JP2019127327A - シート給送装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート枚数の検知精度を向上させるシート給送装置を提供する。【解決手段】シート積載部から給送されたシートに対してジョブが実行される前に、シート積載部から給送されたシートを貯留部に貯留させる。貯留部にシートが貯留されるごとに当該貯留の回数をカウントし、カウントされた回数をシート積載部に積載されたシート枚数として記憶する。【選択図】図3
Description
本発明は、シートを給送するシート給送装置および制御方法に関する。
従来、給送装置の用紙の残量を検知する機能を有する給送装置が知られている。そのような給送装置が構成された複写機においても、例えばコピー作業の途中で紙無し状態となった場合にその作業が中断し、用紙を補給する作業が発生してしまうことがある。また、用紙の補給中や複写機周辺に人がいない場合は、作業の中断時間が長くなり、複写機を使用している人の待ち時間が長くなってしまうことがある。
特許文献1では、シート材積載部のシート材の残存枚数を正確に計測し、作業を始める前に作業途中でシート材切れが発生することを事前に通知するという技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1では、シート材積載部に積載されたシート材の厚みが1枚ごとに異なる場合や、装置ごとのアクチュエータの駆動誤差がある場合、必ずしも正確にシート材積載部に積載されたシート材の枚数や残量を検知することができない。
本発明の目的は、このような従来の問題点を解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、シート枚数の検知精度を向上させるシート給送装置および制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係るシート給送装置は、シートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段からシートを給送する給送手段と、前記給送手段によって給送したシートを貯留可能な貯留手段と、前記貯留手段にシートが貯留されるごとに当該貯留の回数をカウントするカウント手段と、給送されたシートに対してジョブが実行される前に、前記シート積載手段から給送されたシートを前記貯留手段に貯留させる制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、シート枚数の検知精度を向上させることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態におけるシート処理装置を含む画像形成システム10の構成を示す図である。図1に示す画像形成システム10は、記録媒体であるシート上に画像を形成する画像形成ユニット100と、画像形成されたシートを後処理ユニット300へ搬送する給紙ユニット200とを含む。給紙ユニット200は、画像形成ユニット100から搬送されたシートだけではなく、給紙ユニット200のシート積載部201に積載されたシートを後処理ユニット300へ搬送する場合がある。シート積載部201については後述する。後処理ユニット300は、給紙ユニット200から搬送されたシートに後処理を実行する。画像形成システム10において、シートは、画像形成ユニット100から給紙ユニット200を介して後処理ユニット300へ搬送される場合と、給紙ユニット200のシート積載部201から後処理ユニット300へ搬送される場合がある。後処理ユニット300で行われる後処理は、例えばステープル綴じであるが、他の後処理が行われても良い。また、本実施形態では、給紙ユニット200は、画像形成ユニット100から給送されたシートに対して折り処理を実行する。
図1は、本実施形態におけるシート処理装置を含む画像形成システム10の構成を示す図である。図1に示す画像形成システム10は、記録媒体であるシート上に画像を形成する画像形成ユニット100と、画像形成されたシートを後処理ユニット300へ搬送する給紙ユニット200とを含む。給紙ユニット200は、画像形成ユニット100から搬送されたシートだけではなく、給紙ユニット200のシート積載部201に積載されたシートを後処理ユニット300へ搬送する場合がある。シート積載部201については後述する。後処理ユニット300は、給紙ユニット200から搬送されたシートに後処理を実行する。画像形成システム10において、シートは、画像形成ユニット100から給紙ユニット200を介して後処理ユニット300へ搬送される場合と、給紙ユニット200のシート積載部201から後処理ユニット300へ搬送される場合がある。後処理ユニット300で行われる後処理は、例えばステープル綴じであるが、他の後処理が行われても良い。また、本実施形態では、給紙ユニット200は、画像形成ユニット100から給送されたシートに対して折り処理を実行する。
画像形成ユニット100は、インクジェット、静電ドラム、オフセットドラムなどの各記録方式による印刷部を内蔵する。図1では、電子写真方式の構成が示されている。印刷部は、スキャナ部120で読み取った画像をシート上に記録するか、若しくは、外部のPCから受信した画像データに基づいてシート上に記録する。
画像形成ユニット100は、複写機として構成され、オリジナル原稿を給送する原稿給送部(ADF:AutoDocumentFeeder)110と、スキャナ部120と画像形成部130を含んで構成されている。そこで、原稿給送部110は、スタッカ上に載置した一連の原稿を順次1枚ずつ分離してスキャナ部120のイメージセンサ121上の読取位置に給送する。スキャナ部120で読み取られた後、原稿は排紙スタッカに収納される。
スキャナ部120で読み取られた画像データは、画像処理が施されて画像形成部130へ送られる。画像形成部130は、受信した画像信号に応じてレーザ光を感光ドラム140上に照射出力する。このレーザ光照射により感光ドラム140上に静電潜像が形成される。静電潜像は現像器141によりトナー像に現像されて、給紙カセット150aまたは150b等から給送されたシートに転写チャージャ142で転写される。トナー像が転写されたシートは、定着器143にて定着処理される。定着処理されたシートは、本体排紙ローラ160にて連結された給紙ユニット200に排出される。
このとき、本体排紙口センサ(不図示)にてシートの排出が検知され、本体排紙信号ESが画像形成ユニット100のCPUから、給紙ユニット200の制御部290に送信される。制御部290は、画像形成ユニット100からの本体排紙信号ESで動作タイミングを取得し、サイズ信号DSおよび折りモード信号FSで、シート搬入口210へ搬送されたシートの処理を判断する。
給紙ユニット200は、例えば、画像形成ユニット100で画像形成され順次搬出されるシートを2つ折り或いは3つ折りなどに折り畳む紙折り機構を備えている。そのような機構により、給紙ユニット200は、画像処理後のシートを綴じ合わせ、或いはファイリング等の使用条件に応じて紙折り処理を実行する。
給紙ユニット200の入口にあるシート搬入ローラ211より取り込まれたシートは、シート搬入ローラ211の直後に設けられた搬入ゲート(不図示)により搬送経路が振り分けられる。折り処理が指定されていない場合は、給紙ユニット200上部の搬送パス211を介して折り処理部220を通ることなく、後処理ユニット300へ送られる。また、折り処理が指定されている場合は、給紙ユニット200内に取り込む搬送パス212へ搬送され、サイズ信号DSおよび折りモード信号FSの情報に基づいて、Z折り等の折り処理を行う。折り処理後、シートは、搬送パス213及び214を通って搬送パス211に合流し、後処理ユニット300へ送られて、さらに綴じ処理、パンチ処理等がなされる。
後処理ユニット300は、給紙ユニット200の排紙口230に接続され、紙折り処理後のシート或いは折り処理を施さないシートを排紙口230から受け取る。そして、後処理ユニット300は、給紙ユニット200から受け取ったシートに対してステープル綴じ、パンチ穴開け、捺印などの後処理を実行する。例えば、給紙ユニット200の排紙口230にシートの搬入口を設け、この搬入口とシート収納スタッカ301との間の搬送経路302に、シートに後処理を実行する後処理機構(ステープラ)304が配置される。図1では、後処理機構としてステープラを用いてステープル綴じを行う場合を示している。搬送経路302には、シートを積載保持するステープルトレイ303、このトレイ上に積載されたシート束にステープル綴じを実行するステープラ304が配置されている。
図4は、シート積載部201の構成を示す図である。本実施形態では、シート積載部201は、給紙用のシート積載部201aと、貯留用のシート積載部201bとを含んで構成されている。給紙用のシート積載部201aは、ユーザによりトレイ401aに積載されたシートを給紙ユニット200内に給送する。給紙ユニット200内に給送されたシートは、折り処理部220により折り処理が実行されるか、若しくは、折り処理が実行されずに、後処理ユニット300に給送される。貯留用のシート積載部201bは、給紙用のシート積載部201aから給送されたシートをトレイ401bに一旦貯留し、トレイ401bに貯留されたシートを給紙ユニット200内に給送する。シートの給送動作については後述する。
また、トレイ401aには、シート有無センサ402aが設けられ、トレイ401a上のシートの有無が検出可能である。また、トレイ401bには、シート有無センサ402bが設けられ、トレイ401b上のシートの有無が検出可能である。シート上面検知センサ411は、例えば、発光部と受光部から構成されるフォトカプラであり、トレイ401a上に積載されたシート束の上面を検知可能である。シート上面検知センサ411については第2の実施形態において説明する。
図2は、給紙ユニット200の制御部290のブロック構成を示す図である。制御部290は、コントローラ8と、通信部1と、モータ2、センサ3、ソレノイド4とを備える。コントローラ8は、給紙ユニット200の動作を統括的に制御する。コントローラ8は、CPU5、ROM6、RAM7を含む。コントローラ8の内部ではバスにより各ブロックが相互に接続され、CPU5は、バスに接続されている各ブロックを制御する。ROM6は、給紙ユニット200が動作するためのプログラムやデータを記憶する。また、RAM7は、例えば、CPU5のワークメモリとして動作する。本実施形態の動作は、例えば、CPU5がROM6に記憶されているプログラムをRAM7に読み出して実行することにより実現される。
モータ2は、給紙ユニット200内でシートを搬送するための搬送ローラやピックアップローラ等を駆動するためのモータを含む。また、センサ2は、給紙ユニット200内の搬送路上の各位置に設けられたシート有無センサやレジセンサ等を含む。CPU5は、例えば、センサ2からの検知信号に基づいてシートの位置を取得してモータ2を駆動することで、スイッチバックなどの搬送方向制御や、シートの位置制御、搬送速度の制御などを行う。また、通信部1は、他のユニットからの信号を受信してコントローラ8に送信する。そのような構成により、CPU5は、例えば、画像形成ユニット100からの本体排紙信号ESを受信することができる。また、CPU5は、シートが排紙口230から排紙されることに同期させて、後処理ユニット3のCPUに排紙信号を送信することができる。また、CPU5は、通信部1を介して、他のユニット、例えば、画像形成ユニット100、後処理ユニット300の各CPUと通信し、各ユニットの動作と連携することができる。
ソレノイド4は、搬送路を切り替えるためのフラッパの動作を制御するために用いられる。例えば、給紙ユニット200内で、折り処理部220により折り処理を実行するための搬送路と、折り処理を行わずに後処理ユニット300に給送するための搬送路とを切り替えるために用いられる。表示パネル9は、ユーザに対して各種のメッセージを表示する。
図3は、本実施形態における、シート積載部201aからのシート給紙を制御するシート給送制御の処理を示すフローチャートである。図3の処理は、例えば、CPU5によりROM6に記憶されたプログラムがRAM7に読み出されて実行されることにより実現される。図3の処理は、例えば、画像形成ユニット100の操作パネル(不図示)において、ユーザがコピージョブの実行の際のシートの給紙元として給紙ユニット200を設定し、コピージョブを実行する際に開始される。
S101において、CPU5は、シート積載部201aから給紙されるべき必要枚数nを取得する。CPU5は、例えば、画像形成ユニット100のCPUから、実行されるコピージョブでの必要枚数nを通信部1を介して取得する。
S102において、CPU5は、カウント値αが必要枚数nに達しているか否かを判定する。ここで、カウント値αとは、例えばRAM7に記憶されている変数であり、図3の処理が開始された際には、CPU5によりゼロに初期化される。カウント値αが必要枚数nに達していないと判定された場合、S103に進み、達していると判定された場合、S108に進む。
S103において、CPU5は、シート有無センサ402aにより、シート積載部201aのトレイ401a上のシートの有無を判定する。トレイ401a上にシートがあると判定された場合、S104に進み、トレイ401a上にシートがないと判定された場合、S106に進む。
S104において、CPU5は、シート積載部201aからシートを給紙し、シート積載部201bのトレイ401b上にシートを貯留させる。S105において、CPU5は、カウント値αを+1インクリメントする。その後、S102の処理を繰り返す。このように、本実施形態では、シート積載部201bへのシートの貯留の回数をカウントし、そのカウント値をシート積載部201aに積載されているシート枚数として記憶する。また、S102における判定は、カウント値αに対応するシート枚数がジョブの実行に要するシート枚数に達しているか否かを判定している。
ここで、シート積載部201aからシートを給紙し、シート積載部201bのトレイ401b上にシートを貯留するまでの動作について説明する。
図5(a)に示すように、CPU5は、ピックアップローラ410aにより、トレイ401a上のシートをピックアップする。その後、CPU5は、搬送ローラにより搬送路420上をシートを搬送させる。CPU5は、搬送ローラ430にシートが到達し、シートの後端がフラッパ440を通過したことを検出すると、シート積載部201bと搬送路420とが連結されるようフラッパ440により搬送路を切り替える。その後、CPU5は、搬送ローラ430を逆転させ、図5(c)に示すように、シートをスイッチバックしてシート積載部201bに給送する。その結果、図6(a)及び(b)に示すように、シートは、シート積載部201bのトレイ401b上に順次、積載されて貯留される。
このように本実施形態の構成によれば、シートの厚さにばらつきがあったとしても、シートが給紙ユニット200内に給送される前に、正確にシート枚数をカウントすることができる。
S103でトレイ401a上にシートがないと判定された場合、S106においてCPU5は、必要枚数nからカウント値αを減算した値を算出する。そして、S107において、CPU5は、シート積載部201aのトレイ401a上にシートがないこと、および、シートの不足枚数を表示パネル9に表示させる。ユーザへの通知の構成として他の構成が用いられても良い。例えば、CPU5は、通信部1を介して、画像形成ユニット100のCPUにシートがないこと、および、シートの不足枚数を示す情報を送信する。そして、画像形成ユニット100のCPUは、画像形成ユニット100の操作パネル上に、給紙すべきシートがないこと、および、シートの不足枚数を表示する。S107の後、図3の処理を終了する。
S102でカウント値αが必要枚数nに達していると判定された場合、S108において、CPU5は、カウント値αのカウントを停止し、シート積載部201bにシートをn枚貯留したことを表示パネル9に表示させる。また、ユーザへの通知の構成として、上記と同様に、画像形成ユニット100の操作パネルに表示させるようにしても良い。表示されるメッセージの内容としては、例えば、「ジョブの実行に必要な枚数が給紙されました」といったメッセージでも良い。
S109において、CPU5は、シート積載部201bからシートを順次、給紙し、その後、図3の処理を終了する。
ここで、シート積載部201bからシートを給紙する動作について説明する。
図6(c)に示すように、CPU5は、ピックアップローラ410bにより、トレイ401b上のシートをピックアップする。その後、CPU5は、図7(a)に示すように、搬送ローラにより搬送路420上をシートを搬送させる。CPU5は、画像形成ユニット100からの折りモード信号FS等に応じて、折り処理部220により折り処理を行うのであれば、搬送路420上を通過したシートを折り処理部220に給送するよう、フラッパ450による搬送路の切替えを制御する。また、CPU5は、折り処理部220により折り処理を行わないのであれば、図7(b)に示すように、折り処理部220による折り処理を行わずに後処理ユニット300へ給送するよう、フラッパ450による搬送路の切替えを制御する。
以上のように、本実施形態によれば、シートが給紙ユニット200内に給送される前に、シートを一旦シート積載部201bに貯留することで正確にシート枚数をカウントすることができる。その結果、シートの厚さにばらつきがあったとしても、シート枚数を正確にカウントすることができ、シート枚数の検知精度を向上させることができる。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態を、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態では、ジョブの実行時にシート積載部201aにシートが積載されると、図3の処理が行われ、シート積載部201aから一旦、シート積載部201bに貯留することでシートをカウントする。一方、本実施形態では、ジョブの実行時であっても、シート積載部201aに積載されたシート束の厚さが所定の厚さ以下であれば、図3の処理を実行する。
以下、第2の実施形態を、第1の実施形態と異なる点について説明する。第1の実施形態では、ジョブの実行時にシート積載部201aにシートが積載されると、図3の処理が行われ、シート積載部201aから一旦、シート積載部201bに貯留することでシートをカウントする。一方、本実施形態では、ジョブの実行時であっても、シート積載部201aに積載されたシート束の厚さが所定の厚さ以下であれば、図3の処理を実行する。
シート束の厚さが所定の厚さ以下であるか否かの判定は、以下のように構成する。例えば、シート積載部201aのトレイ401aの積載面から所定の高さにシート束の上面を検知するためのシート上面検知センサ411を設ける。CPU5は、シート上面検知センサ411からの検知信号に基づいて、トレイ401aに積載されたシート束が所定の厚さ以下であるか否かを判定するようにしても良い。そして、所定の厚さ以下であると判定された場合に図3の処理を実行する。一方、所定の厚さより厚いと判定された場合には図3の処理を実行せず、シート積載部201aから給紙されたシートは、シート積載部201bに貯留されずに給紙ユニット200の内部に給送される。
以上のように、本実施形態によれば、シート束が所定の厚さより厚い場合にはシート積載部201bへの貯留が行われないので、シート枚数の検知精度の向上と、シートの給紙動作の効率の低下の防止とを両立させることができる。
[第3の実施形態]
以下、第3の実施形態を、第1及び第2の実施形態と異なる点について説明する。図3では、図3の処理を開始する時点では、シート積載部201bには、シートがないとして説明している。
以下、第3の実施形態を、第1及び第2の実施形態と異なる点について説明する。図3では、図3の処理を開始する時点では、シート積載部201bには、シートがないとして説明している。
しかしながら、図3の処理を開始する際に、CPU5は、シート有無検知センサ402bによりトレイ401b上のシートの有無を判定するようにしても良い。そこで、トレイ401b上にシートがないと判定された場合には、図3の処理を開始する。
一方、トレイ401b上にシートがあると判定された場合には、図3のS101〜S108の処理を同様に行う。但し、S108の後、CPU5は、シート積載部201bに積載されたシートを再度、シート積載部201aに戻すように搬送させる。その際のシートの搬送動作は、シート積載部201bに貯留される動作と逆になる。その後、CPU5は、シート積載部201aからシートをn枚、ジョブが実行されるように搬送させる。
以上のように、本実施形態によれば、何らかの理由によりシート積載部201bにシートが残っていたとしても、その残留シートに影響されることなく、シート積載部201aに積載されたシートのカウントを行ってからジョブが実行されるように、シートを搬送させることができる。
5 CPU: 200 給紙ユニット: 201a、201b シート積載部
Claims (12)
- シートを積載するシート積載手段と、
前記シート積載手段からシートを給送する給送手段と、
前記給送手段によって給送したシートを貯留可能な貯留手段と、
前記貯留手段にシートが貯留されるごとに当該貯留の回数をカウントするカウント手段と、
給送されたシートに対してジョブが実行される前に、前記シート積載手段から給送されたシートを前記貯留手段に貯留させる制御手段と、
を備えることを特徴とするシート給送装置。 - 前記カウント手段によりカウントされた回数を前記貯留手段に貯留されたシート枚数として記憶する記憶手段と、
前記貯留手段に貯留されたシートを給送する第2給送手段と、をさらに備え、
前記制御手段は、前記貯留されたシート枚数が、前記ジョブの実行に要するシート枚数に達したか否かを判定し、前記貯留されたシート枚数が前記ジョブの実行に要するシート枚数に達したと判定した場合、前記第2給送手段によって、前記貯留手段に貯留されたシートを、当該シートに対してジョブが実行されるように給送する、
ことを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。 - 前記ジョブの実行に要するシート枚数に達したと判定された場合、前記カウント手段は、前記貯留の回数のカウントを停止することを特徴とする請求項2に記載のシート給送装置。
- 前記シート積載手段におけるシートの有無を検知するシート検知手段と、
前記制御手段により前記ジョブの実行に要するシート枚数に達していないと判定し、且つ、前記シート検知手段により前記シート積載手段にシートがないと判定された場合、シートの不足を通知する通知手段と、
をさらに備えることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート給送装置。 - 前記通知手段は、前記カウント手段によるカウントの結果に基づいて、シートの不足枚数を通知することを特徴とする請求項4に記載のシート給送装置。
- 前記制御手段は、前記ジョブの実行に要するシート枚数に達していないと判定し、且つ、前記シート検知手段により前記シート積載手段にシートがあると判定されている間、前記給送手段によって前記シート積載手段から給送されたシートの前記貯留手段への貯留を実行することを特徴とする請求項4又は5に記載のシート給送装置。
- 前記シート積載手段に積載されるシート束の所定の厚みを検知可能な厚み検知手段、をさらに備え、
前記制御手段は、前記厚み検知手段による検知の結果、前記シート積載手段に積載されたシート束の厚みが前記所定の厚み以下である場合に、前記シート積載手段から給送されたシートの前記貯留手段への貯留を実行することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記制御手段は、前記厚み検知手段による検知の結果、前記シート積載手段に積載されたシート束の厚みが前記所定の厚みより厚い場合には、前記シート積載手段にから給送されたシートの前記貯留手段への貯留を実行しないことを特徴とする請求項7に記載のシート給送装置。
- 前記貯留手段におけるシートの有無を判定する第2シート検知手段、をさらに備え、
前記第2シート検知手段により前記貯留手段にシートがあると判定された場合、前記給送制御手段は、前記貯留手段に貯留したシートを再度、前記シート積載手段に積載させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載のシート給送装置。 - 前記給送手段は、前記シート積載手段に積載されたシートを、当該シートに対してジョブが実行されるように給送することを特徴とする請求項9に記載のシート給送装置。
- 前記ジョブは、シートへの後処理を実行するジョブであることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載のシート給送装置。
- シート給送装置において実行される制御方法であって、
シート積載手段から給送されたシートに対してジョブが実行される前に、前記シート積載手段から給送されたシートを貯留手段に貯留させる制御工程と、
前記貯留手段にシートが貯留されるごとに当該貯留の回数をカウントするカウント工程と、
を有することを特徴とする制御方法。
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