JP2020039467A - 椅子 - Google Patents

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JP2020039467A
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Seiji Minami
星治 南
横山 剛士
Takeshi Yokoyama
剛士 横山
ムギ ヤマモト
Mugi Yamamoto
ムギ ヤマモト
元 松崎
Hajime Matsuzaki
元 松崎
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Abstract

【課題】背もたれが着座者の姿勢に追従して弾性変形する椅子を、簡単な構造で提供する。
【解決手段】背もたれ(背板)2は合成樹脂を素材にした一体成型品であり、側面視では、ランバーサポート部を頂点(稜線)として前向き凸状に曲がって、平面視では、全体として手前に凹むように曲がっている。従って、背もたれ2は、上センターエリア21と上サイドエリア22と下センターエリア23と下センターエリア24とで構成されており、隣り合ったエリアは、薄肉化された帯状のヒンジ部25〜28を介して一体に繋がっている。着座者の体圧によって特定エリアが後ろ側に大きく回動したりねじれ変形したりし得るため、着座者の姿勢変更に対する追従性に優れている。全体が単一品であるため、製造コストを抑制できるし、品質も安定化できる。
【選択図】図3

Description

本願発明は、背もたれが着座者の姿勢変化に追従して変形可能な椅子に関するものである。
例えばオフィスで多用されている回転椅子では、背もたれは、一般に、側面視では着座者の腰部のあたりの高さ部位を稜線として前向き凸状に曲がっている一方、平面視では、左右両側部を前向きに傾斜させて前向きに凹むように曲がっている。側面視で前向き凸状に曲がっているのは、特に着座者の腰部を的確に支えるランバーサポート機能を確保するためであり、平面視で前向きに凹むように曲がっているのは、着座者の身体を包んで安定性を確保するためである。
背もたれを着座者の体圧によって積極的に変形させることが提案されており、その例として特許文献1,2には、横長のヒンジ部と左右の縦長ヒンジ部とを介して背もたれを複数のエリアに分割することが開示されている。両特許文献は、特に、着座者が背もたれに凭れ掛かることによって、背もたれの全体の形状が変化するようになっている。
特許文献1,2とも、背もたれは、ヒンジ部を挟んで隣り合った複数のパーツを備えており、特許文献1には、隣り合ったパーツをヒンジ継手で連結することが開示されて、特許文献2には、隣り合ったパーツを軟質素材で連結することが開示されている。
特開2016−105787号公報 特開2017−086374号公報
両特許文献とも、左右の縦長ヒンジ部を備えているため、背もたれは、左右の縦長ヒンジ部で挟まれたセンターエリアと、センターエリアの外側に位置したサイドエリアとに区分され、更に、センターエリア及びサイドエリアは、横長ヒンジ部によって上下に区分されることになる。
そして、背もたれは、ロッキングの前後で全体の形状が変化するようになっているが、例えば着座者が身体を捩じるなどしてサイドエリアに集中的に体圧が掛かると、体圧が掛かったサイドエリアが後ろ向きに回動することは許容されているといえる。従って、背もたれは、着座者の身体の傾きや姿勢変化に追従して変形することが許容されており、結果として、快適性を向上できるといえる。
このように、両特許文献は優れた機能を有しているが、特許文献1ではヒンジ継手で接続する工程が必要であるため、製造に手間が掛かるという問題がある。他方、特許文献2では、背もたれを二色成型法によって成型すると手間は抑制できるが、金型装置が複雑化するという問題がある。
本願発明はこのような知見を契機に成されたものであり、着座者の姿勢変化に対する追従変形性に優れた背もたれを簡単な構造で提供せんとするものである。
本願発明は様々な構成を含んでおり、その典型を各請求項で特定している。このうち請求項1の発明は、
「背もたれとその後ろに配置された背支柱を備えており、
前記背もたれは、その上下中途高さ部位でかつ左右中間部が前記背支柱に連結されて、下端部は、前記背支柱又は座若しくは座受け部材に連結されており、
前記背もたれに、左右方向に長い横長ヒンジ部と、上下方向に左右の長い縦長ヒンジ部とを設けることにより、当該背もたれが、着座者の体圧によって撓み変形することを許容している」
という基本構成において、
「前記背もたれは合成樹脂によって一体成型された背板を備えており、前記背板に、前記ヒンジ部を一体に形成している」
という構成になっている。
請求項2の発明では、背板の基本形状を特定している。すなわち、請求項1において、
「前記背板は、前記横長ヒンジ部を稜線として側面視では前向き凸状に曲がった形状である一方、平面視では、左右の縦長ヒンジ部の外側が手前に向けて傾斜するように曲がった形状である」
という構成になっている。
請求項3の発明は請求項2を好適に具体化したものあり、
「前記左右の縦長ヒンジ部は、前記横長ヒンジ部よりも上の領域では互いの間隔が上に向 けて広がるように傾斜して、前記横長ヒンジ部よりも下の領域では互いの間隔が下に向けて広がるように傾斜しており、従って、前記縦長ヒンジ部は正面視で屈曲した形状になっている」
という構成になっている。
請求項4では、ヒンジ部の形態を特定している。すなわち、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、
「前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は薄肉化によって形成されている」
という構成になっている。
請求項4の好適な具体例として、請求項5では、
「前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は、数十mmの幅寸法を有して帯状に形成されている」
という構成になっている。具体的には、ヒンジ部は30〜60mm程度の幅に形成されている。
請求項6の発明は、請求項1〜5のうちのいずれかにおいて、
「前記背板には、多数の***が形成されている」
という構成になっている。
請求項7の発明は独立項であり、請求項1と同じ基本構成において、
「前記背もたれは合成樹脂製の背板を備えており、前記背板は、側面視ではおおよそ着座者の腰部の高さが最も前に位置するように曲がって、平面視では、前側に凹むように曲がっており、
前記背板のうち着座者の腰部が当たる高さ位置に前記横長ヒンジ部を形成している」
という構成になっている。
本願発明では、ヒンジ部を介して区画されたエリアのうち特定のエリアに体圧が強く掛かると、その体圧が掛かったエリアが集中的に後傾する傾向を呈する(背体は一体品であるため、特定のエリアが集中的に後傾しても、変形背板の全体に及びやすい。)。例えば、横長ヒンジ部よりも上のエリアに強く体圧が掛かると、横長ヒンジ部よりも上のエリアは後傾する傾向を呈し、背もたれの左又は右の側部に体圧が掛かると、縦長ヒンジ部の外側のエリアが後ろに曲がる傾向を呈する。
従って,着座者が背もたれにもたれ掛かって背もたれの上部に体圧が強く作用すると、背もたれの上部が後傾する傾向を呈して、着座者が身体を捩じったり左又は右に傾けた状態で背もたれにもたれ掛かったりすると、縦長ヒンジ部の外側のサイドエリアが後ろに曲がり変形することになる。いずれにしても、着座者の体圧に追従して変形する。これにより、高いフィット性を確保することができる。
既に述べたように、背もたれは、側面視で前向きに突出するように曲がって、平面視では前向きに凹むように曲がっていることが多い。請求項2の発明はこのタイプに適用したものであり、ヒンジ部を介して隣り合ったエリアが屈曲しているため、各エリアによる身体の支持安定性を確保できる。
請求項3のように縦長ヒンジ部が正面視で屈曲した形状になっていると、縦長ヒンジ部の外側のサイドエリアは、着座者の体圧によって後ろ向きに曲がるにおいて互いに突っ張る現象が生じるため、サイドエリアが過度に変形し過ぎることを防止して、適度のクッション性を付与することができる。従って、使用者の快適性を向上できる。
本願発明において、ヒンジ部は、例えばミシン線状のスリット群を形成することによっても形成できるが、請求項4のように薄肉化によって形成すると、屈曲のしやすさの調整などが容易であると共に、耐久性も高くできる。なお、ヒンジ部として薄肉化とスリットとを併用することは可能である。
更に、請求項5のように、ヒンジ部を数十mmの幅の帯状に形成すると、ヒンジ部を挟んで隣り合ったエリア同士が互いに突っ張ることを抑制して、隣り合ったエリアが一緒に曲がり変形することを助長できる。これにより、背板の全体を着座者の姿勢変化に無理なく追従変形させて、使用者の身体への当たりを柔らかくすることができる。従って、快適性の向上に大きく貢献する。また、ヒンジ部は屈曲するのではなくて曲がり変形(湾曲変形)するため、身体の当たりをソフト化できる利点もある。
請求項6のように多数の***を形成すると、背板の通気性を高めて着座者の蒸れを防止又は大幅に抑制できる。特に、背板をそのまま露出した状態で使用したり、メッシュ材やクロスを張っただけの構成にした場合は、通気性による蒸れ防止効果を強く享受できる。また、多数の***を形成すると、背板が全体的に撓み変形し易くなるため、着座者の身体に対するフィット性を向上できる。また、成型収縮によるひずみを***の群で吸収して寸法安定性に優れる点や、軽量化によって材料代を軽減できる利点などもある。
請求項7の発明では、横長肘ヒンジ部が着座者の体圧で後ろに押されると、背板の左右側部は手前に回動するように狭まる傾向を呈する。従って、例えば執務状態において椅子が着座者を包むように変形して、身体の姿勢安定性向上に貢献できる。
他方、着座者が上半身を後ろに反らして横長ヒンジ部よりも上の部位に体圧が掛かると、側面視での背板の曲がり角度が小さくなろうとして、背板の左右両部は外側に広がる傾向を呈する。すなわち、背板は偏平状になろうとする。このため、窮屈感をなくして使用者に快適なリラックス状態を提供できる。
椅子の外観を示す図で、(A)は前方斜視図、(B)は正面図、(C)は側面図である。 椅子の外観を示す図で、(A)は背面図、(B)は後方斜視図、(C)は平面図である。 座を省略した状態での前方斜視図である。 (A)は座クッションと背もたれとを分離した状態の斜視図、(B)は座インナーシェルを分離した状態の斜視図である。 (A)は分離斜視図、(B)は下方から見た斜視図である。 座を省略した状態で正面図である。 (A)は背もたれの側面図、(B)の背もたれの平面図である。 (A)は背板の下端の取付け構造を示す斜視図、(B)は背板の取付け手順の一部を示す分離斜視図である。 (A)は図3のIX-IX 視断面図、(B)は背もたれの下部の連結構造を示す分離斜視図である。 (A)(B)とも、背支柱に対する背板の連結構造を示す斜視図である。 (A)は背支柱に対する背板の連結構造を示す斜視図、(B)は背支柱の部分斜視図、(C)はブラケットの斜視図である。 背板と背支柱との連結部を中心にした縦断側面図であり、取付け手順を示すため背板を併記している。
(1).概要
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1〜5を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆と脚支柱4(ガスシリンダ)を備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている。
背もたれ2は、合成樹脂製の背板のみで構成されている。従って、本実施形態では背もたれ2と背板とは同じあり、以下では、背板の意味として背もたれ2の文言を使用する。なお、背もたれ2は、背板の前面に背クッションを張った構造と成したり、背板(背インナーシェル)を化粧用のクロスで覆った構造と成したりすることも可能であり、この場合は、背もたれ2と背板とは異なる概念になる。
図5に示すように、脚支柱4の上端に平面視四角形のベース5を嵌着している。他方、例えば図4のとおり、座1は、合成樹脂製の座インナーシェル6に座クッション7を張って表皮材で覆った構造であり、座インナーシェル6は、合成樹脂製の座アウターシェル(座受け部材)8に連結している。そして、図5(B)から理解できるように、座アウターシェル8に、下向きに開口した底面視角形のボス部8aが形成されており、ボス部8aとベース5とを互いに嵌め合わせてビスで固定している。
脚支柱4の上端にはロックを解除するためのプッシュバルブ(図示せず)が突出しており、プッシュバルブは、例えば図3に示す前倒れ回動式の押圧部材9によって押し下げられる。押圧部材9は、座アウターシェル8に回動自在に連結されている。座アウターシェル8のうち押圧部材9よりも手前の部位には中継リンク11が水平回動自在に取付けられており、中継リンク11と押圧部材9とは、両端にボール(図示せず)を設けたワイヤー10によって連結されている。
図3に簡単に示すように、中継リンク11には、操作具の一例としての操作ベルト13の一端が係止されている。操作ベルト13の他端13aは、座アウターシェル8に形成したスリット穴14(図5(A)(B)参照)から下方に延出しており、操作ベルト13の他端13aを引っ張ると、中継リンク11が水平回動して押圧部材9を下向きに回動させ、その結果、脚支柱のプッシュバルブが押し下げられて、ガスシリンダのロックが解除される。
背もたれ2の下端には前向き部15が一体に形成されている一方、座アウターシェル8の後部上面には左右長手の金属製補強板(補強金具)16が固定されており、補強板16に形成した左右の軸受け部17に、背もたれ2の前向き部15が連結されている。背もたれ2は、座アウターシェル8及び補強板16に対して、僅かながら後傾可能になっている。
また、座アウターシェル8の後端には、背もたれ2の後ろに位置した上下長手の背支柱18が一体に形成されており、背支柱18の上端部に、背もたれ2のうち左右中間部でかつ上下中途高さ部位が連結されている。背もたれ2は、背支柱18に対しても僅かに後傾可能に連結されている。なお、背支柱18は、正確には、座アウターシェル8に繋がった前向きのロア部18aを有しており、ロア部18aの後端から背支柱18が上向きに立ち上がっている。
(2).背もたれの構造
例えば図6に明示するように、正面視において、背もたれ2のうち左右側縁は、着座者の腰部のあたりの高さ部分が左右外側に膨れている。従って、背もたれ2のうち前向き部15を除いた部分(着座者の体圧を受ける必須の部分)は、正面視で略六角形になっており、各頂点部は丸みを持っている。
更に、背もたれ2は、例えば図7(A)に示すように、側面視では、着座者の腰部を支える部分(ランバーサポート部)が最も前に位置するように前向き凸状に曲がって、平面視では、図7(B)に明示するように、左右側部が斜め前向き姿勢となって前向きに凹んでいる。
従って、背もたれ2は、概ね着座者の腰部の高さに位置した左右長手の稜線(ランバーサポート部)を挟んで上下のエリアに分かれて、上下のエリアは、それぞれ左右の傾斜エリアと、傾斜エリアの間に位置したセンターエリアに分かれている。従って、背もたれ2は、上センターエリア21と左右の上サイドエリア22、下センターエリア23と左右の下サイドエリア24との6つのエリアに分かれている。
かつ、上下センターエリア21,23はセンター横長ヒンジ部25を介して一体に繋がり、上下サイドエリア22,24はサイド横長ヒンジ部26を介して一体に繋がり、上センターエリア21と上サイドエリア22とは、上縦長ヒンジ部27を介して一体に繋がり、下センターエリア23と下サイドエリア24は、下縦長ヒンジ部28を介して一体に繋がっている。左右の上縦長ヒンジ部27は上に向けて間隔が広がるように傾斜しており、左右の下縦長ヒンジ部28は、下に向けて間隔が広がるように傾斜している。従って、上センターエリア21は上広がりの台形になって、下センターエリア23は下広がりの台形状になっている。
図7(B)に明示するように、各ヒンジ部25,26,27,28は薄肉化によって形成しており、概ね50〜60mm程度の幅を有している。従って、各ヒンジ部25,26,27,28は、それ自体が湾曲した形態になっている。また、サイド横長ヒンジ部26は、左右外側に向けて幅寸法が若干広がっている。他のヒンジ部25,27,28はほぼ等幅になっている。
図7(A)に明示するように、背もたれ2のうち上センターエリア21の下端部が背支柱18に連結されている。また、背もたれ2には、円形の多数の***29が斜め格子方向に整列して多数形成されている。各***29は、基本的に前後に開口した貫通穴であるが、背支柱18との取付け部では、貫通せずに前にだけ開口した形態になっているものがある(図12参照)。
***29の群は、各ヒンジ部25,26,27,28にも多数形成されている。ヒンジ部25,26,27,28は、多数の***29が存在することにより、容易に変形する。***29の内径は数mmであり、斜め方向のピッチは内径の2倍程度になっているが、これは一例であり、内径やピッチ、配列態様は任意に設定できる。内径が異なる複数種類の***29を形成してもよい。
(3).背もたれの意義
着座者が例えば執務を行う場合は、腰部をセンター横長ヒンジ部25に当てることにより、上半身を直立させた姿勢を長時間に亙ってとり続けることができる。従って、身体への負担が少ない姿勢をとり続けることができる。この場合、センター横長ヒンジ部25は、縦断側面視で緩く湾曲しているため、腰への当たりは柔らかくて快適である。
着座者による腰部の体圧がセンター横長ヒンジ部25にある程度の強さで掛かると、センター横長ヒンジ部25は伸び勝手になって(縦断側面視での曲がりの程度が小さくなって)、左右のサイドエリア22,24が内側に引っ張られる。その結果、背もたれ2は内向きに窄まるような傾向を呈する。換言すると、背もたれ2が着座者の身体を包むような状態に変形する。従って、着座者の身体の姿勢安定性は高くなる。
本実施形態の背もたれ2はロッキングしないが、背支柱18との連結部には多少のクリアランスがあるため、僅かながら後傾できる。そして、着座者が身体を伸ばすようにして背もたれ2にもたれ掛かると、体圧の作用点が背支柱18の上端よりも上に位置することにより、図3に矢印32で示すように、上エリア21,22が少し後傾し得る。
この場合、上エリア21,22が後傾すると、背もたれ2が全体として広がる傾向を呈するため、横長ヒンジ部25,26は曲がりやすくなる。また、横長ヒンジ部25,26は帯状でもともと前後方向に曲がり変形しやすいため、上エリア21,22の後傾は更に容易になる。
また、背もたれ2の下端は補強板16に連結されているため、着座者の体圧が横長ヒンジ部25,26よりも上の部位に作用すると、横長ヒンジ部25,25は、縦断側面視での曲がりの程度を小さくする傾向を呈する。すると、左右エリア22、24は外側に広がる傾向を呈する。
つまり、着座者の体圧が横長ヒンジ部25,26よりも上の部分に作用すると、背板2は、偏平な状態に変形しようとする。このため、窮屈感を無くしてリラックス状態を得ることができる。また、背板2は弾性変形するため、着座者が身体を後傾させようとする動きに対するクッション性も保持できる。この面でも、快適性を向上できる。
着座者が身体を右又は左に傾けた状態で背もたれ2にもたれ掛かったり、着座者が身体を右又は左に偏らせた状態で座1に腰掛けていて、その状態で背もたれ2にもたれ掛かったりすると、センター横長ヒンジ部25に体圧が強く作用するが、本実施形態では、縦長ヒンジ部27,28は広幅で変形しやすいため、図3に矢印32で示すように、片側の上下サイドエリア22,24が一緒に後ろ側に回動する。従って、着座者が身体を偏らせて後傾しても、身体に追従して変形する機能に優れているし、着座者の身体への当たりも柔らかい。従って、快適さを向上できる。
着座者が上半身を右又は左に傾けた状態(或いは上半身を捩じった状態)で背もたれ2にもたれ掛かることも多くあるが、この場合、図3及び図7(B)に矢印33で示すように、片側の上サイドエリア22に強く作用する。すると、本実施形態では、図7(B)に一点鎖線で示すように、上サイドエリア22が後ろに大きく後傾(回動)しうる。この点においても、身体の動きに追従して背もたれ2が変形する機能に優れている。
以上のとおり、本実施形態の背もたれ2は、合成樹脂製の単一品でありながら、着座者の身体への高い追従性を確保して弾性変形できる。従って、シンプルな構造でありながら着座者の身体へのフィット性、クッション性に優れており、高い品質を確保できる。
(4).背もたれと座アウターシェルとの連結構造
次に、主として図8,9を参照して、背もたれ2と座アウターシェル8との連結構造を説明する。既述のとおり、座アウターシェル8の後部上面には、左右長手の補強板16がビス(図示せず)で固定されている。
例えば図9(B)に示すように、補強板16の軸受け部17は、切り起こしによって形成されており、起立部とその上端から後ろに向いた水平片とを有して側面逆L形の形態になっている。他方、図8(B)及び図9(A)に示すように、背もたれ2における前向き部15の左右両端部には、軸受け部17に下方から係合する左右長手の第一ボス部35が一体に形成されている。また、図9に示すように、座アウターシェル8には、第一ボス部35が入り込む逃がし空所36が形成されている。
逃がし空所36の後ろには、座アウターシェル8の後面を規定する後ろ壁37が存在しており、背もたれ2の前向き部15は後ろ壁37に載っている。かつ、背もたれ2の前向き部15には、後ろ壁37の前面に係合する第二ボス部38が形成されている。
従って、背もたれ2の下端は、後ろ第二ボス部38が後ろ壁37の前面に係合することによって後ろ向き移動不能に保持され、更に、第一ボス部35が軸受け部17に下方及び後方から当たることにより、上向き動不能及び後退動不能に保持されている。背もたれ2の第一ボス部35は、前向き部15の前端から下方に段落ちした状態に形成されており、側面視で前後長手の長円形状になっている。
従って、座アウターシェル8における後ろ壁37と補強板16の軸受け部17との間には、軸受け部17を第一ボス部35の厚さ寸法よりも大きい間隔の空間が空いている。背もたれ2の取付け手順として、背もたれ2を、図8(B)に示すように、その前向き部15が下向き姿勢となるように手前側に大きく倒れた非使用姿勢にしてから、第一ボス部35を軸受け部17と後ろ壁37との間の空間に嵌め込み、次いで、背もたれ2を所定の使用姿勢に起こす。次いで、背もたれ2の上部を背支柱18の上端部に連結する。
このように、背もたれ2の下部の連結は、ビス等のファスナを使用することなく、ワンタッチ的に行うことができる。従って、椅子の組み立ての手間を軽減できる。
図9(A)に示すように、逃がし空所36の箇所に左右のリブ36aを形成しており、リブ36aの上面は、側面視で上向きに凹んだ湾曲面(ガイド面)36bになっている。そして、左右のリブ36aは、平面視で第1ボス部35と重なるように配置されている。
そして、背もたれ2の取付けに当たっては、背もたれ2を前傾した非使用姿勢から使用姿勢に起こす(後傾させる)において、第1ボス部35がリブ36aの湾曲面36bに当たっていて、湾曲面36bを支点にして背もたれ2の回動を行えるため、背もたれ2を所定の姿勢に保持することを自動的に行える。従って、背もたれ2の組み付けを、迅速かつ正確に行うことがより確実になる。
補強板16は、図1(A)に示す肘掛け19の取付けにも使用されている。図5(A)及び図9(B)に示すように、座アウターシェル8の後部のうち補強板16の左右端部の下方部位に、平坦で三角形状の固定座39aを形成する一方、補強板16の左右両端部に、固定座39aに上から重なる重合部39bを形成しており、固定座39aにはビスの軸部が上から挿通される貫通穴40aを形成して、重合部39bには貫通穴40bを形成している。ビスは、肘掛けのベース部にねじ込まれる。
図8(A)や図9(B)に示すように、補強板16のうち左右中間部寄りの部位にビス穴16aが空いており、補強板16はこの部位でも座アウターシェル8に固定されている。
(5).背もたれと背支柱との連結構造
次に、背もたれ2と背支柱18との連結構造を、図10〜12を参照して説明する。図10〜12の各図に示すように、背もたれ2の上センターエリア21のうち下部の左右中間部に、左右の側壁41とこれに連続した庇板42とを有するブラケット部43が形成されており、ブラケット部43の内部に継手部材44が左右長手のピン45で連結されていて、継手部材44が背支柱18の上端部に連結されている。
ブラケット部43を構成する左右側壁41の上部に厚肉状の軸支部41aが形成されており、継手部材44の上部がピン45によって軸支部41aに連結されている。ブラケット部43における庇板42の下方には、ピン45を斜め上方から支持する支持片47が、左右方向に並べて多数形成されている。
継手部材44は合成樹脂製であり、背支柱18の側に位置した背板(基板)48と、左右の側板49と、上面板50及び下面板51とを有しており、全体としては、背もたれ2のブラケット部43に向けて開口した箱状の形態を成しており、側板49の上部を上向きに延出させて軸受け部49aを形成し、これにピン45が挿通している。ピン45の左右両端部は、継手部材44の外側にはみ出た露出部45aになっている。また、上面板50の先端には、上向きリブ50aを形成している。
背支柱18は、基板とその左右両端に設けた前向きの側板18bとによって樋状の形態を成しており、上端部に、側板18bの前向き突出寸法を大きくした抱持部(ポケット部)52が形成されて、この抱持部52に、背もたれ2のブラケット部43及び継手部材44が入り込んでいる。抱持部52の上面は天板で塞がれている。
そして、抱持部52の内部には、ブラケット部43を左右両側から囲う左右の内壁53が形成されており、内壁53の上部に、ピン45の露出部45aが上から嵌まり込む軸受け溝穴54を形成している。また、背支柱18の抱持部52に、左右中間部に位置した係合爪55と、その左右両側に位置した位置決め突起56を前向きに突設している。
一方、継手部材44の背板48には、係合爪55が嵌入し係合する角形の係合ボス部57と、位置決め突起56が嵌まり込む角筒状の位置決めボス部58とを形成している。係合爪55の先端には下向きの鉤部が形成されており、係合爪55が係合ボス部57の先端に引っ掛かり係合することにより、背もたれ2が、継手部材44を介して背支柱18に外れ不能に連結される。また、左右の位置決め突起56が位置決めボス部58は上下左右にガタツキのない状態に保持されている。
背もたれ2の取付け手順としては、まず、予め継手部材44を背もたれ2のブラケット部43にピン45で連結しておく。そして、既に述べたように、使用姿勢に対して大きく前倒しした姿勢で、第一ボス部35を軸受け部17の手前の空間に挿入し、次いで、背もたれ2を使用姿勢に起こすことにより、軸受け部17に対する第一ボス部35の係合を行うと共に、ピン45の露出部45aを背支柱18の軸受け溝穴54に上から嵌め込みつつ、係合爪55に対する係合ボス部57の嵌め込みと、突起56に対する位置決めボス部58の嵌め込みとを行う。
係合爪55に対する係合ボス部57の嵌め込みと、突起56に対する位置決めボス部58の嵌め込みとは、継手部材44を、ピン45を支点にして後ろ向きに回動させることによって行う。
係合爪55に対する係合ボス部57の嵌め込みに伴い、係合爪55が、弾性に抗していったん逃げ回動してから戻り回動することより、鉤部が係合ボス部57に引っ掛かった状態になって、継手部材44及び背もたれ2は、背支柱18に対して上下左右に離脱不能に保持される。これにより、ピン45の露出部45aが軸受け溝穴54に嵌まり込んだ状態に保持される。従って、背もたれ2の取付けをワンタッチ的に行うことができる。背板2を取り外す場合は、係合爪55を上向きに起こして係合ボス部57との係合を解除してから、背板2を手前に引いたらよい。
図11(C)及び図12に最もよく現れているといえるが、背支柱18の上端部内に、ピン45に対して上斜め後方から当たる受けリブ59の群を左右に多数並設している。正確には、受けリブ59の前面は前倒れ姿勢になっている。従って、着座者の体圧によって背もたれ2に後ろ向きの外力が掛かると、ピン45は、受けリブ59によって下向きに推される傾向を呈して、軸受け溝穴54に嵌に深く入り込ませられるような作用を受ける。従って、着座者の体圧によって背もたれ2が背支柱18から外れるような不具合は皆無である。
受けリブ59はこのように優れた機能を有しているが、ピン45が受けリブ59に当たることが長期に亙って繰り返されると、受けリブ59が磨滅して樹脂粉が発生することがあり、この樹脂粉が床に落下したり、背もたれ2の前向き部15に落下したりして人目に触れると、美観を損なうおそれがある。
この点について本実施形態では、図12に明示するように、継手部材44の上面板50を受けリブ59及びピン45の直下部に位置させて、上面板50の先端に上向きリブ50aを形成することにより、上面板50を樹脂粉の受け部材として機能させている。従って、樹脂粉の落下による美観の悪化を、構造を複雑化することなく防止できる。
背もたれ2の下端は、若干のクリアランスを持って座アウターシェル8に連結されており、また、背支柱18との連結部では、ピン45を支点にして少し前後傾動し得る。従って、背もたれ2は僅かながら前後方向に回動可能である。
(6).その他
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えは、実施形態では背もたれは背板のみで構成したが、少なくとも前面に背クッションを張った構造にしたり、前後面をクロス等の袋状表皮材で覆ったりすることも可能である。また、本願発明は、背もたれ及び背支柱がばね手段に抗して後傾するロッキング椅子にも適用できる。
また、特許文献1,2と同様に、背板を、上段のエリアと中段のエリアと下段のエリアとの3段式に構成することも可能ある。この場合は、上段においてセンターエリアとサイドエリアとを繋ぐ左右の縦長ヒンジ部は、上に向けて互いの間隔が狭まるように形成するのが好ましい。背支柱は、座アウターシェルとは別部材に構成してもよい。
実施形態では、背もたれ(背板)は、左右両側縁が外側に膨れて山形の形態を成していして全体として正面視六角形になっているが、左右側縁を略ストレート状に形成して、全体として正面視略四角形に形成することも可能である。多数の***は、必ず必要はない。また、***等の穴の群を形成する場合、スリット状の形態と成すことも可能である。
背もたれ(背板)の下端は、座の後端や背支柱の下端部(前後方向に延びる部分)に連結することも可能である。或いは、座アウターシェルでない他の座受け部材(例えば、ベースや、ベースと座アウターシェルとの間に配置された中間金具など)に連結することも可能である。
縦長ヒンジ部についても、例えば、横長ヒンジ部との交差部から上下に離れるに従って幅寸法を大きくするなど(その逆でもよい)、幅寸法が等幅になっていない形態にすることも可能である。脚装置はガスシリンダ方式である必要はないのであり、4本足方式等の非回転椅子にも適用できる。
本願発明は、椅子に具体化できる。従って、産業上利用できる。
1 座
2 背もたれ(背板)
5 ベース
8 座受け部材の一例として座アウターシェル
16 補強板
18 背支柱
21 上センターエリア
22 上サイドエリア
23 下センターエリア
24 下サイドエリア
25 センター横長ヒンジ部
26 サイド横長ヒンジ部
27 上縦長ヒンジ部
28 下縦長ヒンジ部
29 ***
43 ブラケット部
44 継手部材
52 抱持部


Claims (7)

  1. 背もたれとその後ろに配置された背支柱を備えており、
    前記背もたれは、その上下中途高さ部位でかつ左右中間部が前記背支柱に連結されて、下端部は、前記背支柱又は座若しくは座受け部材に連結されており、
    前記背もたれに、左右方向に長い横長ヒンジ部と、上下方向に左右の長い縦長ヒンジ部とを設けることにより、当該背もたれが、着座者の体圧によって撓み変形することを許容している構成であって、
    前記背もたれは合成樹脂によって一体成型された背板を備えており、前記背板に、前記ヒンジ部を一体に形成している、
    椅子。

  2. 前記背板は、前記横長ヒンジ部を稜線として側面視では前向き凸状に曲がった形状である一方、平面視では、左右の縦長ヒンジ部の外側が手前に向けて傾斜するように曲がった形状である、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記左右の縦長ヒンジ部は、前記横長ヒンジ部よりも上の領域では互いの間隔が上に向けて広がるように傾斜して、前記横長ヒンジ部よりも下の領域では互いの間隔が下に向けて広がるように傾斜しており、従って、前記縦長ヒンジ部は正面視で屈曲した形状になっている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
  4. 前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は薄肉化によって形成されている、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。
  5. 前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は、数十mmの幅寸法を有して帯状に形成されている、
    請求項4に記載した椅子。
  6. 前記背板には、多数の***が形成されている、
    請求項1〜5のうちのいずれかに記載した椅子。
  7. 背もたれとその後ろに配置された背支柱を備えており、
    前記背もたれは、その上下中途高さ部位でかつ左右中間部が前記背支柱に連結されて、下端部は、前記背支柱又は座若しくは座受け部材に連結されており、
    前記背もたれに、左右方向に長い横長ヒンジ部と、上下方向に左右の長い縦長ヒンジ部とを設けることにより、当該背もたれが、着座者の体圧によって撓み変形することを許容している構成であって、
    前記背もたれは合成樹脂製の背板を備えており、前記背板は、側面視ではおおよそ着座者の腰部の高さが最も前に位置するように曲がって、平面視では、前側に凹むように曲がっており、
    前記背板のうち着座者の腰部が当たる高さ位置に前記横長ヒンジ部を形成している、
    椅子。
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