JP2020014143A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】端末装置の操作画面から自装置を遠隔操作している間に、端末装置の操作画面からの操作以外で自装置に動作が発生した場合に、端末装置の操作画面の表示状態が変化することを防止することができる画像形成装置及びプログラムを提供する。【解決手段】画像形成装置10は、自装置の第1操作画面に基づいて生成される第2操作画面を、自装置と通信可能に接続された端末装置40に表示させる制御を行う表示制御部30と、第1操作画面からの操作を受け付ける第1モード、及び、第2操作画面からの遠隔操作を受け付ける第2モードのいずれかのモードを選択する選択部32と、選択部32により第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて第2操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を行う変化制御部34と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
例えば、特許文献1には、ネットワークを介して接続された端末との間で、表示手段に表示された表示画面を共有させる画像形成装置が記載されている。この画像形成装置は、表示画面内で表示される表示データ毎に、表示データを端末に対し表示させるか又は非表示させるかを規定した非表示規定情報を記憶した記憶手段と、表示手段及び端末に共有表示させる表示画面データを生成する共有画面生成手段と、表示手段及び端末に、生成された表示画面データを送信する表示画面データ送信手段と、を備える。この共有画面生成手段は、非表示規定情報によって非表示させると規定された表示データである非表示データを含む表示画面データを生成するとき、非表示データを含む第1の表示画面データと、非表示データを含まない第2の表示画面データと、を生成する。この表示画面データ送信手段は、第1の表示画面データを表示手段に送信し、第2の表示画面データを端末に送信する。
特開2012−48442号公報
ところで、画像形成装置の中には、PC(PC:Personal Computer)等の端末装置から遠隔操作を可能とする機能を備えたものがある。端末装置からの遠隔操作中に、端末装置の操作画面からの操作以外で画像形成装置に何らかの動作が発生すると、画像形成装置及び端末装置の各々の操作画面の表示状態が変化してしまう場合がある。この場合、例えば、画像形成装置のカスタマーサポート等において、端末装置及び画像形成装置の各々の操作画面を用いて、端末装置を使用するオペレータが画像形成装置のユーザに対して操作方法を説明している場合等に、特に、端末装置の操作画面の表示状態が変化すると、オペレータにとって説明の妨げとなり望ましくない。
本発明は、端末装置の操作画面から自装置を遠隔操作している間に、端末装置の操作画面からの操作以外で自装置に動作が発生した場合に、端末装置の操作画面の表示状態が変化することを防止することができる画像形成装置及びプログラムを提供する。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像形成装置は、自装置の第1操作画面に基づいて生成される第2操作画面を、自装置と通信可能に接続された端末装置に表示させる制御を行う第1制御部と、前記第1操作画面からの操作を受け付ける第1モード、及び、前記第2操作画面からの遠隔操作を受け付ける第2モードのいずれかのモードを選択する選択部と、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて前記第2操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を行う第2制御部と、を備えている。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて前記第1操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を更に行う。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項1又は2に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を非表示にする制御を行う。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードが選択され、かつ、前記第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、前記非表示にした情報を表示させる制御を更に行う。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項3に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードから前記第1モードに変更された場合に、前記非表示にした情報を表示させる制御を更に行う。
請求項6に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて前記第1操作画面における特定の領域の表示状態を変化させる制御を更に行う。
請求項7に記載の画像形成装置は、請求項6に記載の発明において、前記特定の領域が、前記第1操作画面の非操作領域であり、前記第2制御部が、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を、前記非操作領域に表示させる制御を行う。
請求項8に記載の画像形成装置は、請求項7に記載の発明において、前記第2制御部が、前記情報を前記非操作領域に表示させてから予め定められた時間以上経過した場合に、前記情報の表示を消去する制御を更に行う。
請求項9に記載の画像形成装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードが選択され、かつ、前記第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットを禁止する制御を更に行う。
請求項10に記載の画像形成装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、前記第2制御部が、前記選択部により前記第2モードから前記第1モードに変更された場合に、自装置の自動リセットを許可する制御を更に行う。
請求項11に記載の画像形成装置は、請求項1〜8のいずれか1項に記載の発明において、自装置のユーザを認証する認証部を更に備え、前記認証部が、前記ユーザを認証し、かつ、前記選択部により前記第2モードが選択され、かつ、前記第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合でも、前記ユーザの認証を解除しない。
更に、上記目的を達成するために、請求項12に記載のプログラムは、コンピュータを、請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置が備える各部として機能させる。
請求項1及び請求項12に係る発明によれば、端末装置の操作画面から自装置を遠隔操作している間に、端末装置の操作画面からの操作以外で自装置に動作が発生した場合に、端末装置の操作画面の表示状態が変化することを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、自装置の操作画面の表示状態が変化することを防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、自装置に発生した動作に応じて、意図しない情報が表示されることを防止することができる。
請求項4に係る発明によれば、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置に発生した動作の状態を把握することができる。
請求項5に係る発明によれば、第2モードから第1モードに変更された場合に、自装置に発生した動作の状態を把握することができる。
請求項6に係る発明によれば、自装置に発生した動作の状態を、自装置のユーザが把握することができる。
請求項7に係る発明によれば、自装置に発生した動作に応じた情報を、第1操作画面の操作の邪魔にならない位置に表示させることができる。
請求項8に係る発明によれば、自装置に発生した動作に応じた情報が第1操作画面の表示の邪魔になることを防止することができる。
請求項9に係る発明によれば、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットを禁止しない場合と比較して、端末装置からの遠隔操作を適切に行うことができる。
請求項10に係る発明によれば、第2モードから第1モードに変更された場合に、自装置の自動リセットを許可しない場合と比較して、自装置の操作を適切に行うことができる。
請求項11に係る発明によれば、ユーザの認証を解除する場合と比較して、端末装置からの遠隔操作を適切に行うことができる。
第1の実施形態に係る画像形成システムの構成の一例を示す図である。 実施形態に係る画像形成装置のホーム画面の一例を示す正面図である。 実施形態に係る画像形成装置の受付番号表示画面の一例を示す正面図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の電気的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る画像形成装置の機能的な構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る制御プログラムによる処理の流れの別の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る画像形成装置のホーム画面の一例を示す正面図である。 第3の実施形態に係る制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る制御プログラムによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態の一例について詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る画像形成システム90の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成システム90は、ユーザが使用する画像形成装置10と、オペレータが使用する端末装置40と、外部のサーバ装置50と、を備えている。
本実施形態に係る画像形成装置10は、端末装置40及びサーバ装置50の各々とネットワークNを介して相互に接続されている。なお、ネットワークNには、一例として、インターネットや、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等が適用される。
端末装置40には、一例として、パーソナルコンピュータ(PC)や、タブレット端末等が適用される。サーバ装置50には、一例として、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ(PC)等の汎用的なコンピュータが適用される。
本実施形態においては、画像形成装置10のユーザが、画像形成装置10の機能の説明を受けるために、画像形成装置10のカスタマーサポートを利用する場合について説明する。具体的には、端末装置40がカスタマーサポートセンターに設置されており、オペレータが端末装置40から画像形成装置10を遠隔操作しながら、画像形成装置10のユーザに対して機能の説明を行う。本実施形態では、この遠隔操作機能を、「リモートアシスタンス」という。
次に、図2及び図3を参照して、画像形成装置10の「リモートアシスタンス」について説明する。
図2は、本実施形態に係る画像形成装置10のホーム画面の一例を示す正面図である。
図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、「リモートアシスタンス」ボタン(アイコン)を含むホーム画面を表示している。
画像形成装置10のユーザが、「リモートアシスタンス」ボタンを押圧操作すると、画像形成装置10が外部のサーバ装置50とネットワークNを介して接続される。サーバ装置50では、端末装置40とのリモート接続のための受付番号を自動的に生成し、生成した受付番号を画像形成装置10にネットワークNを介して送信する。
図3は、本実施形態に係る画像形成装置10の受付番号表示画面の一例を示す正面図である。
図3に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、サーバ装置50から受信した受付番号(本実施形態では「4057」とされる。)を受付番号表示画面に表示する。
図3に示す受付番号表示画面を見たユーザは、受付番号「4057」を、端末装置40のオペレータに連絡する。連絡方法には電話や電子メール等が用いられる。連絡を受けたオペレータは、端末装置40から受付番号「4057」を入力する。この入力により、端末装置40が画像形成装置10とネットワークNを介してリモート接続される。このリモート接続が確立すると、予め定められた操作手順に従って、画像形成装置10の操作画面が端末装置40に転送されて、端末装置40にも一例として同一の操作画面が表示される。つまり、画像形成装置10と端末装置40との間で同一の操作画面が共有される。
上記のように操作画面が共有された状態においては、画像形成装置10の操作画面、及び、端末装置40の操作画面のいずれか一方の操作画面での操作のみが有効とされ、他方の操作画面での操作は無効とされる。どちらの操作画面を有効にするかは、画像形成装置10及び端末装置40のいずれか一方から指定することが可能とされる。
次に、図4を参照して、第1の実施形態に係る画像形成装置10の電気的な構成について説明する。
図4は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の電気的な構成の一例を示すブロック図である。
図4に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、制御部12と、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、画像形成部20と、原稿読取部22と、通信部24と、を備えている。
制御部12は、CPU(Central Processing Unit)12A、ROM(Read Only Memory)12B、RAM(Random Access Memory)12C、及び入出力インターフェース(I/O)12Dを備えており、これら各部がバスを介して各々接続されている。
I/O12Dには、記憶部14と、表示部16と、操作部18と、画像形成部20と、原稿読取部22と、通信部24と、を含む各機能部が接続されている。これらの各機能部は、I/O12Dを介して、CPU12Aと相互に通信可能とされる。
制御部12は、画像形成装置10の一部の動作を制御するサブ制御部として構成されてもよいし、画像形成装置10の全体の動作を制御するメイン制御部の一部として構成されてもよい。制御部12の各ブロックの一部又は全部には、例えば、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路又はIC(Integrated Circuit)チップセットが用いられる。上記各ブロックに個別の回路を用いてもよいし、一部又は全部を集積した回路を用いてもよい。上記各ブロック同士が一体として設けられてもよいし、一部のブロックが別に設けられてもよい。また、上記各ブロックのそれぞれにおいて、その一部が別に設けられてもよい。制御部12の集積化には、LSIに限らず、専用回路又は汎用プロセッサを用いてもよい。
記憶部14としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等が用いられる。記憶部14には、本実施形態に係る遠隔操作機能を実現するための制御プログラム14Aが記憶される。なお、この制御プログラム14Aは、ROM12Bに記憶されていてもよい。
制御プログラム14Aは、例えば、画像形成装置10に予めインストールされていてもよい。制御プログラム14Aは、不揮発性の記憶媒体に記憶して、又はネットワークを介して配布して、画像形成装置10に適宜インストールすることで実現してもよい。なお、不揮発性の記憶媒体の例としては、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、光磁気ディスク、HDD、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、フラッシュメモリ、メモリカード等が想定される。
表示部16には、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等が用いられる。表示部16は、タッチパネルを一体的に有している。操作部18には、テンキーやスタートキー等の各種の操作キーが設けられている。表示部16及び操作部18は、画像形成装置10のユーザから各種の指示を受け付ける。この各種の指示には、例えば、原稿の読み取りを開始させる指示や、原稿のコピーを開始させる指示等が含まれる。表示部16は、ユーザから受け付けた指示に応じて実行された処理の結果や、処理に対する通知等の各種の情報を表示する。
原稿読取部22は、画像形成装置10の上部に設けられた図示しない自動原稿送り装置の給紙台に置かれた原稿を1枚ずつ取り込み、取り込んだ原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。あるいは、原稿読取部22は、プラテンガラス等の原稿台に置かれた原稿を光学的に読み取って画像情報を得る。
画像形成部20は、原稿読取部22による読み取りによって得られた画像情報、又は、ネットワークNを介して接続された外部のPC等から得られた画像情報に基づく画像を、紙等の記録媒体に形成する。なお、本実施形態においては、画像を形成する方式として、電子写真方式を例示して説明するが、インクジェット方式等の他の方式を採用してもよい。
画像を形成する方式が電子写真方式の場合、画像形成部20は、感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、転写部、及び定着部を含む。帯電部は、感光体ドラムに電圧を印加して感光体ドラムの表面を帯電させる。露光部は、帯電部で帯電された感光体ドラムを画像情報に応じた光で露光することにより感光体ドラムに静電潜像を形成する。現像部は、感光体ドラムに形成された静電潜像をトナーにより現像することで感光体ドラムにトナー像を形成する。転写部は、感光体ドラムに形成されたトナー像を記録媒体に転写する。定着部は、記録媒体に転写されたトナー像を加熱及び加圧により定着させる。
通信部24は、インターネットや、LAN、WAN等のネットワークNに接続されており、外部のPC等との間でネットワークNを介して通信が可能とされる。
ところで、本実施形態に係る画像形成装置10は、例えば、上述した「リモートアシスタンス」を利用する場合に、端末装置40からの遠隔操作中に、端末装置40の操作画面からの操作以外で画像形成装置10に何らかの動作が発生すると、画像形成装置10及び端末装置40の各々の操作画面の表示状態が変化してしまう場合がある。この場合、オペレータにとって説明の妨げとなり望ましくない。
すなわち、上記「リモートアシスタンス」では、オペレータが端末装置40の操作画面で操作した内容が、画像形成装置10の操作画面にも反映される。オペレータは端末装置40の操作画面を操作することによって、画像形成装置10のユーザに対して操作内容を説明する。例えば、コピーの実行における細かい設定についてユーザが知りたい場合には、オペレータが操作画面の一例であるメニュー画面から「コピー」を選択し、「カラーモード」や、「用紙サイズ」等の設定について画面を遷移させながら説明する。このとき、ユーザが画像形成装置10の操作画面を触っても反応しないため、表示内容は変化せず、オペレータ側への影響はない。
しかしながら、画像形成装置10において、例えば、トナーが入っているフロントカバーを開けたり、用紙が入っている給紙トレイを引き出したりする動作が行われると、操作画面に警告情報が表示され、端末装置40の操作画面にも反映される。このような動作がオペレータによる遠隔操作中に行われると、オペレータの意図しないところで端末装置40の操作画面の表示が変わってしまい、せっかくオペレータが操作方法等を説明している状況で、説明が途切れてしまうことになる。また、改めて説明し直さなければならないことになり、オペレータにとっては煩わしい。
このため、本実施形態に係る画像形成装置10のCPU12Aは、記憶部14に記憶されている制御プログラム14AをRAM12Cに書き込んで実行することにより、図5に示す各部として機能する。
図5は、第1の実施形態に係る画像形成装置10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10のCPU12Aは、表示制御部30、選択部32、変化制御部34、及び認証部36として機能する。なお、表示制御部30は、第1制御部の一例であり、変化制御部34は、第2制御部の一例である。これらの表示制御部30及び変化制御部34は、1つの制御部として実現してもよい。
本実施形態に係る表示制御部30は、自装置(画像形成装置10)の第1操作画面に基づいて生成される第2操作画面を、自装置と通信可能に接続された端末装置40の表示部42に表示させる制御を行う。なお、第2操作画面の表示内容は、第1操作画面の表示内容と同一でもよいし、第1操作画面の表示内容と一部が異なっていてもよい。
本実施形態に係る選択部32は、第1操作画面からの操作を受け付ける第1モード、及び、第2操作画面からの遠隔操作を受け付ける第2モードのいずれかのモードを選択する。第1モードとは、自装置のユーザが操作可能なモードであり、ユーザモードともいう。一方、第2モードとは、端末装置40のオペレータが自装置を遠隔操作するモードであり、オペレータモードともいう。
上記の第2モードでは、上述の「リモートアシスタンス」を実行する際に、オペレータが端末装置40の第2操作画面を操作(例えば、スクロール操作や、ボタンの押圧操作等)すると、画像形成装置10の第1操作画面にも反映される。この第2モードでは、画像形成装置10の第1操作画面からの操作は無効とされ、ユーザが第1操作画面をタッチ操作しても動作しない。これらのモードの選択操作は、ユーザが画像形成装置10を介して選択を指示してもよいし、オペレータが端末装置40を介して選択を指示してもよい。
本実施形態に係る変化制御部34は、選択部32により第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて第2操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を行う。ここでいう動作としては、一例として、自装置のフロントカバーを開ける動作、給紙トレイを引き出す動作、自動リセット動作、外部のPC等から設定変更を受け付ける動作等が挙げられる。なお、変化制御部34は、選択部32により第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて第1操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を更に行ってもよい。
以下、本実施形態では、第1操作画面及び第2操作画面の各々の表示状態が変化することを禁止する制御を行う場合について説明するが、第2操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御のみを行ってもよい。
具体的に、変化制御部34は、選択部32により第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を、一例として、第1操作画面及び第2操作画面の各々に非表示にする制御を行う。従来では、例えば、第2モード中に給紙トレイを引き出す動作が行われた場合、第1操作画面及び第2操作画面には「給紙トレイが外れています!」等の警告メッセージが表示される。これに対して、本実施形態では、第2モード中に給紙トレイを引き出す動作が行われた場合でも、この動作に応じた警告メッセージが第1操作画面及び第2操作画面の各々に表示されないように制御される。
本実施形態によれば、上記のように本来表示されるべき情報を非表示にする制御が行われる。このため、ユーザ及びオペレータの各々が自装置の動作状態を十分に把握できない可能性がある。そこで、変化制御部34は、選択部32により第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、上記非表示にした情報を表示させる制御を行うようにしてもよい。この非表示にした情報とは、例えば、上述の「給紙トレイが外れています。」等の警告メッセージである。また、変化制御部34は、選択部32により第2モードから第1モードに変更された場合に、上記非表示にした情報を表示させる制御を行うようにしてもよい。
本実施形態に係る認証部36は、自装置のユーザを認証する。具体的には、自装置の認証画面等を介して入力されるユーザID(Identification)及パスワードにより自装置のユーザを認証する。
次に、図6及び図7を参照して、第1の実施形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。
図6は、第1の実施形態に係る制御プログラム14Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6に示すフローの例では、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、非表示にした情報を表示させる制御を行う場合について説明する。
まず、上述の図2及び図3を参照して説明した「リモートアシスタンス」の実行が指示されると、制御プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、本実施形態では、「リモートアシスタンス」により自装置の機能の説明を受ける場合について説明する。
図6のステップ100では、表示制御部30が、自装置の第1操作画面に基づいて生成される第2操作画面を、端末装置40に表示させる。つまり、自装置の表示部16には第1操作画面が表示され、端末装置40の表示部42には第2操作画面が表示される。
ステップ102では、選択部32が、端末装置40から自装置を遠隔操作する第2モードを選択しているか否かを判定する。第2モードの選択の指示は、自装置のユーザが行ってもよいし、端末装置40のオペレータが行ってもよい。第2モードを選択していると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ104に移行し、第2モードを選択していない、つまり、第1モードを選択していると判定した場合(否定判定の場合)、ステップ116に移行する。
ステップ104では、変化制御部34が、自装置に何らかの動作が発生したか否かを判定する。自装置に何らかの動作が発生したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ106に移行し、自装置に何らかの動作が発生しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ104で待機となる。
ステップ106では、変化制御部34が、ステップ104で発生した動作が第2操作画面からの操作であるか否かを判定する。発生した動作が第2操作画面からの操作であると判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ116に移行し、発生した動作が第2操作画面からの操作ではないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ108に移行する。
ステップ108では、変化制御部34が、発生した動作に応じた情報を非表示に制御する。ここでは、一例として、発生した動作に応じた情報を第1操作画面及び第2操作画面の各々に表示させない制御を行う。
ステップ110では、変化制御部34が、第2操作画面からの操作が一定時間以上ないか否かを判定する。一定時間以上第2操作画面からの操作がないと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ112に移行し、一定時間未満に第2操作画面からの操作があったと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ116に移行する。
ステップ112では、変化制御部34が、ステップ108で非表示にした情報を表示させる制御を行う。ここでは、一例として、非表示にした情報を第1操作画面及び第2操作画面の各々に表示させる制御を行う。
ステップ114では、変化制御部34が、「リモートアシスタンス」による遠隔操作を終了するか否かを判定する。遠隔操作を終了すると判定した場合(肯定判定の場合)、本制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。また、遠隔操作を終了しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ102に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップ116では、変化制御部34が、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて表示状態を変化させる制御を行い、ステップ114に移行する。ここでは、一例として、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて第1操作画面及び第2操作画面の各々の表示状態を変化させる制御を行う。
図7は、第1の実施形態に係る制御プログラム14Aによる処理の流れの別の例を示すフローチャートである。
図7に示すフローの例では、第2モードから第1モードに変更された場合に、非表示にした情報を表示させる制御を行う場合について説明する。
まず、図6に示すフローの例と同様に、上述の図2及び図3を参照して説明した「リモートアシスタンス」の実行が指示されると、制御プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、図7に示すステップ120〜128は、図6に示すステップ100〜108と同一の処理であるため、ここでの繰り返しの説明は省略する。
図7のステップ130では、変化制御部34が、第2モードから第1モードに変更されたか否かを判定する。第1モードに変更されていないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ132に移行し、第1モードに変更されたと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ134に移行する。
ステップ132では、変化制御部34が、「リモートアシスタンス」による遠隔操作を終了するか否かを判定する。遠隔操作を終了すると判定した場合(肯定判定の場合)、本制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。また、遠隔操作を終了しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ122に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップ134では、変化制御部34が、ステップ128で非表示にした情報を表示させる制御を行う。ここでは、一例として、非表示にした情報を第1操作画面及び第2操作画面の各々に表示させる制御を行う。
ステップ136では、変化制御部34が、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて表示状態を変化させる制御を行い、ステップ132に移行する。ここでは、一例として、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて第1操作画面及び第2操作画面の各々の表示状態を変化させる制御を行う。
このように本実施形態によれば、第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて第2操作画面の表示状態が変化することが禁止される。このため、オペレータが遠隔操作により操作方法等を説明している場合に、説明が途切れてしまうことがなく、また、改めて説明し直す必要もなくなるため、オペレータからすると煩わしさが軽減される。
[第2の実施形態]
本実施形態では、第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を、第1操作画面の非操作領域に表示させる制御を行う形態について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10の構成について、上述の図5に示した装置の構成を参照して説明する。
本実施形態に係る変化制御部34は、選択部32により第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて第1操作画面における特定の領域の表示状態を変化させる制御を行う。ここでいう特定の領域とは、一例として、後述の図9に示すような、第1操作画面の非操作領域60として示される。この場合、変化制御部34は、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報(一例として、図9に示す警告情報62)を、非操作領域に表示させる制御を行う。また、変化制御部34は、自装置に発生した動作に応じた情報を非操作領域に表示させてから予め定められた時間以上経過した場合に、当該情報の表示を消去する制御を行うようにしてもよい。
次に、図8及び図9を参照して、第2の実施形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。
図8は、第2の実施形態に係る制御プログラム14Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
また、図9は、第2の実施形態に係る画像形成装置10のホーム画面の一例を示す正面図である。
まず、上記第1の実施形態と同様に、上述の図2及び図3を参照して説明した「リモートアシスタンス」の実行が指示されると、制御プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、図8に示すステップ140〜148は、図6に示すステップ100〜108と同一の処理であるため、ここでの繰り返しの説明は省略する。
図8のステップ150では、変化制御部34が、第1操作画面の非操作領域に、自装置に発生した動作に応じた情報を表示させる制御を行う。一例として、図9に示すように、第1操作画面の一例であるホーム画面の非操作領域60に、自装置に発生した動作に応じた警告情報62を表示させる。ここでは、警告情報62の一例として、「給紙トレイが外れています!」等の警告メッセージが表示されている。
ステップ152では、変化制御部34が、自装置に発生した動作に応じた情報を非操作領域に表示させてから一定時間以上経過したか否かを判定する。一定時間以上経過したと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ154に移行し、一定時間以上経過していないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ152で待機となる。
ステップ154では、変化制御部34が、ステップ150で非操作領域に表示させた情報を消去する制御を行う。一例として、図9に示す警告情報62を消去する。
ステップ156では、変化制御部34が、「リモートアシスタンス」による遠隔操作を終了するか否かを判定する。遠隔操作を終了すると判定した場合(肯定判定の場合)、本制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。また、遠隔操作を終了しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ142に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップ158では、変化制御部34が、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて表示状態を変化させる制御を行い、ステップ156に移行する。ここでは、一例として、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて第1操作画面及び第2操作画面の各々の表示状態を変化させる制御を行う。
このように本実施形態によれば、第2モードが選択されている場合に、第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を、第1操作画面の非操作領域に表示させる。このため、少なくとも自装置のユーザは、自装置の動作状態を把握することが可能とされる。
[第3の実施形態]
本実施形態では、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を一定時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットを禁止する制御を行う形態について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10の構成について、上述の図5に示した装置の構成を参照して説明する。
従来、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットが発動する場合がある。この場合、自動リセットによりユーザの認証が解除されてしまい、オペレータからの操作が受け付けられない状態となる場合があり、望ましない。
本実施形態に係る変化制御部34は、選択部32により第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットを禁止する制御を行う。この場合、変化制御部34は、選択部32により第2モードから第1モードに変更された場合に、自装置の自動リセットを許可する制御を行うようにしてもよい。
次に、図10を参照して、第3の実施形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。
図10は、第3の実施形態に係る制御プログラム14Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、上記第1の実施形態と同様に、上述の図2及び図3を参照して説明した「リモートアシスタンス」の実行が指示されると、制御プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、図10に示すステップ160〜170は、図6に示すステップ100〜110と同一の処理であるため、ここでの繰り返しの説明は省略する。
図10のステップ172では、変化制御部34が、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットを禁止する制御を行う。
ステップ174では、変化制御部34が、第2モードから第1モードに変更されたか否かを判定する。第1モードに変更されていないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ176に移行し、第1モードに変更されたと判定した場合(肯定判定の場合)、ステップ178に移行する。
ステップ176では、変化制御部34が、「リモートアシスタンス」による遠隔操作を終了するか否かを判定する。遠隔操作を終了すると判定した場合(肯定判定の場合)、本制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。また、遠隔操作を終了しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ162に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップ178では、変化制御部34が、ステップ172で禁止した、自装置の自動リセットを許可する制御を行う。
ステップ180では、変化制御部34が、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて表示状態を変化させる制御を行い、ステップ176に移行する。ここでは、一例として、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて第1操作画面及び第2操作画面の各々の表示状態を変化させる制御を行う。
このように本実施形態によれば、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を一定時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットが禁止される。このため、自動リセットによりユーザの認証が解除されることがなく、オペレータからの操作が受け付けられない状態となることが防止される。
[第4の実施形態]
本実施形態では、ユーザを認証した状態で、第2操作画面からの操作を一定時間以上受け付けない場合であっても、ユーザの認証を解除しない形態について説明する。
本実施形態に係る画像形成装置10の構成について、上述の図5に示した装置の構成を参照して説明する。
従来、ユーザを認証し、かつ、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、ユーザの認証が解除される場合がある。この場合、上記第3の実施形態と同様に、オペレータからの操作が受け付けられない状態となる場合があり、望ましくない。
本実施形態に係る認証部36は、ユーザを認証し、かつ、選択部32により第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合でも、ユーザの認証を解除しない。なお、認証部36は、ユーザを認証し、かつ、選択部32により第1モードが選択され、かつ、第1操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合には、ユーザの認証を解除する。
次に、図11を参照して、第4の実施形態に係る画像形成装置10の作用を説明する。
図11は、第4の実施形態に係る制御プログラム14Aによる処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、上記第1の実施形態と同様に、上述の図2及び図3を参照して説明した「リモートアシスタンス」の実行が指示されると、制御プログラム14Aが起動され、以下の各ステップを実行する。なお、図11に示すステップ192〜202は、図6に示すステップ100〜110と同一の処理であるため、ここでの繰り返しの説明は省略する。
図11のステップ190では、認証部36が、自装置の認証画面を介して入力されたユーザID及びパスワードに基づいて自装置のユーザを認証する。
ステップ204では、認証部36が、ユーザを認証し、かつ、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、ユーザの認証を解除せず、ユーザの認証を継続する。
ステップ206では、変化制御部34が、「リモートアシスタンス」による遠隔操作を終了するか否かを判定する。遠隔操作を終了すると判定した場合(肯定判定の場合)、本制御プログラム14Aによる一連の処理を終了する。また、遠隔操作を終了しないと判定した場合(否定判定の場合)、ステップ194に戻り処理を繰り返す。
一方、ステップ208では、変化制御部34が、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて表示状態を変化させる制御を行い、ステップ206に移行する。ここでは、一例として、第1操作画面又は第2操作画面からの操作内容に応じて第1操作画面及び第2操作画面の各々の表示状態を変化させる制御を行う。
このように本実施形態によれば、ユーザを認証し、かつ、第2モードが選択され、かつ、第2操作画面からの操作を一定時間以上受け付けない場合でも、ユーザの認証が解除されない。このため、オペレータからの操作が受け付けられない状態となることが防止される。
以上、実施形態に係る画像形成装置を例示して説明した。実施形態は、画像形成装置が備える各部の機能をコンピュータに実行させるためのプログラムの形態としてもよい。実施形態は、このプログラムを記憶したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体の形態としてもよい。
その他、上記実施形態で説明した画像形成装置の構成は、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更してもよい。
また、上記実施形態で説明したプログラムの処理の流れも、一例であり、主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
また、上記実施形態では、プログラムを実行することにより、実施形態に係る処理がコンピュータを利用してソフトウェア構成により実現される場合について説明したが、これに限らない。実施形態は、例えば、ハードウェア構成や、ハードウェア構成とソフトウェア構成との組み合わせによって実現してもよい。
10 画像形成装置
12 制御部
12A CPU
12B ROM
12C RAM
12D I/O
14 記憶部
14A 制御プログラム
16 表示部
18 操作部
20 画像形成部
22 原稿読取部
24 通信部
30 表示制御部
32 選択部
34 変化制御部
36 認証部
40 端末装置
42 表示部
50 サーバ装置
60 非操作領域
62 警告情報
90 画像形成システム

Claims (12)

  1. 自装置の第1操作画面に基づいて生成される第2操作画面を、自装置と通信可能に接続された端末装置に表示させる制御を行う第1制御部と、
    前記第1操作画面からの操作を受け付ける第1モード、及び、前記第2操作画面からの遠隔操作を受け付ける第2モードのいずれかのモードを選択する選択部と、
    前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて前記第2操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を行う第2制御部と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて前記第1操作画面の表示状態が変化することを禁止する制御を更に行う請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を非表示にする制御を行う請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードが選択され、かつ、前記第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、前記非表示にした情報を表示させる制御を更に行う請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードから前記第1モードに変更された場合に、前記非表示にした情報を表示させる制御を更に行う請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードが選択されている場合に、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じて前記第1操作画面における特定の領域の表示状態を変化させる制御を更に行う請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記特定の領域は、前記第1操作画面の非操作領域であり、
    前記第2制御部は、前記第2操作画面からの操作以外で自装置に発生した動作に応じた情報を、前記非操作領域に表示させる制御を行う請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2制御部は、前記情報を前記非操作領域に表示させてから予め定められた時間以上経過した場合に、前記情報の表示を消去する制御を更に行う請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードが選択され、かつ、前記第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合に、自装置の自動リセットを禁止する制御を更に行う請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第2制御部は、前記選択部により前記第2モードから前記第1モードに変更された場合に、自装置の自動リセットを許可する制御を更に行う請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 自装置のユーザを認証する認証部を更に備え、
    前記認証部は、前記ユーザを認証し、かつ、前記選択部により前記第2モードが選択され、かつ、前記第2操作画面からの操作を予め定められた時間以上受け付けない場合でも、前記ユーザの認証を解除しない請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. コンピュータを、請求項1〜11のいずれか1項に記載の画像形成装置が備える各部として機能させるためのプログラム。
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