JP2019216321A - 情報通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用中に故障した場合でも、その復旧を迅速且つ低コストで行える情報通信装置を提供する。【解決手段】電源部23と無線通信部24と制御部25とを備え、設置面に埋設状態で設置されて外部の情報通信端末との間で無線通信を行う情報通信装置2であって、電源部23を備えて設置面に埋設状態で設置可能な電源側分割ユニットPUと、無線通信部24及び制御部25の少なくともいずれかを備えて電源側分割ユニットPUに対して着脱自在に装着可能な非電源側分割ユニットCUと、電源側分割ユニットPUに非電源側分割ユニットCUが装着されたとき、電源側分割ユニットPUから非電源側分割ユニットCUに電力供給可能な状態で電源側分割ユニットPUと非電源側分割ユニットCUとを接続する電源接続部31と、が備えられている。【選択図】図8

Description

本発明は、設置面に埋設状態で設置されて外部の情報通信端末との間で無線通信を行う情報通信装置に関する。
上記のような情報通信装置としては、例えば、ノートパソコン、スマートフォン、タブレット端末のような外部の情報通信端末を用いて室内等で無線LAN通信を行うために、室内の壁面等の設置面に埋設状態で設置されて無線LANのアクセスポイント等として機能する情報通信装置が知られている(特許文献1、2参照。)。
特許文献1では、情報通信装置として、商用電源ケーブルから供給される外部電力を変換する商用電力対応の電源部を備えた商用電力対応の情報通信装置と、WAN側の通信ケーブルを介して給電機能付きのハブから供給される電力を変換するPOE(Power Over Ethernet)対応の電源部を備えたPOE対応の情報通信装置の二種類が用意されており、二種類の電力供給方式に対応可能となっている。これらの二種類の情報通信装置は、外部電力を変換する電源回路等からなる電源部、その電源部から供給される電力にて作動する無線通信部、電源部から供給される電力にて作動して無線通信部を制御する制御部等を単一のケーシングに収容して1つの埋込型のユニットとして構成されている。
特許文献2に記載の情報通信装置は、無線通信部に接続可能なアンテナ素子のみを備えたアンテナユニットと、電源部と無線通信部と制御部とを備えた埋込型の本体ユニットとを備えており、本体ユニットに対してアンテナユニットが着脱自在に装着可能となっている。そのため、現状と異なるアンテナ素子が必要となる場合には、アンテナユニットを取り外してアンテナ素子を交換した上で本体ユニットに再装着することで、アンテナ素子の仕様変更等に簡単に対応することができる。
特許第6259939号公報 特開2018−11166号公報
ところで、このような情報通信装置でも、使用期間が長くなれば故障することがあるが、その故障の原因は、構成がシンプルな電源部ではなく、構成が複雑な無線通信部や制御部であることが圧倒的に多い。
この点、特許文献1及び2に記載の情報通信装置では、電源部と無線通信部と制御部とが共通の埋込型のユニットに備えられているので、修理対応としては、無線通信部や制御部のみの故障であっても、設置面からユニットごと取り外して修理や交換等を行い、正常となったユニットを設置面に改めて取り付ける作業が必要となる。
しかしながら、このような作業には、ユニットに対して商用電源ケーブルやWAN側の通信ケーブルを着脱させる等の電気工事が含まれるので、電気工事士等の専門家しか作業を行うことができない。そのため、専門家の手配やユーザとの日程調整のための時間的ロスが生じるなど、故障の発生から復旧までに時間がかかり易いという不都合がある。専門家を手配する分だけ費用も嵩み易いという不都合もある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、使用中に故障した場合でも、その復旧を迅速且つ低コストで行える情報通信装置を提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、電源部と、前記電源部から供給される電力にて作動する無線通信部と、前記電源部から供給される電力にて作動して前記無線通信部を制御する制御部とを備え、設置面に埋設状態で設置されて外部の情報通信端末との間で無線通信を行う情報通信装置であって、
前記電源部を備えて設置面に埋設状態で設置可能な電源側分割ユニットと、
前記無線通信部及び前記制御部の少なくともいずれかを備えて前記電源側分割ユニットに対して着脱自在に装着可能な非電源側分割ユニットと、
前記電源側分割ユニットに前記非電源側分割ユニットが装着されたとき、前記電源側分割ユニットから前記非電源側分割ユニットに電力供給可能な状態で前記電源側分割ユニットと前記非電源側分割ユニットとを接続する電源接続部と、が備えられている点にある。
本構成によれば、電源部を備えて設置面に埋設状態で設置可能な電源側分割ユニットに対して、無線通信部及び制御部の少なくともいずれかを備えて電源側分割ユニットに対して着脱自在に装着可能な非電源側分割ユニットを装着することにより、電源接続部にて電源側分割ユニットと非電源側分割ユニットとが電気的に接続されて電源側分割ユニットから非電源側分割ユニットに電力供給が可能な状態となり、外部の情報通信端末と無線通信可能な情報通信装置として使用することができる。
そして、設置面に設置されて情報通信装置として使用中に故障が発生しても、その故障の原因が電源部に比べて圧倒的に故障の多い無線通信部及び制御部のうち、非電源側分割ユニットに備えられた少なくともいずれかであれば、専門家による作業を要しない非電源側分割ユニットだけを取り外して修理や交換等を行い、正常化後の非電源側分割ユニットを電源側分割ユニットに装着することにより、復旧を迅速且つ低コストで行うことができる。
さらに、例えば、通信方式の変更等により、無線通信部及び制御部のうち、非電源側分割ユニットに備えられた少なくともいずれかを新たなものに交換する必要が生じても、専門家による作業を要しない非電源側分割ユニットだけを取り外して交換を行って電源側分割ユニットに装着したり、非電源側分割ユニットだけを取り外して新たなものを備えた別の非電源側分割ユニットを電源側分割ユニットに装着したりすることにより、製品のバージョンアップを迅速・簡単・低コストで行うことができる。
本発明の第2特徴構成は、WAN側の通信ケーブルが接続可能なWAN用接続部が前記電源側分割ユニットに備えられ、
前記電源側分割ユニットに前記非電源側分割ユニットが装着されたとき、前記電源側分割ユニットと前記非電源側分割ユニットとを通信可能な状態で接続する通信接続部が備えられている点にある。
本構成によれば、WAN側の通信ケーブルが接続可能なWAN用接続部を備えて設置面に埋設状態で設置可能な電源側分割ユニットに対して、非電源側分割ユニットを装着することにより、通信接続部にて電源側分割ユニットと非電源側分割ユニットとが接続されて電源側分割ユニットと非電源側分割ユニットとの間の通信が可能な状態となり、情報通信装置を無線LANのアクセスポイント等として使用することができる。
本発明の第3特徴構成は、前記電源側分割ユニットに前記非電源側分割ユニットが装着されたとき、前記非電源側分割ユニットで発生する熱を前記電源側分割ユニットに伝熱可能な状態で前記電源側分割ユニットと前記非電源側分割ユニットとを接続する放熱用接続部が備えられている点にある。
本構成によれば、電源部を備えて設置面に埋設状態で設置可能な電源側分割ユニットに対して、無線通信部及び制御部の少なくともいずれかを備えて電源側分割ユニットに対して着脱自在に装着可能な非電源側分割ユニットを装着することにより、放熱用接続部にて非電源側分割ユニットで発生する熱を電源側分割ユニットに伝熱可能となり、電源側分割ユニットを通じて外部に適切に放熱することができる。よって、発熱量の多い無線通信部や制御部を備える関係から作動状態で高温化し易い非電源側分割ユニットの過剰な高温化を適切に回避することができる。
本発明の第4特徴構成は、前記電源側分割ユニットに対して、機能又は仕様の異なる複数種の前記非電源側分割ユニットの各々が選択的に装着可能に構成されている点にある。
情報通信装置の製品ラインナップとして、例えば、ユーザの要望等に応じて、付加機能として電話線の接続が可能な機能を有する製品や、付加機能として有線LANの接続が可能な機能を有する製品、付加機能として充電コネクタが接続可能な機能を有する製品、付加機能が全くないシンプルな機能の製品等の機能又は仕様の異なる製品を揃えることが考えられる。
本構成によれば、共通の電源側分割ユニットに対して、例えば、出荷段階等において、付加機能として電話線の接続が可能な機能を有する非電源側分割ユニットや、付加機能として有線LANの接続が可能な機能を有する非電源側分割ユニット、付加機能として充電コネクタが接続可能な機能を有する非電源側分割ユニット、付加機能が全くないシンプル機能の非電源側分割ユニット等の機能又は仕様の異なる複数種の非電源側分割ユニットの各々を選択的に装着して組み合わせることで、機能又は仕様の異なる製品を構成することができる。
よって、電源側分割ユニットの在庫総数を削減しながら、機能又は仕様の異なる複数種の製品ラインナップを実現することができる。
本発明の第5特徴構成は、機能又は仕様の異なる複数種の前記電源側分割ユニットの各々に対して、前記非電源側分割ユニットが選択的に装着可能に構成されている点にある。
情報通信装置の製品ラインナップとして、例えば、ユーザの要望等に応じて、商用電力対応の電源部を備えた製品やPOE対応の電源部を備えたPOE対応の製品等の電源部の機能又は仕様の異なる製品を揃えることが考えられる。
本構成によれば、例えば、出荷段階等において、商用電力対応の電源部を備えた電源側分割ユニットやPOE対応の電源部を備えたPOE対応の電源側分割ユニット等の電源部の機能又は仕様の異なる複数種の電源側分割ユニットの各々に対して、非電源側分割ユニットを選択的に装着して組み合わせることで、電源部の仕様又は機能の異なる複数種の製品ラインナップを実現することができる。
本発明の第6特徴構成は、前記非電源側分割ユニットは、前記電源側分割ユニットが設置面に埋設状態で設置された状態で、前記電源側分割ユニットにおける設置面の対向空間側に露出する部位に対して着脱自在に装着可能に構成されている点にある。
本構成によれば、電源側分割ユニットが設置面(例えば室内空間を区画形成する壁)に埋設状態で設置された状態のままで、その電源側分割ユニットに対して設置面の対向空間側(例えば室内空間側)から非電源側分割ユニッを着脱することができ、使用中に故障した場合の復旧を簡単且つ一層迅速に行うことができる。
本発明の第7特徴構成は、前記非電源側分割ユニットが前記電源側分割ユニットに装着されたとき、前記非電源側分割ユニットと前記電源側分割ユニットとを装着状態でロックするロック手段が備えられ、
前記ロック手段によるロックを解除するロック解除操作部が、設置面に埋設状態で設置された状態で設置面の対向空間側に露出する部位に備えられている点にある。
本構成によれば、非電源側分割ユニットが電源側分割ユニットに装着されると、ロック手段により非電源側分割ユニットと電源側分割ユニットとが装着状態でロックされるので、不測に電源側分割ユニットから非電源側分割ユニットが取り外される等の不都合を未然に回避することができる。しかも、非電源側分割ユニットを取り外したい場合には、設置面の対向空間側(例えば室内空間側)からロック解除操作部を操作することにより、電源側分割ユニットから非電源側分割ユニットを取り外すことができる。
情報コンセントが設置された状態を示す正面図 情報コンセントが設置された状態を示す側面図 情報通信装置の平面図 電源側分割ユニットの後方側ケーシングの斜視図 電源側分割ユニットと制御側分割ユニットとを分離させた状態の情報通信装置の平面図 電源側分割ユニットと制御側分割ユニットとを分離させた状態の情報通信装置の側面図 (a)電源側分割ユニットの正面図(前面図)、(b)制御側分割ユニットの背面図(後面図) 情報通信装置の概略構成を示すブロック図 機能又は仕様の異なる別の制御側分割ユニットの正面図(前面図)
本発明に係る情報通信装置の実施形態を図面に基づいて説明する。
本発明に係る情報通信装置の一例である情報通信ユニット2は、ノートパソコンやスマートフォン、タブレット端末のような外部の情報通信端末との間で無線通信を行うものであり、例えば、図1及び図2に示すように、室内の壁W等の設置面に設置された情報コンセント1に備えられている。情報通信ユニット2は、その後方側部位が壁Wに埋設された埋設状態で、且つ、その前方側部位が壁Wよりも前方側に膨出する状態で設置されている。以下、壁Wに対して直交する表裏方向の表側を前後方向の前方側として、表裏方向の裏側を前後方向の後方側として説明する。
情報コンセント1は、図2に示すように、壁Wに貫通形成された矩形状の設置用孔10の後面側に配置されたコンセントボックス11と、壁Wの前面側に配置された化粧カバー12とを、それらの間において壁Wの前面に当接する取り付けフレーム13を介して固定して構成されている。
この情報コンセント1には、図1に示すように、情報通信ユニット2に加えて、電源コンセントユニット3が備えられている。情報コンセント1の左右方向の一方側(図1中右側)に、情報通信ユニット2が配置され、情報コンセント1の左右方向の他方側(図1中左側)に、電源コンセントユニット3が配置されている。
情報通信ユニット2の前面側には、図1に示す製品では、LAN用モジュラープラグが着脱自在に接続されるLAN用モジュラーアダプタ等のLAN用接続部29の接続口29A、電話回線用モジュラープラグが着脱自在に接続される電話回線用モジュラーアダプタ等の電話回線用接続部30の接続口30A、各種の状態を表示する表示部35、リセット操作するためのリセットボタン部36、及び、外部の情報通信端末との無線通信の設定を略自動的に行うための通信設定ボタン部42等が備えられている。電源コンセントユニット3の前面側には、上下に2つの差込口4が備えられている。
コンセントボックス11の上下には、図2に示すように、壁Wの後方側空間(裏側空間)に配線された電源ケーブル14、電話ケーブル(図示省略)、及び、WAN側の通信ケーブル15等の各ケーブルの端部が挿入される挿入口16が形成されている。
通信ケーブル15、及び、電話ケーブルは、上側の挿入口16を通してコンセントボックス11内に引き込まれて、情報通信ユニット2に接続されている。電源ケーブルは、商用電源を電源コンセントユニット3に供給するための電源ケーブル(図示省略)と、商用電源を電源コンセントユニット3から情報通信ユニット2に供給するための電源ケーブル14とを有している。商用電源を電源コンセントユニット3に供給するための電源ケーブルは、上側の挿入口16を通してコンセントボックス11内に引き込まれて電源コンセントユニット3に接続され、商用電源を電源コンセントユニット3から情報通信ユニット2に供給するための電源ケーブル14は、下側の挿入口16を通してコンセントボックス11内に引き込まれて情報通信ユニット2に接続されている。
化粧カバー12には、情報通信ユニット2、電源コンセントユニット3に対応した形状の取り付け窓17が形成され、各取り付け窓17を通して情報通信ユニット2、電源コンセントユニット3の前面部分が前方に露出する形態で取り付けられている。
この情報通信ユニット2は、図5、図6、図8に示すように、少なくとも電源部23を備えて壁Wに埋設状態で設置可能な後方側の電源側分割ユニットPUと、少なくとも無線通信部24及び制御部25を備えて電源側分割ユニットPUに対して着脱自在に装着可能な前方側の制御側分割ユニットCU(非電源側分割ユニットに相当する)とに分割構成されている。制御側分割ユニットCUは、図2に示すように、電源側分割ユニットPUが壁Wに埋設状態で設置された状態で、電源側分割ユニットPUの前面部(壁Wの対向空間側に露出する部位の一例)に対して着脱自在に装着可能に構成されている。制御側分割ユニットCUは、電源側分割ユニットPUの前面部に装着された状態において、壁Wの前方側で、且つ、化粧カバー12よりも前方側に配置されている。
図1〜図8(特に図8)に示す機能又は仕様の電源側分割ユニットPUは、電源部23として電源ケーブル14から供給される外部電力を変換する商用電力対応の電源部を備えた商用電力対応となっている。
この電源側分割ユニットPUには、電源部23に加えて、電源ケーブル14が接続可能な電源ケーブル用接続部26、WAN側の通信ケーブルが接続可能なWAN用接続部27、電話ケーブルが接続可能な電話ケーブル用接続部28等が備えられている。図示は省略するが、電源部23は、電源側基板38(図7(a)参照)と、それに電気的に接続されたコンバータ等の電源部品等から構成されている。電源ケーブル用接続部26やWAN用接続部27、電話ケーブル用接続部28等は、電源側基板38に電気的に接続されている。
電源側分割ユニットPUは、収容機器以外の基本構成を共通にし、機能又は仕様の異なる複数種が用意されている。図示は省略するが、図8に示すものとは機能又は仕様の異なる電源側分割ユニットPUとして、電源部23としてWAN側の通信ケーブル15を介して給電機能付きのハブから供給される電力を変換するPOE対応の電源部を備えたPOE対応の電源側分割ユニットが用意されている。
図2、図8に示す機能又は仕様の制御側分割ユニットCUは、無線通信部24及び制御部25に加えて、LAN用接続部29、電話回線用接続部30、表示部35等が備えられた制御側分割ユニットとなっている。
無線通信部24及び制御部25は、制御側基板(非電源側基板)39(図7(b)参照)等から構成されている。アンテナ素子(図示省略)、LAN用接続部29、電話回線用接続部30、表示部35等は制御側基板39に電気的に接続されている。
制御側分割ユニットCUも、収容機器以外の基本構成を共通にし、機能又は仕様の異なる複数種が用意されている。図9に示す三種類の制御側分割ユニットCUは、図8に示すものとは機能又は仕様の異なる制御側分割ユニットとなっている。
図9(a)に示す制御側分割ユニットCUは、LAN用接続部29及び電話回線用接続部30がなく、主に、無線通信部24、制御部25、表示部35、リセットボタン部36、通信設定ボタン部42等が備えられている。
図9(b)に示す制御側分割ユニットCUは、LAN用接続部29及び電話回線用接続部30がなく、主に、無線通信部24、制御部25、表示部35、USBコネクタ等が接続可能な接続口43Aを備えた充電用接続部43、リセットボタン部36、通信設定ボタン部42等が備えられている。
図9(c)に示す制御側分割ユニットCUは、電話回線用接続部30がなく、主に、無線通信部24、制御部25、LAN用接続部29、表示部35、リセットボタン部36、通信設定ボタン部42等が備えられている。
そして、図7及び図8に示すように、この情報通信ユニット2には、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されたとき、電源側分割ユニットPUから制御側分割ユニットCUに電力供給可能な状態で電源側分割ユニットPUと制御側分割ユニットCUとを接続する電源接続部31が備えられている。
電源接続部31は、電源側分割ユニットPUに備えられた金属製の平板状の第1電源用接点31Aと、制御側分割ユニットCUに備えられた金属製の屈曲板状(くの字状等)の第2電源用接点31Bとから構成され、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されたとき、第1電源用接点31Aと第2電源用接点31Bとが接触して接続されるように配置されている。
また、情報通信ユニット2には、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されたとき、電源側分割ユニットPUと制御側分割ユニットCUとを、通信可能な状態(本実施形態ではLAN通信及び電話通信が可能な状態)で接続する通信接続部32が備えられている。
通信接続部32は、電源側分割ユニットPUに備えられた金属製の平板状の第1通信用接点32Aと、制御側分割ユニットCUに備えられた金属製の屈曲板状(くの字状等)の第2通信用接点32Bとから構成され、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されたとき、第1通信用接点32Aと第2通信用接点32Bとが接触して接続されるように配置されている。
そのため、この情報通信ユニット2は、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されて装着状態になると、自動的に、電源接続部31を通じて電源側分割ユニットPUの電源部23から制御側分割ユニットCUの無線通信部24及び制御部25に電力の供給が可能となり、更に、通信接続部32を通じて電源側分割ユニットPUと制御側分割ユニットCUとの間での通信が可能となる。
更に、図7及び図8に示すように、情報通信ユニット2には、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されたとき、制御側分割ユニットCUで発生する熱を電源側分割ユニットPUに伝熱可能な状態で電源側分割ユニットPUと制御側分割ユニットCUとを接続する放熱用接続部44が備えられている。
放熱用接続部44は、電源側分割ユニットPUに備えられた第1放熱用接点44Aと、制御側分割ユニットCUに備えられた第2放熱用接点44Bとから構成され、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されたとき、第1放熱用接点44Aと第2放熱用接点44Bとが接触して接続されるように配置されている。
情報通信ユニット2は、電源側分割ユニットPUに対して制御側分割ユニットCUが装着されて装着状態になると、自動的に、放熱用接続部44を通じて制御側分割ユニットCUから電源側分割ユニットPUへの電熱が可能となる。
一例を挙げると、制御側分割ユニットCUに備えられた第2放熱用接点44Bは、後述する制御側基板39(無線通信部24及び制御部25を構成する制御基板39)の後側面に配置されたパット状の熱良導体から構成され、制御側基板39の熱を第1放熱用接点44Aに良好に伝熱可能に構成されている。なお、情報通信ユニット2の作動状態において、制御側分割ユニットCUに備えられた制御側基板39は、電源側分割ユニットPUに備えられた後述する電源側基板38よりも高温になる。
また、電源側分割ユニットPUには、左右方向に延びる第1板部45Aと、その第1板部45Aの左右両端からから後方に延びる第2板部45Bとを有する上面視略コの字状の伝熱用のヒートアーム45が収容されている。ヒートアーム45は、金属等から熱良導性を有するように構成されている。
そして、ヒートアーム45の第1板部45Aの左右中央部位が外部に露出されて第1放熱用接点44Aを構成している。また、ヒートアーム45の第2板部45Bの先端(後端)は、後述する熱良導性の後方側ケーシング33Bの内面に接触している。
そのため、制御側分割ユニットCUの第2放熱用接点44Bから電源側分割ユニットPUの第1放熱用接点44A(ヒートアーム45の第1板部45Aの左右中央部位)に伝えられた熱は、ヒートアーム45の第2板部45Bの先端(後端)から後方側ケーシング33Bに伝えられ、後方側ケーシング33Bから外部(壁Wの内部空間)に放熱される。
このように、制御側分割ユニットCUで発生した熱を、放熱用接続部44を通じて電源側分割ユニットPUに伝熱し、そして、電源側分割ユニットPUから外部(壁Wの内部空間)に放熱することで、発熱量の多い無線通信部24や制御部25を備える関係から作動状態で高温化し易い制御側分割ユニットCUの過剰な高温化を適切に回避することができる。
なお、ヒートアーム45の個数や形状、配置等の具体的構成は適宜変更可能であり、例えば、電源側分割ユニットPUの内部において、ヒートアーム45の第1板部45Aが電源側基板38にも接触するように配置され、電源側基板38で発生する熱も後方側ケーシング33Bを介して外部(壁Wの内部空間)に放熱するように構成されていてもよい。
そして、この情報通信ユニット2では、上述の如く、基本構成を共通にし、機能又は仕様の異なる複数種の電源側分割ユニットPUと、基本構成を共通にし、機能又は仕様の異なる複数種の制御側分割ユニットCUが用意されているので、機能又は仕様の異なる複数種の電源側分割ユニットPUの各々に対して、機能又は仕様の異なる複数種の制御側分割ユニットCUの各々が選択的に装着可能となっている。
よって、ユーザの要望等に応じて適宜の電源側分割ユニットPUと適宜の制御側分割ユニットCUを適切に組み合わせることで、ユーザの要望に応じた機能又は仕様の情報通信ユニット2の製品を構成することができる。
以下、各分割ユニットPU、CUの具体的構成について説明を加える。
(電源側分割ユニット)
電源側分割ユニットPUは、図5、図6、図7(a)に示すように、前面側に開口部33a(図7(a)参照)を有する箱状の電源側ケーシング33を備えている。電源側ケーシング33の内部には、図8に示すように、電源部23や電源ケーブル用接続部26、WAN用接続部27、電話ケーブル用接続部28等の各機能部品が収容されている。また、電源側ケーシング33の内部には、図7(a)に示すように、制御側分割ユニットCUと電気的に接続するための第1電源用接点31A及び第1通信用接点32Aが前面側の開口部33aを通じて外部に露出する状態で備えられている。
電源側ケーシング33は、図5、図6、図7(a)に示すように、開口部33aを有する前面部33bと、後面部33cと、前面部33bの外周縁部と後面部33cの外周縁部とに亘る周側面部33dとを有している。電源側ケーシング33の前面部33bの左右中間部位には、前方側に筒状に突出する被装着部33eが形成され、その被装着部33eの先端面が開放されて開口部33aが形成されている。電源側ケーシング33の前面部33bの残りの左右外側部位は、フランジ部33fとして形成され、このフランジ部33fが取り付けフレーム13に固定自在に構成されている。
図7(a)に示すように、電源側ケーシング33の内部における開口部33aの近傍位置には、開口部33aの開口面と平行に電源側基板38が配置されている。電源側基板38の前側面の下方側部位には、複数の第1電源用接点31Aが左右一方側に寄せて配置され、電源側基板38の前側面の上方側部位には、複数の第1通信用接点32Aが左右他方側に寄せて配置されている。なお、複数の第1通信用接点32Aのうち、一部がLAN通信用の接点で、他部が電話通信用の接点となっている。
また、電源側基板38の前側面の上下中間部位には、複数の第1放熱用接点44Aが配置されている。図6に示すように、筒状の被装着部33eの内周面における上端部位及び下側部位には、後述する制御側ケーシング(非電源側ケーシング)34の装着部34eの外周面に形成された係合爪34f,41aが係合する凹状又は孔状の被係合部33gが形成されている。
図4〜図6に示すように、電源側ケーシング33の後面部33cの上端部位には、WAN用接続部27の接続口27Aが斜め上方に向けて露出開口する姿勢で備えられている。また、電源側ケーシング33の後面部33cの上端部位には、電話ケーブル用接続部28の接続口28Aが上方に向けて露出開口する姿勢で備えられている。更に、電源側ケーシング33の後面部33c及び周側面部33dには、後面側と側面側とに開放された一対の凹部33hが形成されている。一対の凹部33hの夫々には、電源ケーブル用接続部26の接続口26Aが後方に向けて露出開口する姿勢で備えられている。
なお、図2、図4に示すように、電源側ケーシング33は、前方側ケーシング33Aと後方側ケーシング33Bとに分割自在に構成されている。前方側ケーシング33Aは、例えば、合成樹脂製にて構成され、後方側ケーシング33Bは、例えば、アルミや亜鉛鋼等の金属製に構成されており、熱良導性を有するように構成されている。
前方側ケーシング33Aと後方側ケーシング33Bとの着脱については、図示は省略するが、例えば、前方側ケーシング33Aと後方側ケーシング33Bとの一方側に係合爪を形成し、前方側ケーシング33Aと後方側ケーシング33Bとの他方側に係合爪が係合する被係合孔を形成し、係合爪と被係合孔との係合又は係合解除により、前方側ケーシング33Aと後方側ケーシング33Bとを着脱自在に構成することができる。そして、例えば、後方側ケーシング33Bに形成された貫通孔を通して、前方側ケーシング33Aに形成されたビス孔にビスを止めることで、前方側ケーシング33Aと後方側ケーシング33Bとが係合した状態で固定可能に構成されている。
(制御側分割ユニット)
制御側分割ユニットCUは、図5、図6、図7(b)に示すように、後面側に開口部34aを有する箱状の制御側ケーシング34を備えている。制御側ケーシング34の内部には、図8に示すように、無線通信部24や制御部25、LAN用接続部29、電話回線用接続部30、表示部35の構成部品等の各機能部品が収容されている。また、制御側ケーシング34の内部には、電源側分割ユニットPUと電気的に接続するための第2電源用接点31B及び第2通信用接点32Bが後面側の開口部34aを通じて外部に露出する状態で備えられている。
制御側ケーシング34は、図5、図6、図7(b)に示すように、例えば、合成樹脂製にて構成され、前面部34bと、開口部34aを有する後面部34cと、前面部34bの外周縁部と後面部34cの外周縁部とに亘る周側面部34dとを有している。制御側ケーシング34の後面部34cの左右中間部位には、後方側に筒状に突出する筒状の装着部34eが形成され、その装着部34eの先端面が開放されて開口部34aが形成されている。この筒状の装着部34eは、電源側ケーシング33の前面部33bの筒状の被装着部33eに対して前後方向から接近させることで、電源側ケーシング33の前面部33bの筒状の被装着部33eに内嵌状態で接続自在に構成されている。
図7(b)に示すように、制御側ケーシング34の内部における開口部34aの近傍位置には、開口部34aの開口面と平行に制御側基板39が配置されている。
この制御側基板39の後側面の下方側部位(装着状態で電源側基板38の複数の第1電源用接点31Aに対向する部位)には、複数の第1電源用接点31Aと接続するための複数の第2電源用接点31Bが左右一方側に寄せて配置されている。
また、制御側基板39の後側面の上方側部位(装着状態で電源側基板38の複数の第1通信用接点32Aに対向する部位)には、複数の第1通信用接点32Aと接続するための複数の第2通信用接点32Bが左右他方側に寄せて配置されている。なお、複数の第2通信用接点32Bのうち、一部がLAN通信用の接点で、他部が電話通信用の接点となっている。
更に、制御側基板39の後側面の上下中間部位(装着状態で電源側基板38の複数の熱良導部38aに対向する部位)には、電源側基板38の第1放熱用接点44Aと接触して放熱するための複数の第2放熱用接点44Bが配置されている。
図3、図5、図6、図7(b)に示すように、筒状の装着部34eの外周面における上端部位及び下端部位には、電源側ケーシング33の筒状の被装着部33eに内嵌状態で接続された状態で、電源側ケーシング33の被係合部33gに係合する係合爪34f,41aが形成されている。
下方側の係合爪34fは、装着部34eの外周面の下端部位から下向きに突出する形状で制御側ケーシング34に一体的に形成されている。
上方側の係合爪41aは、制御側ケーシング34とは別体のロック部材41に形成され、装着部34eの外周面から上向きに突出して被係合部33gに係合可能なロック位置と、そのロック位置から下方に移動して被係合部33gから係合解除可能なロック解除位置とに位置変更自在に構成されている。
ロック部材41は、図3、図5、図6に示すように、上方側の係合爪41aがロック位置に位置するようにスプリング等の付勢手段(図示省略)にて上方側に付勢された状態で制御側ケーシング34に取り付けられている。ロック部材41には、前後方向に延びる板状の基材41Aが備えられ、その基材41Aの後端部には、上方側の係合爪41aが上向きに突出する形状で一体形成されている。また、基材41Aの前端部には、付勢手段の付勢力に抗してロック部材41を下方移動させることで、上方側の係合爪41aをロック解除位置に移動させるためのプッシュ式のロック解除操作部41bが上向きに突出する形状で一体形成されている。
そのため、制御側ケーシング34の筒状の装着部34eが電源側ケーシング33の筒状の被装着部33eに内嵌状態で接続された装着状態で、制御側ケーシング34の係合爪34f,41aが電源側ケーシング33の被係合部33gに係合したロック状態から、ロック解除操作部41bを下方に押し下げて、上方側の係合爪41aをロック解除位置に位置変更させることで、上方側の係合爪41aと被係合部33gとの係合を解除してロック解除状態とすることができる。そして、このロック解除状態において、制御側ケーシング34を下方側の係合爪34fを揺動支点にして電源側ケーシング33から離れる側に揺動させることで、制御側ケーシング34の筒状の装着部34eを電源側ケーシング33の筒状の被装着部33eから引き出すことができる。更に、この状態から制御側ケーシング34を相対的に斜め上方に移動させることで、下方側の係合爪34fを電源側ケーシング33の下方側の被係合部33gから引き抜き、制御側ケーシング34を電源側ケーシング33から取り外すことができる。
なお、電源側分割ユニットPUに備えられた被係合部33g、及び、制御側分割ユニットCUに備えられた係合爪34f,41aは、制御側分割ユニットCUが電源側分割ユニットPUに装着されたとき、制御側分割ユニットCUと電源側分割ユニットPUとを装着状態でロックするロック手段を構成している。
図1に示すように、制御側ケーシング34の前面部34bの上方側部位には、電話回線用接続部30の接続口30Aが前方に向けて露出開口する姿勢で配置されている。この前面部34bの上方側部位には、電話回線用接続部30の接続口30Aに加えて、情報通信ユニット2の電源の投入状態を示す電源インジケータ、ルーティング機能(有線LANや無線LANを利用した情報通信機能)の利用可能状態を示すLANインジケータ、ネットワークのアクセス状態を示すアクセスインジケータ等の表示部35、及び、リセットボタン部36が配置されている。
また、制御側ケーシング34の前面部34bの上下中間部位には、通信設定ボタン部42が配置され、制御側ケーシング34の前面部34bの下方側部位には、LAN用接続部29の接続口29Aが前方に向けて露出開口する姿勢で配置されている。
図6に示すように、制御側ケーシング34の周側面部34dにおける下側面部(底面部)には、情報通信ユニット2の電源をON状態とOFF状態とに切り替え自在な電源スイッチ37が配置されている。また、図5、図6に示すように、制御側ケーシング34の周側面部34dにおける上側面部には、前述したロック解除操作部41bが備えられている。なお、制御側ケーシング34の前面部34bと周側面部34dは、情報通信ユニット2が壁Wに埋設状態で設置された状態で壁Wの対向空間側に露出する部位を構成している。
〔別実施形態〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、以下に説明する各実施形態の構成は、それぞれ単独で適用するものに限られず、他の実施形態の構成と組み合わせて適用することも可能である。
(1)前述の実施形態では、電源側分割ユニットPUとして、機能又は仕様の異なる二種類が用意されている場合を例に示したが、一種類又は三種類以上用意されていてもよい。同様に、前述の実施形態では、制御側分割ユニットCUとして、機能又は仕様の異なる四種類が用意されている場合を例に示したが、一種類〜三種類又は五種類以上用意されていてもよい。
(2)電源接続部31や通信接続部32、ロック手段33g,34f,41a、ロック解除操作部41b等の各部の配置・個数・構造等の具体的構成は、前述の実施形態で示した構成に限らず、種々の構成変更が可能である。
(3)前述の実施形態では、無線通信部24が制御側分割ユニットCUに備えられている場合を例に示したが、場合によっては、制御側分割ユニットCUではなく電源側分割ユニットPUに備えられていてもよい。また、前述の実施形態では、制御部25が制御側分割ユニットCUに備えられている場合を例に示したが、場合によっては、制御側分割ユニットCUではなく電源側分割ユニットPUに備えられていてもよい。
(4)前述の実施形態では、無線通信部24及び制御部25の両方が制御側分割ユニットCUに備えられている場合を例に示したが、無線通信部24と制御部25のうちの無線通信部24だけ又は制御部25だけ制御側分割ユニットCUに備えられていてもよい。要するに、無線通信部24と制御部25の少なくともいずれかが制御側分割ユニットCUに備えられていればよい。
2 情報通信ユニット(情報通信装置)
15 通信ケーブル
23 電源部
24 無線通信部
25 制御部
27 WAN用接続部
31 電源接続部
32 通信接続部
33g 被係合部(ロック手段)
34f 係合爪(ロック手段)
41a 係合爪(ロック手段)
41b ロック解除操作部
CU 制御側分割ユニット(非電源側分割ユニット)
PU 電源側分割ユニット
PU 分割ユニット
W 壁(設置面)

Claims (7)

  1. 電源部と、前記電源部から供給される電力にて作動する無線通信部と、前記電源部から供給される電力にて作動して前記無線通信部を制御する制御部とを備え、設置面に埋設状態で設置されて外部の情報通信端末との間で無線通信を行う情報通信装置であって、
    前記電源部を備えて設置面に埋設状態で設置可能な電源側分割ユニットと、
    前記無線通信部及び前記制御部の少なくともいずれかを備えて前記電源側分割ユニットに対して着脱自在に装着可能な非電源側分割ユニットと、
    前記電源側分割ユニットに前記非電源側分割ユニットが装着されたとき、前記電源側分割ユニットから前記非電源側分割ユニットに電力供給可能な状態で前記電源側分割ユニットと前記非電源側分割ユニットとを接続する電源接続部と、が備えられている情報通信装置。
  2. WAN側の通信ケーブルが接続可能なWAN用接続部が前記電源側分割ユニットに備えられ、
    前記電源側分割ユニットに前記非電源側分割ユニットが装着されたとき、前記電源側分割ユニットと前記非電源側分割ユニットとを通信可能な状態で接続する通信接続部が備えられている請求項1記載の情報通信装置。
  3. 前記電源側分割ユニットに前記非電源側分割ユニットが装着されたとき、前記非電源側分割ユニットで発生する熱を前記電源側分割ユニットに伝熱可能な状態で前記電源側分割ユニットと前記非電源側分割ユニットとを接続する放熱用接続部が備えられている請求項1又は2記載の情報通信装置。
  4. 前記電源側分割ユニットに対して、機能又は仕様の異なる複数種の前記非電源側分割ユニットの各々が選択的に装着可能に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報通信装置。
  5. 機能又は仕様の異なる複数種の前記電源側分割ユニットの各々に対して、前記非電源側分割ユニットが選択的に装着可能に構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報通信装置。
  6. 前記非電源側分割ユニットは、前記電源側分割ユニットが設置面に埋設状態で設置された状態で、前記電源側分割ユニットにおける設置面の対向空間側に露出する部位に対して着脱自在に装着可能に構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報通信装置。
  7. 前記非電源側分割ユニットが前記電源側分割ユニットに装着されたとき、前記非電源側分割ユニットと前記電源側分割ユニットとを装着状態でロックするロック手段が備えられ、
    前記ロック手段によるロックを解除するロック解除操作部が、設置面に埋設状態で設置された状態で設置面の対向空間側に露出する部位に備えられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報通信装置。

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