JP2019121679A - 電子装置及び電子装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱又は電気の伝導性に優れる層を備えた電子装置を実現する。【解決手段】電子装置1は、導体層10と、導体層10上に設けられた導体層20と、導体層20上に設けられた接合層30とを含む。接合層30には、樹脂31と導体粒子32群とが含まれる。接合層30の導体粒子32群には、導体層20上に設けられた導体粒子32a群と、導体層20内に設けられた導体粒子32b群とが含まれる。導体層20内の導体粒子32b群により、導体層20上の導体粒子32a群と導体層20下の導体層10とが接続される。【選択図】図1

Description

本発明は、電子装置及び電子装置の製造方法に関する。
発熱部品と放熱板を、熱伝導性フィラーを含む接着剤を用いて熱的且つ機械的に接合する技術、その接合の際、発熱部品の発熱が大きい部位に熱伝導性フィラーを密に存在させる技術が知られている。
また、基板と実装部品の互いの電極同士を、導電性フィラー及び有機バインダを含む接着剤を用いて電気的且つ機械的に接合する技術、その接合の際、加熱により電極の表面部を溶融させる技術が知られている。
特開2009−252886号公報 特開2002−124755号公報
上記のような技術では、接着剤とその接着対象との界面において、接着剤中のフィラーである導体粒子群と接着対象表面との接点が少なかったり接点が形成されなかったりすることで、導体粒子群と接着対象表面との間で十分な接触面積が得られない場合がある。このような場合、導体粒子群を含む接着剤を介した部品間における熱又は電気の伝導性が低下してしまうことが起こり得る。
一観点によれば、第1導体層と、前記第1導体層上に設けられた第2導体層と、前記第2導体層上に設けられた樹脂と、前記樹脂内に設けられた第1導体粒子群と、前記第2導体層内に設けられ、前記第1導体粒子群と前記第1導体層とを接続する第2導体粒子群とを含む電子装置が提供される。
また、一観点によれば、第1導体層上に、前記第1導体層に通じる開口部を有する第2導体層を形成する工程と、前記第2導体層上及び前記開口部内に、樹脂及び導体粒子群を含むペーストを形成する工程と、前記ペーストの形成後、前記第2導体層を溶融する工程とを含む電子装置の製造方法が提供される。
熱又は電気の伝導性に優れる層を備えた電子装置が実現される。
第1の実施の形態に係る電子装置の説明図である。 一形態に係る電子装置の説明図である。 第2の実施の形態に係る電子装置の説明図である。 第2の実施の形態に係る電子装置の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係る導体粒子の構成例を示す図である。 第2の実施の形態に係るモジュールの構成例を示す図(その1)である。 第2の実施の形態に係るモジュールの構成例を示す図(その2)である。 第2の実施の形態に係るモジュールの構成例を示す図(その3)である。 第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第1の例を示す図(その1)である。 第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第1の例を示す図(その2)である。 第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の変形例を示す図である。 第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第2の例を示す図である。 第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第3の例を示す図である。 第4の実施の形態に係る接合層のモデルの説明図である。 第4の実施の形態に係る導体粒子群の幅と熱伝導率との関係の一例を示す図である。 第5の実施の形態に係る電子装置の説明図(その1)である。 第5の実施の形態に係る電子装置の説明図(その2)である。 第6の実施の形態に係る電子機器の説明図である。
はじめに、導体粒子群を含むペースト(接着剤)を用いて部品同士が接合された電子装置の一例について、図2を参照して説明する。
図2は一形態に係る電子装置の説明図である。図2(A)には、電子装置の一例の要部断面図を模式的に示している。図2(B)には、図2(A)のX部の一例の拡大断面図を模式的に示している。
図2(A)に示す電子装置1000は、部品1100及び部品1200、並びに、それらの間に介在された接合層1300を含む。
部品1100及び部品1200には、例えば、いずれか一方に、電子装置1000の動作時に熱を発生する発熱部品が用いられ、他方に、その発生した熱を放熱する放熱部品が用いられる。発熱部品としては、半導体チップ(半導体素子)、回路基板とそれに搭載された半導体チップとを含む半導体パッケージ(半導体装置)等の部品が挙げられる。放熱部品としては、ヒートシンク、回路基板等の部品が挙げられる。このような部品1100及び部品1200が、接合層1300を介して接合される。
接合層1300には、例えば、図2(B)に示すように、樹脂1310及び導体粒子1320群が含まれる。接合層1300の材料には、樹脂1310及び導体粒子1320群が混合されたペーストが用いられる。樹脂1310には、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂等、各種樹脂材料が用いられる。導体粒子1320群には、銅(Cu)、銀(Ag)、金(Au)といった金属材料等、比較的熱伝導性の高い各種導体材料が用いられる。
電子装置1000では、部品1100及び部品1200の、一方(発熱部品)で発生した熱が、接合層1300を介して、他方(放熱部品)に伝達され、放熱される。これにより、発熱部品及びこれを含む電子装置1000の、過熱による損傷、性能低下が抑えられる。
電子装置1000では、部品1100及び部品1200と接合層1300との界面における熱伝導効率を高めるため、部品1100及び部品1200の一方又は双方の、接合層1300が接触する面に、各種導体材料が用いられた導体層が設けられてもよい。例えば、図2(B)に示す部品1100のように、その本体部1110上に、Cu等の金属材料を用いて導体層1120が設けられる。
上記の電子装置1000は、部品1100と部品1200との間の熱伝導を、介在される接合層1300内の連続して接触した導体粒子1320群を熱伝導パスの1つとして機能させることで行おうとするものである。
しかし、電子装置1000では、接合層1300内の導体粒子1320群と部品1100又は部品1200の表面との接点が少なかったり(例えば図2(B)のY部)接点が形成されなかったり(例えば図2(B)のZ部)することがある。このようなことが起こると、導体粒子1320群と部品1100又は部品1200の表面との間で十分な接触面積が得られなくなる。その結果、部品1100と部品1200との間の熱抵抗が上がり、熱伝導性が低下して、発熱部品及びこれを含む電子装置1000の、過熱による損傷、性能低下を招く可能性が高まる。
また、ここでは、導体粒子1320群を含む接合層1300を介して部品1100と部品1200とを熱的に接続する例を示したが、接合層1300を介して部品1100と部品1200(発熱部品と放熱部品に限らない)とを電気的に接続することもできる。
例えば、互いの対向する面に端子を有する部品1100と部品1200との間に、導体粒子1320群を含む接合層1300が設けられ、接合層1300を介して部品1100の端子と部品1200の端子とが接合される。この場合の電子装置1000は、部品1100と部品1200との互いの端子間の電気伝導を、介在される接合層1300内の連続して接触した導体粒子1320群を電気伝導パスとして機能させることで行おうとするものである。
しかし、この場合も、上記同様、接合層1300内の導体粒子1320群と部品1100又は部品1200の端子表面との接点が少なかったり(例えば図2(B)のY部)接点が形成されなかったり(例えば図2(B)のZ部)することがある。このようなことが起こると、導体粒子1320群と部品1100又は部品1200の端子表面との間で十分な接触面積が得られなくなる。その結果、部品1100の端子と部品1200の端子との間の電気抵抗が上がり、電気伝導性が低下して、部品1100及び部品1200を含む電子装置1000の性能低下を招く可能性が高まる。
導体粒子1320群を含む接合層1300を用いた部品1100と部品1200との接合における、上記のような熱又は電気の伝導性の低下を抑えるために、例えば、次のような手法が考えられる。
即ち、電子装置1000の形成時に、部品1100と部品1200とを、間に接合層1300を介在させて加圧する手法である。このように加圧を行うことで、接合層1300内の導体粒子1320群と部品1100及び部品1200との間に接点を形成する。しかし、この手法では、加圧によって部品1100及び部品1200にダメージが加わり、部品1100及び部品1200の損傷、性能低下を招く恐れがある。
また、別の手法として、部品1100又は部品1200の、接合層1300と接触する面に、金属層を設けておき、接合層1300を用いた接合時に、その金属層を溶融し、接合層1300内の導体粒子1320群と結合させる手法も提案されている。しかし、この手法でも、金属層が溶融した際の表面張力や、金属層と導体粒子1320との密度差等に起因して、金属層と導体粒子1320群とが結合されず、接触面積の増大、それによる熱又は電気の伝導性の増大が十分に実現できない場合がある。更に、この手法では、部品1100又は部品1200と接合層1300との間に金属層が介在される構造になる。そのため、例えば、その金属層の熱又は電気の伝導率が比較的低い場合、導体粒子1320群と部品1100又は部品1200との間に金属層が介在されることで、熱又は電気の伝導性が低下してしまう恐れがある。
以上のような点に鑑み、ここでは以下に実施の形態として示すような構成を採用する。
まず、第1の実施の形態について説明する。
図1は第1の実施の形態に係る電子装置の説明図である。図1には、電子装置の一例の要部断面図を模式的に示している。
図1に示すように、電子装置1は、導体層10、導体層20及び接合層30を含む。
導体層10は、例えば、接合層30を介して接合される図示しない部品群のうちの、一方の部品に設けられる、熱伝導層や電極層等の導体層である。導体層10には、Cu、Ag、Auといった金属材料等、比較的熱伝導性の高い各種導体材料が用いられる。
導体層20は、導体層10上に設けられる。導体層20には、導体層10よりも融点の低い導体材料が用いられる。例えば、導体層20には、スズ(Sn)、又はSnを含む金属(合金)材料が用いられる。Snを含む金属材料としては、Snと、インジウム(In)、ビスマス(Bi)、亜鉛(Zn)又はAgとを含むもの等が挙げられる。
接合層30は、導体層10及び導体層20の上に設けられる。接合層30は、樹脂31及び導体粒子32群を含む。例えば、接合層30の材料には、樹脂31及び導体粒子32群が混合されたペーストが用いられる。樹脂31には、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂、光硬化性樹脂等、各種樹脂材料が用いられる。導体粒子32群には、導体層20よりも融点の高い各種導体材料が用いられる。導体粒子32群には、Cu、Ag、Auといった金属材料等、比較的熱伝導性の高い各種導体材料が用いられる。各導体粒子32には、1種の導体材料が用いられてもよいし、2種以上の導体材料が用いられてもよい。接合層30内の導体粒子32群には、1種又は2種以上の導体粒子群が含まれてもよい。
接合層30は、導体粒子32群として、導体層20上に設けられる導体粒子32a群(点線枠F1)と、導体層20内に設けられる導体粒子32b群(点線枠F2)とを含む。導体粒子32a群は、互いに連続して接触する導体粒子32群が含まれるように、導体層20上に設けられる。導体粒子32b群は、互いに連続して接触する導体粒子32群が含まれるように、導体層20内に設けられる。
導体層20上には、樹脂31及び導体粒子32a群が設けられる。導体層20内には、導体粒子32b群が設けられる。導体層20内には、導体粒子32b群と共に樹脂31が設けられてもよい。導体層20内に設けられる導体粒子32b群は、導体層20を貫通し、導体層20上に設けられる導体粒子32a群と、導体層20下に設けられる導体層10とを接続する。図1に示す導体粒子32b群は、例えば、柱状、島状、或いは紙面奥行き方向に延在される板状(壁状)に配置される。導体層10上の導体粒子32b群が設けられる領域の面積は、導体層10上の導体層20が設けられる領域の面積よりも小さい。
上記のような構成を有する電子装置1において、導体層10側からの、或いは導体層10側への、熱又は電気の伝導は、その上に設けられた導体層20及び接合層30を通じて行われる。
電子装置1では、導体層20が、導体層10と接合層30との間に介在され、導体層10の表面及び接合層30の導体粒子32群(導体粒子32a,32b群のうちの少なくとも導体粒子32b群)と接続される。そのため、電子装置1では、導体層10、導体層20及び接合層30が、不導体材料である樹脂31によって分断されない。電子装置1では、導体層10と接合層30の導体粒子32a群とが、導体層20を貫通する導体粒子32b群によって接続され、導体層10と接合層30との間で、優れた熱又は電気の伝導性が得られる。
たとえ導体層10と接合層30との間に介在される導体層20の熱又は電気の伝導性が比較的低い場合であっても、導体層10と接合層30の導体粒子32a群とが、導体層20を貫通する導体粒子32b群で接続されるため、優れた熱又は電気の伝導性が得られる。また、たとえ導体層20と接合層30の導体粒子32a群との間に樹脂31が存在したとしても、導体層10と接合層30の導体粒子32a群とが、導体層20を貫通する導体粒子32b群で接続されるため、優れた熱又は電気の伝導性が得られる。
上記のような構成によれば、優れた熱又は電気の伝導性を有する層を備えた信頼性の高い電子装置1が実現される。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図3は第2の実施の形態に係る電子装置の説明図である。図3には、電子装置の一例の要部断面図を模式的に示している。
図3に示すように、電子装置1Aは、部品100、導体層10、導体層20及び接合層30を含む。
部品100は、例えば、半導体チップ、半導体パッケージ等の発熱部品である。電子装置1Aでは、部品100の表面に、上記第1の実施の形態で述べたような導体層10、導体層20及び接合層30が設けられる。導体層10及び導体層20の上に設けられる接合層30は、樹脂31及び導体粒子32群を含む。接合層30は、その導体粒子32群として、導体層20上に設けられる導体粒子32a群(点線枠F1)と、導体層20内の複数箇所に導体層20を貫通して設けられる導体粒子32b群(点線枠F2)とを含む。
導体層20上には、樹脂31及び導体粒子32a群が設けられる。導体層20内には、複数箇所に導体粒子32b群が設けられ、各箇所には、導体粒子32b群と共に樹脂31が設けられてもよい。図3に示す各箇所の導体粒子32b群は、例えば、柱状、島状、或いは紙面奥行き方向に延在される板状に配置される。電子装置1Aでは、このような複数箇所の導体粒子32b群により、導体層10と接合層30の導体粒子32a群とが接続される。
このような構成を有する電子装置1Aにおいて、部品100で発生した熱は、導体層10、導体層20及び接合層30を通じて、接合層30の上方に設けられる図示しない放熱部品等の他の部品に伝達される。
電子装置1Aでは、部品100に接触する導体層10と、接合層30に含まれる導体層20上の導体粒子32a群とが、導体層20を貫通する複数箇所の導体粒子32b群によって接続される。そのため、部品100で発生した熱は、その表面の導体層10に複数箇所で接続された導体粒子32b群を通じて、導体層20上に設けられた導体粒子32a群へと効率的に伝達され、更にその上方に設けられる図示しない放熱部品等の他の部品に伝達される。これにより、部品100の過熱による損傷、性能劣化が抑えられる、信頼性の高い電子装置1Aが実現される。
図4は第2の実施の形態に係る電子装置の構成例を示す図である。図4(A)には、電子装置の第1の構成例の要部断面図を模式的に示している。図4(B)には、電子装置の第2の構成例の要部断面図を模式的に示している。
例えば、上記のような電子装置1Aの接合層30上に、図4(A)に示すように、部品200が接合され、電子装置1Aaが形成される。電子装置1Aaにおいて、例えば、部品100に発熱部品が用いられる場合、接合層30上に接合される部品200には、ヒートシンク等の放熱部品が用いられる。このような放熱部品には、例えば、Cuやアルミニウム(Al)等の金属材料、窒化アルミニウム(AlN)等のセラミックス材料が用いられる。部品200の、接合層30(導体層20上の導体粒子32a群)と接触する面には、接合層30から部品200への熱伝導性の向上、接合層30と部品200との接着強度の向上等のために、金属材料等を用いた導体層が設けられてもよい。
また、図4(B)に示す電子装置1Abは、部品100及び部品200を含み、双方の対向面上にそれぞれ、導体層10及び導体層20が設けられ、これらの間に接合層30が介在された構成を有する。上記電子装置1Aaと同様に、この電子装置1Abにおいても、例えば、部品100に発熱部品が用いられる場合、部品200には、ヒートシンク等の放熱部品が用いられる。電子装置1Abの接合層30は、部品100側及び部品200側の双方の導体層10に、導体層20を貫通して複数箇所で接続される導体粒子32b群を含む。部品100と部品200との間には、この図4(B)に示すような構造を有する接合層30が介在されてもよい。
電子装置1Aa及び電子装置1Abのいずれにおいても、部品100で発生した熱は、導体層10に複数箇所で接続される導体粒子32b群及び導体層20上の導体粒子32a群を通じて、効率的に部品200へと伝達され、放熱される。これにより、部品100の過熱による損傷、性能劣化が抑えられる、信頼性の高い電子装置1Aa及び電子装置1Abが実現される。
ここでは、部品100を発熱部品とし、部品200を放熱部品とする例を示したが、部品100を放熱部品とし、部品200を発熱部品とすることもできる。このようにしても、部品200で発生した熱は、導体粒子32b群及び導体粒子32a群を通じて効率的に部品100へと伝達され、放熱される。これにより、部品200の過熱による損傷、性能劣化が抑えられる、信頼性の高い電子装置1Aa及び電子装置1Abが実現される。
また、部品100及び部品200は、一方を発熱部品とし、他方を放熱部品とする組合せには限定されない。例えば、部品100及び部品200として、双方の対向面にそれぞれ端子を有するものを用い、互いの端子間に、上記のような構成、即ち、導体層10、導体層20及び接合層30を設けてもよい。これにより、部品100及び部品200の互いの端子が、導体層10、導体層20及び接合層30を通じて電気的に接続される。このような場合、部品100及び部品200は、必ずしも一方が発熱部品で他方が放熱部品であることを要しない。
続いて、接合層30内に含まれる導体粒子32の構成例について述べる。
図5は第2の実施の形態に係る導体粒子の構成例を示す図である。図5(A)には、導体粒子の第1の構成例の要部断面図を模式的に示している。図5(B)には、導体粒子の第2の構成例の要部断面図を模式的に図示している。
接合層30内に樹脂31と共に含まれる導体粒子32としては、例えば、Cu、Ag、Au等の比較的熱又は電気の伝導性の高い導体材料により形成される、図5(A)に示すような導体粒子32cが用いられる。この導体粒子32cには、1種の導体材料が含まれてもよいし、2種以上の導体材料が含まれてもよい。1種又は2種以上の導体粒子32c群が樹脂31と混合された材料が用いられ、接合層30が形成される。
また、接合層30内に樹脂31と共に含まれる導体粒子32としては、例えば、図5(B)に示すような、コア粒子32dの表面を導体膜32eで被覆した導体粒子32fが用いられてもよい。コア粒子32dには、導体材料又は不導体材料が用いられる。コア粒子32dに用いられる導体材料は、必ずしもCu、Ag、Au等のような高い熱伝導性又は電気伝導性を有していることを要しない。コア粒子32dに用いられる不導体材料としては、金属材料、樹脂材料、セラミックス材料等が挙げられる。導体膜32eには、Cu、Ag、Au等の比較的熱又は電気の伝導性の高い導体材料が用いられる。導体膜32eには、1種の導体材料が含まれてもよいし、2種以上の導体材料が含まれてもよい。1種又は2種以上の導体粒子32f群が樹脂31と混合された材料が用いられ、接合層30が形成される。
ここでは、球状の導体粒子32c及び導体粒子32fを示したが、導体粒子32c及び導体粒子32fの形状は、球状に限定されるものではなく、板状や鱗片状、柱状、多角形状等、各種形状であってもよい。各種形状の1種又は2種以上の導体粒子32c又は導体粒子32f群が樹脂31と混合された材料が用いられ、接合層30が形成される。
続いて、上記のような構成を有する電子装置1A,1Aa,1Abを用いたモジュールの例について述べる。
図6〜図8は第2の実施の形態に係るモジュールの構成例を示す図である。図6、図7、図8(A)及び図8(B)にはそれぞれ、モジュールの一例の要部断面図を模式的に示している。図6、図7、図8(A)及び図8(B)では一例として、上記図4(A)に示したような構成を含むモジュールを示している。
図6に示すモジュール2Aは、電子部品100A、ヒートシンク200A及び回路基板300Aを含む。
電子部品100Aは、半導体チップ、半導体パッケージ等の発熱部品である。このような電子部品100A上に、Cu、Ag、Au等の導体層10が設けられる。導体層10上には、Snを含む導体層20が設けられ、これら導体層10及び導体層20の上に、樹脂31及び導体粒子32群を含む接合層30が設けられる。接合層30の導体粒子32群には、導体層20上の導体粒子32a群、及び導体層20を貫通して導体層10に複数箇所で接続される導体粒子32b群が含まれる。このような接合層30上に、その樹脂31によってヒートシンク200Aが接着され、電子部品100Aとヒートシンク200Aとが熱的及び機械的に接続される。
ヒートシンク200Aには、Cu、Al等が用いられる。尚、ヒートシンク200Aには、ヒートシンク200Aからの放熱性を高めるために、フィンやピンが設けられてもよい。ヒートシンク200Aの、接合層30と接触する面には、接合層30からヒートシンク200Aへの熱伝導性の向上、接合層30とヒートシンク200Aとの接着強度の向上等のために、金属材料等を用いた導体層が設けられてもよい。接合層30の導体粒子32(導体粒子32a)がヒートシンク200Aに接触することで、接合層30とヒートシンク200Aとの間に熱伝導性の高い熱伝導パスが形成される。
接合層30を介してヒートシンク200Aが接合された電子部品100Aは、半田等のバンプ400を用いて回路基板300A上に実装される。バンプ400によって電子部品100Aと回路基板300Aとが電気的及び機械的に接続される。
上記のような構成を有するモジュール2Aにおいて、電子部品100Aで発生した熱は、導体層10に接続される導体粒子32b群及び導体層20上の導体粒子32a群を通じて、効率的にヒートシンク200Aへと伝達され、放熱される。これにより、電子部品100Aの過熱による損傷、性能劣化が抑えられる、信頼性の高いモジュール2Aが実現される。
尚、電子部品100Aで発生した熱の放熱経路は、ヒートシンク200Aからの経路に限定されない。例えば、電子部品100Aから直接外部へ放熱される経路や、電子部品100Aからバンプ400を通じて回路基板300Aに伝達されて放熱される経路等もある。
また、図7に示すモジュール2Bは、電子部品100B及び回路基板200Bを含む。
電子部品100Bは、半導体チップ、半導体パッケージ等の発熱部品である。回路基板200B上に、Cu、Ag、Au等の導体層10が設けられ、導体層10上に、Snを含む導体層20が設けられ、導体層10及び導体層20の上に、樹脂31及び導体粒子32群を含む接合層30が設けられる。接合層30の導体粒子32群には、導体層20上の導体粒子32a群、及び導体層20を貫通して導体層10に複数箇所で接続される導体粒子32b群が含まれる。このような接合層30上に、その樹脂31によって電子部品100Bが接着され、回路基板200Bと電子部品100Bとが熱的及び機械的に接続される。
電子部品100Bの、接合層30と接触する面には、電子部品100Bから接合層30への熱伝導性の向上、電子部品100Bと接合層30との接着強度の向上等のために、金属材料等を用いた導体層が設けられてもよい。また、その導体層は、電子部品100Bの電極層(端子)として設けられてもよい。その場合、回路基板200Bには、導体層10と接続される電極層(端子)が設けられるか、或いは導体層10が電極層(端子)として設けられる。
接合層30の導体粒子32(導体粒子32a)が電子部品100Bに接触することで、接合層30と電子部品100Bとの間に熱伝導性の高い熱伝導パスが形成される。電子部品100Bの、接合層30と接触する面に、電極層が設けられている場合には、接合層30の導体粒子32(導体粒子32a)がその電子部品100Bの電極層に接触することで、接合層30と電子部品100Bとの間に電気伝導性の高い電気伝導パスが形成される。回路基板200Bには、導体層10に接続される、配線、ビア、サーマルビア等の導体パターンが設けられてもよい。
上記のような構成を有するモジュール2Bにおいて、電子部品100Bで発生した熱は、導体層20上の導体粒子32a群及び導体層10に接続される導体粒子32b群を通じて、効率的に回路基板200Bへと伝達され、放熱される。これにより、電子部品100Bの過熱による損傷、性能劣化が抑えられる、信頼性の高いモジュール2Bが実現される。
尚、電子部品100Bで発生した熱の放熱経路は、回路基板200Bからの経路に限定されない。例えば、電子部品100Bから直接外部へ放熱される経路等もあり得る。また、電子部品100B上にヒートシンクを設け、そのヒートシンクから放熱を行うようにしてもよい。
また、図8(A)及び図8(B)は、電子部品100Bと回路基板200Bとの電気的な接続形態の別例を示したものである。
図8(A)に示すモジュール2Baは、電子部品100B上に設けられた端子110と、回路基板200B上に設けられた端子210とが、ワイヤ410で接続(ワイヤボンディング)された構成を有する。このような構成により、電子部品100Bと回路基板200Bとが電気的(及び機械的)に接続される。電子部品100Bと回路基板200Bとの熱的(及び機械的)な接続は、それらの間に介在される導体層10、導体層20及び接合層30によって行われる。
図8(B)に示すモジュール2Bbは、電子部品100B下に設けられた端子120と、回路基板200B上に設けられた端子220とが、バンプ420で接続(フリップチップボンディング)された構成を有する。このような構成により、電子部品100Bと回路基板200Bとが電気的(及び機械的)に接続される。電子部品100Bと回路基板200Bとの熱的(及び機械的)な接続は、それらの間に介在される導体層10、導体層20及び接合層30によって行われる。
ここでは一例として、上記図4(A)に示したような構成を含むモジュール2A,2B,2Ba,2Bbを示したが、これらと同様にして、例えば上記図4(B)に示したような構成を含むモジュールを実現することもできる。
次に、第3の実施の形態について説明する。
ここでは、上記のような構成を有する電子装置の製造方法を、第3の実施の形態として説明する。
図9及び図10は第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第1の例を示す図である。図9(A)〜図9(C)には、電子装置製造の各工程の要部平面図を模式的に示している。図10(A)及び図10(B)には、電子装置製造の各工程の要部断面図を模式的に示している。
まず、図9(A)に示すような、上面に導体層10が形成された部品100が準備される。導体層10には、Cu、Ag、Au等の比較的熱又は電気の伝導性の高い導体材料が用いられる。導体層10は、それに用いられる材料や、それが形成される部品100の形態に応じ、堆積法、蒸着法、めっき法等を用いて形成される。
次いで、部品100に形成された導体層10上に、導体層20が形成される。導体層20は、例えば図9(B)に示すように、縦横に直線状に延在される格子状の開口部21を有するように、形成される。尚、導体層20の開口部21の形状及び配置は一例であって、これに限定されるものではない。導体層20には、Snを含み、導体層10及び接合層30の導体粒子32群よりも融点の低い導体材料、例えば融点が250℃以下の導体材料が用いられる。導体層20は、例えば、めっき法を用いて形成される。或いは、導体層20は、Snを含む上記のような融点の導体粒子を用いたペースト(半田粒子を含むペースト等)を印刷することで形成されてもよい。
次いで、図9(C)に示すように、導体層10上、及び開口部21を有する導体層20上に、ペースト33が形成される。ペースト33は、樹脂31及び導体粒子32群の混合物である。樹脂31には、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料が用いられる。導体粒子32群には、Cu、Ag、Au等の比較的熱又は電気の伝導性の高い導体材料が用いられる。ペースト33には、樹脂31及び導体粒子32群のほか、溶剤、硬化剤、重合開始剤等の各種成分(添加剤)が含まれてもよい。ペースト33は、塗布法、印刷法等を用いて、導体層10及び導体層20の上に形成される。
ペースト33の形成後、導体層20の融点以上の温度で加熱が行われ、導体層20が溶融される。導体層20の溶融開始以後、ペースト33の樹脂31が硬化される。加熱により溶融された導体層20は、その後、冷却により凝固される。
ここで、導体層20を溶融する加熱前の状態の一例を図10(A)に、加熱後の状態の一例を図10(B)に、それぞれ示す。
導体層10及び導体層20の上にペースト33が形成された時(図9(C))には、図10(A)に示すように、ペースト33の樹脂31及び導体粒子32群が、導体層20上に形成されると共に、導体層20の開口部21内に形成される。
このような状態から、導体層20が加熱により溶融されると、溶融された導体層20には表面張力(界面張力)が生じ、また、溶融された導体層20が、その上及び開口部21内に設けられていた導体粒子32の表面に濡れる。このような溶融時の導体層20に働く力の作用により、図10(B)に示すように、開口部21内に設けられていた導体粒子32群がその底の導体層10の表面に接触された状態が得られると共に、導体層20とその開口部21内に設けられていた導体粒子32群とが結合された状態が得られる。更に、溶融された導体層20が間に入り込んだ導体粒子32同士がその導体層20を介して結合された状態が得られてもよい。
導体層20の加熱による溶融により、ペースト33の導体粒子32群の、一部の導体粒子32a群が導体層20上に設けられ、一部の導体粒子32b群が導体層20内に設けられた構造が形成される。導体層20内には、その溶融前に形成されていた開口部21の形状に応じた導体粒子32b群のパターン、この例では縦横に直線状に延在される格子状の導体粒子32b群のパターンが形成される。
導体層20の溶融後は、導体層20の凝固、及び樹脂31の硬化が行われる。導体層20の凝固は、冷却によって行われる。樹脂31の硬化は、その樹脂31の種類に応じ、加熱、冷却、光の照射等によって行われる。樹脂31の硬化は、導体層20の溶融開始後、導体層20が溶融している状態で行われてもよい。
上記のような方法により、部品100上に導体層10、導体層20及び接合層30が設けられた、図10(B)に示すような電子装置1が形成される。
上記のように、電子装置1の形成においては、開口部21を有する導体層20上にペースト33を形成する際(図9(C)及び図10(A))、塗布法、印刷法等により、導体層20上とその開口部21内とに、一括でペースト33を形成することができる。このほか、電子装置1の形成においては、次の図11に示すような方法を採用することもできる。
図11は第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の変形例を示す図である。図11(A)及び図11(B)には、電子装置製造の各工程の要部平面図を模式的に示している。
この例では、まず、塗布法、印刷法等により、図11(A)に示すように、導体層20の開口部21内に、上記ペースト33の一部であるペースト33bが形成される。次いで、塗布法、印刷法等により、図11(B)に示すように、導体層20上に、上記ペースト33の残部であるペースト33aが形成される。このように、2段階で塗布、印刷等を行うことによって上記ペースト33を形成する手法を採用してもよい。
このような手法を採用する場合には、開口部21内に形成するペースト33bと、導体層20上に形成するペースト33aとに、種類が異なる材料、例えば、樹脂31の種類が異なる材料、導体粒子32の種類が異なる材料、添加剤が異なる材料等が用いられてもよい。
例えば、開口部21内に形成するペースト33bには、開口部21内に充填され易い低粘度のものを用いてもよい。このほか、開口部21内に形成するペースト33bには、開口部21内の導体粒子32群の充填密度を高め或いは接点を増やして伝導性を向上させるために、導体粒子32群の含有率を増大させたり異なる粒径の導体粒子32群を混合したりしたもの等を用いてもよい。更に、開口部21内に形成するペースト33bに、十分に比重の大きな導体粒子32群を含ませると、加熱時に流動する樹脂31及び導体層20に導体粒子32群が浮いてしまうことが抑えられ、導体粒子32群を導体層10に接触させた状態がより得られ易くなる。
また、導体層20上に形成するペースト33aには、例えば、上に接着される部品との接着強度が高くなるものや、伝導性を向上させるために、導体粒子32群の含有率を増大させたり異なる粒径の導体粒子32群を混合したりしたもの等を用いることができる。
また、図12は第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第2の例を示す図である。図12(A)及び図12(B)には、電子装置製造の各工程の要部断面図を模式的に示している。
この例では、まず、上記図9(A)〜図9(C)及び図10(A)に示したように、部品100に形成された導体層10上に、開口部21を有する導体層20が形成され、それらの上にペースト33が形成される。そして、形成されたペースト33上に、図12(A)に示すように、部品200が配置される。
このような状態から、上記同様、導体層20が加熱により溶融される。溶融時の導体層20の表面張力及び濡れの作用により、図12(B)に示すように、ペースト33内の導体粒子32群の、一部の導体粒子32a群が導体層20上に設けられ、一部の導体粒子32b群が導体層20内に設けられて導体層10に接触した構造が得られる。導体層20の溶融後、導体層20の凝固、及び樹脂31の硬化が行われる。これにより、接合層30が形成される。その際、接合層30上には、その導体粒子32a群が接触した状態で部品200が接着される。
上記のような方法により、部品100上に導体層10、導体層20及び接合層30が設けられ、その接合層30上に部品200が設けられた、図12(B)に示すような電子装置1Aaが形成される。
また、図13は第3の実施の形態に係る電子装置の製造方法の第3の例を示す図である。図13(A)及び図13(B)には、電子装置製造の各工程の要部断面図を模式的に示している。
この例では、上記図9(A)〜図9(C)及び図10(A)に示したように、部品100に形成された導体層10上に、開口部21を有する導体層20が形成され、それらの上にペースト33が形成された、図13(A)に示す構造体3が準備される。
また、上記図9(A)〜図9(C)及び図10(A)の例に従い、導体層10の形成された部品200が準備され、その導体層10上に、開口部21を有する導体層20が形成され、それらの上にペースト33が形成された、図13(A)に示す構造体4が準備される。
そして、準備された構造体3及び構造体4が、互いのペースト33の面で貼り合わされる。このような状態から、上記同様、導体層20が加熱により溶融される。溶融時の導体層20の表面張力及び濡れの作用により、図13(B)に示すように、部品100側と部品200側の双方で、ペースト33内の導体粒子32群の、一部の導体粒子32b群が導体層20内に設けられ導体層10に接触した構造が得られる。部品100側と部品200側の双方の、導体層20上に設けられる導体粒子32a群は、一体化される。導体層20の溶融後、導体層20の凝固、及び樹脂31の硬化が行われる。これにより、接合層30が形成される。
上記のような方法により、部品100及び部品200が、導体層10、導体層20及び接合層30を介して接合された、図13(B)に示すような電子装置1Abが形成される。
電子装置1Aa及び電子装置1Abの形成では、接合層30によって部品100と部品200とを接合する際、必ずしも加圧を行うことを要しない。加圧を行わなくても、導体層20の開口部21内に導体粒子32群が入り込み、導体層20の溶融によって導体粒子32群が導体層10に接触した構造が得られる。加圧を行わないことで、部品100及び部品200に加わるダメージが抑えられ、それらの損傷、性能劣化が抑えられる。
次に、第4の実施の形態について説明する。
ここでは、上記のような導体層10上の導体層20内に設けられる導体粒子32b群の幅について説明する。
図14は第4の実施の形態に係る接合層のモデルの説明図である。図15は第4の実施の形態に係る導体粒子群の幅と熱伝導率との関係の一例を示す図である。
図14には、導体層10上に、開口部21を有する導体層20が設けられ、その開口部21内の導体層10上に、粒径dの導体粒子32b群が縦横に配列されるとした時のモデル5を示している。
モデル5のように、開口部21内の導体層10上に導体粒子32b群が配列されると、図14に示すP部のように、隣接する2つの導体粒子32bと導体層10との間には、隙間が形成される。また、図14に示すQ部のように、連続する導体粒子32b群と導体層10との間には、連続して延びる隙間が形成される。
開口部21内の導体層10上に配列される導体粒子32b群は、その数が増大すると、導体層10との接点が増大する。このような導体粒子32b群と導体層10との接点の増大は、熱伝導性の向上に寄与する。一方、開口部21内の導体層10上に配列される導体粒子32b群の数の増大は、導体粒子32b群と導体層10との間に形成される上記のような隙間の増大を引き起こす。このような導体粒子32b群と導体層10との隙間の増大は、熱伝導性の低下を招く。
モデル5において、開口部21内の導体層10上に配列される粒径dの導体粒子32b群の幅をaとし、導体層10から導体粒子32b群への熱伝導率λを見積もった結果の一例を図15に示す。図15の横軸は、導体粒子32b群の粒径dと幅aの比a/d[−]を表し、図15の縦軸は、粒径dと幅aが等しい時(a/d=1)の熱伝導率を1.0とした場合の相対的な熱伝導率λ(相対値)を表す。
図15より、熱伝導率λは、a/dが1〜2程度までの範囲R1では、a/dの増大に伴って増大する。この範囲R1では、導体層10と導体粒子32b群との接点の増大による熱伝導性の向上効果が優勢であるものと考えられる。
一方、この範囲R1からa/dが更に4程度まで増大する範囲R2では、熱伝導率λが基準の1.0は上回るものの、a/dの増大に伴って熱伝導率λが減少する。このことから、範囲R2では、導体層10と導体粒子32b群との接点の増大による熱伝導性の向上効果が、導体粒子32b群と導体層10との隙間の増大による熱伝導性の低下の影響により、一定程度低下するものと考えられる。
この範囲R2からa/dが更に増大する範囲R3では、熱伝導率λが基準の1.0を下回り、a/dの増大に伴って熱伝導率λが減少する。このことから、範囲R3では、導体層10と導体粒子32b群との接点の増大による熱伝導性の向上効果よりも、導体粒子32b群と導体層10との隙間の増大による熱伝導性の低下の影響が優勢になるものと考えられる。
図15の結果から、a/dの値として範囲R1,R2の値を選択すると、熱伝導率λが基準の1.0を上回り、熱伝導性の向上効果が得られる。例えば、a/dの値として1〜4の値が選択される(1≦a/d≦4)。
このような観点から、熱伝導性の向上効果を得るために、開口部21内の導体層10上に配列される導体粒子32b群の幅aは、例えば、導体粒子32bの粒径dの1倍〜4倍とされ、より好ましくは2倍〜3倍とされる。
導体粒子32b群の幅aは、上記図9(B)の工程において、導体層20の開口部21の幅を調整することによって、制御することができる。
次に、第5の実施の形態について説明する。
図16及び図17は第5の実施の形態に係る電子装置の説明図である。図16(A)には、発熱部を有する部品の一例の要部平面図を模式的に示している。図16(B)には、発熱部を有する部品とその上に設けられた接合層とを含む電子装置の一例の要部平面図を模式的に示している。また、図17には、発熱部を有する部品とその上に設けられた接合層とを含む電子装置の一例の要部断面図を模式的に示している。
例えば、発熱部品である部品100内には、図16(A)に示すように、熱の発生源となる発熱源130が局所的に存在し得る。発熱源130及びその付近では、他の領域に比べ、部品100の温度が上昇し易い。
このような発熱源130を有する部品100上に、上記のような導体層10、導体層20及び接合層30を設ける場合には、接合層30(その導体粒子32b群)として、図16(B)及び図17に示すようなパターン34群を有するものを設けてもよい。尚、図16(B)では便宜上、部品100上に設けられた導体層20、及び、その導体層20内に設けられた接合層30の部位(導体粒子32b群で形成されるパターン34群)を図示している。図16(B)では便宜上、導体層20下の導体層10、及び、導体層20上に設けられる接合層30の部位(導体粒子32a群及び樹脂31)の図示は省略している。
図16(B)及び図17に示す電子装置1Bでは、接合層30の導体粒子32b群で形成されるパターン34群が、導体層20内に、平面視で疎密を持たせて配置される。即ち、部品100の発熱源130及びその付近に対応する領域には、パターン34群が比較的高い密度若しくは狭い間隔で配置される。部品100の発熱源130及びその付近よりも外側に対応する領域には、パターン34群が比較的低い密度若しくは広い間隔で配置される。
例えば、図17に示すように、部品100の発熱源130に対応する領域には、間隔s1でパターン34群が配置され、部品100の発熱源130付近に対応する領域には、間隔s1よりも広い間隔s2でパターン34群が配置される。これらの領域よりも外側に対応する領域には、図17に示すように、間隔s2よりも広い間隔s3、間隔s3よりも更に広い間隔s4で、パターン34群が配置される。
上記のように、電子装置1Bでは、それに含まれる部品100の発熱源130及びその付近に対応する領域に、隣接するパターン34間が比較的狭い間隔(間隔s1,s2)となるように、パターン34群が配置される。一方、部品100の発熱源130及びその付近よりも外側に対応する領域には、隣接するパターン34間が比較的広い間隔(間隔s3,s4)となるように、パターン34群が配置される。
このようにパターン34群が配置されることで、部品100の発熱源130から発生する熱が効率的に接合層30に伝達される。これにより、部品100の過熱、それによる損傷、性能劣化が効果的に抑えられ、信頼性の高い電子装置1Bが実現される。
ここでは一例として、平面視で楕円状のパターン34群が疎密を持たせて配置される例を示したが、パターン34群の形状及び配置は、上記の例に限定されるものではない。部品100から接合層30への熱伝導効率(部品100からの放熱効率)が高まるように、部品100の発熱源130の配置、部品100内に生じる温度分布等に基づき、各種形状及び配置のパターン34群を配置することができる。
パターン34群の形状及び配置は、上記図9(B)の工程において、導体層20の開口部21の形状及び配置を調整することによって、制御することができる。
次に、第6の実施の形態について説明する。
上記第1〜第5の実施の形態で述べた電子装置1,1Aa,1Ab,1B及びモジュール2A,2B,2Ba,2Bb等は、各種電子機器に搭載することができる。例えば、コンピュータ(パーソナルコンピュータ、スーパーコンピュータ、サーバ等)、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末、センサ、カメラ、オーディオ機器、測定装置、検査装置、製造装置といった、各種電子機器に搭載することができる。
図18は第6の実施の形態に係る電子機器の説明図である。図18には、電子機器を模式的に示している。
図18に示すように、例えば、上記第2の実施の形態で述べたようなモジュール2A(図6)が、各種電子機器500の筐体510内部に搭載(内蔵)される。
モジュール2Aでは、回路基板300A上にバンプ400を介して実装された電子部品100Aにおいて発生した熱が、導体層10に接続される導体粒子32b群及び導体層20上の導体粒子32a群を通じて、効率的にヒートシンク200Aへと伝達され、放熱される。これにより、電子部品100Aの過熱による損傷、性能劣化が抑えられる、信頼性の高いモジュール2Aが実現される。このようなモジュール2Aを搭載した、信頼性の高い各種電子機器500が実現される。
ここでは、上記第2の実施の形態で述べたモジュール2Aを搭載した電子機器500を一例として示した。このほか、上記第1〜第5の実施の形態で述べたような電子装置1,1Aa,1Ab,1B及びモジュール2B,2Ba,2Bb等も同様に、各種電子機器に搭載することが可能である。
1,1A,1Aa,1Ab,1B,1000 電子装置
2A,2B,2Ba,2Bb モジュール
3,4 構造体
5 モデル
10,20,1120 導体層
21 開口部
30,1300 接合層
31,1310 樹脂
32,32a,32b,32c,32f,1320 導体粒子
32d コア粒子
32e 導体膜
33,33a,33b ペースト
34 パターン
100,200,1100,1200 部品
100A,100B 電子部品
110,120,210,220 端子
130 発熱源
200A ヒートシンク
200B,300A 回路基板
400,420 バンプ
410 ワイヤ
500 電子機器
510 筐体
1110 本体部

Claims (8)

  1. 第1導体層と、
    前記第1導体層上に設けられた第2導体層と、
    前記第2導体層上に設けられた樹脂と、
    前記樹脂内に設けられた第1導体粒子群と、
    前記第2導体層内に設けられ、前記第1導体粒子群と前記第1導体層とを接続する第2導体粒子群と
    を含むことを特徴とする電子装置。
  2. 前記第2導体層は、前記第1導体層、前記第1導体粒子群及び前記第2導体粒子群よりも融点が低いことを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記第2導体粒子群の幅は、断面視で前記第2導体粒子の粒径の4倍以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子装置。
  4. 前記第2導体粒子群は、前記第2導体層内に、平面視で線状に延在されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子装置。
  5. 前記第2導体粒子群が、前記第2導体層内に、平面視で線状に延在されたパターン群を含み、
    前記第2導体層内に、前記パターン群の配置密度が異なる領域群が存在することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子装置。
  6. 前記第1導体層の側に設けられた第1部品と、
    前記樹脂及び前記第1導体粒子群の側に設けられた第2部品と
    を含み、
    前記第1部品及び前記第2部品のいずれか一方が熱を発生することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の電子装置。
  7. 前記パターン群の配置密度が異なる前記領域群のうち、前記パターン群の配置密度が高い領域は、前記熱の発生源に対応して存在することを特徴とする、請求項5を引用する請求項6に記載の電子装置。
  8. 第1導体層上に、前記第1導体層に通じる開口部を有する第2導体層を形成する工程と、
    前記第2導体層上及び前記開口部内に、樹脂及び導体粒子群を含むペーストを形成する工程と、
    前記ペーストの形成後、前記第2導体層を溶融する工程と
    を含むことを特徴とする電子装置の製造方法。
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