラップは、ラベルLの先端(下流側の端部)を搬送部2とは別のルートに案内するガイドの役割を果たす。
回収部4は、搬送部2の隣に設けられたトレイ状のものである。回収部4は、容器Pに投入されるのに不適な、異常があるラベルLを溜めておく。回収部4は、転回部22の側方に設けられる。
検査部3において、検査対象のラベルLが異常であると判断されると、制御部15は、ラベルLが第1搬送部分23から回収部4へ送り出されるように振り分け部5を制御する。なお、制御部15は、プロセッサ、メモリ、入力インタフェース、出力インタフェースなどを有したマイクロコンピュータシステムである。そして、内部メモリに格納されたプログラムにしたがって、CPUやその他の周辺機器が協働することによって、制御部15としての機能が発揮される。
次に、ラベル分配装置10の作動の一例を説明する。
図2に、ラベルL(2)の検査結果がOKの場合を示す。この場合、振り分け部5は作動しない。すなわち、検査部3がラベルL(2)の印字照合をした後、搬送部2は、ラベルL(2)を第1搬送部分23から転回部22へと送り出す。
一方、容器検知部61がラベルL(1)を収容するべき容器Pを検知すると、分配部1からラベルL(1)が放出される。その後、ラベル検知部14が分配部1にラベルLがないことを検知すると、搬送部2は、ラベルL(2)を分配部1まで送り出す。
図3に、ラベルL(2)の検査結果がNGの場合を示す。この場合、振り分け部5が作動する。すなわち、検査部3がラベルL(2)の印字照合をした後、制御部15が振り分け部5を制御し、搬送部2は、ラベルL(2)を第1搬送部分23から回収部4へと送り出す。
一方、容器検知部61がラベルL(1)を収容するべき容器Pを検知して、分配部1からラベルL(1)が放出された後、ラベル検知部14が分配部1にラベルLがないことを検知すると、搬送部2は、ラベルL(3)を印字・検査後、分配部1まで送り出す。
以上に説明したように、本実施形態のラベル分配装置10は、分配部1と、搬送部2と、検査部3と、振り分け部5とを備える。分配部1は、卵入りの容器P内にラベルLを配置する。搬送部2は、分配部1に向けてラベルLを送り出す。検査部3は、搬送部2に設けられラベルLに異常がないかを検査する。振り分け部5は、検査部3における検査結果に基づいて搬送部2上のラベルLを振り分ける。そのため、適切なラベルLのみを容器Pに投入するラベル分配装置10を提供できる。
検査部3は、ラベルLに印字された内容を照合するものであるため、検査部3を通過した印字不良のラベルLを検出して搬送部2上で振り分けることができる。
ラベル分配装置10は、分配部1にラベルLが待機していることを検知するラベル検知部14を備えており、ラベル検知部14は、振り分け部5よりも下流側に配置されている。そして、ラベル分配装置10は、ラベル検知部14での検出結果に基づいて搬送部2を駆動させている。そのため、処理途中にNGのラベルLが搬送部2から取り除かれても、すぐに次のラベルLを分配部1側へ送り出すことができる。
搬送部2が、ラベルLの搬送方向に互いに間隔をあけて配置される複数のローラ21を備え、振り分け部5が、ラベルLの先端側を複数のローラ21の間から搬送部2の外側へガイドするものであるので、簡単な構成でラベルLを回収部4側へ放出できる。
なお、本発明は上述した実施形態に限られない。
ラベル分配装置10は、図4および図5に示すように、収容された卵の間に短冊状のラベルLを配置するものであってもよい。上述した実施形態と同一(またはこれに準ずる)の部分は同じ符号を付し、必要である場合を除きその説明を繰り返さないこととする。分配部1は、容器Pの本体部P2側にラベルLを投入する。分配部1は、ラベルLを縦向きの状態で、折り曲げずに投入する。搬送部2は、ラベルストッカー11から分配部1まで一直線状のものであり、転回部を備えない。
ラベル分配装置10は、収容された各卵の上端部にシール状のラベルを配置するものであってもよい。搬送部は、ラベルが台紙に貼り付けられた状態でラベルを送り出す。検査部は、ラベルが台紙に貼り付けられた状態でラベルを検査する。振り分け部は、分配部で卵にラベルが貼り付けられないように、搬送部上のラベルを振り分ける。具体的には、ラベルの検査結果がNGの場合、制御部が振り分け部を制御し、台紙からはがしたラベルを卵の上端部以外の場所に貼り付ける。または、ラベルが台紙に貼り付けられた状態のまま分配部を通過させてもよい。
検査部3は、容器Pに投入することが好ましくないラベルLを検出可能なものであればどのようなものであってもよく、例えば、ラベルLが2枚以上重なっていないかを検知するものであってもよい。検査部3が、ラベルLが2枚以上重なっているという検査結果に基づいて、振り分け部5は、重なっているラベルLをすべて回収部4へ振り分けてもよいし、容器Pに投入するのに適する1枚のみを容器Pへ投入し、他の不適なラベルLを回収部4へ振り分けてもよい。
振り分け部5は、ラベルLの搬送経路が変更されるものであればどのようなものであってもよく、フラップを用いたもの以外にも、例えば、転回部22を動かす(スライド移動または回転動作)ものや、エア噴射やエア吸引を用いたものであってもよい。
振り分け部5は、分配部1より上流側、例えば、分配部1でのラベルLの待機状態を検出するラベル検知部14よりも上流側に設けられるのが好ましいが、分配部1に振り分け部5を設けて、容器Pへの投入直前に回収部4へ振り分けてもよい。
今回開示された実施の形態は例示であってこれに制限されるものではない。本発明は上記で説明した範囲ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、複数個の卵を収容する容器の内部に、卵のサイズ情報、日付情報、住所やトレーサビリティコード等が記された紙製のラベルを1枚ずつ投入するラベル分配装置に利用することができる。
10…ラベル分配装置
1…分配部
2…搬送部
3…検査部
4…回収部
5…振り分け部
P…容器
L…ラベル
1…分配部
2…搬送部
3…検査部
4…回収部
5…振り分け部
P…容器
L…ラベル
Claims (1)
- 卵入りの容器内にラベルを配置する分配部と、
前記分配部に向けてラベルを送り出す搬送部と、
前記搬送部に設けられラベルに異常がないかを検査する検査部と、
前記検査部における検査結果に基づいて前記搬送部上のラベルを振り分ける振り分け部とを備える、ラベル分配装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018219949A JP2020083380A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | ラベル分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018219949A JP2020083380A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | ラベル分配装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020083380A true JP2020083380A (ja) | 2020-06-04 |
Family
ID=70906103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018219949A Pending JP2020083380A (ja) | 2018-11-26 | 2018-11-26 | ラベル分配装置 |
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JP (1) | JP2020083380A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11189222A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-13 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 不良シート排出装置 |
JP2008128944A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Information & Control Solutions Ltd | ラベル検査方法及び装置 |
JP2016094207A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | Ckd株式会社 | ブリスター包装機 |
JP2018002245A (ja) * | 2016-07-01 | 2018-01-11 | 株式会社ナベル | ラベル投入装置 |
-
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