JP2020017881A - 周波数信号発生装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この点、例えばFPGA(Field Programmable Gate Array)などの標準回路を利用してDDSを構成する場合などにおいては、DDSの動作がFPGAの動作クロックの制約を受けてしまい、高周波化が図れない場合がある。
一方で後述するように、複数個のDDSを備えた周波数信号発生装置においては、周波数を変更する操作にて急激な変動が発生し、周波数信号の品質の低下を引き起こす場合もある。
こうした問題を解決する技術は、特許文献1には何ら示されていない。
1番〜n番(nは、2以上の自然数)までの番号付けがなされ、各々、共通の第1の動作クロックに基づいて動作すると共に、前記出力周波数設定データをn倍した値であるDDS用周波数設定データを累積加算して得られた値であって、隣り合う番号間で差分を取ったとき、前記出力周波数設定データ分のオフセットを有するルックアップ値を波形テーブルから前記周波数信号の振幅データを読み出すためのアドレスとして用い、前記波形テーブルから読み取った振幅データを出力するn個のDDS回路部と、
前記第1の動作クロックのn倍のクロック周波数を有する第2の動作クロックに基づいて作動し前記n個のDDS回路部から出力された振幅データが前記番号順に並べられた、前記周波数信号を得るための振幅データ列を出力するシリアライザと、
前記出力周波数設定データが変更されたとき、当該変更後の前記第1の動作クロックの1クロック分の動作の際に、変更された後の出力周波数設定データに基づき前記オフセットが設定されていたとしたならば、前記波形テーブルから次に読み出すべき振幅データのアドレスに対応するルックアップ値を得るために前記DDS用周波数設定データに替えて加算される切替用周波数設定データを、前記各DDS回路部に供給する周波数設定データ生成部と、を備えたことを特徴とする。
(a)前記シリアライザから出力された振幅データ列をアナログの周波数信号に変換するディジタル/アナログ変換部を備えたこと。
(b)前記周波数設定データ生成部は、外部から入力された出力周波数設定データに基づき、前記DDS用周波数設定データと切替用周波数設定データとを切り替えて前記各DDS回路部に供給すること。
(c)前記周波数設定データ生成部は、前記番号順に、下記(i)式から算出される値に相当する切替用周波数設定データを前記n個のDDS回路部に出力すること。
A1+(k−1)×(Fa−Fb)+Fa’ …(i)
但し、A1は1番目のDDS回路部の波形テーブルから最初に読み出される振幅データの初期アドレス値、kは1〜nまでの自然数、Fbは変更前の出力周波数設定データ、Faは変更後の出力周波数設定データ、Fa’(=n×Fa)は変更後のDDS用周波数設定データである。
図1に示す周波数信号発生装置は、遅延回路112と加算部111とを含むアキュムレータ110を備える。当該アキュムレータ110に対して、後述の正弦波テーブル113のアドレスの読み出し間隔(正弦波テーブル113に記憶されている正弦波の位相)に相当する出力周波数設定データFを入力すると、DDS動作クロックの入力タイミングに合わせて遅延回路112にラッチされた値が加算部111へ出力され、出力周波数設定データが順次、累積加算されていく。
一方で、周波数fが動作クロックの周波数fCL_Dの2分の1より大きい場合には、図3(a)の「DDS1出力」に一点鎖線で併記してあるように、出力周波数設定データに対応する周波数fよりも低い周波数f’の周波数信号が出力されてしまう。
なお、図4において、図1を用いて説明した周波数信号発生装置と共通の機能を有する構成要素には、図1に示したものと共通の符号を付してある。
DDS1−11aに設定される初期アドレス値を第1の初期アドレス値A1(例えば正弦波テーブル113の先頭アドレス値「0」)とすると、DDS2−11b〜DDS4−11dには、各々、下記(1)式を用いて算出される第2〜第n(本例ではn=4)の初期アドレス値A2〜Anが設定される。
Ak=A1+(k−1)×F …(1)
但し、kは2〜nまでの自然数、Fは出力周波数設定データである。
例えば、出力周波数設定データ「Fb=42」が入力されると、各DDS1−11a〜DDS4−11dには、DDS用周波数設定データとして「Fb’=42×4=168」が入力されて周波数信号発生装置が動作する(Fb、Fb’は、変更前の各設定データを示す)。
しかしながら、このまま周波数信号発生装置の動作を継続すると、DDS1−11a〜DDS4−11dには、既述の(1)式に基づき、変更前のFbに対応した初期アドレスの設定が行われているので、変更後のFaに対応したオフセットを有する振幅データを出力することができない。
これらの新たな初期アドレス値Aa1〜Aa4に対してDDS用周波数設定データFa’を累積加算していくことにより、変更後の出力周波数設定データFaに対応したオフセットを有する振幅データを読み出すことができる。
このため、出力周波数設定データの実行タイミングによっては、図6に示すように出力周波数の振幅が急激に変動し、周波数信号のスペクトルが広がってしまう要因ともなる。
以下、図7、8を参照しながら、本実施の形態に係る周波数信号発生装置の構成について説明する。
実施形態に係る周波数信号発生装置は、比較形態に係る周波数信号発生装置に設けられていた初期値生成部2aに替えて、周波数設定データ生成部2を備える。周波数設定データ生成部2は、出力周波数設定データFが変更になったとき、変更後の出力周波数設定データFaに基づき(1)式の初期アドレス値Aa1〜Aa4の算出を行う際に用いたオフセットが設定されていたとしたならば正弦波テーブル113から次に読み出すべき振幅データのアドレスに対応するルックアップ値を得るための切替用周波数設定データFa1〜Fa4を出力する。この点、出力周波数設定データFの変更時には、各遅延回路112の初期アドレス値A1〜A4をリセットする比較形態に係る周波数信号発生装置とは動作が異なる。
Fak=A1+(k−1)×(Fa−Fb)+Fa’ …(2)
但し、A1は1番目のDDS1−11aの正弦波テーブル113から最初に読み出される振幅データの初期アドレス値(本例ではA1=0)、kは1〜n(本例ではn=4)までの自然数、Fbは変更前の出力周波数設定データ、Faは変更後の出力周波数設定データ、Fa’(=n×Fa)は変更後のDDS用周波数設定データである。
また、この動作と並行して、出力周波数設定データFの1、2、3倍値をメモリ25内に格納しておく。
初期アドレス値Ab1が「0」の場合、DDS1−11aに出力されるFa1はFaの4倍値であるFa’がそのまま出力され、演算内容は通常のDDS用周波数設定データF’の出力時と変わらない。
MUX213、224、234からのDDS用周波数設定データFa’と切替用周波数設定データFa1〜Fa4とでの出力の切り替えは切替制御部26により実行される。
例えば、出力周波数設定データ「Fb=42」にて動作を開始する場合について考える。図9に示すように、周波数信号発生装置の動作開始時には、イネーブル信号をオフにして周波数設定データ生成部2をオフラインとし、別途、各DDS1−11a〜DDS4−11dの遅延回路112に、第1の初期アドレス値「Ab1=0」、及び既述の(1)式に基づいて算出した第2〜第4の初期アドレス値「Ab2=42、Ab3=84、Ab4=126」を保持させる。
そして、第1の動作クロックの1クロック目にて各遅延回路112に保持されている初期アドレス値が出力された後、次のクロック以降はDDS用周波数設定データFb’の累積加算値が出力される。この結果、既述の比較形態に係る周波数信号発生装置と同様の作用により、出力周波数設定データFbに対応した周波数の周波数信号を出力することができる(図2(b)、9)。
これは、1つ前のクロックから変更後の出力周波数設定データFaに基づきオフセットが設定されていたとしたならば、次に正弦波テーブル113から読み出すべき振幅データのアドレスに対応するルックアップ値を得るための切替用周波数設定データFa1〜Fa4に相当している。
また波形テーブルは、必要に応じて正弦波を記憶した正弦波テーブル113に替えてのこぎり波を記憶した波形テーブルを用いてもよい。
さらには、周波数設定データ生成部2に替えて、DDS用周波数設定データF’を算出する回路と、切替用周波数設定データF1〜F4とを算出する回路を別々に構成してもよい。
11a〜11d
DDS1〜DDS4
110 アキュムレータ
113 正弦波テーブル
12 DAC
13 フィルタ
2 周波数設定データ生成部
3 シリアライザ
Claims (4)
- 出力周波数設定データに対応した周波数の周波数信号を出力する周波数信号発生装置において、
1番〜n番(nは、2以上の自然数)までの番号付けがなされ、各々、共通の第1の動作クロックに基づいて動作すると共に、前記出力周波数設定データをn倍した値であるDDS用周波数設定データを累積加算して得られた値であって、隣り合う番号間で差分を取ったとき、前記出力周波数設定データ分のオフセットを有するルックアップ値を波形テーブルから前記周波数信号の振幅データを読み出すためのアドレスとして用い、前記波形テーブルから読み取った振幅データを出力するn個のDDS回路部と、
前記第1の動作クロックのn倍のクロック周波数を有する第2の動作クロックに基づいて作動し前記n個のDDS回路部から出力された振幅データが前記番号順に並べられた、前記周波数信号を得るための振幅データ列を出力するシリアライザと、
前記出力周波数設定データが変更されたとき、当該変更後の前記第1の動作クロックの1クロック分の動作の際に、変更された後の出力周波数設定データに基づき前記オフセットが設定されていたとしたならば、前記波形テーブルから次に読み出すべき振幅データのアドレスに対応するルックアップ値を得るために前記DDS用周波数設定データに替えて加算される切替用周波数設定データを、前記各DDS回路部に供給する周波数設定データ生成部と、を備えたことを特徴とする周波数信号発生装置。 - 前記シリアライザから出力された振幅データ列をアナログの周波数信号に変換するディジタル/アナログ変換部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の周波数信号発生装置。
- 前記周波数設定データ生成部は、外部から入力された出力周波数設定データに基づき、前記DDS用周波数設定データと切替用周波数設定データとを切り替えて前記各DDS回路部に供給することを特徴とする請求項1または2に記載の周波数信号発生装置。
- 前記周波数設定データ生成部は、前記番号順に、下記(i)式から算出される値に相当する切替用周波数設定データを前記n個のDDS回路部に出力することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の周波数信号発生装置。
A1+(k−1)×(Fa−Fb)+Fa’ …(i)
但し、A1は1番目のDDS回路部の波形テーブルから最初に読み出される振幅データの初期アドレス値、kは1〜nまでの自然数、Fbは変更前の出力周波数設定データ、Faは変更後の出力周波数設定データ、Fa’(=n×Fa)は変更後のDDS用周波数設定データである。
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JP2018140013A JP2020017881A (ja) | 2018-07-26 | 2018-07-26 | 周波数信号発生装置 |
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CN114594825A (zh) * | 2022-03-28 | 2022-06-07 | 深圳市爱普泰科电子有限公司 | 抖动的时钟信号的生成***、方法 |
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