JP2020007148A - 無人配送車両による無人配送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 注文商品を指定された配送先に無人配送車両により迅速に且つ効率的に配送するための無人配送車両による配送システムを提供する。【解決手段】 商品集積所20と、車両待機所40と、商品集積所における個々の商品の在庫状態を管理し且つ車両待機所の無人配送車両の状態を管理する管理センター50と、商品集積所,車両待機所及び管理センターを相互に接続するネットワーク60と、から成り、管理センター50が、ユーザ70の商品注文情報71に基づいて注文商品の在庫状況及び配送先の位置に対応して商品集積所及び車両待機所を選択し選択した車両待機所で待機中の又は走行中の無人配送車両80を選択して、無人配送車両及び商品集積所に対して商品配送情報を送信し、無人配送車両は、選択した商品集積所まで自動走行し、ピッキングした注文商品を配送先まで自動走行し、ユーザによる注文商品の決済及び受渡しを行った後に、車両待機所に自動走行で移動するように、無人配送システム10を構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、注文商品を指定された配送先に無人配送車両で配送するための無人配送車両による無人配送システムに関するものである。
従来、宅配便等による貨物配送サービスにおいては、荷物が集積される配送センター等において、作業員が配送車両に手作業により荷物を積み込む。そして、配送車両は、作業員が運転することにより、個々の配送先まで移動し、各配送先まで手作業で荷物を運んで配送を行なう。従って、配送車両への荷物の積み卸し、そして配達とすべての作業が作業員による手作業で行なわれると共に、配送センターや個々の配送先までの配送車両の運転も作業員によって行なわれている。
これに対して、貨物配送サービスの業界においては慢性的な人手不足の問題があると共に、配送時間指定の制度が設定されているものの、配送時にユーザが指定場所にいない等のために、荷物の受取りを行なうことができず、荷物の再配達の発生率が高くなっており、人手不足に拍車を掛ける事態となっている。
また、全国的にコンビニエンスストアなどの小売店が広く普及してきており、ユーザは、近くのコンビニエンスストアやスーパーマーケット或いは食品等の宅配サービス等で気軽に商品を購入できるようになっている。しかしながら、購入したい商品が店頭に在庫していないこともあり、このような場合には、ユーザは、他の店舗に出向くか、あるいは当該商品の購入を諦めることになってしまう。これにより、当該店舗は商品販売の機会を失うことになる。
他方、近年、ネットワークを介した通信販売が広く普及している。この場合、通信販売業者は、ユーザから商品の購入申し込みを受け付けると、倉庫等で当該商品をピックアップし、配送車両に積み込んで配送車両を配送先まで移動させることにより、当該商品をユーザに配送するようになっている。
ところで、前述したコンビニエンスストア等の店舗において、店舗独自に、購入商品の配達サービスが普及しつつあり、重いものや嵩張るものを中心に需要が増えてきている。この場合にも、商品は店頭に在庫しているものに限定されてしまい、ユーザの購入希望に添えない場合も発生してしまうと共に、あるエリアに複数の店舗が存在する場合に、各店舗がそれぞれ別個に配達サービスを提供することになり、各店舗の配達エリアが重複することがあり、エリア全体としては非効率的な配達サービスになってしまう。
また、前述したネットワークを介した通信販売においては、場合によっては、遠隔地の店舗等に購入申し込みをする場合があり、商品の配送距離が無駄に増えてしまい、ユーザに対しては送料無料を謳っていたとしても、実際には配送コストが増えてしまうことになる。
さらに、多数のユーザからの商品注文が集中してしまうと、配達所要時間が大幅に遅れてしまい、場合によっては当該商品の在庫がなくなって、当該商品が入荷するまでの間、当該商品を配達することができなくなることもある。このため、ユーザは、所望の商品を入手するまで、予想外に時間がかかってしまうことがある。ピザや鮨などの食料品の宅配サービスでは配達時間が一層重要となる。
本発明は、以上の点に鑑み、注文商品を指定された配送先に無人配送車両により迅速に且つ効率的に配送するための無人配送車両による配送システムを提供することを目的としている。
上記目的は、本発明の構成によれば、少なくとも一つの商品集積所と、少なくとも一つの無人配送車両が所属する少なくとも一つの車両待機所と、各商品集積所における個々の商品の在庫状態を管理し、且つ各車両待機所に所属する個々の無人配送車両の状態を管理する管理センターと、各商品集積所,各車両待機所及び管理センターを相互に接続するネットワークと、から構成されており、管理センターが、ユーザからの注文商品及び配送先を含む商品注文情報に基づいて、注文商品の在庫状況及び配送先の位置に対応して、当該注文商品を配送するための商品集積所及び車両待機所を選択し、さらに選択した車両待機所で待機している一つの無人配送車両又は走行中の無人配送車両を選択して、当該無人配送車両及び商品集積所に対して、注文商品をピックアップすべき商品集積所,無人配送車両及び配送先を含む商品配送情報をネットワークを介して送信し、当該無人配送車両は、走行部と、走行部を自動運転制御する制御部と、注文商品を収容し得る収納部と、注文商品の代金決済を行なう決済部と、を備えており、無人配送車両は、商品配送情報に含まれる商品集積所まで自動走行し、当該商品集積所にて注文商品をピッキングした後、配送先まで自動走行し、無人配送車両は、配送先に到着時又は到着前にユーザに対して到着した旨又は到着予定時刻を告知して、当該ユーザによる注文商品の決済及び受渡しを待つと共に、当該ユーザへの注文商品の決済及び受渡しの後に、いずれかの車両待機所に自動走行で移動することを特徴とする、無人配送車両による無人配送システムにより達成される。
上記構成によれば、管理センターが、ユーザからの商品注文情報を受けて、注文商品の在庫状況及び配送先の位置により、商品集積所及び車両待機所を選択し、さらにできるだけ早く配送先まで配送可能な無人配送車両を選択することにより、ユーザの注文した商品を迅速に配送先まで配送することが可能である。その際、配送が無人配送車両により行なわれることによって、配送のための人員が不要となり、人手不足であっても迅速に且つ効率良く注文商品を配送先まで配送することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、商品集積所が複数箇所に設けられており、管理センターが、商品集積所を選択する際に、配送を担当する無人配送車両が所属する車両待機所と選択され商品集積所と配送先のそれぞれの位置から配送距離及び配送時間が短くなるように、注文商品が在庫している商品集積所を選択する。商品集積所を適正に選択することによって、より迅速に注文商品を配送先に配送することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、車両待機所が複数箇所に設けられ、管理センターが、車両待機所を選択する際に、配送を担当する無人配送車両が所属する車両待機所と選択され商品集積所と配送先のそれぞれの位置から配送距離及び配送時間が短くなるように、待機状態の無人配送車両が存在する車両待機所を選択する。車両待機所を適正に選択することによって、より迅速に注文商品を配送先に配送することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、管理センターが、車両待機所を選択する際に、一つの車両待機所に待機状態の無人配送車両がない場合に、配送途中で且つ配送終了後に最も早く当該車両待機所に戻る無人配送車両の待機時間及び配送時間と、他の車両待機所の無人配送車両の配送時間とを比較して、配送先に早く配送できる無人配送車両が存在する車両待機所を選択する。選択した車両待機所に待機中の無人配送車両がない場合であっても、選択された商品集積所により早く到着できる無人配送車両を選択することによって、より迅速に注文商品を配送先に配送することができる。
前記無人配送車両が、分割された複数の商品収納ボックスを備え、空の収納ボックスを有する前記無人配送車両が走行中に前記管理センターの指示を受けた場合、前記商品集積所から注文商品をピックアップして当該空の収納ボックスへ注文商品を収納してユーザへ配達するようにしてもよい。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、商品集積所が、商品を販売する店舗である。常にある程度の在庫を保有している店舗を利用することにより、より迅速に注文商品を配送先に配送することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、ユーザが、店舗で商品の注文を行ない、店舗の端末機器が、ユーザの商品注文に対応して商品注文情報を作成して、この商品注文情報をネットワークを介して管理センターに送信する。ユーザが店舗に出向くことにより、店舗の在庫商品又は在庫切れの商品について、注文商品を配送先まで無人配送車両により迅速に配送することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、ユーザがユーザ端末機器により商品注文情報を作成して、この商品注文情報をネットワークを介して管理センターに送信する。これにより、ユーザは店舗まで出向かなくても、自宅や出先等の任意の場所で商品を注文することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、商品集積所が、商品を貯蔵する倉庫であり、商品集積所としての倉庫が複数の店舗から利用可能である。従って、店舗に商品が在庫していない場合であっても、商品仕入れ先である倉庫から注文商品を直接に配送先に配送でき、より迅速に注文商品を配送先に配送することができる。
本発明による無人配送システムは、好ましくは、無人配送車両が配送先に到着した際の又は到着予定時刻のユーザへの告知が、ネットワークを介してユーザの端末機器に通知される。よって、無人配送車両が配送先に到着したときに、例えば警告音を鳴らすようなことなく、直接にユーザの端末機器に通知されるので、例えば近所に騒音をまき散らしたり、あるいは配送先から離れた場所にいるユーザ等に対して、到着した旨又は到着予定時刻を確実に告知することができる。
商品集積所における注文商品のピッキング及び荷積みが、自動ピッキング手段により無人で行なわれる場合は、車両待機所から商品集積所への移動、そして商品集積所から配送先への移動だけでなく、商品集積所における注文商品のピッキング及び無人配送車両への荷積みも無人で行なわれることになり、さらなる省力化を図ることができる。
無人配送車両が、特定の車両待機所に所属しており、配送終了後に、所属する車両待機所に帰還するように構成すると、各無人配送車両が特定の車両待機所に所属することにより、車両待機所は、容易に且つ確実に所属する無人配送車両を管理し保守することができる。
無人配送車両が、特定の車両待機所に所属せず、配送終了後に最寄りの車両待機所又は待機中の無人配送車両が少ない車両待機所に移動するよう構成すると、各無人配送車両が、複数の車両待機所で共有されることになり、待機中の無人配送車両が少ない場合には、他の車両待機所から無人配送車両が融通され、より少ない台数の無人配送車両を配置すればよく、無人配送車両の台数を削減することも可能である。
このようにして、本発明によれば、注文商品を指定された配送先に無人配送車両により迅速に且つ効率的に配送するための極めて優れた無人配送車両による配送システムを提供することができる。
本発明による無人配送車両による無人配送システムの一実施形態の全体構成を示す概略図である。 図1の無人配送システムにおける商品集積所としての店舗及び倉庫の配置を示す概略図である。 図1の無人配送システムにおける店舗の構成を示すブロック図である。 図1の無人配送システムにおける倉庫の構成を示すブロック図である。 図1の無人配送システムにおける車両待機所の構成を示すブロック図である。 図1の無人配送システムにおける無人配送車両の構成を示すブロック図である。 図6の無人配送車両の具体的な構成を示し、(A)は前方から見た斜視図、(B)は後方から見た斜視図である。 図1の無人配送システムにおける管理センターの構成を示すブロック図である。 図1の無人配送システムにおいて、ユーザの店頭での注文商品の無人配送の作業を順次に示すフローチャートである。 図1の無人配送システムにおいて、ユーザがユーザ端末機器により直接に管理センターに商品を注文する場合の無人配送の作業の一部を順次に示すフローチャートである。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明による無人配送車両による無人配送システムの一実施形態の全体構成を示している。図1において、無人配送車両による無人配送システム(以下、無人配送システムという)10は、商品集積所としての店舗20及び/又は倉庫30と、車両待機所40と、管理センター50と、ネットワーク60と、から構成されている。
ここで、店舗20及び車両待機所40は図1には一つのみが示されているが、実際には、例えば図2に示すように複数の店舗20及び複数の車両待機所40が配置されている。その際、各店舗20は互いにある程度離れて配置されており、顧客分散を図っている。また、倉庫30は図1には一つのみが示されているが、実際には複数の店舗20に対応して一箇所又は複数箇所に分散配置されている。
ネットワーク60は、専用回線又は一般公衆回線であって、後述するように、各店舗20,倉庫30及び各車両待機所40と、管理センター50と、さらにはユーザ70のユーザ端末機器72と、を相互に接続することにより、各種情報を相互に送受信することができる。
店舗20は、例えばコンビニエンスストアとして構成されており、図3に示すように、多数多種の商品21が陳列されていると共に、商品21の在庫管理や販売処理等を行なう店舗端末機器22を備えている。店舗端末機器22は、例えば販売処理のための所謂レジ22aを備えており、商品21の在庫管理や発注処理等を店舗における販売業務に関する種々の処理も行なうように構成されていて、ネットワーク60を介して管理センター50に接続されている。これにより、店舗20に来店したユーザ70は、陳列された商品21から所望の商品21を選択し、レジ22aにて支払いを行なって当該商品21を購入することができる。また、店舗端末機器22は、店舗20の商品21の在庫状況を商品在庫情報21aとして、ネットワーク60を介して管理センター50に送信する。
さらに、店舗20に来店したユーザ70は、陳列された商品21又は在庫がない商品について、自宅等の配送先に対して配送を依頼することもできる。この場合、ユーザ70は、店頭にて店員に対して、ユーザ情報,注文商品及び配送先を伝える。これにより、店舗20にて、店員が店舗端末機器22を操作することで、店舗端末機器22は、ユーザ70の商品注文に応じて注文コード71a,ユーザ情報71b,注文商品71c及び配送先71dから成る商品注文情報71を作成し、ネットワーク60を介して管理センター50に送信すると共に、ユーザ70に対して当該注文に関するユーザ認証キー73を発行する。
なお、ユーザ70は、店舗20の店頭に出向かずに、自分の端末機器72を操作することにより、ネットワーク60を介して直接に管理センター50に対して商品注文を行ない、商品注文情報71を送信することもできる。
倉庫30は、図4に示すように、店舗20で取り扱う商品21が多数保管されており、店舗20からの注文に応じて、倉庫30内から注文した商品21が配送車両等によって対応する店舗20に対して適宜配送される。この倉庫30は、倉庫30内における商品21の在庫管理を行なう倉庫端末機器31を備えており、倉庫端末機器31は、商品21の入荷出荷に応じて在庫状況をその都度修正し、常に正確な在庫状況を示す商品在庫情報21aを作成して、ネットワーク60を介して管理センター50に送信する。
倉庫端末機器31は、ネットワーク60を介して管理センター50から商品配送情報54(後述)を受け取ると、この商品配送情報54に含まれる注文コード71a及び注文商品71cに基づいて、当該注文商品71cを作業員により倉庫30内に在庫する商品21から選択してピッキングさせ、注文コード71aに関連付けられた無人配送車両80への荷積を指示する。その際、無人ピッキング装置を利用して、当該注文商品71cを当該無人配送車両80に自動で荷積するようにしてもよい。その際、倉庫端末機器31は、荷積した商品21に関して、倉庫30内における在庫情報32を修正して、ネットワーク60を介して管理センター50に送信する。
車両待機所40は、例えば店舗20又は倉庫30に併設して、あるいは独立して配置されており、図5に示すように、ネットワーク60を介して管理センター50と接続される車両待機所の倉庫端末機器41を備えていると共に、少なくとも一台、好ましくは複数台の無人配送車両80が所属している。
無人配送車両80は公知の無人自動運転車両、例えば本出願人による特開2018−058656号公報に開示されている無人配送システムの自律移動機と同様の構成であり、図6に示すように、走行部81と、走行部81を自動運転制御する制御部82と、を含んでいると共に、さらに配送すべき注文商品71cを収容すべき収納部83と、注文商品71cの代金決済を行なう決済部84と、を含んでいると共に、当該無人配送車両80を特定するための車両識別情報85を付されている。
ここで、無人配送車両80の制御部82は、管理センター50からネットワーク60を介して送られてくる商品配送情報54を受け取って、記憶部86に記録すると共に、この商品配送情報54に基づいて、配送開始通知82a及び車両識別情報85をネットワーク60を介して管理センター50に送出し、且つ走行部81を制御して、商品配送情報54で選択された商品集積所、即ち店舗20又は倉庫30に移動し、当該注文商品71cをピッキングした後、再び走行部81を制御して配送先71dまで自律移動させる。
そして、無人配送車両80の制御部82は、配送先71dに到着したとき又は到着予定時刻について、到着通知82b及び車両識別情報85をネットワーク60を介してユーザ70の端末機器72に送信する。
ユーザ70が、配送先71dに到着した無人配送車両80の制御部82に対して、注文の際に受け取ったユーザ認証キー73を入力すると、制御部82は、商品配送情報54に含まれるユーザ情報71bとユーザ認証キー73とを照合し、照合できたときに、決済部84にて配送商品71cの代金決済を行なうと共に収容部83を開放する。
その後、無人配送車両80の制御部82は、収容部83の開放及び空荷を検出することにより、注文商品71cの配送が完了したものとして収容部83を閉鎖し、配送完了通知82c及び車両識別情報85を、ネットワーク60を介して所属する車両待機所40及び管理センター50に送信すると共に、走行部81を制御して、所属する車両待機所40に向かって帰還する。
無人配送車両80は、具体的には、例えば図7に示すように、車体87に対して前後の下部に二対の車輪87aを、また道路走行に必要な前照灯87b,方向指示器87c及びリヤコンビネーションランプ87dを、さらに自動運転のために必要な前方監視ステレオカメラ87e,側方監視カメラ87f等を備えている。さらに、無人配送車両80は、車体後部に収容部83を備えており、この収容部83は、ドア83aの開閉により内部に荷物等の積み卸しができるようになっている。収納部83は小部屋に分割して複数の収納ボックスを構成することもできる。この場合、各収納ボックスが各々個別に施錠又は開錠されると、複数のユーザ各人に荷物を配達可能である。
このような構成の無人配送車両80は、制御部82が、前方監視ステレオカメラ87e,側方監視カメラ87f等からの検出信号と、前もって作成されたマップデータに基づいて道路を自律走行することができるようになっている。
ここで、車両待機所40の制御部41は、管理センター50から商品配送情報54(後述)を受け取ると、所属する無人配送車両80の指定された無人配送車両80に対して、ネットワーク60を介して商品配送情報54を送出する。これにより、無人配送車両80は、上述したように、商品配送情報54に基づいて指定された店舗20又は倉庫30に向かって自律移動し、当該店舗20又は倉庫30にて指定された注文商品71cをピッキングした後、指定された配送先71dに向かって自律移動し、配送先71dでユーザ70に注文商品71cを引き渡すことができる。
ここで、車両待機所40の倉庫端末装置41は、各無人配送車両80からの車両識別情報85と共に送信される配送開始通知82a及び配送完了通知82cに基づいて、当該無人配送車両80の動作状態、即ち「待機中」,「配送中(走行中)」及び「帰還中」の各状態を検知し、車両状態情報42を作成してネットワーク60を介して管理センター50に送信する。
管理センター50は、適宜の箇所に設けられたサーバー,ワークステーション,クラウドサーバ等の情報処理装置から構成されており、図8に示すように、送受信部51と、記憶部52と、制御部53と、を有している。管理センター50での処理は、プログラムに制御されたサーバー,ワークステーション,クラウドサーバ等のコンピュータにより実行され、記録媒体としては、例えば磁気ディスク,半導体メモリ,その他の任意のコンピュータで読み取り可能なものが使用される。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよく、各種ネットワークを介してコンピュータに読み込ませるようにしてもよい。記憶部52,制御部53は、それぞれ別体のサーバーとして構成され、互いに構内ネットワーク等のLANにより接続されていてもよい。
管理センター50の送受信部51は、ネットワーク60を介して、店舗20の店舗端末機器22,倉庫30の倉庫端末機器31及び車両待機所40の倉庫端末機器41と、そして各無人配送車両80の制御部82及びユーザ70のユーザ端末機器72と、相互に通信可能に接続されている。
管理センター50の送受信部51は、各店舗20及び各倉庫30から商品在庫情報21aをネットワーク60を介して受け取って、データベースとして記憶部52に登録すると共に、この商品在庫情報21aを制御部53に送出する。これにより、管理センター50の制御部53は、管理するすべての店舗20及び倉庫30における商品21に関する商品在庫情報21aを常に把握して、一元管理することができる。
さらに、管理センター50の送受信部51は、各車両待機所40から個々の無人配送車両80の状態、即ち「待機中」,「配送中」又は「帰還中」を示す車両状態情報42を、ネットワーク60を介して受け取って、データベースとして記憶部52に登録すると共に、この車両状態情報42を制御部53に送出する。これにより、管理センター50の制御部53は、管理するすべての車両待機所40における個々の無人配送車両80の状態を常に把握して、一元管理することができる。
管理センター50の送受信部51は、店舗20の店舗端末機器22からネットワーク60を介してユーザ70の商品注文情報71を受け取ると、この商品注文情報71を記憶部52に登録すると共に、商品注文情報71を制御部53に出力する。これにより、管理センター50の制御部53は、商品注文情報71に含まれる注文コード71a,ユーザ情報71b,注文商品71c及び配送先71dから、商品在庫情報21aに基づいて、当該注文商品71cが在庫し且つ配送先71dに近い商品集積所即ち店舗20又は倉庫30を選択すると共に、車両状態情報42に基づいて、選択した店舗20又は倉庫30に最も近い車両待機所40を選択する。
ここで、管理センター50の制御部53は、配送先71dに最も近い店舗20又は倉庫30からなる商品集積所に注文商品71cの在庫がない場合には、次に近い店舗20又は倉庫30からなる商品集積所を選択する。管理センター50の制御部53は、選択した店舗20又は倉庫30からなる商品集積所に最も近い車両待機所40に待機中の無人配送車両80がない場合には、当該車両待機所40に所属する帰還中の無人配送車両または他の車両待機所40に待機中の無人配送車両等、選択した店舗20又は倉庫30からなる商品集積所に配送時間が短くなるように又は最も早く到着可能な無人配送車両80が所属する車両待機所40を選択する。制御部53は、この配送時間が最も短くなるように、配送時間の最適化の処理を実行してもよい。これにより、当該注文商品71cをできるだけ迅速に配送先71dまで配送することが可能になる。
そして、管理センター50の制御部53は、店舗20又は倉庫30からなる選択した商品集積所54a,車両待機所54bと、ユーザ情報71b,注文商品71c及び配送先71dを含む商品配送情報54を作成して、選択した商品集積所である店舗20又は倉庫30と、車両待機所40に対して、それぞれ商品配送情報54をネットワーク60を介して送信する。
本発明による無人配送システム10は以上のように構成されており、図9及び図10のフローチャートに示すように動作する。まず図9のフローチャートに従って、ユーザ70が店舗20の店頭で商品の注文を行なう場合について説明する。
図9のフローチャートにおいて、ステップA1にて、ユーザ70が店舗20の店頭にて商品を注文すると、ステップA2にて、店舗20の店舗端末機器22が商品注文情報71を作成し、ステップA3にて、ユーザ70に対してユーザ認証キー73を発行すると共に、ステップA4にて、商品注文情報71をネットワーク60を介して管理センター50に送信する。
これを受けて管理センター50の制御部53は、ステップA5にて、商品在庫情報21aを参照して、商品注文情報71に含まれる注文商品71cが在庫し且つ配送先71dに近いて商品集積所、図示の場合、倉庫30を選択し、続いてステップA6にて、車両状態情報42を参照して、選択した倉庫30に最も近い車両待機所40を選択する。
次に、管理センター50の制御部53は、ステップA7にて、選択した車両待機所40における待機中の一台の無人配送車両80を車両識別情報85により選択して、ステップA8にて、選択した店舗54a,車両待機所54bと、ユーザ情報71b,注文商品71c及び配送先71dを含む商品配送情報54を作成する。
そして、管理センター50の制御部53は、ステップA9にて、商品配送情報54を、選択した車両待機所40の選択した無人配送車両80に送信すると共に、ステップA10にて、商品配送情報54を選択した商品集積所である倉庫30に送信する。
ここで、無人配送車両80の制御部82は、ステップA11にて、商品配送情報54を受け取ると、配達開始通知82a及び車両識別情報85をネットワーク60を介して管理センター50に送信すると共に、ステップA12にて、この商品配送情報54に基づいて走行部81を制御して、選択された倉庫30に向かって自動走行により移動する。他方、倉庫30の倉庫端末機器31は、ステップA13にて、商品配送情報54を受け取ると、この商品配送情報54に基づいて注文商品71cのピッキングを行ない、当該注文商品71cの配送を担当する無人配送車両80の到着を待つ。
無人配送車両80が到着すると、倉庫30の倉庫端末機器31は、ステップA14にて当該注文商品71cを無人配送車両80の収容部83に荷積みする。
注文商品71cを荷積みした無人配送車両80は、ステップA15にて、配送先71dに向かって自動走行で移動する。ステップA16にて、無人配送車両80が配送先71dに到着すると、ステップA17にて、無人配送車両80の制御部82は、到着通知82bをネットワーク60を介してユーザ70のユーザ端末機器72に通知する。
到着通知82bを受け取ったユーザ70は、ステップA18にて、配送先71dにおいて無人配送車両80の制御部82に対してユーザ認証キー73を入力すると、無人配送車両80の制御部82は、ステップA19にて、商品配送情報54に含まれるユーザ情報71bとユーザ認証キー73とを照合し照合できたときに、ステップA20にて、決済部84で当該注文商品71cの代金決済を行ない、ステップA21にて、収容部83を開放してユーザ70への注文商品71cの受渡しを待つ。
ステップA22にて、ユーザ70が開放した収容部83から注文商品71cを取り出すと、無人配送車両80の制御部82が、ステップA23にて収容部83の開放及び空荷を検出することにより、注文商品71cの配送が完了したものとして収容部83を閉鎖し、ステップA24にて、配送完了通知82c及び車両識別情報85を、ネットワーク60を介して所属する車両待機所40及び管理センター50に送信し、ステップA25にて、走行部81を制御して所属する車両待機所40に向かって自動走行し、ステップA26にて、所属する車両待機所40に帰還する。
以上で、ユーザ70の注文商品71cの配送先71dへの配送及び帰還が完了する。
次に、図10のフローチャートに従って、ユーザ70が自分のユーザ端末機器72により管理センター50に対して直接に商品の注文を行なう場合について説明する。
図10のフローチャートにおいて、ステップB1にて、ユーザ70が自分のユーザ端末機72を使用して商品注文情報71を作成し、ステップB2にて、この商品注文情報71をネットワーク60を介して管理センター50に対して送信する。
これを受けて、管理センター50の制御部53は、ステップB3にて、この商品注文情報71に対するユーザ認証キー73を発行し、ステップB4にて、このユーザ認証キー73を、ネットワーク60を介してユーザ70のユーザ端末機器72に対して送信する。このとき、ユーザ70は、ステップB5にて自分のユーザ端末機器72の画面に表示されるユーザ認証キー73を視認する等により、ユーザ認証キー73を確認することができる。この際、管理センター50の制御部53からネットワーク70を介してユーザの端末機器72に表示される情報としては、到着予定時刻が含まれてもよい。
その後は、管理センター50の制御部53は、図9のフローチャートに示すステップA5以降の作業を行なうことにより、ユーザ70の注文商品71cを倉庫30でピッキング及び荷積みをして自動走行により配送先71dに配送する。配送先71dに到着した無人配送車両80の制御部82に対して、ユーザ70がユーザ認証キー73を入力することにより、注文商品71cの代金決済及び収容部83からの注文商品71cの受渡しを配送先71dで行なった後、同様に所属する車両待機所40に自動走行で帰還する。
このようにして、ユーザ70は、店舗20まで出向かなくても、任意の場所でネットワーク60を介して直接に管理センター50に対して商品21の注文を行ない、配送先71dで注文商品71cを受け取ることができる。
本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。
例えば、上述した実施形態においては、無人配送車両80は、それぞれ車両待機所40に所属しており、注文商品71cを配送先71dに配送した後、所属する車両待機所40に帰還するようになっているが、これに限らず、無人配送車両80は、特定の車両待機所40には所属せず、配送終了後に、最寄りの車両待機所40又は待機中の無人配送車両80が少ない車両待機所40に移動するようにしてもよいことは明らかである。
上述した実施形態においては、無人配送車両80は、ただ一つの収容部83を備えており、注文毎に一つの配送先71dに対して注文商品71cの配送を行なうようになっているが、これに限らず、無人配送車両80の収容部83を複数区画に分割したり、無人配送車両80が複数の収容部83を備えることによって、一回の配送作業で、複数の配送先71dを巡回することにより、複数組の商品注文を処理することも可能であり、配送効率がより一層向上する。
具体的には、無人配送車両80が複数の収容ボックスを備えており、収容ボックスのうち幾つかが既に配達済みとなり、空の収容ボックスが生じた時には、次のようにして、無人配送車両80の空の収容ボックスに新たな商品21を荷積みしてもよい。
管理センター50において、無人配送車両80に空の収容ボックスが生じた時には、管理センター50にその情報が通知される。管理センター50では、未配送の商品注文情報71を検索し、空の収容部83が生じた無人配送車両80に荷積みされる商品21の在庫があり、かつ、無人配送車両80の走路経路の途中に配置されている最寄りの商品集積所30を検索する。管理センター50は、無人配送車両80が次の配送先71dに配送の途中であっても、最寄りの商品集積所30が次の配送先71dの途中に存在すれば、その商品集配所30に立ち寄って新たな商品21を詰め込み、その後の配達計画に反映されるようにしてもよい。この際、管理センター50では、複数の無人配送車両80に空の収容ボックスが生じた時には、配達計画の効率がよくなるように、商品集積所30に最も近い無人配送車両80を選択できるよう管理センター50の管理部30で最適化してもよい。
この構成によれば、無人配送車両80に空の収容ボックスが生じた際、新たに配送する商品21を、無人配送車両80の走路経路の途中にある最寄りの商品集積所30を適正に選択することによって、より迅速に注文された商品21をさらに別の配送先71dに配送することができる。この場合、商品集積所30に立ち寄るので、次の配送先71dへの配送時間は少し延びるが、配送時間に、例えば1時間程度の前後範囲を設けることにより配送時間の調整が可能となる。
10 無人配送車両による無人配送システム(無人配送システム)
20 店舗(商品集積所)
21 商品
21a 商品在庫情報
22 店舗端末機器
22a レジ
30 倉庫(商品集積所)
31 倉庫端末機器
40 車両待機所
41 車両待機所の倉庫端末機器
42 車両状態情報
50 管理センター
51 送受信部
52 記憶部
53 制御部
54 商品配送情報
54a 選択した商品集積所(選択した店舗)
54b 選択した車両待機所
60 ネットワーク
70 ユーザ
71 商品注文情報
71a 注文コード
71b ユーザ情報
71c 注文商品
71d 配送先
72 ユーザ端末機器
73 ユーザ認証キー
80 無人配送車両
81 走行部
82 制御部
82a 配送開始通知
82b 到着通知
82c 配送完了通知
83 収容部
83a ドア
84 決済部
85 車両識別情報
86 記憶部
87 車体
87a 車輪
87b 前照灯
87c 方向指示器
87d リヤコンビネーションランプ
87e 前方監視ステレオカメラ
87f 側方監視カメラ

Claims (14)

  1. 少なくとも一つの商品集積所と、少なくとも一つの無人配送車両が所属する少なくとも一つの車両待機所と、各商品集積所における個々の商品の在庫状態を管理し、且つ各車両待機所に所属する個々の無人配送車両の状態を管理する管理センターと、各商品集積所,各車両待機所及び前記管理センターを相互に接続するネットワークと、から構成されており、
    前記管理センターが、ユーザからの注文商品及び配送先を含む商品注文情報に基づいて、前記注文商品の在庫状況及び前記配送先の位置に対応して、当該注文商品を配送するための商品集積所及び車両待機所を選択しさらに選択した車両待機所で待機している一つの無人配送車両又は走行中の無人配送車両を選択して、当該無人配送車両及び商品集積所に対して、注文商品をピックアップすべき商品集積所,無人配送車両及び配送先を含む商品配送情報を、ネットワークを介して送信し、
    当該無人配送車両は、走行部と、前記走行部を自動運転制御する制御部と、前記注文商品を収容し得る収納部と、前記注文商品の代金決済を行なう決済部と、を備えており、
    前記無人配送車両は、前記商品配送情報に含まれる商品集積所まで自動走行し、当該商品集積所にて前記注文商品をピッキングした後、前記配送先まで自動走行し、
    前記無人配送車両は、当該配送先に到着時又は到着前に、前記ユーザに対して到着した旨又は到着予定時刻を告知して、当該ユーザによる注文商品の決済及び受渡しを待つと共に、当該ユーザへの前記注文商品の決済及び受渡しの後に、いずれかの車両待機所に自動走行で移動することを特徴とする、無人配送車両による無人配送システム。
  2. 前記商品集積所が複数箇所に設けられており、
    前記管理センターが、商品集積所を選択する際に、配送を担当する無人配送車両が所属する車両待機所と選択され商品集積所と配送先のそれぞれの位置から配送距離及び配送時間が短くなるように、前記注文商品が在庫している商品集積所を選択することを特徴とする、請求項1に記載の無人配送車両による無人配送システム。
  3. 前記車両待機所が複数箇所に設けられており、
    前記管理センターが、車両待機所を選択する際に、配送を担当する無人配送車両が所属する車両待機所と選択され商品集積所と配送先のそれぞれの位置から配送距離及び配送時間が短くなるように、待機状態の無人配送車両が存在する車両待機所を選択することを特徴とする、請求項1又は2に記載の無人配送車両による無人配送システム。
  4. 前記管理センターが、車両待機所を選択する際に、一つの車両待機所に待機状態の無人配送車両がない場合に、配送途中で且つ配送終了後に最も早く当該車両待機所に戻る無人配送車両の待機時間及び配送時間と、他の車両待機所の無人配送車両の配送時間とを比較して、配送先に早く配送できる無人配送車両が存在する車両待機所を選択することを特徴とする、請求項3に記載の無人配送車両による無人配送システム。
  5. 前記無人配送車両の収納部が、分割された複数の収納ボックスで構成され、空の収納ボックスを有する前記無人配送車両が走行中に前記管理センターの指示を受けた場合、前記商品集積所から注文商品をピックアップして当該注文商品を空の収納ボックスに収納しユーザへ配送することを特徴とする、請求項1に記載の無人配送車両による無人配送システム。
  6. 前記商品集積所が、商品を販売する店舗であることを特徴とする、請求項1から5の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
  7. ユーザが、前記店舗で商品の注文を行ない、
    前記店舗の端末機器が、ユーザの商品注文に対応して、前記商品注文情報を作成して、この商品注文情報をネットワークを介して前記管理センターに送信することを特徴とする、請求項6に記載の無人配送車両による無人配送システム。
  8. ユーザが、ユーザ端末機器により商品注文情報を作成して、この商品注文情報を、ネットワークを介して前記管理センターに送信することを特徴とする、請求項1から7の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
  9. 前記商品集積所が、商品を貯蔵する倉庫であることを特徴とする、請求項1から8の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
  10. 前記商品集積所としての倉庫が、複数の店舗から利用可能であることを特徴とする、請求項9に記載の無人配送車両による無人配送システム。
  11. 前記無人配送車両が配送先に到着した際の又は到着予定時刻のユーザへの告知が、ネットワークを介してユーザの端末機器に通知されることを特徴とする、請求項1から10の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
  12. 前記商品集積所における注文商品のピッキング及び荷積みが、自動ピッキング手段により無人で行なわれることを特徴とする、請求項1から11の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
  13. 前記無人配送車両が、特定の車両待機所に所属しており、配送終了後に所属する車両待機所に帰還することを特徴とする、請求項1から12の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
  14. 前記無人配送車両が、特定の車両待機所に所属せず、配送終了後に、最寄りの車両待機所又は待機中の無人配送車両が少ない車両待機所に移動することを特徴とする、請求項1から12の何れかに記載の無人配送車両による無人配送システム。
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