JP2019163349A - インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 - Google Patents
インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019163349A JP2019163349A JP2018050419A JP2018050419A JP2019163349A JP 2019163349 A JP2019163349 A JP 2019163349A JP 2018050419 A JP2018050419 A JP 2018050419A JP 2018050419 A JP2018050419 A JP 2018050419A JP 2019163349 A JP2019163349 A JP 2019163349A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- pigment
- ink
- ink jet
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Ink Jet (AREA)
- Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
Description
前記インクジェットインクが、少なくとも顔料と顔料分散剤と水溶性有機溶媒と水とを含有し、
前記前処理液が、少なくとも水不溶性樹脂微粒子と凝集剤とシリコーン系界面活性剤とを含有し、かつ、
前記前処理液中に含まれる前記シリコーン系界面活性剤が、下記一般式(1)で表される構造を有することを特徴とするインクジェット記録液セット。
本発明のインクジェット記録液セットは、低吸収性基材又は非吸収性基材に使用される、少なくともインクジェットインクと前処理液を含むインクジェット記録液セットであって、前記インクジェットインクが、少なくとも顔料と顔料分散剤と水溶性有機溶媒と水とを含有し、前記前処理液が、少なくとも水不溶性樹脂微粒子と凝集剤とシリコーン系界面活性剤とを含有し、かつ、前記前処理液中に含まれる前記シリコーン系界面活性剤が、下記一般式(1)で表される構造を有することを特徴とする。
本発明においては、前処理液は、少なくとも水不溶性樹脂微粒子と凝集剤とシリコーン系界面活性剤とを含有し、かつ、前記前処理液中に含まれる前記シリコーン系界面活性剤が、下記一般式(1)で表される構造を有することを特徴とする。
本願において、「EO」は、ポリエチレンオキシドの繰返し単位構造、すなわち、三員環の環状エーテルであるエチレンオキシドが開環した構造を表す。また、「PO」は、ポリプロピレンオキシドの繰返し単位構造、すなわち、三員環の環状エーテルであるプロピレンオキシドが開環した構造を表す。
Xは、炭素数2から炭素数6までのアルキレン基を表し、炭素数3のアルキレン基(すなわち、プロピレン基)であることが好ましい。
(S2):前記一般式(1)において、R=水素原子、X=炭素数3のアルキレン基、m=3、n=0
(S3):前記一般式(1)において、R=水素原子、X=炭素数3のアルキレン基、m=12、n=3
前記一般式(1)で表される構造を有するシリコーン系界面活性剤は、前処理液に対して0.1〜3.0質量%の範囲内であることが本発明の効果発現の観点から好ましい。0.5〜2.0質量%の範囲内であることがより好ましい。
前処理液は、水不溶性樹脂微粒子を含有している。本発明で使用する水不溶性樹脂微粒子は、インクジェット用のインク(インクジェットインク)を受容でき、インクに対して溶解性又は親和性を示す水不溶性樹脂の微粒子分散液である。
本発明においては、水不溶性樹脂微粒子が、ポリウレタン系樹脂を含有することが好ましい。ポリウレタン系樹脂としては、カーボネート部位を有するポリウレタン系樹脂、エステル部位を有するポリウレタン系樹脂、エーテル部位を有するポリウレタン系樹脂、ウレタン・アクリル複合樹脂及びウレタン・オレフィン複合樹脂のうちの少なくとも1種を含有することが好ましい。これらの中では、耐水性、基材追従性の観点から、ウレタン・オレフィン複合樹脂が好ましい。
本発明に係る水不溶性樹脂微粒子は、ウレタン・オレフィン複合樹脂を含有することが好ましく。さらに、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に乳化されてなる複合樹脂であることが好ましい。
本発明に係る前処理液には、顔料を含有するインクジェットインクと接触したときに、凝集物を生じさせる材料、すなわち凝集剤を含有することで、インクジェットインクとの相互作用が大きくなり、水溶性インクのドットをより固定化することができる。
本発明に係る前処理液に含まれる水については、特に限定されるものではなく、イオン交換水、蒸留水、又は純水であり得る。
本発明に用いることができる基材は、低吸収性基材又は非吸収性基材である。本発明では、吸収性とは、水に対する吸収性を表す。
本発明のインクジェット記録液セットに係るインクジェットインク(単に「インク」ともいう)は、少なくとも顔料と顔料分散剤と水溶性有機溶媒と水とを含有する。
インクジェットインクに含有される顔料としては、アニオン性の分散顔料、例えば、アニオン性の自己分散性顔料や、アニオン性の高分子分散剤により顔料を分散したものを用いることができ、特に、アニオン性の高分子分散剤により顔料を分散したものが好適である。
顔料を分散させるために用いる顔料分散剤は、格別限定されないがアニオン性基を有する高分子分散剤が好ましく、分子量が5000以上、200000以下のものを好適に用いることができる。
インクジェットインクに含有される水溶性有機溶剤としては、例えば、アルコール類、多価アルコール類、アミン類、アミド類、グリコールエーテル類、炭素数が4以上である1,2−アルカンジオール類など公知の水溶性有機溶媒を使用できる。水溶性有機溶媒は前処理液の乾燥時に除去することができる。
本発明に係るインクジェットに含まれる水については、特に限定されるものではなく、イオン交換水、蒸留水、又は純水であり得る。
本発明のインクジェット記録方法は、上述したインクジェット記録液セットを使用することを特徴とする。このインクジェット記録液セットを用いる方法であれば、例えば、1台のインクジェットプリンターを用いて、低吸収性基材や非吸収性基材の表面に、前記本発明のインクジェット記録液セットを構成する前処理液の塗布と、インクによる印刷とを連続して効率よく行うことができる。そして基材間のドット径のばらつきの少ない、画質の優れた文字や図柄等を印刷することが可能となる。
《インクジェットインク》
〔顔料分散液〕
以下のようにして調製した、顔料(ピグメントイエロー155)が顔料分散剤に分散された顔料分散液1〜4を用いた。
高分子分散剤としてアクリロイル基を有する高分子分散剤(TEGO Dispers715W、酸価120、有効成分40質量%、Evonik Tego Chemie社製)31.5質量%、顔料としてピグメントブルー15:3を18質量%とエチレングリコール20質量%と、残部としてイオン交換水(残部;全量が100質量%となる量)を加えた混合液をプレミックスした後、0.5mmのジルコニアビーズを体積率で50%充填したサンドグラインダーを用いて分散し、顔料の含有量が18質量%の顔料分散液1を調製した。この顔料分散液1に含まれる顔料粒子の平均粒子径は、128nmであった。なお、粒径測定はマルバーン社製ゼータサイザ1000HSにより行った。
高分子分散剤としてスチレン・アクリル酸共重合体(ジョンクリル678、分子量8500、酸価215、BASF社製、「ジョンクリル」は同社の登録商標)3.0質量%、顔料(ピグメントイエロー155)15質量%、残部としてイオン交換水を加えた混合液をプレミックスした後、0.5mmのジルコニアビーズを体積率で50%充填したサンドグラインダーを用いて分散し、顔料の含有量が15質量%の顔料分散液2を調製した。この顔料分散液2に含まれる顔料粒子の平均粒子径は、122nmであった。なお、粒径測定は顔料分散液−1と同様にして行った。
顔料分散液1の調製において、高分子分散剤としてEFKA5071(Ciba製 不飽和カルボン酸のアルキロールアンモニウム塩 酸価90 アミン価100)を用いた他は顔料分散液1の調製と同様にして顔料分散液3を調製した。この顔料分散液3に含まれる顔料粒子の平均粒子径は、130nmであった。なお、粒径測定は顔料分散液1と同様にして行った。
顔料分散液1の調製において、高分子分散剤としててJ6102B(BASF社製 アクリル酸共重合体 酸価65 Tg19)を用いた他は顔料分散液1の調製と同様にして顔料分散液4を調製した。この顔料分散液4に含まれる顔料粒子の平均粒子径は、126nmであった。なお、粒径測定は顔料分散液1と同様にして行った。
上記調製した顔料分散液1を撹拌しながら、固形分が5.0質量部となるように下記に示す各添加剤を順次添加して、インク組成物を調製した後、0.8μmのフィルターにより濾過してインクを得た。濾過前後で実質的な組成変化はなかった。
エチレングリコール 30.0質量部
界面活性剤(オルフィンE1010 日信化学工業(株)製) 1.0質量部
イオン交換水 全量が100.0質量部となる量
インクジェット1の調製において、顔料分散液、水溶性有機溶媒を表Iのように変えてインクジェットインクNo.2〜4を調製した。
〔水不溶性樹脂微粒子〕
以下に記載の非ウレタン系(R1及びR2)とウレタン系(R3及びR4)の水不溶性樹脂微粒子を用いた。なお、R4:ウレタン・オレフィン複合樹脂1は、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に乳化されてなる複合樹脂微粒子であり、下記の方法で合成した。
R2:アウローレンAE202(日本製紙(株)製)
R3:スーパーフレックス650(第一工業製薬(株)製)
R4:ウレタン・オレフィン複合樹脂1
(R4:ウレタン・オレフィン複合樹脂1の合成)
〈1.ウレタンポリマー溶液U−1の合成〉
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた4つ口フラスコに、ポリエステルポリオール(商品名テスラック 2461、日立化成(株)製)を182質量部と、ポリエチレングリコール(PEG、分子量600、商品名PEG600、第一工業製薬(株))を22.0質量部と、トリメチロールプロパンを5.6質量部と、N−メチル−N,N−ジエタノールアミンを43.8質量部と、4,4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネートを204質量部と、メチルエチルケトン(MEK)216質量部を反応容器にとり(三級アミンの添加量9.6質量%、PEGの添加量4.8質量%)、75℃に保ちながら反応を行い、ウレタンプレポリマーを得た。
撹拌機、還流冷却管、温度計及び窒素吹き込み管を備えた4つ口フラスコに、ポリオレフィン系樹脂(商品名:アウローレン150S、日本製紙(株)製(表Iでは「150S」と表記。))3.0質量部、メチルシクロヘキサン240.0質量部及びメチルエチルケトン48.0質量部を投入し、80℃に昇温して加熱溶解させた。溶解後、内温を40℃に保ち、ウレタンポリマー溶液U−1(不揮発分約50%)を194質量部を添加し、混合した。この溶液に58.0質量部の水を加え、ホモジナイザーを使用して乳化した後、570質量部の水を徐々に加え希釈し、これにエチレンジアミン1.0質量部と水12質量部を混合した水溶液を徐々に添加し、1時間撹拌してポリマー化を行った。これを50℃減圧下、脱溶剤を行い、不揮発分(粒子としての固形分)30質量%のウレタン・オレフィン複合樹脂1を得た。
以下の界面活性S1〜S6を用いた。S1〜S3は本発明に係るシリコーン系界面活性であり、S1〜S3は、以下の合成方法により合成した。S4は本発明に係るシリコーン系界面活性ではなく、S5、S6は、非シリコーン性の界面活性剤でともに比較の界面活性剤である。
S5:サーフィノール465(日信化学工業(株)製)
S6:エマルゲン706(花王(株)製)
(シリコーン系界面活性剤S1の合成例)
撹拌機、還流冷却管、滴下ロート、温度計及び窒素吹き込み管を備えた5つ口フラスコに、アリル化ポリエーテル(ユニオックスPKA−5008 日油株式会社製)を450質量部と、H2Pt16・6H2Oヘキサクロロ白金(IV)酸六水和物(東京化成工業(株)社製)を0.01質量部とを仕込み、窒素置換を行った。70℃に加熱し、ヘプタメチルトリシロキサン(アルドリッチ社製)220質量部を1時間かけて滴下したのち、反応容器を110℃まで昇温させて4時間反応させた。反応後に未反応材料を減圧留去することで、目的のシリコーン系界面活性剤である、シリコーン系界面活性剤S1を得た。得られたシリコーン系界面活性剤S1は、一般式(1)中のR=メチル基、X=炭素数3のアルキレン基、m=9、n=0に相当するシリコーン系界面活性剤である。
前記シリコーン系界面活性剤S1の合成例において、アリル化ポリエーテル(ユニオックスPKA−5008 日油株式会社製)450質量部の代わりに、アリル化ポリエーテル(ユニセーフPKA−5001 日油株式会社製)200質量部を用いた以外は、前記シリコーン系界面活性剤S1の合成例と同様の方法でシリコーン系界面活性剤S2を得た。得られたシリコーン系界面活性剤S2は、一般式(1)中のR=水素原子、X=炭素数3のアルキレン基、m=3、n=0に相当するシリコーン系界面活性剤である。
前記シリコーン系界面活性剤S1の合成例において、アリル化ポリエーテル(ユニオックスPKA−5008 日油株式会社製)450質量部の代わりに、アリル化ポリエーテル(ユニセーフPKA−5011 日油株式会社製)200質量部を用いた以外は、前記シリコーン系界面活性剤S1の合成例と同様の方法でシリコーン系界面活性剤S3を得た。得られたシリコーン系界面活性剤S3は、一般式(1)中のR=水素原子、X=炭素数3のアルキレン基、m=12、n=3に相当するシリコーン系界面活性剤である。
以下の凝集剤を用いた。
F2:塩化カルシウム
F3:PAS−H−1L(カチオン性のアリルアミン系樹脂:ニットーボーメディカル(株)製)
下記に示す各添加剤を撹拌しながら順次添加した後、5.0μmのフィルターにより濾過して前処理液を得た。なお、濾過前後で、実質的な組成変化はなかった。
シリコーン系界面活性剤S1 1.0質量部
凝集剤:PAS−H−1L 5.0質量部
イオン交換水 全量が100.0質量部となる量
《前処理液2〜19の調製》
表IIに示すように、水不溶性樹脂微粒子の種類、及び界面活性剤と凝集剤の種類と添加量を変更した以外は、前処理液1同様にして、前処理液2〜19を調製した。
基材として、下記4種を用い、それぞれ上記調製した、前処理液1〜19をバーコーター#10を用いて塗布し、その後60℃で5分環乾燥させ、厚さ3.2μmの前処理層を各々の基材に有する記録媒体を作製した。
コート紙1:OKトップコート+(坪量105g/m2、王子製紙株式会社製)
コート紙2:ミラーコート紙 プラチナ(キャストコート紙(ミラーコート・プラチナ、坪量157g/m2、王子製紙株式会社製))
PET:厚さ50μmのポリエステルフィルム(フタムラ化学(株)製太閤ポリエステル50μm)
OPP:延伸ポリプロピレンフィルム(フタムラ化学(株)製OPP−AQ 60μm)
次いで、ドロップオンデマンドピエゾ方式のインクジェットヘッド(ノズル数636、ノズル間隔84.5μm)を搭載したステージ移動型インクジェットプリンターにより、前処理液が付与されたそれぞれの記録媒体上にインク液滴体積7.5pl、300dpiのヘッドを3つ使用して記録密度が900dpiとなる条件で、ベタ画像中のインクを吐出しないことにより形成される抜き文字(5ポイント、6ポイント、7ポイント文字)を、ステージの走査速度を線速50m/分、1走査により印刷した。同様にして、300dpiのヘッドを3つ使用して記録密度が900dpiとなる条件で、ベタ画像を、線速50m/分で1走査により印刷した。本明細書でいうdpiとは、2.54cmあたりのドット数を表す。なお、インク液滴体積は、インクごとに射出電圧を調整することにより制御した。また、インクジェット印刷時の環境は室温25℃で、記録媒体の温度も同様に25℃条件で行った。
それぞれの記録媒体上にインクジェットインクと前処理液と記録媒体の組み合わせで印刷をした。
評価はそれぞれの前処理液を、上記4種の基材に塗布したときの塗布性と、インクジェットインクで印字した後のムラ、ドット径、及び文字のにじみで評価した。
前記バーコーター#10を用いて前処理液を塗布したときのハジキの有無を目視で確認した。ハジキとは、塗布性が劣ることにより基材上に塗布できなかった部分ができるためムラができることをいう。以下の3段階の目視評価を行った。
A:ハジキは認められない
B:僅かにハジキがある
C:全面にハジキを生じた
なお、印字後のベタ画像の評価を行った結果、ハジキのランクに対応してAランクのものは濃度ムラは認められず、Bランクのものは僅かに濃度ムラが認められ、Cランクのものは全面に濃度ムラを生じた。
300dpi間隔で配置したドット径測定用画像を別途、ベタ画像と同様にして印字・定着した。射出した液滴により形成したドットの直径を、光学顕微鏡(KEYENCE社製 VHX−500)を用いて20個測定し算術平均値を求め、以下のランク分けを行った。ドット径は大きい方が好ましい。
AA:55μm以上
A :50μm以上55μm未満
B :45μm以上50μm未満
C :45μm未満
得られた記録物の抜き文字部分に関し、にじみによる不鮮明性さがなく、30cmの距離で認識できる文字サイズから下記の基準で評価した。
A:5ポイントの文字まで認識可能
B:6ポイントの文字まで認識可能
C:7ポイントの文字まで認識可能
以上の結果を表IIに示す。
Claims (6)
- 低吸収性基材又は非吸収性基材を記録媒体に用いる、少なくともインクジェットインクと前処理液を含むインクジェット記録液セットであって、
前記インクジェットインクが、少なくとも顔料と顔料分散剤と水溶性有機溶媒と水とを含有し、
前記前処理液が、少なくとも水不溶性樹脂微粒子と凝集剤とシリコーン系界面活性剤とを含有し、かつ、
前記前処理液中に含まれる前記シリコーン系界面活性剤が、下記一般式(1)で表される構造を有することを特徴とするインクジェット記録液セット。
- 前記凝集剤が、多価金属塩又は有機酸であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録液セット。
- 前記水不溶性樹脂微粒子が、ポリウレタン系樹脂を含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のインクジェット記録液セット。
- 前記水不溶性樹脂微粒子が、ポリオレフィン系樹脂がポリウレタン系樹脂に乳化されてなる複合樹脂微粒子であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のインクジェット記録液セット。
- 前記シリコーン系界面活性剤の含有量が、前記前処理液に対して0.1〜3.0質量%の範囲内であることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載のインクジェット記録液セット。
- 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のインクジェット記録液セットを使用することを特徴とするインクジェット記録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018050419A JP7056272B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018050419A JP7056272B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019163349A true JP2019163349A (ja) | 2019-09-26 |
JP7056272B2 JP7056272B2 (ja) | 2022-04-19 |
Family
ID=68065757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018050419A Active JP7056272B2 (ja) | 2018-03-19 | 2018-03-19 | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7056272B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019218418A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 |
CN110862715A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-03-06 | 郑州鸿盛数码科技股份有限公司 | 一种用于数字印刷的前处理喷墨墨水及其应用方法 |
JP2020050773A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 理想科学工業株式会社 | 樹脂粒子分散体の製造方法、樹脂粒子分散体及び油性インクジェットインク |
EP4119354A1 (en) * | 2021-07-14 | 2023-01-18 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, set of processing fluid and ink, and image forming apparatus |
WO2023047706A1 (ja) | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 水性記録液セット、及び、印刷物の製造方法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023265A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法及び記録物 |
JP2010023266A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法及び記録物 |
JP2010241953A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Dic Corp | 水性樹脂分散体及びその製造方法 |
JP2016168782A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェット用処理液、インクジェット用処理液カートリッジ、インクジェット用インクセット、インクジェット用インクカートリッジセット、記録装置、及び記録方法 |
JP2016204524A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社リコー | 画像形成用処理液、画像形成方法、記録物、インクジェット記録装置 |
JP2017019252A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-26 | 株式会社Dnpファインケミカル | インクジェット記録用受理溶液、この受理溶液を含むインクジェット記録用インクセット及びこのインクセットを用いた印刷物の製造方法 |
JP2017114934A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | コニカミノルタ株式会社 | 処理液、記録液セットおよびインクジェット記録方法 |
JP2017226093A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録方法 |
-
2018
- 2018-03-19 JP JP2018050419A patent/JP7056272B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010023265A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法及び記録物 |
JP2010023266A (ja) * | 2008-07-16 | 2010-02-04 | Seiko Epson Corp | インクジェット記録方法及び記録物 |
JP2010241953A (ja) * | 2009-04-06 | 2010-10-28 | Dic Corp | 水性樹脂分散体及びその製造方法 |
JP2016168782A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 富士ゼロックス株式会社 | インクジェット用処理液、インクジェット用処理液カートリッジ、インクジェット用インクセット、インクジェット用インクカートリッジセット、記録装置、及び記録方法 |
JP2016204524A (ja) * | 2015-04-23 | 2016-12-08 | 株式会社リコー | 画像形成用処理液、画像形成方法、記録物、インクジェット記録装置 |
JP2017019252A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-01-26 | 株式会社Dnpファインケミカル | インクジェット記録用受理溶液、この受理溶液を含むインクジェット記録用インクセット及びこのインクセットを用いた印刷物の製造方法 |
JP2017114934A (ja) * | 2015-12-21 | 2017-06-29 | コニカミノルタ株式会社 | 処理液、記録液セットおよびインクジェット記録方法 |
JP2017226093A (ja) * | 2016-06-20 | 2017-12-28 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録方法 |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019218418A (ja) * | 2018-06-15 | 2019-12-26 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 |
JP7214984B2 (ja) | 2018-06-15 | 2023-01-31 | コニカミノルタ株式会社 | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 |
JP2020050773A (ja) * | 2018-09-27 | 2020-04-02 | 理想科学工業株式会社 | 樹脂粒子分散体の製造方法、樹脂粒子分散体及び油性インクジェットインク |
JP7122207B2 (ja) | 2018-09-27 | 2022-08-19 | 理想科学工業株式会社 | 樹脂粒子分散体の製造方法、樹脂粒子分散体及び油性インクジェットインク |
CN110862715A (zh) * | 2019-12-03 | 2020-03-06 | 郑州鸿盛数码科技股份有限公司 | 一种用于数字印刷的前处理喷墨墨水及其应用方法 |
EP4119354A1 (en) * | 2021-07-14 | 2023-01-18 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, set of processing fluid and ink, and image forming apparatus |
WO2023047706A1 (ja) | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 水性記録液セット、及び、印刷物の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7056272B2 (ja) | 2022-04-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7056272B2 (ja) | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 | |
JP6736876B2 (ja) | 処理液、記録液セットおよびインクジェット記録方法 | |
JP2010194998A (ja) | インクジェットインクセット及びインクジェット記録画像形成方法 | |
WO2017069077A1 (ja) | インクジェット画像形成方法 | |
US20190390078A1 (en) | Ink-jet recording liquid set, preparation method of pretreatment liquid for ink-jet recording, printed matter, and ink-jet recording method | |
JP2001081366A (ja) | インクプリンタ用記録液、その製造方法及び画像記録方法 | |
JP5282293B2 (ja) | 非吸水性記録媒体用インクジェットインク及びインクジェット記録方法 | |
JPWO2019064978A1 (ja) | 画像形成方法及びインクセット | |
WO2011055595A1 (ja) | インクジェット用水性インク、およびインクジェット記録方法 | |
JP7091776B2 (ja) | インクジェット記録用前処理液、インクジェット記録液セット、インクジェット記録用前処理液の製造方法、印刷物及びインクジェット記録方法 | |
JP6247074B2 (ja) | インクジェット記録方法 | |
JP2010260345A (ja) | インクジェット画像形成方法 | |
JP7130926B2 (ja) | 記録液セット、および画像形成方法 | |
CN115087550B (zh) | 喷墨记录方法以及图像记录物 | |
JP7214984B2 (ja) | インクジェット記録液セット及びインクジェット記録方法 | |
JP3011107B2 (ja) | 記録液及び画像記録方法 | |
JP7092150B2 (ja) | 水性インクジェットインク、水性インクジェットインクの製造方法、印刷物及びインクジェット記録方法 | |
JP2020189897A (ja) | インクジェット記録液セット、画像形成方法および印刷物 | |
EP3730305A1 (en) | Pretreatment liquid for ink-jet recording, production method therefor, ink-jet recording liquid set, printed matter, and ink-jet recording method | |
JPWO2018105416A1 (ja) | 記録液セット、インクジェット記録方法及びインク/記録媒体セット | |
JP6031827B2 (ja) | インクジェット記録用水性インクセット | |
JP2012001611A (ja) | インクジェット用水系インク及びインクジェット記録方法 | |
JP7180262B2 (ja) | インクジェット記録用前処理液、インクジェット記録用前処理液の製造方法、インクジェット記録液セット、印刷物及びインクジェット記録方法 | |
US9340688B2 (en) | Thermal inkjet recording method | |
WO2022158339A1 (ja) | インクジェット記録方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210824 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211019 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220308 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220321 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7056272 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |