JP2019104284A - バンパリンフォース取付構造 - Google Patents

バンパリンフォース取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2019104284A
JP2019104284A JP2017236474A JP2017236474A JP2019104284A JP 2019104284 A JP2019104284 A JP 2019104284A JP 2017236474 A JP2017236474 A JP 2017236474A JP 2017236474 A JP2017236474 A JP 2017236474A JP 2019104284 A JP2019104284 A JP 2019104284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bumper reinforcement
bolt
vehicle
vehicle body
shear strength
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017236474A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6943164B2 (ja
Inventor
幸平 久田
Kohei Hisada
幸平 久田
和樹 大竹
Kazuki Otake
和樹 大竹
哲夫 塗木
Tetsuo Nuriki
哲夫 塗木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2017236474A priority Critical patent/JP6943164B2/ja
Priority to US16/191,863 priority patent/US11091108B2/en
Priority to DE102018219987.6A priority patent/DE102018219987A1/de
Priority to CN201811440802.9A priority patent/CN109941213B/zh
Publication of JP2019104284A publication Critical patent/JP2019104284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6943164B2 publication Critical patent/JP6943164B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/24Arrangements for mounting bumpers on vehicles
    • B60R19/26Arrangements for mounting bumpers on vehicles comprising yieldable mounting means
    • B60R19/34Arrangements for mounting bumpers on vehicles comprising yieldable mounting means destroyed upon impact, e.g. one-shot type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/18Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/24Arrangements for mounting bumpers on vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/18Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects characterised by the cross-section; Means within the bumper to absorb impact
    • B60R2019/1806Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing
    • B60R2019/1813Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing made of metal
    • B60R2019/1826Structural beams therefor, e.g. shock-absorbing made of metal of high-tension steel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成るバンパリンフォースを有する構成において、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制することができるバンパリンフォース取付構造を得る。【解決手段】取付構造20は、複数の車体後部部材22と、バンパリンフォース24と、取付部材26とを有する。車体後部部材22は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両前後方向に延在されている。バンパリンフォース24は、高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成り、車幅方向に延在され、複数の車体後部部材22に取付けられる。取付部材26は、バンパリンフォース24を車体後部部材22に取付ける。さらに、取付部材26は、バンパリンフォース24に衝突荷重Fが入力された場合に、バンパリンフォース24の車体後部部材22への取付部位25よりも先に破断される。【選択図】図3

Description

本発明は、バンパリンフォース取付構造に関する。
特許文献1には、降伏強さが980MPa以上且つ1470MPa以下の金属板を曲げ加工することで形成されたバンパリンフォースが開示されている。
特開2014−101053号公報
バンパリンフォースは、車体骨格部材としてのサイドメンバ又はクラッシュボックスにボルト及びナットを用いて締結されている。バンパリンフォースに比較的低い衝突荷重が入力された場合には、バンパリンフォースからサイドメンバ又はクラッシュボックスに衝突荷重が伝達される。
一方、バンパリンフォースに比較的高い衝突荷重が入力された場合には、バンパリンフォースのボルト締結部に割れが生じてバンパリンフォースが分断される可能性がある。特に、引張強度が340MPa以上の高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成るバンパリンフォースを用いた場合には、延性が低いために、衝突時にバンパリンフォースがボルト締結部で分断される可能性が高くなる。バンパリンフォースがボルト締結部で分断された場合には、バンパリンフォースが分断されない場合に比べて、サイドメンバ又はクラッシュボックスへ伝達される荷重が小さくなる。
つまり、高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成るバンパリンフォースを有する構成において、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制するには、改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成るバンパリンフォースを有する構成において、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制することができるバンパリンフォース取付構造を得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両前後方向に延在された複数の車体骨格部材と、高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成り、車幅方向に延在され、複数の前記車体骨格部材に取付けられるバンパリンフォースと、前記バンパリンフォースを前記車体骨格部材に取付ける取付部材であって、前記バンパリンフォースに衝突荷重が入力された場合に、前記バンパリンフォースの前記車体骨格部材への取付部位よりも先に破断される取付部材と、を有する。
請求項1に記載の発明では、衝突時にバンパリンフォースに入力された衝突荷重が、バンパリンフォースの車体骨格部材への取付部位に作用する。ここで、取付部材がバンパリンフォースの取付部位よりも先に破断されることで、該取付部位が取付部材との接触によって破断されることが抑制される。これにより、バンパリンフォースから一方の車体骨格部材への衝突荷重の伝達経路だけでなく、他方の車体骨格部材への衝突荷重の伝達経路も確保されるので、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制することができる。
請求項2に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造は、車幅方向に間隔をあけて配置され車両前後方向に延在された複数の車体骨格部材と、高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成り、車幅方向に延在され、複数の前記車体骨格部材に取付けられるバンパリンフォースと、前記バンパリンフォースを前記車体骨格部材に取付けると共に、前記バンパリンフォースの取付部位のせん断強度よりも低いせん断強度を有する取付部材と、を有する。
請求項2に記載の発明では、衝突時にバンパリンフォースに入力された衝突荷重が、バンパリンフォースの車体骨格部材への取付部位に作用する。ここで、取付部材のせん断強度がバンパリンフォースの取付部位のせん断強度よりも低いので、取付部材がバンパリンフォースの取付部位よりも先に破断される。換言すると、該取付部位が取付部材との接触によって破断されることが抑制される。これにより、バンパリンフォースから一方の車体骨格部材への衝突荷重の伝達経路だけでなく、他方の車体骨格部材への衝突荷重の伝達経路も確保されるので、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制することができる。
請求項3に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造の前記取付部材は、ボルトを有し、前記取付部位には、前記ボルトが挿通される孔部が形成されている。
請求項3に記載の発明では、ボルトをバンパリンフォースの取付部位の孔部に挿通させることで、バンパリンフォースを車体骨格部材に取付けられるので、取付部材の構成が簡単になる。
請求項4に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造は、前記ボルトの材料強度をFa、前記ボルトのせん断比率をNa、前記ボルトの有効断面積をSとし、前記バンパリンフォースの材料強度をFb、前記バンパリンフォースのせん断比率をNb、前記バンパリンフォースの前記取付部位の長さL、前記バンパリンフォースの板厚をtとして、Fa×Na×S<Fb×Nb×2×L×tを満たす。
請求項4に記載の発明では、Fa×Na×S<Fb×Nb×2×L×tの式に基づいて、ボルトのせん断強度がバンパリンフォースの取付部位のせん断強度よりも小さくなるように管理される。これにより、衝突時にバンパリンフォースの取付部位よりも先にボルトを確実に破断させることができる。
請求項5に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造の前記車体骨格部材は、車幅方向の中央に対する内側の第1被取付部と外側の第2被取付部とを有し、前記ボルトは、第1せん断強度を有する第1ボルトと、該第1せん断強度よりも高い第2せん断強度を有する第2ボルトとを有し、前記バンパリンフォースは、前記第1ボルトにより前記第1被取付部に取付けられ、前記第2ボルトにより前記第2被取付部に取付けられている。
請求項5に記載の発明では、第2ボルトの第2せん断強度が、第1ボルトの第1せん断強度よりも高いので、衝突時に第1ボルトが破断されても、第2ボルトの破断が抑制される。これにより、バンパリンフォースの取付部位の破断を抑制しつつ、バンパリンフォースから車体骨格部材へ確実に衝突荷重を伝達することができる。
請求項6に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造の前記第2ボルトの第2せん断強度は、前記バンパリンフォースの前記取付部位のせん断強度よりも高い。
請求項6に記載の発明では、第2ボルトの第2せん断強度が、第1ボルトの第1せん断強度だけでなく、バンパリンフォースの取付部位のせん断強度よりも高い。ここで、衝突時に第1ボルトが破断されても、第2ボルトの破断が抑制される。さらに、第2ボルトは、バンパリンフォースの取付部位が破断されない状態では、破断が抑制される。これにより、衝突時に第1ボルト及び第2ボルトが破断する構成に比べて、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制することができる。
請求項7に記載の発明に係るバンパリンフォース取付構造の前記車体骨格部材は、車両前後方向に延在されたサイドメンバと、該サイドメンバの車両前後方向先端部に取付けられ衝突荷重の入力によって変形されるクラッシュボックスとを有し、前記バンパリンフォースは、前記クラッシュボックスに取付けられている。
請求項7に記載の発明では、衝突時に、クラッシュボックスが、変形後もバンパリンフォースとサイドメンバとの間に介在する。これにより、クラッシュボックスが無い構成に比べて、取付部材に作用するせん断力を小さくすることができる。
本発明は、高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成るバンパリンフォースを有する構成において、衝突時にバンパリンフォースから車体骨格部材へ伝達される衝突荷重の低下を抑制することができるバンパリンフォース取付構造を得ることができるという効果を有する。
第1実施形態に係る取付構造が適用された車両後部の構成図である。 第1実施形態に係る取付構造を車両前後方向の後側から見た説明図である。 第1実施形態に係る取付構造を車幅方向の外側から見た説明図である。 第1実施形態に係る取付構造を車両の斜め前方側から見た説明図である。 第1実施形態に係るバンパリンフォースのフランジ部の長さを示す説明図である。 (A)第1実施形態に係るバンパリンフォースに衝突荷重が入力される状態を示す説明図であり、(B)第1実施形態に係るボルトが破断された状態を示す説明図である。 第2実施形態に係る取付構造を車両前後方向の後側から見た説明図である。 第2実施形態に係るバンパリンフォースに衝突荷重が入力される状態を示す説明図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係るバンパリンフォース取付構造の一例について説明する。
図1には、車両10の後部が示されている。なお、各図に適宜示す矢印RRは車両後方(進行方向とは反対方向)を示しており、矢印UPは車両上方を示しており、矢印OUTは車幅方向外側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車幅方向の左右を示すものとする。
車両10は、車体12を有する。また、車両10には、バンパリンフォース取付構造の一例としての取付構造20が適用されている。
〔取付構造〕
取付構造20は、複数の車体骨格部材の一例としての車体後部部材22と、バンパリンフォース(バンパリインフォースメント)24と、取付部材26とを有する。なお、本実施形態では、一例として、車体後部部材22とバンパリンフォース24との間に連結プレート23が配置されている。
<車体後部部材>
車体後部部材22は、車体12の車両後部で且つ車両下部の一部を構成している。また、車体後部部材22は、サイドメンバの一例としてのリアサイドメンバ32と、クラッシュボックス34とを有する。なお、左右の車体後部部材22を区別する場合には、左側(一方側)のものを車体後部部材22Aと称し、右側(他方側)のものを車体後部部材22Bと称する。車体後部部材22A、22Bは、車幅方向に間隔をあけて配置され、車両前後方向に延在されている。また、車体後部部材22A、22Bは、車両10の車幅方向中央に対して左右対称に構成されている。
(リアサイドメンバ)
リアサイドメンバ32は、左右一対とされ、車両前後方向を軸方向として延在されている。また、リアサイドメンバ32は、車両前後方向から見た場合に閉断面構造とされている。リアサイドメンバ32の後端部には、軸方向に対してほぼ直交する方向に張出されたフランジ部33(図3参照)が形成されている。そして、リアサイドメンバ32の後端には、クラッシュボックス34が設けられている。なお、図3では、リアサイドメンバ32にクラッシュボックス34を取付けるボルト等の図示を省略している。
(クラッシュボックス)
図4に示すクラッシュボックス34は、車両前後方向を軸方向とする筒状の本体部34Aを有する。本体部34Aには、図示しないビードなどの変形起点部が形成されている。本体部34Aの車両前後方向前端部には、軸方向とほぼ直交する方向に張出されたフランジ部34Bが形成されている。また、クラッシュボックス34の後端部には、軸方向とほぼ直交する方向に張出されたフランジ部34Cが形成されている。
フランジ部34Bには、一例として、車両前後方向に貫通された締結用の貫通孔36が形成されている。そして、フランジ部34Bは、ボルト37(図1参照)を用いてリアサイドメンバ32(図1参照)の後端部(先端部)に取付けられている。
図2に示すように、フランジ部34Cは、一例として、車両前後方向から見た場合に、略H形状に形成されている。具体的には、フランジ部34Cは、フランジ部34Cの車幅方向中央に対する内側で車両上側及び車両下側に突出された突出部38Aと、外側で車両上側及び車両下側に突出された突出部38Bとを有する。突出部38A及び突出部38Bには、車両前後方向に貫通された図示しない4箇所の貫通孔が形成されている。
クラッシュボックス34は、車両前後方向に衝突荷重が入力された場合に、車両前後方向に変形されるように構成されている。具体的には、クラッシュボックス34は、車両前後方向に沿った軸圧縮荷重に対する剛性(曲げ剛性)がリアサイドメンバ32(図1参照)よりも低剛性とされている。そして、クラッシュボックス34は、車両10が後面衝突した際に、リアサイドメンバ32が変形する前に変形して衝突のエネルギーの一部を吸収する構成になっている。
(連結プレート)
図3に示すように、クラッシュボックス34のフランジ部34Cには、車両後側から連結プレート23が重ねられている。連結プレート23は、車両前後方向を厚さ方向として配置され、フランジ部34Cと接触している。また、連結プレート23は、車両前後方向から見た場合に、突出部38Aから突出部38Bまで(図2参照)を車幅方向に覆うように大きさ及び形状が設定されている。連結プレート23には、後述する軸部43が車両前後方向に挿通される図示しない貫通孔が形成されている。
<バンパリンフォース>
図1に示すバンパリンフォース24は、高張力鋼板(ハイテン(High Tensile Strength Steel Sheets)材)から成る。本明細書において、「高張力鋼板」とは、普通鋼板よりも引張強さが高い鋼板の意味であり、引張強さが340MPa以上の鋼板を指している。具体的には、バンパリンフォース24は、一例として、高張力鋼板のうち、引張強さが980MPa以上ある超高張力鋼板(ホットスタンプ材を含む)によって構成されている。なお、バンパリンフォース24は、アルミニウム製部材(アルミニウム板)から成るものであってもよい。アルミニウム製部材とは、アルミニウム単体から成る部材だけでなく、アルミニウム合金から成る部材も含む。
また、バンパリンフォース24は、車両幅方向に延在されている。さらに、バンパリンフォース24の車幅方向の両端部は、連結プレート23を介して車体後部部材22A、22Bに取付けられている。つまり、バンパリンフォース24は、左右のクラッシュボックス34の後端部に取付けられている(掛け渡されている)。ここで、バンパリンフォース24における車幅方向両端部であり且つ連結プレート23を介してクラッシュボックス34に取付けられる部位を取付部位25と称する。換言すると、取付部位25は、バンパリンフォース24において、車両前後方向に連結プレート23と重なる部位である。
図3に示すように、バンパリンフォース24の取付部位25は、車幅方向から見た場合の形状が車両前方側に開口するハット形状に形成されている。具体的には、取付部位25は、車幅方向から見た場合に、縦壁部25Aと、下壁部25Bと、下フランジ25Cと、上壁部25Dと、上フランジ25Eとを有する。
縦壁部25Aは、連結プレート23と車両前後方向に間隔をあけると共に対向配置され、車両上下方向に沿って延びている。下壁部25Bは、縦壁部25Aの下端から車両前側に延びている。下フランジ25Cは、下壁部25Bの前端部から下側へ延びている。上壁部25Dは、縦壁部25Aの上端から車両前側に延びている。上フランジ25Eは、上壁部25Dの前端部から上側へ延びている。
図2に示すように、下フランジ25Cの下端面及び上フランジ25Eの上端面は、車両前後方向から見た場合に、突出部38A及び突出部38Bの外形に合わせて車両上側及び車両下側に凸となる波面状に形成されている。
また、図5に示すように、下フランジ25C及び上フランジ25Eには、車幅方向に間隔をあけ且つ車両前後方向に貫通する4つの孔部28が形成されている。孔部28は、略円形状に形成された貫通孔で構成されている。取付部位25の車幅方向及び車両上下方向の中央C(点Cで示す)に対して、車幅方向の内側で車両上下方向に並ぶ2つの孔部28を内側孔部28Aと称する。中央Cに対して、車幅方向の外側で車両上下方向に並ぶ2つの孔部28を外側孔部28Bと称する。内側孔部28Aと外側孔部28Bは、一例として、同じ大きさで且つ同じ形状とされている。
孔部28の孔壁から取付部位25の外縁までの長さのうち、最短の長さをフランジ長さLf(単位mm)とする。また、取付部位25におけるフランジ長さLfとなる部分の車両前後方向の厚さをt(図3参照、単位mm)とする。
なお、バンパリンフォース24において、取付部位25の中央Cを含む中央部には、牽引用の図示しないフックが挿通される挿通孔29Aが形成されている。また、バンパリンフォース24における挿通孔29Aに対する車幅方向の内側及び外側には、バンパリンフォース24の組付作業時に用いる作業用の貫通孔29B及び貫通孔29Cが形成されている。
<取付部材>
図3に示す取付部材26は、一例として、ボルト42と、ボルト42が螺合されるウェルドナット46とを有する。換言すると、取付部材26は、ボルト42及びウェルドナット46を用いてフランジ部34C、連結プレート23及び取付部位25を共締め(締結)することで、車体後部部材22A、22B(図1参照)にバンパリンフォース24を取付けている。
(ボルト)
ボルト42は、鉄製であり、略円柱状とされ外周面に雄ネジが形成された軸部43と、軸部43の外径よりも大きい外径を有する頭部44とを有する。軸部43は、車両10(図1参照)における衝突時に破断される破断部(脆弱部)の一例である。軸部43の軸方向の長さは、少なくとも、取付部位25の厚さと、連結プレート23の厚さと、フランジ部34Cの厚さとを合計した厚さよりも長い。ボルト42の軸部43は、孔部28(図5参照)に挿通される。
(ウェルドナット)
図4に示すウェルドナット46は、突出部38A及び突出部38Bにおける図示しない4箇所の貫通孔の周縁部に、車両前後方向を軸方向として固定されている。ウェルドナット46の内側には、雌ネジが形成されており、軸部43が螺合されるようになっている。
<せん断強度>
図3に示すボルト42のせん断強度Ka(単位kN)と、バンパリンフォース24のせん断強度Kb(単位kN)とを比較する。ボルト42の材料強度をFa(単位kN)、ボルト42のせん断比率をNa、ボルト42の軸方向と直交する面の有効断面積をS(単位mm)とする。また、バンパリンフォース24の材料強度をFb(単位kN)、バンパリンフォース24のせん断比率をNb、バンパリンフォース24の取付部位25の長さL(単位mm)、バンパリンフォース24の板厚をt(単位mm)とする。取付部位25の長さLは、既述のフランジ長さLf(図5参照)の2倍に相当する。つまり、L=2×Lfである。
材料強度の測定は、一例として、株式会社島津製作所製 オートグラフ AG−X100KNを用いた引張試験により行った。試験片は、JIS Z2201(Z2241)の5号試験片を用いた。平行部幅は25mm(+−0.05mm)、肩部の半径は20mm以上25mm以下、平行部の長さは60mm、全長は180mm、幅は35mm。試験方法は、JIS Z2241による。
ボルト42のせん断比率Naとは、ボルト42の軸方向の引張強度に対するせん断方向の強度の比率を意味する。バンパリンフォース24のせん断比率Nbとは、バンパリンフォース24の取付部位25に相当する板材の引張方向の強度に対するせん断方向の強度の比率を意味する。せん断比率Na、Nbは、それぞれ、せん断試験の結果に基づいて設定される。
ボルト42のせん断試験は、ボルト42の軸部43を2枚の板状治具の孔に通して、軸部43の軸方向に対する直角方向に荷重をかけることで(板状治具を互いに離れる方向に引っ張ることで)行われる。バンパリンフォース24のせん断試験は、ボルト42のせん断試験で用いた板状治具を取付部位25に相当する板材に置き換え、ボルト42を高強度の丸い鋼材に置き換えることで行われる。せん断試験は、例えば、株式会社島津製作所製 オートグラフ AG−X100KNを用いて行われる。なお、せん断比率Na、Nbは、それぞれ、一例として、0.6以上0.8以下の範囲内で設定されることが好ましい。
ボルト42のせん断強度Kaは、Ka=Fa×Na×Sで求められる。バンパリンフォース24のせん断強度Kbは、Kb=Fb×Nb×2×Lf×tで求められる。2×Lf×tは、孔部28の径方向における一方側のフランジ部分と他方側のフランジ部分とを両方含めることを意味している。ここで、本実施形態では、Ka<Kbとなっている。換言すると、材料強度Fa、Fb、せん断比率Na、Nb、有効断面積S、フランジ長さLf及び厚さtは、関係式であるFa×Na×S<Fb×Nb×2×Lf×tを満たしている。
このように、ボルト42は、衝突荷重が入力された場合に、バンパリンフォース24よりも破断され易い状態となっている。換言すると、ボルト42は、バンパリンフォース24に衝突荷重が入力された場合に、バンパリンフォース24の取付部位25よりも先に破断される軸部43を有する。
〔作用及び効果〕
次に、第1実施形態の取付構造20の作用及び効果について説明する。
図6(A)に示す車両10の衝突時において、一例として、バンパリンフォース24の車幅方向中央よりも右側にオフセットした衝突荷重Fが入力されたとする。入力された衝突荷重Fは、バンパリンフォース24の取付部位25に作用する。このときに、バンパリンフォース24の変形に伴って、主として、右側の取付部位25の下フランジ25C(図5参照)、上フランジ25E及びボルト42にせん断力が作用する。
ここで、図6(B)に示すように、ボルト42の軸部43がバンパリンフォース24の取付部位25よりも先に破断されることで、取付部位25(特に孔部28から外縁までの部位)がボルト42との接触によって破断されることが抑制される。具体的には、ボルト42の軸部43のせん断強度が、バンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度よりも低いので、軸部43が取付部位25よりも先に破断される。このため、図6(A)に示すバンパリンフォース24から右側の車体後部部材22Bへの衝突荷重Fの伝達経路だけでなく、左側の車体後部部材22Aへの衝突荷重Fの伝達経路も確保される。これにより、衝突時にバンパリンフォース24から車体後部部材22へ伝達される衝突荷重Fの低下を抑制することができる。
さらに、バンパリンフォース24から車体後部部材22へ衝突荷重Fが伝達されることにより、クラッシュボックス34が軸方向(車両前後方向)に圧縮変形して衝突エネルギーが吸収される。ここで、衝突時に、クラッシュボックス34が、圧縮変形後もバンパリンフォース24とリアサイドメンバ32との間に介在するので、クラッシュボックス34が無い構成に比べて、取付部材26に作用するせん断力を小さくすることができる。
また、取付構造20では、ボルト42をバンパリンフォース24の取付部位25の孔部28(図6(B)参照)に挿通させることで、バンパリンフォース24を車体後部部材22に取付けられる。これにより、ボルト42を用いない構成に比べて、取付部材26の構成が簡単になる。
さらに、取付構造20では、既述のFa×Na×S<Fb×Nb×2×Lf×tの関係式に基づいて、ボルト42のせん断強度がバンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度よりも小さくなるように管理されている。これにより、衝突時にバンパリンフォース24の取付部位25よりも先にボルト42を確実に破断させることができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態に係るバンパリンフォース取付構造の一例について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一の部材及び部位については、前記第1実施形態と同一の符号を付与してその説明を省略する。
図7には、バンパリンフォース取付構造の一例として、第2実施形態の取付構造60が示されている。取付構造60は、第1実施形態の車両10の取付構造20(図2参照)において、取付部材26(図3参照)に換えて、取付部材62が設けられた構成とされている。なお、取付構造60では、クラッシュボックス34の突出部38Aが、中央Cに対する車幅方向内側の第1被取付部の一例であり、突出部38Bが、中央Cに対する車幅方向外側の第2被取付部の一例である。
取付部材62は、一例として、ボルト64と、ボルト64が螺合されるウェルドナット46(図8参照)とを有する。換言すると、取付部材62は、ボルト64及びウェルドナット46を用いてフランジ部34C、連結プレート23及び取付部位25を共締め(締結)することで、車体後部部材22にバンパリンフォース24を取付けている。
具体的には、ボルト64は、第1せん断強度Ka1(単位kN)を有する第1ボルト66と、第1せん断強度Ka1よりも高い第2せん断強度Ka2(単位kN)を有する第2ボルト68とを有する。なお、第1せん断強度Ka1、第2せん断強度Ka2の算出方法は、既述のせん断強度Kaと同様であるため、説明を省略する。
図8に示す第1ボルト66は、頭部44と、破断部(脆弱部)の一例としての軸部67とを有し、バンパリンフォース24を突出部38A(図7参照)に取付ける際に用いられる。第2ボルト68は、頭部44と、軸部69とを有し、バンパリンフォース24を突出部38B(図7参照)に取付ける際に用いられる。換言すると、バンパリンフォース24は、第1ボルト66により突出部38Aに取付けられ、第2ボルト68により突出部38Bに取付けられている。
第1ボルト66の軸部67の第1せん断強度Ka1は、バンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度Kbよりも低い設定とされている。第2ボルト68の軸部69の第2せん断強度Ka2は、せん断強度Kbよりも高い設定とされている。つまり、各せん断強度の大きさは、Ka1<Kb<Ka2となっている。
〔作用及び効果〕
次に、第2実施形態の取付構造60の作用及び効果について説明する。
図8に示す取付構造60を有する車両10の衝突時において、一例として、バンパリンフォース24の車幅方向中央よりも右側にオフセットした衝突荷重Fが入力されたとする。入力された衝突荷重Fは、バンパリンフォース24の取付部位25に作用する。このときに、バンパリンフォース24の変形に伴って、主として、右側の取付部位25の下フランジ25C(図7参照)、上フランジ25E及びボルト64にせん断力が作用する。
ここで、第1ボルト66の軸部67がバンパリンフォース24の取付部位25よりも先に破断されることで、取付部位25が第1ボルト66との接触によって破断されることが抑制される。具体的には、第1ボルト66の軸部67のせん断強度が、バンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度よりも低いので、軸部67が取付部位25よりも先に破断される。このため、バンパリンフォース24から右側の車体後部部材22Bへの衝突荷重Fの伝達経路だけでなく、左側の車体後部部材22Aへの衝突荷重Fの伝達経路も確保される。これにより、衝突時にバンパリンフォース24から車体後部部材22へ伝達される衝突荷重Fの低下を抑制することができる。
また、取付構造60では、第2ボルト68の軸部69の第2せん断強度Ka2が、第1ボルト66の軸部67の第1せん断強度Ka1よりも高いので、衝突時に第1ボルト66が破断されても、第2ボルト68の破断が抑制される。これにより、バンパリンフォース24の取付部位25の破断を抑制しつつ、バンパリンフォース24から車体後部部材22へ確実に衝突荷重Fを伝達することができる。
さらに、取付構造60では、第2ボルト68の軸部69の第2せん断強度Ka2が、バンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度Kbよりも高い。このため、第2ボルト68は、バンパリンフォース24の取付部位25が破断されない状態では、破断が抑制されることになる。これにより、衝突時に第1ボルト66及び第2ボルト68が破断する構成に比べて、衝突時にバンパリンフォース24から車体後部部材22へ伝達される衝突荷重Fの低下を抑制することができる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されない。
取付構造20において、取付部材26はボルト42及びウェルドナット46に限らず、例えば、軸部を有しカシメられることで部材を取付けるリベットであってもよい。この軸部が、破断部(脆弱部)の一例となる。また、ボルト42が締結されるナットは、ウェルドナット46に限らず、固定されていないナットであってもよい。さらに、ウェルドナット46を用いずに、車体後部部材22側に雌ネジを有する孔部を形成して、該孔部にボルト42を締結することで取付けてもよい。
さらに、取付構造20において、衝突荷重が入力された場合に、取付部材26が取付部位25よりも先に破断されるものであれば、関係式Fa×Na×S<Fb×Nb×2×Lf×tを満たしていなくてもよい。加えて、取付構造20において、クラッシュボックス34及び連結プレート23が無くてもよい。つまり、バンパリンフォース24が直接、リアサイドメンバ32に取付けられていてもよい。
取付構造60において、第2ボルト68のせん断強度は、バンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度以下であっていてもよい。
バンパリンフォース24は、車両10のリア側に設けられるものに限らず、フロント側に設けられるものであってもよい。また、バンパリンフォース24において、下フランジ25Cの下端面及び上フランジ25Eの上端面は、波面状に形成されたものに限らず、多角形状に形成されたものであってもよい。孔部28の形状は、円形に限らず、楕円形であってもよい。バンパリンフォース24の取付部位25のせん断強度をボルト42のせん断強度よりも高める方法としては、例えば、フランジ長さLfをより長く設定する方法がある。
車両10へ衝突荷重Fが入力される衝突は、単なるオフセット衝突に限らず、車両10の正面全体に衝突するフルラップ衝突であってもよい。さらに、オフセット衝突は、サイドメンバの車幅方向外側で衝突する微小ラップ衝突であってもよい。
以上、本発明の各実施形態及び変形例に係るバンパリンフォース取付構造の一例について説明したが、これらの実施形態及び変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両
20 取付構造(バンパリンフォース取付構造の一例)
22 車体後部部材(複数の車体骨格部材の一例)
24 バンパリンフォース
25 取付部位
26 取付部材
28 孔部
32 リアサイドメンバ(サイドメンバの一例)
34 クラッシュボックス
38A 突出部(第1被取付部の一例)
38B 突出部(第2被取付部の一例)
42 ボルト
60 取付構造(バンパリンフォース取付構造の一例)
62 取付部材
64 ボルト
66 第1ボルト
68 第2ボルト

Claims (7)

  1. 車幅方向に間隔をあけて配置され車両前後方向に延在された複数の車体骨格部材と、
    高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成り、車幅方向に延在され、複数の前記車体骨格部材に取付けられるバンパリンフォースと、
    前記バンパリンフォースを前記車体骨格部材に取付ける取付部材であって、前記バンパリンフォースに衝突荷重が入力された場合に、前記バンパリンフォースの前記車体骨格部材への取付部位よりも先に破断される取付部材と、
    を有するバンパリンフォース取付構造。
  2. 車幅方向に間隔をあけて配置され車両前後方向に延在された複数の車体骨格部材と、
    高張力鋼板又はアルミニウム製部材から成り、車幅方向に延在され、複数の前記車体骨格部材に取付けられるバンパリンフォースと、
    前記バンパリンフォースを前記車体骨格部材に取付けると共に、前記バンパリンフォースの取付部位のせん断強度よりも低いせん断強度を有する取付部材と、
    を有するバンパリンフォース取付構造。
  3. 前記取付部材は、ボルトを有し、
    前記取付部位には、前記ボルトが挿通される孔部が形成されている請求項1又は請求項2に記載のバンパリンフォース取付構造。
  4. 前記ボルトの材料強度をFa、前記ボルトのせん断比率をNa、前記ボルトの有効断面積をSとし、
    前記バンパリンフォースの材料強度をFb、前記バンパリンフォースのせん断比率をNb、前記バンパリンフォースの前記取付部位の長さL、前記バンパリンフォースの板厚をtとして、
    Fa×Na×S<Fb×Nb×2×L×tを満たす請求項3に記載のバンパリンフォース取付構造。
  5. 前記車体骨格部材は、車幅方向の中央に対する内側の第1被取付部と外側の第2被取付部とを有し、
    前記ボルトは、第1せん断強度を有する第1ボルトと、該第1せん断強度よりも高い第2せん断強度を有する第2ボルトとを有し、
    前記バンパリンフォースは、前記第1ボルトにより前記第1被取付部に取付けられ、前記第2ボルトにより前記第2被取付部に取付けられている請求項3又は請求項4に記載のバンパリンフォース取付構造。
  6. 前記第2ボルトの第2せん断強度は、前記バンパリンフォースの前記取付部位のせん断強度よりも高い請求項5に記載のバンパリンフォース取付構造。
  7. 前記車体骨格部材は、車両前後方向に延在されたサイドメンバと、該サイドメンバの車両前後方向先端部に取付けられ衝突荷重の入力によって変形されるクラッシュボックスとを有し、
    前記バンパリンフォースは、前記クラッシュボックスに取付けられている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のバンパリンフォース取付構造。
JP2017236474A 2017-12-08 2017-12-08 バンパリンフォース取付構造 Active JP6943164B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017236474A JP6943164B2 (ja) 2017-12-08 2017-12-08 バンパリンフォース取付構造
US16/191,863 US11091108B2 (en) 2017-12-08 2018-11-15 Bumper reinforcement mounting structure
DE102018219987.6A DE102018219987A1 (de) 2017-12-08 2018-11-22 Stossfängerverstärkungs-befestigungsstruktur
CN201811440802.9A CN109941213B (zh) 2017-12-08 2018-11-29 保险杠加强件安装结构

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017236474A JP6943164B2 (ja) 2017-12-08 2017-12-08 バンパリンフォース取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019104284A true JP2019104284A (ja) 2019-06-27
JP6943164B2 JP6943164B2 (ja) 2021-09-29

Family

ID=66629251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017236474A Active JP6943164B2 (ja) 2017-12-08 2017-12-08 バンパリンフォース取付構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11091108B2 (ja)
JP (1) JP6943164B2 (ja)
CN (1) CN109941213B (ja)
DE (1) DE102018219987A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021154376A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日本製鉄株式会社 継手構造の製造方法、継手構造、及び自動車部品

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6581686B1 (ja) * 2018-03-30 2019-09-25 株式会社Uacj バンパー構造体
JP7124728B2 (ja) * 2019-01-25 2022-08-24 トヨタ自動車株式会社 車両構造
JP2022036771A (ja) * 2020-08-24 2022-03-08 トヨタ自動車株式会社 バンパ装置
USD963448S1 (en) 2021-01-08 2022-09-13 Cinchy, Inc. Tension device
DE102021106754B3 (de) 2021-03-19 2022-02-03 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Reparaturverfahren

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4623071Y1 (ja) 1966-12-23 1971-08-10
US6174009B1 (en) * 1998-10-09 2001-01-16 Shape Corporation Bumper construction including self-orienting support towers providing consistent energy absorption on impact
US6367869B1 (en) * 2000-07-26 2002-04-09 Ford Global Technologies, Inc. Energy management system and method for an extruded aluminum vehicle subframe
US7699347B2 (en) * 2007-08-27 2010-04-20 Shoap Stephen D Method and apparatus for a shared crumple zone
JP4623071B2 (ja) 2007-09-21 2011-02-02 トヨタ自動車株式会社 バンパ取付部構造
US8113554B2 (en) * 2008-10-30 2012-02-14 Shoap Stephen D Method and apparatus for an attachable and removable crumple zone
US8016332B1 (en) * 2009-12-28 2011-09-13 Shoap Stephen D Method and apparatus for a crumple zone with selectable volume
JP5587696B2 (ja) * 2010-07-28 2014-09-10 アイシン精機株式会社 車両用衝撃吸収具及び車両用バンパ装置
JP2014101053A (ja) 2012-11-21 2014-06-05 Aisin Seiki Co Ltd バンパーリインフォースメント
MX358946B (es) * 2013-01-25 2018-09-07 Toyota Motor Co Ltd Estructura de sección frontal de cuerpo de vehículo.
US9421856B2 (en) * 2013-02-08 2016-08-23 Efficient Drivetrains Inc. Powertrain configurations for two-motor, two-clutch hybrid electric vehicles
KR101588966B1 (ko) * 2014-08-11 2016-01-26 삼성전기주식회사 칩 전자부품

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021154376A (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 日本製鉄株式会社 継手構造の製造方法、継手構造、及び自動車部品
JP7485912B2 (ja) 2020-03-30 2024-05-17 日本製鉄株式会社 継手構造の製造方法、継手構造、及び自動車部品

Also Published As

Publication number Publication date
CN109941213B (zh) 2022-05-10
JP6943164B2 (ja) 2021-09-29
US20190176735A1 (en) 2019-06-13
US11091108B2 (en) 2021-08-17
CN109941213A (zh) 2019-06-28
DE102018219987A1 (de) 2019-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6943164B2 (ja) バンパリンフォース取付構造
US9415806B2 (en) Vehicle front portion structure
US8317238B2 (en) Bumper device for vehicle
WO2015098652A1 (ja) バッテリフレーム及び車両用電池搭載構造
WO2014167902A1 (ja) 車両前部構造
JP6402781B2 (ja) バンパービーム
CN109249885B (zh) 车辆的前部车体构造
WO2017135163A1 (ja) 車両前部構造
JP2014113891A (ja) 車体前部構造
US9376075B2 (en) Vehicle body structure
JP5104555B2 (ja) 牽引フック取付構造
JP2013233898A (ja) 車体後部構造
WO2012140809A1 (ja) バンパーステイ取付構造および荷重伝達部材
WO2013088562A1 (ja) 車両前部構造
JP6102817B2 (ja) 車両後部構造
JP6555221B2 (ja) バンパリインフォースメントとサイドメンバとの結合構造
US11046365B2 (en) Subframe disengagement apparatus
US11214315B2 (en) Underbody structure of vehicle
JP2014190518A (ja) 接合部補強用カラーの取付構造
JP2018149975A (ja) バンパリインフォースメント
JP6142978B1 (ja) 車両前部構造
KR20160069529A (ko) 서브프레임 마운팅용 볼트
JP2008094236A (ja) 車両の衝撃吸収部材
JP2010195274A (ja) 車体構造
JP2017226306A (ja) パワーラインの支持構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200624

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210512

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210810

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210823

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6943164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151