JP2019144532A - レンズユニット - Google Patents
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Abstract
Description
スカート部が略矩形形状の内面を有する場合には、このようにリブを対角線、対向する辺の中点同士を結ぶ直線に沿って形成すれば、鏡筒の機械的強度に対して特に有効である。
このような傾斜部を設けることによって、リブと鏡筒本体、天板部との連結部、あるいは鏡筒本体の物体側の機械的強度が向上すると共に、鏡筒本体におけるヒケの発生が抑制される。
リブにおけるリブ底部を円周溝の底部よりも物体側とすることによって、リブのある箇所においても成形時における樹脂の流れる経路長を長くし、リブを設けた鏡筒においても、ヒケ等の面精度の低下を防ぐことができる。
図1は本実施形態に係るレンズユニット1の物体側L1から見た斜視図である。図2はレンズユニット1の断面斜視図である。図3は鏡筒3の断面斜視図であり、図2から広角レンズ2を省いたものである。図4はレンズユニット1の縦断面図である。図5は鏡筒3の断面図であり、図4から広角レンズ2を省いたものである。
広角レンズ2は、各々、周端縁が円形である円盤状をしており、同軸に並べて配置されており、全体で広角レンズ機能を実現している。具体的には、広角レンズ2は、物体側L1から順に、第1レンズ21、第2レンズ22、第3レンズ23、第4レンズ24、第5レンズ25とから構成されている。第4レンズ24と第5レンズ25は接合されており、接合レンズ26を形成している。
鏡筒3は樹脂成形品であって、広角レンズ2が収容されるレンズ室を内部に備えた鏡筒本体30と、鏡筒本体30の外周面70(外周枠)から像側L2に延出する矩形枠状のスカート部33とを一体に有する。スカート部33は、主にレンズケースの機能を実現するための構成の一部である。スカート部33には各側面の像側L2の端部近傍に、ゲート痕35が形成されている。すなわち、鏡筒3を樹脂成形する際に用いる金型において、ゲート痕35が形成されている部分に対応する位置に液状の樹脂材料が投入されるゲート口が配置される。
つづいて、図6及び図7を参照して、円周溝34及び第1レンズ筒部31の底部50についてより具体的に説明する。
本実施形態の特徴を簡単に纏めると次の通りである。
(1)レンズユニット1は、最も物体側に配置された第1レンズ21と、第1レンズ21よりも像側L2に配置された複数のレンズ(第2〜第5レンズ22〜25)と、第1レンズ21及び複数のレンズ(第2〜第5レンズ22〜25)を保持する鏡筒3と、を有し、鏡筒3は、前記第1レンズ21を保持する第1レンズ筒部31と、複数のレンズ(第2〜第5レンズ22〜25)を保持する第2レンズ筒部32とを有し、鏡筒3には、第2レンズ筒部32の内周面321と鏡筒3の外周との間で物体側から像側に向かって凹んだ円周溝34が形成されており、光軸Lに直交する方向から見たとき、円周溝34の底部341は、複数のレンズ(第2〜第5レンズ22〜25)のうち最も物体側に位置する第2レンズ22における光軸方向の厚みよりも像側L2に位置している。
次に、他の実施形態(変形例1〜4)について説明する。図8は変形例1を示す断面図であり、図9は変形例2を示す断面図である。これらは、図7に示した構成の変形例である。なお、他の実施形態は、基本的な構成が、上述の実施形態と同様であるため、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
(1)鏡筒3Bは、第1レンズ筒部31及び第2レンズ筒部32を有し、円周溝34が形成された鏡筒本体130と、物体側L1において鏡筒130と連結された天板部140と、天板部140よりも像側L2において光軸L方向の周囲で鏡筒本体130の周囲を囲み天板部140と連結されたスカート部33と、を具備する。天板部140の像側L2において天板部140、スカート部33、及び鏡筒本体130とを連結し、鏡筒本体130の底部よりも物体側L1に位置するリブ底部801を具備する板状のリブ80A、80Bが、光軸L周りの周方向における複数の箇所に分離して形成されている。
(2)スカート部33は、光軸L方向からみて略矩形形状の内面を有し、光軸L方向からみて、リブ80A、80Bは、略矩形形状における、対角線、対向する辺同士を結ぶ直線に沿って形成されている。
このように傾斜部131が鏡筒本体130に形成されることによって、リブ80A、80Bと鏡筒本体130、天板部140との間の連結部分が補強される。この補強は、特に第1レンズ21をカシメ部38にカシメ加工によって固定する場合において、特に有効である。
リブ底部801を、円周溝34の底部341よりも物体側L1に位置させることにより、鏡筒3Bを成形する際に、リブ80A、80Bを設けた場合においても、樹脂が流れる経路を長くすることができ、樹脂の流れの乱れを抑制することができる。このため、リブ80A、80Bを設けた場合においても、鏡筒3Bの内周面(第2レンズ筒部32等)の真円度を向上させることができる。
2 広角レンズ
21 第1レンズ
22 第2レンズ
23 第3レンズ
24 第4レンズ
25 第5レンズ
26 接合レンズ
3、3A、3B 鏡筒
30、130 鏡筒本体
31、31a、31A 第1レンズ筒部
315、315A 載置面
32、32a、32A、32b 第2レンズ筒部
321、321A 内周面
322 調芯用突出部
325 第5レンズ収容部
33 スカート部
34、34a、34A、34b 円周溝
341、341a 底部
35、35A ゲート痕
36 開口
37、38 カシメ部
39 厚肉部
5 絞り
50、50A 底部
51、51A 平坦面
52、52A 張り出し部
53 凹部
6 遮光板
7 シール部材
70、70A 外周面
71A 鍔部
80A、80B リブ
131 傾斜部
140 天板部
801 リブ底部
9 赤外線カットフィルタ
F 樹脂の流れ
L 光軸
L1 物体側
L2 像側
Claims (12)
- 最も物体側に配置された第1レンズと、前記第1レンズよりも像側に配置された複数のレンズと、前記第1レンズ及び前記複数のレンズを保持する鏡筒と、
を有し、
前記鏡筒は、前記第1レンズを保持する第1レンズ筒部と、前記複数のレンズを保持する第2レンズ筒部とを有し、
前記鏡筒には、前記第2レンズ筒部の内周面と前記鏡筒の外周との間で物体側から像側に向かって凹んだ円周溝が形成されており、
光軸に直交する方向から見たとき、円周溝の底部は、前記複数のレンズのうち最も物体側に位置する第2レンズにおける光軸方向の厚みよりも像側に位置している
ことを特徴とするレンズユニット。 - 前記第2レンズ筒部に保持された前記複数のレンズは、前記第2レンズ筒部の先端に形成されたカシメ部により光軸方向でカシメ固定されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズユニット。
- 前記複数のレンズは、前記第2レンズと、前記第2レンズの次に物体側に配置される第3レンズと、前記第3レンズよりも像側に配置される像側レンズを備え、
前記円周溝の底面は、前記第3レンズにおける光軸方向の厚みよりも像側に位置していることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズユニット。 - 前記鏡筒を形成した際に形成された樹脂の注入位置を示すゲート痕が、前記円周溝よりも径方向外側に形成されており、
前記円周溝の底部は、前記複数のレンズのうち最も像側で前記第2レンズ筒部の内周面に圧入されているレンズの圧入箇所よりも像側に位置している
ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のレンズユニット。 - 前記円周溝よりも内側に配置された前記複数のレンズは、前記円周溝の底面よりも物体側に形成された載置面によって光軸方向の位置決めがなされていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のレンズユニット。
- 前記第1レンズ筒部は、前記円周溝の側に張り出す張り出し部を備え、前記第1レンズの位置決めは、前記張り出し部によってなされていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のレンズユニット。
- 前記鏡筒は、ケースとレンズホルダが一体に構成されたものであることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載のレンズユニット。
- 前記鏡筒は、
前記第1レンズ筒部及び前記第2レンズ筒部を有し、前記円周溝が形成された鏡筒本体と、
物体側において前記鏡筒本体と連結された天板部と、
前記天板部よりも像側において光軸方向の周囲で前記鏡筒本体の周囲を囲み前記天板部と連結されたスカート部と、
を具備し、
前記天板部の像側において前記天板部、前記スカート部、及び前記鏡筒本体とを連結し、前記鏡筒本体の底部よりも物体側に位置するリブ底部を具備する板状のリブが、光軸周りの周方向における複数の箇所に分離して形成されたことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載のレンズユニット。 - 前記スカート部は、光軸方向からみて略矩形形状の内面を有し、
光軸方向からみて、前記リブは、前記略矩形形状における、少なくとも、対角線、対向する辺の中点同士を結ぶ直線に沿って形成されたことを特徴とする請求項8に記載のレンズユニット。 - 光軸方向からみて前記リブが設けられていない箇所において、前記リブ底部よりも物体側において、
前記鏡筒本体の外径が像側から前記天板部側に向けて徐々に大きくされた傾斜部が前記鏡筒本体に設けられたことを特徴とする請求項8又は9に記載のレンズユニット。 - 前記リブ底部は、前記円周溝の底部よりも物体側に位置することを特徴とする請求項8から請求項10までのいずれかに記載のレンズユニット。
- 前記鏡筒を樹脂成形する際に形成されるゲート痕が、前記鏡筒の外周枠の像側の端部近傍に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項11までのいずれかに記載のレンズユニット。
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- 2018-12-06 JP JP2018229133A patent/JP2019144532A/ja active Pending
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