JP2019110458A - 増幅回路及び基板 - Google Patents

増幅回路及び基板 Download PDF

Info

Publication number
JP2019110458A
JP2019110458A JP2017242800A JP2017242800A JP2019110458A JP 2019110458 A JP2019110458 A JP 2019110458A JP 2017242800 A JP2017242800 A JP 2017242800A JP 2017242800 A JP2017242800 A JP 2017242800A JP 2019110458 A JP2019110458 A JP 2019110458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier
input
output
matching circuit
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017242800A
Other languages
English (en)
Inventor
修一 西村
Shuichi Nishimura
修一 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2017242800A priority Critical patent/JP2019110458A/ja
Publication of JP2019110458A publication Critical patent/JP2019110458A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】小型化が可能な増幅回路を提供する。【解決手段】 入力信号が与えられる入力部と、入力信号を増幅する増幅器4,5と、出力信号が与えられる出力部と、入力部と増幅器4,5との間に接続される入力整合回路11,12と、増幅器4,5と出力部との間に接続される出力整合回路13,14と、を備え、入力整合回路11,12及び出力整合回路13,14は、信号線路51,52,53,54、グランドパターン31,36、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、少なくとも、増幅器4,5に接続される一端部における誘電体層の厚さ寸法と、入力部及び出力部に接続される他端部における誘電体層の厚さ寸法と、が異なっていることで、一端部における特性インピーダンスと、他端部における特性インピーダンスとが異なっている。【選択図】図4

Description

本発明は、増幅回路及び基板に関する。
従来から、互いに特性が異なる2つの増幅器を用いて構成される電力増幅器としてドハティ増幅回路が知られている。
ドハティ増幅回路は、常に入力信号を増幅するキャリア増幅器と、入力信号の電力が所定以上となったときに当該入力信号を増幅するピーク増幅器とを備えており、両増幅器の飽和電力をずらすことで高い効率を得ることができるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−148523号公報
ドハティ増幅回路は、キャリア増幅器及びピーク増幅器に与えられる入力信号のインピーダンス整合を行う入力側整合回路を備えているとともに、キャリア増幅器及びピーク増幅器から出力される出力信号のインピーダンス整合を行う出力側整合回路を備えている。
図6は、従来のドハティ増幅回路の要部を一例として示した図である。
図6に示すように、キャリア増幅器及びピーク増幅器は、一つのパッケージ101内に収容されている。両増幅器の入力リード102及び出力リード103はパッケージ101から突出して設けられている。
入力側整合回路104は、キャリア増幅器及びピーク増幅器の入力側に設けられる。入力側整合回路104の一端部はキャリア増幅器及びピーク増幅器の入力リード102に接続され、他端部は入力信号が与えられる入力線路に接続される。
また、出力側整合回路105は、キャリア増幅器及びピーク増幅器の出力側に設けられる。出力側整合回路105の一端部はキャリア増幅器及びピーク増幅器の出力リード103に接続され、他端部は出力信号が与えられる出力線路に接続される。
入力側整合回路104及び出力側整合回路105は、通常、信号線路106,107と、グランドパターンと、これらの間に介在する誘電体層とを含むマイクロストリップ線路によって構成される。一般に、整合回路の特性インピーダンスは、信号線路106,107の幅寸法を調整することで行われる。
入力側整合回路104及び出力側整合回路105の特性インピーダンスは、自回路の両端に接続される増幅器側のインピーダンスと、入出力側のインピーダンスとを適切に整合できるような値に設定されるが、例えば、入力線路及び出力線路のインピーダンスが50Ω、両増幅器の入出力端のインピーダンスが数Ωであるとすると、両者のインピーダンスの差が大きいため、リード102,103に接続される信号線路106,107の一端部は、その幅寸法を比較的大きく設定したり、インピーダンスを段階的に整合するために異なる幅寸法の信号線路を多段に設けたりする必要がある。
また、整合回路に集中定数回路を並列に接続することで当該整合回路の信号線路の幅寸法を抑えることも考えられるが、この場合、信号線路の幅寸法をも集中定数回路を設けるスペースが必要となり、結果的に整合回路としての幅寸法が比較的大きくなるおそれがある。
このため、パッケージから突出している入出力リードに比較的幅寸法の大きな整合回路を接続しなければならず、そのスペースを確保するために、ドハティ増幅回路全体を大型化せざるを得ないことがあった。
このような問題は、ドハティ増幅回路に限られず、一つの増幅器が実装された増幅回路でも同様である。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、小型化が可能な増幅回路及び基板の提供を目的とする。
一実施形態である増幅回路は、入力信号が与えられる入力部と、前記入力信号を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力信号が与えられる出力部と、前記入力部と前記増幅器との間に接続される入力整合回路と、前記増幅器と前記出力部との間に接続される出力整合回路と、を備え、前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、信号線路、グランドパターン、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、少なくとも、前記増幅器に接続される一端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、前記入力部及び前記出力部に接続される他端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、が異なっていることで、前記一端部における特性インピーダンスと、前記他端部における特性インピーダンスとが異なっている。
他の実施形態である基板は、増幅器を設けるための基板であって、前記増幅器への入力信号が与えられる入力部と、前記増幅器の出力信号が与えられる出力部と、前記入力部と前記増幅器との間に接続される入力整合回路と、前記増幅器と前記出力部との間に接続される出力整合回路と、を備え、前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、信号線路、グランドパターン、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、少なくとも、前記増幅器に接続される一端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、前記入力部及び前記出力部に接続される他端部における前記誘電体層の厚さ寸法とが、異なっていることで、前記一端部における特性インピーダンスと、前記他端部における特性インピーダンスとが異なっている。
本発明によれば、増幅回路の小型化が可能となる。
図1は、一実施形態に係るドハティ増幅回路の構成を示すブロック図である。 図2は、ドハティ増幅回路の要部を示した一部平面図である。 図3は、図2中のA−A線における入力側回路基板の一部を示す矢視断面図である。 図4は、図2中のA−A線における出力側回路基板の一部を示す矢視断面図である。 図5は、他の実施形態に係るドハティ増幅回路の要部を示した一部平面図である。 図6は、従来のドハティ増幅回路の要部を一例として示した図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。
[実施形態の概要]
(1) 一実施形態である増幅回路は、入力信号が与えられる入力部と、前記入力信号を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力信号が与えられる出力部と、前記入力部と前記増幅器との間に接続される入力整合回路と、前記増幅器と前記出力部との間に接続される出力整合回路と、を備え、前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、信号線路、グランドパターン、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、少なくとも、前記増幅器に接続される一端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、前記入力部及び前記出力部に接続される他端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、が異なっていることで、前記一端部における特性インピーダンスと、前記他端部における特性インピーダンスとが異なっている。
上記構成の増幅回路によれば、一端部における特性インピーダンス及び他端部における特性インピーダンスの設定を、一端部及び他端部における誘電体層の厚さ寸法の設定により行うことができるので、誘電体層の厚さ寸法を一定とし信号線路の幅寸法によって特性インピーダンスを設定する場合と比較して、整合回路の信号線路の幅寸法が大きくならないように抑えつつ、増幅器側と、入出力部側とのインピーダンス整合を行うことができる。
整合回路の信号線路の幅寸法が大きくならないように抑制される結果、増幅回路の小型化が可能となる。
(2)上記増幅回路において、前記誘電体層は、1又は複数の誘電体基板によって構成され、前記誘電体層を構成する前記誘電体基板の数は、線路方向に沿って変化していることが好ましい。
この場合、容易に誘電体層の厚さ寸法を線路方向に沿って変化させることができる。
(3)また、上記増幅回路において、前記増幅器を収容するパッケージから前記入力整合回路及び前記出力整合回路が延びる延長方向において、前記信号線路は、前記パッケージの幅方向両端よりも内側に設けられていることが好ましい。
この場合、増幅回路全体の幅方向の寸法を、増幅器のパッケージを基準に設定することができ、より小型化が可能となる。
(4)また、上記増幅回路において、前記一端部における前記信号線路の幅寸法は、前記増幅器から延びて前記信号線路が接続されるリードの幅寸法に対応していてもよい。
この場合、リードを増幅器と両整合回路との間の位置決めに用いることができ、組立精度を向上させることができる。
(5)上記増幅回路において、前記信号線路の幅寸法は、線路方向に一定であってもよい。
この場合、増幅回路の広帯域化等、周波数特性を向上させることができる。
(6)また、上記増幅回路において、前記増幅器は複数であり、複数の前記増幅器は、一つのパッケージに収容され、前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、複数の前記増幅器それぞれに設けられていることが好ましい。
この場合、複数の入力整合回路及び複数の出力整合回路は、パッケージ外側に沿って並べて配置されるが、両整合回路の信号線路の幅寸法が大きくならないように抑制することができるので、パッケージが小さくスペースが十分確保できない場合であっても配置に支障を生じさせることがなく、また、増幅回路の小型化が可能となる。
(7)また、一実施形態である基板は、増幅器を設けるための基板であって、前記増幅器への入力信号が与えられる入力部と、前記増幅器の出力信号が与えられる出力部と、
前記入力部と前記増幅器との間に接続される入力整合回路と、前記増幅器と前記出力部との間に接続される出力整合回路と、を備え、前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、信号線路、グランドパターン、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、前記増幅器に接続される一端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、前記入力部及び前記出力部に接続される他端部における前記誘電体層の厚さ寸法とが、少なくとも異なっていることで、前記一端部における特性インピーダンスと、前記他端部における特性インピーダンスとが異なっている。
[実施形態の詳細]
以下、好ましい実施形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、以下に記載する各実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
〔ドハティ増幅回路の全体構成〕
図1は、一実施形態に係るドハティ増幅回路の構成を示すブロック図である。
このドハティ増幅回路1は、移動体通信システムにおける基地局装置などの無線通信装置に搭載され、無線周波数の送信信号(RF信号)の増幅を行う。
ドハティ増幅回路1は、入力端子2に与えられるRF信号(入力信号)を増幅し、出力端子3から出力する。
図1に示すように、ドハティ増幅回路1は、キャリア増幅器4と、キャリア増幅器4に並列に設けられたピーク増幅器5と、分配器6と、キャリア増幅器4及びピーク増幅器5それぞれの出力を合成する合成器7と、第1遅延線路8と、第2遅延線路9とを備えている。
分配器6は、入力端子2の後段に接続され、入力端子2から与えられるRF信号をキャリア増幅器4及びピーク増幅器5へ分配する。
第1遅延線路8は、分配器6とピーク増幅器5との間に接続されている。よって、分配器6が分配する出力のうち、ピーク増幅器5へ与えられる出力は、第1遅延線路8によって、位相が90度遅延される。
キャリア増幅器4は、与えられる入力信号を常に増幅するための増幅器である。一方、ピーク増幅器5は、入力信号の電力が所定以上となったときに当該入力信号を増幅するための増幅器である。
合成器7は、キャリア増幅器4及びピーク増幅器5と出力端子3との間に接続され、キャリア増幅器4の出力とピーク増幅器5の出力とを合成する。
第2遅延線路9は、キャリア増幅器4と合成器7との間に接続されている。よって、キャリア増幅器4の出力は、第2遅延線路9によって、位相が90度遅延される。
合成器7は、合成した出力を出力信号として出力端子3へ与える。
出力端子3は、合成器7から与えられた出力信号を出力する。
さらに、ドハティ増幅回路1は、キャリア側入力整合回路11と、ピーク側入力整合回路12と、キャリア側出力整合回路13と、ピーク側出力整合回路14とを備えている。
キャリア側入力整合回路11は、分配器6と、キャリア増幅器4との間に接続されており、分配器6(入力部)側と、キャリア増幅器4側とのインピーダンス整合を行う。
ピーク側入力整合回路12は、第1遅延線路8と、ピーク増幅器5との間に接続されており、第1遅延線路8(入力部)側と、ピーク増幅器5側とのインピーダンス整合を行う。
キャリア側出力整合回路13は、キャリア増幅器4と、第2遅延線路9との間に接続されており、キャリア増幅器4側と、第2遅延線路9(出力部)側とのインピーダンス整合を行う。
ピーク側出力整合回路14は、ピーク増幅器5と、合成器7との間に接続されており、ピーク増幅器5側と、合成器7(出力部)側とのインピーダンス整合を行う。
キャリア増幅器4、及びピーク増幅器5は、一つの集積回路上に実装されており、一つのパッケージ20内に収容されている。
また、入力端子2、分配器6、第1遅延線路8、キャリア側入力整合回路11、及びピーク側入力整合回路12は、入力側回路基板21に実装されている。
さらに、キャリア側出力整合回路13、ピーク側出力整合回路14、第2遅延線路9、合成器7、及び出力端子3は、出力側回路基板22に実装されている。
図2は、ドハティ増幅回路1の要部を示した一部平面図である。
パッケージ20、入力側回路基板21、及び出力側回路基板22は、アルミニウム合金製のベース板25上に固定される。入力側回路基板21、及び出力側回路基板22は、ベース板25上に並べて配置される。
パッケージ20は、入力側回路基板21、及び出力側回路基板22の間に挟まれるように配置されている。
図2に示すように、パッケージ20の入力側回路基板21側の側面には、キャリア増幅器4の入力端子に接続されたキャリア側入力リード20aと、ピーク増幅器5の入力端子に接続されたピーク側入力リード20bとが突設されている。
また、パッケージ20の出力側回路基板22側の側面には、キャリア増幅器4の出力端子に接続されたキャリア側出力リード20cと、ピーク増幅器5の出力端子に接続されたピーク側出力リード20dとが突設されている。
図2では、パッケージ20と、その両側に隣接して配置される各整合回路11,12,13,14を示している。なお、図2では、各整合回路11,12,13,14の一端部は、パッケージ20の各リード20a,20b,20c,20dに接続されている一方、各整合回路11,12,13,14の他端部は、他の各部に接続されていないように示しているが、これは説明を容易とするためであり、実際には、図1に示すように、各部に接続されている。
また、以下の説明では、図2に示すように、パッケージ20から各整合回路11,12,13,14が延びている方向(紙面横方向)を延長方向とし、延長方向に交差する方向(紙面縦方向)を幅方向とする。
図3は、図2中のA−A線における入力側回路基板21の一部を示す矢視断面図である。
図3に示すように、入力側回路基板21は、複数(図例では3つ)の誘電体基板30a,30b,30cと、グランドパターン31とを含んで構成されている。
3つの誘電体基板30a,30b,30cは、それぞれほぼ同じ厚さ寸法であり、同じ誘電材料によって形成され、互いに積層され一体とされている。3つの誘電体基板30a,30b,30cのうち、一面が露出している誘電体基板30aには信号線路等が形成されている。また、同様に一面が露出している誘電体基板30cにはグランドパターン31が形成されている。
グランドパターン31は、例えば銅薄膜よりなり、接地されている。
また、誘電体基板30aと、誘電体基板30bとの間には、例えば銅薄膜よりなる中間パターン32が形成されている。この中間パターン32については後に詳述する。
図4は、図2中のA−A線における出力側回路基板22の一部を示す矢視断面図である。
図4に示すように、出力側回路基板22も、入力側回路基板21と同様、3つの誘電体基板35a,35b,35cと、銅薄膜よりなるグランドパターン36とを含んで構成されている。
3つの誘電体基板35a,35b,35cは、それぞれほぼ同じ厚さ寸法であり、同じ誘電材料によって形成され、互いに積層され一体とされている。3つの誘電体基板35a,35b,35cのうち、一面が露出している誘電体基板35aには信号線路等が形成されている。また、同様に一面が露出している誘電体基板35cにはグランドパターン36が形成されている。
また、各誘電体基板35a,35b,35cの間には、銅薄膜よりなる中間パターン37a,37bが形成されている。この中間パターン37a,37bについては後に詳述する。
〔整合回路の構成〕
キャリア側入力整合回路11は、入力側回路基板21と、入力側回路基板21の一面に設けられる信号線路51とによって構成されており、マイクロストリップ線路を構成している。
信号線路51の一端部は、キャリア側入力リード20aに接続されている。また、信号線路51の他端部は、分配器6(図1)に接続される(図示省略)。
ピーク側入力整合回路12は、入力側回路基板21と、入力側回路基板21の一面に設けられる信号線路52とによって構成されており、マイクロストリップ線路を構成している。
信号線路52の一端部は、ピーク側入力リード20bに接続されている。また、信号線路52の他端部は、第1遅延線路8(図1)に接続される(図示省略)。
キャリア側出力整合回路13は、出力側回路基板22と、出力側回路基板22の一面に設けられる信号線路53とによって構成されており、マイクロストリップ線路を構成している。
信号線路53の一端部は、キャリア側出力リード20cに接続されている。また、信号線路53の他端部は、第2遅延線路9(図1)に接続される(図示省略)。
ピーク側出力整合回路14は、出力側回路基板22と、出力側回路基板22の一面に設けられる信号線路54とによって構成されており、マイクロストリップ線路を構成している。
信号線路54は、ピーク側出力リード20dに接続されている。また、信号線路54の他端部は、合成器7(図1)に接続される(図示省略)。
図2に示すように、キャリア側入力整合回路11の信号線路51及びピーク側入力整合回路12の信号線路52は、パッケージ20側(一端部側)に幅広部51a,52aと、分配器6(第1遅延線路8)側(他端部側)に幅広部51a,52aよりも線路幅が狭い幅狭部51b,52bとを有している。
以下の説明では、キャリア側入力整合回路11について説明するが、ピーク側入力整合回路12も同様の構成である。
図3に示すように、入力側回路基板21には、誘電体基板30aと誘電体基板30bとの間に中間パターン32が形成されている。中間パターン32は、幅広部51aに対応する位置に形成されている。中間パターン32は、スルーホール33によってグランドパターン31と接続されている。よって、幅広部51aに対する実質的なグランドは中間パターン32となる。
よって、キャリア側入力整合回路11における幅広部51aと、グランドである中間パターン32との間には、誘電体基板30aのみが介在している。
キャリア側入力整合回路11は、幅広部51aにおいては、誘電体基板30aを誘電体層とするマイクロストリップ線路を構成している。
一方、入力側回路基板21において、幅狭部51bに対応する位置にまで中間パターン32は形成されていない。
よって、キャリア側入力整合回路11における幅狭部51bと、グランドパターン31との間には、3つの誘電体基板30a,30b,30cが介在している。
キャリア側入力整合回路11は、幅狭部51bにおいては、3つの誘電体基板30a,30b,30cを誘電体層とするマイクロストリップ線路を構成している。
このように、キャリア側入力整合回路11は、誘電体層を構成する誘電体基板の数が、一端部と、他端部とで異なっており、この結果、誘電体層の厚さ寸法が、一端部と、他端部とで異なっている。これによって、一端部における特性インピーダンスと、他端部における特性インピーダンスとが異なるように設定されている。
一端部における特性インピーダンスと、他端部における特性インピーダンスとは、分配器6側と、キャリア増幅器4側とのインピーダンス整合が適切に行われるように適切に設定される。
図2に戻って、キャリア側出力整合回路13の信号線路53及びピーク側出力整合回路14の信号線路54は、パッケージ20側(一端部側)に幅広部53a,54aと、合成器7(第2遅延線路9)側(他端部側)に幅狭部53b,54bとを有している。
以下の説明では、キャリア側出力整合回路13について説明するが、ピーク側出力整合回路14も同様の構成である。
図4に示すように、出力側回路基板22には、誘電体基板35aと誘電体基板35bとの間に中間パターン37aが形成され、誘電体基板35bと誘電体基板35cとの間に中間パターン37bが形成されている。
中間パターン37aは、幅広部53aに対応する位置に形成されている。また、中間パターン37bは、幅狭部53bの延長方向ほぼ中央の位置まで形成されている。中間パターン37a,37bは、スルーホール38によってグランドパターン36と接続されている。
よって、幅広部53aに対する実質的なグランドは中間パターン37aとなる。
また、幅狭部53bにおいて、幅広部53a側の端部から延長方向ほぼ中央までの範囲(第1範囲)における実質的なグランドは中間パターン37bとなる。
よって、キャリア側出力整合回路13における幅広部53aと、グランドである中間パターン37aとの間には、誘電体基板35aのみが介在している。
キャリア側出力整合回路13は、幅広部53aにおいては、誘電体基板35aを誘電体層とするマイクロストリップ線路を構成している。
また、キャリア側出力整合回路13における幅狭部53bの第1範囲と、グランドである中間パターン37bとの間には、2つの誘電体基板35a,35bが介在している。
キャリア側出力整合回路13は、第1範囲においては、誘電体基板35a,35bを誘電体層とするマイクロストリップ線路を構成している。
出力側回路基板22において、幅狭部53bにおける残りの範囲(第2範囲)においては、中間パターン37a,37bは形成されていない。
よって、キャリア側出力整合回路13における幅狭部53bの第2範囲と、グランドパターン36との間には、3つの誘電体基板35a,35b,35cが介在している。
キャリア側出力整合回路13は、第2範囲においては、3つの誘電体基板35a,35b,35cを誘電体層とするマイクロストリップ線路を構成している。
このように、キャリア側出力整合回路13は、キャリア側入力整合回路11と同様、誘電体層を構成する誘電体基板の数が、一端部と、他端部とで異なっており、この結果、誘電体層の厚さ寸法が、一端部と、他端部とで異なっている。これによって、一端部における特性インピーダンスと、他端部における特性インピーダンスとが異なるように設定されている。
一端部における特性インピーダンスと、他端部における特性インピーダンスとは、キャリア増幅器4側と、第2遅延線路9側とのインピーダンス整合が適切に行われるように適切に設定される。
以上のように、各整合回路11,12,13,14は、誘電体層を構成する誘電体基板の数が各整合回路の線路方向に沿って変化しており、これによって、誘電体層の厚さ寸法を線路方向に沿って段階的に変化させるとともに、誘電体層の厚さ寸法が、一端部と、他端部とで異なっている。
上記構成のドハティ増幅回路1によれば、各整合回路11,12,13,14の一端部における特性インピーダンス及び他端部における特性インピーダンスの設定を、一端部及び他端部における誘電体層の厚さ寸法の設定により行うことができるので、誘電体層の厚さ寸法を一定とし信号線路の幅寸法によって特性インピーダンスを設定する場合と比較して、各整合回路11,12,13,14の信号線路51,52,53,54の幅寸法が大きくならないように抑えつつ、増幅器4,5側と、入出力部側(分配器6側及び合成器7側)とのインピーダンス整合を行うことができる。
各整合回路11,12,13,14の信号線路51,52,53,54の幅寸法が大きくならないように抑制される結果、ドハティ増幅回路1の小型化が可能となる。
また、本実施形態では、各整合回路11,12,13,14の誘電体層を1又は複数の誘電体基板によって構成し、誘電体層を構成する誘電体基板の数が線路方向に沿って変化している。これにより、容易に誘電体層の厚さ寸法を線路方向に沿って変化させることができる。
また、本実施形態では、図2に示すように、各整合回路11,12,13,14の信号線路51,52,53,54は、延長方向において、パッケージ20の幅方向両端よりも内側に設けられている。
これにより、ドハティ増幅回路1全体の幅方向の寸法をパッケージ20を基準に設定することができ、より小型化が可能となる。
また、本実施形態では、キャリア増幅器4と、ピーク増幅器5とを備え、これらが一つのパッケージ20に収容されており、各整合回路11,12,13,14は、パッケージ20の両側に隣接して配置した。この場合、例えば、パッケージ20が小さく、リードの間隔も狭いことから整合回路のためのスペースを十分確保できない場合が考えられる。
これに対して、本実施形態では、各整合回路11,12,13,14の信号線路の幅寸法が大きくならないように抑制することができるので、スペースを十分確保できずとも配置に支障を生じさせることがなく、また、増幅回路の小型化が可能となる。
〔他の実施形態について〕
図5は、他の実施形態に係るドハティ増幅回路1の要部を示した一部平面図である。
本実施形態は、各整合回路11,12,13,14の信号線路51,52,53,54の幅寸法が線路方向に一定である点において、上記実施形態と相違している。
本実施形態のように、各整合回路11,12,13,14の信号線路51,52,53,54の幅寸法が線路方向に一定とすることで、広帯域化等、ドハティ増幅回路1の周波数特性を向上させることができる。
また、信号線路51,52,53,54の幅寸法は、各信号線路51,52,53,54の一端部が接続される各リード20a,20b,20c,20dの幅寸法に対応してほぼ同じ寸法とされている。
この場合、各リード20a,20b,20c,20dをパッケージ20と各整合回路11,12,13,14との間の位置決めに用いることができ、組立精度を向上させることができる。
なお、本実施形態の各整合回路11,12,13,14は、信号線路51,52,53,54の幅寸法が線路方向に均一ではあるが、入力側回路基板21及び出力側回路基板22には、中間パターン32及び中間パターン37a,37bが設けられている。
これによって、各整合回路11,12,13,14は、誘電体層を構成する誘電体基板の数が、一端部と、他端部とで異なっており、この結果、誘電体層の厚さ寸法が、一端部と、他端部とで異なっている。これによって、一端部における特性インピーダンスと、他端部における特性インピーダンスとが異なるように設定されている。
よって、上記実施形態と同様、信号線路51,52,53,54の幅寸法が大きくならないように抑制される結果、ドハティ増幅回路1の小型化が可能となる。
〔その他〕
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。
例えば、上記各実施形態では、ドハティ増幅回路1の場合について説明したが、単一の増幅器を収容したパッケージを用いた増幅回路であっても適用することができる。
また、上記各実施形態では、複数の誘電体基板がそれぞれほぼ同じ厚さ寸法であり、同じ誘電材料によって形成した場合を例示したが、複数の誘電体基板それぞれで互いに異なる厚さ寸法に設定してもよいし、複数の誘電体基板それぞれで互いに異なる誘電材料を用いてもよい。
また、上記実施形態では、複数の誘電体基板を用い、整合回路11,12,13,14における誘電体層を構成する前記誘電体基板の数を、線路方向に沿って変化させることで、誘電体層の厚さ寸法を線路方向に沿って変化させ、誘電体層の厚さ寸法が、一端部と、他端部とで異なっているように構成した場合を例示した。しかし、これに限定されるわけではなく、例えば、延長方向に沿って一端部から他端部へ向かって漸次厚さ寸法が増加する誘電体基板を用いて整合回路11,12,13,14を構成してもよい。
本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ドハティ増幅回路
2 入力端子
3 出力端子
4 キャリア増幅器
5 ピーク増幅器
6 分配器
7 合成器
8 第1遅延線路
9 第2遅延線路
11 キャリア側入力整合回路
12 ピーク側入力整合回路
13 キャリア側出力整合回路
14 ピーク側出力整合回路
20 パッケージ
20a キャリア側入力リード
20b ピーク側入力リード
20c キャリア側出力リード
20d ピーク側出力リード
21 入力側回路基板
22 出力側回路基板
25 ベース板
30a,30b,30c 誘電体基板
31 グランドパターン
32 中間パターン
33 スルーホール
35a,35b,35c 誘電体基板
36 グランドパターン
37a,37b 中間パターン
38 スルーホール
51,52,53,54 信号線路
51a,52a 幅広部
51b,52b 幅狭部
53a,54a 幅広部
53b,54b 幅狭部

Claims (7)

  1. 入力信号が与えられる入力部と、
    前記入力信号を増幅する増幅器と、
    前記増幅器の出力信号が与えられる出力部と、
    前記入力部と前記増幅器との間に接続される入力整合回路と、
    前記増幅器と前記出力部との間に接続される出力整合回路と、を備え、
    前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、信号線路、グランドパターン、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、少なくとも、前記増幅器に接続される一端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、前記入力部及び前記出力部に接続される他端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、が異なっていることで、前記一端部における特性インピーダンスと、前記他端部における特性インピーダンスとが異なっている
    増幅回路。
  2. 前記誘電体層は、1又は複数の誘電体基板によって構成され、
    前記誘電体層を構成する前記誘電体基板の数は、線路方向に沿って変化している
    請求項1に記載の増幅回路。
  3. 前記増幅器を収容するパッケージから前記入力整合回路及び前記出力整合回路が延びる延長方向において、前記信号線路は、前記パッケージの幅方向両端よりも内側に設けられている
    請求項1又は請求項2に記載の増幅回路。
  4. 前記一端部における前記信号線路の幅寸法は、前記増幅器から延びて前記信号線路が接続されるリードの幅寸法に対応している
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の増幅回路。
  5. 前記信号線路の幅寸法は、線路方向に一定である
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の増幅回路。
  6. 前記増幅器は複数であり、
    複数の前記増幅器は、一つのパッケージに収容され、
    前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、複数の前記増幅器それぞれに設けられている
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の増幅回路。
  7. 増幅器を設けるための基板であって、
    前記増幅器への入力信号が与えられる入力部と、
    前記増幅器の出力信号が与えられる出力部と、
    前記入力部と前記増幅器との間に接続される入力整合回路と、
    前記増幅器と前記出力部との間に接続される出力整合回路と、を備え、
    前記入力整合回路及び前記出力整合回路は、信号線路、グランドパターン、及びこれらの間に介在する誘電体層によって構成され、少なくとも、前記増幅器に接続される一端部における前記誘電体層の厚さ寸法と、前記入力部及び前記出力部に接続される他端部における前記誘電体層の厚さ寸法とが、異なっていることで、前記一端部における特性インピーダンスと、前記他端部における特性インピーダンスとが異なっている
    基板。
JP2017242800A 2017-12-19 2017-12-19 増幅回路及び基板 Pending JP2019110458A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017242800A JP2019110458A (ja) 2017-12-19 2017-12-19 増幅回路及び基板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017242800A JP2019110458A (ja) 2017-12-19 2017-12-19 増幅回路及び基板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019110458A true JP2019110458A (ja) 2019-07-04

Family

ID=67180282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017242800A Pending JP2019110458A (ja) 2017-12-19 2017-12-19 増幅回路及び基板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2019110458A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021064892A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 三菱電機株式会社 ドハティ増幅器

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0468703A (ja) * 1990-07-04 1992-03-04 Mitsubishi Electric Corp モノリシックマイクロ波集積回路装置
JPH07283668A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Mitsubishi Electric Corp 高周波増幅器
JP2001326537A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Mitsubishi Electric Corp 高効率増幅器、当該高効率増幅器を備える無線送信装置および当該高効率増幅器を評価するための測定装置
JP2006333201A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Nec Electronics Corp ドハティ型増幅器
JP2010034951A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Toshiba Corp インピーダンスマッチング回路及びインピーダンスマッチング方法
JP2016139923A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 株式会社東芝 高周波半導体増幅器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0468703A (ja) * 1990-07-04 1992-03-04 Mitsubishi Electric Corp モノリシックマイクロ波集積回路装置
JPH07283668A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Mitsubishi Electric Corp 高周波増幅器
JP2001326537A (ja) * 2000-05-16 2001-11-22 Mitsubishi Electric Corp 高効率増幅器、当該高効率増幅器を備える無線送信装置および当該高効率増幅器を評価するための測定装置
JP2006333201A (ja) * 2005-05-27 2006-12-07 Nec Electronics Corp ドハティ型増幅器
JP2010034951A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Toshiba Corp インピーダンスマッチング回路及びインピーダンスマッチング方法
JP2016139923A (ja) * 2015-01-27 2016-08-04 株式会社東芝 高周波半導体増幅器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021064892A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08 三菱電機株式会社 ドハティ増幅器
JPWO2021064892A1 (ja) * 2019-10-02 2021-04-08
JP7207562B2 (ja) 2019-10-02 2023-01-18 三菱電機株式会社 ドハティ増幅器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6026062B1 (ja) 負荷変調増幅器
US9543914B2 (en) Doherty amplifier structure
JP3951495B2 (ja) 進行波型電力合成回路及び無線基地局
JP2012029239A (ja) ドハティ増幅器
US9071198B2 (en) Amplifier circuit
US20160197584A1 (en) Power amplifier and transmission apparatus
KR20180029944A (ko) 지향성 커플러들에 관련된 디바이스들 및 방법들
JP6160689B2 (ja) 電力増幅器
US8367941B2 (en) Filter, branching filter, communication module, and communication equipment
WO2010007782A1 (ja) スローウェーブ伝送線路
JP5361934B2 (ja) 電力増幅器
US9787253B2 (en) Doherty amplifier and transmission apparatus
US10199994B2 (en) Doherty amplifier and power amplifier
WO2013179382A1 (ja) 複数系統増幅装置
EP2732550A1 (en) Broadband doherty amplifier using broadband transformer
JP2012049909A (ja) 広帯域電力増幅器
JP5344736B2 (ja) 基材、通信モジュール、および通信装置
US20240154575A1 (en) High frequency amplifier
US20040000965A1 (en) Directional coupler and electronic device using the same
JP2019110458A (ja) 増幅回路及び基板
US11509345B2 (en) Wireless communication module
US20220045654A1 (en) Power amplifier
JP5913442B2 (ja) ドハティ増幅器
US20070229187A1 (en) High-frequency circuit
JP2008022235A (ja) マイクロ波電力増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210629

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20211221