JP2020039467A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】背もたれ(背板)2は合成樹脂を素材にした一体成型品であり、側面視では、ランバーサポート部を頂点(稜線)として前向き凸状に曲がって、平面視では、全体として手前に凹むように曲がっている。従って、背もたれ2は、上センターエリア21と上サイドエリア22と下センターエリア23と下センターエリア24とで構成されており、隣り合ったエリアは、薄肉化された帯状のヒンジ部25〜28を介して一体に繋がっている。着座者の体圧によって特定エリアが後ろ側に大きく回動したりねじれ変形したりし得るため、着座者の姿勢変更に対する追従性に優れている。全体が単一品であるため、製造コストを抑制できるし、品質も安定化できる。
【選択図】図3
Description
「背もたれとその後ろに配置された背支柱を備えており、
前記背もたれは、その上下中途高さ部位でかつ左右中間部が前記背支柱に連結されて、下端部は、前記背支柱又は座若しくは座受け部材に連結されており、
前記背もたれに、左右方向に長い横長ヒンジ部と、上下方向に左右の長い縦長ヒンジ部とを設けることにより、当該背もたれが、着座者の体圧によって撓み変形することを許容している」
という基本構成において、
「前記背もたれは合成樹脂によって一体成型された背板を備えており、前記背板に、前記ヒンジ部を一体に形成している」
という構成になっている。
「前記背板は、前記横長ヒンジ部を稜線として側面視では前向き凸状に曲がった形状である一方、平面視では、左右の縦長ヒンジ部の外側が手前に向けて傾斜するように曲がった形状である」
という構成になっている。
「前記左右の縦長ヒンジ部は、前記横長ヒンジ部よりも上の領域では互いの間隔が上に向 けて広がるように傾斜して、前記横長ヒンジ部よりも下の領域では互いの間隔が下に向けて広がるように傾斜しており、従って、前記縦長ヒンジ部は正面視で屈曲した形状になっている」
という構成になっている。
「前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は薄肉化によって形成されている」
という構成になっている。
「前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は、数十mmの幅寸法を有して帯状に形成されている」
という構成になっている。具体的には、ヒンジ部は30〜60mm程度の幅に形成されている。
「前記背板には、多数の***が形成されている」
という構成になっている。
「前記背もたれは合成樹脂製の背板を備えており、前記背板は、側面視ではおおよそ着座者の腰部の高さが最も前に位置するように曲がって、平面視では、前側に凹むように曲がっており、
前記背板のうち着座者の腰部が当たる高さ位置に前記横長ヒンジ部を形成している」
という構成になっている。
次に、本願発明の実施形態を説明する。本願発明は、オフィス等で使用されている回転椅子に適用している。まず、図1〜5を参照して、椅子の概要を説明する。椅子は、座1と背もたれ2と脚装置3とを備えている。脚装置3は、5本の枝杆と脚支柱4(ガスシリンダ)を備えており、各枝杆の先端にキャスタを設けている。
例えば図6に明示するように、正面視において、背もたれ2のうち左右側縁は、着座者の腰部のあたりの高さ部分が左右外側に膨れている。従って、背もたれ2のうち前向き部15を除いた部分(着座者の体圧を受ける必須の部分)は、正面視で略六角形になっており、各頂点部は丸みを持っている。
着座者が例えば執務を行う場合は、腰部をセンター横長ヒンジ部25に当てることにより、上半身を直立させた姿勢を長時間に亙ってとり続けることができる。従って、身体への負担が少ない姿勢をとり続けることができる。この場合、センター横長ヒンジ部25は、縦断側面視で緩く湾曲しているため、腰への当たりは柔らかくて快適である。
次に、主として図8,9を参照して、背もたれ2と座アウターシェル8との連結構造を説明する。既述のとおり、座アウターシェル8の後部上面には、左右長手の補強板16がビス(図示せず)で固定されている。
次に、背もたれ2と背支柱18との連結構造を、図10〜12を参照して説明する。図10〜12の各図に示すように、背もたれ2の上センターエリア21のうち下部の左右中間部に、左右の側壁41とこれに連続した庇板42とを有するブラケット部43が形成されており、ブラケット部43の内部に継手部材44が左右長手のピン45で連結されていて、継手部材44が背支柱18の上端部に連結されている。
以上、本願発明の実施形態を説明したが、本願発明は他にも様々に具体化できる。例えは、実施形態では背もたれは背板のみで構成したが、少なくとも前面に背クッションを張った構造にしたり、前後面をクロス等の袋状表皮材で覆ったりすることも可能である。また、本願発明は、背もたれ及び背支柱がばね手段に抗して後傾するロッキング椅子にも適用できる。
2 背もたれ(背板)
5 ベース
8 座受け部材の一例として座アウターシェル
16 補強板
18 背支柱
21 上センターエリア
22 上サイドエリア
23 下センターエリア
24 下サイドエリア
25 センター横長ヒンジ部
26 サイド横長ヒンジ部
27 上縦長ヒンジ部
28 下縦長ヒンジ部
29 ***
43 ブラケット部
44 継手部材
52 抱持部
Claims (7)
- 背もたれとその後ろに配置された背支柱を備えており、
前記背もたれは、その上下中途高さ部位でかつ左右中間部が前記背支柱に連結されて、下端部は、前記背支柱又は座若しくは座受け部材に連結されており、
前記背もたれに、左右方向に長い横長ヒンジ部と、上下方向に左右の長い縦長ヒンジ部とを設けることにより、当該背もたれが、着座者の体圧によって撓み変形することを許容している構成であって、
前記背もたれは合成樹脂によって一体成型された背板を備えており、前記背板に、前記ヒンジ部を一体に形成している、
椅子。 - 。
前記背板は、前記横長ヒンジ部を稜線として側面視では前向き凸状に曲がった形状である一方、平面視では、左右の縦長ヒンジ部の外側が手前に向けて傾斜するように曲がった形状である、
請求項1に記載した椅子。 - 前記左右の縦長ヒンジ部は、前記横長ヒンジ部よりも上の領域では互いの間隔が上に向けて広がるように傾斜して、前記横長ヒンジ部よりも下の領域では互いの間隔が下に向けて広がるように傾斜しており、従って、前記縦長ヒンジ部は正面視で屈曲した形状になっている、
請求項1又は2に記載した椅子。 - 前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は薄肉化によって形成されている、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記横長ヒンジ部及び縦長ヒンジ部は、数十mmの幅寸法を有して帯状に形成されている、
請求項4に記載した椅子。 - 前記背板には、多数の***が形成されている、
請求項1〜5のうちのいずれかに記載した椅子。 - 背もたれとその後ろに配置された背支柱を備えており、
前記背もたれは、その上下中途高さ部位でかつ左右中間部が前記背支柱に連結されて、下端部は、前記背支柱又は座若しくは座受け部材に連結されており、
前記背もたれに、左右方向に長い横長ヒンジ部と、上下方向に左右の長い縦長ヒンジ部とを設けることにより、当該背もたれが、着座者の体圧によって撓み変形することを許容している構成であって、
前記背もたれは合成樹脂製の背板を備えており、前記背板は、側面視ではおおよそ着座者の腰部の高さが最も前に位置するように曲がって、平面視では、前側に凹むように曲がっており、
前記背板のうち着座者の腰部が当たる高さ位置に前記横長ヒンジ部を形成している、
椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018167517A JP2020039467A (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018167517A JP2020039467A (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020039467A true JP2020039467A (ja) | 2020-03-19 |
Family
ID=69798767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018167517A Pending JP2020039467A (ja) | 2018-09-07 | 2018-09-07 | 椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020039467A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001197955A (ja) * | 2000-12-12 | 2001-07-24 | Takano Co Ltd | 椅 子 |
JP2015229010A (ja) * | 2014-06-05 | 2015-12-21 | 株式会社岡村製作所 | 椅子の荷重支持体、及び、椅子 |
JP2017060672A (ja) * | 2015-09-25 | 2017-03-30 | 株式会社岡村製作所 | 家具用シート、家具用面構成部材及び家具 |
JP2017086374A (ja) * | 2015-11-09 | 2017-05-25 | 株式会社イトーキ | 椅子用身体支持体及びその製造方法・製造装置 |
-
2018
- 2018-09-07 JP JP2018167517A patent/JP2020039467A/ja active Pending
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