JP2019209862A - 合わせガラス - Google Patents

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Abstract

【課題】重量を低減できる合わせガラスを提供する。【解決手段】本発明は、自動車に設置可能な合わせガラスであって、外側ガラス板と、前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板よりも小さい内側ガラス板と、前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、を備え、前記内側ガラス板は、前記外側ガラス板の周縁よりも内側に配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車に設置可能な合わせガラスに関する。
近年、ウインドシールドを除く、サイドガラス等の自動車用ガラスは強化が施されるのが一般的である。しかしながら、近年には、サイドガラスにも遮音性能を要求されることがあり、そのためにサイドガラスを合わせガラスによって構成することが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2017−65966号公報
しかしながら、合わせガラスは、2枚のガラス板を用いるものであるため、重量が大きいという問題がある。本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、重量を低減できる合わせガラスを提供することを目的とする。
項1.自動車に設置可能な合わせガラスであって、
外側ガラス板と、
前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板よりも小さい内側ガラス板と、
前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、
を備え、
前記内側ガラス板は、前記外側ガラス板の周縁よりも内側に配置されている、合わせガラス。
項2.前記自動車のサイドガラスとして用いられる、項1に記載の合わせガラス。
項3.前記内側ガラス板の周縁部は、前記自動車に設置されたとき、当該自動車のボディの内部に収容される、項1または2に記載の合わせガラス。
項4.前記外側ガラス板及び内側ガラス板は、前記自動車に設置されたとき、車外側に凸となるように湾曲している、項1から3のいずれかに記載の合わせガラス。
項5.前記外側ガラス板の周縁部に取り付けられた樹脂製の枠部材をさらに備えている、項1から4のいずれかに記載の合わせガラス。
項6.前記枠部材は、射出成形により形成されている、項5に記載の合わせガラス。
項7.前記内側ガラス板は、前記枠部材から離間した位置に設けられている、項6に記載の合わせガラス。
項8.前記外側ガラス板は、車外からの光を透過する窓領域と、前記窓領域を囲み、車外からの光の透過を遮蔽する遮蔽層が積層された遮蔽領域と、を備え、
前記窓領域を覆うように、前記内側ガラス板が取り付けられている、項1から7のいずれかに記載の合わせガラス。
項9.前記外側ガラス板の厚みは、前記内側ガラス板の厚みの2倍以上である、項1から8のいずれかに記載の合わせガラス。
項10.前記外側ガラス板の厚みは、2.3〜4mmであり、
前記内側ガラス板の厚みは、0.5〜1.1mmである、項9に記載の合わせガラス。
項11.前記外側ガラス板は、風冷強化が施されている、項1から10のいずれかに記載の合わせガラス。
項12.前記内側ガラス板は、化学強化が施されている、項1から10のいずれかに記載の合わせガラス。
項13.強化が施された外側ガラス板と、当該外側ガラス板よりも外形が小さく強化が施された内側ガラス板とを中間膜を介在させることで接着するステップと、
前記外側ガラス板の周縁部に、前記内側ガラス板に接触しないように、樹脂製の枠部材を射出成形により形成するステップと、
を備えている、合わせガラスの製造方法。
項14.強化が施された外側ガラス板の周縁部に、樹脂製の枠部材を射出成形により形成するステップと、
前記外側ガラス板と、当該外側ガラス板よりも外形が小さく強化が施された内側ガラス板とを中間膜を介在させることで接着するステップであって、前記枠部材に前記内側ガラス板が接触しないように、当該内側ガラス板を接着するステップと、
を備えている、合わせガラスの製造方法。
本発明に係る合わせガラスによれば、重量を低減することができる。
本発明に係る合わせガラスをサイドガラスに適用した場合の一実施形態の正面図である。 図1のA−A線断面図である。
以下、本発明に係る合わせガラスを自動車のサイドガラスに適用した場合の一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.合わせガラス>
図1は合わせガラスの平面図、図2は図1のA−A断面図である。図1及び図2に示すように、本実施形態に係る合わせガラスは、外側ガラス板1と、内側ガラス板2と、これらのガラス板1,2の間に配置される樹脂製の中間膜3と、を備えている。また、外側ガラス板1には、車外からの光の透過を遮蔽する遮蔽層4が積層されている。さらに、外側ガラス板1の周縁には、樹脂製の枠部材6が形成されている。以下、これらについて説明する。
<1−1.外側ガラス板>
外側ガラス板1は、水平方向に長い矩形状に形成されている。より詳細には、外側ガラス板1は、水平方向に延びる上辺11及び下辺12と、上辺11及び下辺12の前端同士を結ぶ前辺13と、上辺11及び下辺12の後端同士を結ぶ後辺14と、で構成された外形を有している。前辺13及び後辺14は下方にいくにしたがってやや後方に延びるように傾斜している。また、下辺12は、水平な第1部位121と、第1部位121の後端から後方にいくにしたがって上方に傾斜するように延びる第2部位122とを有している。したがって、後辺14の上端は、前辺13と同じ高さであるが、下端は前辺13よりもやや高い位置にあり、全体として前辺13よりも短く形成されている。
外側ガラス板1は、公知のガラス板を用いることができ、熱線吸収ガラス、一般的なクリアガラスやグリーンガラス、またはUVグリーンガラスで形成することもできる。但し、この合わせガラスを自動車の窓ガラスに用いる場合には、自動車が使用される国の安全規格に沿った可視光線透過率を実現する必要がある。例えば、外側ガラス板1により必要な日射吸収率を確保し、内側ガラス板2により可視光線透過率が安全規格を満たすように調整することができる。以下に、クリアガラスの組成の一例と、熱線吸収ガラス組成の一例を示す。
(クリアガラス)
SiO2:70〜73質量%
Al23:0.6〜2.4質量%
CaO:7〜12質量%
MgO:1.0〜4.5質量%
2O:13〜15質量%(Rはアルカリ金属)
Fe23に換算した全酸化鉄(T−Fe23):0.08〜0.14質量%
(熱線吸収ガラス)
熱線吸収ガラスの組成は、例えば、クリアガラスの組成を基準として、Fe23に換算した全酸化鉄(T−Fe23)の比率を0.4〜1.3質量%とし、CeO2の比率を0〜2質量%とし、TiO2の比率を0〜0.5質量%とし、ガラスの骨格成分(主に、SiO2やAl23)をT−Fe23、CeO2およびTiO2の増加分だけ減じた組成とすることができる。
外側ガラス板1は、主として、外部からの障害に対する耐久性、耐衝撃性が必要であり、小石などの飛来物に対する耐衝撃性能が必要である。この観点から、外側ガラス板1の厚みは、2.3〜4.0mmであることが好ましく、2.8〜4.0mmであることがさらに好ましく、3.1〜4.0mmであることが特に好ましい。
また、外側ガラス板1は、風冷強化または化学強化などの強化が施されたものとすることができる。風冷強化が施されると、外側ガラス板1は、一枚でも自動車の安全ガラスとして用いることができる。
また、本実施形態に係る外側ガラス板1の形状は、平面形状及び湾曲形状のいずれであってもよい。ここで、ガラス板が湾曲している場合の厚みの測定方法の一例について説明する。まず、測定位置については、ガラス板の左右方向の中央を上下方向に延びる中央線S上の上下2箇所である。測定機器は、特には限定されないが、例えば、株式会社テクロック製のSM−112のようなシックネスゲージを用いることができる。測定時には、平らな面に外側ガラス板1の湾曲面が載るように配置し、上記シックネスゲージでガラス板の端部を挟持して測定する。なお、外側ガラス板1が平坦な場合でも、湾曲している場合と同様に測定することができる。
<1−2.遮蔽層>
次に、遮蔽層4について説明する。遮蔽層4は、黒などの濃色のセラミックにより形成され、外側ガラス板1の車内側の面に積層されている。以下では、外側ガラス板1において、遮蔽層4が積層されている領域を遮蔽領域ということがある。但し、下辺12の第1部位121の上方には、遮蔽層4が積層されていない矩形状の窓領域5が形成されており、遮蔽層4は、窓領域5を囲む4つの領域41〜44を有している。すなわち、窓領域5の上側において外側ガラス板1の上辺11に沿う上側領域41、窓領域5の前側において外側ガラス板1の前辺13に沿う前側領域42、窓領域5の下側において外側ガラス板1の下辺12の第1部位121に沿う下側領域43、及び窓領域5よりも後方全体に積層された後側領域44を有しており、これらが一体化されている。
遮蔽層7を構成するセラミックは、例えば、以下の組成とすることができる。
*1,主成分:酸化銅、酸化クロム、酸化鉄及び酸化マンガン
*2,主成分:ホウケイ酸ビスマス、ホウケイ酸亜鉛
セラミックは、スクリーン印刷法により形成することができるが、これ以外に、焼成用転写フィルムを外側ガラス板1に転写し焼成することにより作製することも可能である。スクリーン印刷を採用する場合、例えば、ポリエステルスクリーン:355メッシュ,コート厚み:20μm,テンション:20Nm,スキージ硬度:80度,取り付け角度:75°,印刷速度:300mm/sとすることができ、乾燥炉にて150℃、10分の乾燥により、セラミックを形成することができる。
遮蔽層4は、セラミックを積層するほか、他の材料により形成することもできる。また、濃色の樹脂製の遮蔽フィルムを貼り付けることで形成することもできる。
<1−3.枠部材>
次に、枠部材6について説明する。枠部材6は、合わせガラスと車体との隙間を埋めるものであり、外側ガラス板1の周縁に沿って形成されている。具体的には、図2に示すように、枠部材6は、外側ガラス板1の周縁を挟むように、断面において、外側ガラス板1の内面に沿う帯状の内側部位61、外側ガラス板1の外面に沿う帯状の外側部位62、及びこれら内側部位61及び外側部位62を連結するように、外側ガラス板1の端面に沿って延びる連結部位63を有し、全体としてU字型の断面形状を有している。なお、内側部位61は、遮蔽層4上に配置されている。
内側部位61及び外側部位62の幅は、概ね同じであり、特に、内側部位61は、窓領域5に達しないように形成されている。すなわち、内側部位61の内縁は、遮蔽層4の上側領域41、前側領域42、下側領域43及び後側領域44の内部に位置するように形成されている。
そして、この合わせガラスが、車体に取り付けるときには、車体に設けられた開口を塞ぐように、枠部材6の内側部位61を接着剤によって車体に取り付けることができる。また、接着剤に加え、枠部材6にクリップ(図示省略)を設けておき、これを車体に形成された取付孔(図示省略)に取り付けることもできる。
枠部材6を構成する材料は特には限定されないが、例えば、TPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)により、射出成形などの公知の方法で形成することができる。その他、例えば、PVC(ポリ塩化ビニル)、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム)によって形成することができる。クリップを設ける場合には、射出成形時に、クリップを外側ガラス板1とともに成形型に配置し、クリップを枠部材6に埋め込むように成形することができる。
<1−4.内側ガラス板>
内側ガラス板2は、外側ガラス板1の車内側の面において、窓領域5を覆うように配置される。また、内側ガラス板2は、外側ガラス板1の上辺11、前辺13、及び下辺12の第1部位121に、それぞれ沿う上辺21、前辺23、及び下辺22を有し、さらに上辺21の後端と下辺22の後端とを結ぶ後辺24を有している。後辺24は、外側ガラス板1の下辺12の第1部位121と第2部位122との連結部分付近から上方へ延びる第1部位141と、第1部位141の上端から上方にいくにしたがってやや前方に傾斜する第2部位142とを有しており、第2部位142の上端が上辺11の後端に連結されている。
より詳細に説明すると、内側ガラス板2の上辺21、前辺23、及び下辺22は、遮蔽層4の上側領域41、前側領域42、及び下側領域43にそれぞれ位置しており、これらは、枠部材6よりも内側にある。また、内側ガラス板2の後辺24は、遮蔽層4の後側領域44内にあるが、窓領域5の端縁に近い位置にある。したがって、後側領域44の大半は、内側ガラス板2には覆われず、露出している。
内側ガラス板2は、外側ガラス板1と同様に材料で形成することができる。また、必要に応じて、風冷強化または化学強化を施すことができる。内側ガラス板2の厚みは、合わせガラスの軽量化のため、外側ガラス板1よりも厚みを小さくすることが好ましく、例えば、0.5〜1.1mmであることが好ましく、0.5〜0.9mmであることがさらに好ましく、0.5〜0.7mmであることが特に好ましい。
上記のように、外側ガラス板1が1枚でも安全ガラスとして用いることができる厚みであれば、内側ガラス板2の厚みは外側ガラス板1の厚みの1/2以下とすることができる。
<1−5.中間膜>
中間膜3は、内側ガラス板2の車外側の面の全面に配置される樹脂製の膜である。一例として、図2の拡大図に示すように、軟質のコア層31を、これよりも硬質のアウター層32で挟持した3層で構成することができる。但し、この構成に限定されるものではなく、軟質のコア層31を有する複数層で形成されていればよい。例えば、コア層31を含む2層(コア層が1層と、アウター層が1層)、またはコア層31を中心に配置した5層以上の奇数の層(コア層が1層と、アウター層が4層)、あるいはコア層31を内側に含む偶数の層(コア層が1層と、他の層がアウター層)で形成することもできる。あるいは、一層で中間膜3を構成することもできる。
コア層31はアウター層32よりも軟質の材料により形成することができるが、これに限定されない。また、各層31,32を構成する材料は、特には限定されないが、例えば、コア層が軟質となるような材料で形成することができる。例えば、アウター層32は、ポリビニルブチラール樹脂(PVB)によって構成することができる。ポリビニルブチラール樹脂は、各ガラス板との接着性や耐貫通性に優れるので好ましい。一方、コア層31は、エチレンビニルアセテート樹脂(EVA)、またはアウター層32を構成するポリビニルブチラール樹脂よりも軟質なポリビニルアセタール樹脂によって構成することができる。軟質なコア層31を間に挟むことにより、単層の樹脂中間膜3と同等の接着性や耐貫通性を保持しながら、遮音性能を大きく向上させることができる。
ところで、上記のように、剛性の低いコア層31を、剛性の高い一対のアウター層32で挟むように構成すると、次のような遮音効果を得ることができる。例えば、周波数100Hz,温度20℃において、ヤング率が1〜20MPaのコア層31を配置し、アウター層をこれよりもヤング率が高い材料で形成する。
一般的に、ガラス板の厚みは小さいほど、音響透過損失が低下するコインシデンス周波数が高くなることが知られている。例えば、2mmのガラス板は5000Hzあたりにコインシデンス周波数が存在し、1mmのガラス板は8000Hzにコインシデンス周波数が存在する。ここで、中間膜の剛性が高いと、1mmのガラス板と2mmのガラス板との合わせガラスでは、これらが一体化した3mmの単板のような遮音性能を示す。すなわち、剛性が高い中間膜を有する合計厚みが3mmの合わせガラスは、コインシデンス周波数がより低くなり、4000Hz付近にコインシデンス周波数が存在することになる。
一方、中間膜の剛性が低い場合には、例えば、1mmの単板と2mmの単板との合わせガラスは、2枚のガラス板を合算したような遮音性能を示す。すなわち、この場合には、2mmのガラス板のコインシデンス周波数と、1mmのガラス板のコインシデンス周波数の間、つまり5000〜8000Hzの間にコインシデンス周波数が存在することになる。したがって、人間が聞き取りやすい2000〜5000Hzの周波数域での遮音性能の低下を防止することができる。このような観点から、上記のように、中間膜3の中に剛性の低いコア層31を設ければ、遮音性能を向上することができる。
中間膜3の総厚は、特に規定されないが、0.3〜6.0mmであることが好ましく、0.5〜4.0mmであることがさらに好ましく、0.6〜2.0mmであることが特に好ましい。一方、コア層31の厚みは、0.1〜2.0mmであることが好ましく、0.1〜0.6mmであることがさらに好ましい。0.1mmよりも小さくなると、軟質なコア層31の影響が及びにくくなり、また、2.0mmや0.6mmより大きくなると総厚があがりコストアップとなるからである。一方、アウター層32の厚みは特に限定されないが、例えば、0.1〜2.0mmであることが好ましく、0.1〜1.0mmであることがさらに好ましい。その他、中間膜3の総厚を一定とし、この中でコア層131の厚みを調整することもできる。
中間膜3の製造方法は特には限定されないが、例えば、上述したポリビニルアセタール樹脂等の樹脂成分、可塑剤及び必要に応じて他の添加剤を配合し、均一に混練りした後、各層を一括で押出し成型する方法、この方法により作成した2つ以上の樹脂膜をプレス法、ラミネート法等により積層する方法が挙げられる。プレス法、ラミネート法等により積層する方法に用いる積層前の樹脂膜は単層構造でも多層構造でもよい。
<2.合わせガラスの製造方法>
本実施形態に係る合わせガラスの製造方法は、特に限定されず、従来より公知の合わせガラスの製造方法を採用することができる。まず、上記のように、所定の形状に形成された外側ガラス板1に遮蔽層4を積層する。続いて、外側ガラス板1が湾曲するように曲げ加工を行う。この方法は、特には限定されないが、例えば、公知のプレス成形により行うことができる。あるいは、成形型上に外側ガラス板1を配置した後、この成形型を加熱炉を通過させて加熱する。これによって、外側ガラス板1を自重により湾曲させることができる。そして、外側ガラス板1が湾曲した後、風冷強化を施す。その後、上記のように、枠部材6を成形すれば、外側ガラス板1が完成する。
次に、内側ガラス板2を製造する。まず、所定の形状に形成された内側ガラス板2に対し、プレス成形あるいは自重による曲げ成形により湾曲した形状を形成する。その後、必要に応じて、化学強化を施せば、内側ガラス板2が完成する。但し、曲げ加工を行わず、化学強化のみを施して内側ガラス板2を完成させることもできる。これは、外側ガラス板1は湾曲しているものの、サイドガラスでは、曲率半径が大きいため、薄い内側ガラス板2であれば、個別に曲げ加工を行わなくても、後述するように、外側ガラス板1に接着することで、外側ガラス板1の湾曲に沿わせることができるからである。
次に、中間膜3を外側ガラス板1及び内側ガラス板2の間に挟み、これをゴムバッグに入れ、減圧吸引しながら約70〜110℃で予備接着する。このとき、中間膜3は、内側ガラス板2と同じ形状か、あるいはやや大きい形状とすることができる。予備接着は、これ以外の方法を用いることもできる。例えば、中間膜3を外側ガラス板1及び内側ガラス板2の間に挟み、オーブンにより45〜65℃で加熱する。続いて、この合わせガラスを0.45〜0.55MPaでロールにより押圧する。次に、この合わせガラスを、再度オーブンにより80〜105℃で加熱した後、0.45〜0.55MPaでロールにより再度押圧する。こうして、予備接着が完了する。
次に、本接着を行う。予備接着がなされた合わせガラスを、オートクレーブにより、8〜15気圧で、100〜150℃によって、本接着を行う。具体的には、14気圧で145℃の条件で本接着を行うことができる。こうして、本実施形態に係る合わせガラスが完成する。
なお、枠部材6は、オートクレーブの後に取り付けることもできる。すなわち、強化した外側ガラス板1と、強化した内側ガラス板2とを、上記のように中間膜2を介して接着した後、外側ガラス板1の周縁に枠部材3を、上述したような成形により取り付けることができる。
以上のようにして製造された合わせガラスは、上記のように枠部材6を車体に接着することで車体に取り付けられる。したがって、外側ガラス板1の概ね全体が車外に露出する。一方、車内には内装パネル(図示省略)が取り付けられ、内側ガラス板2のみが車内に露出するように構成することができる。このとき、内装パネルは、内側ガラス板2の周縁部を隠すように配置することができる。したがって、内側ガラス板2の周縁部を除いた部分のみが車内に露出し、その他の部分は内装パネルの内部(自動車のボディの内部)に収容される。
<3.特徴>
以上のように、本実施形態によれば、内側ガラス板2が外側ガラス板1よりも小さいため、合わせガラスの軽量化を図ることができる。
また、従来、サイドガラスとして用いられた単板のガラス板を、外側ガラス板1として利用し、これに中間膜3と内側ガラス板2を取り付ければ、本実施形態に係る合わせガラスを得ることができる。したがって、例えば、従来のサイドガラスに高い遮音性能を付与したい場合には、上記のように、中間膜3及び内側ガラス板2を取り付ければよい。これにより、高い遮音性能を付与したい場合には、上記のように合わせガラスを形成し、高い遮音性能が不要である場合には、内側ガラス板2及び中間膜3を取り付けず、外側ガラス板1だけでサイドガラスを構成することができる。したがって、用途に応じたサイドガラスの製造が容易になる。また、外側ガラス板1のみ、及び合わせガラスの両方の在庫を有する必要がないため、生産コストの観点からも有利である。
枠部材3は、射出成形などで形成されているが、本実施形態では、外側ガラス板1にのみ取り付けられており、内側ガラス板2と枠部材6とが接触しないようになっている。これは、内側ガラス板2は、外側ガラス板1に比べて薄いため、内側ガラス板2にも枠部材6を取り付けると成形時に割れが生じるおそれがあることによる。但し、内側ガラス板2の厚みによっては、枠部材6が内側ガラス板2にも接するように取り付けることもできる。
<4.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。また、以下の変形例は、適宜、組み合わせが可能である。
<4−1>
外側ガラス板1、内側ガラス板2、遮蔽層4、窓領域5の形状は、特には限定されず、上記実施形態で示した形状は一例であり、種々の変更が可能である。また、内側ガラス板2は外側ガラス板1よりも小さく、外側ガラス板1の周縁よりも内側に位置していればよい。すなわち、外側ガラス板1に対する内側ガラス板2の位置も特には限定されない。
<4−2>
遮蔽層4、枠部材6は、必須ではなく、これらを設けない合わせガラスであってもよい。
<4−3>
遮蔽層4の後側領域44は、内装パネルに隠れるため、この部分にガラスアンテナを配置することができる。但し、遮蔽層4を設けない場合でも、外側ガラス板1において、内側ガラス板2が配置されていない部分であって、内装パネル等の自動車のボディに隠れる部分には、ガラスアンテナを配置することができる。
<4−4>
上記実施形態では、従来のサイドガラスを外側ガラス板1とする例を示したが、本発明に係る合わせガラス用の外側ガラス板1を準備し、これに中間膜3及び内側ガラス板2を取り付けることもできる。すなわち、厚みが薄かったり、強化が施されていない外側ガラス板1だけでは、安全ガラスとして用いることができない場合でも、これに中間膜3及び内側ガラス板2を取り付けることで、合わせガラスを形成すれば、サイドガラス、リアガラス、ウインドシールドとして用いることができる。
1 外側ガラス板
2 内側ガラス板
3 中間膜
4 遮蔽層
5 窓領域
6 枠部材

Claims (14)

  1. 自動車に設置可能な合わせガラスであって、
    外側ガラス板と、
    前記外側ガラス板と対向配置され、前記外側ガラス板よりも小さい内側ガラス板と、
    前記外側ガラス板と内側ガラス板との間に配置される中間膜と、
    を備え、
    前記内側ガラス板は、前記外側ガラス板の周縁よりも内側に配置されている、合わせガラス。
  2. 前記自動車のサイドガラスとして用いられる、請求項1に記載の合わせガラス。
  3. 前記内側ガラス板の周縁部は、前記自動車に設置されたとき、当該自動車のボディの内部に収容される、請求項1または2に記載の合わせガラス。
  4. 前記外側ガラス板及び内側ガラス板は、前記自動車に設置されたとき、車外側に凸となるように湾曲している、請求項1から3のいずれかに記載の合わせガラス。
  5. 前記外側ガラス板の周縁部に取り付けられた樹脂製の枠部材をさらに備えている、請求項1から4のいずれかに記載の合わせガラス。
  6. 前記枠部材は、射出成形により形成されている、請求項5に記載の合わせガラス。
  7. 前記内側ガラス板は、前記枠部材から離間した位置に設けられている、請求項6に記載の合わせガラス。
  8. 前記外側ガラス板は、車外からの光を透過する窓領域と、前記窓領域を囲み、車外からの光の透過を遮蔽する遮蔽層が積層された遮蔽領域と、を備え、
    前記窓領域を覆うように、前記内側ガラス板が取り付けられている、請求項1から7のいずれかに記載の合わせガラス。
  9. 前記外側ガラス板の厚みは、前記内側ガラス板の厚みの2倍以上である、請求項1から8のいずれかに記載の合わせガラス。
  10. 前記外側ガラス板の厚みは、2.3〜4mmであり、
    前記内側ガラス板の厚みは、0.5〜1.1mmである、請求項9に記載の合わせガラス。
  11. 前記外側ガラス板は、風冷強化が施されている、請求項1から10のいずれかに記載の合わせガラス。
  12. 前記内側ガラス板は、化学強化が施されている、請求項1から10のいずれかに記載の合わせガラス。
  13. 強化が施された外側ガラス板と、当該外側ガラス板よりも外形が小さく強化が施された内側ガラス板とを中間膜を介在させることで接着するステップと、
    前記外側ガラス板の周縁部に、前記内側ガラス板に接触しないように、樹脂製の枠部材を射出成形により形成するステップと、
    を備えている、合わせガラスの製造方法。
  14. 強化が施された外側ガラス板の周縁部に、樹脂製の枠部材を射出成形により形成するステップと、
    前記外側ガラス板と、当該外側ガラス板よりも外形が小さく強化が施された内側ガラス板とを中間膜を介在させることで接着するステップであって、前記枠部材に前記内側ガラス板が接触しないように、当該内側ガラス板を接着するステップと、
    を備えている、合わせガラスの製造方法。
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