JP2020054117A - モータ及びディスク駆動装置 - Google Patents

モータ及びディスク駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020054117A
JP2020054117A JP2018181409A JP2018181409A JP2020054117A JP 2020054117 A JP2020054117 A JP 2020054117A JP 2018181409 A JP2018181409 A JP 2018181409A JP 2018181409 A JP2018181409 A JP 2018181409A JP 2020054117 A JP2020054117 A JP 2020054117A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
motor
base
disk drive
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018181409A
Other languages
English (en)
Inventor
卓郎 井口
Takuro Iguchi
卓郎 井口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Corp
Original Assignee
Nidec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Corp filed Critical Nidec Corp
Priority to JP2018181409A priority Critical patent/JP2020054117A/ja
Priority to US16/513,830 priority patent/US20200106332A1/en
Publication of JP2020054117A publication Critical patent/JP2020054117A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/003Couplings; Details of shafts
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K15/00Methods or apparatus specially adapted for manufacturing, assembling, maintaining or repairing of dynamo-electric machines
    • H02K15/16Centering rotors within the stator; Balancing rotors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof
    • G11B19/2009Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/02Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B5/09Digital recording
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/165Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/16Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
    • H02K5/167Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings
    • H02K5/1677Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using sliding-contact or spherical cap bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/086Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/08Structural association with bearings
    • H02K7/086Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
    • H02K7/088Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly radially supporting the rotor directly

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Abstract

【課題】ベース部に対してシャフトを精度良く圧入することで、気密性の高いモータおよびディスク駆動装置を提供すること。【解決手段】静止部に取り付けられた軸受機構6と、静止部に対して中心軸周りを回転可能に支持される回転部2と、を備えるディスク駆動装置用のモータであって、静止部は、ベース部40を有し、ベース部は、ディスク駆動装置における密閉された内部空間を形成するハウジングの一部であり、内部空間側からハウジングの外側へ向かって窪み、かつ非貫通である凹部401を備え、軸受機構が、中心軸方向に延びるシャフト10と、シャフトの外周面の少なくとも一部を囲むスリーブと、を備え、シャフトの下端部は、凹部内に圧入および接着により固定され、ベース部の下面は、軸方向上側へ窪むベース段部43を有する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータおよびディスク駆動装置に関する。
従来、ハードディスクドライブの筐体は、内部空間を清浄に保つために、極めて高い気密性が要求される。このため、特開2006−040423号公報のように、筐体の内部にヘリウム等の低密度ガスを充填する場合には、極めて高い気密性が求められる。また、特開2012−089199号公報には、ディスク駆動装置の外部へのヘリウムガス流出防止を目的として、ベースプレートにディスク駆動装置の外部へ非貫通の凹部を設け、その凹部にシャフトが固定されたモータが開示されている。
特開2006−040423号公報 特開2012−089199号公報
ここで、特開2012−089199号公報に記載のモータの場合、シャフトをベース部に圧入する工程においては、治具でシャフトの一端を把持しなければならない。また、治具でシャフトの一端を把持した状態で、シャフトをベース部に圧入する場合、シャフトがベース部に対して傾いて圧入されてしまう虞がある。
本発明の目的は、ベース部に対してシャフトを精度良く圧入することで、気密性の高いモータおよびディスク駆動装置を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明の例示的な第1実施形態は、静止部と、静止部に取り付けられた軸受機構と、軸受機構を介して、静止部に対して中心軸周りを回転可能に支持される回転部と、を備えるディスク駆動装置用のモータであって、静止部は、ベース部を有し、ベース部は、ディスク駆動装置における密閉された内部空間を形成するハウジングの一部であり、ベース部が、内部空間側からハウジングの外側へ向かって窪み、かつ非貫通である凹部を備え、軸受機構が、中心軸方向に延びるシャフトと、シャフトの外周面の少なくとも一部を囲むスリーブと、を備え、シャフトの下端部は、凹部内に圧入および接着により固定され、ベース部の下面は、軸方向上側へ窪むベース段部を有する。
本発明の例示的な第1実施形態によれば、ディスク駆動装置内部の気密性を向上させることができる。
図1は、本発明の例示的な第1実施形態のディスク駆動装置の断面図である。 図2は、図1のモータの一部を拡大した断面図である。 図3は、組立途上のモータの一部を示す図である。 図4は、モータの組み立ての流れを示す図である。
以下、本発明の例示的な第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明では、モータの中心軸と平行な方向を「軸方向」、モータの中心軸に直交する方向を「径方向」、モータの中心軸を中心とする円弧に沿う方向を「周方向」、とそれぞれ称する。また、本発明では、軸方向を上下方向とし、ベース部に対してステータユニット側を上として、各部の形状や位置関係を説明する。ただし、この上下方向の定義により、本発明に係るモータ、およびディスク駆動装置の使用時の向きを限定する意図はない。
また、本発明において「平行な方向」とは、略平行な方向も含む。また、本発明において「直交する方向」とは、略直交する方向も含む。
<1.ディスク駆動装置の構成>
図1は、本発明の例示的な第1実施形態に係るディスク駆動装置100の断面図である。図2は、図1のモータ1の一部を拡大した断面図である。
ディスク駆動装置100は、ハードディスクドライブである。ディスク駆動装置100は、モータ1と、複数(図1では3枚)のディスク101と、アクセス部102と、これらを収容するハウジング103とを備える。
ハウジング103は、ベース部40と、カバー部材104と、を有する。ベース部40は、後述のモータ1の一部でもある。ベース部40は開口を有し、その開口にカバー部材104が嵌められて、ハウジング103が構成される。ハウジング103の内部空間には、後述するモータ1のシャフト10、回転部2、およびステータユニット30、が収容される。ベース部40とカバー部材104とは、ハウジング103内の気密性が損なわれないように、組み合わされる。ハウジング103の内部空間には、空気よりも低密度の気体、例えば、ヘリウムガスが充填されている。なお、ハウジング103の内部空間には、水素ガス、空気等が充填されていてもよい。
図1中に破線にて示すように、ベース部40には、1つの貫通孔161が設けられ、貫通孔161を覆うようにベース部40の下面には外部回路162が設けられる。貫通孔161には、コネクタが配置され、接着剤等の手段により密閉される。コネクタは、ハウジング13の外部に位置する外部回路162に接続される。
複数のディスク101は、情報が記録される媒体である。複数のディスク101間に、スペーサ105が配置され、上下方向に延びる中心軸9に沿って積層される。そして、複数のディスク101は、後に詳述するモータ1に支持される。複数のディスク101は、モータ1により、中心軸9を中心として回転する。
アクセス部102は、ヘッド107と、アーム108と、ヘッド移動機構109とを有する。ヘッド107は、ディスク101の表面に接近して、ディスク101に記録された情報の読み出し、および、ディスク101への情報の書き込み、の少なくともいずれか一方を磁気的に行う。ヘッド107は、アーム108に支持される。アーム108は、ヘッド移動機構109に支持される。
モータ1は、シャフト10と、回転部2と、ステータユニット30と、ベース部40と、配線33と、を有する。本発明の例示的な各実施形態にかかるモータ1は、三相モータである。ステータユニット30と、ベース部40を含むハウジング103とにより、本発明の例示的な各実施形態にかかる「静止部3」が構成される。
シャフト10は、中心軸9に沿って延びる中空部15を有する円筒形状の部材である。中空部15の軸方向上側において、シャフト10の内周面は、径方向外側へ拡がるシャフト段部16が設けられる。シャフト段部16は、後述の治具J1が取り付けられる部位でもある。シャフト段部16の軸方向下側にはシャフト段部16と連続する固定段部17を有する。図1に示すように、ハウジング103のカバー部材104の上方からネジが挿入されることで、固定段部17で、シャフト10の上端部がカバー部材104とネジ止めされる。
シャフト10は、中空部15の軸方向下側において、シャフト10の内周面から外周面に向かって径方向外側へ貫通する挿通孔18を有する。挿通孔18は、シャフト10の下端部とベース部40との間の空気を、中空部15を介して後述の軸受機構6の外側へ逃がす機能を有する。これによって、シャフト10の下端部をベース部40に固定する作業効率が向上する。また、シャフト10は、回転部2を、中心軸9を中心として回転可能に支持する。シャフト10は、例えば、ステンレス等の金属により形成される。
回転部2は、スリーブ21と、ロータハブ22と、クランプ部材23と、マグネット24と、ヨーク25と、を備える。
スリーブ21は、中心軸9を中心として回転可能に支持される。スリーブ21は、シャフト10の周囲において、シャフト10との間に隙間を介し対向する。隙間には、潤滑油、ガス等の流体が充填される。本発明の例示的な各実施形態においては、シャフト10の外周面と、スリーブ21の内周面と、それらの間に介在する流体とで、軸受機構6が構成される。
ロータハブ22は円筒状である。ロータハブ22は、ヨーク25を介してマグネット24の径方向外側を覆う側壁部221と、側壁部221の軸方向下端から径方向外側へ延びるフランジ部222と、を有する。ロータハブ22は、スリーブ21に支持される。そして、ロータハブ22は、スリーブ21と共に、中心軸9を中心として回転する。スリーブ21とロータハブ22とは、一繋がりの部材で形成されてもよいし、別部材であってもよい。スリーブ21およびロータハブ22の材料には、例えば、アルミニウム合金または強磁性ステンレス鋼等の金属が使用される。
クランプ部材23は、ロータハブ22に支持される。クランプ部材23は、ロータハブ22との間に、複数のディスク101を支持する。これにより、複数のディスク101は、回転部2に支持され、中心軸9を中心として回転する。複数のディスク101の内、最も下側のディスク101は、ロータハブ22のフランジ部222に支持される。
マグネット24は、ヨーク25を介して、ロータハブ22の内周面に固定される。マグネット24は、中心軸9を中心とする円環形状をなす。マグネット24の内周面は、周方向に沿ってN極とS極とが交互に配列された磁極面である。
ステータユニット30は、ロータハブ22の径方向内側に配置され、マグネット24と隙間をおいて対向する。ステータユニット30は、回転部2を回転させるトルクを発生させる。ステータユニット30は、複数のコイル31と、ステータコア32とを有する。ステータコア32は、中心軸9を中心とする円環状の磁性体が、複数積層された積層構造体であって、ベース部40に固定される。ステータコア32は、径方向外側に突出する複数のティースを有する。複数のコイル31は、複数のティースに巻かれ、中心軸9を中心として環状に配置される。複数のコイル31は、U相、V相、W相、の3相からなるコイル群により構成され。各コイル群は、それぞれの相から、それぞれ1つのリード線33を有する。なお、各コイル群は、1つの導線により構成される。
ベース部40は、例えば、鋳造にて成型される。ベース部40は、アルミダイキャストである。ベース部40は、上面40aと下面40bとを有する。上面40aは、ハウジング103の内側を向く面である。下面40bは、ハウジング103の外側を向く面である。ベース部40は、ハウジング103の内部空間側に、ハウジング103の外側へ非貫通の凹部401を有する。具体的には、ベース部40は、ディスク駆動装置100における密閉された内部空間を形成するハウジング103の一部であり、内部空間側からハウジング103の外側へ向かって窪み、かつ非貫通である凹部401を備える。シャフト9の下端部は、凹部410内に接着および圧入にて固定される。接着には熱硬化性の接着剤7が用いられる。
また、ベース部40は、上面40aから上側に突出した突出部41を有する。突出部41は、第1突出部411と、第2突出部412とを有する。第1突出部411は、シャフト10の外周面において、シャフト10を固定する。言い換えれば、凹部401は、第1突出部411の内方に位置する。また、第1突出部411は、ステータユニット30のステータコア32を、外周面で支持する。第2突出部412は、第1突出部411の外周面に設けられる。第2突出部412は、第1突出部411よりも上下方向の高さが低い。第1突出部411に支持されるステータユニット30は、第2突出部412の上方に配置される。
さらに、ベース部40の下面40bは、軸方向上側へ窪むベース段部43を有する。図2に示すように、ベース段部43は、シャフト10の下端部よりも距離d1だけ軸方向下側に位置する。シャフト段部16には、後述の治具J1が位置する。ベース段部43には、後述のチャックJ2が位置する。すなわち、シャフト段部16およびベース段部43は、シャフト10の中心軸9に対する傾きを修正する際の力点となる。一方、シャフト10の下端部は、シャフト10の中心軸9に対する傾きを修正することに直結する作用点となる。たとえば、ベース段部43がシャフト10の下端部よりも軸方向上側に位置する場合、軸方向において、上側から、シャフト段部16、ベース段部43、シャフト10の下端部、という位置関係になる。すなわち、軸方向において、作用点であるシャフト10の下端部が力点に挟まれないため、シャフト10の中心軸に対する傾きを精度良く修正しにくい。一方、本実施形態においては、ベース段部43は、シャフト10の下端部よりも軸方向下側に位置しているため、軸方向において、上側から、シャフト段部16、シャフト10の下端部、ベース段部43、という位置関係になる。すなわち、軸方向において、作用点であるシャフト10の下端部が力点に挟まれるため、シャフト10の中心軸9に対する傾きを精度良く修正することができる。
また、ベース段部43は、図2に示すように、回転部2の径方向外端よりも距離d2だけ径方向外側に位置する。ベース段部43が、回転部2の径方向外端よりも径方向内側に位置する場合と比較して、本実施形態においては、後述のチャックJ2でベース段部43を把持する径方向間隔が広い。そのため、ベース40を安定して把持することができ、シャフト10の中心軸9に対する傾きを精度良く修正することができる。
配線33は、ステータユニット30のコイル31から延び、ベース部40の上面40a、すなわち、図1に示すハウジング103の内部空間側の面に沿って配置される。配線33は、コイル31から、コネクタが配置された貫通孔161に向かって延びる。コネクタは、ハウジング103の外部に位置する外部回路162に接続される。配線33は一例としてFPC(フレキシブルプリント基板)である。
図3は、組立途上のモータ1の一部を示す図である。図4は、モータ1の組み立ての流れを示す図である。以下、モータ1の組み立てについて、図1から図4を参照して説明する。
図3は、モータ1の組み立ての流れを示す図である。まず、静止部3が組み立てられる(ステップS1)。続いて、回転部2および軸受機構6が一つの組立体として組み立てられる(ステップS2)。静止部3の組み立ては、組立体の組み立ての後または並行して行われてもよい。続いて、ベース部40の凹部401の内側面の開口近傍に、熱硬化性の接着剤7が塗布される(ステップS3)。そして、シャフト10が凹部401に圧入されることにより、軸受機構6がベース部40に仮固定される(ステップS4)。このステップS4においては、まずシャフト10のシャフト段部16に、不図示の移動機構が有する治具J1が軸方向上側から挿入されるとともに、ベース部40のベース段部43が、不図示の移動機構が有するチャックJ2によって軸方向下側から把持される。すなわち、ベース部40を支持する機構が無い場合と比較して、シャフト10が中心軸9から傾いて圧入されたとしても、ベース段部43を把持するチェックを、シャフト10の傾きを修正するために必要な距離だけ左右へ移動させることで、シャフト10の傾きを修正可能である。
次に、軸受機構6が静止部3に仮固定された状態にて、ベース部40を基準として回転部3のフランジ部222の傾きおよび高さが測定される。複数のディスク101を支持するフランジ部222の傾きの測定は、ベース部40に対するシャフト10の直角度の測定に対応する。
そして、フランジ部222の傾きおよび高さが許容範囲内であるか否か、すなわち、シャフト10の直角度、および、シャフト10の下端部の高さが許容範囲内であるか否かが判定される(ステップS5)。許容範囲内である場合は、静止部3および組立体が加熱され、接着剤7が硬化される。接着剤7の硬化によりシャフト10が凹部401に本固定される(ステップS7)。これにより、組立体とベース部401との締結強度を十分に確保することができる。
フランジ部222の傾きまたは高さが許容範囲外である、すなわち、シャフト10の直角度または軸方向の位置が許容範囲外である場合、フランジ部222の傾きおよび高さがベース部40に対して許容範囲内となるように修正される(ステップS6)。これにより、シャフト10の直角度や軸方向の位置が修正される。再度の測定により、フランジ部222の傾きおよび高さが許容範囲内であることが確認されると(ステップS5)、不図示の加熱部にてベース部40が加熱される。接着剤7が硬化することにより、軸受機構6が本固定される(ステップS7)。以上の流れにより、モータ1の組立作業が終了する。
以上、第1の実施形態に係るモータ1の構造および組立作業について説明したが、ディスク駆動装置1内には、分子が極めて小さく、拡散係数が大きいヘリウムガスが充填されるのが好ましい。したがって、ベース部に設けられた貫通孔にシャフトが固定されるモータの場合、貫通孔とシャフトとの間の密閉性を十分に確保することが容易ではない。これに対し、モータ1では、ベース部40の凹部401、すなわち、非貫通の穴部にシャフト10が固定されることにより、ヘリウムガスの流出を防止することができる。ヘリウムガスが封止されることにより、ディスク駆動装置1の信頼性および耐久性を向上することができる。
軸受機構6では、シャフト10の凹部401への圧入時に、シャフト10の中空部15および挿通孔18を介してシャフト10および凹部401により囲まれる空間内の空気が排出されるため、上述の空間の気圧が過度に上昇することが防止される。また、ハウジング103内にヘリウムガスを充填する際に、中空部15を介して上述の空間内の空気を除去することができる。
ハウジング103内部に充填される気体として、ヘリウムガス以外に水素ガスが利用されてよい。また、ヘリウムガスと水素ガスとの混合気体が利用されてもよく、ヘリウムガス、水素ガス、または、上述の混合気体のいずれかと空気との混合気体が利用されてもよい。
モータ1の組み立て時において、接着剤7は、シャフト10の外側面に塗布されてもよく、シャフト10の外側面および凹部401の内側面の両方に塗布されてもよい。すなわち、接着剤7は、シャフト10の外側面または凹部401の内側面に塗布される。
接着剤7は、熱硬化性接着剤である。とりわけ、接着剤7が、エポキシ系の熱硬化性接着剤であることから、嫌気性のみを有するものや紫外線硬化性のみを有するものに比べて、シャフト10とベース部40とを高い締結強度にて固定することができる。モータ1では、少なくとも熱硬化性を有するのであれば、嫌気性や紫外線硬化性を兼ね備えた種々の接着剤が利用されてよい。以下の他の実施形態においても同様である。
本発明は、モータおよびディスク駆動装置に利用できる。
1 モータ
7 接着剤
9 中心軸
10 シャフト
12 スリーブ
15 中空部
16 シャフト段部
17 固定段部
18 挿通部
2 回転部
3 静止部
30 ステータユニット
31 コイル
32 ステータコア
33 リード線
40 ベース部
401 凹部
43 ベース段部
50 絶縁シート
6 軸受機構
100 ディスク駆動装置
103 ハウジング
104 カバー部材
106 ネジ


Claims (7)

  1. 静止部と、
    前記静止部に取り付けられた軸受機構と、
    前記軸受機構を介して、前記静止部に対して中心軸周りを回転可能に支持される回転部と、
    を備えるディスク駆動装置用のモータであって、
    前記静止部は、ベース部を有し、
    前記ベース部は、前記ディスク駆動装置における密閉された内部空間を形成するハウジングの一部であり、前記内部空間側から前記ハウジングの外側へ向かって窪み、かつ非貫通である凹部を備え、
    前記軸受機構が、
    中心軸方向に延びるシャフトと、
    前記シャフトの外周面の少なくとも一部を囲むスリーブと、を備え、
    前記シャフトの下端部は、前記凹部内に圧入および接着により固定され、
    前記ベース部の下面は、軸方向上側へ窪むベース段部を有する、モータ。
  2. 請求項1に記載のモータであって、
    前記ベース段部は、
    前記シャフトの下端部よりも軸方向下側に位置する、モータ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のモータであって、
    前記ベース段部は、
    前記回転部の径方向外端よりも径方向外側に位置する、モータ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のモータであって、
    前記静止部が、
    前記ベース部に固定されたステータユニットと、
    前記ステータユニットのコイルから延びる配線と、
    を備え、
    前記配線が、前記ベース部の前記内部空間側の面に沿って配置される、モータ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のモータであって、
    前記シャフトは、前記中心軸に沿って延びる中空部を有する円筒形状であり、
    前記中空部の軸方向上側において、前記シャフトの内周面は、径方向外側へ拡がるシャフト段部を有する、モータ。
  6. 請求項5に記載のモータであって、
    前記中空部の軸方向下側において、前記シャフトの前記内周面から前記外周面に向かって径方向外側へ貫通する挿通孔を有する、モータ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のモータと、
    前記ハウジングの前記内部空間において、前記回転部に支持されるディスクと、
    前記ディスクに対して情報の読み出しおよび書き込みの少なくとも一方を行うアクセス部と、を有するディスク駆動装置であって、
    前記内部空間には、空気よりも低密度の気体が充填されている、ディスク駆動装置。


JP2018181409A 2018-09-27 2018-09-27 モータ及びディスク駆動装置 Pending JP2020054117A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181409A JP2020054117A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 モータ及びディスク駆動装置
US16/513,830 US20200106332A1 (en) 2018-09-27 2019-07-17 Motor and disk drive

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018181409A JP2020054117A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 モータ及びディスク駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020054117A true JP2020054117A (ja) 2020-04-02

Family

ID=69946180

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018181409A Pending JP2020054117A (ja) 2018-09-27 2018-09-27 モータ及びディスク駆動装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20200106332A1 (ja)
JP (1) JP2020054117A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023162915A (ja) * 2022-04-27 2023-11-09 ニデック株式会社 モータ、ディスク駆動装置

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0335469A (ja) * 1989-06-30 1991-02-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd ディスク駆動装置
JP3334276B2 (ja) * 1993-09-24 2002-10-15 富士通株式会社 磁気ディスク装置
JP2002171701A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Seiko Instruments Inc スピンドルモータ
JP2004084897A (ja) * 2002-08-29 2004-03-18 Seiko Instruments Inc 動圧軸受、回転体装置、及びモータ
JP2006053962A (ja) * 2004-08-09 2006-02-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd スピンドルモータ、それを有するディスク駆動装置及びその製造方法
JP4408788B2 (ja) * 2004-10-25 2010-02-03 パナソニック株式会社 ブラシレスモータとその製造方法
JP2006183787A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 動圧流体軸受装置および動圧流体軸受装置を備えた小型モータ
US9093108B2 (en) * 2007-09-22 2015-07-28 Seagate Technology Llc Fluid dynamic bearing and pumping seal
JP5704387B2 (ja) * 2010-10-19 2015-04-22 日本電産株式会社 スピンドルモータ、ディスク駆動装置およびスピンドルモータの製造方法
JP2012087861A (ja) * 2010-10-19 2012-05-10 Nippon Densan Corp 流体動圧軸受機構、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
JP2012104169A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Nippon Densan Corp モータユニットおよびディスク駆動装置
JP2013118718A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Nippon Densan Corp モータの製造方法、並びに、モータおよびディスク駆動装置
KR20140003254A (ko) * 2012-06-29 2014-01-09 삼성전기주식회사 유체 동압 베어링 어셈블리 및 이를 구비하는 스핀들 모터, 샤프트와 스토퍼 조립 방법
KR101388772B1 (ko) * 2012-08-06 2014-04-23 삼성전기주식회사 스핀들 모터 및 이를 포함하는 하드 디스크 드라이브
KR20140058907A (ko) * 2012-11-07 2014-05-15 삼성전기주식회사 스핀들 모터
KR20150105731A (ko) * 2014-03-10 2015-09-18 삼성전기주식회사 스핀들 모터 및 이를 포함하는 하드 디스크 드라이브
JP6657564B2 (ja) * 2015-01-30 2020-03-04 日本電産株式会社 流体動圧軸受装置、スピンドルモータ、およびディスク駆動装置
US9721608B2 (en) * 2015-03-13 2017-08-01 Nidec Corporation Spindle motor and disk drive apparatus
JP2017027644A (ja) * 2015-07-24 2017-02-02 日本電産株式会社 スピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP2017089708A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 日本電産株式会社 軸受装置、スピンドルモータおよびディスク駆動装置
JP6690295B2 (ja) * 2016-02-25 2020-04-28 日本電産株式会社 スピンドルモータ、ディスク駆動装置、および挿入方法
JP7021460B2 (ja) * 2017-05-15 2022-02-17 日本電産株式会社 ベースユニット、スピンドルモータ、ディスク駆動装置およびベースユニットの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20200106332A1 (en) 2020-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9064530B1 (en) Motor and disk drive apparatus
US8754554B2 (en) Motor and disk drive apparatus
JP2007166799A (ja) インナーロータ型ブラシレスモータ
JP6584331B2 (ja) 単相ブラシレスモータおよび単相ブラシレスモータの製造方法
US10109311B2 (en) Motor including base portion and vent passage and disk drive apparatus provided with same
US8836183B2 (en) Rotating machine provided with coil and method of producing the rotating machine
US10109312B2 (en) Motor including a yoke with an increased thickness portion and a decreased thickness portion and disk drive apparatus including the motor
US7511398B2 (en) Motor and recording disk driving device
JP2020054117A (ja) モータ及びディスク駆動装置
US20070210670A1 (en) Motor
JP4925851B2 (ja) モータ及びディスク駆動用モータ
JP2019208360A (ja) モータ、モータの製造方法、モータを備えた電気掃除機、および電気掃除機の製造方法
JP2006014548A (ja) ステータコア、モータおよび記録媒体駆動装置
JP5210054B2 (ja) モータおよびそれを用いたディスク駆動装置
US10615660B1 (en) Motor and disk drive
JP2012231564A (ja) モータ
WO2018047603A1 (ja) ポンプ用モータ
JP2009303417A (ja) モータ
JP2021027619A (ja) モータ
JPWO2019111879A1 (ja) モータ付きギアシステム
JP2021096888A (ja) ベースユニット及びディスク駆動装置
US10199065B2 (en) Fluid bearing apparatus, motor, and disk drive apparatus
JP2019122191A (ja) モータ
US10612584B2 (en) Fluid dynamic bearing device, motor, and disk drive device
JP2006271043A (ja) モータ及び記録媒体駆動装置