JP2019165189A - ヒートシンク及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の空気流路における異物の移動を抑えることができるヒートシンクを提供する。【解決手段】ヒートシンク30において、複数のフィン31のそれぞれの後縁31aには、仕切り部31dが設けられている。仕切り部31dは、フィン31に交差する方向に伸びており、フィン31を前後方向に見たときに、隣り合う2つのフィン31の後縁31aの間の隙間を区画している。【選択図】 図1C

Description

本開示はヒートシンクと電子機器に関する。
電源回路や集積回路などの発熱部品を冷却するための空気流路を内部に有する電子機器が利用されている。特許文献1に開示される電子機器では、機器の側面に吸気口が形成され、空気は冷却ファンの駆動により吸気口から導入される。また、機器の背面に排気口が形成されており、冷却ファンの駆動により導入された空気は、集積回路に接しているヒートシンクと電源回路とを通過し、排気口から排出される。
特開2017−183670号公報
排気口や吸気口から電子機器の内部に異物が入り込む場合がある。冷却ファンが駆動し空気流路に沿って空気が流れると、その異物が空気流路内を移動し、その結果、異物との接触を避けたい部品に異物が達する可能性が生じる。
本開示の目的の一つは、空気流路における異物の移動を抑えることができるヒートシンク及び電子機器を低減することにある。
本開示で提案するヒートシンクの一例は、第1の方向で並んでいる複数のフィンを有しているヒートシンクである。前記複数のフィンのそれぞれは第1の縁を有している。前記複数のフィンのうちの少なくとも一部のフィンの前記第1の縁には、少なくとも1つの仕切りが設けられている。前記少なくとも1つの仕切りは、前記少なくとも一部のフィンに対して交差する方向に伸びており、隣り合う2枚のフィンの前記第1の縁の間の隙間を区画している。なお、このヒートシンクにおいて、仕切りはフィンと一体的に形成されていてもよいし、仕切りを有する部材(例えば、格子状の部材)が、例えば半田によって、フィンの第1の縁に取り付けられてもよい。
また、本開示で提案する電子機器の一例は、空気流路に前記ヒートシンクを有している。
本開示で提案するヒートシンクの例を示すの斜視図である。 図1Aに示すヒートシンクの拡大斜視図である。 図1Aに示すヒートシンクをフィンに沿った方向に臨む正面図である。 本開示で提案するヒートシンクの別の例を示すの斜視図である。 図2Aに示すヒートシンクの拡大斜視図である。 図2Aに示すヒートシンクをフィンに沿った方向に臨む正面図である。 電子機器の斜視図である。 電子機器の分解斜視図である。 機器本体の平面図である。 ヒートシンクが配置されている領域を示す平面図である。この図において冷却ファン等を覆うカバーは取り外されている。また、この図において、空気流路を規定する壁部には網掛けが施されている。 ヒートシンクが配置されている領域を示す拡大平面図である。 図5に示すVII−VII線で得られる電子機器の断面図である。
以下、本開示で提案するヒートシンクと電子機器の実施形態の例について説明する。まず、図1A〜図1Bを参照しながら、本開示で提案するヒートシンクの第1の例について説明する。なお、以下の説明において、図1A等にある矢印Z1の方向を上方と称し、矢印Z2の方向を下方と称する。また、図1A等にあるY1方向及びY2方向をそれぞれ前方及び後方と称し、X1方向及びX2方向をそれぞれ右方及び左方と称する。なお、図1A等においてX1−X2方向は後述する複数のフィン31が並んでいる方向であり、Y1−Y2方向はフィン31と平行である。Y1−Y2方向は、X1−X2方向と直交していてもよいし、X1−X2方向に対して傾斜していてもよい。
[ヒートシンク1]
図1Aに示すように、ヒートシンク30は、左右方向において一定間隔で並んでいる複数のフィン31を有している。また、ヒートシンク30はその底部に板状のベース32を有している。複数のフィン31はベース32の上面で立っている。フィン31は金属の板であり、フィン31の下縁31fは、例えば半田によって、ベース32の上面に固定される。フィン31は、フィン31が並んでいる方向(左右方向)に対して垂直に配置されていてもよいし、フィン31が並んでいる方向に対して傾斜していてもよい。また、ベース32にはヒートパイプ33が取り付けられてもよい。例えば、ベース32の上面に溝が形成され、この溝にヒートパイプ33が配置されてもよい。フィン31とベース32の材料は、例えばアルミニウムや、鉄、銅など、伝熱特性の良い金属である。
隣り合う2枚のフィン31の間に、フィン31に沿った方向の空気流路S31(図1C参照)が形成される。ヒートシンク30の使用の一例では、空気流は前後方向に形成される。各フィン31は、前後方向において互いに反対側に位置している縁31a、31bを有している(この説明では、縁31bを「前縁」と称し、縁31aを「後縁」と称する。)。縁31a、31bは、ベース32に固定されている下縁31fに対して交差する方向に伸びている縁である。より具体的には、縁31a、31bは下縁31fに直交する方向に伸びている縁である。
各フィン31の後縁31aに、上下方向で間隔をあけて並んでいる複数の仕切り部31d(図1B参照)が形成されている。図1Cに示すように、ヒートシンク30を前後方向に見たときに、仕切り部31dは隣り合う2枚のフィン31の後縁31aの間に位置している。仕切り部31dは、フィン31の上縁31eと下縁31fとの間に位置している。したがって、ヒートシンク30を前後方向に見たときに、隣り合う2枚のフィン31の間において上縁31eから下縁31fに亘って形成される空気流路S31は、仕切り31dによって空気流路S31よりも小さい空気流路S32に区画されている。すなわち、ヒートシンク30を前後方向に見たときに、隣り合う2枚のフィン31の後縁31aの間の隙間は、仕切り31dによって区画されている。このことによって、空気流路S31よりも小さな異物が空気流路S31を通過することを防ぐことができる。空気流路S32は空気流路S31の半分よりも小さい。ヒートシンク30の例では、後縁31aには4つの仕切り部31dが設けられており、1つの空気流路S1は5つの空気流路S2に区画されている。ヒートシンク30の例では、複数の仕切り部31dは、フィン31の上縁31eと下縁31fとの間で実質的に均等に配置されている。上下方向で並ぶ2つの仕切り部31dの距離は、隣り合う2枚のフィン31の距離よりも大きい。
なお、仕切り部31dの間隔は、必ずしも均等でなくてもよい。また、各フィン31に形成されている仕切り部31dの数は4つよりも少なくてもよいし、4つより多くてもよい。例えば、仕切り部31dの数は1つでもよい。また、ヒートシンク30の例では、全てのフィン31に仕切り部31dが形成されているが、仕切り部31dは、ヒートシンク30が有しているフィン31のうち一部のフィン31にだけ形成されてもよい。
仕切り部31dは、フィン31と一体的に形成されている部分である。言い換えると、仕切り部31dは、半田や螺子などの固定手段によって、フィン31に取り付けられている部分ではない。各フィン31は金属の板である。フィン31は、例えば複数のフィンに対応するサイズを有する金属板から、打ち抜き加工によって形成されている。仕切り部31dは、板の折り曲げられた部分である(図1B参照)。このことによって、例えば、仕切り部31dを構成する別の部材が複数のフィン31の後縁31aに取り付けられるヒートシンクに比して、ヒートシンクの製造を簡単化できる。
ヒートシンク30が有しているフィン31は、同じ形状を有している。そのため、複数のフィン31において、仕切り部31dの高さ(ベース32からの高さ)は同じである。したがって、複数のフィン31に形成されている仕切り部31dは、左右方向において並んでいる。このことによって、フィン31の製造に要するコストを低減できる。ヒートシンク30の例では、複数の仕切り部31dが左右方向において一列で並んでいる。各フィン31に複数の仕切り部31dが形成されているので、ヒートシンク30は、仕切り部31dについて、上下方向で並んでいる複数の列を有している。
図1Bに示すように、各フィン31の後縁31aには、複数の凹部31kが形成されている。各フィン31は、凹部31kと凹部31kとの間に凸部31cを有している。凸部31cは小さな板状の部位であり、その厚さ方向が、フィン31が並んでいる方向と平行となるように形成されている。凸部31cの上下方向での端部(凹部31kの縁)に仕切り部31dが形成されている。ヒートシンク30の例では、各フィン31に2つの凸部31cが形成され(図1C参照)、1つの凸部31cから2つの仕切り部31dが伸びている。2つの仕切り部31dは、凸部31cの上縁と下縁とで折り曲げられている。すなわち、仕切り部31dは、前後方向に沿っている凸部31cの縁を中心にして折り曲げられている。そして、仕切り部31dは隣のフィン31に向かって伸びている。ヒートシンク30の例では、仕切り部31dは左方に折り曲げられている。このため、2つの仕切り部31dと凸部31cは左方に開いた略U字形状となっている。
図1Bに示すように、仕切り部31dの上述した折曲げによって、仕切り部31dの端面31gは、後方に向いている(端面31gは、フィン31である板の端面の一部である。言い換えると、端面31gは仕切り部31dの厚さを規定する面である。)。したがって、仕切り部31dの表面31iは、前後方向に直交する方向(ヒートシンク30の例では、上下方向)に向いている。このため、例えば、表面31iが後方(空気流の方向)に向くように折曲げる場合に比して、仕切り部31dに起因する空気抵抗を小さくできる。なお、仕切り部31dの上述した折曲げによって、仕切り部31dの高さh1(図1C参照)は、仕切り部31dの左右方向での長さL1よりも小さい。このように仕切り部31dの高さh1が小さいので、空気流路S31に占める空気流路S32の面積を大きくできる。ヒートシンク30の例では、空気流路S32の高さ(上下方向での幅)は、隣り合う2枚のフィン31の距離よりも大きい。
なお、ヒートシンク30の例において、全てのフィン31において、仕切り部31dは同じ方向に折り曲げられている。すなわち、全てのフィン31において、仕切り部31dは左方に折り曲げられている。ヒートシンク30の例とは異なり、ヒートシンクは折り曲げる方向が異なる仕切り部を有してもよい。例えば、凸部31cの上縁に接続される仕切り部31dは左方に折り曲げられ、凸部31cの下縁に接続される仕切り部は右方に折り曲げられてもよい。
また、ヒートシンク30の例においては、凸部31cと仕切り部31dは、フィン31の前縁31bには設けられていない。したがって、前縁31bは上下方向に沿って直線的に形成されている。ヒートシンク30の例とは異なり、フィン31は、その前縁31bにも、凸部31cと仕切り部31dとを有してもよい。
図1Cに示すように、各フィン31は、その上縁31eに、隣のフィン31に向かって折り曲げられている連結部31jを有している。連結部31jは、隣のフィン31の上縁31eに接続している。連結部31jは、隣のフィン31の上縁31eに引っかかる部分を有してもよい。連結部31jは、隣のフィン31の上縁31eに接しているだけでもよい。
連結部31jと仕切り部31dは、同じ方向に折り曲げられている。ヒートシンク30の例では、仕切り部31dと連結部31jは、左方に折り曲げられている。このようなフィン31によると、フィン31の形成を簡単化できる。例えば、1つの曲げ加工で仕切り部31dと連結部31jとを形成できる。
また、ヒートシンク30の例では、連結部31jは、上縁31eの全体に亘って形成されている。すなわち、連結部31jは、上縁31eの前端から後端まで連続している。このことによって、フィン31の面積を増すことができ、ヒートシンク30の冷却性能を向上できる。フィン31の形状は、ヒートシンク30の例に限られない。すなわち、仕切り部31dと連結部31jは互いに反対方向に折り曲げられてもよい。また、連結部31jは、フィン31の上縁31eの一部にだけ形成されてもよい。
上述したように、連結部31jは、隣のフィン31の上縁31eに接続している。一方、仕切り部31dの長さL1(図1C参照)は、隣り合う2枚のフィン31の距離よりも小さい。そのため、ヒートシンク30を前後方向で見たときに、仕切り部31dと隣のフィン31との間に隙間がある。このことによって、ヒートシンク30を搭載した電子機器におけるノイズの低減を、容易化できる。すなわち、仕切り部31dが隣のフィン31に達する長さに設定される場合、実際に製造された電子機器においては、公差に起因して、隣のフィン31に接している仕切り部31dと、隣のフィン31に接していない仕切り部31dとが発生する。このことは、例えば不要輻射に起因するノイズの低減を、難しくする。一方、ヒートシンク30の例では、仕切り部31dの長さL1は隣り合う2枚のフィン31の距離よりも小さいので、全ての仕切り部31dについて隣のフィン31との接触を確実に避けることができる。その結果、例えば不要輻射に起因するノイズの低減を、容易化できる。
[ヒートシンク2]
図2A〜図2Cを参照しながら、本開示で提案するヒートシンクの第2の例として、ヒートシンク130について説明する。なお、図2A〜図2Cにおいては、図1A等を参照しながら説明したヒートシンク30と同一箇所には同一符号を付している。以下では、ヒートシンク10とヒートシンク130との相違点を中心にして説明する。ヒートシンク130について説明のない事項は、ヒートシンク30と同様である。
図2Aに示すように、ヒートシンク130は複数のフィン31を有している。各フィン31の後縁31aには、上下方向で間隔をあけて並んでいる複数の仕切り部131d(図2B参照)が形成されている。図2Cに示すように、ヒートシンク130を前後方向に見たときに、仕切り部131dは隣り合う2枚のフィン31の後縁31aの間に位置している。また、仕切り部131dは、図1C等で示した仕切り部31dと同様、フィン31の上縁31eと下縁31fとの間に位置している。したがって、ヒートシンク130を前後方向に見たときに、隣り合う2枚のフィン31の間の空気流路S31は、仕切り部131dによって、空気流路S31よりも小さい空気流路S32に区画されている。すなわち、隣り合う2枚のフィン31の後縁31aの間の隙間は、仕切り部131dによって区画されている。このことによって、空気流路S31よりも小さな異物が空気流路S31を通過することを防ぐことができる。
ヒートシンク130の例では、後縁31aには4つの仕切り部131dが設けられており、1つの空気流路S31は5つの空気流路S32に区画されている。複数の仕切り部131dは、フィン31の上縁31eと下縁31fとの間で実質的に均等に配置されている。各フィン31に形成されている仕切り部131dの数は4つよりも少なくてもよいし、4つより大きくてもよい。例えば、仕切り部131dの数は1つでもよい。
図2Bに示すように、各フィン31の後縁31aには凹部31kが形成されている。各フィン31は、上下方向で並ぶ2つの凹部31kの間に凸部131cを有している。凸部131cは小さな板状の部位であり、その厚さ方向が、フィンが並んでいる方向と平行となるように形成されている。ヒートシンク130の例では、ヒートシンク30とは異なり、1つの凸部131cから1つの仕切り部131dだけが伸びている。すなわち、仕切り部131dは、凸部131cの上縁と下縁のうち一方の縁で折り曲げられ、他方の縁には形成されていない。図2Bで示す例では、仕切り部131dは、凸部131cの上縁で折り曲げられている。そして、仕切り部131dは隣のフィン31に向かってに伸びている。ヒートシンク130の例では、仕切り部131dは左方に伸びている。このため、仕切り部131dと凸部131cは、前後方向に見たときに、略L字形状となっている(図2C参照)。ヒートシンク130の例とは反対に、仕切り部131dは、凸部131cの下縁に形成され、上縁には形成されていなくてもよい。
図2Bに示すように、仕切り部131dの上述した折曲げによって、仕切り部131dの端面131gは、後方に向いている。したがって、仕切り部31dの表面131iは、前後方向に直交する方向(ヒートシンク10の例では、上下方向)に向いている。このため、例えば、表面131iが後方に向く折曲げに比して、仕切り部131dに起因する空気抵抗を小さくできる。
なお、ヒートシンク130の例においても、全てのフィン31において、仕切り部131dは同じ方向に折り曲げられている。すなわち、全てのフィン31において、仕切り部131dは左方に折り曲げられている。
また、ヒートシンク130の例においても、凸部131cと仕切り部131dは、フィン31の前縁31bには設けられていない。したがって、前縁31bは上下方向に沿って直線的に形成されている。ヒートシンク130の例とは異なり、フィン31は、その前縁31bにも、凸部31cと仕切り部31dとを有してもよい。
ヒートシンク130の例においても、全てのフィン31の仕切り部131dは同じ方向に折り曲げられている。すなわち、全てのフィン31において、仕切り部131dは左方に折り曲げられている。ヒートシンク130の例とは異なり、ヒートシンクは折り曲げる方向が異なる仕切り部を有してもよい。
ヒートシンク30と同様に、ヒートシンク130においても、各フィン31は、その上縁31eに、隣のフィン31に向けて折り曲げられている連結部31jを有している。連結部31jと、仕切り部131dは、同じ方向に折り曲げられている。ヒートシンク130の例では、仕切り部131dと連結部31jは、左方に折り曲げられている。このようなフィン31によると、フィン31の形成を簡単化できる。ヒートシンク130の例とは異なり、仕切り部131dと連結部31jは互いに反対方向に折り曲げられてもよい。
上述したように、連結部31jは、隣のフィン31の上縁31eに接続している。一方、仕切り部131dの長さL2(図2C参照)は、図1C等で示す仕切り部31dと同様、隣り合う2枚のフィン31の距離よりも小さい。そのため、ヒートシンク130を前後方向に見たときに、仕切り部131dと隣のフィン31との間に隙間がある。このことによって、ヒートシンク130を搭載した電子機器におけるノイズの低減を、容易化できる。
[電子機器]
図3乃至図7を参照しながら、上述したヒートシンク30、130が搭載される電子機器の例について説明する。これらの図に示す電子機器100は、例えばゲーム装置やオーディオ・ビジュアル機器として機能するエンタテインメント装置である。電子機器100は、ゲームプログラムの実行により生成した動画像データや、光ディスクなどの記録媒体から取得した映像・音声データ及び/又はネットワークを通して取得した映像・音声データをテレビジョンなどの表示装置に出力する。本開示で提案する電子機器はゲーム装置などのエンタテインメント装置に限られず、パーソナルコンピュータでもよい。
電子機器100は機器本体10(図4参照)を有している。図5に示すように、機器本体10は、回路基板4(図7参照)や、冷却ファン5、光ディスクドライブ7、及び電源ユニット40などの部品を有している。電子機器100の例では、冷却ファン5と光ディスクドライブ7は機器本体10の前部に配置され、左右方向で並んでいる。電源ユニット40は冷却ファン5と光ディスクドライブ7の後方に配置され、機器本体10の後部に位置している。図7に示すように、回路基板4は、金属の板であるシャーシ4A、4Bによって覆われている。これらは冷却ファン5及び光ディスクドライブ7の下側に配置される。機器本体10における部品のレイアウトは、電子機器100の例に限られず、適宜変更されてよい。
図4に示すように、電子機器100は、その外装部材20として、上外装カバー22と、下外装カバー23と、外装フレーム21とを有している。外装フレーム21は平面視において略四角形である。外装フレーム21の内側は上下方向に開口している。機器本体2を構成する上述した複数の部品は外装フレーム21の内側で支持されている。外装部材20の構成は電子機器100の例に限られない。例えば、電子機器100は、外装部材20として、上下方向で互いに組み合わされる下ハウジングと上ハウジングとを有してもよい。そして、機器本体2を構成する部品は、一方のハウジングに取り付けられてもよい。
[空気流路]
図5に示すように、機器本体10は、冷却ファン5の下流に形成される空気流路S1、S2、S3を有している。空気流路S1、S2、S3は、カバーや、ケース、壁部材によって、機器本体2の他の領域とは区画されている。第1空気流路S1は冷却ファン5の周りに形成されている。詳細には、第1空気流路S1は、冷却ファン5の外周と、冷却ファン5を取り囲む湾曲壁部21p(図6A参照)との間に規定されている。第2空気流路S2は第1空気流路S1から後方に伸びており、冷却ファン5の後方に位置している。第2空気流路S2に、上述したヒートシンク30又はヒートシンク130が配置される。図6Aにおいては、例として、ヒートシンク30が第2空気流路S2に配置されている。第2空気流路S2にはヒートシンク130が配置されてもよい。
図6Aに示すように、第2空気流路S2は、左右方向においてヒートシンク30を挟んで互いに反対側に位置する左壁部21jと右壁部21kによって規定されている。左壁部21jと右壁部21kは、例えば外装フレーム21と一体的に形成される。ヒートシンク10の上側は、カバー8によって覆われている(図7参照)。ヒートシンク30の下側に、回路基板4に実装されている集積回路4aが位置している。ヒートシンク30のベース12の下面は集積回路4aに押しつけられている。
上述したように、フィン31の後縁31aに仕切り部31dが形成されている。一方、前縁31bに仕切り部31dは形成されておらず、前縁31bは直線的に形成されている。図6Aに示すように、ヒートシンク30は、複数のフィン31の端部に位置するフィン31A、31Bを有している。フィン31A、31Bを以下では「端フィン」と称する。
ヒートシンク30は、その前縁31bが電子機器100の前側に向くように配置されている。ヒートシンク30は、その前縁31bが空気流路の上流に位置し、その後縁31aが空気流路の下流に位置するように配置されている。図6Bに示すように、第2空気流路S2を規定する左壁部21jは、左側の端フィン31Aの前縁31bの前方に位置し、前縁31bに沿って立っている突出壁部21mを含んでいる。突出壁部21mは、左壁部21jから空気流路の内側に向かって張り出している。フィン31の前縁31bには仕切り部31dが形成されていないので、前縁31bと突出壁部21mとの隙間G1を小さくできる。その結果、左側の端フィン31Aのさらに左側を通過する空気流が発生することを抑えることができる。
なお、突出壁部21mの左右方向での幅は、左側の端フィン31Aの位置に対応している。そのため、端フィン31Aの隣のフィン31(左端から2番目のフィン31)の前方には突出壁部21mは位置していない。
図6Aに示すように、第2空気流路S2を規定する右壁部21kは、右側の端フィン31Bの前縁31bの前方に位置し、前縁31bに沿って立っている突出壁部21nを含んでいる。これによると、前縁31bには仕切り部31dが形成されていないので、前縁31bと突出壁部21nとの距離を小さくできる。その結果、右側の端フィン31Bのさらに右側を通過する空気流が発生することを抑えることができる。なお、突出壁部21nの左右方向での幅も、右側の端フィン31Bの位置に対応し、端フィン31Bの隣のフィン31(左端から2番目のフィン31)の前方には突出壁部21nは位置していない。
図5に示すように、第2空気流路S2の下流に第3空気流路S3が形成されている。第3空気流路S3は第2空気流路S2から後方に伸び且つ左右方向に広がっている。電子機器1の例では、上述した電源ユニット40は、ケース42と、ケース42に収容されている電源回路41とを有している。ケース42の前側には開口42c(図7参照)が形成されている。開口42cは第2空気流路S2を規定する壁部21b、21c(図6A参照)及びカバー8に接続している。すなわち、第3空気流路S3はケース42によって規定されている。外装部材20の背面に排気孔が形成され、ケース42(言い換えれば、第3空気流路S3)は排気孔に接続している。
外装部材20の側面に吸気孔A(図3参照)が形成されている。機器本体10は上述したように冷却ファン5を有している。図7に示すように、冷却ファン5を覆うカバー8には、冷却ファン5の上側に位置する開口8aが形成されている。冷却ファン5が駆動すると、吸気孔Aから導入された空気は、冷却ファン5の上側から開口8aを通して冷却ファン5に流れ込む。また、吸気孔Aから導入された空気は、冷却ファン5の下側からも冷却ファン5に流れ込む。そして、空気は、上述した空気流路S1、S2、S3に流れる。
[まとめ]
以上説明したように、ヒートシンク30、130において、複数のフィン31のそれぞれの後縁31aには、仕切り部31d、131dが設けられている。仕切り部31d、131dは、フィン31に交差する方向に伸びており、フィン31を前後方向に見たときに、隣り合う2つのフィン31の後縁31aの間の隙間を区画している。これによると、電子機器の空気流路における異物の移動を抑えることができる。
[変形例]
なお、本開示で提案するヒートシンクは、ヒートシンク30、130の例に限られない。また、本開示で提案する電子機器は電子機器100の例に限られない。
例えば、仕切り部31d、131dは、各フィン31の前縁31bと後縁31aの双方に設けられてもよい。
フィン31は、打抜き加工や折曲げ加工によって形成されるものでなくてもよい。例えば、ヒートシンク30は鋳造と切削加工とによって形成されてもよい。この場合、ベース32とフィン31は一体的に形成されてもよい。
また、仕切り部31d、131dはフィン31と一体的に形成された部位でなくてもよい。例えば、格子状の部材がフィン31の縁に取り付けられ、仕切り部31d、131dとして機能してもよい。また、細長い棒状の部材がフィン31の縁に取り付けられ、仕切り部31d、131dとして機能してもよい。
ヒートシンク30、130は、フィン31の上縁31eに連結部31jを有していなくてもよい。
また、仕切り部31d、131dの折曲げ方法はヒートシンク30、130の例に限られない。例えば、後縁31aから突出する細い突起が形成されてもよい。そして、この突起の先端(後端)が隣のフィンに向かって折り曲げられ、この折り曲げられた部分が仕切り部として機能してもよい。
なお、ヒートシンク30、130は、その前縁31bが空気流路の下流に位置し、その後縁31aが空気流路の上流に位置するように配置されてもよい。
100 電子機器;10 機器本体;4 回路基板;4A、4B シャーシ;4a 集積回路;5 冷却ファン;7 光ディスクドライブ;8 カバー;8a 開口;30、130 ヒートシンク;31 フィン;31A、31B 端フィン;31a 後縁;31b 前縁;31c、131c 凸部;31d、131d 仕切り部;31e 上縁;31f 下縁;31i、131i 仕切り部の表面;31j 連結部;32 ベース;33 ヒートパイプ;20 外装部材;21 外装フレーム;21p 湾曲壁部;21j 左壁部;21k 右壁部;21m 突出壁部;21n 突出壁部;22 上外装カバー;23 下外装カバー;40 電源ユニット;41 電源回路;42 ケース;42c 開口。
本開示の目的の一つは、空気流路における異物の移動を抑えることができるヒートシン ク及び電子機器を提供することにある。

Claims (14)

  1. 第1の方向で並んでいる複数のフィンを有しているヒートシンクであって、
    前記複数のフィンのそれぞれは第1の縁を有し、
    前記複数のフィンのうちの少なくとも一部のフィンの前記第1の縁には、少なくとも1つの仕切りが設けられ
    前記少なくとも1つの仕切りは、前記少なくとも一部のフィンに対して交差する方向に伸びており、隣り合う2枚のフィンの前記第1の縁の間の隙間を区画している
    ことを特徴とするヒートシンク。
  2. 前記複数のフィンのそれぞれは板材で形成され、
    前記少なくとも1つの仕切りは、隣のフィンに向けて折り曲げられている前記板材の一部である
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  3. 前記複数のフィンのそれぞれは、前記第1の縁に、前記板材の厚さを規定し且つ第2の方向に向いている端面を有し、
    前記仕切り部は前記板材の厚さを規定する端面を有し、
    前記仕切り部の前記端面は、前記第2の方向に向いている
    ことを特徴とする請求項2に記載のヒートシンク。
  4. 前記複数のフィンのそれぞれは、前記第1の縁に、前記板材の厚さを規定し且つ第2の方向に向いている端面を有し、
    前記少なくとも1つの仕切りは、前記第2の方向に沿った縁を中心にして、隣のフィンに向けて折り曲げられている部分である
    ことを特徴とする請求項2に記載のヒートシンク。
  5. 前記複数のフィンのそれぞれは板材で形成され、
    前記複数のフィンのそれぞれは、第3の縁と、前記第3の縁で前記第1の方向に折り曲げられ隣のフィンに接続している連結部とを有し、
    前記少なくとも1つの仕切りは前記板材の一部であり、前記連結部と同じ方向に折り曲げられている
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  6. 前記複数のフィンのそれぞれは、第3の縁と、前記第3の縁で前記第1の方向に折り曲げられ隣のフィンに接続している連結部とを有し、
    前記連結部は前記第3の縁の全長に亘って形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  7. 前記少なくとも1つの仕切りは前記複数のフィンと一体的に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  8. 前記複数のフィンのそれぞれは、前記第1の縁に少なくとも1つの凸部を有し、
    前記少なくとも1つの仕切りは前記少なくとも1つの凸部から前記第1の方向に伸びている
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  9. 前記少なくとも1つの仕切りは、前記複数のフィンのそれぞれに形成されており、
    前記複数のフィンのそれぞれに形成されている前記少なくとも1つの仕切りは、前記第1の方向で並んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  10. 前記少なくとも1つの仕切りの前記第1の方向での長さは、隣り合う2つのフィンの間の距離よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  11. 前記複数のフィンの少なくとも一部のフィンは、前記少なくとも1つの仕切りとして、前記第1の縁に沿った方向である第3の方向において間隔をあけて並んでいる複数の仕切りを有している
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  12. 前記複数のフィンのそれぞれは、前記少なくとも1つの仕切りとして、前記第1の縁に沿った方向である第3の方向において間隔をあけて並んでいる複数の仕切りを有し、
    前記複数のフィンのそれぞれに形成されている前記複数の仕切りは、前記第1の方向に沿った複数の列で並んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載のヒートシンク。
  13. 請求項1に記載されている前記ヒートシンクが空気流路に配置されている電子機器。
  14. 前記複数のフィンのそれぞれは、前記第1の縁とは反対側に位置する第2の縁を有し、
    前記複数のフィンは、前記第1の方向における端部に位置しているフィンである端フィンを含み、
    前記端フィンの前記第2の縁に対して前記端フィンに沿った方向に位置し、前記第2の縁に沿って形成されている壁部が配置されている
    ことを特徴とする請求項13に記載のヒートシンク。
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