JP2019178468A - 抜染装置及び抜染方法 - Google Patents

抜染装置及び抜染方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019178468A
JP2019178468A JP2018070157A JP2018070157A JP2019178468A JP 2019178468 A JP2019178468 A JP 2019178468A JP 2018070157 A JP2018070157 A JP 2018070157A JP 2018070157 A JP2018070157 A JP 2018070157A JP 2019178468 A JP2019178468 A JP 2019178468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
reducing agent
contact
seconds
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018070157A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7124393B2 (ja
Inventor
良平 八木
Ryohei Yagi
良平 八木
吾郎 岡田
Goro Okada
吾郎 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2018070157A priority Critical patent/JP7124393B2/ja
Priority to US16/367,714 priority patent/US10724172B2/en
Publication of JP2019178468A publication Critical patent/JP2019178468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7124393B2 publication Critical patent/JP7124393B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Coloring (AREA)

Abstract

【課題】 十分に布帛を抜染可能な抜染装置を提供する。【解決手段】 本発明の抜染装置は、還元剤を布帛に付与する付与手段と、前記還元剤の付与部を接触加熱する接触加熱手段と、を含み、前記接触加熱における加熱温度及び加熱時間が、下記条件(a)、下記条件(b)又は下記条件(c)を満たすことを特徴とする。条件(a):前記加熱温度が100℃以上150℃未満、前記加熱時間が60秒以上である。条件(b):前記加熱温度が150℃以上170℃未満、前記加熱時間が45秒以上である。条件(c):前記加熱温度が170℃以上、前記加熱時間が30秒以上である。【選択図】 なし

Description

本発明は、抜染装置及び抜染方法に関する。
還元剤を布帛に付与した後、加熱処理を施すことで、前記布帛を抜染する抜染方法が提案されている(特許文献1)。
特開2007−224128号公報
しかし、前述の抜染方法では、加熱条件によっては、布帛の抜染が不十分となる場合がある。
そこで、本発明は、十分に布帛を抜染可能な抜染装置及び抜染方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明の抜染装置は、
還元剤を布帛に付与する付与手段と、前記還元剤の付与部を接触加熱する接触加熱手段と、を含み、前記接触加熱における加熱温度及び加熱時間が、下記条件(a)、下記条件(b)又は下記条件(c)を満たすことを特徴とする。

条件(a):前記加熱温度が100℃以上150℃未満、前記加熱時間が60秒以上である。
条件(b):前記加熱温度が150℃以上170℃未満、前記加熱時間が45秒以上である。
条件(c):前記加熱温度が170℃以上、前記加熱時間が30秒以上である。
本発明の抜染方法は、
還元剤を布帛に付与する付与工程と、
前記還元剤の付与部を接触加熱する熱処理工程と、
を含み、
前記熱処理工程における加熱温度及び加熱時間が、下記条件(a)、下記条件(b)又は下記条件(c)を満たすことを特徴とする。

条件(a):前記加熱温度が100℃以上150℃未満、前記加熱時間が60秒以上である。
条件(b):前記加熱温度が150℃以上170℃未満、前記加熱時間が45秒以上である。
条件(c):前記加熱温度が170℃以上、前記加熱時間が30秒以上である。
本発明によれば、還元剤の付与部を前記(a)〜(c)のいずれかの条件で接触加熱することで、十分に布帛を抜染可能である。
図1は、本発明の抜染装置の構成の一例を示す斜視図である。 図2は、図1に示す抜染装置の付与部及び加熱処理部の内部構造を透視的に示した平面図である。 図3は、図1に示す抜染装置の付与部及び加熱処理部の内部構造を透視的に示した側面図である。 図4は、図1に示す抜染装置のコントロールユニットの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の抜染装置は、還元剤を布帛に付与する付与手段と、前記還元剤の付与部を接触加熱する接触加熱手段と、を含む。本発明の抜染装置は、一つの筐体の内部に前記付与手段及び前記接触加熱手段を備えた一体型のものであってもよいし、別個独立した前記付与手段と、前記接触加熱手段とを含むシステムであってもよい。
図1に、前記一体型の抜染装置の構成の一例を示す。図1に示すように、抜染装置1は、付与部2と、還元剤収容部3と、加熱処理部4と、コントロールユニット5と、を含む。付与部2の内部には、後述のように、前記付与手段が設けられている。加熱処理部4の内部には、後述のように、前記接触加熱手段が設けられている。
付与部2の前方の右端部には、ディスプレイ7及びボタン8を有する操作パネル6が設けられている。ボタン8は、抜染開始信号をコントロールユニット5に入力するものである。付与部2及び加熱処理部4の筐体9の前壁には、プラテン31及びプラテン31に保持された布帛が出入可能な開口部10が設けられている。これ以降において、前方、後方、左方及び右方は、図1に矢印で示したとおりである。
図2及び図3は、図1に示す抜染装置1の内部構造を透視的に示す平面図及び側面図である。図2及び図3に示すように、付与部2の内部には、インクジェットノズル列を有する付与手段(液体吐出ヘッド)12と、この液体吐出ヘッド12を搭載したキャリッジ13とが設けられ、このキャリッジ13を案内する上下一対のガイドロッド14及び15が、それぞれ、左右方向に架設されている。
ガイドロッド14及び15の右端部には、キャリッジ13を左右方向へ往復搬送するステッピングモータからなるキャリッジモータ18が設けられている。キャリッジ13は、ガイドロッド14及び15と平行に掛けられたベルト(図示省略)に連結されている。前記ベルトは、キャリッジモータ18に連結されたプーリ(図示省略)とガイドロッド14及び15の左端部に設けられたプーリ(図示省略)とに掛け渡されている。キャリッジモータ18を駆動することで、液体吐出ヘッド12及びキャリッジ13が、ガイドロッド14及び15に沿って左右方向(主走査方向)に搬送される。キャリッジ13と、ガイドロッド14及び15と、キャリッジモータ18と、前記プーリと、前記ベルトとで、液体吐出ヘッド搬送機構を構成する。
還元剤収容部3に収容された還元剤収容容器は、供給チューブを介して液体吐出ヘッド12に接続されている。図1〜3には、前記付与手段が、インクジェットノズル列を有する液体吐出ヘッド12である例を示したが、前記付与手段は、前記還元剤を布帛に付与可能であればいかなる手段であってもよく、例えば、スプレー、前記還元剤を前記布帛に塗布するスタンプ、刷毛、ローラ等であってもよい。
付与部2及び加熱処理部4の左右方向中央部には、プラテン31が搭載された移動部材60を案内する左右一対のガイドレール(図示省略)が前後方向に列設されている。プラテン31の下側には、トレー63が、移動部材60に固定されている。
左右一対のガイドレールの前端部付近には、それらの間にプラテンモータ26が設けられている。プラテンモータ26の出力軸には、プーリ16が固定されている。プラテンモータ26よりも前側の付与部2の底部には、プーリ27が支持されている。プーリ16及びプーリ27には、ベルト17が掛け渡されている。プーリ27は、同軸上方にプーリ24を有する。加熱処理部4の下方には、プーリ28が回転可能に支持されている。プーリ24及びプーリ28には、ベルト25が掛け渡されている。ベルト25には、移動部材60が連結されている。プラテンモータ26の回転駆動によって、プーリ16が回転する。プーリ16の回転は、ベルト17を介してプーリ24を回転させる。プーリ24の回転は、ベルト25に伝達し、移動部材60を左右一対のガイドレールに沿って前後方向(副走査方向)に搬送する。プラテンモータ26と、左右一対のガイドレールと、プーリ16、24、27及び28と、ベルト25とで、プラテン搬送機構を構成する。
図3に示すように、加熱処理部4の内部には、還元剤の付与部を接触加熱する接触加熱手段30が設けられている。接触加熱手段30は、ヒートプレス板34と、ヒートプレス板34を上下方向に摺動可能に弾性支持する弾性支持機構43と、プラテン31に保持された布帛の表面に対してヒートプレス板34を離接可能に昇降駆動する昇降駆動機構(図示省略)と、を備えている。ヒートプレス板34は、例えば、シリコンゴム発泡体製の断熱板と、前記断熱板の下面に固定されたヒートプレス部と、で構成されていてもよい。前記ヒートプレス部は、例えば、内部にニクロム線が配設されたヒートシート(発熱部)と、前記ヒートシートを挟み込むように配置された鉄製の蓄熱材と、で構成されている。
加熱処理部4は、その内部に、さらに、前記還元剤の付与部と接触加熱手段30との間に配置可能な介在部材を含んでもよい。前記介在部材としては、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)含浸ガラスクロス、セルロース、シリコーン樹脂加工耐油紙等の水分・熱保持部材があげられる。還元反応は、高温の水分が存在する状態で進行すると考えられるため、接触加熱による抜染を行う際に、水分と熱を逃がさないようにすることが重要と考えられる。前記還元反応を促進させるために、前記ヒートプレス部と布帛の間に、水分・熱保持部材を介在させることが好ましい。また、前記ヒートプレス部と布帛表面とが接触する際に、布帛表面に汚れ等が付着し、形成された画像に品質が低下すること等を防止するためにも、前記介在部材を配置することが好ましい。また、還元剤付与部の彩度Cが高い値を示すと、より着色していると考えられる。水分・熱保持部材が無い場合、抜染力は実用上問題ないが、還元剤付与部の彩度Cが高くなる。これは、水分や熱を保持できず、布帛中の染料を還元する効率が低下している、あるいは、汚れ等が付着し、彩度Cが高くなっていると推定される。水分・熱保持部材を用いれば、還元剤付与部の彩度Cが低く、抜染力も実用上問題ない。抜染力をさらに向上させたい場合には、前記水分・熱保持部材として、セルロースを用いることが好ましい。なお、彩度Cは、後述の実施例に記載の式で求められる。
つぎに、図4を用いて、コントロールユニット5について説明する。コントロールユニット5は、CPU(Central Processing Unit)87と、ROM(Read Only Memory)88と、RAM(Random Access Memory)89と、入力インターフェース85と、出力インターフェース90とがバス81を介して電気的に接続されている。入力インターフェース85には、ボタン8等が電気的に接続されている。出力インターフェース90には、液体吐出ヘッド12と、ヒートプレス板34と、キャリッジモータ18と、プラテンモータ26と、ディスプレイ7等が駆動回路91〜95を介して、それぞれ、電気的に接続されている。
CPU87は、ボタン8によって入力された信号や、ROM88及びRAM89内の各種プログラムやデータに基づいて各種演算や処理を行う。そして、出力インターフェース90を介して、付与部2及び加熱処理部4の各構成部材にデータ等を送信する。RAM89は、読み出し・書き込み可能な揮発性記憶装置であって、CPU87での各種演算結果等が記憶される。
本例の抜染装置を用いた布帛の抜染は、例えば、つぎのようにして実施できる。まず、液体吐出ヘッド搬送機構及びプラテン搬送機構によりプラテン31及び液体吐出ヘッド12を搬送させながら、還元剤を布帛に付与(吐出)する。前記還元剤としては、ハイドロサルファイトナトリウム、二酸化チオ尿素、ロンガリット、亜硝酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム等があげられる。前記還元剤は、還元剤含有液(溶液又は分散液のいずれでもよい)であってもよい。前記還元剤含有液の還元剤濃度は、例えば、0.28mol/L以上、0.28mol/L〜0.70mol/L、0.34mol/L〜0.47mol/Lである。前記還元剤濃度は、例えば、前記還元剤含有液に過剰量のヨウ素溶液を加え、前記還元剤含有液と前記ヨウ素溶液を完全に反応させた後に、過剰量入れたヨウ素がどの程度残ったかを再び別の濃度既知の還元液(例えば、チオ硫酸ナトリウム水溶液)を用いて逆滴定することで、下記式により求められる。前記還元剤は、前記還元剤と、水等の溶媒等の前記還元剤以外の成分と、を含む抜染剤の態様であってもよい。前記布帛への前記還元剤の付与量は、例えば、5mg/cm〜32mg/cm、5mg/cm〜25.2mg/cm、10.1mg/cm〜20.2mg/cmである。

還元剤濃度(mol/L)=[ヨウ素溶液の濃度(mol/L)×加えたヨウ素溶液の量(mL)]−[(濃度既知の還元液の濃度(mol/L)×滴定量(mL))/X]
X:前記ヨウ素溶液に対する前記濃度既知の還元液の化学当量
前記付与工程において、前記還元剤は、インクによる印刷部分と概ね同じ領域、又は前記印刷部分より小さな付与部を形成するように付与することが好ましい。
つぎに、プラテンモータ26の駆動により、布帛及びプラテン31を加熱処理部4へ移動させた後、前記昇降駆動機構により接触加熱手段30を下降させ、所定温度のヒートプレス板34により布帛を所定時間押圧した状態とし、前記還元剤の付与部を接触加熱する。
前記接触加熱における加熱温度及び加熱時間は、例えば、下記条件(a)、下記条件(b)又は下記条件(c)を満たす。

条件(a):前記加熱温度が100℃以上150℃未満、前記加熱時間が60秒以上である。
条件(b):前記加熱温度が150℃以上170℃未満、前記加熱時間が45秒以上である。
条件(c):前記加熱温度が170℃以上、前記加熱時間が30秒以上である。
前述のとおり、本発明によれば、還元剤の付与部を前記(a)〜(c)のいずれかの条件で接触加熱することで、十分に布帛を抜染可能である。前記還元剤を付与する布帛の脆化や焦げ付き防止の観点から、前記加熱温度は、例えば、220℃以下であることが好ましい。
前記接触加熱における加熱時間は、抜染力向上の観点から、90秒以上であることが好ましく、抜染された布帛の変色抑制の観点から、180秒以上であることがより好ましい。前記接触加熱における加熱時間の上限は、例えば、300秒以下である。
つぎに、前記昇降駆動機構により接触加熱手段30を上昇させ、前記布帛を大気に接触させることで、抜染を完了する。前記接触加熱により抜染された布帛の変色抑制の観点から、前記抜染後、前記還元剤の付与部を、前述のヒートプレス板等の接触加熱手段又は非接触加熱手段で再度加熱することが好ましい。前記非接触加熱手段としては、例えば、オーブン、ベルトコンベアオーブン等があげられる。前記非接触加熱手段は、加熱処理部4の内部に含まれてもよいし、加熱処理部4の内部に設けるのではなく、抜染装置1とは別個独立に設けられてもよい。前記抜染後の加熱における加熱温度は、例えば、140℃〜200℃である。前記抜染後の加熱における加熱時間は、前記接触加熱による場合には、例えば、15秒以上、15秒〜180秒、30秒〜90秒であり、前記非接触加熱による場合には、例えば、60秒以上、60秒〜300秒、90秒〜180秒である。
前記接触加熱により抜染された布帛の変色抑制のメカニズムは、例えば、つぎのように推定される。すなわち、前述のヒートプレス板等の接触加熱手段を用いた接触加熱により、例えば、水蒸気が布帛の繊維内を熱対流し、布帛を着色している染料の還元による脱色が促進される。その後、前記接触加熱手段を前記布帛から遠ざけて、前記繊維内の水蒸気を大気中に拡散させることで、還元反応の進行を止める。その後、前記繊維内に水蒸気が存在しない状態で、前記接触加熱手段又は前記非接触加熱手段による2回目の熱処理を実施することで、前記染料の酸化が促進され、抜染部分が実用上問題ないレベルで僅かに変色し、それ以降の変色が抑制されるものと推定される。ただし、本発明は、前記推定に限定されない。
本発明は、前記抜染装置を含むインクジェット記録装置も提供可能である。本発明のインクジェット記録装置は、インクを吐出するインク吐出手段を有するインクジェット記録装置であって、さらに、抜染装置を含み、前記抜染装置が、本発明の抜染装置であることを特徴とする。本発明のインクジェット記録装置は、例えば、図1〜4に示す抜染装置において、液体吐出ヘッド12が、前記インク吐出手段を兼ねるものであってもよい。この態様のインクジェット記録装置では、例えば、還元剤収容部3に、さらに、5色のインク(ホワイト、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)をそれぞれ含む5種類のインクカートリッジが収容され、それらがインク供給チューブを介して液体吐出ヘッド12に接続されていてもよい。
本発明は、さらに、布帛に画像を形成する画像形成方法も提供可能である。本発明の第1の画像形成方法は、布帛に画像を形成する画像形成方法であって、前記布帛を抜染する抜染工程と、前記抜染工程で抜染した箇所にインクを用いて画像を印刷する画像印刷工程と、前記インクを前記布帛に熱定着させる熱定着工程とを有し、前記抜染工程を、本発明の抜染方法により実施することを特徴とする。
本発明の第1の画像形成方法は、例えば、前述の図1〜4に示す抜染装置を含む本発明のインクジェット記録装置を用いて実施できる。まず、前述の本発明の抜染方法により、布帛を抜染する。
つぎに、液体吐出ヘッド搬送機構及びプラテン搬送機構によりプラテン31及び液体吐出ヘッド12を搬送させながら、前記布帛の抜染箇所にインクを用いて画像を印刷する。前記インクジェット記録装置のコントロールユニット5のROM88及びRAM89の少なくとも一方には、ソフトウェアによって作成された種々の画像データやTシャツ等の布帛の種類毎の各種データが格納されている。オペレータが印刷の実施を指示すると、前記画像データが出力インターフェース90を介して液体吐出ヘッド12に送信され、前記画像データに基づいて液体吐出ヘッド12からインクが吐出されて、プラテン31に保持された前記布帛への印刷が実施される。
つぎに、プラテンモータ26の駆動により、布帛及びプラテン31を加熱処理部4へ移動させた後、前記昇降駆動機構により接触加熱手段30を下降させ、所定温度のヒートプレス板34により布帛を所定時間押圧した状態とし、前記インクを前記布帛に熱定着させる。前記熱定着における加熱温度は、例えば、160℃以上、160℃〜185℃である。前記熱定着における加熱時間は、例えば、30秒以上、30秒〜90秒、45秒〜60秒である。
例えば、洗濯堅牢性が不十分にならない程度であれば、本発明の画像形成方法は、つぎに説明する第2の画像形成方法であってもよい。本発明の第2の画像形成方法は、布帛に画像を形成する画像形成方法であって、還元剤を布帛に付与する付与工程と、前記還元剤の付与部にインクを用いて画像を印刷する画像印刷工程と、前記還元剤の付与部を加熱処理して前記布帛を抜染するとともに、前記インクを前記布帛に熱定着させる熱処理工程とを有し、前記還元剤として、本発明の還元剤を用いることを特徴とする。
本発明の第2の画像形成方法も、例えば、前述の図1〜4に示す抜染装置を含む本発明のインクジェット記録装置を用いて実施できる。まず、前述の本発明の抜染方法における付与工程と同様にして、還元剤を布帛に付与する。
つぎに、液体吐出ヘッド搬送機構及びプラテン搬送機構によりプラテン31及び液体吐出ヘッド12を搬送させながら、前記還元剤の付与部にインクを用いて画像を印刷する。
つぎに、プラテンモータ26の駆動により、布帛及びプラテン31を加熱処理部4へ移動させた後、前記昇降駆動機構により接触加熱手段30を下降させ、所定温度のヒートプレス板34により布帛を所定時間押圧した状態とし、前記還元剤の付与部を抜染するとともに、前記インクを前記布帛に熱定着させる。前記熱処理における加熱温度及び加熱時間は、前記条件(a)、前記条件(b)又は前記条件(c)を満たす。
本発明の第2の画像形成方法によれば、熱処理を2回に分けなくてよいため、より短時間での画像の形成が可能である。
本発明は、さらに、画像を有する布帛の製造方法も提供可能である。本発明の布帛の製造方法は、画像を有する布帛の製造方法であって、本発明の画像形成方法により前記布帛に画像を形成する工程を有することを特徴とする。
本発明の画像形成方法及び布帛の製造方法によれば、十分に抜染された布帛を得ることができる。
つぎに、本発明の実施例について比較例と併せて説明する。なお、本発明は、下記の実施例及び比較例により限定及び制限されない。
[実施例1−1]
黒色のTシャツ(材質:綿100%)に、下記組成の抜染剤20.5mg/cmを付与し、ヒートプレス機を用いて前記抜染剤の付与部を接触加熱した。前記接触加熱における加熱時間を60秒とし、前記接触加熱における加熱温度を、100℃とし、抜染部分のL値を、X−Rite社製のCIE1976L色空間スケール測色計X−Rite939を用いて測定した。

(抜染剤組成)
二酸化チオ尿素 7.5重量%
マロン酸二ナトリウム 5質量%
2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール 10重量%
水 残部
[実施例1−2〜1−15及び比較例1−1〜1−5]
接触加熱における加熱温度及び加熱時間を、表1に示すように変更した以外は、実施例1−1と同様にして、L値の測定を行った。
実施例1−1〜1−15及び比較例1−1〜1−5における抜染力を、下記評価基準に従って評価した。
抜染力評価 評価基準
A:接触加熱直後のL値が、70以上
B:接触加熱直後のL値が、60以上70未満
C:接触加熱直後のL値が、55以上60未満
D:接触加熱直後のL値が、55未満
実施例1−1〜1−15及び比較例1−1〜1−5の評価結果を、表1に示す。
Figure 2019178468
表1に示すとおり、実施例1−1〜1−15では、抜染力の評価結果が良好であった。一方、加熱温度が低く、前記条件(a)〜(c)を満たさない比較例1、及び、加熱温度に対する加熱時間が短く、前記条件(a)〜(c)を満たさない比較例1−2〜1−5では、抜染力の評価結果が悪かった。
[実施例2−1]
黒色のTシャツ(材質:綿100%)に、実施例1−1、1−2及び比較例1−1で用いたのと同じ抜染剤20.5mg/cmを付与し、ヒートプレス機を用いて前記抜染剤の付与部を接触加熱した。このとき、前記Tシャツと、前記ヒートプレス機との間に、PTFE含浸ガラスクロスを介在させた。前記接触加熱における加熱温度は180℃、前記接触加熱における加熱時間は45秒とし、X−Rite社製のCIE1976L色空間スケール測色計X−Rite939を用いて、抜染部分のL値、a値及びb値を測定し、下記式により色差ΔEabを算出した。

ΔEab={(L −L +(a −a +(b −b 1/2
:7日後の抜染部分のL
:接触加熱直後の抜染部分のL
:7日後の抜染部分のa
:接触加熱直後の抜染部分のa
:7日後の抜染部分のb
:接触加熱直後の抜染部分のb
[実施例2−2〜2−7]
接触加熱における加熱時間を、表2に示すように変更した以外は、実施例2−1と同様にして、L値、a値、b値の測定及び色差ΔEabの算出を行った。なお、表2において、経過日数0日は、接触加熱直後を意味する。
実施例2−1〜2−7における抜染力及び変色抑制を、下記評価基準に従って評価した。
抜染力評価 評価基準
A:接触加熱直後のL値が、70以上
B:接触加熱直後のL値が、60以上70未満
C:接触加熱直後のL値が、55以上60未満
D:接触加熱直後のL値が、55未満
変色抑制評価 評価基準
A:ΔEab値が、3.0未満
B:ΔEab値が、3.0以上5.0未満
C:ΔEab値が、5.0以上10.0未満
D:ΔEab値が、10.0以上
実施例2−1〜2−7の評価結果を、表2に示す。
Figure 2019178468
表2に示すとおり、実施例2−1〜2−7では、抜染力の評価結果が良好であった。接触加熱時間を90秒以上とした実施例2−3〜2−7では、接触加熱時間が90秒未満である実施例2−1及び2−2と比べて、抜染力の評価結果がより優れていた。また、接触加熱時間を180秒以上とした実施例2−6及び2−7では、接触加熱時間が180秒未満である実施例2−1〜2−5と比べて、変色抑制の評価結果がより優れていた。
[実施例3−1〜3−3]
前記Tシャツと、前記ヒートプレス機との間に、セルロース又はシリコーン樹脂加工耐油紙を介在させた、又は何も介在させなかった以外は、実施例2−2と同様にして、抜染力及び変色抑制を評価し、実施例2−2の評価結果と比較した。なお、表3において、彩度Cは、下記式で求めた。

=(a*2+b*21/2
実施例2−2及び3−1〜3−3の評価結果を、表3に示す。
Figure 2019178468
表3に示すとおり、前記Tシャツと、前記ヒートプレス機との間に、前記水分・熱保持部材を介在させた実施例2−2、3−1及び3−2では、何も介在させなかった実施例3−3よりも、彩度Cがより低かった。
[実施例4−1]
実施例2−1と同様にして、前記Tシャツに前記抜染剤を付与し、ヒートプレス機を用いて前記抜染剤の付与部を接触加熱した。その後、Tシャツを大気に接触させてから、180℃のヒートプレス機で前記付与部を15秒接触加熱した。この2回目の接触加熱直後及び7日後に、前記測色計X−Rite939を用いて、抜染部分のL値、a値及びb値を測定し、下記式により色差ΔEabを算出した。

ΔEab={(L −L +(a −a +(b −b 1/2
:7日後の抜染部分のL
:2回目の接触加熱直後の抜染部分のL
:7日後の抜染部分のa
:2回目の接触加熱直後の抜染部分のa
:7日後の抜染部分のb
:2回目の接触加熱直後の抜染部分のb
[実施例4−2〜4−12]
1回目の接触加熱及び2回目の接触加熱における加熱時間を、表4に示すように変更した以外は、実施例2−1と同様にして、L値、a値、b値の測定及び色差ΔEabの算出を行った。
実施例4−1〜4−12における抜染力及び変色抑制を、下記評価基準に従って評価した。
抜染力評価 評価基準
A:酸化反応促進直後のL値が、70以上
B:酸化反応促進直後のL値が、60以上70未満
C:酸化反応促進直後のL値が、55以上60未満
D:酸化反応促進直後のL値が、55未満
変色抑制評価 評価基準
A:ΔEab値が、3.0未満
B:ΔEab値が、3.0以上5.0未満
C:ΔEab値が、5.0以上10.0未満
D:ΔEab値が、10.0以上
実施例4−1〜4−12の評価結果を、表4に示す。なお、表4において、接触1及び接触2は、それぞれ、1回目の接触加熱及び2回目の接触加熱を意味する。
Figure 2019178468
表4に示すとおり、実施例4−1〜4−12では、抜染力及び変色抑制の評価結果が良好であった。
[実施例5−1〜5−10]
180℃のヒートプレス機による2回目の接触加熱に代えて、160℃のオーブンによる非接触加熱を実施したこと以外は実施例4−1〜4−12と同様にして、L値、a値、b値の測定及び色差ΔEabの算出を行い、実施例4−1〜4−12と同様にして、抜染力及び変色抑制を評価した。
実施例5−1〜5−10の評価結果を、表5に示す。なお、表5において、接触及び非接触は、それぞれ、接触加熱及び非接触加熱を意味する。
Figure 2019178468
表5に示すとおり、実施例5−1〜5−10では、抜染力及び変色抑制の評価結果が良好であった。
以上のように、本発明の抜染装置及び抜染方法によれば、十分に抜染された布帛を得ることが可能である。本発明の抜染装置及び抜染方法の用途は、特に限定されず、各種布帛の抜染に広く適用可能である。
1 抜染装置
12 付与手段(液体吐出ヘッド)
13 キャリッジ
14、15 ガイドロッド
16、24、27、28 プーリ
18 キャリッジモータ
25 ベルト
26 プラテンモータ
30 接触加熱手段
31 プラテン
34 ヒートプレス板

Claims (8)

  1. 還元剤を布帛に付与する付与手段と、前記還元剤の付与部を接触加熱する接触加熱手段と、を含み、前記接触加熱における加熱温度及び加熱時間が、下記条件(a)、下記条件(b)又は下記条件(c)を満たすことを特徴とする抜染装置。

    条件(a):前記加熱温度が100℃以上150℃未満、前記加熱時間が60秒以上である。
    条件(b):前記加熱温度が150℃以上170℃未満、前記加熱時間が45秒以上である。
    条件(c):前記加熱温度が170℃以上、前記加熱時間が30秒以上である。
  2. 前記加熱時間が、90秒以上であることを特徴とする請求項1記載の抜染装置。
  3. 前記加熱時間が、180秒以上であることを特徴とする請求項1記載の抜染装置。
  4. 前記接触加熱後、前記布帛を大気に接触させてから、再度前記還元剤の付与部を加熱することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の抜染装置。
  5. 下記条件(A)又は下記条件(B)を満たすことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の抜染装置。

    条件(A):前記接触加熱後、前記接触加熱手段は、前記還元剤の付与部を再度加熱する。
    条件(B):さらに、非接触加熱手段を含み、前記非接触加熱手段は、前記接触加熱後、前記還元剤の付与部を非接触加熱する。
  6. 前記還元剤が、還元剤含有液であり、
    前記還元剤含有液の還元剤濃度が、0.28mol/L以上であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の抜染装置。
  7. さらに、前記還元剤の付与部と前記接触加熱手段との間に配置可能な介在部材を含み、
    前記介在部材の形成材料が、ポリテトラフルオロエチレン含有ガラスクロス、セルロース及びシリコーン樹脂加工耐油紙からなる群から選択される少なくとも一つであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の抜染装置。
  8. 還元剤を布帛に付与する付与工程と、
    前記還元剤の付与部を接触加熱する熱処理工程と、
    を含み、
    前記熱処理工程における加熱温度及び加熱時間が、下記条件(a)、下記条件(b)又は下記条件(c)を満たすことを特徴とする抜染方法。

    条件(a):前記加熱温度が100℃以上150℃未満、前記加熱時間が60秒以上である。
    条件(b):前記加熱温度が150℃以上170℃未満、前記加熱時間が45秒以上である。
    条件(c):前記加熱温度が170℃以上、前記加熱時間が30秒以上である。
JP2018070157A 2018-03-30 2018-03-30 抜染装置及び抜染方法 Active JP7124393B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018070157A JP7124393B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 抜染装置及び抜染方法
US16/367,714 US10724172B2 (en) 2018-03-30 2019-03-28 Discharge printing device and discharge printing method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018070157A JP7124393B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 抜染装置及び抜染方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019178468A true JP2019178468A (ja) 2019-10-17
JP7124393B2 JP7124393B2 (ja) 2022-08-24

Family

ID=68278041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018070157A Active JP7124393B2 (ja) 2018-03-30 2018-03-30 抜染装置及び抜染方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7124393B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7239236B1 (ja) * 2022-11-30 2023-03-14 エレファンテック株式会社 脱色装置、脱色方法
JP7300233B1 (ja) * 2023-03-07 2023-06-29 エレファンテック株式会社 脱色装置、脱色方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06313283A (ja) * 1993-04-24 1994-11-08 Chuo Giken Kogyo:Kk 抜染法
JP2004339613A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 抜染プリントパイル布帛の抜染方法
JP2006176889A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Matsui Shikiso Chem Co Ltd 抜染処理機、繊維製品、カットされた繊維布及び抜染方法
JP2007224128A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Shima Seiki Mfg Ltd 抜染インク、インクジェット抜染方法および抜染対象物
CN101413221A (zh) * 2008-09-25 2009-04-22 浙江丝绸科技有限公司 纺织品涂料拔染印花的干态处理方法
JP2009209493A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Brother Ind Ltd 印刷用布帛の前処理方法、及び印刷用布帛の前処理装置
CN102400400A (zh) * 2010-09-16 2012-04-04 常熟市雅兰制衣有限公司 一种牛仔面料的免压烫拔染印花工艺
JP2014208928A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 ブラザー工業株式会社 抜染剤、収容容器、インクジェット記録装置、抜染方法、画像形成方法、抜染剤の安定化剤、及び抜染剤の安定化方法
JP2015187248A (ja) * 2014-03-10 2015-10-29 ブラザー工業株式会社 還元剤、インクジェット記録装置、布帛の抜染方法、画像形成方法、還元剤の安定化剤、還元剤の安定化方法、還元剤の増強剤、還元剤の増強方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06313283A (ja) * 1993-04-24 1994-11-08 Chuo Giken Kogyo:Kk 抜染法
JP2004339613A (ja) * 2003-05-13 2004-12-02 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 抜染プリントパイル布帛の抜染方法
JP2006176889A (ja) * 2004-12-20 2006-07-06 Matsui Shikiso Chem Co Ltd 抜染処理機、繊維製品、カットされた繊維布及び抜染方法
JP2007224128A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Shima Seiki Mfg Ltd 抜染インク、インクジェット抜染方法および抜染対象物
JP2009209493A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Brother Ind Ltd 印刷用布帛の前処理方法、及び印刷用布帛の前処理装置
CN101413221A (zh) * 2008-09-25 2009-04-22 浙江丝绸科技有限公司 纺织品涂料拔染印花的干态处理方法
CN102400400A (zh) * 2010-09-16 2012-04-04 常熟市雅兰制衣有限公司 一种牛仔面料的免压烫拔染印花工艺
JP2014208928A (ja) * 2013-03-27 2014-11-06 ブラザー工業株式会社 抜染剤、収容容器、インクジェット記録装置、抜染方法、画像形成方法、抜染剤の安定化剤、及び抜染剤の安定化方法
JP2015187248A (ja) * 2014-03-10 2015-10-29 ブラザー工業株式会社 還元剤、インクジェット記録装置、布帛の抜染方法、画像形成方法、還元剤の安定化剤、還元剤の安定化方法、還元剤の増強剤、還元剤の増強方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7239236B1 (ja) * 2022-11-30 2023-03-14 エレファンテック株式会社 脱色装置、脱色方法
JP7300233B1 (ja) * 2023-03-07 2023-06-29 エレファンテック株式会社 脱色装置、脱色方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP7124393B2 (ja) 2022-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7124393B2 (ja) 抜染装置及び抜染方法
CN1079741C (zh) 液体排放装置和利用该装置打印的方法
JP7124392B2 (ja) 抜染装置及び抜染方法
JP7155799B2 (ja) 液体吐出装置
JP6859876B2 (ja) 布地を加熱する装置、布地を加熱する方法、布地に画像を付与する方法、媒体を加熱する装置
JPH08311782A (ja) インクジェット布帛捺染装置及びインクジェット布帛捺染方法
US20230071122A1 (en) Printing apparatus and method of controlling printing apparatus
JP2017202681A (ja) 画像付与システム、印刷装置、布地保持部材、布地付き保持部材
CN109203714A (zh) 打印装置、控制方法以及存储介质
US10724172B2 (en) Discharge printing device and discharge printing method
JP2022100414A (ja) インクジェット記録装置及びその温度制御方法
JP5720309B2 (ja) 液体噴射装置
JP2011084680A (ja) 捺染用インクセットおよびインクジェット捺染方法
JP3810852B2 (ja) 後処理装置並びにインクジェット布帛捺染装置
JP2010018919A (ja) プリンタ
WO2022024868A1 (ja) 画像形成装置、インクセット、及び画像形成方法
JP2002155464A (ja) インクジェット捺染装置及びインクジェット捺染方法
KR100873785B1 (ko) 디지털 날염을 위한 로터리 방식 잉크젯 프린터
JP7383957B2 (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2010017971A (ja) プリンタ
JP5887636B2 (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
KR20230103846A (ko) 디지털 발염 날염을 위한 평판 프린터, 및 이에 이용되는 발염 잉크
JP2004050759A (ja) インクジェット記録装置
JP7056326B2 (ja) 印刷装置、ノズル状態確認方法、及び確認媒体
JP2003293272A (ja) インクジェット捺染方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7124393

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150