JP2019186414A - コイル部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子電極とワイヤの位置関係を安定させる。【解決手段】鍔部11に設けられた端子電極31〜34と、鍔部12に設けられた端子電極35〜38と、巻芯部13に巻回され、一端が端子電極31〜34のいずれかに接続され、他端が鍔部12に設けられた端子電極35〜38のいずれかに接続されたワイヤW1〜W4とを備える。端子電極31,34,35,38は、y方向における位置が巻芯部13と重ならない。鍔部11,12には溝41〜44が設けられており、ワイヤW1〜W4の引き出し部は、溝41〜44の対応するものによってy方向に位置決めされる。本発明によれば、鍔部11,12に位置決め用の溝41〜44が設けられていることから、巻芯部から離れた位置にある端子電極31,34,35,38とワイヤW1〜W4との位置関係を安定させることが可能となる。【選択図】図1

Description

本発明はコイル部品に関し、特に、ドラム型のコアを用いたコイル部品に関する。
ドラム型のコアを用いたコイル部品は、トロイダル型のコアを用いたコイル部品よりも小型であり、且つ、回路基板上に表面実装可能であることから、スマートフォンなどの電子機器に広く採用されている。ドラム型のコアは、ワイヤが巻回される巻芯部と、巻芯部の軸方向における両端部に設けられた一対の鍔部とを有し、鍔部に設けられた複数の端子電極にワイヤの端部がそれぞれ接続される。巻芯部に対するワイヤの巻回作業や、ワイヤと端子電極との継線作業には、一般に自動巻線機が用いられるが、近年におけるコイル部品の小型化により、ワイヤと端子電極との接続を正確に行うことが容易ではなくなっている。
この点に関し、特許文献1には、端子電極の近傍にV字型の切り込みを設け、この切り込みにワイヤを挿入することによって、端子電極とワイヤの位置関係を安定させる方法が提案されている。
特開2011−119379号公報 特開2017−17288号公報
しかしながら、特許文献2に記載されているように、鍔部に設けられる端子電極の数の多いコイル部品においては、端部に位置する端子電極が巻芯部から離れた位置に配置されることがある。この場合には、仮に端子電極の近傍にV字型の切り込みを設けたとしても、V字型の切り込みにおいてワイヤを急角度で曲げる必要があり、ワイヤにストレスがかかってしまう。特に、小型のコイル部品においては、線径の細いワイヤが使用されることから、ワイヤに過度のストレスがかかると、最悪の場合、断線するおそれがあった。
したがって、本発明は、巻芯部から離れた位置に端子電極が配置されている場合であっても、端子電極とワイヤの位置関係を安定させることが可能なコイル部品を提供することを目的とする。
本発明によるコイル部品は、第1の方向を軸方向とする巻芯部と、巻芯部の軸方向における一端に設けられた第1の鍔部と、巻芯部の軸方向における他端に設けられた第2の鍔部とを有するコアと、第1の鍔部に設けられ、第1の方向と直交する第2の方向に配列された複数の端子電極と、第2の鍔部に設けられ、第2の方向に配列された複数の端子電極と、巻芯部に巻回され、一端が第1の鍔部に設けられた複数の端子電極のいずれかに接続され、他端が第2の鍔部に設けられた複数の端子電極のいずれかに接続された複数のワイヤとを備え、第1の鍔部に設けられた複数の端子電極は、第2の方向における位置が巻芯部と重ならない第1の端子電極を含み、第2の鍔部に設けられた複数の端子電極は、第2の方向における位置が巻芯部と重ならない第2の端子電極を含み、複数のワイヤは、それぞれ第1及び第2の端子電極に接続された第1及び第2のワイヤを含み、第1及び第2のワイヤは、巻芯部に巻回された巻回部と、巻回部から引き出され、巻芯部を第1及び第2の方向と直交する第3の方向に横切ってそれぞれ第1及び第2の端子電極に接続される引き出し部をと含み、コアは、第1のワイヤの引き出し部を第2の方向に位置決めする第1の位置決め部と、第2のワイヤの引き出し部を第2の方向に位置決めする第2の位置決め部とを有していることを特徴とする。
本発明によれば、コアに第1及び第2の位置決め部が設けられていることから、巻芯部から離れた位置にある端子電極とワイヤとの位置関係を安定させることが可能となる。
本発明において、第1の位置決め部は、第1の鍔部に設けられ、第3の方向に延在する溝又は段差からなり、第2の位置決め部は、第2の鍔部に設けられ、第3の方向に延在する溝又は段差からなるものであっても構わない。これによれば、端子電極の近傍にV字型の切り込みを設ける場合と比べ、ワイヤが緩やかに曲げられることから、ワイヤにかかるストレスを緩和することが可能となる。
本発明において、溝又は段差は、第1の方向における深さが第1及び第2の端子電極に近づくほど深くなる傾斜面を有していても構わない。これによれば、ワイヤにかかるストレスをよりいっそう緩和することが可能となる。
本発明において、第1の位置決め部は、第1の鍔部の第3の方向における長さの全域に亘って設けられ、第2の位置決め部は、第2の鍔部の第3の方向における長さの全域に亘って設けられていても構わない。これによれば、金型を用いたコアの作製が容易となる。
本発明において、第1の位置決め部の第3の方向における長さは、第1の鍔部の第3の方向における長さよりも短く、且つ、第1の端子電極側の端部が開放された形状を有し、第2の位置決め部の第3の方向における長さは、第2の鍔部の第3の方向における長さよりも短く、且つ、第2の端子電極側の端部が開放された形状を有していても構わない。これによれば、コアのボリュームを確保することができることから、高い磁気特性を得ることが可能となる。
本発明において、第1及び第2の位置決め部の一部は、第3の方向における位置が巻芯部と重なっても構わない。これによれば、ワイヤが緩やかに曲げられることから、ワイヤにかかるストレスを緩和することが可能となる。
本発明において、第1及び第2の鍔部は、第1の方向における位置が複数の端子電極と重なる第1の領域と、第1の領域と巻芯部の間に位置し、第1の方向における位置が複数の端子電極と重ならない第2の領域とを含み、第1及び第2の領域の第3の方向における端部は、第2の領域の方が低い段差形状を有し、第1及び第2の位置決め部は、いずれも第2の領域に形成されていても構わない。これによれば、ワイヤにかかるストレスを緩和することが可能となる。
本発明において、第1の位置決め部は、第1の鍔部に設けられた突起からなり、第2の位置決め部は、第2の鍔部に設けられた突起からなるものであっても構わない。これによれば、コアのボリュームを減少させることなく、巻芯部から離れた位置にある端子電極とワイヤとの位置関係を安定させることが可能となる。
このように、本発明によれば、巻芯部から離れた位置に端子電極が配置されている場合であっても、端子電極とワイヤの位置関係を安定させることが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品1の外観構造を示す略斜視図である。 図2は、溝41及び端子電極31の近傍をz方向から見た拡大図である。 図3は、溝41及び端子電極31の近傍をx方向から見た拡大図である。 図4は、第1の比較例の問題点を説明するための図である。 図5は、第2の比較例の問題点を説明するための図である。 図6は、第3の比較例の問題点を説明するための図である。 図7は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品2の外観構造を示す略斜視図である。 図8は、本発明の第3の実施形態によるコイル部品3の外観構造を示す略斜視図である。 図9は、本発明の第4の実施形態によるコイル部品4の外観構造を示す略斜視図である。 図10は、本発明の第5の実施形態によるコイル部品5の外観構造を示す略斜視図である。 図11は、本発明の第6の実施形態によるコイル部品6の外観構造を示す略斜視図である。 図12は、本発明の第7の実施形態によるコイル部品7の外観構造を示す略斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態によるコイル部品1の外観構造を示す略斜視図である。
第1の実施形態によるコイル部品1は、表面実装型のパルストランスであり、図1に示すように、ドラム型のコア10と、コア10に接着された板状のコア20と、コア10の巻芯部13に巻回された4本のワイヤW1〜W4とを備えている。但し、本発明によるコイル部品がパルストランスに限定されるものではなく、バルントランスや昇圧トランスなどの他のトランス部品であっても構わないし、コモンモードチョークコイルなどのフィルタ部品であっても構わない。
コア10,20は、比較的透磁率の高い磁性材料、例えばNi−Zn系フェライトや、Mn−Zn系フェライトの焼結体によって構成されている。なお、Mn−Zn系フェライトなどの透磁率の高い磁性材料は、固有抵抗が低く導電性を有しているのが通常である。
ドラム型のコア10は、x方向を軸方向とする棒状の巻芯部13と、巻芯部13のx方向における両端に設けられた第1及び第2の鍔部11,12とを備え、これらが一体化された構造を有している。第1の鍔部11は、yz平面を構成する内側面11i及び外側面11oと、xy平面を構成する実装面11b及び接着面11tとを有する。同様に、第2の鍔部12は、yz平面を構成する内側面12i及び外側面12oと、xy平面を構成する実装面12b及び接着面12tとを有する。
コイル部品1は、実使用時においてプリント基板上に表面実装されるチップ部品であり、鍔部11,12の実装面11b,12bを基板に対向させた状態で実装される。鍔部11,12の接着面11t,12tには、板状のコア20が接着剤により固着されている。このような構造により、ドラム型のコア10と板状のコア20によって閉磁路が構成される。
第1の鍔部11の実装面11bには4つの端子電極31〜34がy方向に配列され、第2の鍔部12の実装面12bには4つの端子電極35〜38がy方向に配列されている。端子電極31〜34は第1の鍔部11の外側面11oに亘って形成されていても構わないし、端子電極35〜38は第2の鍔部12の外側面12oに亘って形成されていても構わない。さらに、実装面11b,12bのみならず、その反対側に位置する接着面11t,12tに端子電極31〜38を形成しても構わない。端子電極31〜38は、対応する鍔部11,12に塗布された導体膜からなるものであっても構わないし、それぞれ端子金具からなるものであっても構わない。端子電極31〜38のうち、y方向における端部に位置する端子電極31,34,35,38は、y方向における位置が巻芯部13と重ならない。これに対し、残りの端子電極32,33,36,37は、y方向における位置が巻芯部13と重なっている。
図1に示すように、巻芯部13には4本のワイヤW1〜W4が巻回されている。そして、ワイヤW1〜W4の一端はそれぞれ端子電極31〜34の異なる一つに接続され、ワイヤW1〜W4の他端はそれぞれ端子電極35〜38の異なる一つに接続される。継線の方法については特に限定されないが、熱圧着又はレーザー接合により行うことができる。
特に限定されるものではないが、ワイヤW1は端子電極31及び端子電極36に接続され、その巻回方向は例えば時計回りである。ワイヤW2は端子電極32及び端子電極35に接続され、その巻回方向は例えば反時計回りである。ワイヤW3は端子電極33及び端子電極38に接続され、その巻回方向は例えば時計回りである。ワイヤW4は端子電極34及び端子電極37に接続され、その巻回方向は例えば反時計回りである。これにより、例えば、端子電極31,32をパルストランスの1次側入出力端子、端子電極37,38をパルストランスの2次側入出力端子、端子電極35,36をパルストランスの1次側センタータップ、端子電極33,34をパルストランスの2次側センタータップとして用いることができる。1次側センタータップを構成する端子電極35,36については、両者を合体し、単一の端子電極としても構わない。同様に、2次側センタータップを構成する端子電極33,34については、両者を合体し、単一の端子電極としても構わない。
本実施形態によるコイル部品1においては、鍔部11の内側面11iに溝41,42が形成され、鍔部12の内側面12iに溝43,44が形成されている。溝41,42のy方向位置は、端子電極31,34のy方向位置とほぼ同じであり、それぞれワイヤW1,W4の引き出し部をy方向に位置決めする第1の位置決め部を構成する。同様に、溝43,44のy方向位置は、端子電極35,38のy方向位置とほぼ同じであり、それぞれワイヤW2,W3の引き出し部をy方向に位置決めする第2の位置決め部を構成する。ここで、ワイヤW1〜W4の引き出し部とは、巻芯部13に巻回された巻回部から引き出され、巻芯部13をz方向に横切ってそれぞれ端子電極31,34,35,38に接続される部分を指す。
本実施形態においては、鍔部11のz方向における長さの全域に亘って溝41,42が形成され、鍔部12のz方向における長さの全域に亘って溝43,44が形成されている。このため、金型を用いて溝41〜44を有するコア10を作製する場合、金型の形状を単純化することができるとともに、金型からのコア10の取り外し作業などが容易となる。
図2は、溝41及び端子電極31の近傍をz方向から見た拡大図である。また、図3は、溝41及び端子電極31の近傍をx方向から見た拡大図である。
図2及び図3に示すように、ワイヤW1は、巻芯部13に巻回された巻回部W1aと、巻回部W1aから引き出され、巻芯部13をz方向に横切って端子電極31に接続される引き出し部W1bを有している。そして、本実施形態においては、ワイヤW1の引き出し部W1bが溝41の内側壁面41aによってy方向に位置決めされる。ここで、端子電極31はy方向における位置が巻芯部13と重なっておらず、巻芯部13から見てy方向に離れた位置に存在しているため、ワイヤW1の引き出し部W1bは、y方向位置をシフトさせながら端子電極31に継線される。この時、ワイヤW1の引き出し部W1bが溝41の内側壁面41aによってy方向に位置決めされるため、ワイヤW1が溝41から離脱した後、端子電極31に対してx方向にほぼまっすぐ引き出すことができる。尚、図2には継線時における示すワイヤW1の位置が示されており、端子電極31を超えてx方向にワイヤW1が延在している。この状態で端子電極31の上方からワイヤW1を例えば熱圧着した後、ワイヤW1の不要部分を切断することにより、端子電極31にワイヤW1を継線することができる。
これに対し、第1の比較例である図4に示すように溝41が存在しない場合、ワイヤW1の引き出し部W1bをy方向に位置決めすることができないことから、ワイヤW1の引き出し部W1bを端子電極31に対してx方向にまっすぐ引き出すことができず、引き出し部W1bが斜め方向に引き出されてしまう。このような状態で継線を行うと、接続不良又は外観不良の原因となるおそれがある。
この問題は、第2の比較例である図5に示すように、端子電極31の近傍でワイヤW1を曲げることによって解決することができるが、この場合には、折曲げによってワイヤW1にストレスがかかってしまう。また、コア10のサイズが非常に小型化されている場合、端子電極31の近傍でワイヤW1を正しく折り曲げることは容易ではなく、やはり接続不良の原因となり得る。
これらの比較例と比べ、本実施形態においては、y方向にシフトしたワイヤW1の引き出し部W1bが溝41の内側壁面41aによってy方向に位置決めされることから、上述の通り、ワイヤW1が溝41から離脱した後、端子電極31に対してワイヤW1をx方向にほぼまっすぐ引き出すことが可能となる。これにより、接続不良又は外観不良を防止することができるとともに、ワイヤW1にかかるストレスを緩和することが可能となる。
また、第3の比較例である図6に示すように、端子電極31の近傍にV字型の切り込み40を設け、この部分にワイヤW1の引き出し部W1bを固定する方法も考えられる。しかしながら、この場合には、矢印Bで示すように、巻回部W1aと引き出し部W1bの間でワイヤW1が強く折り曲げられるとともに、V字型の切り込み40においてもワイヤW1が強く折り曲げられてしまう。これに対し、本実施形態においては、図3の矢印Aで示すようにワイヤW1が緩やかに曲げられることから、ワイヤW1にかかるストレスを緩和することが可能となる。このような効果が得られるのは、溝41が端子電極31の近傍のみならず、端子電極31の近傍からz方向に延在する形状を有しているからである。
他のワイヤW2〜W4についても同様であり、対応する溝43,44,42によって位置決めされ、それぞれ対応する端子電極35,38,34に接続される。
以上説明したように、本実施形態によるコイル部品1は、鍔部11,12の内側面11i,12iに溝41〜44が形成されており、ワイヤW1〜W4がそれぞれ対応する溝41〜44によってy方向に位置決めされることから、ワイヤW1〜W4にかかるストレスを緩和しつつ、端子電極31〜38とワイヤW1〜W4の位置関係を安定させることが可能となる。しかも、本実施形態においては、溝41〜44が鍔部11,12のz方向における長さの全域に亘って設けられていることから、金型を用いてコア10を作製する場合、金型の形状を単純化することができるとともに、金型からのコア10の取り外し作業などが容易となる。
<第2の実施形態>
図7は、本発明の第2の実施形態によるコイル部品2の外観構造を示す略斜視図である。
図7に示すように、第2の実施形態によるコイル部品2は、溝41〜44のz方向における長さが鍔部11,12のz方向における長さよりも短い点において、第1の実施形態によるコイル部品1と相違している。その他の基本的な構成については、第1の実施形態によるコイル部品1と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態では、溝41〜44のz方向における端部は、実装面11b,12b側、つまり、端子電極31〜38側が開放されている一方、反対側の端部は、接着面11t,12tに達することなく、途中で終端している。溝41〜44のz方向における長さについては特に限定されないが、深い方がワイヤW1〜W4にかかるストレスを緩和することができる一方、浅い方がコア10のボリュームを十分に確保することが可能となる。そして、ワイヤW1〜W4にかかるストレスを効果的に緩和しつつ、コア10のボリュームを十分に確保するためには、溝41〜44と巻芯部13がz方向に重なりを有する範囲で、溝41〜44を浅くすることが好ましい。
本実施形態が例示するように、本発明において、位置決め部を構成する溝41〜44が鍔部11,12のz方向における長さの全域に亘って設けられていることは必須でない。
<第3の実施形態>
図8は、本発明の第3の実施形態によるコイル部品3の外観構造を示す略斜視図である。
図8に示すように、第3の実施形態によるコイル部品3は、溝41〜44の代わりに鍔部11,12に段差51〜54が設けられている点において、第1の実施形態によるコイル部品1と相違している。その他の基本的な構成については、第1の実施形態によるコイル部品1と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
段差51〜54は、鍔部11,12のy方向における端部においてx方向の厚みが減少する部分であり、図1に示した溝41〜44の外側壁面が開放された形状と同義である。この場合、段差51〜54の段差面51a〜54aにワイヤW1〜W4の引き出し部を位置決めすることができる。
本実施形態が例示するように、本発明において、位置決め部を溝41〜44によって構成することは必須でなく、位置決め部を段差51〜54によって構成しても構わない。
<第4の実施形態>
図9は、本発明の第4の実施形態によるコイル部品4の外観構造を示す略斜視図である。
図9に示すように、第4の実施形態によるコイル部品4は、段差51〜54のz方向における長さが鍔部11,12のz方向における長さよりも短い点において、第3の実施形態によるコイル部品3と相違している。その他の基本的な構成については、第3の実施形態によるコイル部品3と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態では、段差51〜54のz方向における端部は、実装面11b,12b側、つまり、端子電極31〜38側が開放されている一方、反対側の端部は、接着面11t,12tに達することなく、途中で終端している。段差51〜54のz方向における長さについては特に限定されないが、深い方がワイヤW1〜W4にかかるストレスが緩和される一方、浅い方がコア10のボリュームを十分に確保することが可能となる。そして、ワイヤW1〜W4にかかるストレスを効果的に緩和しつつ、コア10のボリュームを十分に確保するためには、段差51〜54と巻芯部13がz方向に重なりを有する範囲で、段差51〜54を浅くすることが好ましい。
本実施形態が例示するように、本発明において、位置決め部を構成する段差51〜54が鍔部11,12のz方向における長さの全域に亘って設けられていることは必須でない。
<第5の実施形態>
図10は、本発明の第5の実施形態によるコイル部品5の外観構造を示す略斜視図である。
図10に示すように、第5の実施形態によるコイル部品5は、段差51〜54のx方向における深さが実装面11b,12bに近づくほど、つまり、端子電極31〜38に近づくほど深くなる傾斜面を有している点において、第4の実施形態によるコイル部品4と相違している。その他の基本的な構成については、第4の実施形態によるコイル部品4と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
本実施形態によれば、ワイヤW1〜W4にかかるストレスがよりいっそう緩和されるとともに、第4の実施形態によるコイル部品4よりもコア10のボリュームを増大させることが可能となる。これにより、より高い磁気特性を得ることが可能となる。
<第6の実施形態>
図11は、本発明の第6の実施形態によるコイル部品6の外観構造を示す略斜視図である。
図11に示すように、第6の実施形態によるコイル部品6は、鍔部11が第1の領域11Aと第2の領域11Bからなり、鍔部12が第1の領域12Aと第2の領域12Bからなるとともに、溝41,42が第2の領域11Bに形成され、溝43,44が第2の領域12Bに形成されている点において、第1の実施形態によるコイル部品1と相違している。その他の基本的な構成については、第1の実施形態によるコイル部品1と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。尚、図11には溝43は現れていない。
第1の領域11Aは、鍔部11のうちx方向における位置が端子電極31〜34と重なる領域であり、第2の領域11Bは、鍔部11のうちx方向における位置が端子電極31〜34と重ならない領域である。同様に、第1の領域12Aは、鍔部12のうちx方向における位置が端子電極35〜38と重なる領域であり、第2の領域12Bは、鍔部12のうちx方向における位置が端子電極35〜38と重ならない領域である。そして、第1の領域11Aと第2の領域11Bは段差を有しており、z方向における端部の位置が第2の領域11Bの方が低くなっている。同様に、第1の領域12Aと第2の領域12Bは段差を有しており、z方向における端部の位置が第2の領域12Bの方が低くなっている。
本実施形態が例示するように、鍔部が第1の領域と第2の領域を有している場合、第2の領域側に溝41〜44(又は段差51〜54)を設けることにより、ワイヤW1〜W4にかかるストレスを緩和することが可能となる。
<第7の実施形態>
図12は、本発明の第7の実施形態によるコイル部品7の外観構造を示す略斜視図である。
図12に示すように、第7の実施形態によるコイル部品7は、溝41,42の代わりに鍔部11の第2の領域11Bに突起61,62が設けられ、溝43,44の代わりに鍔部12の第2の領域12Bに突起63,64が設けられている点において、第6の実施形態によるコイル部品6と相違している。その他の基本的な構成については、第6の実施形態によるコイル部品6と同一であることから、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
突起61,62の外側面のy方向位置は、端子電極31,34のy方向位置とほぼ同じであり、それぞれワイヤW1,W4の引き出し部をy方向に位置決めする第1の位置決め部を構成する。同様に、突起63,64の外側面のy方向位置は、端子電極35,38のy方向位置とほぼ同じであり、それぞれワイヤW2,W3の引き出し部をy方向に位置決めする第2の位置決め部を構成する。
本実施形態が例示するように、本発明において位置決め部が溝又は段差からなる点は必須でなく、位置決め部が突起であっても構わない。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
1〜7 コイル部品
10 ドラム型のコア
11 第1の鍔部
12 第2の鍔部
11A,12A 第1の領域
11B,12B 第2の領域
11b,12b 実装面
11i,12i 内側面
11o,12o 外側面
11t,12t 接着面
13 巻芯部
20 板状のコア
31〜38 端子電極
41〜44 溝
41a 内側壁面
51〜54 段差
51a〜54a 段差面
61〜64 突起
W1〜W4 ワイヤ
W1a 巻回部
W1b 引き出し部

Claims (8)

  1. 第1の方向を軸方向とする巻芯部と、前記巻芯部の前記軸方向における一端に設けられた第1の鍔部と、前記巻芯部の前記軸方向における他端に設けられた第2の鍔部とを有するコアと、
    前記第1の鍔部に設けられ、前記第1の方向と直交する第2の方向に配列された複数の端子電極と、
    前記第2の鍔部に設けられ、前記第2の方向に配列された複数の端子電極と、
    前記巻芯部に巻回され、一端が前記第1の鍔部に設けられた前記複数の端子電極のいずれかに接続され、他端が前記第2の鍔部に設けられた前記複数の端子電極のいずれかに接続された複数のワイヤと、を備え、
    前記第1の鍔部に設けられた前記複数の端子電極は、前記第2の方向における位置が前記巻芯部と重ならない第1の端子電極を含み、
    前記第2の鍔部に設けられた前記複数の端子電極は、前記第2の方向における位置が前記巻芯部と重ならない第2の端子電極を含み、
    前記複数のワイヤは、それぞれ第1及び第2の端子電極に接続された第1及び第2のワイヤを含み、
    前記第1及び第2のワイヤは、前記巻芯部に巻回された巻回部と、前記巻回部から引き出され、前記巻芯部を前記第1及び第2の方向と直交する第3の方向に横切ってそれぞれ前記第1及び第2の端子電極に接続される引き出し部とを含み、
    前記コアは、前記第1のワイヤの前記引き出し部を前記第2の方向に位置決めする第1の位置決め部と、前記第2のワイヤの前記引き出し部を前記第2の方向に位置決めする第2の位置決め部とを有していることを特徴とするコイル部品。
  2. 前記第1の位置決め部は、前記第1の鍔部に設けられ、前記第3の方向に延在する溝又は段差からなり、
    前記第2の位置決め部は、前記第2の鍔部に設けられ、前記第3の方向に延在する溝又は段差からなることを特徴とする請求項1に記載のコイル部品。
  3. 前記溝又は段差は、前記第1の方向における深さが前記第1及び第2の端子電極に近づくほど深くなる傾斜面を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載のコイル部品。
  4. 前記第1の位置決め部は、前記第1の鍔部の前記第3の方向における長さの全域に亘って設けられ、
    前記第2の位置決め部は、前記第2の鍔部の前記第3の方向における長さの全域に亘って設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  5. 前記第1の位置決め部の前記第3の方向における長さは、前記第1の鍔部の前記第3の方向における長さよりも短く、且つ、前記第1の端子電極側の端部が開放された形状を有し、
    前記第2の位置決め部の前記第3の方向における長さは、前記第2の鍔部の前記第3の方向における長さよりも短く、且つ、前記第2の端子電極側の端部が開放された形状を有していることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のコイル部品。
  6. 前記第1及び第2の位置決め部の一部は、前記第3の方向における位置が前記巻芯部と重なることを特徴とする請求項5に記載のコイル部品。
  7. 前記第1及び第2の鍔部は、前記第1の方向における位置が前記複数の端子電極と重なる第1の領域と、前記第1の領域と前記巻芯部の間に位置し、前記第1の方向における位置が前記複数の端子電極と重ならない第2の領域とを含み、
    前記第1及び第2の領域の前記第3の方向における端部は、前記第2の領域の方が低い段差形状を有し、
    前記第1及び第2の位置決め部は、いずれも前記第2の領域に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のコイル部品。
  8. 前記第1の位置決め部は、前記第1の鍔部に設けられた突起からなり、
    前記第2の位置決め部は、前記第2の鍔部に設けられた突起からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のコイル部品。
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