JP2019142534A - ヒンジキャップ - Google Patents

ヒンジキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2019142534A
JP2019142534A JP2018027172A JP2018027172A JP2019142534A JP 2019142534 A JP2019142534 A JP 2019142534A JP 2018027172 A JP2018027172 A JP 2018027172A JP 2018027172 A JP2018027172 A JP 2018027172A JP 2019142534 A JP2019142534 A JP 2019142534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer peripheral
peripheral surface
lid
hinge
cylindrical portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018027172A
Other languages
English (en)
Inventor
和田 潔
Kiyoshi Wada
潔 和田
祐輔 仲野
Yusuke Nakano
祐輔 仲野
博樹 松田
Hiroki Matsuda
博樹 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2018027172A priority Critical patent/JP2019142534A/ja
Publication of JP2019142534A publication Critical patent/JP2019142534A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】封緘部材を切り離すことなくバージン性を担保できるヒンジキャップを提供する。【解決手段】ヒンジキャップは、筒部と、ヒンジを介して接続した蓋部と、を備え、蓋部は、外周面の一部の領域から延出して、蓋部が筒部の開口を閉じた閉栓状態において筒部の外周面の一部を覆う搖動片と、頂部に開口する凹部と、蓋部の外周面の一部の領域を囲む部分と凹部との間に形成される薄肉部と、を有し、筒部は、外周面から延出して、搖動片の筒部の外周面の一部を覆う部分を、外周面との間で部分的に挟んで、蓋部がヒンジを軸として回転することにより筒部が開栓状態となることを規制する開栓規制部を有し、搖動片を薄肉部の筒部寄りの一部分を軸として回転させ、開栓規制部を乗り越えさせながら薄肉部の他の部分を破断して、一部の領域を凹部に押し込むことにより、筒部が開栓状態となることが可能なように搖動片の回転を規制する。【選択図】図1

Description

本発明は、ヒンジキャップに関するものである。
包装容器本体の口部に取り付けられる筒部と、筒部にヒンジを介して取付けられる蓋体とを含むヒンジキャップが知られている。
例えば特許文献1には、包装容器のバージン性(タンパーエビデンス性)を確保するために、閉栓状態において、所定の長さにわたって蓋体と装着筒との間に切り離し可能に連設された帯状の接続片を備えるヒンジキャップが開示されている。このヒンジキャップでは、接続片をヒンジキャップから切り離すことにより開栓をする。これにより、包装容器のユーザーは接続片の有無で視覚的に開栓の有無を確認できる。
特開2014−091524号公報
しかしながら、このようなヒンジキャップでは、接続片がヒンジキャップから分離するとただちにゴミになり、捨てる作業が煩わしいという問題があった。
さらに、接続片を装着筒から切り離すことにより、装着筒の接続片が連接されていた位置に隙間が生じて、注出された内容液の一部が液だれするなどしてこの隙間に入り込んでしまうことで、不衛生であったり見栄えが悪くなったりするという問題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、封緘部材を切り離すことなくバージン性を担保することができるヒンジキャップを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明の一局面は、包装容器本体の口部に装着される筒部と、筒部にヒンジを介して筒部の開口を開閉可能に接続した蓋部と、を備え、蓋部は、ヒンジが設けられた側とは反対側の外周面の一部の領域から延出して、蓋部が筒部の開口を閉じた閉栓状態において筒部の外周面の一部を覆う搖動片と、頂部に開口する凹部と、蓋部の外周面の一部の領域を囲む部分と凹部との間に形成される薄肉部と、を有し、筒部は、外周面から延出して、搖動片の筒部の外周面の一部を覆う部分を、外周面との間で部分的に挟んで、蓋部がヒンジを軸として回転することにより筒部が開栓状態となることを規制する開栓規制部を有し、搖動片を薄肉部の筒部寄りの一部分を軸として回転させ、開栓規制部を乗り越えさせながら薄肉部の他の部分を破断して、一部の領域を凹部に押し込むことにより、筒部が開栓状態となることが可能なように搖動片の回転を規制する、ヒンジキャップである。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、封緘部材を切り離すことなくバージン性を担保することができるヒンジキャップを提供することができる。
ロック状態にある本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの斜視図および断面図 ロック状態にある本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの平面図および正面図 ロック解除状態にある本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの正面図および右側面図 本発明の一実施形態に係るヒンジキャップの凹部の斜視図 本発明の一実施形態に係るヒンジキャップのロック機構(ロック状態からロック解除状態までの動き)を説明する図 本発明の一実施形態に係るヒンジキャップのロック機構(ロック状態からロック解除状態までの動き)を説明する図 本発明の変形例に係るヒンジキャップの正面図
以下では、本発明の一実施形態に係るヒンジキャップ100を、図を参照して説明する。ヒンジキャップ100は、筒部10と、筒部10にヒンジ30を介して筒部10の開口を開閉可能に取付けられる蓋部20とを含んで構成される。
ヒンジキャップ100の筒部10は、蓋部20がヒンジ30を軸として回転することにより、蓋部20が筒部10の開口を閉塞した閉栓状態と、蓋部20が筒部10の開口を閉塞していない開栓状態とになることができる。また、ヒンジキャップ100は、後述するロック機構が蓋部20のヒンジ30を軸とした回転を規制して筒部10が開栓状態となることを規制したロック状態と、軸とした回転を規制せず筒部10が開栓状態となることが可能なロック解除状態とになることができる。
図1に、ロック状態にあるヒンジキャップ100の斜視図(図1の(a))、およびA−A’線で切断した断面図(図1の(b))を示す。また、図2に、ロック状態にあるヒンジキャップ100の平面図(図2の(a))、および正面図(図2の(b))を示す。また、図3に、ロック解除状態にあるヒンジキャップ100の正面図(図3の(a))、および右側面図(図3の(b))を示す。
ヒンジキャップ100は、図1の(b)に示すように、典型的には筒部10を包装容器本体200の口部に打栓等により装着して用いることができる。
(筒部)
筒部10は、天板12と、側壁13と、開栓規制部11とを含む。天板12は、中央に開口を有する板状部材であり、一例として円板形状である。側壁13は、天板12の外周縁に垂設されている。
また、筒部10は、図1の(b)に示すように、一例として、側壁13の内側において天板12下面から延出するインナーリング14と、天板12の開口を囲む内側の端縁から上下方向に延出する注出壁15と、注出壁15の内側にハーフカットを介して開口を閉塞するようにして設けられた隔壁16と、隔壁16の上面に支柱17を介して設けられたプルリング18とを含む。
このように構成した筒部10は、側壁13の内周面と第1のインナーリング14の外周面との間に包装容器本体200の口部先端を挟むことにより、打栓等により包装容器本体200に装着することができる。また、注出壁15は、上端を外方にカールさせて、注出液の液だれを防ぐ注ぎ口とすることができる。また、プルリング18を用いて隔壁16を取り外すことにより、筒部10に開口を形成することができる。
開栓規制部11は、後述する搖動片21および凹部22とともにロック機構を構成する。開栓規制部11は、側壁13から延出する一対の板状の部材である腕部11aと、各腕部11aの他の腕部に対向する面(内面)から互いに突出する突出部11bとを含む。突出部11bは、図1〜図3に示すように、一例として半球形状とすることができるが、後述するロック状態を維持できる形状であれば特に限定されない。
(蓋部)
蓋部20は、搖動片21と、凹部22と、薄肉部23と、天板24と、側壁25と、を含む。天板24は、蓋部20の頂部を構成し、一例として円板形状とすることができる。側壁25は、天板24の外周縁に垂設されている。蓋部20は、図1の(b)に示すように、一例として天板24の下面から延出して、蓋部20を閉栓状態とした際に筒部10の注出壁15の内周面に嵌合するインナーリング26を備えてもよい。
搖動片21は、開栓規制部11および凹部22とともにロック機構を構成する。搖動片21は、嵌入予定部21aと、操作部21bとを含んで構成される。
嵌入予定部21aは、ヒンジキャップ100のロック解除状態において後述する凹部22に嵌入する部材である。図1、図2に示すように、ヒンジキャップ100のロック状態において、蓋部20の外周面である側壁25の、ヒンジ30が設けられた側とは反対側の一部の領域から延出するように形成される。嵌入予定部21aは、一例として、蓋部20の周方向における断面が直角三角形に形成されている。
操作部21bは、蓋部20の閉栓状態において嵌入予定部21aの下方から延出して、筒部10の側壁13の一部を覆う板状の部材である。図1、図2に示すように、操作部21bは、ヒンジキャップ100のロック状態において、開栓規制部11の突出部11bと筒部10の側壁13との間で部分的に挟まれるように形成されている。
図1、図2に示すように、操作部21bの嵌入予定部21aとは反対側の端部に、ヒンジキャップ100のロック状態において、開栓規制部11の突出部11bの下方を通って筒部10の軸方向に対して直交する方向に屈曲して延出する起立部21cを設けてもよい。また、図3に示すように、起立部21cの操作部21bとは反対側の面にヒンジキャップ100がロック解除状態にあることを示す表示21dを付してもよい。
凹部22は、開栓規制部11および搖動片21とともにロック機構を構成する。凹部22は、後述するヒンジキャップ100のロック解除状態において、搖動片21の嵌入予定部21aが嵌入して収納される部分である。凹部22は、天板24に開口している。
薄肉部23は、側壁25と嵌入予定部21aとを連結する箇所であり、図1〜図3に示すように、蓋部20の側壁25の嵌入予定部21aの延出部を囲む部分に形成されている。さらに薄肉部23は、嵌入予定部21aの両側端において側壁25と嵌入予定部21aとを連結する側端部23aと、嵌入予定部21aの下端において側壁25と嵌入予定部21aとを連結する下端部23bとが連接して、嵌入予定部21aをU字状に囲む形状に形成されている。詳細は後述するが、ロック機構を解除する際には、側端部23aは破断され、下端部23bは側壁25と嵌入予定部21aとの間で薄肉状のヒンジ部となる。
図4に、凹部22の形状を説明するための斜視図を示す。図4では、便宜上、搖動片21、天板24、および側壁25を透過して示す。凹部22の蓋部20の周方向に沿った幅は、一例として図4に示すように蓋部20の天板24側における幅W1よりも筒部10側の幅W2の方が広くなるアンダーカット形状に形成されている。また、幅W1は、嵌入予定部21aの蓋部20の周方向に沿った幅より狭く形成され、筒部10側の幅W2は、嵌入予定部21aの蓋部20の周方向に沿った幅以上となるように形成されている。さらに、幅W2の部分の蓋部20の周方向における形状は、ヒンジキャップ100のロック状態において嵌入予定部21aが嵌ることができるように、嵌入予定部21aに対応する形状に形成されている。
(ヒンジ)
ヒンジ30は、蓋部20を筒部10に開閉可能に接続できれば、その構造は特に限定されないが、蓋部20を一定の角度で保持し易いようにバタフライタイプのヒンジを好適に用いることができる。
(ロック機構)
次に、ヒンジキャップ100のロック機構について説明する。ロック機構は、開栓規制部11と、搖動片21と、開口22と、により構成される。ロック機構は、搖動片21を薄肉部23の筒部10寄りの一部分である下端部23bを軸として回転させることにより、ヒンジキャップ100をロック状態からロック解除状態へ切り替えることができる。図5A、図5Bは、ヒンジキャップ100をロック状態からロック解除状態にするまでの搖動片21および凹部22周辺の様子を示す断面図(左側の図)、および斜視図(右側の図)である。なお、斜視図では、便宜上、蓋部20および開栓規制部11の一部を透過して示す。
初めに、ロック状態にあるヒンジキャップ100について説明する。図1、図2に示すように、ロック状態にあるヒンジキャップ100では、操作部21bは、開栓規制部11の突出部11bと筒部10の側壁13との間で部分的に挟まれている。このため、蓋部20がヒンジ30を軸として回転することは、操作部21bまたは起立部21cと突出部11bとが当接することにより規制される。ロック状態において、薄肉部23は破断していない。
次に、ロック状態を解除するため、搖動片21に薄肉部23の下端部23bを軸として回転するように上方へ押し上げる力を加える。具体的には、図5Aに矢印で示すように、薄肉部23の下端部23bが薄肉状のヒンジ部となり回転軸を構成するように、操作部21bまたは起立部21cを蓋部20の天面24側に向かって持ち上げる。これにより、薄肉部23の回転軸となる部分以外である側端部23aが嵌入予定部21aとの間で引き伸ばされて、蓋部20の天板24側から破断を始める。そして、図5Aに示すように、破断した側端部23a周辺の嵌入予定部21aは、回転にともなって先端が凹部22の幅W1に形成された部分に入り込む。上述のように、凹部22は幅W1が嵌入予定部21aの幅よりも狭く形成されているため、搖動片21に所定の大きさ以上の力を加えることにより嵌入予定部21aは凹部22に押し込まれる。
また、これと略同時に、搖動片21の操作部21bまたは起立部21cが開栓規制部11の突出部11bに当接する。そして、搖動片21にさらに力を加えることで、開栓規制部11の各腕部11aは搖動片21により筒部10の周方向に押し広げられるように弾性変形をする。この結果、図5Aに示すように、搖動片21は開栓規制部11の突出部11bを乗り越えることができ、ヒンジキャップ100はロックが解除された状態となる。
次に、搖動片21をさらに回転させて、薄肉部23の側端部23aを破断しながら嵌入予定部21aの先端を凹部22に押し込むことで、図5Bに示すように、嵌入予定部21aは凹部22の幅W2に形成された部分に達する。上述のように、凹部22は幅W2が嵌入予定部21aの幅以上となるように形成され、凹部22の筒部10側には回転した嵌入予定部21aに対応する形状に形成されている。このため、嵌入予定部21aは凹部22の幅W2の部分に達すると当該部分に嵌入する。これにより、搖動片21の開栓規制部11方向への回転が規制され、一旦ロック解除状態となったヒンジキャップ100を再度ロック状態へ戻すことができなくなる。
以上説明したように、ヒンジキャップ100によれば、ロック機構により封緘部材を切り離すことなくバージン性を担保することができる。また、ヒンジキャップ100では、封緘部材を切り離すことがないため、ロック解除状態となったあとに筒部10に隙間が生じて、注出された内容液が、当該隙間に入り込んで見栄えを悪くすることがない。
また、上述の起立部21cを設けた場合は、起立部21cは、嵌入予定部21aが凹部22の幅W2の部分に嵌り込むまでに、略90°回転するため、図5Bに示すように、起立部21cに付された表示21dが筒部10の軸方向に対して直交する方向から視認可能となる。この結果、ヒンジキャップ100の使用者は、側端部23aが破断した薄肉部23、回転をした搖動片21、および正面方向から視認可能となる表示21dの少なくともいずれかにより確実に、ロック解除状態となったことを視認できる。
薄肉部23の強度は、例えば搖動片21を開栓規制部11の突出部11bを乗り越えさせるのに必要な力と同程度の力により破断が生じるように設計することができる。薄肉部23をこのように設計することで、例えばロック状態を解除させた場合に、薄肉部23の側端部23aを速やかに破断させることができるため、バージン性の担保がより確実になる。
以上の説明では、筒部10にプルリング18を設けた場合を例示したが、ヒンジキャップ100にはプルリング18は設けなくてもよい。プルリング18を設けないことにより、開栓時に発生するプルリング18およびプルリング18に連接する隔壁16によるゴミの発生を抑制できる。
以上で説明したロック機構は、開栓時に切り離す部分が発生せず、蓋部がヒンジを軸として回転することにより筒部が開栓状態となることを規制するロック状態が実現できて、一旦ロック解除状態となった場合にはその痕跡が発生するものであれば、その構造は限定されない。
(変形例等)
実施形態に係るヒンジキャップ100では、凹部22の蓋部20の周方向における幅を2段階に形成して一度押し込んで嵌入したら戻らない構造としてバージン性を担保するようにした。しかしながら、ヒンジキャップ100は、幅W1と幅W2との間の段差を、嵌入後に搖動片21に所定の力を加えることで嵌入が外れるように形成したり、凹部22の幅を一定に形成してさらに嵌入が外れやすく形成したりしてもよい。凹部22をこのように形成することにより、ヒンジキャップをロック状態とロック解除状態との間で繰り返し使用可能としながら、不用意な開栓を防ぐことができる。
ヒンジキャップ100の材料は、特に限定されないが、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、またはこれに高密度ポリエチレン(HDPE)や低密度ポリエチレン(LDPE)を混合した材料を好適に用いることができる。また、これらの材料を用いることにより、例えば射出成形を用いてワンパーツで安価に製造することが可能である。
ヒンジキャップ100を射出成形によりワンパーツで製造する場合は、例えば、次のように成形をすることができる。すなわち、初めに、射出成形により薄肉部23を備えた状態で開栓しているヒンジキャップ100を成形する。その後、ヒンジ30を軸として蓋部20を回転させて、薄肉部23を破断することなく搖動片21の操作部21bに開栓規制部11の突出部11bを乗り越えさせてロック状態とする。
このようなヒンジキャップ100の製造工程において、操作部21bに突出部11bを乗り越えさせ易くするために、操作部21bが乗り越える一対の突出部11bが形成する面は、例えば次のように形成することができる。すなわち、一対の突出部11bが形成する面の蓋部20側から筒部10側へ向かって幅が狭まる部分のテーパー角度を、筒部10側から蓋部20側へ幅が狭まる部分のテーパー角度より緩やかにする。図6に、製造時に操作部21bに突出部11bを乗り越えさせ易い形状とした突出部11b’を備える、変形例に係るヒンジキャップ101の正面図を示す。図6に示すように、ヒンジキャップ101では、一対の突出部11b’により形成される操作部21bが乗り越える面は、蓋部20側から筒部10側へ向かって幅が狭まるテーパー面と、筒部10の軸方向に直交する面とにより構成される。
本発明は、容器本体の口部に装着して用いるヒンジキャップに用いることができる。
10 筒部
11 開栓規制部
11a 腕部
11b、11b’ 突出部
12 天板
13 側壁
14 インナーリング
15 注出壁
16 隔壁
17 支柱
18 プルリング
20 蓋部
21 搖動片
21a 嵌入予定部
21b 操作部
21c 起立部
21d 表示
22 凹部
23 薄肉部
23a 側端部
23b 下端部
24 天板
25 側壁
26 インナーリング
30 ヒンジ
100、101 ヒンジキャップ
200 包装容器本体

Claims (3)

  1. 包装容器本体の口部に装着される筒部と、
    前記筒部にヒンジを介して前記筒部の開口を開閉可能に接続した蓋部と、を備え、
    前記蓋部は、
    前記ヒンジが設けられた側とは反対側の外周面の一部の領域から延出して、前記蓋部が前記筒部の開口を閉じた閉栓状態において前記筒部の外周面の一部を覆う搖動片と、
    頂部に開口する凹部と、
    前記蓋部の外周面の前記一部の領域を囲む部分と前記凹部との間に形成される薄肉部と、を有し、
    前記筒部は、
    外周面から延出して、前記搖動片の前記筒部の外周面の一部を覆う部分を、前記外周面との間で部分的に挟んで、前記蓋部が前記ヒンジを軸として回転することにより前記筒部が開栓状態となることを規制する開栓規制部を有し、
    前記搖動片を前記薄肉部の前記筒部寄りの一部分を軸として回転させ、前記開栓規制部を乗り越えさせながら前記薄肉部の他の部分を破断して、前記一部の領域を前記凹部に押し込むことにより、前記筒部が開栓状態となることが可能なように前記搖動片の回転を規制する、
    ヒンジキャップ。
  2. 前記凹部の前記蓋部の周方向に沿った幅は、前記頂部側における幅よりも前記筒部側の幅の方が広い、
    請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 前記搖動片は、
    前記開栓規制部と前記筒部の外周面との間で挟まれた状態において、前記筒部の軸方向に対して直交する面を有し、前記直交する面に前記蓋体が開栓可能な状態であることを示す表示が付され、
    前記垂直な面は、前記一部の領域を前記凹部に押し込んだ状態になるまでに90°回転し、前記表示が前記筒部の軸方向に対して垂直な方向から視認可能となる、
    請求項1または2に記載のヒンジキャップ。
JP2018027172A 2018-02-19 2018-02-19 ヒンジキャップ Pending JP2019142534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018027172A JP2019142534A (ja) 2018-02-19 2018-02-19 ヒンジキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018027172A JP2019142534A (ja) 2018-02-19 2018-02-19 ヒンジキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019142534A true JP2019142534A (ja) 2019-08-29

Family

ID=67773462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018027172A Pending JP2019142534A (ja) 2018-02-19 2018-02-19 ヒンジキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019142534A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021071348A1 (ko) * 2019-10-10 2021-04-15 안진희 용기마개 및 그가 결합된 용기
WO2023033632A1 (ko) * 2021-09-06 2023-03-09 안진희 용기마개 및 그가 결합된 용기
JP7465540B2 (ja) 2020-08-21 2024-04-11 三笠産業株式会社 キャップ
JP7498942B2 (ja) 2020-06-02 2024-06-13 三笠産業株式会社 ヒンジキャップおよびヒンジキャップを備えた容器

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021071348A1 (ko) * 2019-10-10 2021-04-15 안진희 용기마개 및 그가 결합된 용기
EP4043360A4 (en) * 2019-10-10 2023-11-29 Jin Hee Ahn CONTAINER CAP AND CONTAINER PROVIDED WITH SAID CAP AND COUPLED TO THE LATTER
JP7498942B2 (ja) 2020-06-02 2024-06-13 三笠産業株式会社 ヒンジキャップおよびヒンジキャップを備えた容器
JP7465540B2 (ja) 2020-08-21 2024-04-11 三笠産業株式会社 キャップ
WO2023033632A1 (ko) * 2021-09-06 2023-03-09 안진희 용기마개 및 그가 결합된 용기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019142534A (ja) ヒンジキャップ
JP5804847B2 (ja) キャップ
JP6980778B2 (ja) 完全性保証要素を有するプラスチック閉鎖体
JP2020109017A (ja) 容器用キャップ
JP5380329B2 (ja) 注出キャップ
JP5186285B2 (ja) キャップ
JP4906041B2 (ja) ヒンジ開閉式樹脂製キャップ
JP6510825B2 (ja) キャップ
JP6202523B2 (ja) ヒンジキャップ
JP7470370B2 (ja) キャップ
JP6842114B2 (ja) コック
JP7470371B2 (ja) キャップ
JP2005047567A (ja) キャップ
JP7412311B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6078439B2 (ja) 詰め替え容器
JP7438052B2 (ja) ヒンジキャップ
JP5978153B2 (ja) 詰め替え容器
JP7330637B2 (ja) 容器用キャップ
JP7455728B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6382070B2 (ja) ヒンジキャップ
JP6233703B2 (ja) 合成樹脂製キャップ体
JP2023126097A (ja) ヒンジキャップ
JP5386166B2 (ja) 注出キャップ
JP2021185095A (ja) ヒンジキャップ
JP6240521B2 (ja) 詰め替え容器