JP2016006630A - 情報処理システム、情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Hirohisa Saito
浩久 斉藤
智弘 黒柳
Toshihiro Kuroyanagi
智弘 黒柳
佐々木 徹
Toru Sasaki
徹 佐々木
篤 岡里
Atsushi Okasato
篤 岡里
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Makoto Sasaki
信 佐々木
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惇季 青木
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Takuya Mori
拓也 盛
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美映 渡辺
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達男 西村
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幸紀 石井
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康訓 月岡
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Abstract

【課題】複数の電子機器と複数の情報処理装置との間で表示内容を共有する場合のユーザの負担を軽減し、さらに、オペレータのサポートを分担、協力できる情報処理システム、情報処理装置及びプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】それぞれ表示部を有する複数の電子機器12と、複数の電子機器12とネットワークN1経由で通信可能な表示部を有する1以上の情報処理装置10とを有する情報処理システム1であって、第1の電子機器12Aの表示部及び情報処理装置10の表示部の表示内容を共有させる第1共有手段と、第1の電子機器12Aと連携して動作する第2の電子機器12Bの情報を第1の電子機器12Aから取得し、第2の電子機器12Bの情報に基づき、第2の電子機器12Bの表示部及び情報処理装置10の表示部の表示内容を共有させる第2の画面共有手段と、を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】 図6

Description

本発明は情報処理システム、情報処理装置及びプログラムに関する。
複合機(MFP)などのユーザ機器において、ユーザはユーザ機器の操作が分からないなどの理由によりオペレータに問い合わせることがある。このような場合に、ユーザ機器とオペレータ端末との間でユーザ機器の画面の画面共有を行い、ユーザがオペレータから遠隔サポートを受ける遠隔サポート技術が知られている。
従来、家庭電化製品等の製品端末機器に対し、遠隔地からの操作や確認等を行うためのリモートコントロールシステムがあった。従来のリモートコントロールシステムは遠隔地の複数ユーザ間(クライアントとカスタマ等)で製品端末機器の操作を共有化し、製品端末機器の現在の状況やそれまでの操作状況を、3次元モデルとして共有化し、複数ユーザ間での円滑な操作を図っていた(例えば特許文献1参照)。
例えばユーザ機器とオペレータ端末との間でユーザ機器の画面の画面共有を行う場合はユーザ機器を操作するユーザがオペレータ端末を操作するオペレータ側に、ユーザ機器とオペレータ端末とが画面共有するための情報を調べて通知する。ユーザ機器とオペレータ端末とが画面共有するための情報はユーザ機器の識別コードやIPアドレス等である。
したがって、機器連携を行う複数のユーザ機器とオペレータ端末との間でユーザ機器の画面の画面共有を行う場合は、複数のユーザ機器ごとにオペレータ端末と画面共有するための情報をユーザが調べて通知する必要があり、ユーザの負担が大きかった。
上記した課題を解決するために、本発明は、それぞれ表示部を有する複数の電子機器と、該複数の電子機器とネットワーク経由で通信可能な表示部を有する1以上の情報処理装置とを有する情報処理システムであって、前記複数の電子機器のうち第1の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第1共有手段と、前記複数の電子機器のうち前記第1の電子機器と連携して動作する第2の電子機器の情報を前記第1の電子機器から取得し、前記第2の電子機器の情報に基づき、前記第2の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第2共有手段と、を有することを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、複数の電子機器と情報処理装置との間で表示内容を共有する場合のユーザの負担を軽減できる。
本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。 本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るユーザ機器の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るオペレータ端末の一例の処理ブロック図である。 本実施形態に係るユーザ機器の一例の処理ブロック図である。 遠隔サポートの一例を表したイメージ図である。 機器連携の一例を表したイメージ図である。 本実施形態の遠隔サポートの動作の一例を表したシーケンス図である。 連携元のユーザ機器の処理を表した一例のフローチャートである。 連携元のユーザ機器の一例の画面遷移図である。 オペレータ端末の処理を表した一例のフローチャートである。 オペレータ端末の一例の画面遷移図である。 本実施形態の遠隔サポートの動作の他の例を表したシーケンス図である。 オペレータ端末の処理を表した他の例のフローチャートである。 本実施形態の遠隔サポートの動作のさらにもう1つ他の例を表したシーケンス図である。 オペレータ端末の処理を表したさらにもう1つ他の例のフローチャートである。 本実施形態のユーザ機器及びオペレータ端末の一例のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るユーザ機器の他の例の処理ブロック図である。 本実施形態の遠隔サポートの動作の他の例を表したシーケンス図である。 画面共有を実行させる操作の入力を受け付けるユーザ機器の画面の一例のイメージ図である。 共有開始要求を受け付けた旨を示す共有受付画面の一例のイメージ図である。 本実施形態の遠隔サポートの動作の他の例を表したシーケンス図である。 ユーザにリモートアシストの切り替え指示を入力させる画面の一例のイメージ図である。 オペレータ選択及び切替依頼の実行画面の一例のイメージ図である。 オペレータ端末からの依頼を承認するかを選択する画面の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施形態について、詳細に説明する。なお、本実施形態ではユーザ機器とオペレータ端末との間でユーザ機器の画面の画面共有を行い、ユーザがオペレータから遠隔サポートを受ける例について説明するが、ユーザ機器やオペレータ端末という名称によって限定されるものではない。ユーザ及びオペレータは操作者の一例である。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの一例の構成図である。情報処理システム1はLANやインターネットなどのネットワークN1を介して接続されたオペレータ端末10A〜10C、ユーザ機器12A〜12Cを有する。なお、以下ではユーザ機器12A〜12Cを総称してユーザ機器12、オペレータ端末10A〜10Cを総称してオペレータ端末10と呼ぶことがある。オペレータ端末10、ユーザ機器12は無線又は有線により通信を行う。図1ではオペレータ端末10が3台、ユーザ機器12が3台である例を示しているが、それ以外の台数であってもよい。
オペレータ端末10は遠隔サポートする側のオペレータにより操作される。オペレータ端末10はPC(パーソナルコンピュータ)やスマートフォン、タブレット端末などの情報処理装置によって実現される。ユーザ機器12は遠隔サポートされる側のユーザにより操作される。ユーザ機器12は他のユーザ機器12と連携して処理を行う機器連携が可能な電子機器によって実現される。ユーザ機器12は、出力データを他のユーザ機器12に提供する電子機器、他のユーザ機器12から提供された出力データを出力する電子機器などである。
出力データを提供する電子機器は、例えば原稿から画像データを読み取って提供するスキャナ、複合機などの読取装置の他、蓄積しているファイルを提供するファイルサーバ装置などの蓄積装置等である。提供された出力データを出力する電子機器は、画像データやファイル等の出力データを印刷により出力するプリンタ、複合機等の印刷装置の他、出力データを表示により出力するプロジェクタ、モニタ等の表示装置等である。提供された出力データを出力する電子機器は、音声データを音声により出力する音声出力装置であってもよい。このように、ユーザ機器12は機器連携により出力データの出力を行う電子機器であればよい。なお、図1の情報処理システム1の構成は一例であり、他の構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
《オペレータ端末》
図1のオペレータ端末10は例えば図2に示すようなハードウェア構成のコンピュータにより実現される。図2は本実施形態に係るコンピュータの一例のハードウェア構成図である。
図2に示したコンピュータ500は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、及びHDD508などを備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置501及び表示装置502は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置502はディスプレイ等を含み、コンピュータ500による処理結果を表示する。
通信I/F507はコンピュータ500をネットワークN1に接続するインタフェースである。これにより、コンピュータ500は通信I/F507を介してデータ通信を行うことができる。
また、HDD508は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置の一例である。格納されるプログラムやデータには、コンピュータ500全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア(以下、単にアプリケーションと呼ぶ)などがある。なお、コンピュータ500はHDD508に替え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置(例えばソリッドステートドライブ:SSD)を利用するものであってもよい。
外部I/F503は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、コンピュータ500は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリなどがある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。ROM505にはコンピュータ500の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504はプログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)の一例である。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、コンピュータ500全体の制御や機能を実現する演算装置である。
本実施形態に係るオペレータ端末10は、上記したコンピュータ500のハードウェア構成により後述するような各種処理を実現できる。
《ユーザ機器》
図1のユーザ機器12は例えば図3に示すハードウェア構成により実現される。図3は本実施形態に係るユーザ機器の一例のハードウェア構成図である。図3に示したユーザ機器12は、コントローラ601、操作パネル602、外部I/F603、通信I/F604、プリンタ605及びスキャナ606などを備える。
コントローラ601はCPU611、RAM612、ROM613、NVRAM614及びHDD615などを備える。ROM613は、各種プログラムやデータが格納されている。RAM612はプログラムやデータを一時保持する。NVRAM614は、例えば設定情報等が格納されている。また、HDD615は各種プログラムやデータが格納されている。
CPU611は、ROM613やNVRAM614、HDD615などからプログラムやデータ、設定情報等をRAM612上に読み出し、処理を実行することで、ユーザ機器12全体の制御や機能を実現する。
操作パネル602はユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部I/F603は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、ユーザ機器12は外部I/F603を介して記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはICカード、フレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
通信I/F604は、ユーザ機器12をネットワークN1に接続するインタフェースである。ユーザ機器12は通信I/F604を介して通信を行うことができる。プリンタ605は、印刷データを用紙に印刷するための印刷装置である。スキャナ606は原稿から画像データ(電子データ)を読み取るための読取装置である。
なお、図3のユーザ機器12はプリンタ605及びスキャナ606を有する構成を一例として示しているが、プリンタ605及びスキャナ606の何れか一方を有している構成であってもよい。例えば図1の情報処理システム1では、ユーザ機器12Aがプリンタ605を有し、ユーザ機器12Bがプリンタ605及びスキャナ606を有し、ユーザ機器12Cがスキャナ606を有する構成であってもよい。
また、ユーザ機器12は図3の構成に限らず、例えばプロジェクタやモニタ等の表示装置である場合の投影装置や表示装置など、プリンタ605及びスキャナ606以外の他の構成を有していてもよい。さらに、ユーザ機器12はファイルサーバ装置などの蓄積装置である場合など、プリンタ605及びスキャナ606の両方を有していない構成であってもよい。
このように、本実施形態におけるユーザ機器12は何らかの目的のために他の一台以上のユーザ機器12との間で機器連携を行うものであって、オペレータ端末10とユーザ機器12の画面の画面共有を行い、遠隔サポートを受けるものであればよい。
<ソフトウェア構成>
《オペレータ端末》
本実施形態に係るオペレータ端末10は、例えば図4に示す処理ブロックにより実現される。図4は本実施形態に係るオペレータ端末の一例の処理ブロック図である。
オペレータ端末10はプログラムを実行することにより、識別コード受付部21、第1の画面共有部22、第2の画面共有部23、共有画面切り替え部24、画面共有切断部25及び遠隔操作部26を実現している。
識別コード受付部21は例えばオペレータやユーザ機器12から画面共有を行うユーザ機器12の識別コードの入力を受け付ける。識別コードはオペレータ端末10がユーザ機器12と画面共有するための情報であればよく、例えばIPアドレスなど、ユーザ機器12を一意に識別して画面共有を開始できる情報であればよい。
第1の画面共有部22は識別コード受付部21が受け付けた識別コードを利用することにより、識別コードにより識別されるユーザ機器12と画面共有を行う。第1の画面共有部22により画面共有されたユーザ機器12と機器連携を行う他のユーザ機器12がある場合、第2の画面共有部23は他のユーザ機器12との画面共有を、オペレータからの要求に基づき、又は、自動的に行う。
なお、第2の画面共有部23は、第1の画面共有部22により画面共有されたユーザ機器12と機器連携を行う他のユーザ機器12の識別コードを、第1の画面共有部22と画面共有を行うユーザ機器12から取得する。
共有画面切り替え部24は第1の画面共有部22による共有画面と、第2の画面共有部23による共有画面とをオペレータからの要求に基づき切り替える。画面共有切断部25はオペレータからの要求に基づき、第1の画面共有部22による画面共有、又は、第2の画面共有部22による画面共有、を切断する。
遠隔操作部26はオペレータからの要求に基づき、第2の画面共有部23により画面共有を行う他のユーザ機器12に対して、他のユーザ機器12において発生している異常を解消させる処理を行う。例えば他のユーザ機器12で通信異常が発生していれば、遠隔操作部26はオペレータからの要求に基づき、他のユーザ機器12に通信リセットを行わせるための処理を行う。
《ユーザ機器》
本実施形態に係るユーザ機器12は、例えば図5に示すような処理ブロックにより実現される。図5は本実施形態に係るユーザ機器の一例の処理ブロック図である。
ユーザ機器12はアプリケーションなどのプログラムを実行することにより、連携機器検索部31、連携許可確認部32、連携機能選択部33、連携機能実行部34、連携許可応答部35を実現している。
連携機器検索部31はユーザにより機器連携が選択されたときに、ネットワークN1上の他のユーザ機器(連携機器)12を検索し、ユーザに連携先となる他のユーザ機器12を選択させる。連携許可確認部32は連携先として選択された他のユーザ機器12に対して連携許可の確認を行う。連携許可応答部35は連携元から連携許可の確認を受け付けた場合に、機器連携を許可するのであれば連携許可応答を連携元に返す。また、連携許可応答部35は機器連携を許可した連携元を連携機能実行部34に通知する。機器連携を許可した連携元を通知されることにより、連携先の他のユーザ機器12の連携機能実行部34は連携元のユーザ機器12との連携機能が可能となる。
連携先として選択された他のユーザ機器12から連携許可応答があると、連携機能選択部33は連携先の他のユーザ機器12との連携機能をユーザに選択させる。連携機能実行部34は連携先の他のユーザ機器12との連携機能を実行する。例えば連携機能が「Scan to プリント」である場合は、連携元のユーザ機器12が画像データの読み取りを行い、連携先の他のユーザ機器12が画像データを印刷する。
<処理の詳細>
《遠隔サポートの概要》
図6は遠隔サポートの一例を表したイメージ図である。機器連携が可能なユーザ機器12A及び12Bを利用するユーザは、操作が分からない場合や問題が発生した場合などにオペレータに問い合わせを行う。オペレータへの問い合わせは電話等で行われる。
問い合わせを受けたオペレータは例えばユーザ機器12Bの識別コードを電話で聞き出すことによりたとえば、オペレータ端末10Aとユーザ機器12Bとの間でユーザ機器12Bの画面共有を行う。オペレータ端末10Aにはユーザ機器12Bの画面が表示される。オペレータはオペレータ端末10Aに表示されたユーザ機器12Bの画面を確認及び操作できる。
また、オペレータはサポートを行うため、ユーザ機器12Bと機器連携を行うユーザ機器12Aと画面共有を行わなければならない場合がある。オペレータ端末10Aはユーザ機器12Bから後述のようにユーザ機器12Aの識別コードを取得する。オペレータ端末10Aは取得したユーザ機器12Aの識別コードを利用し、ユーザ機器12Aとの間でユーザ機器12Aの画面共有を行う。
同様に、オペレータ端末10Bも、取得したユーザ機器12Aの識別コードを利用し、ユーザ機器12A、および、ユーザ機器12Bとの画面共有を行うことができる。
さらに、オペレータ端末10Aを操作しているオペレータAが、オペレータ端末10Bを操作している別のオペレータBに、ヘルプサポート依頼を行い、オペレータ端末10Aが画面共有しているユーザ機器12A、および、ユーザ機器12Bの画面共有を、オペレータ端末10Bにも共有したり、オペレータ端末10Aからオペレータ端末10Bへ画面共有を切り替えたりすることもできる。
オペレータはユーザ機器12A及びユーザ機器12Bと画面共有することによりユーザ機器12A及びユーザ機器12Bの画面を確認及び操作できるので、遠隔サポートを効果的に行うことが可能となる。また、本実施形態の情報処理システム1ではオペレータ端末10がユーザ機器12Aの識別コードを画面共有済みのユーザ機器12Bから取得できるので、ユーザの負担が小さいという効果がある。さらに、画面共有を、オペレータ端末10Aとオペレータ端末10Bとで切り替えられるので、複数のオペレータが協力、分担できるという効果がある。
《機器連携の概要》
図7は機器連携の一例を表したイメージ図である。図7はユーザ機器12A及びユーザ機器12Bの機器連携により、原稿から画像データを読み取り、文書として出力する例を表している。ユーザ機器12Aは例えばプリンタ605を備えている。また、ユーザ機器12Bはスキャナ606を備えている。
例えばユーザがスキャナ606の無いユーザ機器12Aを出力用機器として使用している場合は、スキャナ606の有るユーザ機器12Bと機器連携させることにより、ユーザ機器12Bで原稿を読み取り、ユーザ機器12Aから出力(印刷)できる。このような機器連携を利用することで、ユーザは印刷機能の有るユーザ機器12Aと読み取り機能の有るユーザ機器12Bとを利用して原稿のコピーを実現できる。
なお、ここではスキャナ606の無いユーザ機器12Aとして説明したが、スキャナ606の有るユーザ機器12Aがユーザ機器12Bの読み取り機能を機器連携により利用して原稿のコピーを実現してもよい。
《遠隔サポートの動作》
図8は本実施形態の遠隔サポートの動作の一例を表したシーケンス図である。図8ではユーザがユーザ機器12Bで原稿を読み取り、ユーザ機器12Aから印刷するコピー動作を一例として示している。
ステップS11において、ユーザはユーザ機器12Bを操作し、ユーザ機器12Bで原稿を読み取り、ユーザ機器12Aから印刷する機器連携を指示する。なお、ステップS11の処理及び画面遷移の詳細は後述する。ステップS11の指示により、ユーザ機器12Aはトラブルが発生しなければ印刷を行う。
ここではトラブルが発生し、ユーザ機器12Aが印刷を行わなかったものとして説明を続ける。ステップS12において、ユーザはオペレータに電話で連絡し、印刷が行われないユーザ機器12Aの識別コードをオペレータに教える。なお、ユーザはトラブルが発生したとき以外にも、例えば機器連携のための操作が分からないときにオペレータに電話で連絡し、ユーザ機器12Aの識別コードをオペレータに教えてもよい。
ステップS13において、オペレータは、ユーザから教えられたユーザ機器12Aの識別コードをオペレータ端末10Aに入力することで、ユーザ機器12Aとの画面共有を指示する。オペレータ端末10Aの識別コード受付部21はユーザ機器12Aの識別コードの入力を受け付ける。
ステップS14において、オペレータ端末10Aの第1の画面共有部22は識別コード受付部21が受け付けたユーザ機器12Aの識別コードを利用することで、ユーザ機器12Aの画面(操作部)共有を開始する。オペレータは画面共有によりオペレータ端末10Aに表示されたユーザ機器12Aの画面を参照する。ここでは、オペレータがユーザ機器12Aに異常がないこと、及び、ユーザ機器12Bとの機器連携中であること、を確認したものとする。なお、オペレータはユーザ機器12Aがユーザ機器12Bと機器連携中であることを、例えばユーザとの電話で確認してもよい。
ステップS16において、オペレータはオペレータ端末10Aを操作し、ユーザ機器12Bとの画面共有を指示する。ステップS17において、オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23はオペレータからの要求に基づき、ユーザ機器12Aから取得したユーザ機器12Bの識別コードを利用することで、ユーザ機器12Bの画面(操作部)共有を開始する。オペレータは画面共有によりオペレータ端末10Aに表示されたユーザ機器12Bの画面を参照する。ここでは、オペレータがユーザ機器12Bに異常があることを確認したものとする。
ステップS18において、オペレータはトラブルの原因がユーザ機器12Bにあることを例えば電話を利用してユーザに伝える。また、オペレータはオペレータ端末10Aに表示されたユーザ機器12Bの共有画面からユーザ機器12Bを操作し、ユーザ機器12Bに発生していた異常を解決する。
ユーザ機器12Bに発生していた異常が解決されたため、ユーザ機器12Aとユーザ機器12Bの機器連携によるコピー動作が再開される。ユーザはユーザ機器12Aとユーザ機器12Bの機器連携によるコピー動作が再開したことを、例えば電話にてオペレータに伝える。
トラブルが解決したため、オペレータはステップS20においてオペレータ端末10Aを操作し、ユーザ機器12A及び12Bとの画面共有を切断する指示を行う。オペレータ端末10Aの画面共有切断部25はオペレータからの指示に従い、ユーザ機器12A及び12Bとの画面共有を切断する。
そして、ステップS21において、オペレータはトラブルが解決したことをユーザに報告したあと、ユーザとの電話を切り、遠隔サポートを終了する。なお、図8のシーケンス図におけるオペレータ端末10Aの処理及び画面遷移の詳細は後述する。
なお、ここではオペレータがオペレータ端末10Aに表示されたユーザ機器12Bの共有画面からユーザ機器12Bを操作し、ユーザ機器12Bに発生していた異常を解決する例を説明した。その他、オペレータは異常を解決するためのユーザ機器12Bに対する操作をユーザに指示し、ユーザ機器12Bに発生していた異常をユーザに解決させるようにしてもよい。
ステップS11の処理及び画面遷移は例えば図9及び図10に示すようになる。図9は連携元のユーザ機器の処理を表した一例のフローチャートである。また、図10は連携元のユーザ機器の一例の画面遷移図である。
連携元のユーザ機器12Bの操作パネル602には例えばアプリ選択画面1000が表示されている。ステップS51において、ユーザ機器12Bはユーザから機器連携アプリを選択する操作を受け付ける。
ステップS52において、ユーザ機器12Bの連携機器検索部31は連携先機器検索画面1010を操作パネル602に表示し、ユーザから「検索開始」ボタンが押下されることにより検索中画面(図示せず)に遷移する。連携機器検索部31はネットワークN1上の連携機器を検索する。
検索により連携機器が見つかれば、連携機器検索部31はステップS53において連携機器一覧画面1020を操作パネル602に表示する。なお、検索により連携機器が見つからなければ、機器連携を行えないため、ユーザ機器12Bは図9のフローチャートの処理を終了する。
ここではユーザが連携機器一覧画面1020からユーザ機器12Aを選択したものとして説明を続ける。連携機器一覧画面1020からユーザ機器12Aが選択されると、連携許可確認部32は連携許可確認中画面1030を操作パネル602に表示し、連携先として選択されたユーザ機器12Aに対して連携許可の確認を行う。そして、連携許可確認部32はステップS55においてユーザ機器12Aからの連携許可応答を待つ。
ユーザ機器12Aからの連携許可応答があると、連携機能選択部33は連携アプリ選択画面1040を操作パネル602に表示する。ここではユーザが連携アプリ選択画面1040から「Scan to プリント」を選択したものとして説明を続ける。ステップS56において、連携機能選択部33はユーザからの「Scan to プリント」の選択を受け付ける。
ステップS57において、連携機能実行部34はユーザからの「Scan to プリント」の選択に従い、原稿読み取り指示画面1050を操作パネル602に表示する。原稿読み取り指示画面1050の「スタート」ボタンが押下されると、連携機能実行部34は原稿の読み取りを開始する。
原稿の読み取りが終了すると、連携機能実行部34はステップS58において読取終了画面1060を操作パネル602に表示し、原稿の読み取り終了と、ユーザ機器12Aに印刷物が出力されること、をユーザに知らせる。また、連携機能実行部34は原稿から読み取った画像データをユーザ機器12Aに送信する。
なお、ユーザ機器12Bは、ステップS55においてユーザ機器12Aからの連携許可応答が一定時間無いか、連携不許可応答があると、図9に示すフローチャートの処理を終了する。
図8のシーケンス図のオペレータ端末10Aの処理及び画面遷移は、例えば図11及び図12に示すようになる。図11はオペレータ端末の処理を表した一例のフローチャートである。また、図12はオペレータ端末の一例の画面遷移図である。
ステップS71において、オペレータはユーザからの電話により、ユーザ機器12Aで発生したトラブルの連絡を受ける。オペレータはユーザからトラブル対象のユーザ機器12Aの識別コードを教えてもらう。
ステップS72において、オペレータはユーザから教えられたユーザ機器12Aの識別コードをオペレータ端末10Aの識別コード入力画面1100に入力することで、ユーザ機器12Aとの画面共有を指示する。オペレータ端末10Aの識別コード受付部21はユーザ機器12Aの識別コードの入力を受け付ける。
オペレータ端末10Aの第1の画面共有部22はユーザ機器12Aの識別コードを利用することで、ユーザ機器12Aの画面(操作部)共有を開始し、ユーザ機器12Aの共有画面1110を表示装置502に表示する。
ステップS73において、オペレータは表示されたユーザ機器12Aの共有画面1110を参照し、ユーザ機器12Aに異常(問題)が発生しているか、他のユーザ機器12との機器連携中であるか、を確認する。図12のユーザ機器12Aの共有画面1110の例ではオペレータが、ユーザ機器12Aに異常がないこと、及び、ユーザ機器12Bとの機器連携中であること、を確認する。
ステップS74、S75において、ユーザ機器12Aに異常がないこと、及び、ユーザ機器12Bとの機器連携中であることを確認すると、ステップS76に進み、オペレータはユーザ機器12Aの共有画面1110の「連携先画面共有」ボタンを押下する。
ユーザ機器12Aの共有画面1110の「連携先画面共有」ボタンが押下されると、第2の画面共有部23はオペレータからの要求に基づき、ユーザ機器12Bの画面共有を開始し、ユーザ機器12Bの共有画面1120を表示装置502に表示する。
ステップS77において、オペレータは表示されたユーザ機器12Bの共有画面1120を参照し、ユーザ機器12Bに異常(問題)が発生しているかを確認する。例えば図12のユーザ機器12Bの共有画面1120の例ではオペレータが、ユーザ機器12Bに通信異常が発生し、読み取り画像の送信が中断していること、を確認する。
そこで、オペレータはユーザ機器12Bの共有画面1120の「通信リセット」ボタンを押下し、通信リセットを指示する。オペレータ端末10Aの遠隔操作部26はユーザ機器12Bの通信リセットを行う。
通信リセット後、ユーザ機器12Bの通信異常が解消すると、ユーザ機器12Bの共有画面1120は共有画面1130のように機器状態が送信中に変わる。したがって、オペレータはステップS78においてユーザ機器12Bにおける読み取り画像の送信が再開されたことを確認できる。
ステップS79において、オペレータはユーザからユーザ機器12Aとユーザ機器12Bの機器連携によるコピー動作が再開したことを伝えられると、ユーザ機器12Bの共有画面1130の「画面共有切断」ボタンを押下する。オペレータ端末10Aの画面共有切断部25はオペレータからの指示に従い、ユーザ機器12A及び12Bとの画面共有を切断する。そして、オペレータはトラブルが解決したことをユーザに報告したあと、ユーザとの電話を切り、遠隔サポートを終了する。
なお、図12の共有画面1120及び1130には「ユーザ機器12A切り替え」ボタンが表示されており、共有画面1120又は1130からユーザ機器12Aの共有画面1110に切り替える指示をオペレータから受け付ける。共有画面切り替え部24は共有画面1120又は1130の「ユーザ機器12A切り替え」ボタンが押下されると、共有画面1120又は1130からユーザ機器12Aの共有画面1110に切り替える。
また、図12ではユーザ機器12Aの共有画面1110と、ユーザ機器12Bの共有画面1120又は1130を切り替えて表示する例を示したが、両方を一度に表示するようにしてもよい。
図13は本実施形態の遠隔サポートの動作の他の例を表したシーケンス図である。図13のシーケンス図は一部を除いて図8のシーケンス図と同様であるため、適宜説明を省略する。
ステップS101〜S103の処理は図8のステップS11〜S13と同様であるため説明を省略する。
ステップS104において、オペレータ端末10Aの第1の画面共有部22は識別コード受付部21が受け付けたユーザ機器12Aの識別コードを利用することで、ユーザ機器12Aの画面(操作部)共有を開始する。また、ステップS104におけるユーザ機器12Aとの画面共有の結果、オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23はユーザ機器12Bとの機器連携中であると判定すると、ステップS105において自動的にユーザ機器12Bの画面(操作部)共有を開始する。なお、第2の画面共有部23はユーザ機器12Aからユーザ機器12Bの識別コードを取得することで、ユーザ機器12Bの画面共有を開始できる。
ステップS106において、オペレータはオペレータ端末10Aに表示されたユーザ機器12Bの共有画面からユーザ機器12Bを操作し、ユーザ機器12Bに発生していた異常を解決する。ステップS107以降の処理は図8のステップS19以降の処理と同様であるため、説明を省略する。
図13のシーケンス図のオペレータ端末10Aの処理は、例えば図14のフローチャートに示すようになる。図14は、オペレータ端末の処理を表した他の例のフローチャートである。なお、図14のフローチャートは一部を除いて図11のフローチャートと同様であるため、適宜説明を省略する。ステップS111〜S112の処理は図11のステップS71〜S72と同様であるため、説明を省略する。
ステップS113において、オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23はユーザ機器12Bとの機器連携中であるか否かを判定する。連携動作中であれば、第2の画面共有部23はステップS114においてユーザ機器12Bの画面共有を開始し、ユーザ機器12Bの共有画面1120を表示装置502に表示する。ステップS115以降の処理は図11のステップS77以降の処理と同様であるため、説明を省略する。また、ステップS113において連携動作中でなければ、オペレータ端末10Aは図14に示すフローチャートの処理を終了する。
図15は本実施形態の遠隔サポートの動作のさらにもう1つ他の例を表したシーケンス図である。図15のシーケンス図は一部を除いて図13のシーケンス図と同様であるため、適宜説明を省略する。
ステップS201〜S205の処理は図13のステップS101〜S105と同様であるため説明を省略する。
ステップS206において、オペレータ端末10Aを操作するオペレータAから、オペレータ端末10Bを操作するオペレータBへヘルプサポートを依頼する。オペレータBは、オペレータAから、現在画面共有しているユーザ機器12Aの識別コードを聞き、オペレータ端末10Aと同様の手順で、ユーザ機器12Aの画面(操作部)、および、ユーザ機器12Bの画面(操作部)の画面共有を開始する(S208,S209)。
なお、他の形態として、オペレータ端末10を介して依頼を行うことも考えられる。例えば、オペレータ端末10Aは、図24(a)に示すような画面を表示する。そして、オペレータ端末10Aは、「他のオペレータへの対応依頼」の入力(例えば「オペレータ切替依頼」ボタンの押下)がされると、オペレータ端末10Aは、図24(b)に示すような切り替え先のオペレータ選択及び切替依頼の実行画面を表示する。そして、オペレータ端末10Aは、「依頼実行」ボタンが押下されると、オペレータ端末10Aが画面共有しているユーザ機器12Aの識別コードを含む対応依頼要求を、入力された依頼先のオペレータ端末10Bに対して送信する。オペレータ端末10Bは、オペレータ端末10Aから受信した対応依頼要求に応じて、図25(a)に示すようなオペレータ端末10Aからの依頼を承認するかを選択する画面を表示する。オペレータ端末10Bは、表示した画面に対して承認する旨の入力(例えば「承認」ボタンの押下)を受け付けると、オペレータ端末10Aから受信したユーザ機器12Aの識別コードを用いて、図25(b)に示すようにユーザ機器12A及びユーザ機器12Bと操作部を共有する画面を表示する。
ここで、オペレータ端末10Bは、図25(a)に示すような「依頼元への連絡」ボタンが押下されると、切替依頼を行ったオペレータ端末10Aと通信してオペレータAとオペレータBとが通話やチャット等を行えるようにしても良い。
ステップS210において、オペレータBはオペレータ端末10Bに表示されたユーザ機器12Bの共有画面からユーザ機器12Bを操作し、ユーザ機器12Bに発生していた異常を解決する。ステップS210以降の処理は図8のステップS19以降の処理と同様であるため、説明を省略する。
図15のシーケンス図のオペレータ端末10A、および、オペレータ端末10Bの処理は、例えば。図16のフローチャートに示すようになる。図16は、オペレータ端末の処理を表したさらにもう1つ他の例のフローチャートである。なお、図16のフローチャートは一部を除いて図14のフローチャートと同様であるため、適宜説明を省略する。ステップS221〜S224の処理は図14のステップS111〜S114と同様であるため、説明を省略する。また、S228〜S230の処理は図14のステップS115〜S117と同様であるため、説明を省略する。
ステップS224までにおいて、オペレータ端末10Aをユーザ機器12A、12Bと画面共有させた後、オペレータ端末10Aの操作者であるオペレータAが、トラブル発生の原因を解決出来なかった場合、オペレータAは、オペレータBにヘルプサポートを依頼する(S225)。
オペレータAから依頼を受けたオペレータBは、オペレータAから、画面共有しているユーザ機器12A、12Bに接続するための識別コードをもらい、オペレータ端末10A同様に、オペレータ端末10Bをユーザ機器12A、12Bと画面共有する。このとき、オペレータ端末10Aのユーザ機器12A、12Bとの画面共有を切断してもよい(S226)。
その後、オペレータBは、トラブル原因を確認し、図14のオペレータと同様に、トラブルを解決する(S228〜S230)。
[他の実施形態]
第1の実施形態では、ユーザが電話にてオペレータとやりとりを行う実施形態を記載したが、本実施形態では、ユーザ機器12を用いてユーザとオペレータがやりとりを行う実施形態を記載する。なお、第1の実施形態と説明が重複する記載については省略をする。
図17は本実施形態のユーザ機器及びオペレータ端末の一例のハードウェア構成図を記載している。ここで、ユーザ機器12は第1の実施形態に加え、マイク607及びスピーカ608を有している。オペレータ端末10は第1の実施形態に加え、マイク509及びスピーカ510を有している。
次に図18を用いて、本実施形態のユーザ機器12の機能構成を説明する。図18は本実施形態に係るユーザ機器の他の例の処理ブロック図である。図18のユーザ機器12は第1の実施形態に加え、記憶部36、入力受付部37、表示制御部38、共有制御部39、音声機器制御部40を有している。
RAM612、ROM613、NVRAM614、HDD615、等は記憶部36として各種情報を記憶する。例えば、連携機能実行部34で連携処理を実行する際に、連携処理の各種設定情報(連携先の機器情報、連携元の機器情報、連携処理の設定等)を記憶する。
入力受付部37は、ユーザから操作パネル602を介して入力される情報を受け付ける。表示制御部38は、操作パネル602に情報を表示する。なお、ユーザ機器12が例えばプロジェクタである場合、表示制御部38は投影装置(上記表示部に相当)に情報を投影させることで表示する。音声機器制御部40はユーザ機器12のマイク607及びスピーカ608を制御する。
共有制御部39は、通信I/F604を介して、オペレータ端末10へ表示内容の共有の実行を要求する共有要求を送信する。また、オペレータ端末10から表示内容の共有の開始を要求する共有開始要求を通信I/F604を介して受信する。
共有処理では、共有制御部39が通信I/F604を介してオペレータ端末10と表示内容の共有に関する情報を送受信する。例えば、オペレータ端末10において入力された情報(例えばカーソルの移動、アイコンの選択、マイク509から入力された音声等)を受信する。また、ユーザ機器12において入力された情報(例えばタッチ操作、ボタンの選択、マイク607から入力された音声等)を送信する。
また、本実施形態の第1の画面共有部22及び第2の画面共有部23は、それぞれ画面の共有だけでなく、ユーザ機器12のマイク607及びスピーカ608と、オペレータ端末10のマイク509及びスピーカ510とを用いて、音声通信を行う。
次に図19に記載された本実施形態のシーケンス図をもとに、本実施形態の処理の詳細を説明する。なお、本実施形態では、ユーザ機器12Bで原稿を読み取り、ユーザ機器12Aで印刷を実行する機器連携を想定する。
ユーザ機器12Bの入力受付部37は、機器連携指示の入力を受け付ける(S121)。機器連携指示は図9及び図10で説明した方法で実行される。ユーザ機器12B及びユーザ機器12Aは機器連携処理を実行する(S122)。
ここで、図8及び図13で示したように、ユーザ機器12Bで読み取りが完了したが、通信異常によりユーザ機器12Bからユーザ機器12Aにデータ送信が行われず、ユーザ機器12Aから印刷物が出力されないトラブルが発生したとする。
ユーザ機器12Aへ移動したユーザがユーザ機器12Aから印刷物が出力されていないことを確認する。ユーザ機器12Aの入力受付部37は、画面共有を実行させる操作の入力を受け付ける(S123)。具体的には、図20に示す画面1200がユーザ機器12Aに表示されており、ユーザは、"リモートアシスト"アイコンを選択することで、画面共有を実行させる操作を行う。
図19に戻り、ユーザ機器12Aの入力受付部37が画面共有の実行操作を受け付けると、ユーザ機器12Aの共有制御部39は、オペレータ端末10Aへ共有処理の実行を要求する共有要求を送信する(S124)。この共有要求には、ユーザ機器12Aの識別コードや、ユーザ機器12Aの状態情報(消耗品情報、エラー情報、実行ジョブ履歴、連携処理の情報等)等が含まれる。
オペレータ端末10Aの第1の画面共有部22は、受信した共有要求に含まれる識別コードから、ユーザ機器12Aと表示内容の共有(画面共有)を行う(S125)。画面共有が行われると、オペレータ端末10Aの画面には図12の共有画面1110のような画面が表示される。また、共有要求に基づいて、オペレータ端末10Aの第1の画面共有部22は、ユーザ機器12Aと音声通信を開始する(S126)。
音声通信を開始することにより、ユーザとオペレータは、ユーザ機器12Aとオペレータ端末10Aを介して通話することができる。なお、この音声通信は画面共有と同じネットワークを介して行われも良いし、電話回線等画面共有に用いるネットワークとは異なるネットワークを用いて行われても良い。
オペレータ端末10Aの共有画面切り替え部24がオペレータから画面切替指示を受け付ける(S127)。そして、オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23が受信した共有要求に含まれる連携処理の情報からユーザ機器12Bを特定し、ユーザ機器12Bへ共有処理の開始を要求する共有開始要求を送信する(S128)。
ユーザ機器12Bの共有制御部39が共有開始要求を受信すると、ユーザ機器12Bの表示制御部38が図21に示すような共有開始要求を受け付けた旨を示す共有受付画面1300を表示する(S129)。ユーザはユーザ機器12Bへ移動して図21に表示された"リモートアシスト開始"ボタンを選択することで、ユーザ機器12Bの入力受付部37は共有開始指示の入力を受け付ける(S130)。
ユーザ機器12Bの入力受付部37が共有開始指示の入力を受け付けると、ユーザ機器12Bの共有制御部39が共有要求をオペレータ端末10Aへ送信する(S131)。オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23が共有要求を受信すると、オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23がステップS125、ステップS126と同様に、ユーザ機器12Bと画面共有を行う(S132)。また、オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23がユーザ機器12Bと音声通信を開始する(S133)。画面共有及び音声通信が開始されると、オペレータ端末10Aでは、図11のステップS77〜ステップS78を行う。
トラブルが解決(ユーザ機器12Bからデータ送信が正常に行われ、ユーザ機器12Aから印刷物が出力される)すると、オペレータ端末10Aの画面共有切断部25がオペレータから共有切断指示の入力を受け付ける(S134)。そして、オペレータ端末10Aの画面共有切断部25がユーザ機器12B及びユーザ機器12Aとの画面共有及び音声通信を切断する(S135)。
なお、ユーザ機器12Aとの画面共有及び音声通信の切断は、画面切替指示が入力されたときに実行されても良い。また、画面切替指示が入力されたときは音声通信のみを切断し、画面共有は継続させておくようにしても良い。
次に、ユーザが連携動作の操作方法がわからない場合のサポート処理について図22のシーケンス図をもとに説明する。
ユーザがユーザ機器12Bに表示された図20の画面1200から"リモートアシスト"アイコンを選択することで、ユーザ機器12Bの入力受付部37が画面共有を実行させる操作の入力を受け付ける(S141)。ユーザ機器12Bの入力受付部37が画面共有の実行操作の入力を受け付けると、ユーザ機器12Bの共有制御部39がオペレータ端末10Aへ共有処理の実行を要求する共有要求を送信する(S142)。この共有要求には、ユーザ機器12Aの識別コードや、ユーザ機器12Aの状態情報(消耗品情報、エラー情報、実行ジョブ履歴、連携処理の情報等)等が含まれる。
オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23は、受信した共有要求に含まれる識別コードから、ユーザ機器12Bと表示内容の共有(画面共有)を行う(S143)。オペレータ端末10Aの第2の画面共有部23により画面共有が実行されると、オペレータ端末10Aの画面には図12の共有画面1110のような画面が表示される。また、共有要求に基づいて、オペレータ端末10Aとユーザ機器12Aとが音声通信を開始する(S144)。
画面共有及び音声通信が行われると、ユーザとオペレータは連携処理について問合せ及び回答を行いながら連携処理を実行する操作(例えば図10に記載の操作)を行う。ユーザ機器12B及びユーザ機器12Aは、ユーザまたはオペレータの入力に応じて、機器連携処理を実行する(S145)。機器連携処理が実行されると、ユーザ機器12Bの共有制御部39は連携先であるユーザ機器12Aの情報(識別コード等)をオペレータ端末10Aに送信する(S146)。
なお、ユーザ機器12Aの情報を送信するタイミングは種々考えられる。例えば、ユーザ機器12Bは、ユーザ機器12Bで実行する連携処理動作が終了したとき(例えば原稿読み取り動作が終了したとき)、ユーザ機器12Aの情報を送信しても良い。また、ユーザ機器12Bは、ユーザ機器12Bで実行する連携処理が開始されたとき(原稿読み取り動作が開始されたとき)、ユーザ機器12Aの情報を送信しても良い。また、図23に示すように、ユーザにリモートアシストの切り替え指示を入力させても良い。
オペレータ端末10Aの第1の画面共有部22は、受信した連携先情報に基づいて共有開始要求をユーザ機器12Aに送信する(S147)。ユーザ機器12Aの共有制御部39が共有開始要求を受信すると、ユーザ機器12Aの表示制御部38が図21のような共有受付画面1300を操作パネル602に表示させる(S148)。また、共有開始要求がユーザ端末12Aへ送信されると、オペレータ端末10Aの画面共有切断部25がユーザ機器12Bとの共有を切断する(S149)。
ユーザが図21の"リモートアシスト開始"ボタンを選択して共有開始指示を入力する(S150)。ユーザ機器12Aは、共有開始指示の入力を受け付けると、共有要求をオペレータ端末10Aへ送信する(S151)。オペレータ端末10Aは、共有要求を受信すると、ステップS143、ステップS144と同様に、ユーザ機器12Aと画面共有を行い(S152)、ユーザ機器12Aと音声通信を開始する(S153)。
画面共有及び音声通信が行われると、ユーザとオペレータは連携処理について問合せ及び回答を行いながら連携処理を実行する操作を行う。連携処理が完了すると、オペレータ端末10Aは、オペレータから共有切断指示の入力を受け付け(S154)、共有切断処理を行いユーザ機器12Aとの画面共有及び音声通信を終了する。
なお、上記いずれの実施形態においても、ユーザ機器12は複合機でなくても良い。例えば、ユーザ機器12Bがスマートデバイス、ユーザ機器12Aがプロジェクタである場合を考える。この場合、第1の画面共有部22がスマートデバイスの画面とオペレータ端末10との画面の共有を行い、第2の画面共有部23がプロジェクタに投影される画面とオペレータ端末10の画面の共有を行っても良い。
ここで、スマートデバイスとプロジェクタとの連携動作として、例えばスマートデバイスで表示されているデータ(画像データ、映像データ等)をプロジェクタに投影させる処理等が考えられる。もちろん同じようにスマートデバイスとMFPの連携動作(スマートデバイスで表示されているデータをMFPが印刷またはFAX送信する)も考えられる。
また、上記いずれの実施形態においても、ユーザ機器12の第1の画面共有部22及び第2の画面共有部23を1つの画面共有部としてまとめてもよい。
(まとめ)
本実施形態の情報処理システム1によれば、機器連携を行う複数のユーザ機器12の遠隔サポートを続けて行う場合に、遠隔サポートを受ける為のユーザ側の手順を2台目以降で減らすことができる。さらに複数のオペレータで、遠隔サポートを協力、分担できる。
これは本実施形態の情報処理システム1において、オペレータ端末10が2台目以降のユーザ機器12と画面共有するための情報を、画面共有済みのユーザ機器12から取得できるためである。このように、本実施形態の情報処理システム1では、機器連携を行う複数のユーザ機器12とオペレータ端末10との間でユーザ機器12の画面の画面共有を行う場合のユーザの負担を軽減できる。また、複数のオペレータ端末10で画面共有できるので、複数のオペレータで、遠隔サポートを協力、分担できる。
本実施形態は、次に示される捉え方が可能である。
すなわち、本実施形態の情報処理システム1は、それぞれ操作パネル602を有する複数のユーザ機器12と、該複数のユーザ機器12とネットワークN1経由で通信可能な表示装置502を有する複数のオペレータ端末10とを有する情報処理システム1であって、
前記複数のユーザ機器12のうちユーザ機器12Aの操作パネル602及びオペレータ端末10の表示装置502の表示内容を共有させる第1の画面共有部22と、
前記複数のユーザ機器12のうちユーザ機器12Aと連携して動作するユーザ機器12Bの情報をユーザ機器12Aから取得し、ユーザ機器12Bの情報に基づき、ユーザ機器12Bの操作パネル602及びオペレータ端末10の表示装置502の表示内容を共有させる第2の画面共有部23と、を有する情報処理システムである。
また、第2の画面共有部23は1以上のオペレータ端末10が受け付けた要求に基づき、ユーザ機器12Aからユーザ機器12Bの識別コードを取得することを特徴とする。
また、第2の画面共有部23は、ユーザ機器12Aとユーザ機器12Bとが機器連携を実行するとき、ユーザ機器12Aからユーザ機器12Bの識別コードを取得することを特徴とする。
1以上のオペレータ端末10のうち一のオペレータ端末10とユーザ機器12Bとが表示内容を共有したとき、ユーザ機器12Bで異常が発生している場合に、オペレータ端末10の表示装置502及びユーザ機器12Bの操作パネル602それぞれにユーザ機器12Bで発生している異常の情報が表示されることを特徴とする。
第2の画面共有部23は、ユーザ機器12Bで異常が発生している場合に、ユーザ機器12Bの異常を解消させる通信リセットの要求をオペレータから受け付けることを特徴とする。
本実施形態の情報処理システム1は、ユーザ機器12Bと表示内容を共有しているオペレータ端末10からユーザ機器12Bを操作する遠隔操作部26、を更に有することを特徴とする。
ユーザ機器12A、12Bは機器連携により出力データの出力を行う電子機器であることを特徴とする。ユーザ機器12A、12Bの何れか一方の電子機器は、出力データを他方の電子機器へ提供する電子機器であり、他方の電子機器は、一方の電子機器から提供された出力データを出力する電子機器であることを特徴とする。
第1の画面共有部22及び第2の画面共有部23は、ユーザ機器12Aまたはユーザ機器12Bの投影装置が投影することで表示した表示内容と、オペレータ端末10の表示装置502の表示内容とを共有させることを特徴とする。
また、本実施形態の情報処理システム1は、1以上のオペレータ端末10のうち一のオペレータ端末10とユーザ機器12Bとが表示内容を共有したとき、ユーザ機器12Bで異常が発生している場合に、一のオペレータ端末10の表示装置502と、一のオペレータ端末10と異なる他のオペレータ端末10の表示装置502と、ユーザ機器12Bの操作パネル602とのそれぞれにユーザ機器12Bで発生している異常の情報が表示されることを特徴とする。
また、第2の画面共有部23は複数のオペレータ端末10のいずれかの情報処理装置が受け付けた要求に基づき、ユーザ機器12Aからユーザ機器12Bの識別コードを取得することを特徴とする。
複数のオペレータ端末10いずれかとユーザ機器12Bとが表示内容を共有したとき、ユーザ機器12Bで異常が発生している場合に、複数のオペレータ端末10のいずれかの情報処理装置の表示装置502及びユーザ機器12Bの操作パネル602それぞれにユーザ機器12Bで発生している異常の情報が表示されることを特徴とする。
第2の画面共有部23は、ユーザ機器12Bで異常が発生している場合に、ユーザ機器12Bの異常を解消させる通信リセットの要求を複数のオペレータのいずれかから受け付けることを特徴とする。
本実施形態の情報処理システム1は、ユーザ機器12Bと表示内容を共有している複数のオペレータ端末10のいずれかの情報処理装置からユーザ機器12Bを操作する遠隔操作部26、を更に有することを特徴とする。
さらに、本実施形態の情報処理システム1は、ユーザ機器12Bと表示内容を共有している複数のオペレータ端末10のいずれかの情報処理装置から、他のいずれかの情報処理装置へ、画面共有を変更できる、共有画面切り替え部24を有することを特徴とする。
第1の画面共有部22及び第2の画面共有部23は、ユーザ機器12Aまたはユーザ機器12Bの投影装置が投影することで表示した表示内容と、複数のオペレータ端末10のいずれかの情報処理装置の表示装置502の表示内容とを共有させることを特徴とする。
また、本実施形態のオペレータ端末10は、それぞれ操作パネル602を有する複数のユーザ機器12と、ネットワークN1経由で通信可能な表示装置502を有するオペレータ端末10であって、複数のユーザ機器12のうちユーザ機器12Aの操作パネル602及びオペレータ端末10の表示装置502の表示内容を共有させる第1の画面共有部22と、複数のユーザ機器12のうちユーザ機器12Aと連携して動作するユーザ機器12Bの識別コードをユーザ機器12Aから取得し、ユーザ機器12Bの識別コードに基づき、ユーザ機器12Bの操作パネル602及びオペレータ端末10の表示装置502の表示内容を共有させる第2の画面共有部23と、を有する情報処理装置である。
また、本実施形態のプログラムは、それぞれ操作パネル602を有する複数のユーザ機器12とネットワークN1経由で通信可能な表示装置502を有するオペレータ端末10を、複数のユーザ機器12のうちユーザ機器12Aの操作パネル602及びオペレータ端末10の表示装置502の表示内容を共有させる第1の画面共有部22、複数のユーザ機器12のうちユーザ機器12Aと連携して動作するユーザ機器12Bの識別コードをユーザ機器12Aから取得し、ユーザ機器12Bの識別コードに基づき、ユーザ機器12Bの操作パネル602及びオペレータ端末10の表示装置502の表示内容を共有させる第2の画面共有部23、として機能させるためのプログラムである。
1 情報処理システム
10、10A〜10C オペレータ端末
12、12A〜12C ユーザ機器
21 識別コード受付部
22 第1の画面共有部
23 第2の画面共有部
24 共有画面切り替え部
25 画面共有切断部
26 遠隔操作部
31 連携機器検索部
32 連携許可確認部
33 連携機能選択部
34 連携機能実行部
35 連携許可応答部
36 記憶部
37 入力受付部
38 表示制御部
39 共有制御部
40 音声機器制御部
500 コンピュータ
501 入力装置
502 表示装置
503 外部I/F
503a 記録媒体
504 RAM
505 ROM
506 CPU
507 通信I/F
508 HDD
509 マイク
510 スピーカ
601 コントローラ
602 操作パネル
603 外部I/F
603a 記録媒体
604 通信I/F
605 プリンタ
606 スキャナ
607 マイク
608 スピーカ
611 CPU
612 RAM
613 ROM
614 NVRAM
615 HDD
B バス
N1 ネットワーク
特許第3548065号公報

Claims (18)

  1. それぞれ表示部を有する複数の電子機器と、該複数の電子機器とネットワーク経由で通信可能な表示部を有する1以上の情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記複数の電子機器のうち第1の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第1共有手段と、
    前記複数の電子機器のうち前記第1の電子機器と連携して動作する第2の電子機器の情報を前記第1の電子機器から取得し、前記第2の電子機器の情報に基づき、前記第2の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第2共有手段と、を有する情報処理システム。
  2. 前記第2共有手段は、前記1以上の情報処理装置が受け付けた要求に基づき、前記第1の電子機器から前記第2の電子機器に関する情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第2共有手段は、前記第1の電子機器と前記第2の電子機器とが機器連携を実行するとき、前記第1の電子機器から前記第2の電子機器の情報を取得することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  4. 前記1以上の情報処理装置のうち一の情報処理装置と前記第2の電子機器とが表示内容を共有したとき、前記第2の電子機器で異常が発生している場合に、該一の情報処理装置の表示部及び該第2の電子機器の表示部それぞれに前記第2の電子機器で発生している異常の情報が表示されることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  5. 前記第2共有手段は、前記第2の電子機器で異常が発生している場合に、前記第2の電子機器の異常を解消させる処理の要求を前記情報処理装置の操作者から受け付けることを特徴とする請求項4記載の情報処理システム。
  6. 前記第2の電子機器と表示内容を共有している前記情報処理装置から前記第2の電子機器を操作する遠隔操作手段、を更に有することを特徴とする請求項1乃至5何れか一項記載の情報処理システム。
  7. 前記第1の電子機器及び前記第2の電子機器は機器連携により出力データの出力を行う電子機器であることを特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理システム。
  8. 前記第1の電子機器及び前記第2の電子機器の何れか一方の電子機器は、出力データを他方の電子機器へ提供する電子機器であり、他方の電子機器は、一方の電子機器から提供された出力データを出力する電子機器であることを特徴とする請求項7記載の情報処理システム。
  9. 前記第1共有手段及び前記第2共有手段は、前記第1の電子機器または前記第2の電子機器の表示部が投影することで表示した表示内容と、前記情報処理装置の表示部の表示内容とを共有させることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の情報処理システム。
  10. 前記1以上の情報処理装置のうち一の情報処理装置と前記第2の電子機器とが表示内容を共有したとき、前記第2の電子機器で異常が発生している場合に、該一の情報処理装置の表示部と、該一の情報処理装置と異なる他の情報処理装置の表示部と、該第2の電子機器の表示部とのそれぞれに前記第2の電子機器で発生している異常の情報が表示されることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項記載の情報処理システム。
  11. 前記第2共有手段は、前記いずれかの情報処理装置が受け付けた要求に基づき、前記第1の電子機器から前記第2の電子機器に関する情報を取得することを特徴とする請求項10記載の情報処理システム。
  12. 前記複数の情報処理装置のいずれかの情報処理装置と前記第2の電子機器とが表示内容を共有したとき、前記第2の電子機器で異常が発生している場合に、該いずれかの情報処理装置の表示部及び該第2の電子機器の表示部それぞれに前記第2の電子機器で発生している異常の情報が表示されるとともに、他のいずれかの情報処理装置の表示部の表示内容をも共有させる第2共有手段と、を特徴とする請求項10乃至11何れか一項記載の情報処理システム。
  13. 前記第2共有手段は、前記第2の電子機器で異常が発生している場合に、前記第2の電子機器の異常を解消させる処理の要求を前記複数の情報処理装置のいずれかの情報処理装置との操作者から受け付けるとともに、他の情報処理装置との操作者から受け付けること
    を特徴とする請求項12記載の情報処理システム。
  14. 前記第2の電子機器と表示内容を共有しているいずれかの前記情報処理装置から前記第2の電子機器を操作する遠隔操作手段、を更に有すること
    を特徴とする請求項10乃至13何れか一項記載の情報処理システム。
  15. 前記第2の電子機器と表示内容を共有しているいずれかの前記情報処理装置から、他のいずれかの情報処理装置へ、前記第2の電子機器を操作する遠隔操作手段を変更させる手段を更に有すること
    を特徴とする請求項10乃至14何れか一項記載の情報処理システム。
  16. 前記第1共有手段及び前記第2共有手段は、前記第1の電子機器または前記第2の電子機器の表示部が投影することで表示した表示内容と、前記いずれかの情報処理装置の表示部の表示内容とを共有させることを特徴とする請求項10乃至15の何れか一項に記載の情報処理システム。
  17. それぞれ表示部を有する複数の電子機器と、ネットワーク経由で通信可能な表示部を有する情報処理装置であって、
    前記複数の電子機器のうち第1の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第1共有手段と、
    前記複数の電子機器のうち前記第1の電子機器と連携して動作する第2の電子機器の情報を前記第1の電子機器から取得し、前記第2の電子機器の情報に基づき、前記第2の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第2共有手段と、を有する情報処理装置。
  18. それぞれ表示部を有する複数の電子機器とネットワーク経由で通信可能な表示部を有する情報処理装置を、
    前記複数の電子機器のうち第1の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第1共有手段、
    前記複数の電子機器のうち前記第1の電子機器と連携して動作する第2の電子機器の情報を前記第1の電子機器から取得し、前記第2の電子機器の情報に基づき、前記第2の電子機器の表示部及び前記情報処理装置の表示部の表示内容を共有させる第2共有手段、として機能させるためのプログラム。
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