JP2020077292A - データ生成装置、データ生成システムおよびデータ生成プログラム - Google Patents

データ生成装置、データ生成システムおよびデータ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置の状態を考慮したプレビュー画像を生成することが可能なデータ生成装置、データ生成システムおよびデータ生成プログラムを提供する。【解決手段】データ生成装置は、画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成装置であって、複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、第1測色情報と第2測色情報とを比較する比較部と、比較部の比較結果に基づいて、プレビュー画像データを生成するデータ生成部と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、データ生成装置、データ生成システムおよびデータ生成プログラムに関する。
従来、画像形成装置の出力画像における色状態をユーザーに示すため、印刷動作前に当該出力画像のプレビュー画像を表示する装置が知られている。例えば、特許文献1には、過去に作成した複数のプロファイルデータ(画像入力値と画像出力値とを対応付けたデータ)から、画像形成条件が一致するプロファイルデータを選択して、当該プロファイルデータに基づいてプレビュー画像を生成する構成が開示されている。
特開2014−126877号公報
しかしながら、画像形成装置の状態は、周囲の環境条件等によって日々変動するので、画像形成装置の状態を考慮したプレビュー画像が生成されないという問題が生じる。特許文献1に記載の構成では、画像形成条件のみでプレビュー画像生成のためのプロファイルデータを選択するので、画像形成装置の状態を考慮したプレビュー画像が生成されないおそれがあり、ひいてはプレビュー画像とは異なる出力画像が形成されるおそれがあった。
本発明の目的は、画像形成装置の状態を考慮したプレビュー画像を生成することが可能なデータ生成装置、データ生成システムおよびデータ生成プログラムを提供することである。
本発明に係るデータ生成装置は、
画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成装置であって、
複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、前記第1測色情報と前記第2測色情報とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果に基づいて、前記プレビュー画像データを生成するデータ生成部と、
を備える。
本発明に係るデータ生成システムは、
画像形成装置の出力画像を読み取る読取装置と、
プレビュー画像データを表示する表示装置と、
複数のプロファイルデータを記憶する記憶装置と、
画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成装置と、
を備え、
前記データ生成装置は、
前記複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、前記第1測色情報と前記第2測色情報とを比較する比較部と、
前記比較部の比較結果に基づいて、前記プレビュー画像データを生成するデータ生成部と、
を有する。
本発明に係るデータ生成プログラムは、
画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成プログラムであって、
コンピューターに、
複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、前記第1測色情報と前記第2測色情報とを比較する比較処理と、
前記比較処理の比較結果に基づいて、前記プレビュー画像データを生成するデータ生成処理と、
を実行させる。
本発明によれば、画像形成装置の状態を考慮したプレビュー画像を生成することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態に係る画像形成システムの制御系の主要部を示す図である。 複数のプロファイルデータに紐付けられた複数の第1測色情報と、第2測色情報とを示す図である。 第2パッチ画像の一例を示す図である。 L*a*b*色空間上での第2測色情報と第1測色情報との位置関係を示す図である。 第2測色情報と第1測色情報との距離と、第1測色情報に対応するプロファイルデータとの関係を示す図である。 第2測色情報にかかる各画像について抽出されたプロファイルデータの一覧表を示す図である。 入力値および出力値の二次元グラフ上の各画像の位置関係を示す図である。 作成されたプレビュー画像データの一例を示す図である。 制御部におけるプレビュー画像表示制御を実行するときの動作例を示すフローチャートである。 制御部におけるプレビュー画像推定制御を実行するときの動作例を示すフローチャートである。 本実施の形態で生成したプレビュー画像の表示例を示す図である。 画像形成装置の状態を考慮せずに生成されたプレビュー画像の表示例を示す図である。 複数の画像形成装置により、プレビュー画像の表示態様が異なる旨を説明するための図である。 表示装置におけるオブジェクトの選択画面を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成システム100の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成システム100の制御系の主要部を示す図である。
図1および図2に示すように、画像形成システム100は、用紙Sの搬送方向に沿って上流側から、データ生成装置の一例としての画像形成装置1および読取装置2が接続されて構成されており、画像形成装置1、読取装置2、記憶装置3および表示装置4を有する。
画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、給紙トレイユニット51a〜51cから送出された用紙Sに二次転写することにより、画像を形成する。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60および制御部101を備える。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)102、ROM(Read Only Memory)103、RAM(Random Access Memory)104等を備える。CPU102は、ROM103から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM104に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロック等の動作を集中制御する。このとき、記憶部72に格納されている各種データが参照される。記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
制御部101は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。制御部101は、例えば、外部の装置から送信された画像データ(入力画像データ)を受信し、この画像データに基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
図1に示すように、画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11および原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
図2に示すように、操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部101から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部101に出力する。
画像処理部30は、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部101の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
図1に示すように、画像形成部40は、印刷ジョブの設定に基づいて用紙Sに画像を形成する。画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム状の金属基体の外周面に、有機光導電体を含有させた樹脂よりなる感光層が形成された有機感光体よりなる。
制御部101は、感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413を一定の周速度で回転させる。
帯電装置414は、例えば帯電チャージャーであり、コロナ放電を発生させることにより、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。その結果、感光体ドラム413の表面のうちレーザー光が照射された画像領域には、背景領域との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、二成分逆転方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分の現像剤を付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。
現像装置412には、例えば帯電装置414の帯電極性と同極性の直流現像バイアス、または交流電圧に帯電装置414の帯電極性と同極性の直流電圧が重畳された現像バイアスが印加される。その結果、露光装置411によって形成された静電潜像にトナーを付着させる反転現像が行われる。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に当接され、弾性体よりなる平板状のドラムクリーニングブレード等を有し、中間転写ベルト421に転写されずに感光体ドラム413の表面に残留するトナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも1つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
中間転写ベルト421は、導電性および弾性を有するベルトであり、表面に高抵抗層を有する。中間転写ベルト421は、制御部101からの制御信号によって回転駆動される。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるバックアップローラー423Bに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側、つまり一次転写ローラー422と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側、つまり二次転写ローラー424と当接する側にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙Sに静電的に転写される。トナー像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
定着部60は、用紙Sの定着面、つまりトナー像が形成されている面側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面つまり定着面の反対の面側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、および加熱源等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを挟持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。
上側定着部60Aは、定着面側部材である無端状の定着ベルト61、加熱ローラー62および定着ローラー63を有する。定着ベルト61は、加熱ローラー62と定着ローラー63とによって張架されている。
下側定着部60Bは、裏面側支持部材である加圧ローラー64を有する。加圧ローラー64は、定着ベルト61との間で用紙Sを挟持して搬送する定着ニップを形成している。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。
搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対、用紙Sを画像形成部40および定着部60を通過させ、画像形成装置1の機外に排出する通常搬送路53b等を有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。画像形成部40においては、中間転写ベルト421のトナー像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。画像形成された用紙Sは、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
読取装置2は、画像形成装置1から排紙された用紙Sに形成されたトナー像、つまり、画像を測色する測色部200を有する。測色部200は、例えばスキャナーであり、用紙Sから検出した画像の測色情報を画像形成装置1の制御部101にフィードバックする。
記憶装置3は、画像形成装置1の外部に設けられており、図3に示すように、複数のプロファイルデータP1〜P5と、複数のプロファイルデータP1〜P5のそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報I1〜I5とを記憶する。
プロファイルデータは、過去に、画像形成装置1により複数の画像入力値(以下、「入力値」と言う)に基づいて出力された複数の画像(後述する第1パッチ画像)の各測色値に対応する画像出力値(以下、「出力値」と言う)を有するデータである。複数のプロファイルデータのそれぞれは、異なるタイミングで作成される。
第1測色情報は、上記の各測色値と、各測色値に対応する入力値とを含む情報である。つまり、各測色値は、対応する出力値を有するプロファイルデータに、第1測色情報として紐付けられる。
制御部101は、所定タイミングで第1パッチ画像を用紙Sに出力するように画像形成部40を制御し、第1パッチ画像の測色情報である第1測色情報を取得してプロファイルデータを作成する。所定タイミングは、任意のタイミングであっても良いし、ユーザーの指示タイミングであっても良い。
第1パッチ画像は、複数色の画像を有して構成されている。第1パッチ画像は、例えば、画像形成装置1で使用可能な全ての色の画像を有する。
制御部101は、第1測色情報を取得した場合、第1測色情報に係る測色値を出力値に変換して、色毎の入力値に出力値を対応付けたプロファイルデータを作成し、第1測色情報と当該プロファイルデータを紐付けて記憶装置3に記憶させる。
プロファイルデータの作成から記憶装置3への記憶までの一連の動作の具体例について説明する。例えば、第1測色情報I1において、入力値が(100、0、100、0)の画像において、測色値が(90、−85、82)である色が含まれているとする。
制御部101は、当該測色値と、測色値に対応付けられた入力値とを第1測色情報I1として取得し、測色値を出力値(99、0、98、0)に変換して、入力値と対応付けたプロファイルデータP1を作成する。第1測色情報I1に含まれる色全てにおいて、各色の出力値が生成されてプロファイルデータP1とされる。
図3における入力値および出力値は、左から順にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの値を示している。図3における測色値は、L*a*b*値であり、左から順にL*値、a*値、b*値を示している。なお、図3における第1測色情報I1およびプロファイルデータP1には、便宜上1色分のデータのみ記載されているが、実際には第1パッチ画像に含まれる画像の数分だけのデータが記載されている。また、測色値は、L*a*b*値以外のものであっても良い。
制御部101は、作成したプロファイルデータP1と、プロファイルデータP1作成に用いた第1測色情報I1とを紐付けて記憶装置3に送信して、記憶させる。記憶装置3には、上記のように、過去に画像形成装置1により作成された、複数のプロファイルデータと、当該複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報とが順に記憶されていく。図3に示す例では、5つのプロファイルデータが記憶装置3に記憶されているが、5つに限定されず、複数個のプロファイルデータが記憶装置3に記憶されていれば良い。
図3に示す例では、プロファイルデータP1には、第1測色情報I1が紐付けられている。また、プロファイルデータP2には、第1測色情報I2が紐付けられている。また、プロファイルデータP3には、第1測色情報I3が紐付けられている。また、プロファイルデータP4には、第1測色情報I4が紐付けられている。また、プロファイルデータP5には、第1測色情報I5が紐付けられている。
このようなプロファイルデータに紐付けられる各第1測色情報I1〜I5は、制御部101により、後述する第2測色情報I6と比較されて、プレビュー画像データの生成に用いられる。
図2に示すように、表示装置4は、例えばPC(Personal Computer)であり、画像形成装置1により生成されたプレビュー画像データに基づくプレビュー画像を表示する。
プレビュー画像データは、出力画像が用紙Sに形成される前に、ユーザーが実際の出力画像を事前に確認するためのプレビュー画像のデータである。
プレビュー画像データは、制御部101により生成される。具体的には、制御部101は、測色部200から取得した測色情報に基づいて、所定の印刷ジョブの入力画像条件(第1入力画像条件)における、画像形成部40から出力されて用紙Sに形成される出力画像(第1出力画像)のプレビュー画像データを生成する制御を行う。
制御部101は、印刷ジョブの入力画像条件における出力画像が出力される前に、用紙Sに出力された第2パッチ画像の、測色部200による測色情報(以下、「第2測色情報」と言う)を取得する。そして、制御部101は、その第2測色情報と、記憶装置3に記憶された第1測色情報とを比較して、出力画像の色検証を行う。制御部101は、本発明の「比較部」および「データ生成部」に対応する。
第2パッチ画像は、例えば図4に示すように、複数色の画像を有して構成されるような画像入力条件(第2画像入力条件)に基づいて用紙Sに出力される。図4に示す例では、第2パッチ画像は、それぞれが異なる色で構成される第1画像A1、第2画像A2、第3画像A3、第4画像A4、第5画像A5および第6画像A6を有する。第2パッチ画像は、本発明の「第2出力画像」に対応する。
なお、図4では、第2パッチ画像における画像の数は、6つとなっているが、6つに限定されず、2以上の数であれば良い。また、第2パッチ画像における画像の色は、画像形成装置1で使用可能な色である。
出力画像の色は、画像形成装置1の周囲の環境条件や画像形成装置1の使用状態によっては理想値に対して変動するため、その測色値もプロファイルデータの作成時の状況によって変動する。そのため、各プロファイルデータの同じ入力値に対する出力値のそれぞれは、略同じ値のものもあれば、全く異なる値のものも存在する。
図3に示すように、制御部101は、第2パッチ画像の第2測色情報I6と、上記の第1測色情報I1〜I5と、を比較し、その比較結果に基づいて、機械学習を行うことでプレビュー画像データを生成する。第2測色情報I6は、例えば、図3に示す第1測色情報I1〜I5と同様に、測色値と、測色値に対応付けられた入力値とを含んだ情報となっている。また、第2測色情報I6は、第1画像A1、第2画像A2、第3画像A3、第4画像A4、第5画像A5および第6画像A6に対応する測色値および入力値を有している。
具体的には、制御部101は、複数の第1測色情報の中から、第2測色情報I6と一致する第1測色情報がある場合、当該第1測色情報に基づくプロファイルデータを用いてプレビュー画像データを生成する。
なお、第1測色情報と第2測色情報とが一致する場合とは、第1測色情報と第2測色情報との差分値が所定範囲内である場合である。所定範囲は、例えば、印刷に係る標準規格等により定義されている範囲や、ユーザーによって任意に指定された範囲である。また、第1測色情報に含まれる色の数と第2測色情報に含まれる色の数とが異なる場合、第1測色情報の色の中で、第2測色情報に含まれる色が比較対象とされる。
例えば、複数の第1測色情報の中から、第2測色情報I6と一致する第1測色情報がI1である場合、第1測色情報I1に対応するプロファイルデータP1がプレビュー画像データに適用される。このように既存のプロファイルデータを活用することにより、簡易にプレビュー画像データを生成することができる。
また、制御部101は、複数の第1測色情報の中に第2測色情報と一致する第1測色情報がない場合、各第1測色情報における測色値と、第2測色情報における測色値との差分値をそれぞれ算出する。制御部101は、その差分値に基づいて、複数の第1測色情報の中から最も第2測色情報に近い第1測色情報のプロファイルデータを用いてプレビュー画像データを生成する。
上記のプレビュー画像データの生成方法について、所定色における第2測色情報の測色値が図5に示すL*a*b*色空間における座標の位置を例に説明する。図5では、a軸およびb軸のみを示している。
例えば、図5に示すように、第2測色情報の測色値が、座標Vであり、各プロファイルデータP1〜P5の所定色の測色値が、それぞれ座標V1〜V5であるとする。制御部101は、座標Vと、座標V1〜V5との距離をそれぞれ算出する。
制御部101は、算出した各距離の中から、最も距離が小さい座標にかかるプロファイルデータを抽出する。図6に示す例では、座標V1、つまり、プロファイルデータP1の所定色の測色値に係る距離が0.21であり、座標V1〜V5の中で最も近い距離となるため、所定色においては、プロファイルデータP1が抽出される。
このようなプロファイルデータの抽出が、例えば、図4に示す第2パッチ画像が用いられる場合、各画像A1〜A6のそれぞれにおいて行われる。そして、制御部101は、図7に示すように、各画像A1〜A6、つまり、各色について抽出されたプロファイルデータの一覧表Xを作成する。図7に示される一覧表Xは、各画像と、その入力値と、抽出されたプロファイルデータとを対応付けて示している。
制御部101は、第2測色情報に含まれる色については、上記のように抽出したプロファイルデータのそれぞれの測色値を適用する。図7に示す例では、第1画像A1に係る色については、プロファイルデータP1が適用される。また、第2画像A2に係る色については、プロファイルデータP2が適用される。また、第3画像A3に係る色については、プロファイルデータP4が適用される。また、第4画像A4に係る色については、プロファイルデータP4が適用される。また、第5画像A5に係る色については、プロファイルデータP5が適用される。また、第6画像A6に係る色については、プロファイルデータP3が適用される。
また、第1測色情報に含まれる色には、第2測色情報に含まれない色が存在する場合がある。具体的には、第1パッチ画像に含まれる色の数が、第2パッチ画像に含まれる色の数よりも多い場合、第1測色情報に含まれる色には、第2測色情報に含まれない色が存在する。
そのため、制御部101は、第2測色情報に含まれない色においては、第2測色情報に含まれる色で適用されたプロファイルデータに基づいて、第2測色情報に含まれない色の画像データを推定する。
具体的には、制御部101は、各画像におけるシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのそれぞれの出力値を、図8に示すような横軸が入力値、縦軸が出力値を示すグラフにプロットする。図8に示す例では、便宜上第3画像A3、第4画像A4、第5画像A5のみがプロットされ、他の画像については省略している。また、図8のグラフ、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの何れか1つに対応している。このグラフは、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの全てにおいて作成される。
図8に示す例では、第4画像A4の入力値は、第2パッチ画像の全ての画像において第3画像A3の次に大きい値とし、第5画像A5の入力値は、第2パッチ画像の全ての画像において第4画像A4の次に大きい値とする。
制御部101は、第2測色情報の中から2つの色を選択し、当該2つの色に係る測色情報の関係性に基づいて、第2測色情報に含まれない色に係る画像データを推定する。例えば、制御部101は、第3画像A3の入力値と、第4画像A4の入力値との間の入力値に係る色については、第3画像A3および第4画像A4を選択する。制御部101は、第4画像A4の入力値と、第5画像A5の入力値との間の入力値に係る色については、第4画像A4および第5画像A5を選択する。
第3画像A3と第4画像A4とにおいて抽出されたプロファイルデータはともにP4である。そのため、制御部101は、第3画像A3の入力値から、第4画像A4の入力値までの範囲の入力値となる色については、プロファイルデータをP4に係る画像データであると推定する。
また、第5画像A5において抽出されたプロファイルデータは、P5であるので、第4画像A4において抽出されたプロファイルデータと、第5画像A5において抽出されたプロファイルデータとは互いに異なるプロファイルデータである。
この場合、制御部101は、第4画像A4の入力値から、第5画像A5の入力値までの範囲の入力値となる色については、各プロファイルデータP4,P5を補間して、当該色に係る画像データを推定する。
制御部101は、例えば、画像データを推定する色の入力値における、第4画像A4の入力値に対する割合と、第5画像A5の入力値に対する割合とを考慮して、プロファイルデータP4,P5の出力値の加重平均を算出することにより、当該色の画像データを推定する。
上記のように、第2測色情報に含まれる色については、第2測色情報の測色値に最も近いプロファイルデータの画像データがプレビュー画像データとして適用される。そして、第2測色情報に含まれない色については、第2測色情報の中から2つの測色情報を選択して、当該2つの測色情報の関係性に基づいて推定された画像データがプレビュー画像データとして適用される。なお、第2測色情報に含まれない色の画像データの推定は、第2測色情報の中から2つ以上の測色情報の関係性に基づいて行われても良い。
図9に示すように、制御部101は、これらを組み合わせることでプレビュー画像データI7を生成する。プレビュー画像データI7は、入力値と、その入力値に対応して推定された画像データである推定色値とを有する。これにより、既存のプロファイルデータに基づいて、現在の画像形成装置1の状態を考慮したプレビュー画像データを生成することができる。なお、プレビュー画像データI7に基づいてプロファイルデータを作成して、記憶装置3に記憶させても良い。
制御部101は、プレビュー画像データを生成したら、表示装置4に表示可能なデータにプレビュー画像データを変換する。そして、表示装置4に変換したプレビュー画像データを送信する。これにより、表示装置4にプレビュー画像が表示される。
次に、制御部101におけるプレビュー画像表示制御を実行するときの動作例について説明する。図10は、制御部101におけるプレビュー画像表示制御を実行するときの動作例を示すフローチャートである。図10における処理は、制御部101が印刷ジョブの実行指示を受け付けたときに適宜実行される。
図10に示すように、制御部101は、第2パッチ画像を出力して、その測色情報である第2測色情報を取得する(ステップS101)。そして、制御部101は、記憶装置3のデータを参照して、第2測色情報と一致する第1測色情報があるか否かについて判定する(ステップS102)。
判定の結果、第2測色情報と一致する第1測色情報がない場合(ステップS102、NO)、制御部101は、プレビュー画像データを推定する制御(以下、「プレビュー画像推定制御」という)を実行する(ステップS103)。プレビュー画像推定制御については後述する。
一方、第2測色情報と一致する第1測色情報がある場合(ステップS102、YES)、制御部101は、第2測色情報と一致する第1測色情報と紐付けられたプロファイルデータを抽出する(ステップS104)。そして、制御部101は、抽出したプロファイルデータをプレビュー画像データに適用する(ステップS105)。
上記のステップS103またはステップS105の後、制御部101は、プレビュー画像データを表示用のデータに変換する(ステップS106)。そして、制御部101は、プレビュー画像を表示する制御を行う(ステップS107)。具体的には、制御部101は、プレビュー画像データを変換したデータを表示装置4に送信する。これにより、表示装置4にプレビュー画像が表示される。ステップS107の後、本制御は終了する。
次に、上述した制御部101におけるプレビュー画像推定制御を実行するときの動作例について説明する。図11は、制御部101におけるプレビュー画像推定制御を実行するときの動作例を示すフローチャートである。図11における処理は、図10に示すステップS102で「NO」と判定された場合に実行される。
図11に示すように、制御部101は、第2測色情報と、複数の第1測色情報との差分値をそれぞれ算出する(ステップS201)。そして、制御部101は、第2測色情報と最も近い第1測色情報のプロファイルデータを抽出する(ステップS202)。
次に、制御部101は、第1測色情報の中に、第2測色情報に含まれない色があるか否かについて判定する(ステップS203)。判定の結果、第2測色情報に含まれない色がない場合(ステップS203、NO)、処理はステップS209に遷移する。
一方、第2測色情報に含まれない色がある場合(ステップS203、YES)、制御部101は、推定の対象となる推定色の入力値と近い入力値を有する2つの色を第2測色情報の中から選択する(ステップS204)。
次に、制御部101は、2つの色のプロファイルデータが同一であるか否かについて判定する(ステップS205)。判定の結果、2つの色のプロファイルデータが同一である場合(ステップS205、YES)、制御部101は、そのプロファイルデータを、推定色に適用する(ステップS206)。
一方、2つの色のプロファイルデータが同一ではない場合(ステップS205、NO)、制御部101は、2つのプロファイルデータを補間して推定色の画像データを推定する(ステップS207)。
ステップS206またはステップS207の後、制御部101は、全ての色の推定が完了したか否かについて判定する(ステップS208)。判定の結果、全ての色の推定が完了しない場合(ステップS208、NO)、処理はステップS204に戻る。
一方、全ての色の推定が完了した場合(ステップS208、YES)、制御部101は、推定したデータに基づいてプレビュー画像データを生成する(ステップS209)。その後、本制御は終了する。
以上のように構成された本実施の形態によれば、既存の第1測色情報と、第2測色情報との比較結果に基づいて、プレビュー画像データを生成するので、画像形成装置1の状態を考慮したプレビュー画像を生成することができる。
そのため、図12Aに示すように、画像形成装置1から出力される出力画像Gと同等のプレビュー画像G1を表示装置4に表示させることができる。出力画像Gは、3つのオブジェクトB1,B2,B3を有する画像であるが、プレビュー画像G1では、各オブジェクトB1,B2,B3と同等の色が表示装置4に表示されている。
ところで、出力画像の色は、画像形成装置1の周囲の環境条件等に起因して変動する。そのため、入力値などの印刷条件のみでプロファイルデータを選択するような構成の場合、図12Bに示すように、出力画像Gと異なるプレビュー画像G2を表示装置4に表示させてしまうおそれがある。
しかし、本実施の形態では、第2測色情報を加味した上で、プレビュー画像データを生成するので、図12Aに示すように、出力画像Gと差異のない所望のプレビュー画像G1を表示装置4に表示させることができる。
なお、上記実施の形態では、1つの画像形成装置1で形成する出力画像のプレビュー画像データを生成していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、画像形成システム100が、図13に示すように、複数の画像形成装置1A,1B,1Cを備える構成である場合、画像形成装置毎に適用されるプレビュー画像データを生成しても良い。
図12Aに示されるような3つのオブジェクトB1,B2,B3を有する出力画像Gを表示装置4に表示させる例について説明する。
画像形成装置が異なると、出力画像の色味に差異が生じる場合がある。そのため、各画像形成装置1A,1B,1Cのそれぞれの制御部101によって、それぞれのプレビュー画像データを生成する。
このようにすることで、ユーザーが色味の最適なプレビュー画像が生成された画像形成装置を選択することができる。
また、例えば、オブジェクトB1においては、画像形成装置1Bが最適であり、オブジェクトB2においては、画像形成装置1Aが最適であり、オブジェクトB3においては、画像形成装置1Cが最適であるような場合がある。
このような場合、オブジェクト毎に画像形成装置を選択できるようにしても良い。具体的には、図14に示すように、表示装置4が、複数の画像形成装置のそれぞれで出力したオブジェクトの選択画面を表示し、ユーザーが、各オブジェクトにおいて、出力する画像形成装置を選択する。図14に示す例では、オブジェクトB1については画像形成装置1Bが選択され、オブジェクトB2については画像形成装置1Aが選択され、オブジェクトB3については画像形成装置1Cが選択されている。
ユーザーによって、オブジェクト毎の画像形成装置が選択されると、まず、画像形成装置1AによりオブジェクトB1の出力画像を用紙Sに形成する。次に、その用紙Sが画像形成装置1Bにセットされた後、画像形成装置1BによりオブジェクトB2の出力画像が用紙Sに追い刷りされる。最後に、その用紙Sが画像形成装置1Cにセットされた後、画像形成装置1CによりオブジェクトB3の出力画像が用紙Sに追い刷りされる。
このように複数の画像形成装置1A,1B,1Cが表示装置4で選択されたオブジェクトをそれぞれ出力することで出力画像が出力されるので、所望の色味を有する出力画像を得やすくすることができる。なお、これらの画像形成装置1A,1B,1Cは、通信ネットワーク等によって接続されていても良いし、直列にそれぞれが接続されていても良い。
また、上記実施の形態では、画像形成装置1とは別の記憶装置3にプロファイルデータを記憶していたが、本発明はこれに限定されず、画像形成装置1に設けられる記憶部72にプロファイルデータを記憶しても良い。
また、上記実施の形態では、画像形成装置1とは別の表示装置4にプレビュー画像を表示させていたが、本発明はこれに限定されず、画像形成装置1に設けられる表示部21等にプレビュー画像を表示させても良い。
また、上記実施の形態では、制御部101に、比較部およびデータ生成部が組み込まれた構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、比較部およびデータ生成部が、別々に設けられた構成であっても良い。
また、上記実施の形態では、画像形成装置1でプレビュー画像データを生成していたが、本発明はこれに限定されず、例えば、PC等の画像形成装置1以外の装置でプレビュー画像データを生成しても良い。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
2 読取装置
3 記憶装置
4 表示装置
100 画像形成システム
101 制御部

Claims (16)

  1. 画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成装置であって、
    複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、前記第1測色情報と前記第2測色情報とを比較する比較部と、
    前記比較部の比較結果に基づいて、前記プレビュー画像データを生成するデータ生成部と、
    を備えるデータ生成装置。
  2. 前記複数のプロファイルデータのそれぞれは、
    異なるタイミングで作成され、
    前記第2出力画像が出力されるタイミングより前に、前記画像形成装置により複数の画像入力値に基づいて出力された複数の画像の各測色値に対応する画像出力値を有し、
    前記各測色値は、対応する前記画像出力値を有するプロファイルデータに、前記第1測色情報として紐付けられる、
    請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 前記データ生成部は、前記複数の第1測色情報の中から、前記第2測色情報と一致する前記第1測色情報がある場合、当該第1測色情報に基づくプロファイルデータ用いて前記プレビュー画像データを生成する、
    請求項1または請求項2に記載のデータ生成装置。
  4. 前記第2測色情報は、色が異なる複数の画像を有する前記第2出力画像における全ての測色値を有し、
    前記データ生成部は、前記複数の第1測色情報の中から、第2測色情報における全ての測色値を含む第1測色情報がある場合、当該第1測色情報に基づくプロファイルデータを用いて前記プレビュー画像データを生成する、
    請求項3に記載のデータ生成装置。
  5. 前記データ生成部は、
    前記複数の第1測色情報の中から、前記第2測色情報と一致する前記第1測色情報がない場合、前記第1測色情報と、前記第2測色情報との差分値を算出し、
    前記差分値に基づいて、前記複数の第1測色情報の中から最も前記第2測色情報に近い第1測色情報のプロファイルデータを用いて前記プレビュー画像データを生成する、
    請求項1〜4の何れか1項に記載のデータ生成装置。
  6. 前記第2測色情報は、色が異なる複数の画像を有する前記第2出力画像における全ての測色値を有し、
    前記データ生成部は、前記第2測色情報に含まれる色毎に前記プロファイルデータを抽出する、
    請求項5に記載のデータ生成装置。
  7. 前記第2測色情報は、色が異なる複数の画像を有する前記第2出力画像における全ての測色値を有し、
    前記データ生成部は、前記第2測色情報に含まれない色においては、前記第2測色情報に含まれる色の測色値に基づいて、前記第2測色情報に含まれない色に係る画像データを推定する、
    請求項5または請求項6に記載のデータ生成装置。
  8. 前記データ生成部は、前記第2測色情報に含まれる2以上の色の関係性に基づいて、前記第2測色情報に含まれない色に係る画像データを推定する、
    請求項7に記載のデータ生成装置。
  9. 前記データ生成部は、
    前記2以上の色の測色値に最も近い第1測色情報のプロファイルデータが同一である場合、当該プロファイルデータを用いて前記画像データを推定し、
    前記2以上の色の測色値に最も近い第1測色情報のプロファイルデータが異なる場合、各プロファイルデータを補間して、前記画像データを推定する、
    請求項8に記載のデータ生成装置。
  10. 前記データ生成部は、推定した画像データを前記プレビュー画像データとする、
    請求項7〜9の何れか1項に記載のデータ生成装置。
  11. 前記データ生成部は、前記プレビュー画像データを表示装置に表示可能なデータに変換する、
    請求項1〜10の何れか1項に記載のデータ生成装置。
  12. 画像形成装置の出力画像を読み取る読取装置と、
    プレビュー画像データを表示する表示装置と、
    複数のプロファイルデータを記憶する記憶装置と、
    画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成装置と、
    を備え、
    前記データ生成装置は、
    前記複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、前記第1測色情報と前記第2測色情報とを比較する比較部と、
    前記比較部の比較結果に基づいて、前記プレビュー画像データを生成するデータ生成部と、
    を有する、
    データ生成システム。
  13. 複数の画像形成装置を備え、
    前記データ生成部は、前記第1出力画像を前記複数の画像形成装置で形成する場合、画像形成装置毎にプレビュー画像データを生成する、
    請求項12に記載のデータ生成システム。
  14. 前記第1出力画像は、複数のオブジェクトを有し、
    前記表示装置は、前記オブジェクト毎に複数の画像形成装置のそれぞれを選択させる選択画面を表示する、
    請求項13に記載のデータ生成システム。
  15. 前記複数の画像形成装置は、前記表示装置で選択されたオブジェクトをそれぞれ出力することで前記第1出力画像を出力する、
    請求項14に記載のデータ生成システム。
  16. 画像形成装置の第1画像入力条件における第1出力画像のプレビュー画像データを生成するデータ生成プログラムであって、
    コンピューターに、
    複数のプロファイルデータのそれぞれに紐付けられた複数の第1測色情報、および、第2画像入力条件に基づいて出力された第2出力画像の第2測色情報を取得し、前記第1測色情報と前記第2測色情報とを比較する比較処理と、
    前記比較処理の比較結果に基づいて、前記プレビュー画像データを生成するデータ生成処理と、
    を実行させるデータ生成プログラム。
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