JP2020010528A - 被覆除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆部材の中剥ぎ作業の作業効率を向上させることができる被覆除去装置を提供する。【解決手段】被覆除去装置1は、周方向切断手段3と長手方向切断手段4とを備える。周方向切断手段3によって被覆部材101を2箇所において切断して2本の周方向切断線L2を形成するとともに、2本の周方向切断線L2の間において長手方向切断手段4によって被覆部材101を切断することにより、2本の周方向切断線L2の間において被覆部材101を被覆電線100から除去することができる。従って、被覆部材101の中剥ぎ作業を自動化し、作業効率を向上させることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、被覆電線において被覆部材の一部を除去する被覆除去装置に関するものである。
一般に、被覆電線は、被覆部材の一部が除去されることで導体が露出し、露出した導体に端子金具等が接続されることがある。被覆部材が除去される位置は、被覆電線の端部だけでなく、中央部に設定される(即ち中剥ぎされる)場合がある。即ち、被覆電線において被覆部材の一部が除去されることにより、被覆領域に挟まれた導体露出領域が形成されることがある。このように被覆電線の中央部において被覆部材を除去する方法として、中剥ぎ刃を有する被覆剥ぎ取り刃を用いる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された方法は、作業者が、電線ガイドと被覆剥ぎ取り刃とを組み合わせ、手作業によって被覆部材を除去するものである。
特開2015−2611号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法は手作業によるものであるため、作業に要する時間が長くなりやすく、特に熟練していない作業者の場合には、作業が長時間化したり、不良品が発生したりすることがあった。そこで、被覆部材の中剥ぎ作業において作業効率を向上させることが望まれていた。
本発明の目的は、被覆部材の中剥ぎ作業の作業効率を向上させることができる被覆除去装置を提供することにある。
本願発明の被覆除去装置は、被覆電線において被覆部材の一部を除去することにより、長手方向において被覆領域に挟まれるように導体露出領域を形成する被覆除去装置であって、前記被覆電線の周方向に沿って前記被覆部材を切断する周方向切断手段と、前記長手方向に沿って前記被覆部材を切断する長手方向切断手段と、を備え、前記周方向切断手段は、前記被覆電線を径方向から挟み込む一対の第1切断刃と、前記長手方向に沿った回転軸を中心として前記一対の第1切断刃と前記被覆電線とを相対回転させる回転手段と、を有し、前記長手方向切断手段は、前記被覆部材に当接する少なくとも1枚の第2切断刃と、該第2切断刃と前記被覆電線とを前記長手方向に沿って相対移動させる直進手段と、を有し、前記周方向切断手段によって前記被覆部材を2箇所において切断するとともに、該2箇所の間において前記長手方向切断手段によって前記被覆部材を切断することを特徴とする。
このような本願発明の被覆除去装置によれば、周方向切断手段によって被覆部材を2箇所において切断するとともに、この2箇所の間において長手方向切断手段によって被覆部材を切断することにより、被覆部材には、切断線によって囲まれた領域が形成され、この領域において被覆部材を被覆電線から除去することができる。従って、被覆部材の中剥ぎ作業を自動化し、作業効率を向上させることができる。尚、周方向切断手段による切断タイミングと、長手方向切断手段による切断タイミングと、は適宜に設定されていればよい。即ち、周方向切断手段によって2箇所を切断した後に長手方向切断手段によって切断してもよいし、長手方向切断手段によって切断した後に周方向切断手段によって2箇所を切断してもよいし、周方向切断手段によって2箇所をする間に長手方向切断手段によって切断してもよい。
本発明の実施形態に係る被覆除去装置の概略を示す側面図である。 前記被覆除去装置によって被覆部材が除去される前の被覆電線を示す斜視図である。 前記被覆除去装置によって被覆部材が除去された後の被覆電線を示す斜視図である。 前記被覆除去装置の周方向切断手段を示す正面図である。 太い被覆電線を対象とする場合の前記周方向切断手段を示す正面図である。 前記被覆除去装置の長手方向切断手段を示す正面図である。 前記長手方向切断手段を示す側面図である。 太い被覆電線を対象とする場合の前記長手方向切断手段を示す正面図である。 太い被覆電線を対象とする場合の前記長手方向切断手段を示す側面図である。 前記被覆電線に切断線が形成された様子を示す斜視図である。 前記被覆電線に切断線が形成された様子を示す断面図である。
本実施形態の被覆除去装置1は、図1に示すように、電線送出手段2と、周方向切断手段3と、長手方向切断手段4と、を備え、被覆電線100の被覆部材101の一部を切断して除去する(中剥ぎする)。被覆除去装置1は、図2に示すような電線100の長手方向の中央部において被覆部材101を除去することにより、図3に示すように、被覆部材101によって導体部102が被覆された2つの被覆領域A1の間に、導体部102が露出した導体露出領域A2を形成する。即ち、被覆除去装置1は、被覆電線100に、長手方向において被覆領域A1に挟まれた導体露出領域A2を形成する。
電線送出手段2は、被覆電線100を長手方向に沿って送り出す。本実施形態では、電線送出手段2は、水平面に沿って被覆電線100を送り出し、この送出方向をX方向とする。また、鉛直方向をZ方向とし、水平面内でX方向に直交する方向をY方向とする。電線送出手段2によって送り出された被覆電線100は、その下流側において適宜な保持手段によって保持され、垂れ下がらないようになっている。
周方向切断手段3は、一対の第1切断刃31、32と、一対の第1切断刃31、32を互いに接離させる第1接離手段と、一対の第1切断刃31、32を回転させる回転手段と、を有する。
一対の第1切断刃31、32は、図4に示すように、YZ平面に沿う板状に形成された横刃であって、互いに対向する辺に刃が形成されている。尚、図示の例では一対の第1切断刃31、32がZ方向に対向しているが、一対の第1切断刃31、32の対向方向は、YZ平面内の任意の方向であればよい。また、第1接離手段は、対向方向に沿って一対の第1切断刃31、32を接離させる。
第1切断刃31、32には、X方向から見て、被覆電線100が配置される凹部30が形成されている。凹部30は、底部30Cに向かうにしたがって幅が狭くなるように2つの傾斜部30A、30Bを有する。傾斜部30A、30Bは、一対の第1切断刃31、32同士の対向方向(図示の例ではZ方向)に対して傾斜しており、この傾斜角度θは、例えば30°や45°、60°に設定されている。尚、傾斜角度θは、被覆除去装置1が対応しようとする被覆電線100の外径や、被覆部材101の厚さに応じて適宜に設定されればよい。第1切断刃31、32は、凹部30の内縁において厚さが最も薄くなっており、内縁から離れるにしたがって厚くなるように形成されている。
周方向切断手段3の第1接離手段は、一対の第1切断刃31、32をその対向方向において接離させることにより、被覆電線100を径方向から挟み込む。このとき、被覆電線100は凹部30に位置付けられ、且つ、凹部30の内縁およびその近傍が被覆部材101に食い込む。第1接離手段は、一対の第1切断刃31、32を、被覆電線100の外径および被覆部材101の厚さに応じて(即ち導体部102の外径に応じて)接近させればよい。このように、一対の第1切断刃31、32は、導体部102に到達せず、且つ、被覆部材101を充分な深さまで切断することができるように、互いに接近する。
例えば、比較的細い被覆電線100を対象として被覆部材101を除去する場合には、図4に示すように一対の第1切断刃31、32を接近させる。一方、比較的太い被覆電線200を対象として被覆部材201を除去する場合には、図5に示すように、一対の第1切断刃31、32を、被覆電線100を対象とする場合よりも離れた状態とする。
周方向切断手段3の回転手段は、YZ平面に沿った被覆電線100の断面の中心を通り且つX方向に沿って延びる回転軸O1を中心に、一対の第1切断刃31、32を回転させる。即ち、回転手段によって、被覆電線100と一対の第1切断刃31、32とが相対回転するようになっている。
上記のように一対の第1切断刃31、32によって被覆電線100を挟み込んだ状態において、周方向切断手段3の回転手段が、回転軸O1を中心に一対の第1切断刃31、32を回転させることより、被覆部材101が周方向に沿って切断される。尚、一対の第1切断刃31、32は、被覆部材101を全周に亘って切断できるように回転すればよく、回転角度としては90°が例示される。尚、一対の第1切断刃31、32の回転角度は、被覆電線の太さに応じて決定されてもよく、例えば細い被覆電線100を対象とする場合よりも、太い被覆電線200を対象とする場合に、回転角度を大きくしてもよい。
被覆除去装置1は、電線送出手段2によって被覆電線100をX方向に沿って移動させることにより、X方向において異なる複数箇所において、周方向切断手段3によって被覆部材101を切断可能となっている。尚、一対の第1切断刃31、32をX方向に沿って移動させる駆動手段を設けることにより、X方向において異なる複数箇所において被覆部材101を切断可能な構成としてもよい。
長手方向切断手段4は、図6、7に示すように、3つの第2切断刃41A〜41Cと、3つの可動ユニット42A〜42Cと、第2接離手段と、直進手段と、を有する。3つの第2切断刃41A〜41Cは、3つの可動ユニット42A〜42Cのそれぞれに設けられている。第2切断刃41A〜41Cは、円板状に形成された縦刃である。
3つの可動ユニット42A〜42Cは、X方向から見て三角形状に形成され、所定の仮想中心O2に対してYZ平面内で接離可能となっており、長手方向切断手段4の第2接離手段が3つの可動ユニット42A〜42Cを接離させる。仮想中心O2は、YZ平面に沿った被覆電線100の断面における中心である。3つの可動ユニット42A〜42Cは、それぞれの先端と仮想中心O2との距離が互いに等しくなるように接離する。3つの第2切断刃41A〜41Cは、3つの可動ユニット42A〜42Cの先端から突出するとともに、突出寸法が互いに等しい。即ち、3つの可動ユニット42A〜42Cの先端によって被覆電線100を挟み込んで保持した場合に、3つの第2切断刃41A〜41Cが被覆部材101に食い込む深さは互いに等しくなる。
可動ユニット42A〜42Cの斜辺には、段差部421が形成されており、隣り合う可動ユニット42A〜42Cと干渉しないようになっている。即ち、2つの斜辺のうち一方には、X方向上流側(電線送出手段2側)から見て凹状の段差部421が形成され、他方には、X方向下流側から見て凹状の段差部421が形成されている。これにより、隣り合う2つの可動ユニットにおいて、X方向上流側から見て凹状の段差部421と、X方向下流側から見て凹状の段差部421と、が噛み合うようになっている。
長手方向切断手段4の第2接離手段は、3つの可動ユニット42A〜42Cを、被覆電線100の外径および被覆部材101の厚さに応じて(即ち導体部102の外径に応じて)接近させればよい。このように、3つの第2切断刃41A〜41Cは、導体部102に到達せず、且つ、被覆部材101を充分な深さまで切断することができるように、互いに接近する。
例えば、比較的細い被覆電線100を対象として被覆部材101を除去する場合には、図6、7に示すように3つの可動ユニット42A〜42Cを接近させる。一方、比較的太い被覆電線200を対象として被覆部材201を除去する場合には、図8、9に示すように、3つの可動ユニット42A〜42Cを、被覆電線100を対象とする場合よりも離れた状態とする。
長手方向切断手段4の直進手段は、3つの可動ユニット42A〜42CをX方向に沿って移動させる。即ち、直進手段によって、第2切断刃41A〜41Cと被覆電線100とがX方向に沿って相対移動するようになっている。
上記のように3つの可動ユニット42A〜42Cを適宜に接近させて第2切断刃41A〜41Cを被覆部材101に食い込ませた(当接させた)状態において、長手方向切断手段4の直進手段が3つの可動ユニット42A〜42CをX方向に沿って移動させることにより、被覆部材101が3箇所においてX方向に沿って切断される。尚、3つの可動ユニット42A〜42CのX方向における移動距離は、周方向切断手段3による2箇所の切断部(後述する2本の周方向切断線L2)同士の距離に略等しい。
ここで、被覆除去装置1が被覆部材101を除去する手順について説明する。まず、被覆除去装置1は、長手方向切断手段4によって、被覆部材101を3箇所において切断し、3本の長手方向切断線L1を形成する(図10、11参照)。次に、被覆除去装置1は、周方向切断手段3によって、2本の周方向切断線L2を順次形成する。このとき、切断線L1、L2において被覆部材101が完全には切断されない場合がある。このような場合、被覆除去装置1は、破断動作を行うことにより、被覆部材101を完全に切断すればおい。破断動作は、被覆部材101に対して切断時とは異なる方向に力を加えるものであればよく、第1切断刃31、32と被覆電線100とをX方向に沿って相対移動させる動作や、可動ユニット42A〜42Cと被覆電線100とを相対回転させる動作が例示される。また、破断動作専用の部材を設けてもよい。
上記のように切断線L1、L2を形成することにより、被覆部材101には、切断線L1、L2によって囲まれた3つの領域が形成される。被覆部材101のうちこれらの領域は、他の領域と切り離すことができる。即ち、被覆電線100から被覆部材101の一部が除去可能な状態となる。
尚、周方向切断手段3による切断タイミングと、長手方向切断手段4による切断タイミングと、は適宜に設定されていればよく、上記の順番に限定されない。即ち、周方向切断手段3によって2本の周方向切断線L2を形成した後に長手方向切断手段4によって長手方向切断線L1を形成してもよいし、周方向切断手段3によって1本の周方向切断線L2を形成した後に長手方向切断手段4によって長手方向切断線L1を形成し、さらに周方向切断手段3によって1本の周方向切断線L2を形成してもよい。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、周方向切断手段3によって被覆部材101を2箇所において切断して2本の周方向切断線L2を形成するとともに、2本の周方向切断線L2の間において長手方向切断手段4によって被覆部材101を切断することにより、2本の周方向切断線L2の間において被覆部材101を被覆電線100から除去することができる。従って、被覆部材101の中剥ぎ作業を自動化し、作業効率を向上させることができる。
また、周方向切断手段3が第1接離手段を有するとともに、第1切断刃31、32が傾斜部30A、30Bを有することで、被覆電線100の太さに応じて第1切断刃31、32を被覆部材101に食い込ませることができる。従って、電線径に応じて第1切断刃31、32を交換する必要がなく、作業効率をさらに向上させることができる。
また、長手方向切断手段4が仮想中心O2に対して接離する3つの可動ユニット42A〜42Cを有するとともに、3つの可動ユニット42A〜42Cのそれぞれに第2切断刃41A〜41Cが設けられていることで、被覆電線100の太さに応じて第2切断刃41A〜41Cを被覆部材101に食い込ませることができる。従って、電線径に応じて第2切断刃41A〜41Cや可動ユニット42A〜42Cを交換する必要がなく、作業効率をさらに向上させることができる。
また、上記のように被覆部材101の中剥ぎ作業を自動化する被覆除去装置1を、被覆電線100に対して他の処理を施すための装置によって構成されるラインに組み込むことができ、即ちインライン化することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、第1切断刃31、32に傾斜部30A、30Bを有する凹部30が形成されているものとしたが、第1切断刃は凹部を有していなくてもよく、例えば、平坦な第1切断刃を用いるとともに、第1切断刃同士の距離を調節することによって、被覆電線100の太さに応じて第1切断刃を被覆部材101に食い込ませてもよい。また、被覆電線100の太さや被覆部材101の厚さに応じて専用の第1切断刃を用意しておき、第1切断刃を適宜交換してもよい。
また、前記実施形態では、3つの可動ユニット42A〜42Cのそれぞれに第2切断刃41A〜41Cが設けられているものとしたが、3つ以上の可動ユニットのうち少なくとも1つに第2切断刃が設けられていればよい。即ち、切断刃が設けられた可動ユニットを切断用とし、切断刃が設けられない可動ユニットを電線保持用として用いてもよい。
また、長手方向切断手段が4つ以上の可動ユニットを有する構成としてもよく、このような構成においても、前記実施形態と同様に、被覆電線100の太さに応じて第2切断刃を被覆部材101に食い込ませることができる。また、被覆電線100の太さや被覆部材101の厚さに応じて、第2切断刃や、第2切断刃を被覆部材101に当接させるための部材(例えば被覆電線100を挟み込む部材)を交換する構成としてもよく、このような構成においては、長手方向切断手段は3つ以上の可動ユニットを有していなくてもよい。
また、前記実施形態では、周方向切断手段3が回転手段を有し、一対の第1切断刃31、32を回転させるものとしたが、第1切断刃と被覆電線100とを相対回転させればよく、被覆電線100を回転させる構成としてもよいし、第1切断刃と被覆部材との両方を逆方向に回転させる構成としてもよい。
また、前記実施形態では、長手方向切断手段4が直進手段を有し、第2切断刃41A〜41CをX方向に沿って移動させるものとしたが、第2切断刃と被覆電線100とをX方向に沿って相対移動させればよく、被覆電線100をX方向に沿って移動させる(例えば電線送出手段2を直進手段として用いる)構成としてもよいし、第2切断刃と被覆電線100との両方を逆方向に移動させる構成としてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 被覆除去装置
3 周方向切断手段
31、32 第1切断刃
30 凹部
30A、30B 傾斜部
30C 底部
4 長手方向切断手段
41A〜41C 第2切断刃
42A〜42C 可動ユニット
100 被覆電線
101 被覆部材
A1 被覆領域
A2 導体露出領域
O1 回転軸
O2 仮想中心

Claims (4)

  1. 被覆電線において被覆部材の一部を除去することにより、長手方向において被覆領域に挟まれるように導体露出領域を形成する被覆除去装置であって、
    前記被覆電線の周方向に沿って前記被覆部材を切断する周方向切断手段と、
    前記長手方向に沿って前記被覆部材を切断する長手方向切断手段と、を備え、
    前記周方向切断手段は、前記被覆電線を径方向から挟み込む一対の第1切断刃と、前記長手方向に沿った回転軸を中心として前記一対の第1切断刃と前記被覆電線とを相対回転させる回転手段と、を有し、
    前記長手方向切断手段は、前記被覆部材に当接する少なくとも1枚の第2切断刃と、該第2切断刃と前記被覆電線とを前記長手方向に沿って相対移動させる直進手段と、を有し、
    前記周方向切断手段によって前記被覆部材を2箇所において切断するとともに、該2箇所の間において前記長手方向切断手段によって前記被覆部材を切断することを特徴とする被覆除去装置。
  2. 前記第1切断刃には、前記長手方向から見て、前記被覆電線が配置される凹部が形成され、
    前記凹部は、底部に向かうにしたがって幅が狭くなるように、傾斜部を有することを特徴とする請求項1に記載の被覆除去装置。
  3. 前記長手方向切断手段は、所定の仮想中心に対して接離する3つ以上の可動ユニットをさらに有し、
    前記3つ以上の可動ユニットのうち少なくとも1つには、前記第2切断刃が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の被覆除去装置。
  4. 被覆電線において被覆部材の一部を除去することにより、長手方向において被覆領域に挟まれるように導体露出領域を形成する被覆除去方法であって、
    前記被覆電線の周方向に沿って前記被覆部材を切断する周方向切断工程と、
    前記長手方向に沿って前記被覆部材を切断する長手方向切断工程と、を含み、
    前記周方向切断工程において、一対の第1切断刃によって前記被覆電線を径方向から挟み込むとともに、前記長手方向に沿った回転軸を中心として前記一対の第1切断刃と前記被覆電線とを相対回転させ、
    前記長手方向切断工程において、少なくとも1枚の第2切断刃を前記被覆部材に当接させるとともに、該第2切断刃と前記被覆電線とを前記長手方向に沿って相対移動させ、
    前記周方向切断工程において前記被覆部材を2箇所において切断するとともに、該2箇所の間で前記長手方向切断工程において前記被覆部材を切断することを特徴とする被覆除去方法。
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