JP2019176688A - 振動モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動方向において振動体と対向する部材の耐衝撃強度をより向上できる振動モータを提供する。【解決手段】板形状の基板3が振動方向と平行に設けられる振動モータ100の筐体1は、1方向に振動する振動体5を収容する。筐体1の側面部12、天面部11、及び底面部13はそれぞれ別部材である。側面部12は、振動方向と垂直に延びる筒状である。筐体1の内部には第1〜第4対向部1A〜1Dが配置される。振動方向一方側にて、第1及び第3対向部1A、1Cは、側面部12の第1内側面1210Aよりも振動方向他方側に設けられ、振動体の振動方向一方側面と振動方向に対向する。振動方向他方側にて、第2及び第4対向部1B、1Dは、側面部12の第2内側面1210Bよりも振動方向一方側に設けられ、振動体5の振動方向他方側面と振動方向に対向する。【選択図】図2

Description

本発明は、振動モータに関する。
従来、スマートフォンなどの各種機器には、振動モータが備えられる。従来の振動モータの一例として、たとえば特許文献1では、振動体がコイルを含む固定部材を中心に左右方向に振動するハプティックアクチュエータが開示されている。振動体は、該振動体の振動方向両側に配置される弾性部材とともに、ベースの上部に蓋が結合される筐体の内部の収容空間に配置される。
このほか、従来の振動モータは、振動体の変位量が設計値よりも大きい場合に振動体と接触することにより該振動体の移動を規制する移動規制部を備えている。
特開2017−47415号公報
しかしながら、特許文献1の蓋は、有蓋筒状であり、天面部が筒状の側面部と1つの部材となっている。そのため、側面部の内側面において、天面側に移動規制部を設けることが難くなっている。また、有蓋筒状の蓋は、平板に圧力を加えて凹形状に加工する絞り加工で形成されることが多い。ところが、絞り加工により形成されると、天面部と側面部との接続部分が硬化する。そのため、該接続部分近傍が加工し難くなり、たとえば該接続部分近傍に絞り加工などを施し難くなる。従って、切り起こしなどの移動規制部を側面部内側面の天面側に設け難くなり、精度良く加工することも難しい。
また、移動規制部を側面部内側面のベース側だけに設ける場合、移動規制部をベース側と天面側の両方に設ける場合と比べて、振動体が接触する際に個々の移動規制部が受ける衝撃が大きい。そのため、移動規制部の耐衝撃強度が不足する虞がある。
本発明は、振動方向において振動体と対向する部材の耐衝撃強度をより向上できる振動モータを提供することを目的とする。
本発明の例示的な振動モータは、第1方向の振動を発生する。該振動モータでは、板形状の基板が第1方向と平行に設けられる。振動モータは、側面部、天面部、及び底面部を有する筐体と、前記筐体に対して第1方向に振動可能に支持される振動体と、を備える。前記側面部、前記天面部、及び前記底面部は、それぞれ別部材である。前記側面部は、第1方向と垂直な第2方向に延びる筒状であり、前記振動体を収容する。前記天面部は、前記側面部の第2方向一方端部を覆う。前記底面部は、前記側面部の第2方向他方端部を覆う。前記底面部の第2方向一方端面には、前記基板が設けられる。前記筐体は、第1対向部と、第2対向部と、第3対向部と、第4対向部と、をさらに有する。前記第1対向部は、前記筐体の内部の第1方向一方側において前記側面部の第1方向他方側を向く第1内側面よりも第1方向他方側に設けられ、前記振動体の第1方向一方側面の第2方向一方側と第1方向に対向する。前記第2対向部は、前記筐体の内部の第1方向他方側において前記側面部の第1方向一方側を向く第2内側面よりも第1方向一方側に設けられ、前記振動体の第1方向他方側面の第2方向一方側と第1方向に対向する。前記第3対向部は、前記筐体の内部の第1方向一方側において前記側面部の第1方向他方側を向く前記第1内側面よりも第1方向他方側に設けられ、前記振動体の第1方向一方側面の第2方向他方側と第1方向に対向する。前記第4対向部は、前記筐体の内部の第1方向他方側において前記側面部の第1方向一方側を向く前記第2内側面よりも第1方向一方側に設けられ、前記振動体の第1方向他方側面の第2方向他方側と第1方向に対向する。
本発明の例示的な振動モータによれば、振動方向において振動体と対向する部材の耐衝撃強度をより向上することができる。
図1は、振動モータの斜視図である。 図2は、振動モータの断面図である。 図3は、振動モータの分解斜視図である。 図4Aは、第1変形例に係る振動モータの第1方向一方端部の断面図である。 図4Bは、第1変形例に係る振動モータの第1方向他方端部の断面図である。 図5Aは、第2変形例に係る振動モータの第1方向一方端部の断面図である。 図5Bは、第2変形例に係る振動モータの第1方向他方端部の断面図である。
<1.実施形態>
以下に図面を参照して本発明の例示的な実施形態を説明する。
なお、本明細書では、振動モータ100において、一方向に振動可能な振動体5の振動方向を「第1方向X」と呼ぶ。第1方向Xに沿って後述する弾性部材6Bから後述する弾性部材6Aに向かう向きを「第1方向一方側X1」と呼び、第1方向Xに沿って弾性部材6Aから弾性部材6Bに向かう向きを「第1方向他方側X2」と呼ぶ。各々の構成要素において、第1方向一方側X1における端部を「第1方向一方端部」と呼び、第1方向Xにおける第1方向一方端部の位置を「第1方向一方端」と呼ぶ。第1方向他方側X2における端部を「第1方向他方端部」と呼び、第1方向Xにおける第1方向他方端部の位置を「第1方向他方端」と呼ぶ。各々の構成要素において、第1方向一方側X1を向く面を「第1方向一方側面」と呼び、第1方向他方側X2を向く面を「第1方向他方側面」と呼ぶ。
また、第1方向Xと直交し且つ後述する板形状の基板3と垂直な方向を「第2方向Z」と呼ぶ。第2方向Zに沿って基板3から振動体5に向かう向きを「第2方向一方側Z1」と呼び、第2方向Zに沿って振動体5から基板3に向かう向きを「第2方向他方側Z2」と呼ぶ。各々の構成要素において、第2方向一方側Z1における端部を「第2方向一方端部」と呼び、第2方向Zにおける第2方向一方端部の位置を「第2方向一方端」と呼ぶ。第2方向他方側Z2における端部を「第2方向他方端部」と呼び、第2方向Zにおける第2方向他方端部の位置を「第2方向他方端」と呼ぶ。各々の構成要素において、第2方向一方側Z1を向く面を「第2方向一方端面」と呼び、第2方向他方側Z2を向く面を「第2方向他方端面」と呼ぶ。
また、第1方向X及び第2方向Zと直交し且つ板形状の基板3と平行な方向を「第3方向Y」と呼ぶ。第3方向Yに沿って後述する第3方向板部122Bから後述する第3方向板部122Aに向かう向きを「第3方向一方側Y1」と呼び、第3方向Yに沿って第3方向板部122Aから第3方向板部122Bに向かう向きを「第3方向他方側Y2」と呼ぶ。各々の構成要素において、第3方向一方側Y1における端部を「第3方向一方端部」と呼び、第3方向Yにおける第3方向一方端部の位置を「第3方向一方端」と呼ぶ。第3方向他方側Y2における端部を「第3方向他方端部」と呼び、第3方向Yにおける第3方向他方端部の位置を「第3方向他方端」と呼ぶ。各々の構成要素において、第3方向一方側Y1を向く面を「第3方向一方端面」と呼び、第3方向他方側Y2を向く面を「第3方向他方端面」と呼ぶ。
なお、以上に説明した方向、端部、及び面などの呼称は、実際の機器に組み込まれた場合での位置関係及び方向などを示すものではない。
<1−1.振動モータ>
図1〜図3は、振動モータ100の一例を示す。図1は、振動モータ100の斜視図である。図2は、振動モータ100の断面図である。図3は、振動モータ100の分解斜視図である。なお、図1では、内部の構成を理解し易くするために、後述する筐体1の天面部11及び側面部12を透明で表示している。また、図2は、図1におけるA−A線に沿う振動モータ100の断面構造を示している。
振動モータ100は、板形状の基板3と平行な1方向の振動を発生可能な所謂横リニア振動モータである。言い換えると、振動モータ100は、第1方向Xの振動を発生する。また、振動モータ100では、後述するように、板形状の基板3が第1方向Xと平行に設けられる。振動モータ100は、静止部Sと、振動体5と、弾性部材6A、6Bと、ダンパー部8A、8Bと、を備える。また、静止部Sは、筐体1と、基板3と、コイル4と、を有する。言い換えると、振動モータ100は、筐体1と、基板3と、コイル4と、をさらに備える。
筐体1は、基板3、コイル4、振動体5、弾性部材6A、6B、及びダンパー部8A、8Bなどを内部に収容する。筐体1は、天面部11と、側面部12と、底面部13と、を有する。また、筐体1は、振動体5の第1方向端部と第1方向Xに対向する第1〜第4対向部1A〜1Dをさらに有する。但し、第1〜第4対向部1A〜1Dは、後に説明する。
天面部11、側面部12、及び底面部13はそれぞれ別部材である。天面部11、側面部12、及び底面部13により形成される空間内に、基板3、コイル4、振動体5、弾性部材6A、6Bが収容される。また、筐体1は、たとえば、ステンレス鋼(SUS)を用いて形成される。従って、天面部11と、側面部12と、底面部13は、たとえば、ステンレス鋼(SUS)を用いて形成される。
まず、側面部12を説明する。側面部12は、第1方向Xと垂直な第2方向Zに延びる筒状であり、振動体5を収容している。より具体的には、側面部12は、第1方向板部121A、121Bと、第3方向板部122A、122Bと、を含む。また、側面部12は、図2及び図3に示すように、第1側面突出部123A、123Bと、第2側面突出部124A、124Bを有する。但し、第1側面突出部123A、123B及び第2側面突出部124A、124Bは、後に説明する。
第1方向板部121A、121Bはそれぞれ、第1方向Xと垂直であり且つ第2方向Z及び第3方向Yに広がる板形状である。第1方向板部121Aは、第1方向板部121Bよりも第1方向一方側X1に位置する。第1方向板部121Aの第1方向他方側面は、振動体5の第1方向一方側面と間隔を有して第1方向Xに対向する。第1方向板部121Bの第1方向一方側面は、振動体5の第1方向他方側面と間隔を有して第1方向Xに対向する。以下では、第1方向板部121Aの第1方向他方側面を「第1内側面1210A」と呼び、第1方向板部121Bの第1方向一方側面を「第2内側面1210B」と呼ぶ。
第3方向板部122A、122Bはそれぞれ、第3方向Yと垂直であり且つ第1方向X及び第2方向Zに広がる板形状である。第3方向板部122Aは、第3方向板部122Bよりも第3方向一方側Y1に位置する。第3方向板部122Aの第3方向他方端面は、振動体5の第3方向一方端面と間隔を有して第3方向Yに対向する。第3方向板部122Bの第3方向一方端面は、振動体5の第3方向他方端面と間隔を有して第3方向Yに対向する。
第1方向板部121Aの第3方向一方端部は、第3方向板部122Aの第1方向一方端部に接続されている。第1方向板部121Aの第3方向他方端部は、第3方向板部122Bの第1方向一方端部に接続されている。また、第1方向板部121Bの第3方向一方端部は、第3方向板部122Aの第1方向他方端部に接続されている。第1方向板部121Bの第3方向他方端部は、第3方向板部122Bの第1方向他方端部に接続されている。第1方向板部121A、121B及び第3方向板部122A、122Bの内側に、振動体5が位置する。つまり、振動体5は、第1方向板部121A、121B及び第3方向板部122A、122Bで囲まれている。
また、本実施形態では、側面部12は、1繋がりの板の両端部がカシメ固定部125により互いに接続された筒状である。カシメ固定部125は、図3に示すように、第1方向X及び第2方向Zの両方と垂直な第3方向一方側Y1における側面部12の端部に設けられ、より具体的には第3方向板部122Aに設けられる。なお、第3方向板部において、カシメ固定部125は、本実施形態では第1方向Xの中央位置に設けられているが、この例示に限定されず、該中央位置よりも第1方向Xの片側の位置に設けられてもよい。この構成によれば、衝撃により振動方向(つまり第1方向X)と垂直な第3方向Yの力が振動モータ100に作用しても、カシメ固定部125は、第1方向Xに振動する振動体5と接触し難い。従って、振動モータ100の耐衝撃強度が向上する。
また、側面部12は、1繋がりの板の両端部がカシメ固定部125により互いに接続された筒状である。そのため、底面部13に対して側面部12をより精度良く垂直に設けることができる。つまり、側面部12の第1方向板部121A、121Bを第2方向Z及び第3方向Yと平行にし易く、側面部12の第3方向板部122A、122Bを第1方向X及び第2方向Zと平行にし易い。従って、第1〜第4対向部1A〜1Dを筐体1により精度良く設けることができる。
次に、天面部11は、第2方向Zと垂直であり且つ第1方向X及び第3方向Yに広がる板形状である。天面部11は、側面部12の第2方向一方端部に取り付けられ、側面部12の第2方向一方端部を覆う。さらに、天面部11の外縁部は、側面部12の第2方向一方端部に溶接されている。この構成によれば、溶接によって、側面部12に対する天面部11の取り付け強度を向上させることができる。
天面部11の第2方向他方端面は、振動体5の第2方向一方端面と間隔を有して第2方向Zに対向する。また、天面部11は、図2及び図3に示すように、天面突出部111A、111Bを有する。天面突出部111A、111Bは、後に説明する。
底面部13は、第2方向Zと垂直であり且つ第1方向X及び第3方向Yに広がる板形状である。底面部13は、側面部12の第2方向他方端部に取り付けられ、該第2方向他方端部を覆う。底面部13の第2方向一方端面は、振動体5の第2方向他方端面と間隔を有して第2方向Zに対向する。より具体的には、底面部13は、内底面部13Aと、外底面部13Bと、を有する。
内底面部13Aは、側面部12の第2方向他方端部に取り付けられ、該第2方向他方端部を覆う。内底面部13Aの第2方向一方端面は、振動体5の第2方向他方端面と間隔を有して第2方向Zに対向する。また、内底面部13Aの第2方向一方端面上には、基板3の一部が設けられ、且つ、該基板3を介してコイル4が搭載されている。
外底面部13Bは、内底面部13Aの第3方向他方端部から第3方向他方側Y2に延び、第3方向板部122Bの第2方向他方端部に設けられた第2方向一方側Z1に凹む凹部126を通じて側面部12の外部に引き出されている。外底面部13Bの第2方向一方端面上には、基板3の端子部31A、31Bを含む残りの一部が設けられている。
また、底面部13は、図2及び図3に示すように、底面突出部131A、131Bをさらに有する。但し、底面突出部131A、131Bは、後に説明する。
以上に説明したように、天面部11、側面部12、及び底面部13はそれぞれ別部材であり、天面部11及び底面部13は板形状である。さらに、筒形状に加工される前の側面部12は板形状であり、第1方向板部121A、121Bと第3方向板部122A、122Bとが1繋がりである。これらは、たとえば、打ち抜き加工により形成できる。打ち抜き加工では、有蓋筒状の部材を形成する際での平板の絞り加工よりも、工程が容易である。従って、製造コストが低減できる。また、部材を精度良く形成でき且つ寸法精度が安定し易くなるため、組み立てがし易くなる。また、有蓋筒状の部材を絞り加工で形成する場合、蓋部分と筒状部分との接続部分の内側が丸くなるため、筐体1の内部空間が狭くなる。一方、本実施形態では、天面部11と側面部12とが別部材であるため、組み立て後において、天面部11と側面部12との接続部分の内側を角張らせることができる。従って、筐体1の内部空間をより広くできる。
次に、基板3は、板形状であり、底面部13の第2方向一方端面に設けられて固定されている。基板3は、本実施形態ではフレキシブル基板であり、底面部13の第2方向一方端面において第1方向X及び第3方向Yと平行に広がっている。但し、この例示に限定されず、基板3は、板形状のリジッド基板であってもよい。基板3の第2方向一方端面には、端子部31A、31Bを含む配線が設けられている。基板3の端子部31A、31Bを含む一部は、底面部13の外底面部13Bとともに、凹部126を通じて、側面部12の外部に引き出されている。
コイル4は、基板3上に固定される。コイル4は、本実施形態ではコアレスコイルであり、導線が第2方向Zを中心軸とする軸周りに巻回されることにより形成されている。コイル4の各引出線は、基板3上の配線を介して、端子部31A、31Bと電気的に接続されている。これにより、端子部31A、31Bに電圧を印加することで、コイル4に電流を流すことができる。
振動体5は、弾性部材6A、6Bによって筐体1に対して第1方向Xに振動可能に支持されている。振動体5は、錘部51と、バックヨーク52と、磁石部53と、を有する。
錘部51は、第1方向Xに延びる柱状であり、たとえばタングステン合金を用いて形成される。錘部51の第1方向Xの中央には、第2方向Zに錘部51を貫通する貫通孔51Aが設けられている。
磁石部53は、貫通孔51Aに収容され、コイル4と第2方向Zに対向する。磁石部53は、センター磁石531と、サイド磁石532A、532Bと、を有する。貫通孔51A内において、センター磁石531及びサイド磁石532A、532Bは、第1方向Xに配列される。センター磁石531の第1方向一方側X1にはサイド磁石532Aが配置され、センター磁石531の第1方向他方側X2にはサイド磁石532Bが配置される。
バックヨーク52は、錘部51及び磁石部53の第2方向一方端部に配置され、これらを覆う。バックヨーク52は、たとえば溶接によって錘部51に固定される。バックヨーク52は、磁石部53と磁気回路を構成し、振動モータ100のパワーを向上させる。
弾性部材6A、6Bは、錘部51の第1方向端部に設けられる板バネであり、振動体5の第1方向端部の形状に応じて折り曲げられている。第3方向一方側Y1において、弾性部材6A、6Bの一端はそれぞれ錘部51に固定される。第3方向他方側Y2において、弾性部材6A、6Bの他端はそれぞれ筐体1(図1では第3方向板部122B)に固定される。これにより、振動体5は、弾性部材6A、6Bにより、筐体1に対して振動可能に支持される。
ダンパー部8Aは、錘部51の第1方向一方側X1において、錘部51と弾性部材6Aとの間に配置される。ダンパー部8Bは、錘部51の第1方向他方側X2において、錘部51と弾性部材6Bとの間に配置される。ダンパー部8Aおよびダンパー部8Bは、コイル4の駆動が停止したときに、振動体5の振動が減衰する減衰時間を短縮する。
以上に説明した構成の振動モータ100では、コイル4に電流を供給することにより、コイル4に発生する磁束と磁石部53による磁束との相互作用により、振動体5が第1方向Xに往復運動する。
<1−2.第1〜第4対向部>
次に、第1〜第4対向部1A〜1Dを説明する。第1〜第4対向部1A〜1Dは、筐体1の内側に設けられ、振動体5と第1方向Xに対向する。第1〜第4対向部1A〜1Dは、振動体5の第1方向Xにおける振動範囲を所定の範囲内に制限するための部材である。第1〜第4対向部1A〜1Dは、振動体5の通常の振動状態では振動体5に接触しないが、振動体5が通常よりも大きく変位した場合には振動体5に接触する。これにより、第1方向Xにおける振動体5の過剰な変位を抑制できる。
第1対向部1Aは、筐体1の内部の第1方向一方側X1において第1内側面1210Aよりも第1方向他方側X2に設けられ、振動体5の第1方向一方側面の第2方向一方側Z1と第1方向Xに対向する。また、第2対向部1Bは、筐体1の内部の第1方向他方側X2において第2内側面1210Bよりも第1方向一方側X1に設けられ、振動体5の第1方向他方側面の第2方向一方側Z1と第1方向Xに対向する。また、第3対向部1Cは、筐体1の内部の第1方向一方側X1において第1内側面1210Aよりも第1方向他方側X2に設けられ、振動体5の第1方向一方側面の第2方向他方側Z2と第1方向Xに対向する。また、第4対向部1Dは、筐体1の内部の第1方向他方側X2において第2内側面1210Bよりも第1方向一方側X1に設けられ、振動体5の第1方向他方側面の第2方向他方側Z2と第1方向Xに対向する。
これらの構成によれば、振動体5と第1方向Xに対向して、該振動体5の第1方向Xにおける振動範囲を所定の範囲内に制限可能な部材(つまり第1〜第4対向部1A〜1D)が、筐体1の内部の第2方向Zの底面部13側だけでなく、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側にも設けられる。従って、振動方向において振動体5と対向する部材の耐衝撃強度をより向上することができる。
また、前述の如く、天面部11、側面部12、及び底面部13はそれぞれ別部材である。従って、第2方向Zにおいて第1〜第4対向部1A〜1Dを設ける位置の自由度が高くなっている。たとえば、天面部11及び側面部12が絞り加工などにより形成される有蓋筒状の同じ部材である場合には、加工方法に起因して天面部11と側面部12との接続部分が硬化するので、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側に対向部1A、1Bを精度良く設けることは難しい。対して、本実施形態における上記の構成によれば、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側にも対向部1A、1Bを精度良く設けることができる。
<1−2−1.第1対向部及び第2対向部>
第1対向部1Aは、本実施形態では天面突出部111Aと第1側面突出部123Aとを含む。第2対向部1Bは、本実施形態では天面突出部111Bと第1側面突出部123Bとを含む。
天面突出部111A、111Bは、筐体1の内部の第1方向Xの片側において、天面部11の第2方向他方端面から第2方向他方側Z2に突出する。より具体的には、天面突出部111Aは、筐体1の内部の第1方向一方側X1において、天面部11の第2方向他方端面から第2方向他方側Z2に突出する。天面突出部111Bは、筐体1の内部の第1方向他方側X2において、天面部11の第2方向他方端面から第2方向他方側Z2に突出する。天面突出部111A、111Bは、本実施形態では図2に示すように、切り起こしである。たとえば、天面突出部111Aは、天面部11の第1方向一方端部から所定の第1方向幅を有する部分を第2方向他方側Z2に向かって***させることにより設けられている。同様に、天面突出部111Bは、天面部11の第1方向他方端部から所定の第1方向幅を有する部分を第2方向他方側Z2に向かって***させることにより設けられている。
なお、天面突出部111A、111Bは、上記の例示に限定されない。たとえば、天面突出部111A、111Bはそれぞれ、切り欠きであってもよい。たとえば、天面突出部111A、111Bは、天面部11の第1方向端部から所定の第1方向幅を有する部分の第3方向Yの両側に切込みを入れて、該部分を第2方向他方側Z2に折り曲げることにより設けられてもよい。或いは、天面部11の第2方向他方端面上に、天面突出部111A、111Bに対応する部材が設けられてもよい。
第1側面突出部123A、123Bは、側面部12の第1方向端部の第2方向一方側Z1において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する。より具体的には、第1側面突出部123Aは、第1方向板部121Aの第1内側面1210Aから振動体5に向かって突出する。第1側面突出部123Bは、第1方向板部121Bの第2内側面1210Bから振動体5に向かって突出する。第1側面突出部123A、123Bは、本実施形態では図2に示すように、切り欠きである。たとえば、第1側面突出部123Aは、第1方向板部121Aの第1方向一方端部から所定の第2方向幅を有する部分の第3方向Yの両側に切込みを入れて、該部分を第1方向他方側X2に折り曲げることにより設けられる。同様に、第1側面突出部123Bは、第1方向板部121Bの第1方向一方端部から所定の第2方向幅を有する部分の第3方向Yの両側に切込みを入れて、該部分を第1方向一方側X1に折り曲げることにより設けられる。
なお、第1側面突出部123A、123Bは、上記の例示に限定されない。たとえば、第1側面突出部123A、123Bはそれぞれ、第1方向板部121A、121Bの第1方向一方端部から所定の第2方向幅を有する部分を第1方向Xの振動体5側に***させることにより設けられてもよい。或いは、第1方向板部121A、121Bの第1方向Xの振動体5側を向く内側面上に、第1側面突出部123A、123Bに対応する部材が設けられてもよい。
以上に説明したように、第1対向部1A及び第2対向部1Bは、天面部11の第2方向他方端面から第2方向他方側Z2に突出する天面突出部111A、111Bを少なくとも含む。こうすれば、第1方向Xに振動する振動体5が第1対向部1A、第2対向部1Bに当たる際、振動方向と垂直な第2方向Zに突出する天面突出部111A、111Bの振動体5に対する耐衝撃強度は、振動方向と平行な第1方向Xに突出する第1側面突出部123A、123Bなどでの振動体5に対する耐衝撃強度よりも高い。従って、振動体5と振動方向に対向する上記の少なくとも一方の対向部の耐衝撃強度をさらに向上できる。
さらに、第1対向部1A及び第2対向部1Bは、側面部12の第1方向端部の第2方向一方側Z1において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する第1側面突出部123A、123Bを少なくとも含む。こうすれば、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側に、振動体5に向かって突出する第1側面突出部123A、123Bを設けることができる。また、第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bとして、天面突出部111A、111Bとともに、第1側面突出部123A、123Bを設けることにより、第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bの耐衝撃強度をさらに向上できる。
第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bにおいて、好ましくは、天面突出部111A、111Bと、第1側面突出部123A、123Bとがそれぞれ機械的に結合される。本実施形態ではたとえば、第1対向部1Aでは、第1方向板部121Aから折り曲げられた第1側面突出部123Aが、第2方向他方側Z2に***する天面突出部111Aの第2方向一方端部に引っ掛けられることによって固定されている。第2対向部1Bでも、同様である。こうすれば、天面突出部111A、111B及び第1側面突出部123A、123Bの耐衝撃強度を相乗的に向上させることができる。なお、機械的な結合構造は、本実施形態の例示に限定されず、他の構造を採用できる。
また、第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bにおいて、さらに好ましくは、天面突出部111A、111Bと、第1側面突出部123A、123Bとがそれぞれ溶接又は接着剤などにより固着される。本実施形態ではたとえば、第1対向部1Aにおいて、天面突出部111Aと第1側面突出部123Aとが溶接される。第2対向部1Bでも、同様である。こうすれば、天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとの結合がさらに強くなる。従って、それぞれの耐衝撃強度の相乗的な向上効果をさらに高めることができる。
また、本実施形態では、第1対向部1A及び第2対向部1Bにおいて、機械的な結合と、溶接などによる固着との両方を採用している。但し、この例示に限定されず、第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bにおいて、機械的な結合と溶接などによる固着とのうちの一方が採用されてもよい。たとえば、第1対向部1Aにおいて、天面突出部111A及び第1側面突出部123Aは、機械的に結合されているが、溶接などはされない構成であってもよい。或いは、第1対向部1Aにおいて、天面突出部111A及び第1側面突出部123Aは、機械的には結合されないが、溶接などで互いに固着される構成であってもよい。第2対向部1Bでも、同様である。両者のうちの一方が採用される場合でも、天面突出部111A、111B及び第1側面突出部123A、123Bの耐衝撃強度が相乗的に向上する効果を得ることができる。
<1−2−2.第3対向部及び第4対向部>
第3対向部1Cは、本実施形態では底面突出部131Aと第2側面突出部124Aとを含む。第4対向部1Dは、本実施形態では底面突出部131Bと第2側面突出部124Bとを含む。
底面突出部131A、131Bは、筐体1の内部の第1方向Xの片側において、底面部13の第2方向一方端面から第2方向一方側Z1に突出する。より具体的には、底面突出部131Aは、筐体1の内部の第1方向一方側X1において、底面部13の第2方向一方端面から第2方向一方側Z1に突出する。底面突出部131Bは、筐体1の内部の第1方向他方側X2において、底面部13の第2方向一方端面から第2方向一方側Z1に突出する。底面突出部131A、131Bは、本実施形態では図2に示すように、切り起こしである。たとえば、底面突出部131Aは、底面部13の第1方向一方端部から所定の第1方向幅を有する部分を第2方向一方側Z1に向かって***させることにより設けられている。同様に、底面突出部131Bは、底面部13の第1方他方端部から所定の第1方向幅を有する部分を第2方向一方側Z1に向かって***させることにより設けられている。
なお、底面突出部131A、131Bは、上記の例示に限定されない。たとえば、底面突出部131A、131Bはそれぞれ、切り欠きであってもよい。たとえば、底面突出部131A、131Bは、底面部13の第1方向端部から所定の第1方向幅を有する部分の第3方向Yの両側に切込みを入れて、該部分を第2方向一方側Z1に折り曲げることにより設けられてもよい。或いは、底面部13の第2方向一方端面上に、底面突出部131A、131Bに対応する部材が設けられてもよい。
第2側面突出部124A、124Bは、側面部12の第1方向端部の第2方向他方側Z2において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する。より具体的には、第2側面突出部124Aは、第1方向板部121Aの第1内側面1210Aから振動体5に向かって突出する。第2側面突出部124Bは、第1方向板部121Bの第2内側面1210Bから振動体5に向かって突出する。第2側面突出部124A、124Bは、本実施形態では図2に示すように、切り欠きである。たとえば、第2側面突出部124Aは、第1方向板部121Aの第2方向他方端部から所定の第2方向幅を有する部分の第3方向Yの両側に切込みを入れて、該部分を第1方向他方側X2に折り曲げることにより設けられる。同様に、第2側面突出部124Bは、第1方向板部121Bの第2方向他方端部から所定の第2方向幅を有する部分の第3方向Yの両側に切込みを入れて、該部分を第1方向一方側X1に折り曲げることにより設けられる。
このように、第3対向部1C及び第4対向部1Dは、底面部13の第2方向一方端面から第2方向一方側Z1に突出する底面突出部131A、131Bを少なくとも含む。こうすれば、第1方向Xに振動する振動体5が第3対向部1C、第4対向部1Dに当たる際、振動方向と垂直な第2方向Zに突出する底面突出部131A、131Bの振動体5に対する耐衝撃強度は、振動方向と平行な第1方向Xに突出する第2側面突出部124Aなどの振動体5に対する耐衝撃強度よりも高い。従って、振動体5と振動方向に対向する上記の少なくとも一方の対向部の耐衝撃強度をさらに向上できる。
さらに、第3対向部1C及び第4対向部1Dは、側面部12の第1方向端部の第2方向他方側Z2において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する第2側面突出部124A、124Bを少なくとも含む。こうすれば、筐体1の内部の第2方向Zの底面部13側に、振動体5に向かって突出する第2側面突出部124A、124Bを設けることができる。また、第3対向部1C及び/又は第4対向部1Dとして、底面突出部131A、131Bとともに、第2側面突出部124A、124Bを設けることにより、第3対向部1C及び/又は第4対向部1Dの耐衝撃強度をさらに向上できる。
なお、第2側面突出部124A、124Bは、上記の例示に限定されない。たとえば、第2側面突出部124A、124Bはそれぞれ、第1方向板部121A、121Bの第2方向他方端部から所定の第2方向幅を有する部分を第1方向Xの振動体5側に***させることにより設けられてもよい。或いは、第1方向板部121A、121Bの第1方向Xの振動体5側を向く内側面上に、第2側面突出部124A、124Bに対応する部材が設けられてもよい。
第3対向部1C及び/又は第4対向部1Dにおいて、好ましくは、底面突出部131A、131Bと、第2側面突出部124A、124Bとがそれぞれ機械的に結合される。本実施形態ではたとえば、第3対向部1Cでは、第1方向板部121Aから折り曲げられた第2側面突出部124Aが、第2方向一方側Z1に***する底面突出部131Aの第2方向他方端部に引っ掛けられることによって固定されている。第4対向部1Dでも、同様である。こうすれば、底面突出部131A、131B及び第2側面突出部124A、124Bの耐衝撃強度を相乗的に向上させることができる。なお、機械的な結合構造は、本実施形態の例示に限定されず、他の構造を採用できる。
また、第3対向部1C及び/又は第4対向部1Dにおいて、さらに好ましくは、底面突出部131A、131Bと、第2側面突出部124A、124Bとがそれぞれ溶接又は接着剤などにより固着される。本実施形態ではたとえば、第3対向部1Cにおいて、底面突出部131Aと第2側面突出部124Aとが溶接される。第4対向部1Dでも、同様である。こうすれば、底面突出部131A、131Bと第2側面突出部124A、124Bとの結合がさらに強くなる。従って、それぞれの耐衝撃強度の相乗的な向上効果をさらに高めることができる。
また、本実施形態では、第3対向部1C及び第4対向部1Dにおいて、機械的な結合と、溶接などによる固着との両方を採用している。但し、この例示に限定されず、第3対向部1C及び/又は第4対向部1Dにおいて、機械的な結合と溶接などによる固着とのうちの一方が採用されてもよい。たとえば、第3対向部1Cにおいて、底面突出部131A及び第2側面突出部124Aは、機械的に結合されているが、溶接などはされない構成であってもよい。或いは、第3対向部1Cにおいて、底面突出部131A及び第2側面突出部124Aは、機械的には結合されないが、溶接などで互いに固着される構成であってもよい。第4対向部1Dでも、同様である。両者のうちの一方が採用される場合でも、底面突出部131A、131B及び第2側面突出部124A、124Bの耐衝撃強度が相乗的に向上する効果を得ることができる。
<1−3.変形例>
第1対向部1A、第2対向部1Bはそれぞれ、上述の実施形態ではたとえば図2に示すように天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとの両方を含む構成であったが、両者のうちの一方を含む構成であってもよい。また、第3対向部1C、第4対向部1Dはそれぞれ、上述の実施形態ではたとえば図2に示すように第2側面突出部124A、124Bと底面突出部131A、131Bとの両方を含む構成であったが、両者のうちの一方を含む構成であってもよい。
以下では、実施形態の変形例について説明する。上述の実施形態と異なる構成を説明する。また、上述の実施形態と同様の構成要素には同じ符号を付し、その説明を省略することがある。
<1−3−1.第1変形例>
図4A及び図4Bは、第1変形例における第1〜第4対向部1A〜1Dの構成を示す。図4Aは、第1変形例に係る振動モータ100の第1方向一方端部の一例を示す断面図である。図4Bは、第1変形例に係る振動モータ100の第1方向他方端部の一例を示す断面図である。なお、図4A及び図4Bは、図1のA−Aに沿う断面の第1方向端部の断面構造を示している。
第1対向部1Aは、図4Aでは、天面突出部111Aを含むが、第1側面突出部123Aを含まない。また、第2対向部1Bは、図4Bでは、天面突出部111Bを含むが、第1側面突出部123Bを含まない。なお、この例示に限定されず、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの一方が、天面突出部111A、111Bを含み、且つ、第1側面突出部123A、123Bを含まない構成であってもよい。言い換えると、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの他方は、天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとの両方を含む構成であってもよい。
また、第3対向部1Cは、図4Aでは、底面突出部131Aを含むが、第2側面突出部124Aを含まない。また、第4対向部1Dは、図4Bでは、底面突出部131Bを含むが、第2側面突出部124Bを含まない。なお、この例示に限定されず、第3対向部1C及び第4対向部1Dのうちの一方が、底面突出部131A、131Bを含み、且つ、第2側面突出部124A、124Bを含まない構成であってもよい。言い換えると、第3対向部1C及び第4対向部1Dのうちの他方は、第2側面突出部124A、124Bと底面突出部131A、131Bとの両方を含む構成であってもよい。
<1−3−2.第2変形例>
図5A及び図5Bは、第2変形例における第1〜第4対向部1A〜1Dの構成を示す。図5Aは、第2変形例に係る振動モータ100の第1方向一方端部の一例を示す断面図である。図5Bは、第2変形例に係る振動モータ100の第1方向他方端部の一例を示す断面図である。なお、図5A及び図5Bは、図1のA−Aに沿う断面の第1方向端部の断面構造を示している。
第1対向部1Aは、図5Aでは、第1側面突出部123Aを含むが、天面突出部111Aを含まない。また、第2対向部1Bは、図5Bでは、第1側面突出部123Bを含むが、天面突出部111Bを含まない。なお、この例示に限定されず、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの一方が、第1側面突出部123A、123Bを含み、且つ、天面突出部111A、111Bを含まない構成であってもよい。言い換えると、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの他方は、天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとの両方を含む構成であってもよい。
また、第3対向部1Cは、図5Aでは、第2側面突出部124Aを含むが、底面突出部131Aを含まない。また、第4対向部1Dは、図5Bでは、第2側面突出部124Bを含むが、底面突出部131Bを含まない。なお、この例示に限定されず、第3対向部1C及び第4対向部1Dのうちの一方が、第2側面突出部124A、124Bを含み、且つ、底面突出部131A、131Bを含まない構成であってもよい。言い換えると、第3対向部1C及び第4対向部1Dのうちの他方は、第2側面突出部124A、124Bと底面突出部131A、131Bとの両方を含む構成であってもよい。
<1−4.まとめ>
上述の実施形態によれば、振動モータ100は、第1方向Xの振動を発生する。該振動モータ100では、板形状の基板3が第1方向Xと平行に設けられる。振動モータ100は、側面部12、天面部11、及び底面部13を有する筐体と、筐体1に対して第1方向Xに振動可能に支持される振動体5と、を備える。側面部12、天面部11、及び底面部13は、それぞれ別部材である。側面部12は、第1方向Xと垂直な第2方向Zに延びる筒状であり、振動体5を収容する。天面部11は、側面部12の第2方向一方端部を覆う。底面部13は、側面部12の第2方向他方端部を覆う。底面部13の第2方向一方端面には、基板3が設けられる。筐体1は、第1対向部1Aと、第2対向部1Bと、第3対向部1Cと、第4対向部1Dと、をさらに有する。第1対向部1Aは、筐体1の内部の第1方向一方側X1において側面部12の第1方向他方側X2を向く第1内側面1210Aよりも第1方向他方側X2に設けられる。さらに、第1対向部1Aは、振動体5の第1方向一方側面の第2方向一方側Z1と第1方向Xに対向する。第2対向部1Bは、筐体1の内部の第1方向他方側X2において側面部12の第1方向一方側X1を向く第2内側面1210Bよりも第1方向一方側X1に設けられる。さらに、第2対向部1Bは、振動体5の第1方向他方側面の第2方向一方側Z1と第1方向Xに対向する。第3対向部1Cは、筐体1の内部の第1方向一方側X1において側面部12の第1方向他方側X2を向く第1内側面1210Aよりも第1方向他方側X2に設けられる。さらに、第3対向部1Cは、振動体5の第1方向一方側面の第2方向他方側Z2と第1方向Xに対向する。第4対向部1Dは、筐体1の内部の第1方向他方側X2において側面部12の第1方向一方側X1を向く第2内側面1210Bよりも第1方向一方側X1に設けられる。さらに、第4対向部1Dは、振動体5の第1方向他方側面の第2方向他方側Z2と第1方向Xに対向する。
この構成によれば、振動体5と第1方向Xに対向して、該振動体5の第1方向Xにおける振動範囲を所定の範囲内に制限可能な部材(つまり第1〜第4対向部1A〜1D)が、筐体1の内部の第2方向Zの底面部13側だけでなく、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側にも設けられる。従って、振動方向において振動体5と対向する部材の耐衝撃強度をより向上することができる。
また、天面部11、側面部12、及び底面部13がそれぞれ別部材であるので、第2方向Zにおいて第1〜第4対向部1A〜1Dを設ける位置の自由度が高くなる。たとえば、側面部12及び天面部11が絞り加工などにより形成される有蓋筒状の同じ部材である場合には、加工方法に起因して側面部12と天面部11との接続部分が硬化する。そのため、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側に振動体5の振動範囲を制限する対向部を精度良く設けることは難しい。対して、上記構成によれば、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側にも第1対向部1Aと第2対向部1Bを精度良く設けることができる。
上述の実施形態によれば、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの少なくとも一方は、天面部11の第2方向他方端面から第2方向他方側Z2に突出する天面突出部111A、111Bを少なくとも含む。
この構成によれば、第1方向Xに振動する振動体5が第1対向部1A、第2対向部1Bに当たる際、振動方向と垂直な第2方向Zに突出する天面突出部111A、111Bの振動体5に対する耐衝撃強度は、振動方向と平行な第1方向Xから突出する第1側面突出部123A、123Bなどでの振動体5に対する耐衝撃強度よりも高い。従って、振動体5と振動方向に対向する対向部1A、1Bの耐衝撃強度をさらに向上できる。
上述の実施形態によれば、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの少なくとも一方は、側面部12の第1方向端部の第2方向一方側Z1において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する第1側面突出部123A、123Bを少なくとも含む。
この構成によれば、筐体1の内部の第2方向Zの天面部11側に、振動体5に向かって突出する第1側面突出部123A、123Bを設けることができる。また、第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bとして、天面突出部111A、111Bとともに、第1側面突出部123A、123Bを設けることにより、第1対向部1A及び/又は第2対向部1Bの耐衝撃強度をさらに向上できる。
上述の実施形態によれば、第1対向部1A及び第2対向部1Bのうちの少なくとも一方は、天面突出部111A、111Bと、側面部12の第1方向端部の第2方向一方側Z1において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する第1側面突出部123A、123Bと、を含む。天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとが機械的に結合される。
この構成によれば、天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとをたとえば互いに引っ掛けたりして機械的に結合することにより、両者の耐衝撃強度を相乗的に向上させることができる。
上述の実施形態によれば、天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとが溶接される。
この構成によれば、天面突出部111A、111Bと第1側面突出部123A、123Bとの結合がさらに強くなるので、それぞれの耐衝撃強度の相乗的な向上効果をさらに高めることができる。
上述の実施形態によれば、第3対向部1C及び第4対向部1Dはそれぞれ、底面部13の第2方向一方端面から第2方向一方側Z1に突出する底面突出部131A、131Bと、側面部12の第1方向端部の第2方向他方側Z2において第1方向Xの振動体5側を向く内側面から該振動体5に向かって突出する第2側面突出部124A、124Bとのうちの少なくとも一方を含む。
この構成によれば、第3対向部1C及び第4対向部1Dとして、底面突出部131A、131B及び/又は第2側面突出部124A、124Bを設けることにより、筐体1の内部の第2方向Zの底面部13側において振動体5の振動範囲を制限可能な部材(つまり、第3対向部1C、第4対向部1D)の耐衝撃強度を向上できる。
上述の実施形態によれば、第3対向部1C及び第4対向部1Dのうちの少なくとも一方は、底面突出部131A、131Bと第2側面突出部124A、124Bと、を含む。底面突出部131A、131Bと第2側面突出部124A、124Bとが機械的に結合される。
この構成によれば、底面突出部131A、131Bと第2側面突出部124A、124Bとをたとえば互いに引っ掛けたりして機械的に結合することにより、両者の耐衝撃強度を相乗的に向上させることができる。
上述の実施形態によれば、底面突出部131A、131Bと第2側面突出部124A、124Bとが溶接される。
この構成によれば、底面突出部131A、131Bと第2側面突出部124A、124Bとの結合がさらに強くなるので、それぞれの耐衝撃強度の相乗的な向上効果をさらに高めることができる。
上述の実施形態によれば、側面部12は、1繋がりの板の両端部がカシメ固定部125により互いに接続された筒状である。カシメ固定部125は、第1方向X及び第2方向Zの両方と垂直な第3方向一方側Y1における側面部12の端部に設けられる。
この構成によれば、衝撃により振動方向と垂直な第3方向Yの力が振動モータ100に作用しても、カシメ固定部125は、第1方向Xに振動する振動体5と接触し難い。従って、振動モータ100の耐衝撃強度が向上する。
また、側面部12は、1繋がりの板の両端部がカシメ固定部125により互いに接続された筒状である。そのため、底面部13に対して側面部12をより精度良く垂直に設け安い。つまり、側面部12の第1方向板部121A、121Bを第2方向及び第3方向と平行にし易く、側面部12の第3方向板部122A、122Bを第1方向及び第2方向と平行にし易い。従って、第1〜第4対向部1A〜1Dをより精度良く設けることができる。
上述の実施形態によれば、天面部11の外縁部は、側面部12の第2方向一方端部に溶接される。
この構成によれば、溶接によって、側面部12に対する天面部11の取り付け強度を向上させることができる。
<2.その他>
以上、本発明の実施形態について説明した。なお、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されない。本発明は、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上述の実施形態で説明した事項は、矛盾を生じない範囲で適宜任意に組み合わせることができる。
本発明は、種々の機器に備えられる振動モータに利用することができる。
100・・・振動モータ、1・・・筐体、1A・・・第1対向部、1B・・・第2対向部、1C・・・第3対向部、1D・・・第4対向部、11・・・天面部、111A,111B・・・天面突出部、12・・・側面部、121A,121B・・・第1方向板部、1210A・・・第1内側面、1210B・・・第2内側面、122A,122B・・・第3方向板部、123A,123B・・・第1側面突出部、124A,124B・・・第2側面突出部、125・・・カシメ固定部、13・・・底面部、13A・・・内底面部、13B・・・外底面部、131A,131B・・・底面突出部、3・・・基板、31A,31B・・・端子部、4・・・コイル、5・・・振動体、51・・・錘部、52・・・バックヨーク、53・・・磁石部、531・・・センター磁石、532A,532B・・・サイド磁石、6A,6B・・・弾性部材、8A,8B・・・ダンパー部、X・・・第1方向、X1・・・第1方向一方側、X2・・・第1方向他方側、Z・・・第2方向、Z1・・・第2方向一方側、Z2・・・第2方向他方側、Y・・・第3方向、Y1・・・第3方向一方側、Y2・・・第3方向他方側

Claims (10)

  1. 第1方向の振動を発生し、板形状の基板が第1方向と平行に設けられる振動モータであって、
    側面部、天面部、及び底面部を有する筐体と、
    前記筐体に対して第1方向に振動可能に支持される振動体と、
    を備え、
    前記側面部、前記天面部、及び前記底面部は、それぞれ別部材であり、
    前記側面部は、第1方向と垂直な第2方向に延びる筒状であり、前記振動体を収容し、
    前記天面部は、前記側面部の第2方向一方端部を覆い、
    前記底面部は、前記側面部の第2方向他方端部を覆い、
    前記底面部の第2方向一方端面には、前記基板が設けられ、
    前記筐体は、
    前記筐体の内部の第1方向一方側において前記側面部の第1方向他方側を向く第1内側面よりも第1方向他方側に設けられ、前記振動体の第1方向一方側面の第2方向一方側と第1方向に対向する第1対向部と、
    前記筐体の内部の第1方向他方側において前記側面部の第1方向一方側を向く第2内側面よりも第1方向一方側に設けられ、前記振動体の第1方向他方側面の第2方向一方側と第1方向に対向する第2対向部と、
    前記筐体の内部の第1方向一方側において前記側面部の第1方向他方側を向く前記第1内側面よりも第1方向他方側に設けられ、前記振動体の第1方向一方側面の第2方向他方側と第1方向に対向する第3対向部と、
    前記筐体の内部の第1方向他方側において前記側面部の第1方向一方側を向く前記第2内側面よりも第1方向一方側に設けられ、前記振動体の第1方向他方側面の第2方向他方側と第1方向に対向する第4対向部と、
    をさらに有する、振動モータ。
  2. 前記第1対向部及び前記第2対向部のうちの少なくとも一方は、前記天面部の第2方向他方端面から第2方向他方側に突出する天面突出部を少なくとも含む、請求項1に記載の振動モータ。
  3. 前記第1対向部及び前記第2対向部のうちの少なくとも一方は、前記側面部の第1方向端部の第2方向一方側において第1方向の前記振動体側を向く内側面から該振動体に向かって突出する第1側面突出部を少なくとも含む、請求項1又は請求項2に記載の振動モータ。
  4. 前記第1対向部及び前記第2対向部のうちの少なくとも一方は、前記天面突出部と、前記側面部の第1方向端部の第2方向一方側において第1方向の前記振動体側を向く内側面から該振動体に向かって突出する第1側面突出部と、を含み、
    前記天面突出部と前記第1側面突出部とが機械的に結合される、請求項2に記載の振動モータ。
  5. 前記天面突出部と前記第1側面突出部とが溶接される、請求項3又は請求項4に記載の振動モータ。
  6. 前記第3対向部及び前記第4対向部はそれぞれ、前記底面部の第2方向一方端面から第2方向一方側に突出する底面突出部と、前記側面部の第1方向端部の第2方向他方側において第1方向の前記振動体側を向く内側面から該振動体に向かって突出する第2側面突出部と、のうちの少なくとも一方を含む、請求項1〜5のいずれかに記載の振動モータ。
  7. 前記第3対向部及び前記第4対向部のうちの少なくとも一方は、前記底面突出部と前記第2側面突出部とを含み、
    前記底面突出部と前記第2側面突出部とが機械的に結合される、請求項6に記載の振動モータ。
  8. 前記底面突出部と前記第2側面突出部とが溶接される、請求項6又は請求項7に記載の振動モータ。
  9. 前記側面部は、1繋がりの板の両端部がカシメ固定部により互いに接続された筒状であり、
    前記カシメ固定部は、第1方向及び第2方向の両方と垂直な第3方向一方側における前記側面部の端部に設けられる、請求項1〜請求項8のいずれかに記載の振動モータ。
  10. 前記天面部の外縁部は、前記側面部の第2方向一方端部に溶接される、請求項1〜請求項9のいずれかに記載の振動モータ。
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